ひとこと

  •  放送業界&家電業界では、4K、8Kのテレビ放送で盛り上がっているみたいです。皆さん、4Kのテレビって欲しいですか? 私は廉価ならば欲しいですが、高価ならばパスです。だって、ウチのテレビって42型だもの、そんなに大きくないもの。DVDとBlue-rayの画質の違いだって分からないくらいだもの、4Kや8Kの画面を見ても、たぶん、その美しさは分からないんじゃないかな? いや、それ以前に、アニメとかバラエティとかドラマとかを、そんなに美しすぎる画面で私は見たいのか…って話です。もちろん、廉価なら見たいですが、たぶん最初のうちは高価だよね。100万円以上もするようなテレビは、よう買わんですよ、私。私に買って欲しければ、まずは10万円程度にしてください。話はそれからです。

お知らせ

  • ●2018年秋の本番のお知らせです。●門下の発表会は、次の通りです。●2018年11月18日(日) 横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール 13時開場 13時30分開演です。●こちらは一番下手っぴなのが私なので、最初から聞いても面白いと思います。全体で2時間程度の発表会です。私の出番は二回に分けてますが、最初の出番は14時前後になる予定です。●レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」●ドナウディ作曲「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」●ヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」●そういうわけで、一つよろしくお願いします。
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カテゴリー「声楽のレッスン&活動記録」の記事

声楽の[個人]レッスンで学んだ事や、声楽関係の活動を集めてみました。

2018年11月20日 (火)

クラコン2018 その1 舞台から落ちました(涙)

 では、今年(2018年)の秋の本番、第一弾である、地元開催の“クラシックコンサート(以下、クラコンと略)”の連載を開始します。

 話は、本番前日に行われた、リハーサル(ゲネプロっすね)の話からです。

 毎年、前日リハーサルの時間って変わるのです(全体の時間が決まっていて、それをリハーサル希望者の人数割りで決めるのです)が、今年はなんと、多めのリハーサルの時間をいただきました。なんと二人で90分だよ、90分。本番は14分なので、本番の6倍近い時間のリハーサル時間なんです。

 90分と言ったら、普段のY先生とのレッスン時間と同じじゃん(笑)。

 とにかく、前日リハーサルです。ピアニストさんと待ち合わせて、ホールに入りました。

 実は、ホールのある市民会館は、リニューアルをして、私的には今回が始めての使用なのです。リニューアルの内容は、内装の変更が主なのですが、ううむ、だいぶホールの印象が変わりました。

 響きがめっちゃ良くなっているじゃん(驚)。リハーサルなので、お客さんがいない事もあるけれど、ほぼ理想の音響が実現されています。舞台上の声やら物音やらが、やたらと響き渡ります。まあ、これで客が入れば、適当に吸音されて、印象が変わるのでしょうが、いい感じのホールに生まれ変わったと思います。

 リニューアル前のホールは、汎用ホールとしては良い感じのホールでしたが、舞台で生声で歌っていると、声があっちこっちで吸い込まれて、あまり声が返ってこないホールでした。でも、今はいい感じで響きます。しかし、良い音も響きますが、悪い音も結構響きます。

 舞台に設置されているピアノは…高音が痩せた音なのですが…この音が会場にギャンギャンに響いて、ちょっとダメな感じがします。響かないホールなら、あまり気にならないのでしょうが、このホールだと、結構耳障りです。ですから、ピアニストさんも、なるべく高音を鳴らさないように、気を使いながらピアノを弾かれていました。

 しかし響きが豊かと言うのは、歌う人間にとっては、とても良い感じです。以前は、歌っていると、どんどん息が無くなってしまって、歌っていてつらかったのですが、今回は、いくら歌っても、息が余る感じです。私はともかく、声の小さめな方には、うれしいホールになったと思います。実際、妻の歌声でも、ホールいっぱいに響きますからね。歌い手にとっては、本当に良いホールになったと思います。

 おそらく、ポピュラー音楽とか講演会向きに調整していたホールを、リニューアルを機にクラシック音楽向けに調整し直してくれたんだろうなあって思いました。実際、こんなに響くと、ポピュラー音楽とか講演会とかのP.A.システムを使う前提のモノは、どうなるんだろうなあと、余計な心配をしてしまいました。

 客席の座席も横幅が広くなり、以前よりもデブに優しくなりました。これも良い感じです。

 しかし、舞台から客席の昇降に使う階段が、以前のままで、小さい上に手すりも何もないのです。で、舞台から客席に降りようとした私は、思いっきり、一段目から階段を踏み外しました…ってか、舞台から落ちました。ま、階段が小さかったというのもあるけれど、私が不注意だったというのが一番の原因でしょうね。

 とにかく、落ちちゃいました(涙)。舞台の高さは…たぶん1mぐらいですね。正面向きに頭から落ちました。私は柔道マンなので、無意識に前受身をしましたので、大きな怪我はありませんでしたが、落ちる時に右足のかかとが階段にひっかかって、ちょっと右足首を捻ってしまいました。さすがに怪我直後はジンジンするので、しばらく休憩して、痛みの感じを観察していました。10分もしたら、痛みはほぼ引いたので、どこも折れたり切れたりはしなかったみたいです。実際、ほんのちょっと軽く腫れたぐらいです(一晩寝たら、治ってました)。いやあ、軽傷で済んで良かった。痛いだけなら、問題ないしね。

