ひとこと

  •  もうすぐ選挙ですね。選挙は、それぞれがご自分の思想信条に従って投票すれば良いことですが、その際に、枝葉の小さな問題に捕らわれて、大切な事を見失わないようにしないといけません。選挙は人気投票でもなければ、誰かを懲らしめるための手段でもありません。我々の子どもたちに、日本という国を安心安全に譲り渡すために、今何をしなければいけないのか、そしてそれを目指しているのは誰なのか、そこらへんを見極めていくことが大切なのです。問題は今ではなく、未来なのです。
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学習の記録という奴です

2017年10月18日 (水)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その5 歌いました

 さて本番です。まずは私の歌からです。上手側から舞台に上がって…って、上手から舞台に上がると、歌手はまあ良いとして、ピアニストさんは舞台上手から舞台中央を横切って舞台下手に行ってからピアノに座るわけで、やっぱりなんか変です。少なくとも、ピアノという楽器は、ピアニストが舞台下手から登場して演奏するという前提がありそうです。

 まずは、トスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」です。すでに音源を聞いていただけたように、まああんなもんです。舞台から見ると、客席の一番うしろ、舞台から真正面の位置に映写室があります。この映写室と客席の境のガラスが、舞台から見ると、まるで鏡のようになっていて、歌っている自分の姿がよく見えました。まあ、無様な姿ですが、私は練習の時に、よく姿見を使って自分の姿を見ながら練習するので、歌っている時に自分の姿を見られると、なんか自宅練習をしているような気分になって、却って落ち着いたりします。

 もっとも姿見なら、私の声を気持ちよく反射してくれますが、映写室のガラスだと、声が突き抜けて吸われてしまうみたいですね(残念)。

 声の調子は…まあ、悪くはないみたいです。声が減っている感じがしません。これなら次のレオンカヴァッロ作曲の「Mattinata/マッティナータ」もいけそうな気がしていました。

 ピアニストさんに合図して曲に入ると…ピアニストさんが打ち合わせよりもだいぶ速いテンポでピアノを弾き始めました。まあ、私も打ち合わせと違うテンポで歌うことは、ままある事ですから、お互い様ですが、ピアニストさんが打ち合わせのテンポと大きく違うというのは珍しい事です。後で聞いたところ(私自身は気がついていませんでしたが)私の声が減ってきている事に気づいたピアニストさんが、声に負担がかからないように、わざとテンポアップしてくれたそうです。ううむ、ピアニストさんの心遣い、感謝です。

 確かにテンポが遅いと、それだけでノドに負担がかかります。でも、私の場合、速いテンポで歌うと、歌いクチが雑になり、声がノドに落ちてしまうという悪いクセがあります。今回は、なんとしても声をノドに落としてはいけません。そうは言っても、この曲を歌っていくと、ガンガン声が減っていくのが自分でも分かりました。そもそも声が減りやすい曲ですからね。最後は、ご存知のとおり、怒鳴ってますね。すでにこの段階で、本日の声は終了って感じでした。

 ここまで歌って、一度舞台から降りました。次は妻の出番です。妻が「ヴィリアの歌」を歌っている間に、ふたたび声の調整してポジションを高くし直さないといけません。とにかく、ノドをリラックスさせて、一度絞めてしまったノドを緩め、上がってしまった喉仏を下げました。

 ノドのリセット完了! いよいよ二重唱です。

 歌そのものは、一ヶ月前の発表会とほぼ同じです。今回は(私が怪我をしているので)演技をせずに、歌に集中して歌いましたが、声がすでに無くなった状態からの歌唱は、いくらノドをリセットしたとは言え、やはりツライですね。おかげさまで、私、途中で一回、落ちています(分かる?)。後、前回はすっぽぬけた高いBですが、今回スっぽぬけではなく、本当に裏変えっちゃいました。ああ、みっともない。まだまだ高いBは難しいですね。博打にすらなりません(汗)。

 とりあえず、これで私達のクラシックコンサートは終了です。舞台から降りて、最後の方の歌を聞いて、応援に来てくださった方々に感想を聞いてみました。

 去年と較べて上達していると言われました。一年ごとにしっかり歌が上達しているのが感じられると言われ、本当にうれしかったです。自分が上達している事は、自分でも自覚していますが、他人にそれを指摘されると、本当にうれしいものです。

 今年の歌声は、例年と較べて、目立って細い声だったそうです。いつものオスっぽい太めの声で歌うんだろうと思って聞き始めたら、声が細くて中性的な声だったので、びっくりしてしまったんだそうです。声が細かったと言っても、実際には細い声では歌っていません(それは録音を聞いても分かるでしょう)。実際には、歌声の中から、声の成分を減らして、響きの成分を増やして、ノドへの負担を減らして歌っていただけです。

 録音では分かりづらいでしょう(響きの部分は録音されませんから)が、私が意図的に高いボジションで歌っていた事もありますが、私の意図通りに、響き多めに歌えていたようです。録音を聞くと、声そのものは、例年のような私の声ですが、生で聞いた人たちは、だいぶ印象が違っていたようで…録音って(私の場合、録音機材もそんなに良くない事もあって)あんまり信用しちゃダメですね。

 まあ、私はテノールです。それも軽めのリリコなテノールですからね。軽めのキラキラした声が本来の目指すべき声なのですから、オスっぽい声で歌うよりも、中性的で細い感じの声で歌えた方が良いのかもしれません。ゲネプロで声を使い切っちゃった事は、結果的に発声に気を使わざるを得なくて、怪我の功名となったのかもしれません。

 褒められるばかりではありませんでした。ダメ出しもいただきました。声が前にばかり出ていて、ちっとも上に出ていないと言われました。声は一度、上から出て、それかキュッて感じで、頭の上で方向転換をして前に向かっていくのが良いのだけれど、私の場合、直線的に真っ直ぐな感じで前に出ちゃっているそうです。つまり、声に深みが足りないってわけです。

 課題は満載です。頑張っていきましょう。

 クラシックコンサートが終了し、行きはタクシーで会場までやってきましたが、帰りは気持ちがハイになっている事もあって、頑張って、歩いて帰ろうとしました。少し歩いたところで、妻が疲労でダウンしてしまったので、結局タクシーを呼んでしまいました。行きも帰りも車を呼びつけるなんて、ほんとセレブだな(笑)。

 それにしても、とても、楽しかったですよ、クラシックコンサート。どんな会場であれ、歌ってしまえば、私のステージだからね。また来年のコンサートに向けて、さらに上達めざして頑張っていきましょう。

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2017年10月17日 (火)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その4 ポジション調整をしました

 私は他のアマチュア歌手の歌を聞くのが大好きです。上手な人には感心し敬意と憧れを持ち、私と同じようなレベルの方には心からのエールを送り、まだまだ未熟な人の歌を聞いては、どこがダメで、どうすれば良くなるのか考える事で、自分自身を見つめることにもなります。誰を聞いても、どんな曲を聞いても、自分の勉強になるのが、他のアマチュア歌手さんたちの歌唱なのです。

 自分の声出しの前に、会場で数人の歌を聞きましたし、声出しの後、自分の出番の前の人たちの歌も聞きましたが、当地のアマチュア歌手さんたちの特徴は、本業(?)は合唱をやっている人が多いんだろうなあという事です。普段は市民合唱をやっていて、こういうクラシックコンサートの時に、ソロを歌いに来るという人々の姿が目立ちました。

