ひとこと

  •  ああ、ゴールデンウィークに突入いたしました。今年のGWは、レッスンと温泉とラ・フォルジュルネとオペラで過ごそうかと思ってます。あ、溜まったDVDも見ないとなあ。ああ、とりあえず忙しいGWになりそうだなっとね。それはそれと、今年のラフォルジュルネは、パソナが不参加なんすよ。ああ、残念残念残念。私はパソナのコンサートが大好きだったのに…、もう生きる希望が無くなったよ(ちょっと大げさ)。とにかく、パソナが不参加で悲しい私でした。
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カテゴリー「録音音源付き記事」の記事

学習の記録という奴です

2017年4月23日 (日)

久しぶりに音源をアップします

 声楽のレッスンの続きです。

 歌曲のレッスンに移りました。曲目は、カッチーニの「Amarilli/アマリッリ」です。

 この曲は古典歌曲ですから、声を薄く薄く使っていきます。まずは薄い声でフレーズに入り、そこから声に厚みを加えて歌っていくのです。オペラじゃないので、最初からガツンとパワフルに発声していくのではなく、常に息を先行させて繊細に歌っていく感じです。息をケチらずに、常に大量に流しながら歌っていきます。

 この曲は、音域的には男性にとってキツい音をたくさん使う曲で、私も歌いづらいのですが、先生もやはりこの曲は歌いづらいのだそうです。フレーズの作り方が、男性向けではないんでしょうね。かと言って、歌詞の内容はモロ男性歌手向きです。まあ、そもそもがカストラートの歌手に向けて作曲されていますので、フレーズ自体は女声に適した音型になっているんだろうと思います。そういう意味から言えば、この曲は女性には歌いやすい曲なんだろうと思います。

 とにかく、薄い声で歌い始めるのがコツであって、力んでしまったり、ノド声で歌ってしまうと一発で声を使い切ってしまいます。そういう意味では発声の教材としては、よく出来た曲なんだと思います。

 常にノドを開いて、腹筋で息を流して歌っていかないと、とても歌いきれません。とにかく、見た目以上に歌っていてキツイ曲なのです。

 曲そのものは、比較的簡単なのですが、そのキツさは半端ないのです。まあ、それはともかく、この曲は今回で終わりです。試しに通して歌ってみました。

 いかがでしょうか? 聞いてみると、歌っている時のキツさは声には現れていないかな? そもそも、声の調子が良くない所に、こんなにキツイ曲を歌ったので、今回のレッスンはこれで終了です。オペラアリアは…また次の機会に…です。

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2016年8月31日 (水)

フルート合宿 その7「ソロ曲の発表会でした」

 さて、三日目でございます。朝のロングトーン練習の終わりに先生がやってきて「さあ、今晩は発表会だよ」と宣言をしました。

 へ? 発表会は最終日じゃないの? …とAさんに確認すると、ソロの発表は今日(三日目)の夜、最終日はアンサンブルの発表をするんだよ…と教えてくれました。

 ありゃありゃ、発表会が(私の)予定よりも半日早まりました。ん? 発表会、今日じゃん、大丈夫かな?

 と心配しても仕方ないので、ロングトーン練習後は、ちょっとだけ気合を入れて個人練習をした私です。

 自室にいると、まもなく、マネージャーさんから声が掛かったので、H先生のレッスンに行きました。

 ひとまず、テンポ良し、指も良し、後は吹きすぎないようにと、注意されました。まあ、私の場合、ある程度曲もできているので、私のレッスンは他の人と比べると、いつも短めで、部屋に戻ると「もう帰ってきたのかい?」と、同室の二人にビックリされるくらいですが…最後のレッスンも、またまた短めのレッスンでした。

 で、レッスンの最後に「アンサンブルのレッスンはしないから、誰かにしてもらっておいてくださいよ」と言われました。つまり最終日のアンサンブルの発表会に向けてのレッスンについて、H先生は特にレッスンはしないから、アシスタントの先生方にお願いして、レッスンしてもらって、完成形で発表に臨みなさいよ…って事なわけです。

 で、そのことを、部屋に戻ってAさんに伝えたところ「じゃあ、C先生とD先生と、どっちにする?」と私に尋ねてきました。C先生のレッスンは、前回受けたので、今回はD先生のレッスンにしましょう…と答えたところ、すぐにAさんが動いてくれて、さっそくD先生のレッスンを受ける事になりました。

 D先生のレッスンは、なかなか的確で良いです。間違いを正すレッスンではなく、より良く演奏をするためのレッスンとなりました。まあ、間違いは各自で勝手に直しておいてくださいよ…というスタンスだったんだと思いますが。いくつか演奏の指針をいただいたので、後は本番に向けて、音楽的なアンサンブルができるように心がけるだけです。

 で、昼食を食べました。この日の昼食は…タイ式のグリーンカレーでした。いやあ、野尻湖に来てタイ料理を食べるなんて…ちょっとビックリでした。タイのカレーは、普段我々が思うカレーとは、だいぶ違ってました。ココナッツミルクの風味がちょっと苦手だけれど、この料理はこんなモノと思って食べると、なかなか美味しくいただけるものです。ただ、量が少なかったのが残念でした。前日の(日本の)カレーライスはおかわり自由だったので、たらふく食べられましたが、この日のタイ式グリーンカレーは、お一人さま1皿限定だったんです。

 なので、午後の休憩では、外で“お昼ごはんパート2”を食べるつもりで出かけたのですが、なんとも気軽に入れる感じの店もなく、例によって、ポケストップをグルグル回って、雑貨店でバナナを買って、湖畔で湖を見ながらバナナを食べて帰ってきました。しかし、地方は輸送に時間がかかるせいか、バナナに関しては、どれもこれもスイートスポットがたくさん出ていて、実に美味しそう…ってか、美味しかったですよん。

 宿に戻って、夕方の練習をしていると、マネージャーさんから声が掛かって、手が足りないので、発表会の会場設営をしてきました。で、それが終わると、夕食。夕食後は、少しの休憩を入れたら、別館に集合して、いよいよソロ曲の発表会となります。

 発表会のプログラムは、発表会の直前に配られたわけですが…私の出番は…トップバッターでございます。いやあ、最初にミッションを終えることができるとは、ラッキーですね。だって他の人の演奏が、楽な気分で聞けるんだもの(喜)。

 で、私がどんな演奏をしたのかと言うと…こんな感じです。

 ううむ、それにしても、やっぱり装飾音符の処理が下手くそだなあと…痛感しました。装飾音符が装飾音符に聴こえず、メロディに余計な音が入っているように聴こえたり、ミスっているように聴こえたり、あるいは逆に装飾音符として吹いたつもりなのに、全然音になっていなかったり。スカったり…。いやあ、装飾音符難しい(涙)。

 でもまあ、これが私の実力なんだから、仕方がない。

 で、早々に自分の出番を終えたところで、他の方々の発表を聞きました。まあ、上手い人は上手いし、そうでない人はそれなりでした。まあ、そんなもんだよね。オトナの趣味だもの。ただ、普段あまりフルートの演奏を聞かない身としては、それはそれで勉強になりました。

 本当は、日頃から、声楽の素人発表会を聞くように、フルートの素人発表会も聞ければいいのだけれど、フルートの発表会って、なかなか第三者の他人が聞けるような感じのモノって少ないような気がします。飲食店とか会議室とか喫茶店などやるケースも多いし、私のところだって、合宿の最中にやるものだから、第三者の他人が聞くことはできないしね。そういう点では、よい“耳の勉強”になりました。

 発表会が終わっての宴会は、最後の宴会という事もあって、みんな盛り上がりました。楽しい話から、世知辛い話まで、色々うかがいました。H先生が本当にお弟子さん達の生活や仕事まで心配して、色々と面倒を見ている事がよく分かりました。プロって厳しいなあ…。そして、結局のところは、生きるも死ぬも、人脈の深さとコミニケーション能力なんだなって思いました。

 最後に発表会の記念に…というわけで、先生からお土産として、フルート音楽のCDを、みなさんもらいました。それぞれ違うCDをいただいたわけですが、私がいただいたのは、ハイジ・ピントナーのフルートによる、マイケル・カールストロムのフルート音楽全集。ま、現代音楽ですね。いただいただけで、まだ聴いてませんが(笑)。

 だって収録曲が…

“It had to be for Flute, Oboe, and Piano”とか…

“4 dreams and the Shore for Flute, Bass voice, and Mixed Percussion”とか…

“Bright names, Burning lights for Flute and Piano”や…

“Souls and Sounds for Flute, Bass voice, and Piano”だったりするんだよ。

 題名読むだけで、なんか内容が想像できちゃって、聴く気分になれません。

 食わず嫌いはいけないよねえ…。でも、現代音楽、苦手っ!

