ひとこと

  •  いよいよお盆休みもお終い。なんか残念。あの楽しかった夏の日は、もう終わり。また日常生活が始まるわけだけれど…ううむ、発表会とクラシックコンサートの準備が…。生活はいつもの日常生活に戻るけれど、その中で、着々と発表会とクラシックコンサートの準備に備えていかねば…。がんばろーっと。

お知らせ

  • ●F門下&Y門下合同発表会は、2017年9月9日(土)に行われます。●13時開場、13時30分開演です。●場所は、神奈川県の鶴見区民文化センターサルビアホールの音楽ホールです。JR京浜東北線鶴見駅、あるいは京急鶴見駅のすぐそばのホールです。●私は、後半(第2部)の2番目に二重唱「私は貞淑な人妻」を歌い、9番目で「おお祖国よ(ダニロ登場の歌)」[マキシムの歌です]を歌って、11番目に二重唱「愛のワルツ」[メリー・ウィドウ・ワルツです]を歌う予定です。●私自身は発表会の後半~終盤にかけて歌いますが、今回のホールは小さい(100席程度)のため、ゆっくり来られると、立ち見、あるいは入場制限がかかる怖れがあります。一応、入場には整理券が必要という建前になっていますが、出演者の知り合いなら、整理券がなくても入場できますので「メリーウィドウの人を応援に来ました」と言えば、よっぽど混雑していない限り入場できるはずです。●なお、リアルに私の知り合いの方は、おっしゃっていただければ、入場整理券を差し上げますので、ご連絡ください。●どなた様も応援よろしくお願いします。
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カテゴリー「声楽のレッスン&活動記録」の記事

声楽の[個人]レッスンで学んだ事や、声楽関係の活動を集めてみました。

2017年8月 2日 (水)

やっぱり二重唱は難しい

 声楽のレッスンの続きです。まずは「Maxim's/マキシムの歌」からです。

 とにかく、色気が必要です。なにしろ、キャバレーでウキウキのワクワクで歌うという設定なのですから、オトナの色気が必要です。

 で、色気を声で表現するためには、歌いながら、声の色を変えていくのだそうです。それも一つの音符の中で色を変えていくのです。そうすると、色気の無い人でも色っぽく歌えるようになるそうで、さっそくチャレンジをしてみました。

 もちろん、すぐには出来ません。特に既定のテンポでは速くて難しいです。速くて出来ないのなら…ゆっくりやれば良いのです。この曲は、かなりテンポが速いのですが、もしも色気を出すために、テンポが速くできないのなら、色気優先で、テンポを遅くして歌っちゃえばいいんだそうです。とにかく、色気色気色気って事で、色気優先に歌うのです。

 あと、高いGは、きちんとクチを開けて、一番良い声で歌わないといけません。高音は出せればいいのではなく、良い声で出さないといけないのです。高音は聞かせどころですから、汚い声で高音を出しては、興ざめなわけです。そのためには、しっかりとクチの奥は開かないといけないし、クチの奥を開けば、さらに強く声を支えて吐かないといけないわけで、そのためには腹筋を激しく動かさないといけないのです。ああ、難しい。

 高音に関しては、歌い手的には「出せると、うれしい」わけですから、たとえどんな声であっても(特にテノール的には)出すことを優先しがちですし、うまく出せなかったり、ひっくり返ってしまうのは負けなんですが、それは歌い手側の事情の話です。観客的に…と言うか、演奏の完成度具合から言えば、高い声を汚い声で出されるくらいなら(あらかじめ設定されている)低い代替音や、作曲家が本来書いた音(歌曲やアリアの高い音って、実は慣習的に歌われているだけで、実は楽譜には書かれていない音って事も結構あります)でキレイに歌って欲しいでしょう。それが正解なのですが…テノール的には正解であっても、負けは負けなので、悩ましいところです。

 さて、次は「A Dutiful Wife/従順な妻」の二重唱です。

 キャラの性格を考えて、キャラ優先で歌う事です。テンポは柔軟に考えて、自分で決めて歌うこと。テンポの指示は、もちろん楽譜に書いてあるけれど、キャラの心の動きに合わせて、もっと小刻みに変化させて良しとの事です。それがオペレッタというヤツなんだそうです。

 特に「メリー・ウィドウ」というオペレッタは、ウィーンの音楽で書かれていますので、テンポは音の厚さと関係があります。ピアノの伴奏を見て、厚めの和音で書かれている箇所は、和音の響きを味わいながら、ゆったりとしたテンポで歌います。和音が薄い箇所は、速めのテンポでパキパキ歌います。ピアノが休んでいる箇所のテンポは歌手に任されているので、芝居や台詞回しに合わせて、自由なテンポで歌うのです。それがウィーン風なんだそうですが…よく分かりません(汗)。とにかく、伴奏の音の厚みでテンポも変わっていくのです、ああ、厄介厄介。

 二重唱を歌っていくと、ところどころ私の音程が甘いところがあって、その度に注意受けます。まあ、音程はシビアな方が良いに決まってますが、一人でソロで歌っているなら、多少音程が甘くても目をつぶれますが、二人で歌っていると、つねにハモリの問題があるわけですから、音程はソロの時よりもシビアさが求められます。それにしても、音階外の音って、音程を外しやすいですね(涙)。今更、音階のありがたみを感じています。まあ、音階外の音であっても、気合を入れて集中して歌えば、そんなに大きく外さないのですが、ついつい流されて歌っていると、音程が甘くなるんですなあ…ああ未熟です。