 それにしても、若い時に熱心に柔道をやっていてよかった。柔道のおかげで、本当に私は怪我が少ないよね。今回の件だって、受け身が取れない人だったら、たぶん顔から落ちていただろうから、大変な怪我になるし、頭も打ってしまうだろうから、クラコンどころの騒ぎではなく、即救急車の事案だったかもしれません。

 肝心のリハーサルの方は…問題続出ですが、それは主に私の実力不足が起因する問題ですから、いかんともし難いです。あとは、まな板の鯉の気分で、本番を待つだけです。

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2018年11月 6日 (火)

息をしっかり圧縮して歌わないとダメですよ

 声楽のレッスンの続きです。今回のレッスンは、クラシックコンサート直前の最後のレッスンになります。まずは、レスピーギ作曲の「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。

 声を圧縮してから歌いましょう…と言われました。せっかく腹圧を高めて息を上にあげても、上が開けっ放しだと息が抜けてしまうので、必ず一度息を圧縮して、さらに息圧を高めてから、その息を上に送って声にしないといけないのです。息を上へ抜いてみたり、圧縮してみたりと、色々と忙しいのですが、きちんとやるべき事をやらないといけません。

 腹圧を高める一方で、ノドをしっかり下げる事で声は圧縮されます。圧縮された声で歌う事が、声を息で支えるという事なのです。

 毎度言われていますが、子音の処理をしっかりして歌いましょう。フレーズ冒頭の子音は特にしっかり長めに歌うことが大切です。特に“V”と“L”はしっかり長く歌うべきなのです。子音がなくて、いきなり母音で始まるフレーズの時は、子音の代わりにハミングを入れて歌うのが吉なのです。この点について、最近自覚的にやっているつもりなのですが、まだまだ不足しているようなのです。

 低音は下に掘りすぎない事。同じ音程が続く時は、後ろの音ほど音程を高めにとって歌います。最後のフレーズである“v'invi to”は男らしくきっぱり歌い上げて歌いましょう。

 さて、ヴェルディ作曲「椿姫」のテノールアリアの「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。なんか、本番が近づくにつれ、よりビビるようになったせいか、以前よりも歌えなくなっているような気がしています(情けないです)。

 とにかく声を上に抜かずに、しっかり圧縮して歌うこと。高い音ばかり意識しているからビビるわけで、高い音の事など考えずに歌いましょう(それができたら苦労してません)。

 高い音の時に、声のポジションを高くすることばかり考えていると、ノドが絞まってしまいます。高い音は、ノドを上下にしっかり引っ張ることを考えるべきで、そのためには、高音の直前に一度ノドを下に思いっきり引っ張る事が肝心であって、それをせずにポジションを高くあげて歌おうとしているから、ノドが絞まってしまう…という事が起こっているようなのです。ううむ、ううむ。

 前半のアリアの“suoi”のE♭-A♭の上行音程は、E♭で一度下へ思いっきり引っ張ってから、引っ張ったままA♭を行くことを忘れずに行う事。後半のアリアは、最後の方は、ずっと高音が続くわけだけれど、そこはしっかり声を圧縮して息の速度をしっかり上げて歌うことを忘れずに行う事です。また、ずっと頑張り続けるのは人間無理だから、休符ごとに、しっかりと休み(残った息を全部吐き出す-深く息を吸う-息を落ち着かせる-腹圧を高める-息を圧縮する-歌い出す)を取る事。時間はいくらかかっても良いのだから、たっぷりゆっくりと休符の時間を活用する事。

 最後は二重唱です。フレーズの最後になると、決まって音程がダメダメになるんだそうです。フレーズの終わり近くになって、しっかり息をしっかり吐くことを自覚しないといけません。息さえしっかり吐けていれば、音程は下がらないそうです。頑張りましょう。
 と言う訳で、いよいよ本番です。頑張っていきましょう。

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2018年11月 5日 (月)

本番後のレッスンで歌う曲を決めました

 声楽のレッスンに行ってきました。まず最初に、秋の2回の本番が終わった後のレッスンで取り上げる歌を決めました。

 歌曲は、やり残してたベッリーニの歌曲「Per pieta, bell'idol mio/私の偶像よ」で決まり、オペラアリアの方は…厳密にはオペラアリアではないのですが…ビゼー作曲の「Agnus Dei/神の子羊」に決めました。知らない人のために音源を貼っておきます。

 ベッリーニの『6つのアリエッタ』を全曲制覇中の私ですが、これらの曲を原調ではなく、日本で入手容易な“中声版”で歌っていますので、今回も中声版で歌います。なぜ中声版で歌うのかと言えば(身も蓋もなく言っちゃえば)原調で歌うのが難しいからです。ま、いずれは原調で歌うことにトライするつもりですが、今は歌いやすい音域に下げた楽譜を用いて、曲そのものを歌う勉強をしている…ってわけです。実際、今年の私は、歌曲は音域的に無理のない曲を歌い、アリアの方はちょっとだけ無理めの曲を歌うという方針でやっているからです。

 こちらの音源で歌っているのは、先日亡くなったモンセラ・カヴァリエの歌唱です。いつもはテノールの歌唱でご紹介する私ですが、今回はカヴァリエさんを偲んでアップしておきます。

 こちらはオペラアリアの代わりに歌うので、私にはちょっと無理めの曲です。その無理めを乗り越えて歌うのが勉強になるわけですね。ちなみに、言語はイタリア語ではなくラテン語です。ビゼーの曲ですが、元々はミサ曲でも歌曲でもなく『アルルの女』で使われた間奏曲(つまりインストです)で、それにギローが歌詞をつけてアレンジをして…このカタチに曲を仕上げたというモノです。テノールの基本レパートリーの一つです。