 さあ、明日はアンサンブルの発表会だ。

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2016年7月24日 (日)

発表会の話 その2

 本番に備えて衣装に着替えた…のですが、今回は関内ホールと言っても、小ホールの方であるという事と、古いホールという事もあるのか、設備があまり十分ではないのですね。

 舞台と舞台袖がカーテン一枚で仕切られています。今時のホールなら、舞台はしっかり壁兼反響板で囲われて、舞台袖との間にはドアがあって、舞台袖の物音が舞台に漏れにくいようになっているのですが…ここはカーテン一枚だから、光や物音がすべて筒抜けです。おまけに、カーテンの隙間から出入りするのですが、その境目が客席から丸見えというもの、なんかちょっと悲しいです。

 さらに舞台袖から楽屋入り口まで、扉も何もないまま、割と近い距離でつながっていますので、楽屋にいても舞台の音がよく聞こえます。舞台の物音が聞こえるのは、楽屋で控えている分には便利ですが、楽屋の物音も舞台や客席に聞こえると思うと…なんか落ち着きません。

 さらに言うと、ここは楽屋が1つしかなくて、当然、男女兼用です。一応、アコーディオンカーテンが真ん中にあって、着替えの時などは、それを閉めて部屋を半分に分けて使うわけです。問題は、楽屋が1つしか無かったため、先生方用の楽屋が確保されなかった事で、先生方には゛あれこれ使い勝手が、よろしく無かっただろうなあという事です。狭い部屋でも良いので、もう1つ2つ楽屋があると良いですねえ。地元の市民会館の小ホールでも、楽屋は大部屋1つと、小部屋が2つあって、すぐそばには会議室もいくつかあって、それらも楽屋として使える体裁になっています。

 さて、本番間近で着替えも終えた私は、録音機をセットに客席に行きました。舞台袖のすぐ近くの隅の座席に録音機をセットしました。今回は私も舞台に出ている時間も多いし、あれこれ忙しいので、録音機は始まる前にスタートさせ、そのまま発表会を丸々録音して、終わってから回収するようにしました。録音機材は隅っこに設置したので、舞台からは少々遠いし、方向的にも良くないので、しっかりマイクを舞台正面に向けるなど、細かな作業もしたんですよ。

 で、録音機を設置して、そのまま最初は客席で他の人達の演奏を聞きました。皆さん、衣装も歌も立派で感服いたしました。妻の最初のソロ曲まで客席で歌を聞いて、舞台袖に下がりました。一応、自分の出番に備えるためです。

 一度、楽屋に下がって、細々とした準備を終え、歌詞の再確認をして、ちょうど妻の2曲目の出番のところで、舞台袖に行って、彼女の歌を聞きながら控えていました。午前中に、ゲネプロをしていたので、もうこのまま本番しなくてもいいかな…ぐらいに、もう気分的には満足しておりました…が、そういうわけにもいかないので、諦めて歌うことにしました(笑)。一応、カラダが固くならないように、体操などをしながら控えていました。

 やがて私の出番になりましたので、スっと舞台に出て、音楽の神様にお祈りをしてから歌い出しました。特に気負いなどはありませんし、大きな不安もありません。何より、ゲネプロの歌唱は最高だったから、あのくらい歌えば御の字だもの…と安心していたのがいけなかったですね。人間は常にハングリーでなければいけませんし、ピークは本番に持ってこないといけないわけです。

 とりあえず歌い切りました。本人的には4箇所ほどダメです。まあ、厳しい目で見れば、4箇所どころの騒ぎではないと思います。でもまあ、ダメなところもあったけれど、それ以上に良かったところもあると思うので、全体的にはOKという事にしておきます。別に商品ではありませんから、完璧に仕上がっていなくても勘弁です。もしも、100点満点の歌が歌えるなら、私、プロデビューしてますから(笑)。あくまでも比較対象は、世界の一流オペラ歌手の皆さんではなく、昨年の私自身ですからね。昨年の私よりも、良い出来の歌が歌えていたなら、それで万々歳ですって。

 それにしても、返す返す悔しいのは、ゲネプロの歌唱がほぼ100点に近い歌唱だった事。ああ、あの時の歌が本番で歌えたならばなあ…。

 というわけで、当日の音源です。

 録音は、後半部分の声が音割れをしています。これは別に私の声が割れたのでなくて、いわゆる過入力って奴で、録音機が録音しきれていないんですね。オペラ歌手の歌声の録音って、難しいらしいんですよね。一応、録音機自体は、自動入力レベル制御にしていますので、音割れなんて、普通はしないはずなんですが、機械的には想定外の音量だったんでしょうね…。どんだけ、大きな声を出しているんだ、私は!

 なので、録音では分かりづらいですが、私の声、この一年で格段に良くなっているんですよ。とにかく今回は、色々な方に声を誉めていただきました。社交辞令でしょうが「中音域が安定してきた」「音色が深くなってきた」「次の課題はパッサージョから上の音だね」とか。さらに「瞬間的に神の声が出てました」とまで言ってくださった方もいましたが、まあ…瞬間なんです。あくまでも良い声が出たのは、瞬間なんですね。良い声がずっと出せるようになったなら、そりゃあプロデビューした方が良いしね。

 録音では声の良し悪しは分かりませんから、私の、この高揚感は分かりづらいでしょうが、それでもいいのです。会場で私の歌を聞いた方が分かってくれれば、それでいいやと思ってます。とにかく、去年よりもだいぶ上達しているという確信が得られました。

 さあ、次はボエームだ。

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2016年2月 4日 (木)

勉強会が終わりました

 先日、声楽Y門下の新年会兼勉強会が行われました。非公開の催しだったので、こちらでは特別なアナウンスはしませんでした。

 今年のピアニストさんは、いつものピアニストさんではない…という事で、私が歌う曲は事前にピアニストさんに渡しておいたのですが、そのピアニストさんが急にお体の具合を悪くされたと言う事で、急遽ピアニストさんが交代することになり、色々と都合をつけられて、いつものピアニストさんに落ち着いたのですが…私の歌う曲は2曲ともポピュラー曲であるという理由で、ちょっとピアニストさんの手には負えない(純クラシック系の伴奏ピアニストさんなんです)かもしれないという事で、急遽、ソプラノのF先生がじっくりと練習をして伴奏してくださる事になりました。ありがたい事です。

 F先生もピアノはかなりお上手な方なのですが、やはりクラシックピアノの人なので、初見ではポピュラーには対応できない…というので、じっくり練習してくださるという事なのですが、私の歌う曲なんて、楽譜を見ると、結構スカスカで簡単そうに見えますが、やはり音楽ジャンルが違うと、色々と厳しいようで、同じピアノと言っても、クラシックとポピュラーって、相当に違うみたいなので、そんな感じになりました。