 歌の掛け合いの部分は、互いに相手をよく聞いて、結局は、男が女に合わせて歌います。歌の世界は、西洋文化なので、レディーファーストなんですよ。

 前回注意された箇所は、なんとか頑張って克服してきました。で、前回できなかったところができるようになると、今度は新しい注文が来ます。ああ、なかなか完成って感じにはなりません。それにオペレッタですから、カチっと歌えれば良いのではなく、歌がそこそこ歌えるようになったら、今度は芝居が求められます。どんな芝居を歌につけていくか…それをそろそろ考えないといけません。

 「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」は時間切れでやれませんでしたが…そろそろワルツの練習(音楽ではなくダンスの方ね)をしないといけません。すっかり踊り方を忘れてしまったよ。ああ、まずはビデオでも見て復習しておかないとね。

 秋のクラシックコンサートの楽譜を先生に渡しました。発表会の準備をしつつも、これらの曲の練習も始めないといけないのですから…ああ、忙しい、忙しい。でも、楽しい。

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2017年8月 1日 (火)

これ以上の上達を望むなら、声は薄くて軽くするべきなのです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずは発表会のプログラムの校正原稿のチェックからです。特に間違いは無いようなのでOKしましたが、私の出番は…全2部構成の第2部の2曲目に「A Dutiful Wife/従順な妻」の二重唱を歌い、大トリの前のトリ(つまり、最後から2番目の出演者)として「Maxim's/マキシムの歌」を歌い、引き続き妻が「A Dutiful Wife/従順な妻」を歌って、最後にふたりで「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」をデュエットするという段取りとなりました。で、我々の後にトリの姉様が助演のテノールさんとデュエットを歌います。

 それにしても最初の出番がすでに後半の第2部だし、夫婦でトリを歌うのって、どうなの?って思いましたが、先生の話を聞いてみると、あくまでも助演のテノールさんの都合で、我々がどうこうというわけではなさそうです。実際、歌の実力って事で考えれば、我々は門下の中でも、かなり下手っぴな方になるわけですから、そんな順番で歌っちゃダメなんですが…とにかく今回の発表会は二重唱が多く、ソプラノの皆さん、ほぼ全員(?)助演のテノールさんと二重唱を歌うので、テノールさんが連続して歌い続ける事を避けるようにプログラムを組んでいくと、まあ、こんな感じになるそうです。なので、天狗になっちゃあイケません(笑)。

 あと、3曲連続で歌うのは我々くらいですし、3曲連続で歌えば、それなりの大曲って感じにもなるので、終わりの方がふさわしいとも言われました。ま、そうだよね。

 ちなみに、発表会ですが、9月9日(土)に、横浜鶴見にあるサルビアホールの音楽ホールで行います。13時半会場、14時開演予定です。入場無料だし、お時間のある方はぜひご覧に来てください。面白いですよ。

 さて、レッスンです。

 ハミング練習は、新しいパターンの“大波小波”でやりました(って、何のことだか分からないよね)。

 発声練習は、例によって、腹筋の筋トレメニューです。大きくゆっくり動かすのは、まだまだ不十分とは言え、なんとか動くようになりましたが、問題は、小刻みに速く動かすヤツです。これが全くと言って良いほど、出来ません。速さに全く追いつけないのです。ううむ、ダメダメじゃん。

 それにしても、たかが発声ですが、難しいですね。腹筋に意識を集中して、なんとか腹筋を動かすと、クチの奥の開きがおろそかになります。で、今度はクチの奥をしっかり開こうとすると、腹筋の動きが停止します。同時に二つの事が出来なきゃダメなのに、一つに集中すると、もう一つがなおざりになるとは…シングルタスクな人間である事の証明です。残念だなあ。

 レッスンでの発声練習では、高いA♭は、なんとか出せる感じになってきたそうです。Aはちょっと無理っぽいし、無理を承知で出させるとノドを壊すので、そこにはチャレンジしないんだそうですが…とにかく、A♭までは出せるようになったみたいです。良いですね、進歩ですね。Aを確実に出すためには、さらに声をもっと薄くして歌わないとダメなんだそうです。テノールなんだから、声はなるべく薄くて軽い方がいいのです。

 難しいね。

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2017年7月20日 (木)

裏でなくても、設定は大切です

 さらにさらに声楽のレッスンの続きです。二重唱「A Dutiful Wife/従順な妻」の練習に取り掛かりました。

 裏設定…と言うほどでもないのですが、やはりキャラクター設定は大切ですね、と言うところから始まりました。

 この曲は二重唱なので、まずは歌っている二人の気持ちと、二人の関係性が、この歌の歌い方に大きく影響を与えます。ナタリー(女性:ドイツ語版だとヴァレンシエンヌ)には夫がいます。それなのに若い男性であるカミーユから好意を寄せられているわけです。それが嬉しいのか、迷惑なのか? カミーユにしても、心の底からナタリーを愛しているのか、それとも単なるアバンチュールなのか? もっと言えば、カミーユは若者なのか? それとも単なるバカなのか? それとも世間知らずのボンボンなのか? そういう設定によって、二人の関係性が決まり、それに伴って歌い方が変わってくるのです。だから、設定を決めておく事は大切な事です。