 しかし、パヴァロッティの歌唱は、いつ聞いても、素晴らしいです(涙)。

 さて、曲も決まったので、レッスンに入りました。

 まずはハミング練習から。腹圧を高めるのは良いのだけれど、上が開いていない(軟口蓋とかあのあたりの話です)と、声が潰れてしまうので、腹圧を高めて息を上に上げたら、それが抜けるように、上を開けていきましょうと言われました。

 で、発声練習です。今回は、軟口蓋を上に上げて発声するという練習を徹底的に行いました。いやあ、軟口蓋を自覚的に上にあげていくというのは感覚的に難しいですね。いわゆる“あくびのクチ”をすればいいのだけれど、これを意識的に行うのは難しいのです。

 それと声が前に出過ぎなので、もっと声を後ろにしまって歌いましょうって話で、言葉は前に、声は後ろに…って言われた事を思い出しました。

 このタイミングでピアニストさんがやってきたので、曲の練習に入りました。

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2018年10月31日 (水)

チキンだから、ちゃんと歌えない(汗)

 声楽のレッスンの続きです。ドナウディ作曲の「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」の練習をしました。

 この曲は二重唱なのですが、ここでも気が抜けた状態で歌ってしまった私です。気が抜けているので、法則性もないまま、割と歌えている部分と、アレアレという部分があって、先生もどこをどう指摘しようかと悩んでしまったようです。ははは(汗)。

 ちなみに言い訳すると、私、レッスン日の前日と当日、風邪で寝込んでました。なので、まだ風邪が抜けきらず、熱も残っているような状態だったわけですが、そういう体調不良な状態でも、気を抜かずに、ちゃんと歌えないダメですね。だって、本番の時に風邪をひいていて、頭がボーとしている事だってあるわけで、そういう備え…というか、訓練もしておかないとダメだなってわけです。

 で、二重唱ですが、基本的に、一方的に、私が責められまくりました。まあ、ダメなのは私だけ…って感じです。

 歌って、気を抜いて歌うと…ピッチが下がるみたいですね。集中して歌えば、きちんと歌えるのに、なんとなくボケーと歌ってしまうと、フラットして、うまくハモりません。そうでなくても、私の歌声は(ノドに力が入った発声という事もあって)フラット気味になりがちなので、自分としては、少し上ずった感じで歌って、ちょうど良いという感じのようです。

 この歌は何度か転調するのですが、特に、短調から長調に転調する時、その切替えた音を私が歌うのですが、その時に“長調になりました”という事を感じさせるように、特に“高め”に歌わないといけません。意識して、そうやらないとダメだな。

 あとは、妻の歌をよく聞いて、私があちらに寄り添って歌うようにしないといけません。自分のことだけで、アップアップしていては二重唱にはならないわけだしね。

 さて、最後はオペラアリアです。ヴェルディ作曲「椿姫」の「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。

 とにかく、悪い癖をどうにかしないといけないって話になりました。どんな悪い癖…かと言うと、高音でビビる癖です。

 特に、曲の最高音とか、フレーズの頂点の高音とか、聞かせどころの高音とか、とにかく、目立つ箇所の高音って、意識しすぎて失敗しがちな人なんです。

 今回のアリアなんて、前半部の最高音が高いG、後半部の最高音がA♭で、決して歌えない高さの音じゃないのです(私の声域的には、高いAがギリギリで、A♭はまず大丈夫、Gは安心の高さ、なはずなんです)。なのに、このアリアでは、GやA♭でコケまくるわけなのです。

 もちろん、同じ音でもフレーズの流れで、歌いやすい音とか歌いづらい音とかありますし、オペラアリアというのは、やたら難しいのが当たり前なので、発声練習で出せる音と、アリアで歌える音は、必ずしもイコールではないのだけれど、それにしても、もう少し楽に歌える歌のはずなんですが、決まって失敗をかましてしまう私なのです。

 失敗の原因は、高音が近づくとビビってしまって、高音の直前まで流れていた息が、急に止まってしまって、ノドだけで歌ってしまって失敗するってわけなのです。

 声って、別に息が流れていなくても出せるわけだけれど、息が流れていない状態で出る声は、ノドの声です。ノドに力が入った声です。息がしっかり流れていれば、出るはずの声が、息が止まってしまい、ノドに力が入っての発声だから、そりゃあ高音(に限りませんが)なんて出ないわけですよ。

 だから、高音だという意識がなければ、ビビる事もないので、案外、ピャーっと歌えるものが「次に高音が来る…」って意識してしまうと、それでビビってしまって、息が止まって、歌えなくなってしまうのです。

 いやはや、チキンだね。ビビリだね。

 だから対策としては、高音の前になっても、ビビらずに息を流し続けて歌うことなんだけれど、ビビるのは理屈じゃないからね、感情だからね。本能だからね。ビビっちゃいけないと思っても、ついついビビってしまうわけなんですよ。

 ダメじゃん。

 ビビらずに歌えるようになるには、どうしたらいいのでしょうか? いやあ、これはメンタルの問題だから、なかなかに難しい問題です。

 息をしっかり流す -> クチの奥をしっかり開ける -> ビビらずにしっかり歌う

 これがきちんとできれば、この曲は本来、さほど苦労せずに歌えるはずなんだけれどなあ。

 あと、もっとベターと歌えると、もう少し楽になるとも教えてもらいました。ベターと歌うとは…曲の最初っから最後まで、息を支えっぱなしで、休まずに歌う事です。こういう曲は、歌っている最中になまじ休んでしまうと、息を立て直すのに、却って疲れてしまうそうなのです。休んで疲れてしまうなら、休まずに頑張る方が現実的って話なのです。
 色々と難しいです。本番も間近なので、とりあえずは、ビビらずに歌えるようになりたいものです。

