ひとこと

  •  もうすぐ選挙ですね。選挙は、それぞれがご自分の思想信条に従って投票すれば良いことですが、その際に、枝葉の小さな問題に捕らわれて、大切な事を見失わないようにしないといけません。選挙は人気投票でもなければ、誰かを懲らしめるための手段でもありません。我々の子どもたちに、日本という国を安心安全に譲り渡すために、今何をしなければいけないのか、そしてそれを目指しているのは誰なのか、そこらへんを見極めていくことが大切なのです。問題は今ではなく、未来なのです。
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カテゴリー「フルートのレッスン&活動記録」の記事

フルートのレッスンで学んだことや、フルート関係の活動を集めてみました

2017年10月14日 (土)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その1 楽屋入り

 えー、今年もクラシックコンサートってヤツに出演してみました。でも今年は、例年とはあれこれ違うわけで、一番の違いは…会場が本当にショボかった事です。地域の古い青少年会館で開催されたのですが、その会場がどれくらいショボかったのかと言えば「ええ、あそこでやるなら、私出ない!」という人たちが続出しちゃったほどに、ショボい会場でございました。

 まあ、正直な話、ショボいと言うのは、主に古さに起因しているわけなんだけれどね。それこそ、昭和の小学校の体育館みたいな舞台設備なんです(涙)。

 舞台は狭いのです。グランドピアノを乗せたら、ほぼそれだけでいっぱい…って感じの狭さです。舞台袖はありません。会場から直接、舞台へインだぜ! おまけに音響激劣…ってか音響の事なんか全く考慮されていない造り。おまけに楽屋もありません。一般の人もその前を通るような会議室等の部屋を使用します。当然、建物そのものが昭和の時代の建物で、それもバブル以前の建物だから、そりゃあもう、あっちこっちダメなんです。

 なんで、そんな施設を使ったのかと言えば、他に会場がなかったからです(だったら止めればいいのにねえ)。

 昨年までは、いわゆる“市民会館”の小ホールで開催されていたクラシックコンサートですが、今年は市民会館を建て直す(実際はリフォームです)ためにホールが使えなくなり、でも、他に適切なホールが当地にはなかったため、昭和時代の施設を使用せざるを得なかった…ってわけです。

 私は、市民会館が建て替えと聞いた時に、他に適当な会場が無いわけだし、他市で行うわけにもいかないだろうから、今年のクラシックコンサートは開催しないだろうなあと思いました。でも、やるんだな。予想外の会場を使用するのだけれど、やるんだな。やるんなら、出演さぜるをえないだろう…ってわけで、色々と文句が言われているけれど、私は果敢にも、今年のクラシックコンサートに参加表明をしたわけです。

 それも、Y門下の発表会の一ヶ月後の開催で、ロクに練習する時間もないのに、新曲を携えて出ちゃったわけだ(汗)。ほんと、漢だねえ。

 ま、練習の過程の話は、散々記事でアップしてきたから、話は当日の朝から始めます。

 問題発生です。まず、会場の青少年会館と我が家が微妙に遠いのです。元気なら、スタスタ歩いちゃう距離(それでも結構の距離はある)なんだけれど、私、肉離れ中でしたので、そんな距離もロクに歩けないわけで、色々と考えた末、ここは大奮発してタクシーで会場まで乗り付ける事にしました。

 まるで、セレブじゃん(笑)。

 いつもなら、それぞれのスーツケースにそれぞれの荷物を入れて、ゴロゴロ転がしていくのだけれど、今回は私は、肩掛けの衣装バッグに入るものだけ入れて、入らないものは妻のスーツケースに入れてもらいました。だって、肉離れしていると、スーツケースを転がすのだって難儀なんだよ(その分、妻のスーツケースがパンパンになりました)。

 今年は前日のゲネプロが無くて、ゲネプロは当日の開場前の時間に行う事になりました。幸いにも、私達は出番が遅い(最後から二番目だよ。またもトリだねえ~)ので、ゆっくりと会場入りがやってきましたが、早い出番の人たちは本当に早い時間帯に会場に入ってゲネプロをやったそうで、大変だったみたいですよ(この部分、他人事)。

 会場に到着して、とりあえず荷物は楽屋…として使う和室に入れました。

 楽屋が和室…ってのは、畳敷きで広くて、くつろげるので良いと思うかもしれないけれど、部屋には座布団しかないのよ。椅子はありません。寄りかかるスペースすらありません。そうなると、床に座るか、寝っ転がるかしかできません。おまけに部屋への出入りは、靴を脱いだり履いたりしないといけないわけで、こりゃあ、洋装だと結構不自由です。まさか、タキシードを着て、床に寝っ転がっているわけにもいかないし、食事も床に置いて食べるわけにはいかないし…ねえ。

 ちなみに男性の楽屋を使うのは、私を入れて、たったの4人です。ギターアンサンブルの人が2名と、私とバリトンさんです。4人しかいないのに、広い広い和室が楽屋として与えられたわけです。なんか、贅沢です。たった4人だし、狭い会議室あたりを楽屋にしてくれても十分だったのに…ねえ。

 で、私が楽屋に入った時、男性の楽屋で、数名のオジサンオバサンたちが、お弁当を広げて、食事場所として活用していました。まあ、女性の楽屋は人がたくさんいて混み合っているだろうし、女性の楽屋に男性は入るわけにはいかないだろうし、男性の楽屋はスカスカだし…まあ、そんなわけで、男性の楽屋を食事部屋として使っていたわけです。

 まあね…良いっちゃあ良いし、私も文句はないけれど、階下に行けばロビーがあって、誰もが使える椅子も机もあって、食事をするなら、そっちの場所だろうと思ったけれど…私も特に文句も言いませんでした。

 とりあえず楽屋に入って、カバンからタキシードは取り出したものの、衣装を吊るす場所もなく、仕方なく使っていないふすま(開かずのふすまがあるんです)のところに吊るしました。だってこの部屋、壁がほとんど無いんだよ。窓がドーンとあって、押し入れがドドーンとあって、隣室との境の間仕切りがババーンってあるんだよ。ああ、使い勝手、悪いなあ。

 ちなみに、その間仕切りで仕切られている先は女性の楽屋なんだけれど、その間仕切りが昔のタイプの間仕切りだから、全然防音効果もなく、隣室の女性方のおしゃべりが筒抜けの丸聞こえでした。男性はほとんどいないし、いても無口だから、物音をたてないわけで、それで女性たちは自分たちのおしゃべりが隣に筒抜けとは思っていないのだろうけれど、全部まる聞こえだったりします。

 もっとも、他人のおしゃべりに興味はないので、私はロクに聞きはしなかったけれどね。

 それに隣室よりも騒がしかったのは、部屋のすぐ前に中学校があって、そこで行われていた運動会の方です。音楽もバンバンかけて、大きな声が上がって、うるさいというか、騒がしいと言うか、大変に賑やかすぎました。

 今年は楽屋でくつろぐ…なんて、無理だね。

 とりあえず、荷物を楽屋に置いて、ゲネプロのために会場に入りました。

 続きはまた明日。

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2017年10月 6日 (金)

私もウィーンでオペラ三昧な暮らしをしてみたいです(あ、フルートのレッスン記事ですよ)

 フルートのレッスンに行ってきました。まだ肉離れが痛み、ロクに歩けない頃でした。自宅からお教室まで、普段はテクテクとポケモンGOをしながら通っているのですが、さすがに肉離れな足では、ロクに歩けず、やむをえず、バスに乗って行きました。バスに乗っている時間はわずか10分にも満たないのですが、バス停でバスを待つのは30分ほどです。30分あれば、元気な時なら余裕でお教室にたどり着くのですが…ううむ、足が不自由ってのは、本当に不便です。