 今回の勉強会の会場は、40席しかありませんが、きれいで立派な音楽ホールでした。ピアノもスタンウェイなんですよ。音の響きもなかなか良くて、とても歌いやすいのです。

  勉強会は午後からだったので、朝はゆっくりと起きて、昼ごろ、ノコノコと会場に出向きました。今回の私はソロ曲だけを歌います。本来なら、妻と二重唱をするのですが、今回は同日の別場所(横浜みなとみらいホールなんだな、これが)で息子くんが合唱で歌うので、両親ともに欠席というのはマズかろうと言うので、妻がそちらに向かう事にしたところ、勉強会の一週間ほど前から、ノドを腫らしてゲホゲホし始めたので、もしも息子くんの件がなくても、勉強会では歌えなかったと思います。まあ、それって不幸中の幸いって奴かもね。

 さて、会場について、本日の参加者(自由参加なんです)が集まったところで、歌う順番をくじ引きで決めます。一人2曲ずつですから、順番が2周するわけで、私の1周目の出番は1番目、つまり切り込み隊長をやり、2周目の出番は四番目という真ん中あたり(今回の参加者は9名です)という、まあまあの順番でした。

 なお、このブログの愛読者さんでもあるgenkinogenは私と同門なのですが、当日は見学だけで歌うつもりはなかったようですが、そこは皆さんがプレッシャーをかけて、2周目の私の後に1曲だけ歌うことにしました。

 さて、私の最初の曲は、映画『マイ・フェア・レディ』の中の、有名なテノールのソングの「On The Street Where You Live/君住む街角」です。作曲はフレデリック・ロウです。本来ならば、間奏が入る位置やリピートする場所とかを、色々と考えて歌いたいものですが、この勉強会には事前のピアノ合わせがありませんので、そこは単純明快に楽譜に書いてあるとおりに歌う事にしました(ポピュラーの世界では、楽譜通りに歌うのは誉められた事ではありません)。直前に色々と言って、トラブルを招くのは避けなければなりませんからね。で、どんな感じになったのかと言えば、こんな感じになりました。

 テンポは「映画のテンポで!」という指示で始めたら、F先生のテンポの軽快な事軽快な事、あまりに軽快な出だしだったので、歌の入りでドジりました(分かるかな?)。おまけに、2番の後半では肝心な箇所で歌詞噛んでいるし…。まあ、そういうところはご愛嬌って感じで許してください。私にとっては、ちょっと低い調なので、楽に歌えるのはいいのですが、終始、声がピアノに負け続けているのが、ちょっぴり悔しいです(笑)。

 勉強会は発表会と違って、事前のピアノ合わせは無し、服装は平服、楽譜のガン見あり、というカジュアルな雰囲気の発表会で、何を歌ってもいいという事になっていますので、私はレッスンには持っていけないようなポピュラー・ソングを、今回歌ってみたわけです。他の皆さんは、だいたい、レッスンで歌ったことのある曲を持ち寄ってきた(勉強会の趣旨的にはそっちの方が正しいかも)わけですが、いやあ、みなさん、大曲を持ってきますね。もちろん、当日、現地入りしてから選曲していた人もいましたが…。それくらいカジュアルって事です。

 今回の2曲目は、モリコーネ作曲の「Nella Fantasia/ネッラ・ファンタジア」です。

 この曲は、1986年に公開された映画『ミッション』の中で印象的に使われていたオーボエ曲「ガブリエルのオーボエ」に感動したサラ・ブライトマンが、作曲家を口説き落として歌曲化し、1998年に自身のアルバムで発表した曲です。ですから、オリジナル歌手はサラ・ブライトマンとなりますが、ソプラノ歌手がオリジナル歌手であるにも関わらず、歌曲化以降、この曲はテノール歌手たちによって歌われてきました。21世紀になって以来、テノール歌手たちが吹き込む、クラシック・クロスオーバー系のアルバムには、必ず収録されると言っていいほどの定番曲となりました。

 そんな有名曲を歌ってみました。

 「On The Street Where You Live/君住む街角」と較べて難しい曲なので、歌っている時も終始気が張っているので、目立ったミスをせずに歌えたと思いますが、やはり事前のピアノ合わせがなかったためか、あっちこっちで歌とピアノがズレていますね。私的には、すごく気持ち悪いのですが、皆さんが聞いた感じでは、どうでしょうか? ピアノの件は横に置いたとしても、ミスが無きゃ良い歌なのかと言えば、当然違うんだけれどね。はあ~。

 ああ、それにしても、歌い足りない! 妻の都合が良ければ二重唱を歌いたかったし、私の持ち時間はまだ余裕があるので、本当ならもう一曲チャレンジしてみたかったなあ…。まあ、わがままだけれどね。

 あああああ~、私の次に歌ったgenkinogenさんの声の美しい事…。なんかもう、悔しいを通り越して、うらやましいです。いいなあ、あんなに丸い声が出せて…。私はただの露払いじゃん、前座じゃん。

 ちなみにgenkinogenさんへ。私の後に歌われたから、連続して録音したので音源ありますよ。もしよかったら、ご連絡ください。

 とりあえず、今年の勉強会はこんな感じでした。来年の勉強会では、何を歌いましょうか? いやいや、その前に発表会の事を考え始めないとね。今年の発表会は会場が押さえられないため未定ですが、夏~秋あたりになりそうですから、ぼちぼちと考えておかないといけませんね。

 頑張りますよ。

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2015年10月15日 (木)

2015年クラシックコンサートに出演してきました その3

 舞台袖に入った私たちです。その時、舞台を勤めていた人は、私たちの次にリハーサル室に入った方でした。なぜか、本番の順番とリハーサルの順番が違うんですよね。ピアノの人は、リハーサルが終わると、ちょっとだけ休憩をして、すぐに舞台袖に入って本番という流れのようなのですが、私たち歌の人は、リハーサルが終わると、たっぷり休憩があって、それから舞台に上がるようになっています。まあ、私的にはその方が都合がいいので、気にしない事にしています。

 今回出演するピアニストさんたちは、ソロ演奏で出演している方々については、ほぼアマチュアなんですが、声楽の伴奏をするピアニストさんたちは、ほぼプロの方々なんです。たぶん、アマチュア同士の組み合わせのグループは私たちだけじゃないかな? ですから、私たちのピアニストさんは、結構、そのあたりを気にしているようで「私、プロじゃないけれど、大丈夫かな?」って言います。

 全然、気にしなくていいと思ってます。彼女は、普段から日常的に合唱団とか声楽アンサンブルとかで伴奏ピアニストをしていて、声楽の伴奏には慣れているし、実際、そこらのプロのピアニストさんよりも、歌の伴奏に関しては、上手だと思います。

 まあ、プロと名乗っていても、みんながみんな、バリバリと本格的に演奏活動をしている人たちばかりじゃないし、プロと言っても、単に音楽大学を卒業しただけで、普段はピアノの鍵盤に触らない生活をしているプロもいるわけです。ピアノが弾けなきゃ音大は入れませんが、ピアノが上手に弾けても音大に入る必要はないわけです。私たちが頼りにしているピアニストさんは、ピアノが弾けるにも関わらず音大には行かなかっただけの人であって、音大には行かなかったけれど、今でも日常的にピアノを弾いて、伴奏ピアニストさんとして、あっちこっちでご活躍されている方なので、伴奏ピアニストとしては全然問題ない人なので、アマチュアであることに引け目を感じる必要なんて、全然ないんです。

 私たちの前のピアニストさんの演奏が終わりました。まずは妻の方が先に出番です。妻が舞台で歌っている間、私は舞台袖で妻の歌唱を聞きながら、体操をして自分の準備をします。