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2018年10月30日 (火)

そろそろ本番なのに、まだ暗譜が完璧ではないのです(涙)

 声楽のレッスンに行ってきました。

 ぼちぼちと発表会の打ち合わせなどもし始めました。

 本番前のリハーサルは、例年は我々がトップバッターで、一番最初に行っていました。これは住んでいる場所とか、年齢とか、その他モロモロの条件で、そう決めているわけですが、今年は…ラストバッター? 会場直前の一番最後にリハーサルをする事になりました。理由は単純で、我々は先生が用意されたプロのピアニストさんに伴奏をお願いせずに、我々専属のピアニストさんを持ち込むため、プロのピアニストさんとリハーサルする方々を最初にまとめて行って、プロのピアニストさんが休憩に入るタイミングで、我々のリハーサルを行う事になったからです。なので、いつもは余裕しゃくしゃくで楽屋入りする我々ですが、今回は本番直前のギリギリのタイミングの楽屋入りで全然OKになりました。

 なんか、勝手が違うんだよなあ…。

 ちなみに、本番前のリハーサルが開場直前なので、リハーサル後の時間に余裕がないのにも、勝手の違いを感じてます。だって、リハーサルが終わったら、すぐに着替えて、本番に向けて待機しないといけないわけで、まるでリハーサルから本番が始まっちゃうようなタイムスケジュールなんだもの。余裕をぶちかましている余裕(?)が無いんだな。それはともかく、昼食を食べている余裕もないので、昼食はリハーサル前に食べるのかな? それはそれで、ちょっと早い食事になるわけだねえ…。

 本番は自分も歌うので、他の生徒さんの歌を落ち着いて聞けないのだけれど、それでも以前は、リハーサルが一番最初だったから、自分のリハーサルが終わったところで、準備に取り掛かるまでの時間に、他の生徒さんの歌を聞けたんだけれど、今回は自分たちのリハーサル前に皆さん歌ってしまうわけだから、皆さんの歌を聞けないんだと思うと、少し残念です。

 ちなみに歌う順番だけれど、発表会の一週間前に行われるクラシックコンサートでは、私は自分が歌う3曲をまとめて歌いますが、こちらの発表会では、第一部で歌曲(独唱と二重唱)を歌い、第二部でアリアを歌います。まあ、分けてもらえた方が楽は楽です。もっとも、歌曲とアリアを分けて歌うことになったので、妻はちょっと困ってしまったようです。なぜなら、今回、妻は夜女(モーツァルトの夜の女王のアリア)を歌うのですが、その直前にノドを温める感じで歌曲を歌うつもりだったのですが、それができなくなってしまったのです。まあ、アリアを歌う直前に、声出しの部屋に行って、ノドを温めておけば、それで済む話なのですが…。

 あと、ピアニストさんの持ち込みって、今回が始めてなので、その部分も勝手が違うわけで、まあ、あれこれ初めてづくしの発表会になりそうです。ま、それはそれで楽しみですけれど。

 時間とお暇がある方は、応援に来てくださると感謝です。

 さて、レッスンです。発声練習はチャチャっとやりました。全体的に腹圧が弱くて、息が必要な音程にまで届いていない事を注意されました。うむ。そういうつもりは無かったのですが、この日の私は、なんか気が抜けていたんだよなあ…。

 まずは、レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」を歌いました。

 今回、歌詞をあっちこっち大幅に間違えながら歌っちゃいました。なまじ、暗譜が大雑把に終わっているので、あまり真面目に楽譜を見ないで歌っていたら、あっちこっち間違えてしまった…というわけです。歌う直前に、さらっと歌詞の復唱でもできていれば、そんなに大きな間違いはしなかったのかもしれませんが、まだまだ暗譜が不完全なんですね。頑張らないと。

 と言う訳で、楽譜をガン見しながら歌うことにしました。

 先生から言われた事は、イタリア語をきちんと歌うこと。今はなんとなくイタリア語っぽい歌詞で歌っているわけですが、そうではなく、きちんとイタリア語として歌うことをしてもいいんじゃないかって話です。例えば、言葉のアクセント。今はベタッとした感じで歌ってしまっているわけですが、それをきちんとしたイタリア語のアクセントで歌えば、自然とワルツのリズムになるように作られているので、そこを意識しながら歌うと良いですという話です。

 それと前々から言われていた事だけれど、フレーズの出だしをもっとしっかり歌わないと、ちゃんと歌詞が聞こえない…のだそうです。これに関しては、自覚があります。歌い出しの子音があまりに短すぎるんだよね。これを防ぐには、意識的に早めに歌い始め、子音をちゃんと歌う時間を確保するべきなんだけれど…ついつ短めに歌ってしまうんだよね、悪い癖なんだよなあ。

 歌い出しと言えば、曲の歌い出しを丁寧にやりすぎ…という注意を受けました。曲の歌い出しが丁寧すぎるので、それにピアノがつられて、全体のテンポがかなり遅くなっていると指摘されました。実際、そうなんです。で、先生からは「すとんさんはもっと速く歌いたいんじゃないの?」と言われたけれど、実は案外、そうでもないのです。