 と言うのも、当地の合唱団の中には、ソロ歌唱を推奨する指導者が何人かいて、そういう指導者が指導する団は、団内発表会があったり、こういうアウェーの場に出演させたりするからです。もちろん、普段は合唱をやっている人だから、私のように独唱ばかりをやっている人とは、アレコレ違うわけで、本番のピアニストさんが、普段は合唱の指導をしてくださる先生だったり、歌も、音程とアーティキュレーションを第一とし、声の美しさとか響きとかは二の次だし、歌の表現もさほど重視していないようです。また息の使い方もレガート寄りもマルカート寄りの使い方をなされます。まあどちらにせよ、あれこれ歌へのアプローチが私とは違っていて、それはそれでいい勉強になります。

 一方で、地元の音楽教室の先生や音大受験生なども出演して、それは見事な歌唱を聞かせたりしてくれます(さすがに専門教育を受けている方は一味違います)。おそらく、私のような、純粋アマチュア声楽家(専門教育を受けず、合唱もせず、ただソロで歌っているだけ…って程度の意味です)と言うのは、案外、少ないのかもしれないなあ…なって思ったりしました。

 さて、自分たちの時間になったので、音出しに行きました。音出しは、ホールのすぐ前にある音楽室です。ここは以前、アマチュア歌劇団を主催していた時に、よく練習会場として使っていた場所で、勝手知ったるなんとかだったりします。

 この音楽室は…今回の本番会場と違って、とても歌いやすい部屋なんです。決して響きが多いとは言えないけれど、それでも目で見た広さと、音響的な広さが一致していて、割と歌いやすいのです。

 さて、部屋に入って最初にしたのは、声の調整です。響声破笛丸を飲み、たっぷり休憩したと言っても、声が疲れてしまった事は事実です。このままでは、舞台で歌っても、声が1曲持つかどうかって感じです。大切な事は、ノドに負担をかけないように歌うことです。声を意図的に響きの領域に入れて、響きが過剰と思われるくらいのポジションで歌えるように調整してみました。

 ノドの健康のためには、いつもそれくらいの事をやらないといけないのですが、ついつい低めのノドを酷使するポジションで歌いがち(それゆえにいつまで経ってもノド声なんですわ)な私です。ほんと、これは悪いクセだよね。

 声を高いポジションに設定して…それでも声の消耗を防ぐために、声出しは本当に声出し程度にして、軽く調整する事にしました。

 ゲネプロで歌った曲はやらない事にして、まずは「Mattinata/マッティナータ」を合わせてみました。この曲は、声が消耗するので、私的にはあまり歌いたくない曲なのですが、テンポの揺れが激しい上に、私の気分でガンガン曲調が変わってしまう曲でもあるので、ピアニストさん的には何度も合わせておきたい曲のようでした。ですから、私が真面目に一回だけ歌って、後は、鼻歌やファルセットで歌いながら、ピアノと合わせる…と言うのをやりました。妻は妻で「ヴィリアの歌」を一度だけ歌いました。結局、声出しだったにも関わらず、時間の大半はピアニストさんのピアノ練習の時間となりました。

 指は声と違って減らないからね。何度も何度も、直前であっても、練習したいものみたいです。

 で、時間になったので、再び会場に戻って、自分たちの出番を待つ我々でありました。
 では今回も音源を貼ります。今回は本番2曲目の、レオンカヴァッロ作曲の「Mattinata/マッティナータ」です。

 足りない声で必死に歌っているのですが、それは音源を聞いても…たぶんバレバレですよね。最後の高いAなんて、ほとんど怒鳴り声だもの。自分でも「やっちまったなー」って思ったくらいです。ダメだよね、歌では叫ぶのはアリでも、怒鳴るのはナシだよね。結果として、実力相応な仕上がりとなりました(ああ、穴に入りたい…)。

 それにしても、キング先生のところにいた頃は、本番の出来は、たいてい練習を上回っていたものだけれど、今は、本番は練習通りに歌えれば上出来で、大抵の場合、練習ほどには歌えなくなりました。奇跡が起こらなくなったと言うか、博打に負けるようになったと言うか、つまり本番に弱くなった…と言えるのかもしれません。

 ちょっと残念だな。

 続きはまた明日。

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2017年10月16日 (月)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その3 お昼は牛丼でした

 ゲネプロを終え、ひとまず解散して昼食を食べに出かけた私でした。

 いやあ、ノドが痛い。声が無くなりました感がマックスです。そもそも、前日に1時間ほど歌っていて、声に余力が無かったところへ、あの会場で不安にかられて力任せに歌ってしまった事もあって、ほんと、声なんて無くなってしまいました。

 どうしたら良いか…と善後策を考えながら、昼食を食べにいきました。勝負メシは…牛丼です。いやあ、会場の一番近くにある食べ物屋が牛丼屋だったからね。今の私、長距離なんて歩けない人だから(へへ)。

 牛丼は、肉増量+生タマゴ+しじみ汁で、タンパク質マシマシにしました。とにかく、減ってしまった声の回復には、まずはタンパク質補充でしょ?

 で、牛丼を食べながら思い出したのは…ゲネプロの様子を録音していたのに、その録音機を録音状態のまま、回収し忘れてしまった事です。あらら、やっちまったぜ!って感じで妻に話したのだけれど、妻はニコニコしながら牛丼を食べ続けるので、仕方なしに、脚の不自由な私が食事を中断して録音機の回収に向かいました。ううむ。

 会場は第一部の子どもたちのピアノ発表会が始まるところで、舞台の上には、本日出演予定のお子様たちがズラリと並んで挨拶をしているところでした。会場は…なんと満席。立ち見の人もチラホラいる状態でした。このクラシックコンサートって、3部構成で、第1部は、某ピアノ教室の発表会で、第2部がオトナの器楽演奏、第3部がオトナの声楽発表会となっていました。

 満席なのは…やっぱり子どもたちの集客力ってすごいな。で、私の録音機ですが…無事にありました。よかった。それにしても、立ち見の人もいるのに、録音機だけで一人分の座席を占拠していたわけで、申し訳ない気分になりました(ごめんなさい)

 すぐに録音機を回収して、牛丼屋に戻りました。妻は相変わらず、美味しそうに牛丼を食べていました。全く…。

 食事を終えて、声の回復のために響声破笛丸を飲んで、楽屋に戻りました。声出しの時間までは、おとなしく休憩です。和室である事を良い事に、畳にゴロ寝でリラックスです。楽屋が和室…と聞いて、最初は戸惑った私でしたが、ゴロ寝でリラックスできるのは、和室の特権です。洋室だと、ここまでのリラックスはできません。ただ、リラックスは良いのだけれど、決して寝ないように心がけました。寝てしまうと、声まで一緒に寝てしまいますからね(くわばらくわばら…)。

