ひとこと

  •  やっとネット社会に復帰します。今後は日帰りで遊びに行く事はありますが、家を空ける事はないので、ネットでの反応も普通どおりに行けるんじゃないかと思ってます。とりあえず、外泊で使ってしまった体力の復活を目標に、しばらく大人しくしているつもりです。
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カテゴリー「声楽のレッスン&活動記録」の記事

声楽の[個人]レッスンで学んだ事や、声楽関係の活動を集めてみました。

2018年8月 1日 (水)

高いAへの恐れが消えました

 声楽のレッスンの、さらに続きです。曲の練習に入りました。

 まずは、ベッリーニ作曲の「Almen se non poss'io/もし私ができないなら」です。

 発声練習では平気でしたし、歌う前は大丈夫だと思ってましたが、実際に歌ってみると、腫れたノドで歌うのは、やっぱりキツイですね。特に曲の出だしは音が低いため、ノドがガリガリしてしまいました。先生からは、なるべく声帯に負担のかからない声(具体的に言えば、真綿のような柔らかい声)で歌わないといけないとの事です。

 普段の私は、ノドが強い事もあって、結構声帯に負担のかかる声、つまり“ノドを鳴らした発声”で歌っています。こういう発声では、声が重くなってしまうし、声帯に負担はかかるし、何よりも高音に制限が出てしまいます。それを回避するために、また調子が悪くても歌えるようになるために、普通に歌う声から、声帯に負担のかからない軽めの声で歌うように、シフトしないといけません。そのためにも、声のポジションをもっともっと高くする必要があるでしょう(ポジションの高い声で歌うと、そんなにノドには来ないのですよ)。

 ノドの負担を減らして歌うには、ノドを使わない分、カラダをたくさん使わないといけません。実際、ノドが痛くならないよう、痛くならないように歌っていたら、腹筋背筋が疲れてしまい、動きが悪くなるほどです。いつも書いてますが、私、ノドで歌えちゃうものだから、あまりカラダを使わずに歌う癖がついています。ですから、今回のように、ノドが使えなくて、カラダを使って歌わざるを得ない状況になって、初めて、カラダを使うしんどさを改めて感じてます。

 ああ、ほんと、カラダを使わずに歌ってきたもんだなあ(涙)。ちょっとだけ、反省しよっと。

 体調が悪い日ほど、自分の欠点と向き合わなければいけないのは、仕方のないこととはいえ、ちょっとメンタルに来ますね。

 次は、ドナウディ作曲の「Vaghissima sembianza/かぎりなく美しい絵姿」です。この曲の最高音は高いAです。Aをきれいに出すためには、Aの出番が来るまで、しっかり声を温存しておく事が大切なのです。

 声って減るものなのです。もちろん、減った以上、回復もするわけですが、歌っている限り、どんどん声って減っていきます。曲の間奏とか、二重唱などでは相手が歌っている間の休憩で、減った声を回復していくわけですが、声が減っていく速度に比べると、声が回復する速度って遅いのです。だから、なるべく声が消耗しないように、減っていかないように、最新の注意を払って歌い、余力をもって、その曲の最高音(ここではA)に向かっていくわけです。

 この曲は有節歌曲で二番まであります。高いAも、一番と二番の最後にそれぞれ一回ずつ出てきます。当然、一番のAは、まだ余力があるせいか、きれいに出ました。しかし、二番のAは、見事に声も減り、疲れてしまい、手順もうまくいかず、ちょっぴり届きませんでした。ドンマイ、こういう事もあるのさ。

 声が減って、こりゃを次の高音は届かないぞ…と感じた時に、むりやり声を出そうとするのは良くないそうです。その声で曲が終わってしまうならともかく、そうでなければ、無理やり高音を出すと、一挙に声が減り、声帯に多大な負担がかかってしまいます。なので、届きそうもない時は、すっぱり諦めてしまうのが肝心なんだそうです。

 逆に届く時も、ビタッと合わせて歌うよりも、その音を撫でるように、サラっと歌っちゃうのが良いのだそうです。とにかく、声の消耗を常に考えて、備えながら歌わないといけないんだそうです。

 頑張りましょ。それにしても、高いAがちっとも怖くないというのは、新しい世界に突入したって感じで、我ながら、いい感じなんです。

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2018年7月31日 (火)

舌根を盛り上げてはいけません

 声楽のレッスンの続きです。

 とにかく、高い音は息の通り道を確保するのが大切です。現在の私は、息の通り道さえ確保できれば、高いAは楽に出せるし、出ているのだそうです。実際、自分でも、手順さえ間違えなければ、Aは出せるという自信もあります。

 どうやら日々の鍛錬のためか、高いAを出すための筋力が私に備わってきたそうなのです。筋力があっても、実際にうまくいかない事が多いのは、息の通り道がふさがってしまう事が多いからなんだそうです。

 歌う時は、ノドの奥を開きっぱなしにします。それで、高音に行けば行くほど、奥の開きをさらにさらに大きくしていくわけです。しかし私の場合、そこそこまでは奥が開いて歌えるのだけれど、ある程度まで音が高くなってくると、だんだんノドの奥が狭くなってしまい、高いAの手前でノドの奥が閉じてしまうので、高いAが歌えないというわけです。