 別にゆっくりでもいいと思っているわけではありませんが、私がテンポアップして歌えば、ピアニストさんはそれにしっかりついてきてくれますので、あえて、そのゆっくりめのテンポで歌い始めている部分もあります。歌の入りはゆっくりめで、徐々にテンポアップして歌っています。と言うのも、最初のゆっくりなテンポのままだと、途中、所々で息が足りなくなるので、それもあって、途中でテンポアップして歌っているわけです。

 ピアニストさんとは、結構密に練習をしていますので、こちらの意思も伝わりやすく、色々な事に即座に対応してもらえるのです。そこは、いくらプロとは言え、ほぼ初対面で、1,2回合わせて本番に向かうプロピアニストさんに伴奏をお願いするのとは違うわけです。

 あと、この曲は、ところどころにピアノ伴奏がなくて、歌だけになる箇所がいくつかあります。そういう部分の歌い方をもう少し考えましょうと言われました。具体的には、色気を出して、もっとネチッこく歌ってもいいんじゃないの?って話なのです。確かにそりゃあそうなので、もう少し自覚的にネチっこく歌ってみますか。

 それにしても、本番間際だというのに、まだ暗譜が完璧でないのは、ほんと、マズイですね。

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2018年10月29日 (月)

2018年秋の本番のお知らせ

 今年の私の秋の本番の詳細がようやく決まりましたので、ご報告します。遠い空の彼方で無事に歌えることをぜひ祈ってください。よろしければ、現地まで足を運んでいただき、無事に歌えるように応援いただけると、とてもうれしく思います。

 では最初は、クラシックコンサートです。

 2018年11月10日(土) 茅ヶ崎市民会館小ホール
 私の出演予定時刻は、17:00頃です。

 こちらは大勢の方が出演されるし、コンサートの初めの方は、子どもたちのピアノ発表会にもなっていますし、大人の部もピアノから始まります。ピアノから聞きたい人は14:00から、声楽を聞きたい方ば16:00から聞くと良いと思います。

 で、門下の方の発表会は、以下の通りです。

 2018年11月18日(日) 横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール
 13時開場 13時30分開演です。

 こちらは一番下手っぴなのが私なので、最初から聞いても面白いと思います。全体で2時間程度の発表会です。ちなみに、全体の1/3はソプラノ(生徒さん)とテノール(プロ歌手)の二重唱です。そう、二重唱を歌う方が多いのが、ここの門下の特徴です。

 私の出番は二回に分けてますが、最初の出番は14時前後になる予定です。

 二回の本番とも、歌う曲は同じです。ピアニストさんも同じです。

レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」
ドナウディ作曲「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」
ヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」

 一応、音源はアップするつもりですが、同じ曲なので、どちらか片方の音源をアップするつもりです。

 そういうわけで、一つよろしくお願いします。

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2018年10月10日 (水)

声をフックする?

 声楽のレッスンの続きです。ピアニストさんも到着したので、さっそく曲の練習に入りました。

 まずはヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。歌うのに大変な曲から歌いたいのです。

 発声練習の時に受けた注意を再度受けました。曰く「声が重くなりがち」、曰く「息が前から出がち」、さらに「口先ばかりで歌っている」とか「もっと良い声で歌いなさい」とか…、まあ大変なんです。

 今回、特に注意されたのは、フレーズの歌い出しです。最初から声を開かずに、フレーズの出だしは(むしろ声は閉じ気味にして鼻で声を)フックしてから、ブアーと開いて歌うというスタイルで行きましょうって事です。最近の私は、最初から最後まで全開の声で歌いがちだけれど、それは駄目って事です。閉じた声でも開いた声でも色々な声で歌えることが大切なのです。

 特に声を開いていくタイミングが大切で、あまり早めに全開にしてはいけません。特に高音があるフレーズの場合は、高音の直前で開くくらいで、ちょうど良いのです。

 その時の開く方向だけれど、もちろん上下に開いていくわけだけれど、両方一度に開ければ、それが理想だけれど、それが難しければ、まず最初に下に開いていくのが良いとの事。今は、高音を意識しすぎて、上にばかり開こうしているのだけれど、上ばかりに開こうと意識していても、ノドって開けるものじゃないんですよ。下が十分に開いていないと、上の開きに釣られて下が狭くなってしまうものです。だから、まず下を開いてから、上を開くと、比較的に楽に開けるわけです。

 でも、それはなかなか本能が許さないのです。だって、下に開くと、声は太くなるし、響きが落ちるし、音程もフラットしてしまうので、あまりに高音発声のベクトルとは逆でしょ? で、そこでそれを恐れて、上ばかり開いてしまおうとして不十分な開きになるのです。声が落ちる事を恐れずに、まずは下を開き、それから上を開き、十分に息の音程が目的の音程に届いてから、声を出していく…これが正しいテクニックなのです。この手順をしっかり身に着けないといけないのです。

 ただ、声をフックし続けていくと、当然、疲れてしまうので、フックせずに流して歌う事も大切です、つまり“休む”わけですね。そうやって、メリハリをつけると同時に、長時間の歌唱に備えるわけです…まあ、我々アマは長時間歌い続ける事はないのですが、オペラアリアって、長時間歌い続けるオペラ歌手向けに作られているわけで、そうであるなら、我々も休ませてもらえばいいじゃって事です。

 ちなみに、声は休ませても、腹筋は休ませちゃいけない…との事です。ううむ、私的には、声は全開でもいいけれど、腹筋を休ませてもらえる方が助かるのだけれど…。

 次は、レスピーギの「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。楽に歌える歌ほど、良い声で歌うこと。先の椿姫と比べると、だいぶポジションを低くして歌わざるをえないので、なんか変な感じです。でも、その分、楽と言えば、だいぶ楽です。