 音楽的な事を言うと、まずはリズムが難しいです。ノリが難しいです。リズムが難しいのは、20世紀の音楽だから仕方ないのです。でも、いわゆるクラシックな曲にはないリズムがジャンジャン飛び出しますので、そこは一つ一つ正確に行かないとね。音程も難しいですよ、だってクラシックな曲では使わないようなコード進行の部分がたくさんあるし、音階以外の音が普通にメロディで使われているし…ね。

 さらに、ノリは…たぶん分かりません。だって、舞台はフランスでも、音楽はウィーンの音楽だからね。ウィーンのノリは、ウィーンで暮らさないと…体得できるものじゃないでしょうね。

 高音のHは…今の私だと胸声ではまだまだ歌えませんので、ファルセットを使いますが、私はなるべく胸声との差をなくそうと、可能な限りの太めのファルセットを使って歌ってましたが、先生曰く「細めのファルセットの方が音程を当てやすい」との事なので、まずは細めのファルセットで音程を当てたら、そこから声質を太めにチェンジしていく事にしました。ちなみに、Hの次に続く高いAは、頑張って胸声で出します。

 そして問題は…ハモリの箇所です。互いにそれぞれ自分のメロディを歌っている時は良いのだけれど、女性がメロディで、男性がハモリパートになると…途端にメロメロになるのが私です。だって、私はメロディ以外は歌えない人だからね。ハモリパートを歌っているつもりでも、いつのまにかメロディを歌っちゃう人だからね(ダメじゃん)。ああ、ハモリ、苦手だな。

 …ってわけで、ハモリパートの練習をしました。妻は(メロディを歌うので)もちろん問題ないわけで、主に私のための特訓タイムとなりました。いやあ、難しい難しい。20世紀の音楽なので、フレーズの歌い出しの音が、和音の中に無かったり、ピアノ伴奏の中に無かったりするわけで、私にすれば高度な音取り能力が要求されているわけで、いやあ、大変対戦。なんとか音が取れるようになりましたが…たぶん、次のレッスンまでには忘れてしまうような気がします。で、ハモリパートにばかり時間を使ってしまったので、本日はここまで!となってしまいました。

 「メリー・ウィドウ・ワルツ」とか、妻の歌う「ヴィリアの歌」とかあったんだけど、そこまでレッスンしていただく時間が足りませんでした。なーむ。

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2017年7月19日 (水)

裏設定は大切です

 また声楽のレッスンの続きです。さて、曲の練習に入りました。最初はレハール作曲「メリー・ウィドウ」の「Maxim's/マキシムの歌」です。゛

 自宅練習の成果もあって、やっとクチがまわるようになりました。1番はどうにか…、2番はやっと歌えるかな…って感じです。2番は1番ほど練習するわけでないので、まだちょっと、歌うよりもしゃべっている感じの方が強く、意識的に歌わないとダメかもしれません。

 それと、この曲はオペレッタのリートなので、オペラのアリアのようにカッチリ歌うのではなく、もっと芝居っ気たっぷりにシャレオツな感じで歌うように求められました。まあ、そうだよね。とりわけ私はこの曲を(原語の)ドイツ語ではなく英語で歌うので、オペレッタとは言え、ほぼミュージカルのような感じになるので、だったらいっそ、ミュージカルのソングのように歌ってしまえって事なのです。

 実際、この曲は、舞台作品としてよりも、英訳されてハリウッドでミュージカル映画として製作されヒットして普及したという事実があるわけで、そういう意味では、オペレッタなんだけれど、ほぼミュージカルって言って良いと思いますし、英語で歌う正当性があると思ってます。実際、この作品のオペレッタにおける題名の「ルスティゲ・ヴィトヴェ」で呼ぶ人って少ないでしょ。ほとんどがハリウッド版のタイトル「メリー・ウィドウ」と呼ぶわけですから、やっぱりミュージカルみたいなモンです。

 で、さて先生からの質問が出ました。

 「歌詞に出てくる6人の女の子たち(ロロ、ドド、ジュジュ、クロクロ、マルゴ、フルフル)は、どんな(イメージの)子でしょうか?」

 …いわゆる“裏設定”って奴ですね。でも、そういうイメージをはっきりと決めて、それを想像しながら歌わないと、歌詞がただの「ロロドドジュジュクロクロマルゴフルフル」という呪文になってしまうので注意しなければいけない事は同意します。

 そこで決めた裏設定は、以下の通りです。

 ロロ…白人、金髪、ロングヘア、縦ロール、性格は割りとおしとやかで、6人のリーダー。

 ドド…アフリカ系フランス人(つまりアフリカ移民・黒人だな)と白人とのハーフ。浅黒い肌、黒髪でクルクル(ほぼパンチパーマ)だけどショートカット…イメージとしては大仏ヘアーだね。ボテっとしたクチビルが魅力。快活な性格。物知り。

 ジュジュ…白人、茶髪、シュートヘア、ボーイッシュな感じ。なぜか政局に詳しい。以上の3人は知的な感じでダニロ(この歌の主人公)を会話でおもてなしをするのです。

 クロクロ…セクシーダイナマイト1号。豊満なボディーの持ち主。ダニロはクロクロの胸ばかり見ていて、どんな顔でどんな容姿でどんなしゃべりをするのか、ほとんど記憶にない。