 ノドの奥が塞がるのは、舌根がクチの中で盛り上がってしまうからです。そこで舌根が盛り上がらないように練習をしました。

 最初にやったのは、鏡を見ながらの発声。しっかり目でクチの奥が見える事を確認しながら発声しました。確かに、クチの奥が見える(=舌根が盛り上がっていない)時は、高音は出ます。クチの奥が見えるほど開いている感覚を覚えることが大切です。

 次は舌を出しっぱなしにして歌う練習です。舌を出しっぱなしにする事で、舌根の盛り上がりを防ぎましょうって事で、これもこの時の感覚を覚える事が大切です。

 人間の仕組みとして、高い声を出そうとすると、舌根が盛り上がっていくのは自然なんだそうです。で、その自然な行為に意図的に逆らえるようになると、自由に高音が出せるようになるわけなんだそうです。でも、自然に反した行為をするわけだから、それを身につけるのは大変な事でしょう。先生曰く、かなりストイックに追い求めていかないと身につかない…のだそうです。でしょうね。

 さて、クラシックコンサート&発表会の時に歌うセットリストの話をしましょう。実際にはレッスン開始前に話したのですが…。

 前回のレッスンの時に、歌曲(レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」)と二重唱(ドナウディ作曲「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」)は決めましたが、オペラアリアは何を歌うかが未定でした。それをようやく決めました。

 クラシックコンサート&発表会では、ヴェルディ作曲の歌劇「椿姫」のテノールアリア「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」を歌う事にしました。

 実はこのアリア、昨年(2017年)のお正月あたりから発表会準備に取り掛かる6月まで、レッスンで歌っていた曲です。5ヶ月も取り組んでいたのに、結局仕上がらないまま、なんとなく中途半端にペンディングしたまま、今日に至ってしまった曲です。なので、一度取り掛かった曲なんだし、きちんと仕上げてしまいましょうという気持ちもあって、今一度、この曲に取り組む事にしました。

 この曲は、テノールのアリアとしては、さほど難易度が高い曲というわけではありません。なにしろ、最高音はA♭です。最高音がさほど高くない代わりに、この音が何度も何度も登場します(数えたら8回もありました)。高音が地味に効いてくるタイプの歌なのかもしれません。でも、まあ何とかあるでしょうし、何とかしたいと思ってます。

 聞かせどころのカデンツァは、ヴェルディが作曲したカデンツァのまま歌うつもりです。もちろん、別のカデンツァもありますが、別カデンツァはあまり有名ではない上に、実は別カデンツァの方が音が低くて簡単(笑)なんです。おそらく、何らかの理由でヴェルディ作のカデンツァを歌えない歌手向けに作ったのでしょうが、私の場合、特に歌う必要はなさそうです。

 さて、クラシックコンサート&発表会のセットリストも決まった事だし、ぼちぼちと練習を始めたいと思ってます。

 レッスンの続きはまた明日。

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2018年7月30日 (月)

息の通り道を確保しよう

 声楽のレッスンに行ってきました。

 実は今回のレッスン時、私、重篤な気管支炎を患っていました。ほんと、ひどかったのよ。

 原因は…たぶん冷房病。寝る時に冷房をつけっぱなし…は、まあいいとして、風量をマシマシにして寝落ちしてしまったために、気管支がやられてしまったのだと思う。あんまり暑かったから冷房の風量をマシマシにして、納得したら、風量を自動設定にするつもりだったのに、つい寝落ちしてしまって、風量をマシマシのまま寝てしまったのが今回の敗因です。

 ああ、ノド痛い。とにかく、レッスンの前日に医者に行って、あれこれ薬をもらって、それでレッスンに臨んだわけです。痛み止めは偉大だよ。

 病状的には、多少話しづらいけれど、話したり歌ったりはできる…けれど、咳き込む事が多く、その咳のためにノドが痛すぎるって感じです。あと、常に息苦しい事。やたらとノドが乾く事、あきらかにノドが腫れている事…ですね。

 Y先生がおっしゃるには、歌手はノドを酷使するから、気管支炎になる人が多いけれど、気管支炎になっても、病状次第で、歌っちゃダメな時と、むしろ歌った方が良い時があるんだそうです。

 歌っちゃダメなのは、声帯が腫れている時と、声帯周辺の筋肉が動かなくなっている時。むしろ歌った方が良い時は、声帯周辺の筋肉が動きづらくなっている時。動きづらくなっている時は、歌う事でむりやり筋肉を動かす事が必要なのだそうです。

 あと、私はゲホゲホ咳き込むのだけれど、咳の仕方にも注意が必要との事。私の咳は、ダメな咳の仕方で、こういう咳き込み方は、声帯を痛める(実際に痛いです)のでダメなのです。咳にも色々なやり方があるので、自分で声帯に負担の少ない咳の仕方を見つけるべき…なんだそうですが、どうすれば声帯に負担のかからない咳が出来るようになるのかしら? ああ、ノドが痛い(ので、痛み止め飲んでます)。