 お教室に行ったところ、姉様のレッスンが続いていました。ううむ、実に見事な演奏です。うらやましい。

 いつものようにロングトーン練習から始めました。普段は、立ってフルートを吹いている私ですが、さすがに立つことすら厳しく、途中で椅子に座り込んで、ロングトーン練習をしちゃいました。

 さすがに先生からも「そんなにひどいのかい?」と尋ねられてしまいました。ええ、そんなにひどいんです。

 先生曰く「じゃあ、今日は、椅子に座ってレッスンをしよう。音楽なんて、根性出してやるもんじゃないからね」との温かいお言葉、感謝です。

 最初はエルステユーブンゲンの21番です。実は肉離れになる前に一度暗譜したのですが、肉離れになって以来、練習のモチベーションがだだ下がりで、怠けまくっていたら、すっかり忘れてしまいました。以前にも似たようなことがあったなあ…。

 22番は…ほとんど練習できていなかったので、初見状態で吹きました。案外、初見でもどうにかなるものです。どうにもならないのは、暗譜なんだよね。

 プチエチュードは18番です。先生曰く「音もきれいだし、だいたい出来ていますね」との事です。後は、細かいミスを無くして、次回は合格を目指しましょうって事です。足は痛いけれど、頑張りますか…。

 40リトルピーセズは、2番の「小品」です。最初っから先生のピアノとはピッタリ合いましたが、ちょっとばかしテンボが遅めだったようで、もう少し速く…と言われて、もう一度合わせて、バッチグーだったので、今回で合格となりました。次回は3番です。3番はバッハのフランス組曲の中の有名なメロディ「ガボット」なんだそうです。ううむ、フランス組曲って…よく知らないや。

 今回の雑談は、オーケストラピットの中でのフルートの構え方について。オーケストラピットってのは、たいてい狭いです。そこに小さめな編成のオーケストラが入る時ならともかく、ワーグナーだとかプッチーニだとかの、大編成のオーケストラが入ると、オーケストラピットの中はすし詰め状態になるわけです。

 フルートというのは、あんなに長い楽器を横にもって演奏するわけですから、やたらと場所を取るわけで、オーケストラピットの中では肩身が狭いモノなんだそうで、それぞれに工夫しながら、小さくなって吹いているんだそうです。

 なんで、そんな事を尋ねたのかと言うと、先日見た、メトの「タンホイザー」の中で、オーケストラピットにいた、フルートのブリヤコフが、クビを捻って、フルートをカラダの正面に持ってきて、まるでクラリネットかなにかのように吹いている姿を見たからです。いくら狭いとは言え、あんな体勢でフルートって吹かなきゃいけないんでしょうかね?

 先生も以前はよくオーケストラピットに入って仕事をしていたそうですが、確かにオーケストラピットは狭いけれど、どんな体勢でフルートを吹くのかは、それぞれの創意工夫なんだそうです。ブリヤコフのように、楽器を前に持ってきて吹くのもありだそうです。ちなみに先生は、フルートを思いっきり下にさげて吹いたんだそうです。どっちにしても、クビは捻らないといけないみたいです。

 先生が言うには、オーケストラピットの狭さは、まだどうにかなるのだそうです。どうにもならないのは、ピットの中の暗さなんだそうです。とにかくオーケストラピットの中は暗いんだそうです。そりゃあまあ、オーケストラピットってのは、舞台と客席の間にあるわけで、そこが煌々と光り輝いていたらマズイわけで、とにかく客の視線が舞台に集中するように、オーケストラピットの照明は、常に暗めの地味めなんだそうです。

 そんな暗い中で、目をこらしてフルートを吹いていたので、目が悪くなったんだそうです。オーストラピットが暗いのは分かるけれど、それで視力って下がるものなのかな…。
 で、話はそこから「タンホイザー」の話へ移り、若い日にウィーンで見たオペラの数々の話になりましたが、まあ半分は与太話だったので、プログじゃあ、割愛しておきます。それにしても、留学してオペラ三昧とは、羨ましいです。

 先生の考える二大オペラは、ワーグナーの「タンホイザー」と、プッチーニの「ボエーム」なんだそうです。いつ見ても、涙が溢れるほど感動してしまうんだって。まあ、いいオペラだものね。

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2017年9月29日 (金)

H先生、スマホデビュー!

 フルートのレッスンに行ってきました。ロングトーン練習はバッチリです。

 さて、エルステユーブンゲンは、やっと21番。20番時代、長かったもんなあ…。もちろん、21番の暗譜なんざあ、まだまだでい。ちなみに、今現在、テキストの9ページ目でございます。このテキストは34ページまでありますので…まだやっと最初の1/4が終わったところです。ああ、長い長い。もちろん、22番なんて、暗譜どころが、譜面見ながら吹いても、間違える間違える。ああ、全然練習が足りません。

 プチエチュードは18番。まあ、大雑把には吹けるのですが、細かい所がまだまだダメです。先生曰く「何箇所かで、中音のレの左人差し指を上げ忘れている」「スタッカートの前の音は、必ず短く吹きなさい」「ブレス、多過ぎ」 まずはこれらを解決しないとね。

 で、新しいテキストの40リトルピーセズです。まずは最初の最初の1番です。モーツァルト作曲の、いわゆる「きらきら星」です。H先生が始めて、ピアノで伴奏してくれました。で、その先生のピアノに合わせてフルートを吹きます。まあ、メロディーも超簡単だし、私、基本的に、この手の合わせものは比較的得意なものですから、きらきら星は一発合格となりました。次の2番は…シューマンの「小曲」です。作品68の5番ってヤツで、正式には「子どものためのアルバム」より「第1部 小さい子どものために 第5曲 小曲」でございます。実は私、この曲、始めて聞くかも(汗)。いやあ、だって私、ピアノ弾かないから、ピアノ曲とか、案外知らないんだよね。でも頑張ろうっと。

 それにしても、やはり曲を吹くのは楽しいよ。エチュードも曲だから楽しいけれど、エチュードよりも、ずっとメロディアスだしね。少なくとも、エルステユーブンゲンより楽しい。エルステユーブンゲンのメロディって、ちっとも美しくないからね…と贅沢言っちゃダメだね。

 さて、今回の雑談と言えば…先生、ついにスマホデビューしました。全然、使い方が分からないそうです(悲)。なので、今は誰とも電話で連絡が取れない状況なのだそうです。ああ、仕事に支障が出まくっているそうですが…まあ、いずれ慣れますから、それまでの辛抱です。

 で「スマホのケースって、何を買えばいいんだい」というザックリした質問を受けたので「まずは、そのスマホを電気屋に持っていって、店員に『こいつに合うケースはどれだい?』と尋ねて、その中から選ぶといいです。素人が店先であれこれ眺めても、分かるものではありません。それくらいに、スマホの大きさって、機種ごとに微妙に違うんですよ」と答えておきました。だってね、先生、ご自分のスマホの機種名すら把握していないのだから、そのレベルの人にあれこれ言うだけ無駄だし、いきなりアレコレ言われても先生だって困るでしょ? ってわけで、そういう返しをした私でした。

 でも、始めてスマホを手に入れた時の、あのワクワクを先生は今味わっているんだと思うと、なんだかうらやましいですよ。

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2017年9月15日 (金)

