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2019年8月13日 (火)

テンポを設定するのは、やっぱり難しい

 声楽のレッスンの続きです。

 さて、曲は二重唱の、ヴェルディ作曲「椿姫」より「Un di felice, eterea/思い出の日から」です。

 まず、ヴェルディの十六分音符は大切なので、たっぷりと音程を載せて歌いましょう。スタッカートはきちんとスタッカートで歌う事。短い音符であっても、しっかりと声を載せて歌うこと。当たり前だけれど、そういう細かいところを大切に歌う事が大切なのです。

 まだきちんと音が取れていない箇所があるので、次回までにしっかりと音取りをしておきましょう。

 曲中盤の“oh, amore”の“oh”は音符が割り振られていないけれど、それでもしっかりと歌う事。“croce”は高いAだけれど、これを勢いで歌わずに、なるべく軽くサラっと歌う事。ソプラノとのハモリの部分では、案外テノールの方がメロディを歌っている箇所が多いので、メロディを歌っているところは、しっかりと歌う事。

 カデンツァの部分は伴奏がないので、絶対音でしっかりと覚えてくる事。音の跳躍箇所、特に下降跳躍では、下がった先の音程をしっかりと暗記し、下がりすぎないように気をつける事。また、カデンツァの最後の音符には、楽譜では歌詞が振られていないけれど、ここは“si!”と歌詞をつけて歌う事。

 音符の長さに気をつける事。例えば6拍の音符はしっかりと6拍伸ばして歌い、それ以上でもそれ以下でも無いように気をつける事。

 とにかく、二重唱に関しては、まだ未完成な部分も多いので、あれこれ注意を受けました。

 そうこうしているうちに、レッスン時間もほぼ終わりになってしまったので、ソロ曲である、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」のテノールアリア「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」は、1回だけ通して終わりになりました。

 注意されたのはブレスコントロールと、声を前に出して歌う事でした。とにかく、息を吐いて歌う事を忘れないようにする事。インテンポで歌う必要は全く無いので、ブレスを取る箇所では、しっかりと時間を掛けてブレスを取るように心がける必要があります。カデンツァの部分などは、四分休符1つであっても、全休符が2つぐらいある感じで歌っても、全く問題はないのです。

 テンポ設定は、やはり課題です。今回のテンポ(ピアニストさんが提示してくれました)では、ちょっと速すぎるようです。テンポが速すぎると、あれこれ準備が間に合わず、結果として歌が雑になってしまいがちです。もっとも、だからと言って、テンポが遅すぎると、今度は声が曲の終わりまでもたなくなります。短い曲なら、そんなに気を使う必要もないのでしょうが、この曲は、そこそこの長さがあるので、やはりテンポ設定は大切です。次回もまた、テンポ設定から始めないといけないのでしょうね。

 

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2019年8月12日 (月)

腹圧はゆっくりと高めていきましょう

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはハミングの練習からです。実は私、ハミングがあまり好きではありません。その理由はいくつかあるのですが、まずは“クチの中がむず痒くてたまらない”とか“あんまり声が響かなくて好きくない”とか“ノドがしばしば痛くなる”とかです。まあ、2番目の理由の“あんまり声が響かなくて好きくない”は、そもそもハミングってのはそういうものですから、これを言っちゃあハミング全否定ってやつですわな(笑)。

 1番目の理由である“クチの中がむず痒くてたまらない”や3番目の理由である“ノドがしばしば痛くなる”は、声のポジションが低いためになってしまうわけですから、きちんと声を高いポジションに持っていく事が肝要となります。そのために必要なのが“腹圧”って話で、お腹を楽させてハミングをするから、クチの中が痒くなるわけだし、ノドに来てノドが痛くなったりするわけです。で、あげくにゲホゲホやっちゃうわけです。

 私の場合、疲れていると、ついついお腹が動かなくなるという癖があるようです。癖ですから、ほぼほぼ無自覚です。レッスンのありがたい事は、そういう無自覚の悪い癖に気づかせてくれる事だと思います。指摘してくれる人がいないと、無自覚のまま悪い癖が身についてしまうのですから…怖いですね。