 さて、レッスンはハミング練習からです。気管支炎で咳き込むせいで、ノドが痛いのです。特に低音を歌おうとすると、ノドがガリガリ言って、とても痛いです。ノドがガリガリ言っているのは、ノドに力が入りすぎているからなんだそうです。普段は、ノドの強さもあって、力が入っている事に無自覚だけれど、今のようにノドの調子が悪い時は、自分の欠点がよく見えている時なので、見えている欠点をつぶしましょう。さしあたって、ノドから無駄な力を抜きましょうとの事です。

 だいたい、テノールなんだから、そんな低音がバリバリ出るわけないのに、普段は出ないはずの低音を無理やりノドを鳴らす事で出しているだけで、気管支炎でノドを痛めて無理ができないのに無理をしようとしているから、ノドがガリガリ言って痛くなるわけです。

 出ないモノは出ないという割り切りが必要であって、出ないから言って無理に出さずに、軽く流して楽に出していくことが大切。これは別に低音に限った話ではなく、高音だって無理に出すのは禁物なのです。なまじノドが強いので、無意識に無理をしちゃうのが、私のダメなところなのです。

 まあ、確かに病気になって、無理ができなくて、自分の欠点と向き合うのも、スケジュールに余裕がある時などは、大切な学習プロセスであるかもしれません。

 で、低音を歌うとノドが痛むけれど、中音になってくると、かなり楽になり、高音になると、さらに楽になります。そういう意味では、私は本質的に高音歌手なんだな。ただ、高音はノドは楽になるけれど、声は出しづらくもなります。声が出しづらくなるので、ついついノドの力を借りて、無理に出しちゃうのは、本来はダメなんだけれど、やっちゃうんだよね。。

 高音が出しづらくなるのは、ノドが腫れていて、息の通り道が狭くなっているからです。そこで発声練習では、ノドを開きっぱなしにして、息の通り道を確保して歌う練習をしました。

 まずはイメージ戦略からです(笑)。ノドを開きっぱなしにするイメージは…クチにトイレットペーパーの芯を咥えるイメージです。それもクチの奥までたっぷりと…。先生的には、本当はトイレットペーパーの芯よりもさらに太いモノの方がイメージ的には良いそうですが、まずは身近なところからイメージを膨らませましょうって感じです。

 で、ノドを開くイメージを作って歌うと、確かにノドは開くのだけれど、無意識にノドを開くと、私は、ノドを下の方向にばかり開いてしまうのです。重力もあるから、ノドを下に開くのは簡単だけれど、上に開くのはなかなか難しいのです。ノドは、上にも下にも両方向に開かないといけないのです。

 そこでさらにイメージを付け加えます。それは、鼻からたくさんの息を出すイメージです。歌う時、クチから息を吐くのは当然だけれど、それと同じくらいの量の息を鼻からも出すイメージにすると、自然と息もたくさん吐けるし、鼻もよく開いて、鼻の力が利用できるようになるわけです。

 まあ、これはイメージのみならず、実際、声楽的な声ってのは、クチからも鼻からも出していくわけです。もちろん鼻声はダメだけれど、クチ声もダメなんです。クチ声って、ただの地声だからね。ロックを歌うなら、それでもいいんだろうけれど、テノールの発声としては(そうやって歌う人もプロにはいますが)少なくとも、教科書的な発声ではないわけです。

 とにかく、ノドは開くわけです。上にも下にも大きく開く事で、声を楽に出せるようにするべきなのです。

 長くなってきたので、続きはまた明日です。

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2018年7月18日 (水)

今年の本番が決まりました、3つもあるよ

 今年の私の本番が決まりました。3つもあります。

 まず最初がフルートの本番です。いわゆる“発表会”ってヤツですね。

 すでにフルートレッスンの記事の中で進行していますが、8月初旬に行われるフルート夏合宿の最中に発表会が行われます。三泊四日の合宿中の3日目の夜にソロの発表会が、4日目の午前中にアンサンブルの発表会があります。当然、非公開です(山の中の交通の便が極めて悪い場所なので、公開されてもお客さんは来れないでしょう)。頑張りますよ。誰も聞きに来れない事もあるので、その時の音源は、ここにアップしたいなあと思ってます。

 発表会で吹く曲は、ソロがラフマニノフ作曲の『ヴォカリーズ』で、アンサンブルはジョプリン作曲の『エンターティナー』です。アンサンブルでは、私が担当するのは3本フルートの3番手です。アンサンブルでは、自分勝手に吹けないのが辛いのですが、この曲に関して言えば、ピアノが入るので、フルートだけで演奏するわけではないので、そこがちょっぴり安心しているところです。指揮者はいませんが、ピアノが指揮者代わりになっていただけるのではないかと…勝手に期待しているわけなのです。やはり、アンサンブルは互いに場の空気を読みながらの演奏よりも、明確に合わせていく対象がはっきりしている方が合わせやすいですからね。問題は…おそらくピアノが入るのは、本番だけ? 練習段階ではフルート3本で練習でしょうから、練習は難しいかな…なんて、今からビビっています。