 妻が終わりました。たった2曲歌っただけなのに、汗びっちょりになって帰ってきました。ピアニストさんもヘトヘトです。ステージマネージャーさんが思わずピアニストさんに「大丈夫ですか?」と声をかけてしまうほどでした。

 舞台の進行を一瞬止めて、ピアニストさんが息を整えるのを待ってから、アナウンスが入って、私の出番です。舞台に出て挨拶をして、ピアニストさんが準備をし終えるのを確認して、目で合図をして、いよいよ一曲目の「Love Me!/私を愛してください!」です。

 カクテルライトがまぶしかったです。舞台に立つと、ライトで目がくらんで、客席が見えません。どれくらい客が残っているのか分からないけれど、客が見えないというのは、客の事が気にならないというわけで、これはこれで良いですね。

 とにかく、ノドでは歌わない事。しっかり腹筋を使う事。響きで軽く歌う事。目は閉じない事。カラダをしっかりと伸ばして開く事。これらの事ばかりに集中して歌いました。結果はすでに皆さんがご存知の通りです。

 これはいけるかも…という感触をつかんで「Starlight/星の明かり」に入りましたが、この曲は少し長い曲だったので、途中で失速してしまい、最後はノド声になってしまいました。ああ…まだまだこの曲を歌い切るほどの腹筋は私には無かったようです。途中までは良かっただけに、曲の終盤部分が実に残念でした。

 歌い終えて、舞台袖に戻ると妻が「最近の演奏の中では、今回の本番が一番良かったよ」と言ってくれました。どうやら、今回も“火事場のクソ力”に助けられたようでした。私の『本番に強いすとんさん』伝説はまだ生きているようです。

 ここで私たちはしばらく休憩です。間にお二人の方の歌唱を挟んで、今度は二重唱を歌います。

 二重唱は…悪くなかったと思いますよ。曲そのものは、以前の初夏に行った門下の発表会の時に歌った二重唱と同じ曲ですが、門下の発表会の時は、時間制限があったため、曲の前半部までしか歌えなかったですが、今回はオペラハウスで通常歌われているサイズに戻して歌いました。ですから、とにかく長い曲なので、なるべく消耗しないように、ノドで歌わないように、気をつけながら歌っていたのですが、やはり終盤、ガンガン歌いまくるところで声を使ってしまって、最後の最後の決めの部分は、すっかりノド声になっていますね。そこが残念です。

 すべての曲を歌い終わって、ホールロビーに急いで行った私たちです。お客さんが来ていれば、せめて挨拶だけでも…と思ったわけです。私目当ての客はいませんでしたが(笑)、妻の方のお客はそこそこいたので、私もそっちの方に行って、ご挨拶をしてきました。二重唱の評判がとても良くて嬉しかったです。あんまり盛り上がってしまって、ロビーの係の人に注意されたほどです。

 ああ、とりあえず、ひとまず終わったね。

 ピアニストさんに挨拶をして、楽屋に戻って着替えて、荷物を引きずって会場を出たところで雨が降ってきたので、タクシーを呼んで帰ることにしました。タクシーを待っている間に…忘れ物をしている事に気づきました。そう、客席に設置した録音機です。急いでホールに戻って客席を見たら、すでに録音機はありません。私たちはトリ前の演奏ですから、もうその時間は、コンサートも終了し、会場の片付けもほぼ終わっていたわけですから、忘れ物などもしっかり係の人に回収されていたわけです。ですから、急いで係の人を探して見つけて、頭を何度も下げて、録音機を受け取りました。ああ、良かった。

 録音機を受け取って外に出てみると、すでにタクシーはやってきていて待たせている状態でした。申し訳ない。で、タクシーに乗り込んで、帰宅して、入浴して終わりです。コンサート自体はいい感じで終了したので、まあ、満足かな。

 翌日も休日でしたが、私も疲れていましたが、妻はグロッキー状態になってました。まあ、色々と頑張ったもんなあ、仕方ないか。こんな感じで、今年のクラシックコンサートは終了でございます。

 今回は、二重唱、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」の「Caro Elisir! Sei Mio!/素晴らしい妙薬」の音源をアップします。

 本人的にはまだまだ納得できたわけではありませんが、お客さん的には一番良かったのがこの曲なんだそうです。ちなみに、この曲は、かなり長いので、聞く時にはちょっぴり覚悟をしてくださいね。ちなみに、8分超あります(笑)。

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2015年10月14日 (水)

2015年クラシックコンサートに出演してきました その2

 時間になったので、地下のリハーサル室に向かった私です。時間まで体操をしてカラダを伸ばしました。

 リハーサルの持ち時間は、1人10分です。私たちは、私のソロの分と、妻のソロの分と、二重唱の分と、3枠合わせて30分リハーサル室を使えることになっていますが、それが連続ではなく、10分使ったら、他の人が10分使って、その後20分使える事になっています。間に他人が入るのが困りモノですが、おそらくプログラムの都合で仕方ないのでしょうね。ひとまず、最初の10分の部分のリハーサルを始める事にしました。

 最初の10分は、私のソロのリハーサルをします。妻は…ちょうどその頃、舞台で彼女の友人たちが歌うので、それを見に行くことにしました。

 リハーサル室に入って、まずは通しで歌ってみました。いやあ、この部屋、よく響く。この響きがホールにあれば最高なんだけれど、ホールはここよりも全然響かないので、それを考慮にいれないと失敗しちゃいそうです。

 とにかく、昨日のホールリハーサルの反省から、決してノドで歌わない事。響きで軽く歌う事。しっかり腹筋を使って歌う事。カラダは伸ばす事、開く事。目は閉じない事。…歌の方はどうにでもなるでしょうし、歌う曲も有名ではない曲なので、失敗しても堂々としていれば失敗したとはバレませんから、気にしない事。とにかく、腹筋です。ここだけはしっかりしなきゃいけません。

 そんな事を考えて歌いました。ピアニストさんと合わせの最終確認をしました。細かい点をいくつか修正しました。「Starlight/星の明かり」の最後の音は、Hi-Hなんです。普段は頑張ってHで歌っているのですが、どうも今日は調子が悪いせいか、そこまで音程が届いていないので、ピアニストさんとも相談して、楽譜通りのGで歌う事にしました。いや、実際、歌う側からすれば、本当にギリギリの状態なので、GでもHでも大変な事には違わないのですが、なるべく博打は止めましょうという事でGに変更しました(結果はお聞きの通りです:涙)。

 10分の持ち時間でしたが、6分程度で終了。何度も歌える元気が私になかったわけです。で、残りの時間はピアニストさんがピアノの練習に使いました。

 時間になって、リハーサル室を出た私たちですが、次の人が来ません。やがて妻も合流しましたが、やっぱり次の人が来ません。次の人はリハーサルをパスした…と勝手に(笑)判断した私たちは、5分早く、再びリハーサル室に入ることにしました。妻のリハーサルをして、その後、二重唱のリハーサルをする事にしました。

 妻は、ピアニストさんとみっちりリハーサルをしました。で、二重唱のリハーサルですが…いやあ、二重唱は長いですねえ。歌い終える頃には、私、汗びっちょりになってしまいました。ああ、シンドい。もう二度と歌えないって感じです。ですから、そこで歌のリハーサルは終了とし、残りはまだ10分ほどあったので、再びピアニストさんがピアノの練習で使う事にしました。私たちは先にリハーサル室を出た所、次の方が待っていたので、歌手である我々は先に退出したけれど、まだ伴奏のピアニストさんが時間いっぱいまで練習しているので、もう少し待っていて欲しいと伝えて、楽屋に戻りました。