新しい教材をいただきました

 フルートのレッスンに行ってきました。今回も結構バッチリ練習してレッスンに臨みました。夏休みが終了してだいぶ経ちますが、実はまだまだ仕事は本調子ではなく、休みの延長みたいな感じ…と言うのは言い過ぎだけれど、忙しさの山場までは若干の余裕があって、それでたくさん練習できただけで…やがてドンドン練習できなくなるんだよなあ…。

 ロングトーン練習は…まあ、いつものような感じです。

 とにかく、練習をたっぷりしておいたので、ようやくエルステユーブンゲンの20番の合格をいただきました。いやあ、暗譜頑張ったよ。次回は21番を暗譜して、22番を練習して…って感じです。

 プチエチュードは18番です、新曲です。こいつも頑張って練習してきたので、まあまあ吹けてます。しかし、まだまだ不確実なミスブローが多いので、当然合格はいただけませんでした(当たり前)。

 スラーとスタッカートが多い曲なので、そこに注意して吹くように言われました。特に、音を短く演奏するのは、スタッカートの音だけでなく、スタッカートの直前の音も短く吹くのですが、それをしばしば忘れているので、よくよく注意を受けました。

 あと、第三オクターブの音を多用する曲なのだけれど、第三オクターブの音を吹きすぎないように言われました。いくら高音であっても、優しく柔らかく息を入れて吹かないといけないのです。夏の合宿でも高音の弱音には苦労しましたが、こちらの曲は弱音でこそありませんが、それでも息の勢いまかせで、ピーピー吹いちゃいけないのです。

 頑張ろう。

 そうそう、新しい教材をいただきました。“40 Little Pieces in Progressive Order  for Beginner Flutists”です。以降は“40リトルピーセズ”と呼びます。この教則本は、いわゆる曲集であって、バロックからロマン派まで(具体的にはバッハからシューマンまで)の有名なメロディーを難易度順に並べてあるものです。それをアタマからエチュードとして演奏していくわけです。

 もっとも、エチュードとして演奏する…と言っても、指の練習ではありません。フルートで歌うためのエチュードなのです。ですから、ここにあるメロディーをカンタービレに演奏していくための教材なのです。脱・棒吹きなのです。もっとも、私は棒吹きなんてしないけれどね。

 という訳で、次回からは、エルステユーブンゲンと、プチエチュードと、40リトルピーセズの3つで学んでいくわけです。頑張っていこうっと。

 さて、今回の雑談は…学生の夏休みの話。

 9月に入り、小学生~高校生の夏休みは終わり、すでに二学期が始まっているわけですが、多くの大学生の夏休みは9月いっぱいまでなのです。つまり、新学期(後期ね)は10月から始まります。

 ですから、前期の試験を7月に終えたら、10月までの4ヶ月弱はお休みなのです。うむ、ちょっと休みすぎじゃ無いのかな?と個人的には思いますが、まあ、大学なんて、そんな感じです。

 今は、音大もそんな感じなんだそうですが、先生が学生だった頃は、前期の試験を9月の下旬に行っていたのだそうです。もちろん、夏休みはありますよ。つまり、試験の直前4ヶ月がお休みなわけです。

 先生の母校は、日本全国から学生が集まる大学だったので、夏休みになると、多くの学生が帰省してしまうのだそうです。特にピアノ科の学生は、下宿だとロクに練習ができない(下宿にグランドピアノを置いている学生なんて、当時は少数派で、大抵の学生は下宿のアップライトピアノで練習するか、あるいはピアノ無し…つまり大学の練習室のピアノで弾くだけ)ので、さっさと実家に帰っちゃうんだそうです。と言うのも、皆さん、地方のお金持ちのお嬢様方ですから、実家には立派なグランドピアノがあるわけで、それで試験までガンガン練習してくるのだそうです。

 で、困るのが、H先生を始めとするピアノ以外の学生さんです。これらの学生さんも試験に備えて練習をしまくるのですが、試験は当然ピアノ伴奏が必要なわけで、伴奏者は自分で探してくるのが基本ですから、まあ、たいていの場合は、ピアノ科の友人に頼むわけです。で、その彼女が夏休みに田舎に帰ったっきり戻ってこないわけです。それじゃ、フルートの練習(特にピアノ合わせ)ができないわけで、田舎から戻ってくるのを一週間早めてもらって、そこでガンガン、フルートの練習をしていたのだそうです。

 今は7月に前期試験をする学校も増え、先生のような悩みも少なくなったそうですが、その分、夏休みに練習をしない学生も増え、演奏が上達しない生徒も増えてきた…なんておっしゃってました。

 まあ「今時の若いモンは…」と言うのは、老人の常なのですが…ね。

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2017年9月 8日 (金)

H先生も、ついにスマホに乗り換える…のかな?

 フルートのレッスンに行ってきました。合宿後、最初のレッスンです。

 姉様のレッスンがだいぶ延長していたようで、たっぷり姉様と先生のデュエットを聞かせていただきました。感謝です。

 さて、ロングトーン練習はバッチリでしたが、音程的には、私、低めの音で吹いてしまっていたようです。合宿後、さらに脱力が進んでみたいで、頭部管の抜きをいつもどおりにしていると、ちょっと低めになってしまうようで、少し深めに頭部管を差し込んでみました。良い事なんだか、悪いことなんだか…。

 エルステユーブンゲンの20番は…実は、ちょっとガッツを入れて自宅練習をしてきて、だいぶ暗譜してきたつもりですが、まだまだ要所要所のツメが甘くて、合格がいただけるほどは吹けませんでした。残念。21番は、当然、不合格でございます。

 プチエチュードの17番は、ようやく合格となりました。合宿でたくさん吹いて頑張ったものね。で、次回からは18番です、新曲です…って、ヤバイじゃん。これから声楽の発表会があって、クラシックコンサートがあって、そっちの練習に時間が取られちゃうのに、ここでフルートが新曲? 新曲となれば、当然、結構な時間を割いて譜読みして練習しなきゃいけないじゃん! あれ、私、何気にヤバイの?

 先生から、だいぶフルートの音色がきれいな感じで落ち着いてきたので、そろそろメロディの勉強をしましょうと言われました。

 という訳で、次あたり、先生が新しい教本を持ってきてくれる事になりました。今度の教本は、曲集のようなもので、簡単なメロディーから始まって、少しずつメロディーの吹き方が学べるようになっているのだそうです。楽しみ、楽しみ。

 メロディの吹き方、要するに“脱・棒吹き”って事ですね。まだ指に大きな不安があったり、音色がダメダメでは、歌うようにメロディを吹ける余裕がないので、そのあたりがクリアしてから、メロディを吹く勉強をするんだそうです。さて、どんな勉強になるのかな? かなり楽しみです。

 で、雑談は、スマホの話。先生は未だにガラケーを使っているのだけれど、最近はスマホに心が惹かれるのだそうです。で、某所で格安スマホを知って、営業をかけられて、なんかその気になったのだそうです。

 まあ、時代はすでにスマホですし、いつまでもガラケーを使ってもいられないので、こういうチャンスがあった時に、スマホに乗り換えるは吉だと思います。しかし、薦められているスマホの搭載メモリーの容量が3ギガだそうです。それで足りるのかしら?

 で、ググってみたら、私が使っているiPhoneっの搭載メモリって1ギガしか無いみたいですね。なんだ、私の携帯の3倍のメモリ積んでいるのか? なら大丈夫だね。

 それにしても時代は格安スマホ…なのかな? 私はそこんとこ無頓着で全然分からないのだけれど、普通のスマホとは、安い以外に何が違うんでしょうね?