 さて、ピアニストさんも到着したので、曲のレッスンに入ります。まずはトスティ作曲の「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」です。

 とりあえず、最低限のレベルでOKならば、もうこの曲は歌えます。暗譜もほぼ完了しています。ただ、人前で歌うのですから、少しでもレベルを向上させて、良い歌を歌えるように追い詰めていきたいと思ってます。

 で、この曲は、決して上品な曲ではありません。だいたい、漁師の歌ですからね。クラシック声楽曲ではありますが、ほぼほぼポピュラー・ソングのノリです。実際、イタリアのポピュラー歌手もこの曲を歌うようですから。

 なので、あんまり上品に歌ってしまうと「新米漁師が先輩たちのマネをして歌っている」ように聞こえてしまいます。つまり、よく言うと“初々しい”、もう少しはっきり言えば“慣れていない”ってわけです。歌うなら、そんな新米漁師ではなく、ベテラン漁師のように歌いたいものです。そこでどのように歌うべきかですが…声楽用語で「ガムをかみながら」歌うのが良いのだそうです。つまり、クチの中に何かが入っているような感じで子音も母音もネチャ~って歌うのが、それっぽいってわけです。そうやって、オッサン臭さを演出するわけですね。

 一方、三連符の箇所はソルフェージュ的に正しく歌うよりも、“こぶし”としてしっかり回す事が大切です。また歌う時の姿勢も、東海林太郎氏のような直立不動な真面目なスタイルではなく、もっとラフでいい加減さを出しながら、若干クネクネしながら歌うくらいの方がいいのです。真面目人間な私には、ちょっぴり厄介な事です。

 もっとも、だからと言って、歌唱そのものを崩して歌うのは無しで、あくまでも楽譜通りに正しく歌いながらも、どこかユルイ部分を残して歌うってわけで、まさに“ポピュラー・ソングのノリ”が大切になってくるわけです。

 また、高音の発声では、急に腹圧を加えて出すのではなく、事前にゆっくりと腹圧を高めておいてから歌うのが吉です。と言うのも、急に腹圧を高めて歌っても、高音発声は可能であるとはいうものの、それでは声色が固めになってしまうので、柔らかい声で高音を発声するためにも、腹圧はゆっくりと高めるのが大切なんだそうです。

 

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2019年8月 7日 (水)

声楽発表会のご案内

 ええと、私が出演する声楽発表会の詳細が決まりましたので、お知らせいたします。もし良かったら、応援に来てください。

日時: 2019年9月7日(土) 13時30分開演(13時開場)
場所: 横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場ホール

 途中休憩をはさみながら、全部で24曲歌われます。そのうち、私の出番は…

 2番 トスティ作曲「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」
 11番 ヴェルディ作曲「椿姫」より「Un di felice, eterea/思い出の日から」
 20番 ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」より「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」

 …となっております。見事に全体に均等に散らばっているね(笑)。

 発表会ですから、様々なレベルの方が歌い、それぞれに全力を尽くすのですが、総じて皆さん、百花繚乱と言うか、レベルが高いのが、ここの門下の特徴だと言えます。老若男女のバランスも良く、聞いていて飽きない発表会になるだろうと思います。

 ちなみに私は、この約一ヶ月後には、今度は地元のクラシックコンサートに出演する予定があります。こちらも詳細が決まりましたら、お知らせしたいと思ってます。

 

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2019年7月23日 (火)

やっぱり筋トレが必要?

 声楽のレッスンの続きです。発声練習をしているうちに、ピアニストさんが到着したので、曲のレッスンに入りました。

 まずは、トスティ作曲「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」からです。ピアニストさんとこの曲を合わせるのは、今回が始めてです。最初はテンポのすり合わせからです。

 この曲はかなり速い曲です。3/4拍子だけれど、三拍子の曲と考えずに、1小節を1拍として感じて歌う(つまり、三拍子ではなく、三連符の曲だと考えるわけです)方が良い感じです。とにかく、推進力を持って、前へ前へと歌っていくと格好良い曲です。格好良くと言っても、スカしちゃダメで、楽しげに歌っていかないといけません。なにしろ、舟歌ですから。漁師はカッコいいんですから。(ちなみに、この曲は楽しげな曲ですが、実は失恋ソングだったりするんです)。