 ここでも声をフックする事を強調して習いました。楽に歌える歌でも、やるべき事はきちんとやりましょうって事です。特に音域が低めの曲なので、声をなるべく軽くして歌うのが吉です。低い音程の音は、決して鳴らさずに楽に歌うこと。キング先生がよく言っていた「低い音は捨てる」というのが正しい感覚なのかもしれません。Y先生的には「バリトンのような声では歌わない事」でもあります。すべての音域をしっかり鳴らそうとせずに、鳴らすべき音域と鳴らさない音域をしっかり分けて歌うべき…なのかなって、ぼやっと考える次第です。

 お次は二重唱の「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」です。とにかく軽く歌う事。音程は高めに取る事、できれば音程の上っ面を舐めるように歌えると良いです。あとは、しっかりと支えのある声で歌えば、ハモるのも難しくはない…って話です。

 まあ、やるべき事をただただしっかりやるだけです。

 それにしても、クラシックコンサートにしても、発表会にしても、もう一ヶ月先だと言うのに、まだ細かい部分が発表になりません。なので、これらの本番について、詳細が分かり次第、お知らせしますので、ひとつよろしくお願いします。

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2018年10月 9日 (火)

歌えるカラダを作るのが大切なんです

 声楽のレッスンに行ってきました。最初のハミング練習は、最近にしてはいい感じです。まあ、自分で思うに、よく響く声で歌えていたと思います。もっとも、先生からは「あまり下に掘らない事」と注意を受けてしまいました。なるべく重い響きは付けないようにしないといけません。

 どうにも私は、すべての音を鳴らそうと(無意識に)してしまいがちなのですが、その結果(発声練習は低い音から始めるので)声が重くなりがちです。で、その重い声のまま上の音程まで行ってしまうわけです。たとえ、最初の音の音程が低くても、響きは高めに。常に、胸の響きはそこそこに、鼻の響きを強めにしていきましょう。先生から「バリトンのような重い声はいらない」と言われました。ダメだな。

 今回の発声練習では、高いG♯を出す練習をしました。私、Gまでは楽勝なのですよ。で、G♯になると、途端に困難になります。まあ、手順を踏めば出せないわけではないのですが、手順を踏んで出す以前に、先生曰く「G♯になると、息の方向が変わってしまう。本当は、Aまでは息の方向を変えずに出したい」との事です。つまり、Gまでの発声方法で、G♯やAを楽に出せるようにしましょうって事です。

 で、その息の方向だけれど、Gまでは息は後ろに向かって出ているそうです。だから、声は息と一緒に後ろに行ってからグルンと回って前に出てくるのです。でも、G♯になると、息は直接前に出てしまうのだそうです。で、息が直接前に出てしまうと、クチの奥を十分に引っ張りきれず、そのため高音は難しくなるので、G♯とかAとかの発音に苦労するわけだし、それ以上の音は出せないわけです。

 なので、息を前に出さないように歌う練習をしたわけだけれど、やはりG♯になると、息が無意識に前に出てしまいます。

 あれこれやってみて分かった事は…やはり筋力の問題でした。クチの奥を開ける筋力がGまでの分しかなく、G♯を出せるほどクチの奥を開く筋力がない…って事でした。筋力が無いだけで、G♯を出せるほどの余裕は口内にありそうだけれど、そこまで開く筋力がないため、G♯になると、クチの奥が開ききれず、途端に狭くなってしまって、息が前に出てしまい、高音が難しくなる…という分析です。なので、クチの奥を開く練習をしました。と言っても、あくびのクチの練習ですが(笑)。とにかく、もっともっとクチの奥を大きく開けるようにしましょう。クチの奥がもっと開いて、その上さらに腹圧が高くなれば、G♯もAも行けるんじゃないかって事です。

 もちろん、クチの奥をいくら開いても、腹筋が足りず、腹圧が低いままだと、息がG♯まで届かずに、響きが低くなってしまうので、同時に腹筋も今まで以上に鍛えないといけません。

 結局、筋トレなんだよね。呼吸筋や口腔内の筋肉のトレーニングが必要なのです。歌は体が楽器だから、体を変えていかないと歌えないんだよね。歌え練習も大切だけれど、その前に歌えるカラダを作る事がもっと大切なんだよ。

 ああ、難しい、難しい。

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2018年9月27日 (木)

まずは“下手くそなテノール”になろう

 さて、声楽レッスンの続きです。

 そんなこんなをやっているうちに、ピアニストさんが到着したので、曲の練習に入りました。

 今回は、ヴェルディ作曲の「椿姫」のアリアである「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」から歌ってみました。いやあ、大変な曲ほど、疲れていないレッスン前半で歌ってしまいたい気分だったのです。

 もちろん、まだまだ不慣れな新しい発声方法(息漏れのある声)で歌ってみました。普段でも難しいのに、もっともっと難しさがアップグレードしました。

 まずは、高音があるフレーズの歌い方を注意されました。これもドミンゴのように息を溜めて歌うのではなく、下手くそなテノールのように(って、私自身が下手くそなテノールなんですが…)のように歌うように言われました。

 ドミンゴは歌いながら息を溜めて、高音になったら、一気に声を出すのですが、私はドミンゴではないし、ドミンゴほどテクニック上手でもないわけで、それが似たような事をすれば、あれこれ破綻が生じます。