 とりあえず、歌にフルートに頑張っていきましょう。

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2017年9月 2日 (土)

2017年フルート合宿 その5 本日も音源あります

 ソロの発表会は三日目の夜で、その日の宴会は(まだ四日目を残しているものの)最後の宴会&反省会ということで、それぞれ今までの合宿の思い出と反省を語り、先生からのプレゼントをいただきました。

 自分の反省を言った順に、用意されたプレゼントを選んで持っていくというやり方でした。私は、自分の反省(ステージには魔物が棲んでいるって話)をして、クリーニングクロスをいただきました。ムラマツ製の高級クリーニングクロスです。今まではアルタスからいただいたメガネクリーナーを使っていたのだけれど、これもだいぶ汚れてきたので、ちょうど良いので、交換する事にしました。

 そのうち、フルートスワブもグレードアップしたようだから、交換しようっと。

 さて、今回はフルートアンサンブルの話をします。

 フルートアンサンブル。実は誰がメンバーなのかは、合宿当日までは知らされませんでした。それも合宿初日はまだ知らされず、合宿二日目の昼食の時にメンバーの発表がありました。つまり、アンサンブルの練習は、二日目の午後から始まり、四日目の午前中の発表会に備えなきゃいけなかったのでした。

 事前に与えられたのは、自分のパート譜だけ。ですから、腹をくくって、合宿に行ってから練習をするか、楽譜はアリアリのものだろうから、どこかで音源を見つけて、それで練習をするか…の二つに一つぐらいしかないだろうと思ったのです。

 で、私の取った道は…音源を探して、それで練習をするって方法です。もちろん、全く同じ楽譜を使ったものがあるとは期待していませんので、細かなアレンジの違いは無視して、せめて調性と小節数が同じモノがあれば、それで我慢しようと思いました。

 で、あれこれYouTubeの音源を漁って見つけたのが、この演奏でした。

 この演奏、実はフルート8重奏で、おそらく我々と同じ譜面を使いながらも、1パートを二人で吹いて、パートごとの音を補強しているのではないかと思いました。なので、この演奏をMP3にダウンロードして、iPodに入れました。で、ひたすら、この音源に合わせて、自己練習に励みました。

 だって、ほら。アンサンブルって、まず自分のパートを完璧に吹けなきゃダメでしょ? で、自分のパートだけが完璧に吹けても、他の人たちと合わせられなきゃダメでしょ? それには自分のペースだけで演奏できてもダメで、他の人達と合わせられなきゃダメでしょ?

 ってなわけで、散々、この音源に合わせて練習をしました。もちろん、合宿が始まってからも、iPodを持ち込んで、この音源に合わせて練習をしました。

 そうやって、自分のパートは、ほぼ完璧。音源に合わせてもOK。後は、生きている人間と合わせれば、なんとかなる…ってところまで仕上げておきました。

 で、ようやく、アンサンブルメンバーの発表です。

 1stを演奏するのはFJさん。マダムな方で、9Kのフルートの方です。ソロの演奏を聞く限りでは、なかなかフルート上手の方のようですが、どうやらアンサンブルの方は練習不足のようでした。おそらく、事前に音源等に合わせて練習するか、合宿に行ってから練習するかの選択で、後者を選んでしまったようでした。まあ、私も適当な音源が見つけられなかったら、そうなっていたかもしれないので、FJさんの事は責められません。

 とは言え、指揮者のいない状況で、担当しているのが1stなんだし、はっきり言っちゃえばメロディ担当なんだから、他人の様子などうかがわずに、我が道を真っ直ぐに進んでくれれば、後は我々がそこについていくだけなんだよね。でも、どこか遠慮があるのか、すぐに我々の様子を見てしまうし、演奏も割と止めがち…。つまりは自信がないってわけです。練習不足で自信がなければ弱気になるのは当たり前っちゃあ、当たり前なんだけれど…。ああ、カラ元気でもハッタリでも良いので、一発カマしてくれればいいのになあ…と何度も思ってしまいました(でもクチには出さなかったよ)。

 ま、私だって同じ立場に置かれたら同じような事をしでかしていただろうから、FJさんの事ばかりを責めるわけにはいきません(汗)。

 2ndを吹いたのはSWさん。この方もマダムで9Kの人です。この人は、とっても良い人です。周りにちゃんと気を配ってあげられる人で、それゆえに2ndを任されたのかなって思いました。フルートに関しては、とても熱心な方で、黙々と練習をしていくタイプの人です。ただし、指は私と同じで、あまり回らないタイプです。あと、ちょっとやっかいな持病を持っているので、その対策をしながらの合宿参加で、そういう面で大変な思いをされていました。私と一番気の合った方です。

 4thのIAさんはハイアマチュアの人で、このグループのリーダ兼コーチって感じの人です。とにかく、どのパートも初見でほぼ完璧に吹ける人です。この人がいるから、このグループがなんとかまとまっている…って感じです。実際、H先生がトラとして、あっちこっちの団体に派遣しているくらいの腕前の持ち主なのです。そりゃあ頼りになるわな。で、先生から総譜を預かっていた人で、アンサンブル全体の音楽作りの責を負ってました。

 この3人に私を加えた4人でアンサンブルをしました。

 実際の練習は、なかなか大変でした。しかし、最初の顔合わせの時に、たまたまH先生がいてくださったので、指導をお願いしました。アンサンブルの最初の最初の部分をH先生の指導で積み上げる事が出来たのはラッキーでした。最初が我々だけだと、案外、空中分裂していたかも…。とにかく、指揮者がいて、その元でのアンサンブルって、ほんと、楽なんです。

 だから、2回目以降の練習では、当然指揮者不在で、互いの音を聞きながら合わせていくのだけれど、これが結構ムズカシイ。と言うのも、誰かの音を聞きながら演奏していても、その誰かが落ちちゃえば合わせられないでしょ? こんなエラそうに書いている私も、案外、ボロボロ落ちてました。低音のドなんて、簡単に出ないよ(笑)。で、誰かが落ちると、それを頼りにしていた別の人が落ちて、その連鎖反応で音楽が止まりそうなってしまうわけです。でも、音楽は止めちゃいけないわけだから、何とかみんなして繋いでいっても…肝心のメロディが止まっちゃうと…音楽は止まらざるをえないわけで、それの繰り返しが何度もありました。

 他人の事など無視して、自分さえきちんとテンポをキープして演奏しつづければいいじゃん…と思っても、実際は他の人とのフレーズのやり取りとかあるわけで、そのフレーズを受け取らないと次に進めなかったりもするし、曲中、何度もテンポが揺れたり、小さなブレイクがあったりするのだけれど、その時のきっかけを吹く人が止まっちゃうと、やっぱり音楽は止まっちゃうわけで…、いやあ、アンサンブルって、ある意味、ソロよりもムズカシイんだわ。

 それでもやがて練習を重ねていくと、ここは○さんは落ちやすいけれど、△さんは確実だから、△さんの演奏に合わせ、ここのテンポが緩むところは、◇さんのテンポに合わせて…とコツと言うか、このグループの癖のようなモノが分かってきて、だんだん音楽が止まらなくなっていきました。

 で、どうやら止まらずに最後まで通せるようになったあたりで…発表会がやってくるわけです。実に図ったように良いタイミングでやってくるわけです。

 アンサンブルの発表会は、最終日の午前中です。全部で7グループのうち、我々の出番は5番目でした。で、演奏はこんな感じとなりました。アンダーソン作曲の「ワルツィング・キャット」です。

 ほらほらそこの人! 最初にアップした音源と比べちゃダメですよ~。

 ちなみに私は3rdなので、音源を聞いても、どこを私が吹いているかなんて、きっと分からないと思います。それくらい地味なパートを地味に演奏しております。で、そんな地味なパートを、地味に落ちたりミスったりしています。ああ、本当に本番に弱いなあ…。練習では割りと完璧に近い形で演奏できたのになあ…。ああ、残念。