 強弱の指定があちらこちらにありますが、クレシェンドは声を大きくするのではなく、声を開けていく感覚で、ディミニュエンドは声を小さくしていくのではなく、声を絞っていく感覚で、声そのものは常に強く大きく歌っていきます。だって舟歌だもん。だって漁師だもん。fであろうが、Pであろうが、常にエネルギッシュな歌唱が求められるのです。

 次はドニゼッティ作曲の「愛の妙薬」のテノールアリア「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」です。この曲は、ついついゆっくりめで歌いたがってしまう私ですが、ピアニストさんの提示するテンポはかなり速めです。で、前回の先生とのレッスンでも、この曲は少し速めのテンポで歌う方が良さそうなので、今回はピアニストさんのテンポで歌ってみたいと思います。

 とにかく、この曲の歌唱ポイントは“常に支える”です。支えていれば歌えます。支えが抜けると失敗します。特に、高音のあるフレーズは、高音の手前でしっかり支えた上できちんと引っ張る事が求められます。引っ張らなきゃ高音は出ませんが、支えずに引っ張っても、やっぱり出ません。支えた上で引っ張らないといけません。これをY先生風に言うなら「手前の音をきちんと串刺しにする」のです。低い音で串刺しにした上で、ノドが脱力していると、きちんと引っ張れるのです。脱力していないと、引っ張れません。脱力するためには、しっかり支えていないといけません。…なんか堂々巡りだなあ。

 特にこの曲は、高音と言っても、せいぜいAまでです。で、私の場合、Aは確実に出る音です。それが失敗してしまうのは、出せる音なのに、出せる状態に持ってこれないのが原因なのです。もっと分かりやすく言うと、準備が遅いってわけだし、それはつまり、筋肉の動きが遅いって事なのです。敏捷性に大いに欠けるってわけです(涙)。

 「筋トレだよ、筋トレ。筋トレして、もっとすばやく腹筋が動くようにしないと…」

 はい、その通りだと思います。頑張って筋トレして、すばやく動ける腹筋を手にしたいと思います。そうすると、この曲が安定的に歌えるようになるんだよなあ…。

 ちなみ、この曲は5分近くもある、結構長い曲です。曲の最後の方になると、疲れちゃっています。疲れちゃっている時に、カデンツァに高音Aが出てきます。疲れちゃって腹筋が動かなくなっていると、高音Aを失敗してしまうわけです。疲れないように腹筋を温存して歌う…のでは、そこまでの歌の切れがなくなってしまうので、疲れないように腹筋を温存するのではなく、疲れないように腹筋をタフにしておくのが正しい道のようです。

 やっぱり筋トレが…。

 レッスンの残り時間も少ない中、さらっと二重唱曲、ヴェルディ作曲「椿姫」の「Un di felice, eterea/思い出の日から」を合わせてみました。

 時間が足りなくて、きちんとは合わせられませんでした。また次回のレッスンで合わせないとダメだな。特にこの曲はインテンポで歌うのは難しいので、あっちこっちで小休憩を入れながら歌いたいので、その部分をピアニストさんと打ち合わせしないといけません。

 先生からは「出来ているところは素晴らしいけれど、出来ていないところは、全然ダメ」と言われました。いやあ、自覚はあるんです。どうやっても、全然、音が取れない箇所があるんですよ。ほんと、どーしましょう(涙)。音取りをしっかりやったつもりでも、歌い始めると分からなくなっちゃうんですよね、ああ困った困った。

 あと、音程は、いきなり当てようと思わずに、目的の音程に滑り込ませるように歌っていくのが吉だと言われました。つまり、声を出した後からでも微調整をして音程を合わせていきましょうってわけです。声とかフルートとかヴァイオリンとかって、音を出してからでも、いくらでも音の調整が出来るんだよね。出来るんだから、積極的にやりましょうってわけです。

 とにかく、二重唱は難しい曲なのです。

 

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2019年7月22日 (月)