 マルゴ…セクシーダイナマイト2号。こちらも豊満なボディーの持ち主。ダニロはマルコのお尻ばかりを見ていて、どんな顔でどんな容姿でどんなしゃべりをするのか、ほとんど記憶にない。

 フルフル…小柄でぽっちゃり体型。白人で暗い茶髪。香水の趣味が良くて、いつもいい香りがする。ダニロを見ると、とりあえず抱きついて離れない。ダニロに酒をすすめて、彼を酔い潰すのは、常にこの子である。言動はぶりっ子で、ちょっとバカっぽい感じ。

 この6人がダニロのお気に入りなのだけれど、お店に入って、まだほろ酔い程度の時は、最初の3人と、社会情勢やら経済問題やら政治の話やら、とにかくお堅い話をしています。彼女たちもよく勉強していて、ダニロと対等に会話をするのです。マキシムはセレブたちの社交場でもあるので、他のセレブとの客で仕入れたマル秘情報なども、彼女たちはダニロに伝えるわけで、ダニロにとっては、彼女たちと時を過ごすのは、半分遊びで半分勉強なのです。

 一方、後半の3人は、ダニスがすっかり酔っぱらい、泥酔してしまい、頭が回らなくなってきた頃、いつのまにか、最初の3人と入れ替わってダニロのお相手をする子たちです。ダニロをガンガン飲ませてカネを使わせて、お店のためにがっぽり稼ぐのが後半の3人なのです。つまり、ダニロは一度に6人の相手をするのではなく、前半3人、後半3人と遊ぶわけです。ちなみに、後半3人がやってくると、ダニロは外交官から、ただのスケベオヤジに変身します。つまり、店にとっては“良いカモ”になるわけです。でも、それがダニロには、とっても楽しい…という裏設定にしました。

 以上です。実際、この裏設定をしてから、この曲を歌うのが、さらに楽しくなりました。

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2017年7月18日 (火)

ハミング練習は大切です

 さて、声楽のレッスンの話をします。

 まず最初に行ったのはハミング練習です。ハミングは毎回毎回練習しますが、実はハミング練習って大切なんですね。実際の歌唱をハミングだけで歌う事はまず無いのですが、ハミングを声の踏み台にして発声していく事は大切です。声をいきなりスパンと出していくのは、リスキーだし、ノドの健康にも良くないわけです。実際の歌唱現場では、フレーズの出だしは、声よりも息先行で、息が流れてから声が息に乗って出て来る…感じで歌う方が、ノドにやさしいし、難しいフレーズも何なく歌えるようになるわけです。

 その息の通り道を確認し、息に声を乗せていく練習の一つがハミング練習なんですね。だから、ハミング練習は、とても大切な基礎練習の一つです。特にテノールの場合、通常発声で、高いAまでは出しますので、ハミングで高いAまでは発声できないと、そこまでを常用音域にできないわけで、たかがハミングですが、されどハミングという気分で頑張らないといけないわけです。

 しかし、高いAをハミングで歌うのは…私はまだ無理です。どうも腹圧が不足しているようです。私が出来るのは、高いGまでのハミングです。ああ、だからか…高いGまでは常用音域で、高いAが博打になってしまうのは、ハミングが出来る出来ないと関係するのか。納得です。

 で、ハミングに限らず、高音を出すためには…腹筋の強化が必要です。

 ノドを使って声を出すやり方では、ノドに力が入るために、どうしても高音は出づらくなるし、音程も♭気味になります。高音を楽に出すためには、ノドをリラックスさせる必要があるのだけれど、ノドをリラックスさせてしまうと、そりゃあノドのエネルギーで声は出なくなります。だから、腹筋なんですね。腹筋を強化し、腹圧を高めて、そのエネルギーで息を吐き出します。その息がリラックスしたノドの、声がひっくり返るかひっくり返らないかのギリギリのあたりの薄くなったところを通ることで高音が出るわけです。その際、ノドをリラックスしすぎてしまうと、声はひっくり返ってしまいファルセットになってしまいます。これはリラックスのしすぎであってダメなんだけれど、リラックスのしすぎで声がひっくり返る事は、リラックスのしなさすぎで高音が出づらくなり音程も♭気味になる事とを較べるなら、ファルセットになってしまう方がずっとずっとマシなんだそうです。

 ああ、ここでも腹筋の強化が必要なんだな。そして、リラックスしたノドも必要なんだな。

 と言う訳で、この後に続く発声練習では、腹筋をガシガシ鍛える方向の練習をしました。この練習を続けてきたおかげで、以前よりも腹筋が動くようになった気はしますが、筋力がまだまだ弱いので、すぐに疲れてしまいます。疲れてしまうと、腹圧が下がり、そうなると声が出づらくなるので、思わずノドに力が入り、高音が出なくなるという、負のスパイラル状況に陥ります。ダメだな。

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2017年7月17日 (月)

今年もクラシックコンサートに出場する事にしました

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはいきなり打ち合わせです。何の打ち合わせかと言えば…恒例のクラシックコンサートの出演に関する打ち合わせです。

 私は毎年、秋に地元の市民文化祭の一環として行われる“クラシックコンサート”に出演していますが、今年は会場となる市民文化会館が改装工事となり、多くの催し物が中止になっていますので、当然、クラシックコンサートも今年は中止になるだろうと思っていました。だから、昨年のクラシックコンサートで、大ネタのボエームをやったわけです。