 さあ、当日リハーサルを終了し、まもなく自分たちの出番となります。まずは着替えです。本番衣装のタキシードに着替えますが…これが結構時間かかるんですよね。もたもたしているうちに、20分も着替えに使ってしまいました。着替えが終了したところで、ササッと客席に入って、録音機をセットして楽屋に戻ると…もう、舞台袖に集合する時間です。

 一度、舞台袖に入ってしまうと、もう演奏が終わるまで楽屋には戻りません。二重唱で使うワインの瓶と、ペットボトルのお茶と、お守り代わりの楽譜の束を持って、舞台袖に集合です。すでに妻とピアニストさんがいました。

 妻が私を見るなり「あれ?チーフは?」と尋ねます。胸に挿す白いハンカチの事です。しっかり楽屋で胸ポケットに入れたつもりだったのに、胸ポケットにはありませんでした。あれこれ探していると、腰のあたりにフェイクのポケットに挿してありました。いやあ、しっかりしているつもりでも、なんか動揺しているのかな? とにかく、胸にハンカチを入れ直したところで、ステージマネージャーさんに招かれて、舞台袖に入りました。いよいよ、本番です。

 と言う感じで、長くなってきたので、続きはまた明日…です。

 今回は、トスティ作曲「Starlight/星の明かり」の音源をアップします。

 曲の前半までは良かったのですが、後半は腹筋が疲れてしまい、かなり失速してヘロヘロになっております。ヘロヘロになるとノドで歌い、ノドで歌うとアレコレ歌が壊れてしまう私でした。まだまだ鍛える余地がある私です。ああ、情けない。ああ、恥ずかしい。本来はアップしない方が良い出来栄えなんですが…私が大したことない人間である事を天下に証明するために、あえてアップしちゃいます。いやあ、暴挙だなあ(爆)。

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2015年10月13日 (火)

2015年クラシックコンサートに出演してきました その1

 本番に向けて、大切な睡眠をたっぷり取る予定だったのですが、寝入ってまもなく、左足の太ももに激痛が走り、目覚めてしまいました。

 いやあ、人って、あんまり痛いと目覚めるものなんですね(遠い目)。とにかく、左足の太ももの前面が痛くて痛くて、思わず全身から汗が吹き出しました。寝ぼけた頭(激痛で目覚めたものの、やっぱり頭は寝ているんですよね)で「足がつった!」と判断した私は、つっている左足を必死に伸ばしたところ、さらに痛みが増してきました。おまけにつっている左足の太ももが痙攣しはじめました。あまりに苦しんでいるので、妻が「救急車を呼ばなくていいの?」と尋ねてきましたが、足がつったくらいで救急車を呼ぶなんて、あまりに恥ずかしすぎます。散々激痛で苦しんでいるうちに、寝ぼけた頭もだんだんクリアになっていき、いつもの“ふくらはぎがつった時”は、ふくらはぎの筋肉を伸ばすために、足を伸ばして痛みを軽減したのなら、太もも前面の筋肉を伸ばすには…足を伸ばすのではなく、逆に曲げた方が良い事に、ようやく気づき、痛い左足の痛みをこらえて、足を曲げていったところ、やがて痛みが少しずつ軽減していきました。

 小一時間、太ももの痛みと格闘して、散々うなって声帯を傷めつけて、時間を確認すると、まだ真夜中、もう一度しっかり寝る事にしました。

 が、今度は明け方に近い時間、逆の右足のふくらはぎに激痛が…! またも痛みで目が覚めて、しかし今度はよくあるふくらはぎの激痛なので、寝ぼけた頭でも適切に対応できて、時間を確認して、三度寝をして、結局、目覚めたのは昼過ぎでした。

 私、休日は、平日の2~3倍の睡眠を取ることにしているので、昼過ぎに起きる事自体は、通常の休日の行動なんですが、それにしても、二度も激痛で目覚めた事と、その度にうなって、ノドを痛めたせいか、なんか寝た気はしないし、声もガサガサ。参ったなあ…と思ってみたものの、後悔先に立たずで、諦めて起床しました。

 居間に下りて、朝食兼昼食を食べて、軽くパソコンをして、持ち物の準備をして、発声練習をして、いよいよ会場に向かって出発です。昨日は無自覚的に声が出なかったけれど、今日は声が出ない事が自覚できるほどに調子が悪いなあ。参った参った…と思いながら会場入りです。

 会場へは自宅から徒歩で向かった私でしたが、その間、ずっと無口な私でした。なんか、しゃべるのも、かったるいって感じだったんです。

 会場には楽屋口から入り、すぐに楽屋に入って、タキシードをロッカーに入れます。

 このホールには楽屋が4つあるのですが、1つは本部用、2つは女性出演者用で、残りの1つが男性出演者用なんですが、男性出演者なんて、ほとんどいないのですよ。混声合唱団の男性メンバーと、男性のピアニストさんが1人と、ギター合奏団の男性メンバーと、私だけなんですが、混声合唱団の人たちは楽屋を使わない(自宅から本番衣装で集合…のようです)し、ピアニストさんも本番衣装で会場入りをしているので楽屋を使わず、ギター合奏団の方々はリハーサル室を楽屋として使うので、この楽屋は使わないので、男性用楽屋は、ほぼ私個人の個室同様なので、なんとも落ち着く空間だったりします。

 楽屋に荷物を広げて、すぐに客席に向かいました。一応、他の出演者の方々の演奏も見るわけです。だって、出演するだけじゃモッタイナイでしょ?

 クラシックコンサートって、出演者の大半がピアノなんです。で、残りのほとんどが歌手で、その他わずかにクラリネットとかフルートとかクラシックギターとか、そういう器楽演奏が入ります。つまり、ほとんどオトナのアマチュアピアニストさんたちの合同発表会みたいな感じなんですよ。

 で、そのピアノの出演者の皆さん方が、上手なんですね。いやあ、アマチュアピアニストさんたちを、なめてはいけません。なかなか聴き応えありますよ。

 一方、歌手の方は言うと…玉石混交ってのが正直なところです。上手い人もいれば、そうでない人もいるし、ベテラン組もいれば、いかにも初心者でございますって人もいます。ただ、今年は例年になく、歌手の出場者が多いような気がしました。

 声楽関係者の出演は、だいたい3グループに分かれているようです。で、私はその3つあるグループの一番遅いグループで歌います。2番めのグループが本番で歌っている時は、ちょうど当日リハーサルをしている時なので、私が聞けるのは、最初のグループの歌唱だけなんですが…やっぱり玉石混交でした。上手いのだけれど声が全然飛ばずによく聞こえない人とか、声は聞こえるんだけれど技術的に不安定な人とか、声もよく飛ぶし技術も水準以上なんだけれど声そのものが声楽的とは言えない響きの人とか…まあ、色々いるわけです。だって、アマチュアだもの。

 思った事は…日本歌曲もいいなあって事です。私自身は、まだまだ日本歌曲にチャレンジするつもりはないのですが、いつかはこれらの曲もレパートリーに入れて歌ってみたいと思いました。

 最初の声楽の発表タイムが終わったところで、軽食を食べる事にしました。だって、私たちの出演は、遅い時間なので、そこまで何も食べないというわけにはいきませんからね。おにぎりでも買って来て、ロビーで食べりゃあいい(あるいは、楽屋で食べるもあり)のつもりでしたが、ふと思いついて、近所の牛丼屋で並牛丼を食べる事にしました。紅しょうがをたっぷりのせて、その上から生卵をドローとかけて、唐辛子をパパっと振って…。こういう食べ方、私好きなんですよ。で、軽食を食べ終わって、再び会場に戻りました。妻は、ここから本番に向けて、メイクの時間に突入します。私はメイクをしないので、もうしばらく会場で他の方の演奏を聞きました。