 残りの2つの本番は、両方とも、つい先日決まったばかりの、声楽の本番です。実はこれが連続しているのですよ。

 まず最初にあるのが、私が毎年出演している当地でのクラシックコンサートです。ようやく開催発表になったのですが、これが11月10日(土)に開催されます。例年よりも一ヶ月ほど遅い日程になってます。まだ出演登録をしていないのですが、出演するとなると、この日の遅い(夕方~夜)の時間帯[いわゆるソワレ]に舞台に上がる事になりそうです(だって、この日も休日出勤なんだもの、仕事終わってからの舞台なのよ)。

 もうひとつの本番が、その翌週の11月18日(日)に開催決定となったY門下の発表会です。横浜のかなっくホールでやるんだよ。こちらはマチネ(昼興行)になります。

 門下の発表会は、すでに一度、6月におさらい会の形式で行ったのですが(って、私は仕事の関係で不参加でした)、やはりきちんとドレスを着て、ライトを浴びて歌いたいという意見も多く、通常通りの発表会もする事になったんだそうです。企画運営する先生方は大変ですが、6月の発表会に参加できなかった身としては、とてもうれしいです。

 で、クラシックコンサートと門下発表会が連続しているので、今年は無理せず同じセットリスト(ってほど大げさじゃないか)で、この2つの本番に臨むことにしました。せめて1ヶ月ぐらいの間が空いていれば、それぞれ別の曲を用意できるんですが、間が1週間しかなければ、それは無理って話です。

 一応、歌うのは、二重唱、歌曲、オペラアリアを各1曲ずつの予定です。Y先生とも相談して、二重唱と歌曲に関しては決めました。二重唱は、ドナウディ作曲の「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」で、歌曲の方は、レスピーギ作曲の「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。

 今まで二重唱は、オペラの1場面を歌ってきましたが、今回は歌曲の二重唱にしてみました。実は、オペラを歌うよりも歌曲の方が歌に精密さが要求されるので、私的はチャレンジなんですね。実際、妻は不安がってますし、先生は「大変だと思うよ」って感じです(汗)。二人とも、私の音感の無さを信用しきっているわけですね。

 今回の二重唱は、ハモるところも多いのですが、いくらハモリが苦手だからと言って、それを回避してばかりでは前進しないので、自分でも壁の高さを感じますが、頑張ってみたいと思ってます。

 歌曲の方は、その分、無理なく…というか、のびのびと歌える曲を選んでみました。20世紀の曲なので、和音的に楽しいしね。で、一般的に歌われている高声用に移調された楽譜ではなく、原調の楽譜で歌います。最近の私はレッスンでも高い声は出していない事も多く、今回の本番では、高い音はなるべく回避しようと思って、そういうセレクトにしてみました。たぶん、高声用の楽譜でも歌えると思うのだけれど、作者が想定した曲の色(調性)を尊重してみようかなって思ったわけです。

 オペラアリアに関しては、あれこれ話してみましたが、まだ決まりません。とにかく、テノールのアリアは、どの曲もこの曲も難しいんですよ。なので、私の実力では、あっちこっち足りなくて、ほんと選曲が難しいです。アリアは決まり次第、記事にしますね。

 今回はクラシックコンサートと門下発表会が近いので、両方ともいつもクラシックコンサートでお世話になっているピアニストさんに頼むことにしました。つまり、門下発表会に、ピアニストさんの持ち込みをするわけです。門下発表会の方は、普段ならY先生が用意された凄腕のプロピアニストさんに伴奏をお願いするんだけれど、クラシックコンサートと門下発表会で伴奏するピアニストさんが違うと、それぞれにピアノ合わせをしないといけないので、そこらをまとめちゃえって事で、今回はいつものピアニストさんに両方の伴奏をお願いしました。

 ピアニストさんの持ち込みなんて、ちょっぴりかっこいいなあ…なんてね。。

 クラシックコンサートも門下発表会も公開なので、詳細が決まり次第、またアップしますね。

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2018年7月17日 (火)

高いAを楽に出せたのが、うれしかったです

 声楽のレッスンの続きです。曲の練習に入りました。最初はベッリーニ作曲の「Almen se non poss'io/もし私ができないなら」です。

 まずはしっかりと支えて歌う事。いつも言われている事だけれど、上行音型では音よりも先に腹圧を上げ、クチを開く事。つまり“準備はしっかり早めに”というわけです。また、低い音型だからと言って気を抜かず、音型が低くてもしっかり息で声を支える事。つまり、音が高かろうが低かろうが、いつでも気を抜かずに息で支えている事が大切ってわけです。

 高いGは、私にとっては比較的容易な音ですが、容易だから言って、ただ出せば良いわけではなく、しっかり後ろに回してから、ポルタメントをかけているような気分で、デジタル気分ではなくアナログ気分で出す事。アナログ気分とは、アナログ機器のつまみを回しているような気分ですべての音程をなめて出すようにして音と音の間を移行していくという事です。

 メリスマの部分は、1音1音をしっかりではなく(だからと言って曖昧はダメ)1塊が1音符ぐらいのつもりで、塊ごとにしっかりと支えて歌うのが良いのです。最後の高いGとて、Gを出してオシマイではなく、その後も気を抜かずにしっかりと声を支えて歌い続けていく事。