 「今年はクラシックコンサートが無いから、発表会に全力投球だな」と思っていたところに、うっかりクラシックコンサートの出演者募集のお知らせを発見してしまいました。そうなんです、今年は会場を変えて、やるんだそうです。

 やるなら出るしかない…私はそういうスタンスです。人生、あと何回ステージに立てるか分からないじゃないですか? 来年の事なんて分かりません。一回一回がラストステージのつもりで頑張るだけです。それが私の生き様なのです。

 でもね…今年は代替の会場に、はっきり言って、難ありなんです。

 小さい上に、古くて、設備も不十分で、おまけに地味で…ボロいんです。そもそも、本番で使われる事はめったになく、合唱等の練習で使われる程度の会場であって、客を入れてコンサートをやるような場所ではありません。クラシックコンサートを無理クリやるにしても、他の場所だってあったんじゃないの?と素朴に思ってしまうような会場なんです。

 妻は、会場がボロいから出たくないと即答しました。だって、全然華やかじゃないんだもの。ドレスを着ても、全然似つかわしくない場所である事は、私も理解します。でも、大切なのは会場じゃ無い…と私は思っていますので、嫌がる妻を説得して、なんとかクラシックコンサートへの出演を決めました。

 決めた以上、ピアニストさんを手配しないといけません。毎年お願いしているピアニストさんに依頼をしたところ、二つ返事でOKをいただきましたが…本当にあの会場でいいのですから…と確認されちゃいました。ピアニストさん的にも、本番をやるのには「ちょっとなあ…」と思う会場のようです。実際、あそこはピアノも…ボロいからなあ。本番に向けて調律はするから音的には問題ないだろうけれど、弾きやすいのかと言えば…どうなんでしょうね。

 さて、妻を説き伏せ、ピアニストさんを確保したら、曲決めです。Y先生と相談して決めるのですが、問題は…クラシックコンサートが、Y門下の発表会の約1ヶ月後だというタイトな日程である事です。前の本番から1ヶ月後の本番って事は、クラシックコンサートに専念できる練習期間はたったの1ヶ月しかありません。ラスト1ヶ月と言えば、ピアニストさんとの合わせの練習をしている時期ですから、当然、曲そのものの練習はそれ以前にしないといけないわけで、発表会の仕上げと、クラシックコンサートの曲練習が時期的に被ります。

 二つの本番のための練習を同時進行でやらないといけないわけです。そりゃあ、アレコレ考えないといけません。

 そこで、本番となると毎回歌っている二重唱は…今回は新曲には取り組まない事にします。発表会で歌うレハールの「メリー・ウィドウ」の二重唱のうち、「A Dutiful Wife/従順な妻」の方を、クラシックコンサートでも歌う事にしました。

 有名曲と言えば「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」の方が断然有名なのですが、あの曲、あんまり歌う箇所がないんですよ。それにあの曲はダンスを伴う曲だけれど、今回のクラシックコンサートの会場の舞台って、超狭くて、ダンスなんて到底ムリだし、お客さんにとっては、どっちの曲も(おそらく)知らないので、だったら、歌い甲斐のある曲の方がいいじゃん…ってわけで、こっちの二重唱を歌うことにしました。持ち時間的な事もあるので、二重唱は妻側の演目に入れます(妻は、その他に発表会で歌う、短縮版の「ヴィリアの歌」を歌います)。

 私の方は自分の持ち時間をたっぷりソロ曲に使えますので、例年通りに、歌曲を2曲歌う事にしました。妻のように、発表会で歌った歌をそのままクラシックコンサートで歌うというやり方もありますが、やっぱりレパートリーを増やしたいという野望と、レッスンでは歌ったけれど、人前では歌っていない曲というのも数曲ありますから、それらの曲に日の目を当てるという事もあって、新曲1曲と、引き出しの中にある曲を1曲とする事にしました。

 まずは新曲だけれど、以前から歌いたくてしょうがなかった曲を候補に上げました。トスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」です。知らない人のために音源を貼っておきます。

 先生から「(クラシックコンサートで歌っても)いいけれど、暗いよ」と言われました。確かに、全然華やかではない曲だけれど、こういうしみじみ系の曲もいいんじゃないかなあ…と私は思うわけです。

 と言う訳で、新曲は「Tristezza/悲しみ」に決定。では、私の引き出しの中にある曲で、この曲と組み合わせる曲を選びます。先生からは、同じトスティの「Tormento!/苦しみ」を薦められました…が、「Tristezza/悲しみ」を歌っての「Tormento!/苦しみ」ですか? 気分サゲサゲで、これ2曲を歌ってお終いでは…ちょっとなあって思いました。やっぱり、能天気に明るい曲を組み合わせた方が良いでしょうって事で、レオンカヴァッロの「Mattinata/マッティナータ(朝の歌)」で行く事にしました。これなら、「Tristezza/悲しみ」の暗さを吹き飛ばしてくれます。

 一応、音源貼っておきますね。

 クラシックコンサートの選曲の事を書いていたら長くなってしまったので、肝心のレッスンの話は次回から始めます。

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2017年7月 5日 (水)

英語で歌うのは難しい?