 楽屋は基本的に私一人です。時折、ギターアンサンブルの人やバリトンさんが出入りしましたが、彼らは彼らで忙しそうです。

 バリトンさんから「本番まで時間が余って、手もちぶさですね」と言われましたが「本番までやる事がたくさんあるから、そんなに暇じゃないですよ」と答えました。確かに私的にはやる事がたくさんあるわけだし、今だって積極的に休憩を取っているのだけれど、端から見れば、暇持て余してゴロ寝しているわけだし、バリトンさんとしては、おしゃべりのきっかけが欲しかったのかもしれない…と今は思うけれど、その時は、私は私なりに余裕がなくて、ちょっとぶっきらぼうになっていました。いかんね…。

 でも、おしゃべりしちゃうと減ってしまった声が回復しないからね。楽屋じゃあ無言が一番…同じアマチュア歌手なら、そこんとこ分かって欲しいなあ…と思いました。

 とにかく、1時間ほど横になって休憩をしてから、起き上がって、iPodを取り出して、本日歌う曲のカラオケを聞きました。カラオケを聞きながら(楽屋で声を出すわけにはいかないので)頭の中で歌って歌詞の確認しました。

 それからタキシードに着替えると、ちょうど第3部の開始時刻となりましたので、会場に入って、他の出演者方の歌を聞きながら、自分たちの声出しの時間を待つことにしました。

 さて、ここで音源を貼っておきます。本番で私がトスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」を歌っている音源です。これが本番の1曲目だったわけです。色々あっての歌唱なのですし、あれこれ欠点もアラもありますし、何より声のコントロールにばかりかまけて音程が甘々なのが、自分でもイヤになりますが、それでもまあいい感じに歌えていると思います。今の私の歌唱力は、まあこんな感じです。

 私の歌はこんな感じですが、ピアニストさんがいい感じでしょ? このピアニストさん、アマチュアさんなんですよ。アマチュアでもこれくらい弾ける人で、下手なプロよりもずっと上手だし、歌いやすいピアノを弾いてくれるんですよ。私がクラシックコンサートに出演し続けられるのも、このピアニストさんがいるからです。ほんと、ピアニストさんには感謝してもし尽くせません。

 続きはまた明日。

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2017年9月 2日 (土)

2017年フルート合宿 その5 本日も音源あります

 ソロの発表会は三日目の夜で、その日の宴会は(まだ四日目を残しているものの)最後の宴会&反省会ということで、それぞれ今までの合宿の思い出と反省を語り、先生からのプレゼントをいただきました。

 自分の反省を言った順に、用意されたプレゼントを選んで持っていくというやり方でした。私は、自分の反省(ステージには魔物が棲んでいるって話)をして、クリーニングクロスをいただきました。ムラマツ製の高級クリーニングクロスです。今まではアルタスからいただいたメガネクリーナーを使っていたのだけれど、これもだいぶ汚れてきたので、ちょうど良いので、交換する事にしました。

 そのうち、フルートスワブもグレードアップしたようだから、交換しようっと。

 さて、今回はフルートアンサンブルの話をします。

 フルートアンサンブル。実は誰がメンバーなのかは、合宿当日までは知らされませんでした。それも合宿初日はまだ知らされず、合宿二日目の昼食の時にメンバーの発表がありました。つまり、アンサンブルの練習は、二日目の午後から始まり、四日目の午前中の発表会に備えなきゃいけなかったのでした。

 事前に与えられたのは、自分のパート譜だけ。ですから、腹をくくって、合宿に行ってから練習をするか、楽譜はアリアリのものだろうから、どこかで音源を見つけて、それで練習をするか…の二つに一つぐらいしかないだろうと思ったのです。

 で、私の取った道は…音源を探して、それで練習をするって方法です。もちろん、全く同じ楽譜を使ったものがあるとは期待していませんので、細かなアレンジの違いは無視して、せめて調性と小節数が同じモノがあれば、それで我慢しようと思いました。

 で、あれこれYouTubeの音源を漁って見つけたのが、この演奏でした。

 この演奏、実はフルート8重奏で、おそらく我々と同じ譜面を使いながらも、1パートを二人で吹いて、パートごとの音を補強しているのではないかと思いました。なので、この演奏をMP3にダウンロードして、iPodに入れました。で、ひたすら、この音源に合わせて、自己練習に励みました。

 だって、ほら。アンサンブルって、まず自分のパートを完璧に吹けなきゃダメでしょ? で、自分のパートだけが完璧に吹けても、他の人たちと合わせられなきゃダメでしょ? それには自分のペースだけで演奏できてもダメで、他の人達と合わせられなきゃダメでしょ?

 ってなわけで、散々、この音源に合わせて練習をしました。もちろん、合宿が始まってからも、iPodを持ち込んで、この音源に合わせて練習をしました。

 そうやって、自分のパートは、ほぼ完璧。音源に合わせてもOK。後は、生きている人間と合わせれば、なんとかなる…ってところまで仕上げておきました。

 で、ようやく、アンサンブルメンバーの発表です。

 1stを演奏するのはFJさん。マダムな方で、9Kのフルートの方です。ソロの演奏を聞く限りでは、なかなかフルート上手の方のようですが、どうやらアンサンブルの方は練習不足のようでした。おそらく、事前に音源等に合わせて練習するか、合宿に行ってから練習するかの選択で、後者を選んでしまったようでした。まあ、私も適当な音源が見つけられなかったら、そうなっていたかもしれないので、FJさんの事は責められません。

 とは言え、指揮者のいない状況で、担当しているのが1stなんだし、はっきり言っちゃえばメロディ担当なんだから、他人の様子などうかがわずに、我が道を真っ直ぐに進んでくれれば、後は我々がそこについていくだけなんだよね。でも、どこか遠慮があるのか、すぐに我々の様子を見てしまうし、演奏も割と止めがち…。つまりは自信がないってわけです。練習不足で自信がなければ弱気になるのは当たり前っちゃあ、当たり前なんだけれど…。ああ、カラ元気でもハッタリでも良いので、一発カマしてくれればいいのになあ…と何度も思ってしまいました(でもクチには出さなかったよ)。

 ま、私だって同じ立場に置かれたら同じような事をしでかしていただろうから、FJさんの事ばかりを責めるわけにはいきません(汗)。

 2ndを吹いたのはSWさん。この方もマダムで9Kの人です。この人は、とっても良い人です。周りにちゃんと気を配ってあげられる人で、それゆえに2ndを任されたのかなって思いました。フルートに関しては、とても熱心な方で、黙々と練習をしていくタイプの人です。ただし、指は私と同じで、あまり回らないタイプです。あと、ちょっとやっかいな持病を持っているので、その対策をしながらの合宿参加で、そういう面で大変な思いをされていました。私と一番気の合った方です。

 4thのIAさんはハイアマチュアの人で、このグループのリーダ兼コーチって感じの人です。とにかく、どのパートも初見でほぼ完璧に吹ける人です。この人がいるから、このグループがなんとかまとまっている…って感じです。実際、H先生がトラとして、あっちこっちの団体に派遣しているくらいの腕前の持ち主なのです。そりゃあ頼りになるわな。で、先生から総譜を預かっていた人で、アンサンブル全体の音楽作りの責を負ってました。

 この3人に私を加えた4人でアンサンブルをしました。

 実際の練習は、なかなか大変でした。しかし、最初の顔合わせの時に、たまたまH先生がいてくださったので、指導をお願いしました。アンサンブルの最初の最初の部分をH先生の指導で積み上げる事が出来たのはラッキーでした。最初が我々だけだと、案外、空中分裂していたかも…。とにかく、指揮者がいて、その元でのアンサンブルって、ほんと、楽なんです。