 まず、息を溜めようとして、息が止まってしまいます。つい無意識にやってしまうのですが、まず、これがダメね。次に一気に声を出そうとして、ノドに不必要な力を込めてしまい、結果的にノドを鳴らしてしまうわけですが、これもダメダメな点です。

 大切な事は、歌いながら、息の圧を上げて、息のスピードを上げてゆく事です。だから、見習うべきはドミンゴではなく、パヴァロッティなわけです。

 で、下手くそなテノールのように歌えですが…下手くそなテノールは、たいてい高音があるフレーズを歌う時、そのフレーズの手前のブレスで、声を変えるのです。具体的に言えば、そこで声を鼻に入れるのです。そうやって、ポジションを強制的に高くする事で、高音を出すわけです。それをしないと高音が出せないから“下手くそ”なわけです。

 ポジションは歌いながら変えることはできません。なので、歌い出しの時とか、ブレスの時に、ポジションを変えるのです。

 ただ、ポジションを変えると、声の音色が変わってしまいます。なので、上手なテノール歌手は、歌っている時に声のポジションを絶対に変えません。最初っから最後まで、高いボジションを保ったまま歌うのです。ドミンゴは極めて上手なテノールなので、発声方法が独自で無茶な部分があっても、最初から最後まで高いポジションをキープできたので、高音が歌えたのです。(年を取って、高いポジションをキープできなくなったから、バリトンに転向した…とも言えます)

 そして、ポジションを高いままキープするのは、とても難しい事です。誰にでもできるわけじゃありません。少なくとも私には無理です。なので、下手くそなテノールのように、高音を含んだフレーズを歌う時は、その直前のブレスでポジションをしっかり上げましょうってわけです。

 まず私の場合、下手くそなテノール以前なので、下手くそなテノールになりましょうって事です。

 言うは易し、行うは難し…です。私、下手くそなテノールにすらなれません(涙)。いやあ、高音を含むフレーズを歌う直前に、声を鼻に入れる…ってって、難しいわぁ。なかなか上手に出来ません。鼻に入れるどころか、ポジションをちょっとでも高くするのが、こんなに大変とは…。息漏れのする声で歌うだけでも大変なのに、その上、ポジションを上げなきゃならないとは、ほんと、無理ゲーですって。

 でも、その無理ゲーをこなせないと、下手くそなテノールになれないなら、やるだけの話です。

 次はレスピーギ作曲の「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。この曲も、息漏れのする声で、ポジションを高くして歌うを目標に頑張りました。

 このあたりになると、私もだいぶ疲れてきます。疲れてくると、ポジションを高く保つのが大変になります。まあ、この曲は、そんなにポジションを高くしなくても歌えるのですが、だからと言って、手を抜いていいわけではありません。で、頑張ろうとしても疲れていると…ついつい旧来の声に戻ってしまい、思わず声を鳴らしてしまいます。その度に先生からダメが出ます。ついつい無意識に、昨日までの慣れ親しんだやり方をやってしまうわけです。ああ、根深い根深い。ほぼ、呪いだね。

 で、旧来の発声に戻ると、レガートで歌うのが難しくなります。息を漏らしながら歌うのって、ほんと、難しいです。

 最後はドナウディ作曲の二重唱「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」です。

 短い音符は、テンポが速い事もあって、ついついしゃべってしまう私です。ソロではそれもありですが、二重唱の時は、しゃべりは無しで、なるべく歌うようにしないと、きれいにハモりません。なので、短い音符は、意識的に長めに歌って、音程をしっかり乗せましょう。また、短い音符の音程がいいかげんだから、改めて、しっかりと音取りをしてくる事。

 二重唱に関しては、先週褒められたこともあって、発声は変えていません。ただし、主役の声ではなく、脇役の声で歌っていますが(笑)。私の脇役の声は、妻の声とよく合うようです。

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2018年9月26日 (水)

発声を根本から変えちゃいましょう

 って、直接言われたわけではないけれど、よく考えてみれば、そういう事を求められました。いやあ、大変なんですよぉ。

 さて、声楽のレッスンに行ってきました。最初はハミング練習からです。今回は、最高音を狙って出すのではなく、最高音のあたりをスラッと通り過ぎて出す練習をしました。で、ハミング練習から始めて、発声練習に移っても、最高音をスラッと通り過ぎて出す練習を継続したのですが、どうもうまくいかないのです。

 うまくいかない理由をアレコレ探っていきました。

 まず、一点目が、私の音程の取り方とか発声の仕方が、ドミンゴ的…と言うか、ドミンゴっぽいやり方を随所でしている…と言われました。まあ、ドミンゴは私の永遠のアイドルであり、心の師匠ですし、体に染み込むほどドミンゴの歌唱を聞いてきて、骨の髄までドミンゴが染み込んでいる私ですから、歌えば、無意識にドミンゴに寄せてしまうのは、ある意味当然なのですが、それがダメだと先生は言うわけです。

 ドミンゴのやり方は、彼の才能があってこそ成り立っているやり方であって、私のようなトーシロが真似て良いわけがないのです。特に高い音は、普通の人がドミンゴのように(息を溜めて、圧を上げて、一気に発声するやり方で)やってもうまく行くはずはない…というわけです。つまり、ドミンゴは真似しちゃいけないお手本だと言うのです。

 「じゃあ、デル・モナコは?」 当然ですが、もっとダメなんだそうです。普通、ドミンゴとかモナコとかの発声を真似て歌っていると、ノドを壊しますよって話なんです。

 真似をしているつもりはないけれど、骨の髄までドミンゴが染み込んでいる私だからなあ…。

 お手本にするなら、まだパヴァロッティの方がいいですと言われました。パヴァロッティは、高音発声の時に、息を流しながらスピード感のある発声をする人なのです。で、私に欠けているのが、そういう“スピード感のある声”なんだな。

 まあ私、パヴァロッティも好きだよ。ただ、骨の髄まで染み込んでいない…と言うか、パヴァロッティの歌は、そこまで好きじゃないんだよね(へへへ)。

 ちょっと集中して、パヴァロッティの歌を浴びてみるかな?