 という訳で、2017年度のフルート合宿は終了です。今回が40回目の記念の合宿で、先生はこれを機会に、フルートの指導から引退して、合宿も辞めちゃおうって話をしていましたが、どうやら引退撤回、来年も野尻湖で合宿をする…みたいです。いやあ、ひとまず良かった良かった。まあ、私自身、来年参加できるかは、全然未定なんだけれどね。

 それにしても、先生が引退すると聞いた時、私は「じゃあ私もフルートを引退します!」って引退宣言をしました。だってね、H先生の後、別の先生に付いたとしても、どうしたってH先生と比べちゃうじゃないですか? それは新しい先生に失礼だし、自分自身も残念だし…。そうなると、H先生の後は、自学自習に励むしかなくなるけれど、そんな事をしても続くわけないし…そうなると、自然とフルート引退って事になるわけです。

 ひとまず、今年のフルート引退は(私も先生も)ないようなので、安心しました。

 ってなわけで、明日からは通常運転に戻りますよ。よろしくね。

蛇足 今回はスーツケースを宅配便で送るのを止めて、エッチラオッチラ自分で転がして行ったのですが…それのせいもあるのかな? 結局、スーツケースを壊してしまいました。車輪が一つ破損、さらにハンドルがグラグラになってしまいました。なんだかんだ言って、10年くらい使っていたものなあ…。で、このスーツケース、少し小型で使い勝手が良いので、廃棄せずに修理をすることになりました。修理代金は…新規購入ぐらいかかります(何やってんだか!)。でも、修理完了まで時間がかかり、とても発表会までに間に合わないし、少々容量的な不安もあるので、もうひと回り大きいスーツケースも買うことにしました。今度は簡単に壊れないように…って事で、ブランド物を購入したので、結構かかってしまいました。ううむ、お金のことだけを考えるなら、自分でスーツケースを転がしていくよりも、やっぱり宅配便をお願いしたほうが安価だったな。

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2017年9月 1日 (金)

2017年フルート合宿 その4 音源あります

 フルート合宿の話が続いていますが、合宿中、皆さんがクチを揃えて「困ったなあ…」と言っていたのが、実はトイレでした。ホテルのトイレ、どこにもウォシュレットが付いてないんですよ。いやあ、参りました。ほんと、参りました。と言うよりも、自分がいかにウォシュレットに馴染み、ウォシュレットを頼って生きてきたのかを実感しました。

 こんな私、海外旅行には、絶対に行けないなあ…。

 一方、クチを揃えて「いいねえ」と言っていたのが、お風呂です。お湯が良いんですよ。

 風呂は温泉ではなく、鉱泉でした。つまり、冷たい温泉ね。地下水を沸かしたお風呂なんだけれど、このお湯が実に良いのですよ。24時間いつでも入れるというサービスも良いのですが、やっぱりお湯がいいと、旅はそれだけでもツーランクアップです。お湯の良い宿は良い宿なのです。

 しかし、若い時はお湯の良し悪しも分からなかったくせに、ある時を境にお湯の良し悪しにこだわるようになるとは…年を取ると、あれこれ趣味がかわるものですね。

 それにしても、野尻湖は暑かったですよ。昨年のH先生は熱中症で倒れる一歩手前でしたからね。今年の私、クチすっぱく何度も先生に「水分補給!」と言い続けたおかげで、H先生は合宿中、ずっと元気でしたよ。

 さていよいよ、フルートソロの話をしましょう。

 合宿中、H先生のレッスンは、基本的に一日一回でした。人によって、まだまだ仕上がっていないため、午前と午後と一回ずつレッスン受けている人もいましたが、私はまあまな仕上がったいたため、レッスンは一日に一回。それもフルートのレッスンではなく、ピアノ合わせのレッスンをしました。それだって、初回でばっちり合わせられましたので、それほどビッチリとしたレッスンは受けませんでした。

 最初のレッスンこそ、ピアニストさんと互いに様子見で遠慮しながら合わせたのですが、初回でピアノの動きもだいたい分かったので、二回目のレッスンでは、私の方からもピアニストさんに注文を出すなどして、普通のピアノ合わせをしました。ですから、三日目のレッスンの時は、本当にバッチリだったし、フルートはノーミスで吹けたので、バッチリバッチリという感じに仕上がりました。

 今思えば、この時の演奏がベストな演奏だったのだと思います。この時のレッスンの様子を録音しておけば良かったのに…と後悔しても始まりませんね。

 で、発表会は三日目の夜に行われました。

 ステージには魔物が棲んでいるとは、よく言ったものです。本当に私、魔物に食われちゃいました。三日目の昼間の練習では完璧に吹けていたのに…ああ、残念。

 ステージの登場順は5番目でした。昨年は一番初めだったので気が楽だったのですが、今回は初参加の人が4人もいるので、私は5番目なんですね。で、別に楽屋があるわけでもないので、自分の順番まで、客席で他の人の演奏を聞いて、自分の番になったら、客席から舞台に行って、そのまま演奏して、客席に戻る…という手配になっていました。

 別に緊張しているつもりはなかったのですが、自分の演奏を控えて、客席でじっと順番を待っているというのは…あまり心臓には良くないのかもしれません。少なくとも、あまりリラックスはできませんものね。

 最初の4人が終わって、私の順番になりました。少し軽口を叩いて、自分と客席の緊張を取った(つもり)の後、やおら演奏に入りました。この時の演奏が以下のものです。

 曲目は、ヘンデル作曲の「ラルゴ」です。いわゆる「オンブラ・マイ・フ」です。

 大きなミスだけでも2箇所、細かいミスはそれこそ数え切れませんでした。

 今思えば、出だしの音が、ちょっとカスって、すぐ音にならなかったのですが、ここで、ちょっぴりパニクってしまったのかもしれません。出だしに失敗して、うろたえて、後は立ち直る暇もなく、そのまま演奏に流れ込んでしまって、メタメタになってしまった…という感じで…。とにかく、野尻湖にやってきて、一番不出来な演奏がこの本番の演奏でした。

 ああ、本番に弱いなあ…(涙)。おまけに最後の最後は、作曲までしちゃっているし…。とにかく、音楽を止めなかったという事だけだね、褒められる箇所は。

 穴があったら、入りたい。

 でも、そんなに恥ずかしい演奏でもアップしてしまうのが、私なのでした。だって、日頃、ブログでエラそうな事ばかり書いている私ですからね。そんな私の実力はきっちり披露しておかないと、フェアではないですからね。恥をしのんで、全世界に公開です。

 というわけで、本日はメンタルへのダメージが強いので、ここまでです。アンサンブルの話などは…明日アップします。

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2017年8月30日 (水)

2017年フルート合宿 その3 食事の話

 さて今回は、合宿にまつわる食事の話をしましょう。

 我々が泊まったホテルの食事は、上品ではありませんでしたが、なかなかの分量で、いつも満腹になるか、満腹をちょっと超過するほど食べられました。毎食、そもそものおかずの分量が多めだった事に加え、偏食なマダムが多くて「私、これ食べられない」とか「こんなにたくさん食べられないわ」とかいう方が続出して、それを単に残飯にしてしまうのももったいないという訳で、私を始めとする、比較的若い男性(私はオッサンだけれど、門下の中では若い部類に入ります)がマダムたちの食べきれないおかずを引き受けた上に、ご飯のおかわりは何杯でもOKというわけで、そりゃあたくさんいただきました。