 だから、2回目以降の練習では、当然指揮者不在で、互いの音を聞きながら合わせていくのだけれど、これが結構ムズカシイ。と言うのも、誰かの音を聞きながら演奏していても、その誰かが落ちちゃえば合わせられないでしょ? こんなエラそうに書いている私も、案外、ボロボロ落ちてました。低音のドなんて、簡単に出ないよ(笑)。で、誰かが落ちると、それを頼りにしていた別の人が落ちて、その連鎖反応で音楽が止まりそうなってしまうわけです。でも、音楽は止めちゃいけないわけだから、何とかみんなして繋いでいっても…肝心のメロディが止まっちゃうと…音楽は止まらざるをえないわけで、それの繰り返しが何度もありました。

 他人の事など無視して、自分さえきちんとテンポをキープして演奏しつづければいいじゃん…と思っても、実際は他の人とのフレーズのやり取りとかあるわけで、そのフレーズを受け取らないと次に進めなかったりもするし、曲中、何度もテンポが揺れたり、小さなブレイクがあったりするのだけれど、その時のきっかけを吹く人が止まっちゃうと、やっぱり音楽は止まっちゃうわけで…、いやあ、アンサンブルって、ある意味、ソロよりもムズカシイんだわ。

 それでもやがて練習を重ねていくと、ここは○さんは落ちやすいけれど、△さんは確実だから、△さんの演奏に合わせ、ここのテンポが緩むところは、◇さんのテンポに合わせて…とコツと言うか、このグループの癖のようなモノが分かってきて、だんだん音楽が止まらなくなっていきました。

 で、どうやら止まらずに最後まで通せるようになったあたりで…発表会がやってくるわけです。実に図ったように良いタイミングでやってくるわけです。

 アンサンブルの発表会は、最終日の午前中です。全部で7グループのうち、我々の出番は5番目でした。で、演奏はこんな感じとなりました。アンダーソン作曲の「ワルツィング・キャット」です。

 ほらほらそこの人! 最初にアップした音源と比べちゃダメですよ~。

 ちなみに私は3rdなので、音源を聞いても、どこを私が吹いているかなんて、きっと分からないと思います。それくらい地味なパートを地味に演奏しております。で、そんな地味なパートを、地味に落ちたりミスったりしています。ああ、本当に本番に弱いなあ…。練習では割りと完璧に近い形で演奏できたのになあ…。ああ、残念。

 という訳で、2017年度のフルート合宿は終了です。今回が40回目の記念の合宿で、先生はこれを機会に、フルートの指導から引退して、合宿も辞めちゃおうって話をしていましたが、どうやら引退撤回、来年も野尻湖で合宿をする…みたいです。いやあ、ひとまず良かった良かった。まあ、私自身、来年参加できるかは、全然未定なんだけれどね。

 それにしても、先生が引退すると聞いた時、私は「じゃあ私もフルートを引退します!」って引退宣言をしました。だってね、H先生の後、別の先生に付いたとしても、どうしたってH先生と比べちゃうじゃないですか? それは新しい先生に失礼だし、自分自身も残念だし…。そうなると、H先生の後は、自学自習に励むしかなくなるけれど、そんな事をしても続くわけないし…そうなると、自然とフルート引退って事になるわけです。

 ひとまず、今年のフルート引退は(私も先生も)ないようなので、安心しました。

 ってなわけで、明日からは通常運転に戻りますよ。よろしくね。

蛇足 今回はスーツケースを宅配便で送るのを止めて、エッチラオッチラ自分で転がして行ったのですが…それのせいもあるのかな? 結局、スーツケースを壊してしまいました。車輪が一つ破損、さらにハンドルがグラグラになってしまいました。なんだかんだ言って、10年くらい使っていたものなあ…。で、このスーツケース、少し小型で使い勝手が良いので、廃棄せずに修理をすることになりました。修理代金は…新規購入ぐらいかかります(何やってんだか!)。でも、修理完了まで時間がかかり、とても発表会までに間に合わないし、少々容量的な不安もあるので、もうひと回り大きいスーツケースも買うことにしました。今度は簡単に壊れないように…って事で、ブランド物を購入したので、結構かかってしまいました。ううむ、お金のことだけを考えるなら、自分でスーツケースを転がしていくよりも、やっぱり宅配便をお願いしたほうが安価だったな。

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2017年9月 1日 (金)

2017年フルート合宿 その4 音源あります

 フルート合宿の話が続いていますが、合宿中、皆さんがクチを揃えて「困ったなあ…」と言っていたのが、実はトイレでした。ホテルのトイレ、どこにもウォシュレットが付いてないんですよ。いやあ、参りました。ほんと、参りました。と言うよりも、自分がいかにウォシュレットに馴染み、ウォシュレットを頼って生きてきたのかを実感しました。

 こんな私、海外旅行には、絶対に行けないなあ…。

 一方、クチを揃えて「いいねえ」と言っていたのが、お風呂です。お湯が良いんですよ。

 風呂は温泉ではなく、鉱泉でした。つまり、冷たい温泉ね。地下水を沸かしたお風呂なんだけれど、このお湯が実に良いのですよ。24時間いつでも入れるというサービスも良いのですが、やっぱりお湯がいいと、旅はそれだけでもツーランクアップです。お湯の良い宿は良い宿なのです。

 しかし、若い時はお湯の良し悪しも分からなかったくせに、ある時を境にお湯の良し悪しにこだわるようになるとは…年を取ると、あれこれ趣味がかわるものですね。

 それにしても、野尻湖は暑かったですよ。昨年のH先生は熱中症で倒れる一歩手前でしたからね。今年の私、クチすっぱく何度も先生に「水分補給!」と言い続けたおかげで、H先生は合宿中、ずっと元気でしたよ。

 さていよいよ、フルートソロの話をしましょう。

 合宿中、H先生のレッスンは、基本的に一日一回でした。人によって、まだまだ仕上がっていないため、午前と午後と一回ずつレッスン受けている人もいましたが、私はまあまな仕上がったいたため、レッスンは一日に一回。それもフルートのレッスンではなく、ピアノ合わせのレッスンをしました。それだって、初回でばっちり合わせられましたので、それほどビッチリとしたレッスンは受けませんでした。

 最初のレッスンこそ、ピアニストさんと互いに様子見で遠慮しながら合わせたのですが、初回でピアノの動きもだいたい分かったので、二回目のレッスンでは、私の方からもピアニストさんに注文を出すなどして、普通のピアノ合わせをしました。ですから、三日目のレッスンの時は、本当にバッチリだったし、フルートはノーミスで吹けたので、バッチリバッチリという感じに仕上がりました。

 今思えば、この時の演奏がベストな演奏だったのだと思います。この時のレッスンの様子を録音しておけば良かったのに…と後悔しても始まりませんね。

 で、発表会は三日目の夜に行われました。

 ステージには魔物が棲んでいるとは、よく言ったものです。本当に私、魔物に食われちゃいました。三日目の昼間の練習では完璧に吹けていたのに…ああ、残念。

 ステージの登場順は5番目でした。昨年は一番初めだったので気が楽だったのですが、今回は初参加の人が4人もいるので、私は5番目なんですね。で、別に楽屋があるわけでもないので、自分の順番まで、客席で他の人の演奏を聞いて、自分の番になったら、客席から舞台に行って、そのまま演奏して、客席に戻る…という手配になっていました。