 とにかく、簡単な曲だからと言って、手を抜かない、気を抜かない、しっかり支える、細かいところまで神経を行き渡らせる…というわけです。

 次は久しぶりの、ドナウディ作曲の「Vaghissima sembianza/かぎりなく美しい絵姿」です。

 こちらは情感豊かに、1フレーズが1音符のつもりでしっかりと支えて歌う事。跳躍音型は、腹筋で支えて歌うのは当然として、音程の上行に関しては、クチをグワッと開いて歌う事で音程の上行を成し遂げます。高いAは、鼻のちからを借りて腹圧で出します。決してノドでは出さない(ってか、ノドでは絶対に出ません)。腹圧で出すとは、全身の力で出すという事にもつながっている。

 私の場合、ノドで出そうとしている時の顔は涼しげなんだそうですが、腹圧で歌っている時は、顔が真っ赤になっているのだそうです。なので、先生的には、私の状態って、丸分かりなんだそうです。

 ちなみに、手順さえ正しく行えば、高いAまでは安定して出せるはずなんだそうです。実際、手順が正しい時は、楽に高いAが出ちゃうんですよ。手順が間違っていると、何をどうやっても無理なんだけれど…ね。

 手順のうち、とりわけ足りないものが腹圧なんだそうで。特に腹筋の動かし方が、遅くて足りないのだそうです。もっともっと腹筋を鍛えて、すばやく動くようにしないといけないし、深く動かせないといけないわけです。こればかりは一朝一夕で出来るようになるわけではなく、日頃の地道な練習が必要ってわけで…練習していない私には遠い未来の目標なんだな…ああ。

 腹筋の動きが遅いのだから、曲の練習も、標準速度ではなく、ゆっくりめの速度で練習して、体の動かし方を確認しながら歌う練習をする必要がありそうです。

 それにしても、今回の練習では、本当に楽に高いAを出せたのがうれしかったです。一度出せたのだから、次からも高いAを楽に出せるとうれしいなっと。

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2018年7月16日 (月)

たかが発声ですが、難しいですね

 声楽のレッスンに行ってきました。まずはハミング練習からです。

 ハミングには大きな声はいりません。むしろ大きな声でハミングをしようとすると、どうしてもノドに力が入ってしまうので、大きな声はいらないのです。それよりも、たとえ小さな声であっても、しっかり支えられた息で歌う方が全然大切なのです。高いポジションで軽く歌う…そのためには、しっかり鼻を使って歌うのです。

 高い声で歌おうとすると、私、ついつい眉間にシワが入ってしまうのだけれど、眉間にシワが入ってしまうと、眉間付近が閉じてしまうので、それは無しです。むしろ眉間は開いて、眉間から声が出ててしまうくらいの感覚で歌うのです。それが高いポジションで歌う事にもつながっていきます。

 さて、次は発声練習です。今回も、鼻をしっかり使うことを重点的に練習しました。鼻声を恐れずにしっかりと鼻に息を通して、鼻腔の響きで歌います。そしてそれができたなら、次は鼻よりも高いポジションで声を出していきます。先生曰く「鼻の上で歌ってください」ってヤツです。鼻で歌うのですから、やっとやっとですから、鼻の上で歌うのは、それこそコペルニクス的転換ってヤツです。

 そして声は前に出すのではなく、一度後ろにグルリと回してから前に出します(ジラーレ?)。高いボジションから声を後ろに回して、声帯は楽にして、腹をしぼって声を出すのです。

 上行フレーズでは、クチを開けていく事で音程を高めていきます。そうやって声帯の負担を減らして歌う癖を付けるのです。決して息の勢いで音程を高くしてはいけません。

 歌って、どんな歌い方でも歌えると言ってしまえば歌えるわけです。ただ、プロの場合は、なるべく楽に消耗の少ない、それでいて聞きやすい声で歌わないといけないわけだし、それが理想の発声なのです。オペラという長丁場を、最後の最後まで楽に余裕をもって歌えるのが、プロとしての最低条件のようですし、我々アマチュアはプロでは無いとは言え、彼らを模範として、楽な声で歌えないといけないのです。

 なので、なるべく声帯の負担を減らして、楽に歌える癖をつけるのです。以前の私のように「最初っから最後までクライマックス!」みたいな歌い方は厳禁なわけです。最後がクライマックスなのは良しとしても、最初っからクライマックスじゃあ声が保たないって…。

 で、さらに舌根ですね。舌根を下げて歌う癖をつけていくわけです。いくらクチの奥を開いてスペースを作っても、舌根が盛り上がって、そのスペースを塞いでしまえば、元も子もないわけです。舌根を下げて歌うのです。

 鼻を使え。眉間は開け。声は後ろに回してから鼻の上から声を出せ。しっかり腹筋で支えろ。クチの奥を開け。舌根は寝かせろ。楽に歌え。たかが発声ですが、難しいですね。

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2018年7月 4日 (水)

そろそろ秋のクラシックコンサートが視野に入ってまいりました

 さてさて、声楽の続きの続きです。曲の練習に入りました。今回歌ったのは、ベッリーニ作曲の「Bella Nice,che d'amore/美しいニーチェよ」です。何度も「今回で終わりにしよう」と言われながらも、歌い終われば「やっぱりもうちょっとやりましょう」となって、いつまでも終わることのなかった曲です。