 朝食のハムは毎回10枚前後になったし、夕食の刺し身はいつも3~5人前(夕食では必ず刺し身が出ます)、肉もてんこ盛りになりました。まあ、おかずが多くなった分、ご飯の方は少し控えました。だってそうしないと、満腹になりすぎて、フルート吹けなくなっちゃうからね。満腹でフルートを吹くのは…ほぼ拷問です(汗)。

 あと、昼食はワンディシュもの(冷やし中華とかスパゲッティとか)でしたから、ここだけはきっちり一人前の食事となりました。それでなんとか一日の食事のバランスを取っていたかも…。あ、そう言えば、最終日の昼食はカレーライスだったのだけど、この日は、タイ式カレーと(普通の日式の)カレーと、偏食マダム向けの牛肉炒めライスの3品が出たのだけれど、それぞれを美味しくいただいちゃったので、たぶん3人前以上食べたかも…。

 そんな感じで、朝晩の食事は満足しておりましたし、昼食もまあまあでございました。
 実は、二日目の昼食は冷やし中華でしたし、その日の朝は、マダムたちからの貢物も少なめだったために、昼食後は少し小腹が空いておりました。そこで、休憩時間に、ポケモンGOをやりたいという気持ちもあって、散歩に出掛けました。

 野尻湖周辺は、ホテルの近辺は昨年同様に、ポケモンGO的には何もない場所なのですが、少し離れて賑わった場所まで来ると、ジムもポケストも昨年とは比較にならないほどに増えていました。昨年は、ジムが一箇所、ポケストが二箇所。それもそれがほぼ近所に隣接するという、それ以外の場所では、ほぼ皆無という残念な感じだったのですが、今年はジムの数も増え、それ以上にポケストの数が増えていて、これだけの数があれば、普通にポケモンGOで遊べるなあ…って感じでした。で、さっそく、テクテクとポケモンGOをしながら、賑わっている方に行きました。

 ナウマンゾウのオブジェがある場所でジム戦をしていたら、見知らぬ(旅先だもの、当然だね)お爺さんに声を掛けられました。こちらはジム戦の最中で忙しかったのですが、年配者を軽んずるのは良くないので、ゲームの手を止めて話相手をしました。そうしたら、そのお爺さん、なんと“ものみの塔”の人で、最近、ナウマンゾウのオブジェに若い人が時々来るので、そういう人を待ち受けていて伝道しているのだそうです。

 参りました。田舎にも新興宗教って進出しているんだね。「頑張ってください」とは、ちっとも思わないけれど、「大変だねえ」とは思いました。

 さて、そもそもの散歩の目的が「小腹がすいた」だったので、ポケモンGOをざっくりやった後は「ラーメンを食べましょう」という気分になり、ラーメンを提供している食堂を探しました。少し行ったところにラーメンの登りを出している店を見つけたので入りました。その店は、ラーメンも提供するけれど、メインはそばのようでしたし、地元のマス料理なども提供する、地元料理系の食堂だったし、本来ならば、天ざるあたりを注文するのが正解な感じの店だったのだけれど、すでにクチがラーメンのクチになっていた私は、臆せずラーメンを注文しました。

 しばらくしてラーメンが出てきました。ひとくち食べました。いやあ、実にノスタルジックな味でした。醤油味のラーメンなんだけれど、本当に醤油味でやんの。いや、見た目は醤油だけれど、味は塩味だね。塩ダレ無しの塩味だね。とにかく、さっぱりしすぎ。

 忘れていました。ここ野尻湖は長野県じゃないですか? 長野と言えば、そば王国であって、ラーメンなんてモノは、よそ者しか食べない異邦の食べ物であった事を…。それにしても、ラーメンの味が、あまりに昭和すぎて、怒りを通り越して懐かしくなってしまいます。ああ、昔々、海の家で食べた、マズいラーメンって、こんな感じだったよなあ…。

 ラーメンそのものは不味かったけれど、貴重で懐かしい体験をさせていただきました。感謝です。

 で、ラーメンと言えば、実は合宿帰りの長野駅周辺でも、この時のリベンジの気持ちを込めて、ラーメンを食べました。

 長野市街を歩いていると、某中華料理店にでっかく“かけらーめん”というメニューが出てきました。“かけらーめん?”私の今までの人生の中で“かけそば”とか“かけうどん(ぶっかけ、だね)”は食べた事はあるけれど“かけラーメン”と言うのは食べたことありませんでした。

 そもそも“かけ~”と言うのは、そばなりうどんなりの、麺だけの状態の器に、出汁なりスープなりをかけただけだから“かけ~”と言うのだけれど、そもそもラーメンとは、麺にスープだけをかけた料理などありえず、かならず何らかのトッピングが加わるから“かけらーめん”というのは成立しないのですが、それをあえて“かけらーめん”と名乗るからには、なにか工夫があるに違いない。特に、ラーメンを“らーめん”とひらがな表記をしている部分が怪しい…そう思って、店に入って注文しました。

 出てきたのは、こちら風に言えば“もやしひき肉ラーメン”でした。もやしと少量のひき肉を炒めたものが、トッピングとしてラーメンに乗ってました。確かに、普通のラーメンのトッピングである、チャーシュー、メンマ、ナルト、焼き海苔…の組み合わせと比べると、安価であり、ラーメンよりも安価な“かけらーめん”という食事が成り立つというのは分かりましたが…まあ、ローカルなラーメンですね。東京なら、やっぱりもやしひき肉ラーメンになってしまって、普通のラーメンよりも高価になってしまうでしょう。長野ならではのラーメンでした。味は、今時のラーメンで、普通に美味しかったです。

 さて、ホテルでの食事の話に戻ります。今回、ホテルで出た食事のうち、これぞと言うのは、二日目の夕食で出た、アマゴの甘露煮ですね。アマゴと言うのは、サツキマスの事で、ニジマスの親戚の魚です。結構大きな魚なのですが、これをまるまる甘露煮にして、尾頭付きのまま食卓に出てきました。姿形は大きくても甘露煮ですから、頭から尻尾の先まで丸々食べられます…で、食べてみると、実に美味なのです。ああ、美味しかった。あんまり美味しかったので、帰りに(アマゴではなく)ニジマスとイワナの甘露煮をおみやげに買って帰ったくらいです。もちろん、家で食べた甘露煮も美味しかったです。

 最終日の昼食の話はカレーライスだったと書きましたが、タイ式カレーは絶妙に美味しかったです。見た目は、白っぽい緑色で、香りは甘くて、とても辛い感じはしないのですが、クチに含むと、激烈に辛くて、私、大変気に入りました。

 実はこの日の昼食はタイ式カレーの日だったのですが、それほどに激辛なメニューのために、タイ式カレーを食べられない人のために(日式の)普通のカレーも用意し、その普通のカレーも(偏食のために)食べられないという人のために、牛肉炒めライスが用意されたわけです。実は、普通のカレーも美味しかったのです。さらに言うと、牛肉炒めライスも美味しかったのです。牛肉炒めライスなんて、牛肉の細切りに、ピーマンと玉ねぎを加えて、軽く塩を振って炒めたものを、白飯の上に添えただけの、シンプルな料理なのですが、これがこれで美味しいのです。やっぱり素材となる野菜が美味しいから、何をどう料理しても美味しいんだろうと思いました。

 私は都会っ子ですから、田舎では暮らしていけない人だし、田舎が羨ましいなんて思うことはあんまりないのだけれど、こと食生活に関しては、食材の美味さで、都会は田舎に完封負けだなって思いました。ほんと、田舎に行くと、つまらない料理(失礼)でも美味なのは、食材が美味しいからなんだなあって思いました。