 別に緊張しているつもりはなかったのですが、自分の演奏を控えて、客席でじっと順番を待っているというのは…あまり心臓には良くないのかもしれません。少なくとも、あまりリラックスはできませんものね。

 最初の4人が終わって、私の順番になりました。少し軽口を叩いて、自分と客席の緊張を取った(つもり)の後、やおら演奏に入りました。この時の演奏が以下のものです。

 曲目は、ヘンデル作曲の「ラルゴ」です。いわゆる「オンブラ・マイ・フ」です。

 大きなミスだけでも2箇所、細かいミスはそれこそ数え切れませんでした。

 今思えば、出だしの音が、ちょっとカスって、すぐ音にならなかったのですが、ここで、ちょっぴりパニクってしまったのかもしれません。出だしに失敗して、うろたえて、後は立ち直る暇もなく、そのまま演奏に流れ込んでしまって、メタメタになってしまった…という感じで…。とにかく、野尻湖にやってきて、一番不出来な演奏がこの本番の演奏でした。

 ああ、本番に弱いなあ…(涙)。おまけに最後の最後は、作曲までしちゃっているし…。とにかく、音楽を止めなかったという事だけだね、褒められる箇所は。

 穴があったら、入りたい。

 でも、そんなに恥ずかしい演奏でもアップしてしまうのが、私なのでした。だって、日頃、ブログでエラそうな事ばかり書いている私ですからね。そんな私の実力はきっちり披露しておかないと、フェアではないですからね。恥をしのんで、全世界に公開です。

 というわけで、本日はメンタルへのダメージが強いので、ここまでです。アンサンブルの話などは…明日アップします。

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2017年4月23日 (日)

久しぶりに音源をアップします

 声楽のレッスンの続きです。

 歌曲のレッスンに移りました。曲目は、カッチーニの「Amarilli/アマリッリ」です。

 この曲は古典歌曲ですから、声を薄く薄く使っていきます。まずは薄い声でフレーズに入り、そこから声に厚みを加えて歌っていくのです。オペラじゃないので、最初からガツンとパワフルに発声していくのではなく、常に息を先行させて繊細に歌っていく感じです。息をケチらずに、常に大量に流しながら歌っていきます。

 この曲は、音域的には男性にとってキツい音をたくさん使う曲で、私も歌いづらいのですが、先生もやはりこの曲は歌いづらいのだそうです。フレーズの作り方が、男性向けではないんでしょうね。かと言って、歌詞の内容はモロ男性歌手向きです。まあ、そもそもがカストラートの歌手に向けて作曲されていますので、フレーズ自体は女声に適した音型になっているんだろうと思います。そういう意味から言えば、この曲は女性には歌いやすい曲なんだろうと思います。

 とにかく、薄い声で歌い始めるのがコツであって、力んでしまったり、ノド声で歌ってしまうと一発で声を使い切ってしまいます。そういう意味では発声の教材としては、よく出来た曲なんだと思います。

 常にノドを開いて、腹筋で息を流して歌っていかないと、とても歌いきれません。とにかく、見た目以上に歌っていてキツイ曲なのです。

 曲そのものは、比較的簡単なのですが、そのキツさは半端ないのです。まあ、それはともかく、この曲は今回で終わりです。試しに通して歌ってみました。

 いかがでしょうか? 聞いてみると、歌っている時のキツさは声には現れていないかな? そもそも、声の調子が良くない所に、こんなにキツイ曲を歌ったので、今回のレッスンはこれで終了です。オペラアリアは…また次の機会に…です。

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2016年8月31日 (水)

フルート合宿 その7「ソロ曲の発表会でした」

 さて、三日目でございます。朝のロングトーン練習の終わりに先生がやってきて「さあ、今晩は発表会だよ」と宣言をしました。

 へ? 発表会は最終日じゃないの? …とAさんに確認すると、ソロの発表は今日(三日目)の夜、最終日はアンサンブルの発表をするんだよ…と教えてくれました。

 ありゃありゃ、発表会が(私の)予定よりも半日早まりました。ん? 発表会、今日じゃん、大丈夫かな?

 と心配しても仕方ないので、ロングトーン練習後は、ちょっとだけ気合を入れて個人練習をした私です。

 自室にいると、まもなく、マネージャーさんから声が掛かったので、H先生のレッスンに行きました。

 ひとまず、テンポ良し、指も良し、後は吹きすぎないようにと、注意されました。まあ、私の場合、ある程度曲もできているので、私のレッスンは他の人と比べると、いつも短めで、部屋に戻ると「もう帰ってきたのかい?」と、同室の二人にビックリされるくらいですが…最後のレッスンも、またまた短めのレッスンでした。

 で、レッスンの最後に「アンサンブルのレッスンはしないから、誰かにしてもらっておいてくださいよ」と言われました。つまり最終日のアンサンブルの発表会に向けてのレッスンについて、H先生は特にレッスンはしないから、アシスタントの先生方にお願いして、レッスンしてもらって、完成形で発表に臨みなさいよ…って事なわけです。

 で、そのことを、部屋に戻ってAさんに伝えたところ「じゃあ、C先生とD先生と、どっちにする?」と私に尋ねてきました。C先生のレッスンは、前回受けたので、今回はD先生のレッスンにしましょう…と答えたところ、すぐにAさんが動いてくれて、さっそくD先生のレッスンを受ける事になりました。

 D先生のレッスンは、なかなか的確で良いです。間違いを正すレッスンではなく、より良く演奏をするためのレッスンとなりました。まあ、間違いは各自で勝手に直しておいてくださいよ…というスタンスだったんだと思いますが。いくつか演奏の指針をいただいたので、後は本番に向けて、音楽的なアンサンブルができるように心がけるだけです。

 で、昼食を食べました。この日の昼食は…タイ式のグリーンカレーでした。いやあ、野尻湖に来てタイ料理を食べるなんて…ちょっとビックリでした。タイのカレーは、普段我々が思うカレーとは、だいぶ違ってました。ココナッツミルクの風味がちょっと苦手だけれど、この料理はこんなモノと思って食べると、なかなか美味しくいただけるものです。ただ、量が少なかったのが残念でした。前日の(日本の)カレーライスはおかわり自由だったので、たらふく食べられましたが、この日のタイ式グリーンカレーは、お一人さま1皿限定だったんです。

 なので、午後の休憩では、外で“お昼ごはんパート2”を食べるつもりで出かけたのですが、なんとも気軽に入れる感じの店もなく、例によって、ポケストップをグルグル回って、雑貨店でバナナを買って、湖畔で湖を見ながらバナナを食べて帰ってきました。しかし、地方は輸送に時間がかかるせいか、バナナに関しては、どれもこれもスイートスポットがたくさん出ていて、実に美味しそう…ってか、美味しかったですよん。