 で、私のリハーサル時間になったので、リハーサル会場に行きました。リハーサル会場は、ホールの地下にあります。そこでピアニストさんと待ち合わせをしているのです。

 長くなってきたので、続きはまた明日…です。

 今回は、トスティ作曲「Love Me!/私を愛してください!」の音源をアップします。本番当日の歌唱です。

 この歌唱は私的には当日のベスト歌唱なんですよ(うふふ)。

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2015年5月29日 (金)

今年はやり切った私です…発表会 その4

 またまた、声楽の発表会の記事の続きです。

 モーツァルトのアリアを歌い終え“やっちまった”という後悔と“撃沈しなかった”という喜びの、2つの気持ちに揺れていた私でした。複雑なお年頃なんです(笑)。

 とにかく、そんな気持ちに浸っている余裕は私にありません。すぐに次の準備をしないと…。

 次は妻の出番だったので、それだけはしっかり見せてもらって、終わるや否や、急いで楽屋に戻って、二重唱の準備にかかりました。

 衣装チェンジです。『愛の妙薬』のネモリーノは農夫ですから、タキシードから“ネルシャツ+オーバーオール+長靴”の農夫姿に着替えました。小道具として、ワイン瓶を持ちました。だって、これ(愛の妙薬)を忘れては話になりませんからね。

 私が着替えているうちに、第1部は終了し、休憩になりました。休憩中に客席に降りて、第2部の最初の歌だけ聞いたら、すぐに舞台裏に移動して、次のステージに備えました。

 アリアで失敗してしまったので、もう怖いものなんて、何もありません。気持ちは却って楽になったくらいです。今度はしっかりメガネを外して、舞台に出て、ゆっくりと音楽の神様が降りてくるのを待ってから、落ち着いた気持ちで歌い出すだけです。後は、私ではなく、私の中のネモリーノ君が、歌うのです。彼に任せれば良いのです。私的には“野となれ山となれ”の気分です。

 大きな失敗を2つばかりしました。一つは、途中で歌がズレてしまった事です。いやあ、参りました。音楽稽古の段階までは完璧に出来ていたのですが、演技をつけた途端に、ある箇所で、私が1小節出遅れてしまうようになりました。これすべて、歌と演技との関連が、うまく行ってなかった事が原因なんです。もう少し、歌に合わせた演技プランを練らなきゃいけませんね。とにかく、歌の区切りと演技の区切りがズレてしまっているので、歌が演技に引きづられて遅れてしまうんですね。これはリハの段階で気づいた事だし、修正しようと心に決めていた事なんだけれど、結局、本番でもやっちまいました(涙)。

 もう一つの失敗は、最後のカデンツァの部分で最後の最後の上行フレーズが登りきれなかったために、その後のフレーズで正しい音程に入れなくて、やむなく、かなり低い音にして歌ってしまった事…ぐらいです。

 あと、小さな失敗なら、数えきれないくらい、やっちゃいました。

 で、そんなわけで、色々とありましたが、私と妻で歌った、ドニゼッティ作曲の歌劇「愛の妙薬」の二重唱「Caro Elisir! Sei Mio!/素晴らしい妙薬」は、こんな感じになりました。例によって、これを聞いて、ガッカリしたり、気分を害しても、自己責任って事でお願いします。

 この二重唱は、本来はビデオでアップすべきなんです。だって、歌よりも演技の方がメインのパフォーマンスでしたから(笑)。でもビデオはアップしない(爆)。演技は、直接会場に来てくださった方々だけの“お楽しみ”って事で…。

 自画自賛ではなく、こちらはアリアと違って、結構評判良かったです。皆さん「面白かった」と言ってくれました。色々な方に握手を求められました。

 K先生は「やるねえ~」と言ってくれました。F先生は「やっぱり動きがあると、歌も変わってくるねえ」と言ってくれました。

 Y先生はヒヤヒヤだったそうです。何しろ、私、歌いながら、舞台を飛んだり跳ねたりしていて、挙句の果てに、ワイン瓶を持った腕をグルグル回しながら舞台を走り回って歌っていたもんだから「ピアノ1200万! ピアノ1200万!」と唱えながら、グルグル回すワイン瓶がピアノに当たらない事ばかり心配していたそうです。「本当に、あの時は心臓が止まるかと思ったよ」との事でした。ちなみに「ピアノ1200万!」とは、ワイン瓶をぶつけてピアノを壊したら、弁償金は1200万円だ~」という意味だそうです。コンサートグランドって、お高いのね。

 あと、Y先生からは「あれだけ派手でベタな芝居をやるなら、いっそ、舞台から降りて、客席で歌っちゃうのもアリですね」とも言われました。確かに、舞台に降りて歌っても良かったよね。

 まあ、この二重唱に関しては、この発表会で終わりではありません。実は今回、二重唱の前半分しか歌っていないので、後半部も加えた形にして、秋のクラシックコンサートで、もう一回歌うつもりです。もっとも、その時は、演技を控えめにした演奏会形式で歌うんで、当然芝居も変わるし、雰囲気も変わると思います。なので、ちょっと休んで、また夏になったら、二重唱は勉強しなおしです。

 ちなみに、秋は、伝統的なカットを加えた普及版の形で歌うつもりです。で、冬の、非公開の勉強会では、全くのカット無しの、ドニゼッティーが作曲した本来の形で、この曲を歌うつもりです。なにしろ、この二重唱は、オペラのメインタイトルになっている曲ですからね。きっちり学んで、たっぷり楽しむつもりです。そして、いつでもどこでも歌える、私と妻のレパートリーにするんだ!

 とにかく、発表会、やれる事はやりおえました。歌い切りました。あー、楽しかった。

 自分たちの歌を終えたら、すぐに客席に降りて、観客に戻って、他の生徒さんの歌に聴き惚れました。いやあ、自分の出番が終わって聞く、他人の歌唱って、蜜の味ですね(笑)。

 すべての歌唱が終わり、集合写真をネモリーノの衣装のままで写って、楽屋に急いで戻って着替えて…打ち上げです。いやあ、打ち上げも楽しかった。先生方と、あれこれ興味深い話もたくさん出ましたが…酒の席での話をネットにアップするのは、野暮という奴ですから、止めておきます。

 それにしても、この門下の発表会も変わったなあ…と思いました。

 私が最初に、この門下の発表会を見た時は…当時は、ここに入門した直後だったので、発表会には参加せず、見学だけしていたのです。その当時は、三人の先生方の合同発表会で、Y先生の師匠筋にあたるK先生(今回のテノール歌手さんとは別人で、バリトン歌手さんでした)の門下生さんが一番多かったですね。そのK先生も亡くなり、門下は解散し、一部の方はY門下に移動しましたが、多くの方々は別の先生のところに移動してしまいました。つまり、発表会に出演していた顔ぶれがガラっと変わってしまったわけです。

 あの頃の発表会に出演していた方は、ほとんど皆さん、譜面台を舞台に持ち込んで、譜面をガッツリ見ながら歌っていました。つまり、暗譜は必須ではなく、むしろ楽譜を見ながら歌うのが標準スタイルだったんです。服装も、正装の方はほとんどいなくて、皆さん訪問着や外出着に毛の生えた程度の控えめな服装でした。もちろん、歌は皆さん、あの頃からお上手だったわけですが、F先生やY先生とデュエットをする人は…いないわけではなかったのですが…ほとんどの方がソロ曲を歌っていました。まあ、当時の男性の門下生さんと先生方は、皆バリトンでしたから、二重唱もソプラノとバリトンの二重唱になるわけで…そりゃあまあ、地味の曲ばかりだし、あまり歌われないよなあ…。

 それが今や、ほとんどの方が暗譜をして歌うし、ドレスも着て、いわゆる声楽発表会っぽい華やかなノリになってきたし、今回なんかは、門下生の方から「テノールとデュエットしたい」という声が上がって、プログラムの半分近くが、テノールとソプラノのデュエット曲(これがまた、名曲が多いんだ!)になってきたし…。なんか、色々と“…ぽくなってきた”と思います。