 鼻を鍛える練習の後でしたから、この曲を歌う時も、しっかり鼻を意識して歌いました。いや、意識…じゃなくて、鼻の響きを(現時点での)MAXにして歌いました。先生からは「ちょっと鼻に入りすぎ…」と言われましたが、まあ良しです。息をしっかり鼻に入れるために、終始息に腹圧をかけて歌いましたが…いやあ、疲れました。でも、腹圧を弱めると、あっという間に声が落ちてしまいます。声が落ちれば、鼻の響きが無くなるだけでなく、声が重くなるってしまいます。クワバラクワバラ。

 音程に気をつけること。上行音型はしっかり音を届かせる事。下降音型は声を落としすぎない事。どちらもしっかり息を支えていれば、造作もない事なのだけれど…ああ、腹圧、足りねー。

 とにかく、声は落とさない事。ノドの奥を開き、息はまっすぐ前に吐き出さず、クチの中で一回ぐるんと回してから吐くようにする。そのためには、ノドの奥を開く…と言っても、上下に開くだけではなく、前後に開く感覚も加えて、後ろ斜め上や前斜め下へも引っ張って開くようにする。

 加えて、細めの軽い声で歌うこと。とにかく、今の私はバリトン以上に太くて重い声(声が落ちているため)で歌っているので、軽く軽くを意識する事。

 とにかく、あっちこっちに気を使いながら、音程やらリズムやらにも気を使いながら、丁寧に丁寧に歌ったところ…ようやく、この曲は終わりになりました。長かったなー。次は…新曲ではなく、まだやり残している曲…ベッリーニ作曲の「Almen se non poss'io/もし私ができないなら」と、ドナウディ作曲の「Vaghissima sembianza/かぎりなく美しい絵姿」をやることになっています。

 さて、7月になりました。今年もそろそろ秋のクラシックコンサートの申し込みの時期がやってくるものと思われます。

 実は例年、10月に行われている、当地の市民文化祭でのクラシックコンサートですが、今年は会場の都合で11月に行われるそうです…という(関係者からの)風のうわさが入ってますので、申込みが例年より一ヶ月遅くなるかもしれませんが、どちらにせよ、そろそろ曲を決めておかないといけません。

 一応、二重唱曲を1曲、オペラアリアを1曲、歌曲を1曲、の計3曲で行こうかな…なんて思ってます。

 二重唱曲はオペラの二重唱を考えるのが普通だろうけれど、歌曲の二重唱もなかなか良いかな…なんて迷っています。特に、最近の私は中低音の練習ばかりをして、高音を出していないので、今ひとつ高音に不安があるんですよ。なので、高音の無い二重唱曲がいいかなって思ってます。

 オペラアリアは…先生が勧めてくださっているアリアが、実はフランス語のアリアなんです。で、私、フランス語できません。フランズ語読めません。

 私、カタカナが振ってある楽譜を持っていますが、先生はそれを使っちゃダメというのです。ならば、英語歌詞の付いている楽譜も持っているので、英語で歌いましょうか?と言っていますが、英語じゃ…という反応です。ま、私自身も、そのアリアを英語で歌うのは、ちょっとばかり抵抗があります。では、どうしたらいいのかな…って困ってます。

 それに、フランス語の読みって、ルールが簡単だと言うけれど、実際にはそれなりに面倒くさいんだよね。私、NHKのテレビ講座でフランス語を半年ばかり勉強した事があるけれど、未だにフランス語をちゃんと読めません。なんか、腑に落ちないんだよね。まあ、イタリア語とかドイツ語みたいには行かないのは知ってますので、フランス語しか書いてない楽譜を使っても、結局、自分でカタカナ振っちゃうと思うんだよね。だから、最初っからカタカナが振っているのか、自分でカタカナ振っちゃうか(それも自分で振るわけだから間違いもあったりするんだろうなあ…)の違いしかないわけで、だったら…と思ったりします。

 いっそ、先生のオススメは無視して、別のアリアにするべえかな? それとも、この夏は、ちょっと本腰入れて、フランス語の勉強をするかな…。

 歌曲は、トスティか、今やっているベッリーニか…って感じです。ただ、ベッリーニをやるなら、原曲で歌いたいので、どの曲を選んでもキーが高いのが悩みです。だったらいっそ、武満を歌っちゃおうかしら…なんてね(笑)。

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2018年7月 3日 (火)

鼻とクチはバランス良く…

 さて、声楽のレッスンの続きです。具体的に鼻を鍛える練習に入りました。

 鼻を鍛えるには、ノドを閉じ気味に歌う事が前提となります。ノドをやや閉じて、息を、あえて、鼻に入れていきます。気分としては「鼻声上等!」です。もちろん、最終的に鼻声になってしまってはいけませんが、練習段階では鼻声になる事を恐れてはいけないわけです。