クラシックコンサートの曲を決めたよ

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはクラシックコンサートの曲を先生と決めました。結論から言えば、二重唱は、発表会と同じヴェルディ作曲「椿姫」の「Un di felice, eterea/思い出の日から」です。で、この二重唱曲は、短い曲なので、他にもあれこれ持ち時間の中で歌うことができるのですが、問題はこの曲自体が難しい曲なので、その他の曲があまり難しい曲だと大変なので、そこは考えないといけません。

 で、色々考えて、他に2曲歌う事にしました。ベッリーニ作曲の「Malinconia, Ninfa gentile/マリンコニーア」と、ビゼー作曲「Agnus Dei/神の仔羊」です。これらの曲は新曲というわけではなく、レッスンでは歌っていた曲ですが、まだ人前では歌っていないので、今回のセットリストに入れてみたわけです。本音で言えば、十分な準備期間があれば、全くの新曲にしたかったのですが、それほどの準備期間があるわけではないし、かと言って発表会と同じ曲目で歌うのもどうかな?って感じになったので、今までレッスンでは歌った事はあるけれど、人前では歌っていない歌を取り上げる事にしたわけです。これらの曲ならば、すでに譜読みを終えていて、暗譜もだいたい済んでいるので、準備にもあまり時間がかからないだろうと踏んだわけです。

 「Malinconia, Ninfa gentile/マリンコニーア」は、レッスンでは全音の中声版の楽譜で学びましたが、今回はRicordi社の原調版(高声版)を使用します。やっぱりテノールな人としては、人前で歌うならば、オリジナルで歌ってみたいのです。

 「Agnus Dei/神の仔羊」は割と最近レッスンで歌った曲ですが、この曲はきちんと仕上げて、人前で歌えるレパートリーにぜひしようと、かねがね思っていたので、今回がちょうど良いチャンスだと思ってます。「なんか歌って!」と言われた時に、この曲が歌えるといいなあと考えているのですよ。

 さて、レッスンです。ハミング練習から始めました。注意された事は「声を鳴らし過ぎ」「音程がちょっと低い」の2点です。これは同じ事が原因になっているわけで、ノドに力が入っているのがダメなんです。ノドを脱力して、声の鳴りを減らすと、自然に音程がちょっと高くなって、ジャストな感じになります。つまり、私の場合、音程がちょっと♭している時は、たいてい、ノドに力が入りすぎて、声が過剰に鳴っているってわけです。

 声が鳴り過ぎていても、音程がジャストな人って、たくさんいます。でも、私は、声が鳴りすぎている時は、たいてい音程が♭しちゃっているみたいです。つまり、私の声は、鳴り過ぎる傾向があるけれど、その鳴っている状態がデフォルトではなく、あくまでも私の声の基本は、あまり鳴らさない声だという事が、私の音程の取り方で分かるわけです。まあ、鳴らし過ぎな声は、やりすぎな声であって、私の場合、自然な声では無いって言えるわけです。

 でも、やっぱり、鳴らさない声で歌うのは、まだまだ難しいです。無意識だと、ついつい声を鳴らしたくなってしまうみたいです。ああ、ダメだな。やっぱり私は“お馬鹿なテノール”なんだな(涙)。

 続いて行った発声練習では、腹筋をしっかり使う事と、口腔をしっかり縦開きにする事の2点を注意深く行いました。

 毎回毎回、同じような事を注意されつづけているのだけれど、少しは上達しているのかしら…ねえ。

 

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2019年7月10日 (水)

クラシックコンサートは新曲で行くつもりです

 声楽レッスンの続きの続きです。

 まずは、歌曲であるトスティ作曲の「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」から歌ってみました。まずは息が続かない部分に、うまくブレスを増やしてみました。これで、息継ぎさえちゃんとできれば、この曲は何とかなります。

 この歌は舟歌で、どこか民謡っぽいノリがあります。実際、イタリアでは、クラシック歌手だけでなく、ポピュラー歌手もこの曲を歌うのだそうです。そこで問題になるのは、この歌に何度も出てくる“こぶし”の歌い方です。イタリアのポピュラー歌手の“こぶし”は日本の演歌歌手のそれとほぼ同じなんだそうです。つまり、アゴを使って、音程と音色と音程を同時にまわしてしまうやり方です。でも、クラシック歌手として、この“こぶし”を歌うなら、音量や音色は変えずに、音程だけを回さないといけません。アゴではなく、腹筋で回すわけで…ああ、声の敏捷性ってヤツが必要じゃん、私はこれが苦手だあ!