 色々な事が影響しあって、こうなってきたと思いますが、私は、これはこれで良い傾向だなあって思ってます。で、来年どうするか…なんて話がすでに出てますが、それが実現されたら、すごく楽しいなあって思ってます(まだ書かないよ:笑)。

 と言うわけで、また来年をお楽しみに(笑)。

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2015年5月28日 (木)

祝! 撃沈しなかった!…発表会 その3

 また、声楽の発表会の話の続きです。

 さて、舞台袖に入った私は…なんかテンパっていたんでしょうね。いつも、メガネを外して舞台に上がるのに、メガネを外し忘れてしまい、メガネをかけたままで、舞台に上がってしまいました。

 本来、メガネをかけたまま舞台に上がるのはタブーなんです。

 …と言うのも、メガネ…と言うよりもメガネのレンズって、照明に反射して目を隠してしまうんですよ。目は心の窓です。表情の要です。だから、舞台に出る人は、観客から目が見えるようにするために、基本的にメガネをかけません。メガネをかける役をやる時は、メガネのフレームだけにして、レンズは絶対に入れません。なのに、レンズの入った普段使いのメガネをかけたまま舞台に出ちゃいました。ああ、間抜けだなあ…、まったくもう。

 とにかく、メガネをかけたまま舞台に出ちゃった私(涙)です。で、観客に一礼をして、そのまま、一歩前に出ていきなり歌い出してしまいました。で、歌い出し始めて、準備不足に気づいて慌てたんです。

 だって、いつもは、一礼をした後、必ず客席に背を向けて、深呼吸をして、音楽の神様が降りてくるのを待ってから歌い出していたのに…いつもと違う手順でモノゴトを始めてしまうと、ロクな事はありません。

 それにしても、メガネを外し忘れたり、神様が降りてくるのを待てなかったりしたのは、実は理由があって、私のアタマが他の事で、いっぱいいっぱいになっていて、何も考えずに行動してしまったからです。

 では、私の頭の中を何が占めていたのかと言うと「とにかく、息を流そう。そのために、しっかり腹筋で息を支えよう」という事です。だってね、声の調子が悪く、ノドも腫れ気味ですから、ノドに負担をかけたら、あっという間に声を消耗しきって、絶対に撃沈してしまいます。ですから、撃沈を避けるためにも、ノドは脱力しないといけないし、ノドを脱力させるためにも、しっかりと腹筋で息を支えないといけないのです。

 そのためには、しっかりと息を流す事と、腹筋で息を支える事が必要です。この事だけでアタマがいっぱいになってしまった私です。だから、舞台袖にいる時から「腹筋、腹筋、腹筋、腹筋…」と“腹筋”の二文字が頭の中をグルグル回っていたんです。

 でも、歌に必要なのは腹筋だけではありません。腹筋のことばかりに気が行ってしまって、他のことが全く疎かになってしまったわけですが…とにかく、歌い出したら、もう止められません。歌い切るしかありません。

 歌の出来に関してですが、結論から言えば…世間一般のレベル的に考えると「なんじゃい、この下手くそな歌は!」と言った出来でした。まあ、一応、私的には全力を出しきりましたが、なにしろ曲が難しい(笑)んです。おそらく、グッドコンディションの絶好調であっても、そんなに上手には歌えなかったと思いますから、このヒドイ出来は体調のせいではありません。あくまでも、私の実力が、今のところは、この程度なんです。

 …で、下手くそな歌でダメダメにしか聞こえないのですが、それでも私的には、これでも上出来だったんですよ。だって、リハと比べると、まるで別人のような素晴らしい出来だもの!

 それに、この曲、最初に先生からいただいた時には、まるっきり歌えなくて、最初の八小節程度でギブアップしていたくらいの難曲でしたから、それがアップアップであったとしても、最後まで歌い切る事ができたわけです。私的には、それだけでも、ほんと、奇跡って言っていいくらいの快挙なんです。よくやったぞ>自分。

 テノールと言っても、一種類ではありません。いろいろな種類のテノールがいます。だから、同じテノールであっても、守備範囲と言うか、レパートリーがそれぞれに違い、この作曲家の作品は歌うけれど、あっちの作曲家の作品は歌わないとか、この時代の作品ならOKだけれど、こっちはOUT!とか、この言語なら何とかなるけれど、その言葉は全くダメとか…まあ、色々あるわけです。

 おそらくモーツァルトの作品は、本来、私の声には合っていないんじゃないかな? なんて思います。私はモーツァルト歌いではないんだと思います。

 でもまあ、モーツァルトの作品は、ある意味、音楽の基礎基本ですから、モーツァルトの作品を勉強のために歌うのは良い事だと思いますが…人前で披露するべき曲…じゃなかったのかもしれません。

 しかし、私が出演したのは“発表会”であって“演奏会”とか“コンサート”とかではありません。つまり“エンタメ”ではなく“人前で歌う勉強”会なので、客のために歌うわけではなく、先ず第一に、自分の勉強のために歌うわけです。勉強のために歌う曲なら、完成していなくてもいいわけで、学びたい事が学べれば、それでいいのです。なので「人前で歌うには、どうなんだろ?」なんて曲だって、今の私がじっくり学ぶ必要がある曲なら、学んじゃうし、学んだからには発表しちゃうわけです。

 とは言え、発表会ですから、どうしたって客前で歌うわけだし、あんまり出来が悪い曲や、完成度の低い曲は、どうかなって思うわけです。発表会後の打ち上げで、Y先生に「選曲が難しくて、ごめんね」と詫びが入ったくらいですから、今回のモーツァルトの出来は、かなり悪かったんだなあって思ったりするんです。

 まあいいや。

 たしかに、私の場合、どれだけ丁寧に仕上げても、今の力量なら、この程度の出来でも上出来ですって。完成度はどうしたって低くならざるを得ません。でもね、この曲をじっくり学ぶ事で、多くの事が学べたと思います。それが次のステップにつながってくるわけですから、この曲に挑んだ事自体は、良かったと思うし、今後もモーツァルトは声には合わないけれど、学び続けていきたいと思ってます。

 それに、とても嬉しい事に、こんなに難しい曲にチャレンジしながらも、撃沈せずに最後まで歌い切りましたよ(笑)。すごいでしょ。今までの私だったら、途中で失敗したら、そこからグダグダになって撃沈してしまったのですが、今回は、本当に大小様々な失敗をあれこれし続けていますが、失敗をしても、すぐに立ち直り、また失敗しても立ち直り…の繰り返しでした。歌を船に例えるなら、大嵐の中を、難破しそうになったわけですが、それでもなんとかかんとか港に辿り着いた…そんな気分なんです。

 でも、大波はかぶってますよ(笑)。例えば…ほんと、ありえない事なんですが、私、メロディーを間違って歌ってしまって、自分でもビックリして、歌の途中なのに絶句しているんですね。笑える~。ほんと、ありえない。

 今までも、歌詞を間違えたとか、音程がぶら下がったなどはあったし、そういう失敗は(私の場合は)よくある事だけれど、メロディーを丸々間違えて、別のフレーズを歌ってしまったなんて事は、私の人生でも初めてだし、他の人の話でも、まず聞いたことがありません。それくらい、腹筋に集中して、歌に集中していなかった…という証拠ですね。

 それ以外にもたくさんの失敗はあります。なにしろ、K先生からは「唯一良かったのは、どれだけ失敗をしても、すぐに立ち直った事」というお言葉をいただいたくらいに“ほぼ全部ダメ”という辛口コメントをいただきました。まあ、確かに全部ダメっちゃあ、ダメだよな、これ。