 宿に戻って、夕方の練習をしていると、マネージャーさんから声が掛かって、手が足りないので、発表会の会場設営をしてきました。で、それが終わると、夕食。夕食後は、少しの休憩を入れたら、別館に集合して、いよいよソロ曲の発表会となります。

 発表会のプログラムは、発表会の直前に配られたわけですが…私の出番は…トップバッターでございます。いやあ、最初にミッションを終えることができるとは、ラッキーですね。だって他の人の演奏が、楽な気分で聞けるんだもの(喜)。

 で、私がどんな演奏をしたのかと言うと…こんな感じです。

 ううむ、それにしても、やっぱり装飾音符の処理が下手くそだなあと…痛感しました。装飾音符が装飾音符に聴こえず、メロディに余計な音が入っているように聴こえたり、ミスっているように聴こえたり、あるいは逆に装飾音符として吹いたつもりなのに、全然音になっていなかったり。スカったり…。いやあ、装飾音符難しい(涙)。

 でもまあ、これが私の実力なんだから、仕方がない。

 で、早々に自分の出番を終えたところで、他の方々の発表を聞きました。まあ、上手い人は上手いし、そうでない人はそれなりでした。まあ、そんなもんだよね。オトナの趣味だもの。ただ、普段あまりフルートの演奏を聞かない身としては、それはそれで勉強になりました。

 本当は、日頃から、声楽の素人発表会を聞くように、フルートの素人発表会も聞ければいいのだけれど、フルートの発表会って、なかなか第三者の他人が聞けるような感じのモノって少ないような気がします。飲食店とか会議室とか喫茶店などやるケースも多いし、私のところだって、合宿の最中にやるものだから、第三者の他人が聞くことはできないしね。そういう点では、よい“耳の勉強”になりました。

 発表会が終わっての宴会は、最後の宴会という事もあって、みんな盛り上がりました。楽しい話から、世知辛い話まで、色々うかがいました。H先生が本当にお弟子さん達の生活や仕事まで心配して、色々と面倒を見ている事がよく分かりました。プロって厳しいなあ…。そして、結局のところは、生きるも死ぬも、人脈の深さとコミニケーション能力なんだなって思いました。

 最後に発表会の記念に…というわけで、先生からお土産として、フルート音楽のCDを、みなさんもらいました。それぞれ違うCDをいただいたわけですが、私がいただいたのは、ハイジ・ピントナーのフルートによる、マイケル・カールストロムのフルート音楽全集。ま、現代音楽ですね。いただいただけで、まだ聴いてませんが(笑)。

 だって収録曲が…

“It had to be for Flute, Oboe, and Piano”とか…

“4 dreams and the Shore for Flute, Bass voice, and Mixed Percussion”とか…

“Bright names, Burning lights for Flute and Piano”や…

“Souls and Sounds for Flute, Bass voice, and Piano”だったりするんだよ。

 題名読むだけで、なんか内容が想像できちゃって、聴く気分になれません。

 食わず嫌いはいけないよねえ…。でも、現代音楽、苦手っ!

 さあ、明日はアンサンブルの発表会だ。

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2016年7月24日 (日)

発表会の話 その2

 本番に備えて衣装に着替えた…のですが、今回は関内ホールと言っても、小ホールの方であるという事と、古いホールという事もあるのか、設備があまり十分ではないのですね。

 舞台と舞台袖がカーテン一枚で仕切られています。今時のホールなら、舞台はしっかり壁兼反響板で囲われて、舞台袖との間にはドアがあって、舞台袖の物音が舞台に漏れにくいようになっているのですが…ここはカーテン一枚だから、光や物音がすべて筒抜けです。おまけに、カーテンの隙間から出入りするのですが、その境目が客席から丸見えというもの、なんかちょっと悲しいです。

 さらに舞台袖から楽屋入り口まで、扉も何もないまま、割と近い距離でつながっていますので、楽屋にいても舞台の音がよく聞こえます。舞台の物音が聞こえるのは、楽屋で控えている分には便利ですが、楽屋の物音も舞台や客席に聞こえると思うと…なんか落ち着きません。

 さらに言うと、ここは楽屋が1つしかなくて、当然、男女兼用です。一応、アコーディオンカーテンが真ん中にあって、着替えの時などは、それを閉めて部屋を半分に分けて使うわけです。問題は、楽屋が1つしか無かったため、先生方用の楽屋が確保されなかった事で、先生方には゛あれこれ使い勝手が、よろしく無かっただろうなあという事です。狭い部屋でも良いので、もう1つ2つ楽屋があると良いですねえ。地元の市民会館の小ホールでも、楽屋は大部屋1つと、小部屋が2つあって、すぐそばには会議室もいくつかあって、それらも楽屋として使える体裁になっています。

 さて、本番間近で着替えも終えた私は、録音機をセットに客席に行きました。舞台袖のすぐ近くの隅の座席に録音機をセットしました。今回は私も舞台に出ている時間も多いし、あれこれ忙しいので、録音機は始まる前にスタートさせ、そのまま発表会を丸々録音して、終わってから回収するようにしました。録音機材は隅っこに設置したので、舞台からは少々遠いし、方向的にも良くないので、しっかりマイクを舞台正面に向けるなど、細かな作業もしたんですよ。

 で、録音機を設置して、そのまま最初は客席で他の人達の演奏を聞きました。皆さん、衣装も歌も立派で感服いたしました。妻の最初のソロ曲まで客席で歌を聞いて、舞台袖に下がりました。一応、自分の出番に備えるためです。

 一度、楽屋に下がって、細々とした準備を終え、歌詞の再確認をして、ちょうど妻の2曲目の出番のところで、舞台袖に行って、彼女の歌を聞きながら控えていました。午前中に、ゲネプロをしていたので、もうこのまま本番しなくてもいいかな…ぐらいに、もう気分的には満足しておりました…が、そういうわけにもいかないので、諦めて歌うことにしました(笑)。一応、カラダが固くならないように、体操などをしながら控えていました。

 やがて私の出番になりましたので、スっと舞台に出て、音楽の神様にお祈りをしてから歌い出しました。特に気負いなどはありませんし、大きな不安もありません。何より、ゲネプロの歌唱は最高だったから、あのくらい歌えば御の字だもの…と安心していたのがいけなかったですね。人間は常にハングリーでなければいけませんし、ピークは本番に持ってこないといけないわけです。

 とりあえず歌い切りました。本人的には4箇所ほどダメです。まあ、厳しい目で見れば、4箇所どころの騒ぎではないと思います。でもまあ、ダメなところもあったけれど、それ以上に良かったところもあると思うので、全体的にはOKという事にしておきます。別に商品ではありませんから、完璧に仕上がっていなくても勘弁です。もしも、100点満点の歌が歌えるなら、私、プロデビューしてますから(笑)。あくまでも比較対象は、世界の一流オペラ歌手の皆さんではなく、昨年の私自身ですからね。昨年の私よりも、良い出来の歌が歌えていたなら、それで万々歳ですって。

 それにしても、返す返す悔しいのは、ゲネプロの歌唱がほぼ100点に近い歌唱だった事。ああ、あの時の歌が本番で歌えたならばなあ…。

 というわけで、当日の音源です。

 録音は、後半部分の声が音割れをしています。これは別に私の声が割れたのでなくて、いわゆる過入力って奴で、録音機が録音しきれていないんですね。オペラ歌手の歌声の録音って、難しいらしいんですよね。一応、録音機自体は、自動入力レベル制御にしていますので、音割れなんて、普通はしないはずなんですが、機械的には想定外の音量だったんでしょうね…。どんだけ、大きな声を出しているんだ、私は!