 声楽のレッスンの続きです。曲の練習に入りました。今回から、発表会の曲、レハール作曲の「メリー・ウィドウ」に集中です。

 まずはテノールソロの「Maxim's/マキシムの歌」からです。この曲はテノールソロとは言っても、実際の舞台ではバリトン歌手も歌います。いやむしろ、実際の上演ではバリトン歌手が歌う方が多いかな? ただし、元がテノール用に書かれている曲なので、高い音が得意なバリトン、つまり“ハイバリトン”と呼ばれる人たちじゃないと歌えません(Y先生はバリトン[それもバス・バリトン]だけれど、この曲は“高い”ので歌わないのだそうです)。なので、私のような、高音が苦手なテノールでも歌いやすいわけです。実際、音域的には、全然楽です。だって、一番高くてもGですもの。Gはバリトンにとっては目がくらむほどの高音のようですが、テノールにとっては、一番美味しい音です。むしろ、一番低い音が五線下のAなので、この音をきれいに出せるテノールって限られていますから(私は無理です)、そういう意味でも、高いGが出せるならバリトンの方が良いくらいの曲なのです。

 まあ、私は一番低い五線下のAを、その音だけを1オクターブ上に上げて歌います。世のテノールの皆さんは、この曲を歌う時は、そうするので、私もそうします。

 という訳で、音域的には難しくないのですが、難しいのは、テンポが速い事と英語で歌う事です。テンポの速さは練習を重ねることで対応するしかないです。英語で歌う事は…ドイツ語ほどではないけれど…子音が多いので、それらの処理をうまくしていかないとレガートに歌えない難しさがあるわけです。それに楽譜を見ると、音符に子音しか振り分けられていない箇所もいくつかあり、そういうところは工夫して歌わないといけないわけで(子音で音程を作るのは難しいのです)、とにかくアレコレ大変だったりします。

 とにかく、子音の処理を巧みにしないと、歌がゴツゴツしちゃうんですよね。この曲って、酔っぱらいの歌なので、ろれつが回らないグダグダした歌い方は演技としてアリですが、ゴツゴツした歌いクチってのは、ほんと似合いません。滑らかに歌えるように練習していかないと…なあ。

 次は二重唱の「I love you so/メリー・ウィドウ・ワルツ」です。とりあえず歌ってみましたが、そんなに悪くはないです。楽譜通りに歌うだけならば、歌い込んでいけば、それなりになるでしょう。問題は、慣例に則って楽譜にない音を加える事にしたのですが、そこが結構難しいのです。と言うのも、ソプラノとのハモリの箇所に高いAとGを加えるからです…この曲は、本来Fまでの曲なんです。歴代の歌手さんたちが、それでは物足りないというので、GやAを加えて歌うようにしちゃったんですね。

 高いAなんて、私にとって結構ギリギリの高さなのですが、ハモリの箇所なので、メロディのソプラノをかき消すよう声で歌ってはダメダメです。あくまでも控えめな声で高いAを歌うわけです。ただでさえ難しいAの難易度がグッと上がります。いやあ、控えめの声で歌うなら、Gだって難しいですよ。

 頑張らないと…。

 さらに、この曲はあれこれテンポが揺れるし、本番ではワルツを踊らないといけないし、やる事はたくさんあります。頑張んないとなあ…。

 さて最後も二重唱で「A Dutiful Wife/従順な妻」です。こちらは先の2曲と違って、バリトンが歌うことはまずない、テノールのために書かれた曲です。メロディの中に高いHが白玉音符で出てくる曲です。難しいですね。

 さすがに高いHは、今の私ではちゃんとは出せない音(だってHi-Cの半音下だよ)なので、一応頑張りますが、声が裏返ってファルセットになってしまってもいいやって気持ちで歌っています。実際、気持ちだけでなく実際に声が裏返ってファルセットになってしまう事の方が多いのですが(汗)。

 先生からは「オペレッタだから…」という理由で、ファルセットで歌うのもOKであると認めてもらいましたので、声が裏返ってしまっても堂々とする事にしました。ただ、いくら高い音だからと言って、ファルセットで歌うのは異常事態なので、そんな異常事態を納得させられるような演技が必要だと言われました。さらに、ファルセットで良いのは、この高いHだけで、すぐ次に続く高いAはファルセットではなく、実声で歌わないといけませんとは言われました。そこで、ファルセットでHを出した後、すかさず地声でAを出す練習もしました。フレーズの途中での声の切り替えも難しいです。いやあ、実際、この二重唱は難しいんですよ。

 それにしてもハモリって難しいなあ。

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2017年7月 4日 (火)

疲れている時は、高音は出さないにこしたことはない

 声楽のレッスンに行ってきました。まずは発表会に向けての日程調整からです。と言うのも、発表会の準備は我々出演する生徒たちも忙しいのですが、先生も発表会の前の週にオペラ興行があって(当然、メインキャストです)そちらのリハーサルやらなんやらもあって忙しいのだそうです。そんな先生の忙しいスケジュールに、我々の発表会の準備をねじ込むわけだから、あれこれ調整が必要ってわけです。