 この歌は舟歌で、舟歌というのは、イカしたお兄ちゃんが歌う歌なので、シャレオツでなければいけません。シャレオツに歌うには、色気がなければなりません…ってわけで、あまり声をバーンと出してしまったら、シャレオツな感じにはなりませんから、声は控えめにして、色気をムンムンにして歌わないといけません。色気かあ…食い気なら自信があるんだけれどなあ。

 上行音型を見ると、ファイトが湧きます。頑張って歌おうという気分になります。一方、下降音型を見ると、正直、雑な気持ちになります。…ってか、下降音型って好きじゃないし、興味もありません。なので、上行音型ばかりに気を取られて、グングン歌って、下降音型はおざなりでいい加減に歌ってしまい勝ちです。もちろんこれはダメで、下降音型も上行音型と同様に…は無理でも、少なくとも雑に歌ってはいけません。

 この歌は、まあまあ行けそうなので、次はアリア、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」の「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」に参ります。まあ、この曲は、まあまあ行けそうだと先生は思ってくださっていますので、ひとまず一回だけ歌ってみましょうって事になりました。

 今回はテンポ設定をどうしようかという事で、可能な限り速いテンポで歌ってみました。分かっていた事ですが、このテンポではカラダがついていけません。声が敏捷性に欠けます。でも、速いテンポの方が声は楽なんだよね。なので選択肢は2つとなりました。一つは、楽に歌うために、声の敏捷性をあげてチャレンジしてみるか、もう一つは、やるべきことをしっかりやりながら歌うために、テンポを落として歌うのです。ただし、テンポを落とすと、今度は声が大変になります。

 実はこの曲は、早めのテンポで歌っても、実は声は、それほど楽ではありません。きちんと考えながら歌っても、最後には声がなくなってしまいます。それなのに、テンポを落として歌えば、曲の途中で声が無くなってしまうわけのは、火を見るより明らかなので、それは避けないといけません。ああ、難しいです。

 要は、私のカラダが追いつけるギリギリのテンポ設定を考えて、声の敏捷性とスタミナの両立を狙うわけです。頑張りましょう。

 で、最後は、先生が一番心配している二重唱、ヴェルディ作曲「椿姫」の「Un di felice, eterea/思い出の日から」を歌ってみました。

 とにかく妻と合わない(笑)。まあ、この曲は難しいからねえ…。それぞれの個人のパートも難しい上に、それを合わせるだから、そりゃあ難しいのは当然だけれど、まあ、とにかく歌えないわけではありません。ハモる箇所も、あちらに釣られることなく歌えているので、後は個人練習をしっかりする事と、合わせの練習をしていく事で、なんとか乗り切れそうだと分かりました。

 というわけで、クラシックコンサートは、新曲でもいいですよと、先生のお墨付きをいただきました。よっしゃあ、じゃあ何を歌いましょうか? 次回のレッスンまでに、何曲か候補を決めてきたいと思います。

 さあ、あれこれ忙しくなってきましたよ。

 

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2019年7月 9日 (火)

声は後ろに回します

 声楽のレッスンの続きです。鳴りの少ない声を目指してレッスンは続けられましたが、鳴りの少なさだけを学んだわけではありません。

 今回のレッスンは、同時に「声を後ろに回して歌うこと」もやりました。

 私は声をまっすぐ前に出してしまう癖があります。これはダメです。声をまっすぐ前に出してしまうと、声の響きが少なくなるし、色気も少なくなってしまいます。声は必ず一度、後ろに回す事で、豊かな響きと色気がマシマシになるのです。