 なので、録音では分かりづらいですが、私の声、この一年で格段に良くなっているんですよ。とにかく今回は、色々な方に声を誉めていただきました。社交辞令でしょうが「中音域が安定してきた」「音色が深くなってきた」「次の課題はパッサージョから上の音だね」とか。さらに「瞬間的に神の声が出てました」とまで言ってくださった方もいましたが、まあ…瞬間なんです。あくまでも良い声が出たのは、瞬間なんですね。良い声がずっと出せるようになったなら、そりゃあプロデビューした方が良いしね。

 録音では声の良し悪しは分かりませんから、私の、この高揚感は分かりづらいでしょうが、それでもいいのです。会場で私の歌を聞いた方が分かってくれれば、それでいいやと思ってます。とにかく、去年よりもだいぶ上達しているという確信が得られました。

 さあ、次はボエームだ。

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2016年2月 4日 (木)

勉強会が終わりました

 先日、声楽Y門下の新年会兼勉強会が行われました。非公開の催しだったので、こちらでは特別なアナウンスはしませんでした。

 今年のピアニストさんは、いつものピアニストさんではない…という事で、私が歌う曲は事前にピアニストさんに渡しておいたのですが、そのピアニストさんが急にお体の具合を悪くされたと言う事で、急遽ピアニストさんが交代することになり、色々と都合をつけられて、いつものピアニストさんに落ち着いたのですが…私の歌う曲は2曲ともポピュラー曲であるという理由で、ちょっとピアニストさんの手には負えない(純クラシック系の伴奏ピアニストさんなんです)かもしれないという事で、急遽、ソプラノのF先生がじっくりと練習をして伴奏してくださる事になりました。ありがたい事です。

 F先生もピアノはかなりお上手な方なのですが、やはりクラシックピアノの人なので、初見ではポピュラーには対応できない…というので、じっくり練習してくださるという事なのですが、私の歌う曲なんて、楽譜を見ると、結構スカスカで簡単そうに見えますが、やはり音楽ジャンルが違うと、色々と厳しいようで、同じピアノと言っても、クラシックとポピュラーって、相当に違うみたいなので、そんな感じになりました。

 今回の勉強会の会場は、40席しかありませんが、きれいで立派な音楽ホールでした。ピアノもスタンウェイなんですよ。音の響きもなかなか良くて、とても歌いやすいのです。

  勉強会は午後からだったので、朝はゆっくりと起きて、昼ごろ、ノコノコと会場に出向きました。今回の私はソロ曲だけを歌います。本来なら、妻と二重唱をするのですが、今回は同日の別場所(横浜みなとみらいホールなんだな、これが)で息子くんが合唱で歌うので、両親ともに欠席というのはマズかろうと言うので、妻がそちらに向かう事にしたところ、勉強会の一週間ほど前から、ノドを腫らしてゲホゲホし始めたので、もしも息子くんの件がなくても、勉強会では歌えなかったと思います。まあ、それって不幸中の幸いって奴かもね。

 さて、会場について、本日の参加者(自由参加なんです)が集まったところで、歌う順番をくじ引きで決めます。一人2曲ずつですから、順番が2周するわけで、私の1周目の出番は1番目、つまり切り込み隊長をやり、2周目の出番は四番目という真ん中あたり(今回の参加者は9名です)という、まあまあの順番でした。

 なお、このブログの愛読者さんでもあるgenkinogenは私と同門なのですが、当日は見学だけで歌うつもりはなかったようですが、そこは皆さんがプレッシャーをかけて、2周目の私の後に1曲だけ歌うことにしました。

 さて、私の最初の曲は、映画『マイ・フェア・レディ』の中の、有名なテノールのソングの「On The Street Where You Live/君住む街角」です。作曲はフレデリック・ロウです。本来ならば、間奏が入る位置やリピートする場所とかを、色々と考えて歌いたいものですが、この勉強会には事前のピアノ合わせがありませんので、そこは単純明快に楽譜に書いてあるとおりに歌う事にしました(ポピュラーの世界では、楽譜通りに歌うのは誉められた事ではありません)。直前に色々と言って、トラブルを招くのは避けなければなりませんからね。で、どんな感じになったのかと言えば、こんな感じになりました。

 テンポは「映画のテンポで!」という指示で始めたら、F先生のテンポの軽快な事軽快な事、あまりに軽快な出だしだったので、歌の入りでドジりました(分かるかな?)。おまけに、2番の後半では肝心な箇所で歌詞噛んでいるし…。まあ、そういうところはご愛嬌って感じで許してください。私にとっては、ちょっと低い調なので、楽に歌えるのはいいのですが、終始、声がピアノに負け続けているのが、ちょっぴり悔しいです(笑)。

 勉強会は発表会と違って、事前のピアノ合わせは無し、服装は平服、楽譜のガン見あり、というカジュアルな雰囲気の発表会で、何を歌ってもいいという事になっていますので、私はレッスンには持っていけないようなポピュラー・ソングを、今回歌ってみたわけです。他の皆さんは、だいたい、レッスンで歌ったことのある曲を持ち寄ってきた(勉強会の趣旨的にはそっちの方が正しいかも)わけですが、いやあ、みなさん、大曲を持ってきますね。もちろん、当日、現地入りしてから選曲していた人もいましたが…。それくらいカジュアルって事です。

 今回の2曲目は、モリコーネ作曲の「Nella Fantasia/ネッラ・ファンタジア」です。

 この曲は、1986年に公開された映画『ミッション』の中で印象的に使われていたオーボエ曲「ガブリエルのオーボエ」に感動したサラ・ブライトマンが、作曲家を口説き落として歌曲化し、1998年に自身のアルバムで発表した曲です。ですから、オリジナル歌手はサラ・ブライトマンとなりますが、ソプラノ歌手がオリジナル歌手であるにも関わらず、歌曲化以降、この曲はテノール歌手たちによって歌われてきました。21世紀になって以来、テノール歌手たちが吹き込む、クラシック・クロスオーバー系のアルバムには、必ず収録されると言っていいほどの定番曲となりました。

 そんな有名曲を歌ってみました。

 「On The Street Where You Live/君住む街角」と較べて難しい曲なので、歌っている時も終始気が張っているので、目立ったミスをせずに歌えたと思いますが、やはり事前のピアノ合わせがなかったためか、あっちこっちで歌とピアノがズレていますね。私的には、すごく気持ち悪いのですが、皆さんが聞いた感じでは、どうでしょうか? ピアノの件は横に置いたとしても、ミスが無きゃ良い歌なのかと言えば、当然違うんだけれどね。はあ~。

 ああ、それにしても、歌い足りない! 妻の都合が良ければ二重唱を歌いたかったし、私の持ち時間はまだ余裕があるので、本当ならもう一曲チャレンジしてみたかったなあ…。まあ、わがままだけれどね。

 あああああ~、私の次に歌ったgenkinogenさんの声の美しい事…。なんかもう、悔しいを通り越して、うらやましいです。いいなあ、あんなに丸い声が出せて…。私はただの露払いじゃん、前座じゃん。