 現役の歌手さんに師事しているんだから、そういう事もあるわな。

 とは言え、我々の場合、自分たちで完結している(ソロはそれぞれ歌うわけだし、二重唱も夫婦で歌う)ので、自分たちの都合だけを考えれば良いので簡単です。他の人と二重唱を歌う場合は、相手の都合を考えないといけないし、レッスンをしてくださっている先生との二重唱ならレッスンの中で練習できますが、レッスンをしていない方の先生との二重唱であったり、ゲスト歌手(今回もテノール歌手さんを呼ぶそうです)さんとの二重唱あると、ピアノ合わせの日が合わせの練習日になるわけで大切だし、回数も必要になってくるし、でもそんなには日にちは用意できないし…って事で、日程調整が必要になるわけです。

 あれこれ考えて、我々はピアノ合わせを本番2週間前に1回やってお終いという予定にしました。と言うのも、この時期、私の仕事が忙しくて、何度もピアノ合わせをしている余裕が無い事と、我々がどうであろうと、ピアニストさんはきちんと合わせてくれるだろうから、そんなに回数は必要ないかな?…なんて思った次第です。

 まあ、昨年のボエームの大変さと較べると、今年はかなりのイージーモードで発表会に臨んでいる私だったりします。ダメかな?

 さて、レッスンです。まずはハミング練習です。今回は、声の響きを顔の前面に集める練習をしました。とにかく、むちゃくちゃ顔面がかゆくなりました。今まで、かゆいのがイヤで、声の響きをあまり前に持ってこなかった私ですが、そんな事をしていたらダメなんですね。声はノドの奥から出さなきゃダメですが、響きは顔面にビンビンに響かせるようにしないといけないですね。

 で、発声練習です。今回は私がすでにヘトヘトの状態でレッスンに臨んだので(今の時期、とっても仕事が忙しいんですよん。睡眠時間もガンガン削っております)腹筋の筋トレっぽい練習は、いつもほどキツくはなく、ユルい感じで終わりました。と言うのも、疲れてカラダの動きが悪い時に無理に声を出させると(特に高音)ノドを痛めてしまうので、疲れている時はそれなりの声で勘弁せざるをえないってわけです。

 まあ、無理して怪我しても仕方ないしね…って事です。

 その代わりと言ってはなんだけれど、腹筋を派手に動かす事、クチを派手に縦に開く事、息をしっかり流す事に注意を向けながらの発声練習となりました。

 しかし、ノドの奥を開こうとするとクチが横開きになりやすく、クチを縦開きにしようとするとノドの奥が狭くなってしまいます。まだまだダメだな。

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2017年6月14日 (水)

クチが回らないだけで、別に歌えないわけじゃないんです

 さてさて、まだまだ声楽のレッスンの続きです。

 いよいよ曲の練習です。まずは、レハール作曲「メリー・ウィドウ」より「Maxim's/マキシムの歌」です。この曲は、実は音域が広い曲です。下は五線下のAで、上は五線上のGで、約2オクターブの音域があります。これだけ広い音域の曲を無理して歌っちゃうと、発声が壊れてしまう恐れもあるので、私は一番低い音である五線下のAの部分だけ、1オクターブ上げて、五線中のAにして歌う事にしました。実はこれ、多くのテノール歌手がこの曲を歌う時に行う常套手段なのですが、これをする事で、一番低い音は五線下のC#になるわけで、五線下C#~五線上Gならば、通常のテノールの音域内に収まるわけで、実に歌いやすくなります。実際、私もこの音域で収まってくれるなら、無理なく歌えます。

 で、歌ってみたわけですが、この曲、テンポがかなり速くて、まだまだま練習不足なせいもあるのですが、十分にクチが回っていないので、歌詞を付けて歌うと、あれこれダメダメになってしまいます。そこで、まずは歌詞を外して、ヴォカリーズとして歌ってみました。ちなみに、ヴォカリーズとして歌うとは、ラララ~とかアアア~とか、歌詞を外して、適当な発音(母音が中心)で歌う事を言います。

 この曲は、このオペレッタの主役であるダニロが舞台に初登場する時の歌であり、その時のダニロは泥酔しているという設定なので、いかにも酔っ払いが歌っているかのように、多少ルーズに、かつ粘っこく歌う必要があって、先生からもそれを求められたわけだけれど、まだまだ歌詞を付けて歌うことすら無理な段階で、それをやってしまうと、歌が壊れてしまうので、試したものの、やはりしばらくは楽譜通り四角四面に歌えるようにしましょうって事で落ち着きました。インテンポで楽譜通り歌えるようになったら、酔っぱらい風に歌えるように、あれこれも入れていく方針となったわけです。

 そんなわけで、今は正規のテンポよりもだいぶ遅い速度で練習しています。無理して速いテンポで歌詞を乗せて練習してしまうと、歌詞を言うために、あれこれ音楽的にいい加減な事をしかねませんので、今は歌詞をきちんと言いつつ、音楽的にもちゃんと歌えるように、テンポを十分落として、ゆっくりゆっくり練習を続ける事にしました。で、クチが音楽に追いついてきたら、少しずつテンポアップをしていく予定です。

 まあ、無理はしない事です。

 二重唱の2曲は、妻も私も全く楽譜を見ていないので、今回はパスとなりました。いやあ、まだまだソロ曲だけで手一杯ですって。

 先生からは「発表会まで、本当にこの曲だけでやる?」と尋ねられました。おそらく、発表会用の3曲は、発表会当日を待たずに仕上がってしまうと、先生は予測しているわけです。実際、妻は、発表会では歌わない曲(ロッシーニの「約束」)のレッスンを今回から始めました。私は、どうしようかな? 発表会の準備に負担のかからない曲でも用意しておこうかな? まあ、歌いたい歌曲なら、まだまだ山積みだし、発表会があるからと言って、レパートリーの拡充を足踏みする必要もないしね。何か歌曲でも準備しておきましょうか?