 で、声を後ろに回すためには、声に敏捷性がないといけませんし、テノールたる者、声に敏捷性ってヤツが不可欠なわけですが…私の声には敏捷性が大いに欠けています(涙)。敏捷性ってのは、要は筋肉の運動速度なのです。つまり、私の筋肉は動きがトロいってわけです(涙)。筋力が不足してトロいのならば、筋トレ的な練習をしていけばいいのですが、筋神経伝達速度がトロいのなら、それは老化現象なので、ある程度は諦め、現状を受け入れつつ、何とか打開策を考えなければいけません。

 簡単に“老化”とは考えたくないなあ。だって、老いには勝てないもの。

 軽い声で、すばやく動けないと、テノールとしてはキツイのは事実ですから、なんとかしないと…ねえ。

 さて、毎年地元で開催しているクラシックコンサートが、今年も開催される事になりました。もちろん、私は今年も参加するつもりです。で、問題はその開催時期です。実は、門下の発表会の5週間後に開催になりました。いやあ、5週間だよ。なんとも微妙だよね。これが去年みたいに1週間後なら、もう全く同じセットリストで行っちゃいますし、2ヶ月ぐらい空いているなら、頑張って新曲に挑んで、全く新しいセットリストで臨みます。しかし、5週間だよね…全部新曲にしてしまうと準備が大変だし、かと言って同じセットリストでは、たぶん私が練習に飽きてしまいます。さあ、どうする…?

 という訳で、先生と相談しました。今、発表会用に準備しているセットリストを仕上げるのに、どれだけ時間が必要か…って問題だろうという話になりました。今のセットリストが早めに仕上がるなら、次の準備にも早めに取り掛かれるだろうから、次のクラシックコンサートは新曲でも良いだろうけれど、今のセットリストの仕上がりがギリギリだったり、あるいは仕上がり切らなかったならば、同じセットリストでクラシックコンサートに臨んだ方が無難だろうって事になりました。

 なので、今のセットリストの仕上がりがどれくらいになるか…を考えなければいけないので、ひとまず現段階での仕上がり具合を聞いて、それでクラシックコンサートのセットリストを考えてみましょう…となりました。

 で、歌曲、アリア、二重唱をひとまず歌ってみたわけなのでした。

 続きはまた明日。

 

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2019年7月 8日 (月)

声が鳴り過ぎる件について

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずは声が鳴り過ぎる件について注意を受けました。

 クラシック声楽の歌声で使う声には、大きく“鳴り”と“響き”の特徴的な2つの性質を兼ね備えているものです。もちろん、初学者などの場合は“鳴り”も“響き”もまだまだで、とにかく「声を鳴らしていきましょう」「声を響かせてみましょう」という指導が入りますが、ある程度歌ってきた人の場合は“鳴り”と“響き”のバランス調整が必要になってくるわけです。

 多くの場合“鳴り”の多い声に対しては“響き”を増やす指導し“響き”の多い声に対しては“鳴り”を増やす指導をしていきます。と言うのも“鳴り”を増やしていくと自然と“響き”は減っていき“響き”を増やしていくと“鳴り”が減っていくのが普通だからです。ですから、このような手法で声のバランス調整をしていくわけです。

 で、私の場合は「とにかく声がよく鳴る」んだそうです。これは稀有なパターンで、一種の才能とも言えるそうだけれど、とにかく本当によく声が鳴るんだそうです。これを支えているのが、天性のノドの強さってヤツなんだそうです。つまり私は、ノドが強くて、それで声がよく鳴る人なんです。

 で、声がよく鳴る事自体は悪い事ではなく、迫力のある歌唱には向いているのですが、これしか出来ないのは、色々マズイよねって話なんです。

 なので、ここしばらく、ずっと響きを増やしていく練習をしてきたのですが、普通は響きを増やしていくと鳴りは減るのですが、私の場合は、いくら響きを増やしても、鳴りは一向に減らなかったのです。むしろ、鳴りは変わらないのに、響きがドンドン付いてくるので、ますます大音量になってしまうのです。