 もう一つ、うまくいかない原因がありました。それは私の声、と言うか、発声法がダメなんじゃないかって話です。

 実は私の、今の発声って、息漏れのない密度の高い声なんです。これは、古いブログの記事を読んでもらうと分かりますが、キング先生のご指導で数年かけて作りあげた声なんです。いわば、私の宝であり、私のアイデンティティであります。

 とにかく、キング先生と二人三脚で、息の無駄遣いの無い、息を全部声に変換してしまうような発声を目指して、ずっと訓練して得られた声なのです。

 ブログの古い記事では、よく酸欠になりながら、発声練習をしていた私の事が書かれていますが、あれがまさにそう。とにかく、なるべく少ない量の息で最大限の声を出せるように訓練していったのです。おかげさまで、私、やろうと思えば、デスヴォイスですから出せるようになっちゃいました。(デスヴォイスってのは、ロックで使う声で、息をほとんど使わずに、声帯を自律的に振動させて発声する声なんです)

 で、この声がダメって言われちゃったのです。この発声では、絶対に高音は出ないよって話なんです。

 今の私の声だと、息を声に変換する効率が良すぎて、すぐにノドが鳴ってしまうのと、息をあまり使わなくても歌えてしまうので、息が余ってしまうわけだし、息が余るという事は、息のスピードを上げずに歌えてしまうってわけで、それらモロモロが全部全部ダメって話なのです。

 とにかく、今の発声では、発声する時に、声帯がきれいに閉じすぎてしまうのだそうです。

 普通の人は、発声する時に、そんなにきれいに声帯って閉じないものなんだそうです。いや、厳密に言えば、閉じられないのです。だから、歌を歌えば、歌声と一緒に、息の漏れる“シャーッ”って音が聞こえるものなんだそうです。確かに妻の歌声を聞いてみると、息の漏れる音が結構大きく聞こえます。息を声に変換する効率があまり良くないようです。

 で、この声帯がちゃんと閉じないのは、良くない事のように思えるけれど、実はそうとばかりは言えないのだそうです。要はバランスの問題です。

 声帯があまりに閉じない人は、声が弱いですし、大きな声も出ないし、歌ってもろくに聞こえません。逆に閉じすぎてしまう人(私ですね)は、声が強く、大きな声もラクラク出ますが、声帯が強すぎて、息が声帯で蓋されてしまうのです。息が声帯で蓋されてしまうため、歌っている時に息が流れ続けるという事がないのです。

 まずはレガートが苦手だし、息が頻繁に止まるので、速い息を使えないし、声のアタックが強くなりがちです。つまり怒鳴り声になりがちなんです。ああ、全部当てはまる(涙)。

 確かに、キング先生に師事していた時、高音(ってFぐらいの話ね)になると、ノドに蓋が被さる感じがして、たびたび声が出なくなりました。当時、その事をキング先生によく相談したのだけれど、特にアドヴァイスもなく、全然解決できなかったわけです。Y門下に移って、ノドの脱力を覚えてから、ノドに蓋を感じる事はなくなったのですが、それで全部が解決できたわけではなさそうです。

 で、Y先生は、私がキング先生と作った今の歌声をベースに指導されてきたわけだけれど、この声のままでは、限界が見えてきたので、今の発声を捨てて、普通の発声にしましょうって提案されたのです。

 普通の発声とは、適度に息漏れをしている、ごく普通の人の声の事です。つまり、キング先生に習った事は全部忘れて、捨ててしまいなさいって事です。

 いやあ、参りました。

 とにかく、普通の人程度に息を漏らしながら歌えとは…何をどうすれば良いのか、想像もできないし、頭真っ白です。Y先生は、見本を見せてくれますが、なんともよく分かりません。

 分からないけれど、やらないと歌えないので、次のように考えてみました。

 まず、今の声に息漏れを加えるのは無理です。だって、息漏れのない、息を声に効率よく変換する発声法を元に作られた声なので、この声に息漏れを加えるのは、方法論的に無理なのです。かと言って、別の発声なんて出来ないよぉ。

 そこで発想を変えてみました。声に息をまぜるのではなく、息に声をまぜてみようって発想です。

 いくら私でも、息は吐けます。ハーっと息を吐く事はできます。なので、そのハーと吐き出した息に、軽く声を乗せてみることにしました。

 人間、やれば何でもできるものですね。実に頼りない声だけれど、ひとまず歌声になりました。ただ、音程は今以上にメチャメチャふらつくし、何よりも、声のボジションが考えられないくらいに低くなりました。使える音域も、いっきに狭くなりました。発声的には、全然ダメダメです。

 そりゃあ、新しいやり方に変えたばかりだもの、全然ダメでも仕方ないよね。

 とにかく、今までの発声法だと限界が見えてしまったので、もっと先の見える、ごく普通の発声法に切り替える…と決めたので、切り替えることにしました。

 それにしても、今のタイミングで発声法を変えてしまって、11月の本番たちに間に合うのかしら?(ってか、間に合わせるしかないわな)。

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