 これは高音を練習する時に、声がひっくり返ってしまう事を恐れてしまうと、いつまで経っても高音発声ができないままであるのと同じで、声がひっくり返る事はダメなんだけれど、声がひっくり返らないのはもっとダメであって、声がひっくり返るかひっくり返らないかのギリギリでひっくり返らない声で歌うのを目指すわけです。鼻に関しても同じで、鼻声はダメなんだけれど、鼻声の要素のない声もダメで、要は鼻の声とクチの声のバランスを保ちながら歌っていく事が大切なのです。

 なので、今現在、クチ100%の声ならば、多少は過剰気味であっても、まずは鼻の声を出していきましょうって事になるわけです。

 なので、鼻100%からクチ100%へ、クチ100%から鼻100%へと同一音程で移行していく練習をしました。最初のうちはスムーズに移行できず、ガタガタになりがちですが、これを練習を繰り返すことでスムーズにしていくそうです。これがスムーズに出来るようになると、良いバランスをキープできるようになるそうです。

 練習段階では、ノドを閉じ気味にし、鼻声上等で発声しますが、練習が進んでいけば、当然ですが、ノドは開放し、鼻声はペケになります。クチの声に鼻の声の響きを上手に乗せていけるようになれば良いのです。

 とにかく、今はクチメインの声で歌っているので、歌い出す時に、意識的に事前に鼻に息を通してから歌うようにすると、良いのだそうです。ま、これも歌の準備の一つなんだろうと思います。

 あと、息は必要な分を必要な圧力にして歌うことが大切で、過剰に大きな声は不要との事です。私は無意識に大声で歌おうとしてしまいますが、私が大声だと思っている声って、結局、ノドが鳴っている声なんです。声はノドを鳴らさなくても十分聞こえるし、必要な息で歌っていると、必ずしもノドは鳴るわけではないし、音量だって、さほど大きくはなりません。それでも十分遠鳴りな声になるのは、鼻の響きがあるからだこそ…です。逆に言えば、鼻の響きがあれば、無理して大きな声を出す必要はないわけで、その方が、ノドの健康にもつながっていくわけなのです。

 響きをメインにした発声で歌っていくというのは、そういう事なんだそうです。

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2018年7月 2日 (月)

ブレス・コントロールに巧みになりなさい

 声楽のレッスンに行ってきました。

 レッスン室に入るなり先生から「今日から地獄が始まるよ(はぁと)!」と宣言されました。なになに、地獄って何?ってわけで、話を聞いてみると、先日行われた、私が不参加だった発表会(位置付的には“おさらい会”らしいです)を行ってみての、先生の反省事項があって…という話なんです。

 なんでもY門下の生徒さんに共通する欠点として…鼻が弱い…という事を、先生は如実に感じてしまったのだそうです。なので、発表会が終了した今後は、徹底的に皆さんの鼻を鍛えましょう…って決意をしたんだそうです。

 確かに、私も鼻は弱いです。もっとも私の場合は、キング先生の元で、徹底的に鼻を使わないように鍛えられたので、弱いも何もなく、単純に、鼻を使っていないってだけの話なのです。とにかく、鼻をつまんでも、つままなくても、同じ声が出るように訓練を受けました。ちなみに、それ以前の私は、鼻をつまんでしまうとガラっと音色が変わってしまっていたんです。鼻声要素が強い声だったんですね。

 鼻声はもちろんダメですが、鼻声要素は歌声には必須なわけで、鼻をつまんだ時に音色が全然変わらないのはダメなのです。なので、適度に鼻に響かせた声を獲得するために、鼻を鍛えていきましょうという事になりました。

 そもそもが鼻声人間な私ですから、鼻に響かせるのは得意…だったはずですが、今回改めてやってみたら、鼻で声を響かせるのが苦手になっていました(涙)。以前は、高音はかなり鼻の響きを使って出していて、キング先生からダメ出しをされていたくらいなのに、今は高音はおろか、少し高めの音になっただけで、鼻が使えなくなっていました。

 キング先生の指導は(方向性は間違っていたとは言えども)その徹底ぶりはすごかったわけで、彼の指導力の凄さとその影響力を今更感じています。

 さて、鼻に響かせた声で歌うためには、息を鼻からもクチからも同時に出さないといけませんし、鼻はクチよりも高い位置にある事から、息を支える腹圧をかなり高くしないと鼻での響きは得られません。以前の私が高音を鼻で出していたのは、息の支えを腹圧ではなく、ノドの力で持ち上げていったからだろうと思います。

 でも今はノドの力で息を上げていくと、先生からダメが出ますから、頑張って腹圧で息を上げるわけですが、その腹圧が…私は弱くて鼻まで届かなくってダメなのです。ああ、残念。

 腹圧が弱い原因の一つには、そもそもの腹筋の筋力(それもインナーマッスル)が弱いという事もありますが、息を吐き過ぎてしまうために腹圧が低くなってしまうというのもあるようです。もっと、息を(無駄に)吐かないように歌っていく事で、腹圧を高めていくわけです。つまり、腹圧を下から上の方向にばかり掛けるのではなく、上から下への圧力も同時に掛けていく必要があるわけです。

 とどのつまり、ブレス・コントロールに巧みになりなさいって事です。

 特に低音を歌う時は、ある程度の量の息を吐く必要があるけれど、高音になればなるほど、少ない息で歌う必要があります。そうしないと、ノドが鳴りすぎてしまうし、声が重くなってしまうし、やがてはノドが傷んで壊れてしまうからです。