 Y先生からは「息が流れていた。あれほどレッスンでは、口を酸っぱくして言っても出来なかったのに、本番ではきちんと息が流れていた!」と誉められたんだか、叱られたんだか分からないコメントをいただきました。だって息を流さなきゃ、全然歌えなかったんだもん。

 F先生は「まるで別人のように、声が輝いていて、ビックリしました」と、あえて出来ないことには目をつぶって、良かった事だけをピックアップしたコメントをいただきました。優しいですね。…そうか、声の輝きか…。

 と言うわけで、これが私が発表会で歌った、モーツァルト作曲、歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より、テノールアリアの「Un'aura amorosa/恋のそよ風」です。一応、音源を貼りますが…これだけ私が前振りをしているにも関わらず、これをうっかり聞いてしまって、ガッカリしたり、気分を害しても、自己責任って事でお願いします。ほんと、出来はヒドイよ。私、今回、この音源のアップするのを躊躇してしまったくらいの、ヒドイ出来ですからね。聞くなら、覚悟して聞いてください。

 でもでも、世間的には下手くそで、聞く価値ナシなんですが、自分的には「本当によくやった、えらいゾ!」という気分なんです。それくらい、私、上達したんだなって思ってますよ。いやあ、頑張った。ほんと、頑張った。こんな難しい曲なのに、撃沈せずに、よくやった!

 続きはまた明日アップします。

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2015年1月28日 (水)

声楽の勉強会って奴に行ってきました

 時間は少し逆上ります。私がゴホゴホ風邪をひく少し前の話です。

 新年会を兼ねた、声楽の勉強会に行ってきました。勉強会そのものは非公開で、一般の方々の観覧は無しでした。(ちなみに、私はこの日の朝、転んで左足を捻挫し、二週間ほど歩行が困難でした:涙)

 当日、集まったのは、Y門下、F門下、旧K門下の皆様方。この三つの門下は、K先生がご存命の時から、いつも一緒に発表会やらなんやらをしていて、K先生没後は、K門下の方々は、それぞれ別の先生の元に移動したのですが、それまでのご縁もあって、割りと多くの方が、F門下やY門下に移動されたので、今でもこの三つの門下が合同で色々とやったりするんです。

 この旧K門下と言うのが、団結力が強くて、今回の勉強会でも、自然と旧K門下とそれ以外という具合に別れてしまうくらいの団結力なんですよ。もっとも“それ以外”と言っても、その大半はF門下だったりします(笑)。と言うのも、今回Y門下で勉強会に参加したのは、私と妻だけだからです(大笑)。なにしろ今回の勉強会には、Y先生ご自身が参加していないぐらいですから…。もっとも、当時Y先生は入院中だったので、Y先生はもちろん、門下の方々も不参加だったのは仕方がないとも言えます。

 つまり、この勉強会、私にとっては、ホームなんだかアウェーなんだか、よく分からない状況だった…という事なんです。

 今回の勉強会、某貸会議室を借りて、飲食物持ち込んで、飲めや歌えの会だったんですよ。もちろん、飲食物の中にはアルコールも入っていたので、皆さん、結構酔っ払って歌っていたんです。それくらい、ラフな会で「そりゃあ、非公開だよなあ…」って感じでした。

 リハーサルとかそういうのは一切無しで、当日、歌う順番も毎回くじ引きをして、自分の番になったら、楽譜をピアニストさんに渡して、ピアニストさんは初見で伴奏をして、その伴奏に乗せて歌っちゃうっていう趣向でした。もちろん、酔っぱらいながらね(笑)。ですから、勉強会なんだけれど、内容的には“生ピアノによるカラオケ大会”だったんです。

 一応、私は、すべて歌い終わるまで、アルコールは飲まず、食事も自制しながら過ごしました(真面目でしょ?)。酔っ払いながら歌えるほど、性能の良い声帯を持っているわけでもなく、まともに食事をして満腹になってしまったら、全く歌えなくなってしまうのは、日頃の行動で分かっていたからです。ですから、私はすべて歌い終わるまで、飲食を我慢をしていました。

 で、何を歌ったかですが、二重唱は、ヴェルディ作曲の『椿姫』の『Parigi, o cara, noi lasceremo/パリを離れて』。ソロ曲は、すべてトスティの曲で、『La Serenata/セレナータ』、『Ideale/理想』、『L'ultima canzone/最後の歌』の合わせて四曲。勉強会の雰囲気も分からないし、他の方々もどんな曲を歌うのか分からなかったので、自分なりに無難で、門下の皆さんの前では歌っていない曲を用意してみました。

 歌う順番はくじ引きです。王様ゲームで使うような割り箸のくじをしたところ、私、1番くじをひいてしまいました。正月早々縁起が良いねって事で『La Serenata/セレナータ』を歌いました。今回持ってきた曲の中で、一番難易度が低い曲ですから、出だしの一曲って感じですね。

 で、私が1曲歌い終わって、他の皆さんの歌うのを聞いたのですが、いやあ、皆さん、マジでデカイ曲を持ってきていて、びっくりしました。いやあ、最初で良かったですよ。私、あの雰囲気の中に混じって、トスティの軽い歌曲を歌う度胸は私には無いです(汗)。例えば、椿姫の『そは彼の人か』のフルーバージョンや、魔笛の「夜の女王のアリア」の二連発とか、ボエームのミミのアリアとか、なんかよく知らないフランス語やドイツ語の長~いアリアとか、まるで普段の発表会では時間制限があって歌えない大きな曲を、ここぞとばかりに歌ってみました…みたいなノリでした。

 いやあ、ビックリ。そして、これらの大曲を皆さん、酔っ払っているのにシレッと歌っちゃうわけだから、さらにビックリです。もちろん、それを伴奏しているピアニストさんも顔をアルコールで真っ赤にしながら、ガンガン弾いていたりするわけで…こんな酔いどれな勉強会、やっぱり非公開で正解だな。

 さすがに皆さん、大曲揃いだったので、私も二巡目(の妻の番の時)に『Parigi, o cara, noi lasceremo/パリを離れて』を歌いました。(今回は曲数も多いので、音源アップはパスね)

 で、その後、お一人挟んで、今度は私自身の番になったので『Ideale/理想』を歌いました。いやあ、アリア並に難しいヴェルディの二重唱のすぐ後では、いくらトスティの歌曲でも、ちょっとエネルギー切れを起こしちゃいました(涙)。

 で、大きな曲を歌ってきた皆さんは、だいたい1~2曲しか用意していないので、三巡目になると、参加メンバーも少なくなり、雰囲気も変わってきたので、『L'ultima canzone/最後の歌』を歌いました。

 で、四巡目は…さすがに私を含めて、生徒さんたちは誰も曲を持ち合わせていなかったので「F先生の独唱を聞きましょう」って事で、むりやりにF先生を歌わせてしまいました。先生も酔っ払いながらも、快く歌ってくれました。これも非公開だから、できる事…ですね。

 ちなみに、Y先生の病室と会場をラインでつないで中継していたのですが、こちらの音声が病室に響き渡ったそうで、病室は個室だったにも関わらず、途中で看護婦さんが乱入してきて、ラインを切られちゃったそうです。残念ですね。

 勉強会の後は、当然、打ち上げで、私はそこでF先生を捕まえて、熱くダウランドを語りました。いやあ、酔っぱらいって、イヤね。それに迷惑ですね(汗)。

 この勉強会、なかなか楽しかったです。で、この楽しい勉強会にY先生は参加できなくて、どうやら悔しいらしいので、また近いうちに(おそらく年内?)また勉強会を開くような事になりそうです。ううむ、勉強会はいいのだけれど、そこで歌えるようなデカイ曲のレパートリーなんて持っていないぞ、私。

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