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2017年6月13日 (火)

音程の作り方

 さて、声楽のレッスンの続きです。

 ハミング練習が終われば、いつもの発声練習です。いつもの…そう、ほぼ筋トレっぽい発声練習です。この練習、やっている時は辛いのですが、確実に効果は上げています。やはり一人で練習をしていても、先生の前で行うほど、自分を追い込むのって、難しいからレッスンで行うには意味があるのです。

 今回徹底的にやったのは、音程の上行に伴って、クチの奥をガンガン開けていく事。つまり、上行音型の音程をクチの奥を開けていく事で作っていく事です。

 音程を作る作業にはいくつかあります。ちょっと考えただけでも4つくらいありそうです。

1)クチの奥を開いて音程を作る
2)声帯周辺部を緊張させて(つまりノドを絞めて)音程を作る
3)腹筋前面を下に引っ張って音程を作る
4)腹圧を上げて息を強くして音程を作る

 他にも音程を作る方法はあるかもしれませんが、ひとまず、これらの4つの方法で考えてみましょう。

 1)のクチの奥を開いて音程を作るやり方は、今、私が特訓している方法です。“口蓋垂を上げる”や“頬肉を上げる”という動作とほぼ同じです。違いは“クチの奥を開く”と言うと(頬肉を上げる事で間接的に)口蓋垂を上げるだけでなく、舌根を下げる動作も加わる…って事くらいかな? この方法は、通常使用の音域よりも高い音を出す時に有効な方法です。つまり、テノールやソプラノが、決めの高音を発声する際に用いられるやり方で、音程を跳躍する時に有益なやり方です。ある意味“奥の手”的な発声方法です。と言うのも、この発声法を使ってしまった場合、このやり方で出した最後の音よりも、上の音は(行き詰まってしまうため)出せなくなってしまうので、ほんと、いよいよといった場面でしか使えない発声方法となります。そういう意味では、多用はできません。

 2)のやり方は、多くの日本人がやるやり方ですし、私もうっかりすると、このやり方で音程を作ってしまいがちですが、これは、基本的にクラシック声楽では禁忌なやり方です。しかし、邦楽では割りとよく使う手段です。こいつの極端な歌声が詩吟の声になります。

 3)クラシック声楽で、通常使用される方法です。もっとも、腹筋前面を引っ張る程度によって音程を作るのではなく、腹筋前面を引っ張っていく中で、さらに声帯筋を独立させた運動によって音程を作っていきます。とは言え、腹筋前面を下に引っ張る動作が先行しないと、ノドを絞めて音程を作ってしまうので、腹筋前面を下に引っ張る事によって、ノドを絞めることを回避している…とも言えます(うむ、研究不足だな)。

 4)のやり方も、よく使用されるやり方ですが、これは度を越すと、怒鳴り声や叫び声になってしまうので、注意が必要です。度を越さないようにコントロールしながら息を強めていく事が大切です。何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。

 まあ、とにかく、声帯を引っ張ったり緩めたりしたり、そこを通る息の速度を変化させたりする事で、歌手は音程、つまり声帯の振動速度を変化させるわけです。楽器のように、キーを押したり、ホールを開閉することで音程を作れたら、ほんと、楽ですね。

 閑話休題。上行音型でクチの奥をガンガン開いていくためには、フレーズの出だしの最初の音は、逆にクチを開かずに出さないといけません。たとえその音がどんなに高くても…です。腹筋の前面をきっちり引っ張って、狭めの口腔で発声しないといけません。そこから、クチをガンガン開いていくわけですが、クチを開けば開くほど、ノドに力は入りませんから、その分、今度は腹筋を内部へドンドンしまっていかないといけません。表面は下へ引っ張り、内部は上へ押し上げていきます。で、クチを縦に引っ張りあげていくわけで…えらい大変な思いをしました。

 そんなわけで、現在の私は、発声練習という限られた場面においての話となりますが、高いAまでは、どうやらしっかりと音程通りに発声できるようになったそうです。問題は、そこよりも高い音ですね。Hになると、声にはなるけれど、音程がややフラット気味なのだそうです。BやCになると、音程そのものが声から無くなってしまうのだそうです。原因は…先生がおっしゃるには2つあって、1つは高音になるとカラダが無意識にあきらめてしまい緩んでしまうから。つまり高音から逃げ出しているわけです。もう1つの原因は、そこに至るまでにカラダが疲れてしまい、ちゃんとした音程が作れなくなってしまうから…です。実際、高いAを出すだけでも、無理やりカラダから音をひねり出しているわけで、それより上の音となると…そんなに気安く出せるほど簡単ではありません。

 まあ、私は幸いにも、優秀な音感を持っていませんので、今自分が出そうとしている音が何なのかは分からない人なので、高音だからカラダが無意識にあきらめているというパターンは、おそらく考えられないので、単純に筋肉筋力の問題なんだろうと思います。疲労も、確かにあります。それ以前に高音を出すための筋力不足も大いに考えられます。どちらにせよ、しっかり腹筋を絞り上げて、発声していく必要はあると思われます。

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