 普通の人は、そんな大きな声では歌えないのだけれど、私はノドが強いので、それが可能になっているのだけれど、そんな無茶な歌い方は、いつまでもできるモノではないのです。やがてこの発声にノドがついてこられない日が、必ずやってくるわけです。そうなったら、歌はオシマイになってしまうのだけれど、それでは悲しいので、今から鳴りの少ない、響きの多い声で歌えるようになりましょうって事で、響きを増やす練習をしてきたわけです。しかし、いくら響きを増やしても鳴りが減らないのが私だったというわけで、ついにY先生の指導も、方向変換を余儀なくされ、今回からは響きを増やすのではなく、鳴りを減らす声で歌うという指導に切り替わりました。

 普通、鳴りを減らす…なんて指導はしないのです。なぜなら、人の声のデフォルトは鳴りが少ないものだからです。だから、鳴りを増やす指導があるわけだし、鳴りが多すぎる人には響きを増やす指導をする事で、間接的に鳴りを抑えるわけで、直接的に鳴りを減らすとか響きを減らすという指導はしないのです。

 で、その普通はやらない禁断の指導に、ついに突入しちゃった我々なのです。

 しかし、鳴りを減らす…つまり“鳴らない声で歌う”ってのは、難しいです。私、そんな事、意識的にはできないよ(涙)。でも、それを意識的にできないとコントロールできないわけだから、頑張って、そのやり方を見つけて、意識化して、コントロールできるようにしないといけません。

 試しに鳴りの少なそうな声で歌ってみると…支えがなくなるのでダメ。で、その状態から支えを入れると、今度は声が鳴ってしまいます。あれあれ、どうすればいいの?

 先生がおっしゃるには、時折、私、鳴りの少ない声で歌っている時があるんだそうです。だから、鳴りの少ない声で歌えないわけではないのだけれど、そのやり方が無意識過ぎて、自分で分かっていないのが問題なんだそうです。

 鳴りの多い声は、声をバーンと出したいテノールの人に多い現象なんだそうだけれど、鳴りが多い声は、どうしても声が重くなってしまうし、声が重くなってしまうわけで、そんな声で歌っていると、高音発声が難しくなるし、ノドの負担も増えるので、基本は鳴りの少ない声(=響きの多い声)で楽に軽い声で歌うのが良いのです。

 うむうむ、実に難しい話なのでありました。

 

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2019年6月25日 (火)

丁寧に歌っていきましょう

 さて、声楽のレッスンの続きです。ドニゼッティ作曲の「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」の練習です。

 まずはすべてのフレーズの出だしに、ちょっぴりずつハミングを入れて歌ってみました。これをやる事で、声の響きを高くするんですね。響きが高くないと、高い音の多いテノールアリアは歌いきれませんからね。とにかく、ハミングを入れて、響きと支えを入れていかないと…ね。

 ドニゼッティにも、今さっき歌ったヴェルディにも、曲中に普通に高いAが出てきます。ちょっと前の私なら、そのあたりで声がつまってうまく歌えなかったのですが、今では何の違和感もなく、ひゃらっと歌えます…ってか、何の違和感も無しでないと、歌えません。ちょっとでも違和感を感じたり感じさせたり…とにかく、そこまでとは別物として歌おうとすると、失敗してしまいます。高いAだからと意識しない事が肝心なんです。意識せずに、特別扱いもせずに、ただの高いAと思えれば、楽に歌えるのです。つまり、Aが歌えるかどうかは、テクニックの問題ではなく、メンタルの問題です。メンタルさえ大丈夫なら、Aは大丈夫。メンタルに不安があると、声にも支えにも不安が生じて、失敗してしまいます。

 これでようやく、高音Aが実用音域に入ってきたなあと感じています。Aが普通に歌えると、歌える曲が格段に増えるのがうれしいです。今まで、Aに自信がなくて、避けていた曲にチャレンジできるのがうれしいです。

 で、そんな感じで丁寧に丁寧に歌っていきました。それでも穴はあるわけで、高音が歌えるようになった私でも、まだまだ落ちてしまう穴は、下降音型ってヤツです。それも跳躍音型です。

 だいたい五度以上離れた下降音型があると…たいてい失敗してしまいます。音程が下がりすぎて、声が落ちてしまいます。これも支え不足が原因なんだそうです。支えが不足していて、跳躍した下降音型に耐えられなくて、ついつい声が行き過ぎてしまうのです。これを防ぐには、支えをしっかりするのは当然として、一番は、下がった先の音のイメージをしっかり持って、そこに目掛けて意識的に下げていく事です。イメージがいいかげんだと、声の落ち着く先もいいかげんになってしまうわけで、息とイメージの両方が大切なんですね。