 明日は今月のまとめをしますので、この続きは…また明後日。

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2017年8月29日 (火)

2017年フルート合宿 その2 めっちゃ練習しました

 さて、我々電車組が一番最後の到着だったようで、到着するやいなや、先生の部屋に集合がかかりました。さっそく、三泊四日のフルート合宿の開始です。

 さっそく、お互いに自己紹介です。今年の合宿の参加メンバーは、生徒さんが18名(うち初参加が4名)で、アシスタントの先生が1名、ピアニストさんが1名、お手伝いのスタッフが2名で、それにH先生を加えて、合計24名でした。え? 計算が合わない? それは生徒さんの身内の方で、送迎のために一緒にやってきて、宴会に参加する以外、特に何をするでもなく一緒に合宿に参加していた人がいたので、数が1名増えているわけです。

 昨年は男性の生徒さんは3名だったので、一部屋にまとまって寝泊まりしていましたが、今年は4名に増えたので、二部屋に分かれて宿泊しました。私と同室になったのは、昨年のフルート三重奏でリーダー役をやってくださったFKさんでした。

 実はFKさんは、現在、H先生の生徒さんではありません。ではなぜこの合宿に参加しているのかと言うと、FKさんは、H先生の一番最初の生徒さんなんだそうです。そもそもは、先生がまだ大学生の頃からの生徒さん(FKさんは高校生ね)で、先生が東京から神奈川県に引っ越してしまって、距離的に先生のところに通うのが無理になるまで、ずっとH先生のところでフルートを学んでいたんだそうです。ですから、先生が神奈川に移ってからも、合宿の度にお誘いを受け続けて、今でも合宿には参加しているという、超古参の生徒さんだったりするわけです。

 そんなわけで、フルートもめっちゃ上手で、そんな人と一緒の部屋で練習できるというのも、あれこれ学ぶ所があってよかったです。

 ちなみにFKさんは、有名な流行歌系の作曲家さんのご子息だそうで、お父様はとうの昔に亡くなっているのだけれど、その印税が毎年結構入ってくるそうで、良いボーナスになっているんだそうです。JASRACバンザイって生活のようです。FKさんの昔話を聞いていると、懐かしの昭和歌謡の世界を思い出します。

 FKさんに限らず、門下の皆さんは皆、それぞれに本人やご身内が立派な方々が多くて、その素性を尋ねる度に、ビビる私でございました。フルートを習う、それもH先生のような謝礼の高額な先生に習っている生徒さんって、庶民とはちょっと違う人達ばかりだったりします。

 ですから、門下生の大半の方々は、いわゆるマダムな方々で、そういう方は皆、金色のフルートを手にしています。たいていは9Kなんだけれど、とても目はまばゆい感じです。ちなみに、フルートを吹きまくる凄腕の生徒さんたちは、決まって銀色の笛(ほぼSRです)を持っています。つまり、ここの門下では、マダムは金色、上級者は銀色、という区分けになっているようです。ちなみに、オッサンたちは、上級者のFKさんは木管、その他の三人は、ほぼ初心者で、私以外は洋銀フルートなので、きっと私も洋銀フルートだと思われているんだろうなあ…って感じです。少なくとも、アルタスを使っているのは、きっと私だけだと思います。ここ信州はアルタスの地元の県なんだけれど…ね。

 合宿の内容は、至ってシンプルです。

 基本スケジュールは、朝ごはんを食べたら、各自自室で練習開始。H先生からお呼びがかかったら、先生の部屋かホールでレッスン。昼食を食べたら、午後3時まで休憩。その後はまた各自自室で練習。必要があれば、メンバーで打ち合わせをしてアンサンブルの練習をします。飛び込みのレッスンが必要であれば、アシスタントの先生に声を掛けてみてもらいます。やがて夕食の時間となり、本日の練習は終了となります。食後は少しの時間、くつろいだり、入浴して、9時から宴会開始、2時ぐらいまで飲んで、その日はお終い…というスケジュールです。

 つまり、寝る時間と午後の休憩の時間や宴会の時間を除けば、ほぼ一日中フルートを吹いているわけです。去年は、その覚悟が出来ていなかった私は、それが結構苦痛でしたが、今年は最初から「一日中フルートを吹くんだ」という覚悟をしてきたので、案外充実した毎日を過ごせました。

 私、ちゃんと真面目に、朝からずっとフルートを吹き続けましたよ。いやあ、たっぷりフルートの練習をしたんです。覚悟を決めて練習をすると、あっという間に時間って経つものですね。そして、フルートの練習は(私は)立ってするので、案外疲れるものです。一時間も練習すると、結構疲れます。疲れると、床にバタンと転がって、しばし休息です。そのうち元気が湧いてくると、再び立ち上がって練習開始です。ただひたすら、その繰り返しです。

 練習内容は、発表会のソロ曲とアンサンブルの曲はもちろん、普段のレッスンでやっているプチエチュードの曲の練習をしました。今やっている曲はもちろん、次の曲の譜読みまでやりました。後は、遊び吹き用にムラマツの「40フルート小品集」を持っていったので、それをちょっと。エルステ・ユーブンゲンは…全然やらなかったよ(汗)。

 去年は、そんなにフルートの練習に熱意が入らず、持っていった声楽の曲の練習もしちゃった私でした。今年も声楽の譜面を持っていてって、空いた時間に練習しようと思っていたのに、声楽の譜面を取り出す余裕すらなく、ひたすらフルートを吹いていた私でした。覚悟って大切だね。で、覚悟を決めてフルート練習をしていたせいか、今年の私の態度は柔らかかったそうです…と先輩のマダムたちに言われました。去年の私は、終始不機嫌そうでピリピリしていたそうです。別に他意も敵意もなかったのですが、去年は覚悟が決まっていなくて、それどころか「こんなにフルートばっかり吹いているなんて、聞いてないよぉー」って事もあって、確かに不機嫌っちゃあ不機嫌だったかもしれません。ほんと覚悟って大切ですね。

 とにかく思った事は『人間夢中になると、時間なんてあっという間に過ぎてしまう事』と『フルートって案外疲れる』って事です。ですから、私的には、合宿期間中って、朝飯食って昼飯食って夕飯食って宴会で飲んで…という印象なのです。それくらい、フルートを吹いている練習時間って、記憶に残らないほどに無我夢中だったわけです。

 続きはまた明日。

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2017年8月28日 (月)

2017年フルート合宿 その1 行きの話

 さて、この夏のメインイベント、フルート合宿の記事を、いよいよアップします。

 時期は8月の上旬、台風が日本列島にやってくるかもしれない(結果として直撃)時に、信州の野尻湖に行ってまいりました。湘南からの行き方は、上野東京ラインに乗って大宮に行き、大宮から新幹線で長野に行き、長野から北しなの鉄道(第三セクター)に乗って黒姫に行き、黒姫駅からは、ホテルの送迎バスで野尻湖畔にある現地に向かうという、交通の便的には、そんなに悪くない場所です。電車に乗っている時間も、おおよそ100分、60分、40分って感じで、そんなに遠くに出かけているって感じじゃありませんでした。それに、一番時間がかかる上野東京ラインはグリーン車に乗って行ったので、楽々でしたし…。