 声が重い…と言えば、レッスン中に「もっと軽い声で歌えませんか?」とよく先生に言われます。「テノールなのに、バリトンの私よりも重い声になっている」と言われると、ぐうの音も出ません。息の吐き過ぎが私の声を重くしているようなのです。

 でも「低音は息をたくさん吐き、高音は息を少なめに吐く」というのは、全くフルートと同じなので、なんか納得です。

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2018年6月13日 (水)

いつまでたっても、なかなか上達しません

 声楽のレッスンの続きです。曲の練習に入りました。

 最初は、ベッリーニ作曲の「Bella Nice,che d'amore/美しいニーチェよ」です。Y先生に「まだ歌っているんですか?」と言われるほどに、長期間歌っていますねえ…。とにかく、今日で終わりにするから、最後に通して歌いましょう…と促されて歌うと…あれこれ不満点が噴出しちゃうわけで、結局、次回もまだ歌う事になりました。

 終わりにならない理由として…圧倒的な練習量の不足のため、歌の細部がかなりいい加減になっているからでしょう。

 例えば、同じ歌詞だけれど、繰り返しをすると音程が違ったり、リズムが違っていたりする箇所があるのですが、そのあたりが実にアバウトになっています。自覚はありますが、ついついアバウトに歌っちゃうんだよね。ダメじゃん。

 音取りが不十分な箇所があります。特に臨時記号で半音になっている箇所がアバウト過ぎ。そういう箇所こそしっかり音を取って、ピアノに音をぶつけないといけないのに、ついつい歌いやすい和音の中の音に変えて歌っちゃいます(つまり、ちゃんと音が取れていないわけです)。これも練習不足と音感の無さが原因です。絶対であれ、相対であれ、音感があれば、こんな箇所、練習してなくても歌えるんだろうなあ…と思うと、音感不足は練習で乗り切るしかないのに、その練習が不足しているんだもの、なんの言い訳もできないよね。

 上行音型では、しっかり息で声を支えること。これは不十分ながら、なんとか形になっていますが、問題は下降音型の時です。下降音型では、ゆっくり腹圧を緩めながら歌うのだけれど、これをついつい緩めすぎてしまうのです。実際は緩めるにしても、気分的には緩めずにキープしすぎるくらいでちょうど良いのに、私は「ああ、やっと下降音型だ…」と思うと、無意識にカラダが緩むようです。ダメですね。

 とにかく、息の流れと支えさえしっかりしていれば、歌なんて簡単に歌えるもの…らしいです。でも、その息の流れとか支えとかが難しいんだよね。特に息の流れでは、1フレーズを1音であるかのように、途切れさせずにレガートに歌わないといけないのです。

 さて、次は同じベッリーニの「Almen se non poss'io/もし私ができないなら」です。

 この曲には、あっちこっちに細かい音符が連続して黒くなっている箇所があるのですが、そういう箇所こそ、きちんと音を取って歌ってほしいとの事です。私の場合、そういう黒くなっている箇所の入り口と出口の音はひとまず帳尻合わせ的に合っているのですが、その間の音が実にアバウト(汗)。そういう間の音までもきちんと音を取って歌ってくださいという、至極まっとうな要求が先生が来ました。そりゃあそうだよねー。

 で、先生がおっしゃるには、中間部の音程がいい加減なのは、声をしっかり息で支えていないからであって、声をしっかり息で支えてあげれば、自然に音程は合ってくる…という事なのです。つまり、悪いのは音感はもちろんだけれど、息の支えがダメダメって事なのです。

 支えは常に必要で、高音箇所とか上行音型だけでなく、下降音型でも中低音箇所であっても、どこであっても必要で、歌い始めから歌い終わりまで、程度の差こそあれ、しっかり支えていかないといけないのです。…が、私、どうにも無意識でお休みしちゃうみたいで、そこがまだまだなんですね。

 最後まで気合と支えは抜かない事…ってわけです。

 とりあえず、今の所、ベッリーニの歌曲を中声用で歌っているわけですが、これは各種歌唱テクニックを身につけるため、あえて楽な音域の歌を歌っているわけです。高い音があると、意識が高音にばかり行ってしまうけれど、歌にとって必要なのは、高音を見事に出す事よりも、中低音域をきちんと歌うことであって、まずはそちらのマスターを優先しましょうって事のようです。で、ある程度、中低音域を無意識レベルで無理なくテクニカルに歌えるようになってから、改めて高音にチャレンジしていけるのが良いですね…って事であって、だから今は高音の無い曲を歌っているわけです。

 まあ、確かに高音の無い曲は、歌っていて楽だし、心にも余裕ができるし、勉強のためには(若干物足りなさも感じないわけじゃないけれど)大切な事なんでしょうね。なにしろ、高音が無いからと言って、じゃあその曲を完璧に歌えているかと言えば、決してそんなわけはなく、まずは完璧(とは言わないまでも、完璧に近く)歌う事ができるようにならないといけませんからね。

 いつまでたって、なかなか歌は上達しない私です、とほほ。

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