 それにしても、この曲は、テノールのアリアの中では、格段に簡単なアリアとして有名だけれど、そもそもテノールアリアって、どの曲もどの曲も格段に激難なわけで、そういう曲と比べると、このアリアは簡単って感じられるだけで、このアリア単独で考えるなら、これはこれでやっぱり難しいアリアなんだな…って思います。だから、気を抜かずに丁寧に歌っていかないといけません。

 丁寧に歌えば、最後にカデンツァだって、きちんと決まるサ!

 

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2019年6月24日 (月)

最後の曲も決めました

 声楽のレッスンに行ってきました。まずは発表会の曲決めです。まだ歌曲を、何を歌うか決めていませんでしたからね。妻は選曲に難航しましたが、私はあっさり「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」に決まりました。「これでいいの?」と言われたくらい問題のない曲選びです。単純に歌い飛ばし系の歌で、アリアを歌う前に声を温める感じで歌う歌です…って書くと、あんまり面白くなさそうに聞こえますが、いやいやそんな事は無く、実に痛快で爽快な曲です。

 知らない人のために音源貼っておきますね。歌っているのは、カルロ・ベルゴンツィです。たぶん、トスティのテノール音源としては、かなり有名な音源ですから、知る人ぞ知るといった名演です。いやあ、こんな感じに歌えたらいいですね。

 これで次の発表会で歌うのは…

 歌曲は、トスティ作曲の「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」
 アリアは、ドニゼッティ作曲の「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」(愛の妙薬)
 二重唱が、ヴェルディ作曲の「Un di felice, eterea/思い出の日から」(椿姫)

 …の三曲です。ま、これでだいたい12分ぐらいですね。前に習っていたキング門下なら、発表会ではなく、ガラ・コンサートレベルの演奏時間です。とにかく、さっさと暗譜しないとね。頑張るぞっと。

 まずはハミング練習からです。声を後ろに回す事、後ろを大きく開ける事。耳の後ろの関節を開いて歌う事などを注意受けました。そうは言われても、日常生活で耳の後ろの関節なんて開かないから、なかなか上手に開けないんだよね。

 発声練習では“息で支えてから声を出す”の練習です。具体的に書けば、ド-レという音列を出す時に、まずドを出しているじゃない? で、ドを出したまま、息をレにするんですよ。で、息をレにしてから、声をレにします。つまり、

(息も声もド) -> (息はレ、声はド) -> (息も声もレ)

 というのをやっていきます。ドレの次は当然、レミだし、ミファだし、ファソだし…って感じです。これがね、コツを掴むとできるけれど、最初はなんのこっちゃって感じですね。でも、これが上行音型を歌う時の基本だから、ガンガン練習していかないとね。ちなみに、今回で言えば、ドニゼッティもヴェルディも、このテクニックをガンガン使って歌っていくのです。

 というわけで、さっそくヴェルディ作曲の「Un di felice, eterea/思い出の日から」を歌ってみました。今回は、難しい後半はやめて、ソロパートしかない前半部を歌ってみました。

 最初に歌った、先生の感想は「とにかく音痴!」だそうです。息の支えがないために、どの音も不安定で聞いていられなかった…というわけで、さっそく息の支えをしっかり入れて歌い直します。

 息の支えがあれば、間違えて覚えていない限り、音程はジャストになります。息の支え、とても大切です。

 音程は風船のようなモノなのだそうです。で、この風船には紐がついていて、その紐をコントロールする事で、音程を確かにしているのです。その紐は丹田のあたりの腹筋とつながっているので、そこでしっかりと風船の紐を握りながら歌っていくのです。音を下げる時は紐を下に引っ張るわけだし、上に上げる時は、紐をにぎりしめたまま、息を上に送って声を上げていくわけです。ちなみに風船の位置は、たいてい目線よりも上にあります。

 全くオカルトな話ですが、こんな感じです。

 

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