 グリーン車なんて贅沢な!…と思った方、いらっしゃったでしょ? 私もそう思ったのですが、ちょっと発想を変えてみたのです。

 新幹線を東京から乗るのか、大宮から乗るのか。実は、時間的には、東京から新幹線に乗っても、大宮から乗っても、長野までは、そんなに大きく変わりません。在来線である上野東京ラインに関して言えば、当然、東京よりも大宮まで乗った方が、若干時間多めなのですが、東京での乗り換えと、大宮での乗り換えは、かなり違います。東京駅での乗り換えは、東京駅自身がむやみやたらと大きいため、乗り換えに手間取ります。その手間を考えれば、時間的には、東京で乗り換えようが、大宮で乗り換えようが、長野の到着時間的には、ほぼチャラです。

 一方、乗車料金は…と言うと、新幹線の特急料金が、約1000円ほど違います。もちろん、大宮で乗り換えた方が安いのです。で、湘南から大宮までのグリーン車料金が約1000円なので、激混みの普通車に乗って、乗り越えの大変な東京駅で新幹線に乗るか、グリーン車で快適に行って、乗り換えの楽な大宮駅で乗り換えるか…という選択肢を並べて検討した結果、大宮乗り換えにしたわけです。

 まあ、新幹線にちょっとでも長く乗っていたいのなら東京乗り換えでしょうが、私、別に新幹線に、それほどの執着があるわけでないし、少しでも快適で楽な方が好みなので、そうしたわけです。それに、去年はスーツケースを宅急便で事前に送っていたのですが、今年はそれを止めて、自分でゴロゴロ転がしていく事にしたので、なおさら楽な方を選択したわけです。

 そんなわけで、早朝に湘南を出発し、朝ごはんをグリーン車内で食べて、午前のティータイムの頃には、長野駅に到着した私でした。

 ところで皆さん、長野県の県庁所在地って、どこだかご存知ですか? はい、長野市です。実は私、この年になるまで、長野県の県庁所在地は松本市だと錯覚していました。いやあ、小学校に勤めていた時は「長野県の県庁所在地は長野だよ」と児童たちに教えていたのに…いやあ、恥ずかしい。

 さて、なぜそんなに長野に早く入ったのかと言えば、例によっての“長野観光”が目的だったからです。今年も善光寺に行ってまいりました。

 実は善光寺は昨年行ったので、今年は東山魁夷館(美術館です)に行こうと思っていたのだけれど、東山魁夷館は5月から休館なので行けず、併設している美術館が椅子の展示をしていて「椅子じゃあなあ…」と思って、もう一度善光寺に行くことにしました。

 地図で見ると、長野駅と善光寺はそんなに遠くないので、昨年は炎天下の中、歩いて善光寺に向かった私でしたが、今年は最初っから善光寺行きのバスに乗りました。いやあ、いくら近いとは言っても、徒歩30分だよ。そこへ行くとバスは、10分間隔で走っているし、バスに乗っちゃえば、あっという間に善光寺だし、バス代だって大した金額じゃないわけだし、今年は素直にバスに乗りました。

 バスの乗車口に、ICカードの機械があったので、無意識にSuicaをタッチしたのですが、何の反応もしません。「あれ?」と思ったものの、他のお客さんもいるから、やむをえず、即座に乗車券を取って現金払いに変更して乗り込みました。他のお客さんたちは、みんなビッビッと快適にICカードが使えているのに…なんか変だなと思って、バスの席に座った途端にググってみたら、長野市のバスのICカードって“くるるカード”って言うローカル規格なんですね。善光寺という全国区の観光名所を抱えているのに、そこへ行くバスがローカル規格って、観光客の印象は悪くなるだけだよね。別にローカルのカードはそのまま残しておいたって良いんだから、Suicaは使えるようにしておいた方が、観光地としては良いのではないかと、余計な事を考えました。

 ってか、ど田舎なら分かるけれど、長野って県庁所在地なのに、Suicaが使えないんだね、意外だよ。不便だよ。それとも長野って、県庁所在地なのに、ど田舎なのかしら?

 さて、善光寺は…昨年と、ちっとも変わりなかったです(笑)。いや、昨年よりも人手がググンと減ってたかな? 何しろ、去年はアイドルグループの嵐の長野公演の日に善光寺参りをしたので、嵐ファンも来ていて、すごい人出だったのですが、今年は嵐は来ず、地元の祭り(びんずる祭り)があった程度なので、まあまあの人手でした。それと、昨年は山門入り口に“ポケモンGO禁止”の立て看板が堂々と掲げられていたのですが、今年はそれがありませんでした。でもまあ、嫌がられていることはしないが吉なので、善光寺内でのポケGOは遠慮しておきました。

 例によって、ゆっくりと善光寺を散策し、参道のお店で昼食を食べました。昨年食べた店はとても良かったのですが、せっかくだから…と言うので、別の店に入りました。

 入り口で席を案内されたものの、全然注文を聞きに来ません。別に店が混んでいるわけでもないけれど、店内には店員もいなくて、きっと調理場の方が忙しいのだろうと、のんびり待っていましたら、私よりも後からやってきたお客さんには、奥から店員が出てきて、さっさと注文を聞きに来て、あっという間に料理を提供しているじゃないですか? おいおい!…と思った私は(そのまま店を出ても良かったのだけれど)調理場に乗り込んで「注文を取りに来てくれよ」と懇願してしまいました(ああ、強気のようで弱気だなあ…)。

 この店の売りは…スケートの羽生結弦氏が昼食を食べた店という事で、店内には写真とかサインとか飾ってありましたが、いくら一見の客だからと行って、注文を取りに来ず、客を放置するとは、ふざけた商売をしてやがる、もうこれが最後だ、二度と来てやるものか…と思って、怒って待っていました。まあ、私、空腹だと短気になるという悪い癖を持っています。

 怒りが覚める間もなく、注文をして、あっという間に料理が出てきました。。本当に調理しているの?と思うくらいに、素早く出てきました。「これは大丈夫なのか?」と不審げに食べてみたら、いやあ、普通に美味しいじゃないですか? 注文した料理は、いわゆる天ざるだったのだけれど、料理が美味しかったので、怒りもどこかに行ってしまいました。

 美味いものを食べたので、怒りは収まったけれど、善光寺の周囲には蕎麦屋はたくさんあるので(悪意はないけれど)この店には二度と行かないでしょう(笑)。だって、他にも美味しそうな店がたくさんあるじゃない!

 で、昼食を食べて、参道をぶらぶら散歩しながら長野駅に向かいました。善光寺の土産は…唐辛子、仏具、おやき、味噌、そば…去年は目をキラキラさせて見入ったものですが、今年は昨年の繰り返しなので「ああ、そうだね」なんて言いながら、ぼんやりと駅に向かいました。で、長野駅に着いたら、ノコノコと北しなの鉄道に乗って、黒姫に向かいました。黒姫駅で、同門の皆さんと出会って、挨拶をして、一緒に迎えのバスを待ちました。

 待ちました…待ちました…でも、全然バスが来ません。あとで聞いた話では、ホテルの都合で送迎の時間が小一時間遅れることになったのだそうだけれど、その連絡はホテルからH先生に伝わったものの、H先生は自家用車で直接ホテルに行く人で、我々電車組ではなかったので、我々には何の連絡も来ず、結局小一時間、不安なまま黒姫駅に放置された我々でした。

 たぶん、野尻湖の人たちには小一時間なんて、ほんのちょっとの間なんだろうけれど、湘南育ちの私には、永遠にも思えるほどの長い時間でした。だって、小一時間あれば、あれも出来るし、これも出来るんだよ。時間、もったいないじゃん。

 で、しばらく冷房もない駅に放置された後、ようやくバスがやってきてホテルに到着となりました。ホテルでは、H先生が我々を出迎えてくれました。

 続きはまた明日。

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