 ちなみにgenkinogenさんへ。私の後に歌われたから、連続して録音したので音源ありますよ。もしよかったら、ご連絡ください。

 とりあえず、今年の勉強会はこんな感じでした。来年の勉強会では、何を歌いましょうか? いやいや、その前に発表会の事を考え始めないとね。今年の発表会は会場が押さえられないため未定ですが、夏~秋あたりになりそうですから、ぼちぼちと考えておかないといけませんね。

 頑張りますよ。

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2015年10月15日 (木)

2015年クラシックコンサートに出演してきました その3

 舞台袖に入った私たちです。その時、舞台を勤めていた人は、私たちの次にリハーサル室に入った方でした。なぜか、本番の順番とリハーサルの順番が違うんですよね。ピアノの人は、リハーサルが終わると、ちょっとだけ休憩をして、すぐに舞台袖に入って本番という流れのようなのですが、私たち歌の人は、リハーサルが終わると、たっぷり休憩があって、それから舞台に上がるようになっています。まあ、私的にはその方が都合がいいので、気にしない事にしています。

 今回出演するピアニストさんたちは、ソロ演奏で出演している方々については、ほぼアマチュアなんですが、声楽の伴奏をするピアニストさんたちは、ほぼプロの方々なんです。たぶん、アマチュア同士の組み合わせのグループは私たちだけじゃないかな? ですから、私たちのピアニストさんは、結構、そのあたりを気にしているようで「私、プロじゃないけれど、大丈夫かな?」って言います。

 全然、気にしなくていいと思ってます。彼女は、普段から日常的に合唱団とか声楽アンサンブルとかで伴奏ピアニストをしていて、声楽の伴奏には慣れているし、実際、そこらのプロのピアニストさんよりも、歌の伴奏に関しては、上手だと思います。

 まあ、プロと名乗っていても、みんながみんな、バリバリと本格的に演奏活動をしている人たちばかりじゃないし、プロと言っても、単に音楽大学を卒業しただけで、普段はピアノの鍵盤に触らない生活をしているプロもいるわけです。ピアノが弾けなきゃ音大は入れませんが、ピアノが上手に弾けても音大に入る必要はないわけです。私たちが頼りにしているピアニストさんは、ピアノが弾けるにも関わらず音大には行かなかっただけの人であって、音大には行かなかったけれど、今でも日常的にピアノを弾いて、伴奏ピアニストさんとして、あっちこっちでご活躍されている方なので、伴奏ピアニストとしては全然問題ない人なので、アマチュアであることに引け目を感じる必要なんて、全然ないんです。

 私たちの前のピアニストさんの演奏が終わりました。まずは妻の方が先に出番です。妻が舞台で歌っている間、私は舞台袖で妻の歌唱を聞きながら、体操をして自分の準備をします。

 妻が終わりました。たった2曲歌っただけなのに、汗びっちょりになって帰ってきました。ピアニストさんもヘトヘトです。ステージマネージャーさんが思わずピアニストさんに「大丈夫ですか?」と声をかけてしまうほどでした。

 舞台の進行を一瞬止めて、ピアニストさんが息を整えるのを待ってから、アナウンスが入って、私の出番です。舞台に出て挨拶をして、ピアニストさんが準備をし終えるのを確認して、目で合図をして、いよいよ一曲目の「Love Me!/私を愛してください!」です。

 カクテルライトがまぶしかったです。舞台に立つと、ライトで目がくらんで、客席が見えません。どれくらい客が残っているのか分からないけれど、客が見えないというのは、客の事が気にならないというわけで、これはこれで良いですね。

 とにかく、ノドでは歌わない事。しっかり腹筋を使う事。響きで軽く歌う事。目は閉じない事。カラダをしっかりと伸ばして開く事。これらの事ばかりに集中して歌いました。結果はすでに皆さんがご存知の通りです。

 これはいけるかも…という感触をつかんで「Starlight/星の明かり」に入りましたが、この曲は少し長い曲だったので、途中で失速してしまい、最後はノド声になってしまいました。ああ…まだまだこの曲を歌い切るほどの腹筋は私には無かったようです。途中までは良かっただけに、曲の終盤部分が実に残念でした。

 歌い終えて、舞台袖に戻ると妻が「最近の演奏の中では、今回の本番が一番良かったよ」と言ってくれました。どうやら、今回も“火事場のクソ力”に助けられたようでした。私の『本番に強いすとんさん』伝説はまだ生きているようです。

 ここで私たちはしばらく休憩です。間にお二人の方の歌唱を挟んで、今度は二重唱を歌います。

 二重唱は…悪くなかったと思いますよ。曲そのものは、以前の初夏に行った門下の発表会の時に歌った二重唱と同じ曲ですが、門下の発表会の時は、時間制限があったため、曲の前半部までしか歌えなかったですが、今回はオペラハウスで通常歌われているサイズに戻して歌いました。ですから、とにかく長い曲なので、なるべく消耗しないように、ノドで歌わないように、気をつけながら歌っていたのですが、やはり終盤、ガンガン歌いまくるところで声を使ってしまって、最後の最後の決めの部分は、すっかりノド声になっていますね。そこが残念です。

 すべての曲を歌い終わって、ホールロビーに急いで行った私たちです。お客さんが来ていれば、せめて挨拶だけでも…と思ったわけです。私目当ての客はいませんでしたが(笑)、妻の方のお客はそこそこいたので、私もそっちの方に行って、ご挨拶をしてきました。二重唱の評判がとても良くて嬉しかったです。あんまり盛り上がってしまって、ロビーの係の人に注意されたほどです。

 ああ、とりあえず、ひとまず終わったね。

 ピアニストさんに挨拶をして、楽屋に戻って着替えて、荷物を引きずって会場を出たところで雨が降ってきたので、タクシーを呼んで帰ることにしました。タクシーを待っている間に…忘れ物をしている事に気づきました。そう、客席に設置した録音機です。急いでホールに戻って客席を見たら、すでに録音機はありません。私たちはトリ前の演奏ですから、もうその時間は、コンサートも終了し、会場の片付けもほぼ終わっていたわけですから、忘れ物などもしっかり係の人に回収されていたわけです。ですから、急いで係の人を探して見つけて、頭を何度も下げて、録音機を受け取りました。ああ、良かった。

 録音機を受け取って外に出てみると、すでにタクシーはやってきていて待たせている状態でした。申し訳ない。で、タクシーに乗り込んで、帰宅して、入浴して終わりです。コンサート自体はいい感じで終了したので、まあ、満足かな。

 翌日も休日でしたが、私も疲れていましたが、妻はグロッキー状態になってました。まあ、色々と頑張ったもんなあ、仕方ないか。こんな感じで、今年のクラシックコンサートは終了でございます。

 今回は、二重唱、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」の「Caro Elisir! Sei Mio!/素晴らしい妙薬」の音源をアップします。

 本人的にはまだまだ納得できたわけではありませんが、お客さん的には一番良かったのがこの曲なんだそうです。ちなみに、この曲は、かなり長いので、聞く時にはちょっぴり覚悟をしてくださいね。ちなみに、8分超あります(笑)。

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