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  •  急に寒くなりましたね。気候の変化に体調が追いつかず、風邪をひいてしまいました。ああ、ノドが痛い(涙)。
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学習の記録という奴です

2018年11月29日 (木)

2018 門下発表会 その4 今後の課題と見通し

 そうそう、ドナウディの二重唱「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」の音源をアップしていなかったので、ここにアップします。これは、クラコンでの歌唱です。

 さて、門下の発表会が終わりました。後はいわゆる打ち上げです。打ち上げは基本楽しく飲み食いするのですが、今後の課題とか見通しとかの話も、少しだけしました。

 まず、私が高音苦手な件について。今回の発表会の歌唱を聞いて、三人の先生方の統一した見解は、すでにフィジカル的にも、テクニック的にも、高音を出せる状況にあるのだけれど、メンタル的な問題で、うまく行っていないのだろうという事です。

 メンタル的な問題とは「高音怖い」という苦手意識です。まずは苦手意識が前に出過ぎって事で、つまり“ビビリ”なので高音が出せないってわけです。ああ、メンタルを克服しないとね。

 フィジカル的には、弱さが問題ではなく(もっとも体幹部は決して強いとは言えないので、もっと鍛える必要はありますが)強さ、とりわけノドの強さが、高音発声の邪魔をしているのだろうとも言われました。つまり、フィジカルが過剰に強いので、それが邪魔して高音がうまく出ない…ってわけです。ノドが弱ければ、ノドに力が入りすぎるわけがないわけで(そんな事をしたらノド壊れちゃうし)、なまじノドが強くって、簡単に壊れないものだから過剰に力んでしまい、その力みが高音発声の邪魔になるわけです。ううむ、ノドの強さは私の個性だからなあ…。

 ノドの強さを克服するためには、声がひっくり返るように歌っていくのもやり方の一つだとは言われました。確かに、私の声は、滅多なことではひっくり返らないわけです。もっともそれはひっくり返らないように、ギアチェンジもしているわけですが、そのギアチェンジに問題があるわけです。

 通常のテノール発声では、Aまでは通常発声で、そこから上は半音ごとにギアチェンジをして歌っていくわけだけれど、私はメンタル的にビビりなため、F♯までは通常発声で、そこから先はビビってしまい、訳のわからないギアチェンジをしてしまい、それでダメになっているそうです。なので、ビビらずにAまでは通常発声のままで行き(これが超ムズい)、そこから上はこまめにギアチェンジをしていくようにしていく必要があるでしょうとの事です。難しいね。

 次に歌うアリアは何がいいの?…と、Y先生がA先生に尋ねていたけれど、A先生も困っていました。テノールのアリアには、初学者向けのモノって、ほぼ皆無だからね。

 歌曲に関しては、今現在はベッリーニをやっているけれど、今後も連作歌曲とか歌曲集などの大曲に挑戦しつづけていきましょうって事になりました。いくつか候補が上がりましたが、いよいよドイツリートに手を染めることになるかもしれません。これに関しては、決定したら、またブログに書いてみたいと思います。

 ちなみに、今現在、私が一番歌ってみたいドイツ系の歌曲集は、シューマンの「詩人の恋」なのですが、これはあっさりY先生に却下されました。理由は…メロディが美しすぎて、歌の勉強にならないから…なんだそうです。確かに「詩人の恋」は、歌手の技量がそこそこでも曲がいいので聞けちゃうんですよね。むしろ勉強するなら、歌の優劣がはっきり出るような、歌の出来次第で演奏の出来が大いに変わるようなモノで勉強しないと時間が勿体ないじゃないって事です。なので「詩人の恋」は、そのうち歌えばいいかって思ってます。

 まあ、私的には「ドイツリートよ、来るなら来い!」って感じです。イタリア近代歌曲は声をぶっ飛ばして歌えるので大好きですが、好きな事ばかりやっていては、歌は上達しません。ドイツリートで繊細な歌って奴を勉強するのも、いいかなって思っているわけです。

 ま、とりあえず、次回のレッスンは、歌曲はベッリーニ作曲の「Per pieta, bell'idol mio/私の偶像よ」と、オペラアリアの代わりにはビゼー作曲の「Agnus Dei/神の子羊」(あえて言えば、オラトリオ系のアリアですね)を歌います。どっちにせよ、ドイツリートをやるとしても、その後だね。

 ひとまず、これで今年の本番関係の連載は終了です。ありがとうございました。

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2018年11月27日 (火)

2018 門下発表会 その2 歌曲の本番です

 で、本番です。とは言っても、門下の発表会ですから、クラコンのようなアウェー感はなく、どこか落ち着いた感じがします。周りはみんな見知った顔ですし、Y先生もF先生も舞台袖で応援してくださってますし、伴奏のピアニストさんはいつものピアニストさんだし…あがるポイントとしては、会場が慣れていないホールってぐらいでしょう。まあ、慣れていないホールとは言え、初見参ってわけではありませんし、セットリスト的に二回目の出演ですし、いい感じで落ち着いて歌えます。

 出番がやってきました。ピアニストさんと励まし合って、Y先生に「いってきます」と挨拶をして、舞台に出ました。まずは歌曲です。レスピーギ作曲の「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。

 まあまあ良い感じで歌えたのではないかと思います。時折、音程が不安定になっている部分とか、声から響きが落ちてしまっている部分とかありますが、まあこれが今の私の実力です。

 クラコンの会場よりも響きが短い分、フレーズとフレーズの間合いも短めに、推進力は強めな感じで歌いました。会場によって、歌い方って自然と変わるものです。

 一曲歌って、すぐに舞台袖に引っ込みました。あっさりしたものです。私と入れ替わりに妻が舞台に出て、チマーラの歌曲を歌いました。で、彼女が歌っている間に、私は舞台袖でY先生と譜面台の高さの調整です。二重唱の歌詞カードをクラコンでは手に持って歌いましたが、今回は譜面台を使いましょうってことで、その調整なのです。

 で、妻が歌い終わって舞台袖に戻ってくると、ステマネをやってくださっているY先生が譜面台を舞台にセットしてくださいました。さあ、今度は二重唱です。

 二重唱も、まあまあよく歌えたと思います。歌曲の二重唱は、オペラの二重唱と違って“誤魔化しが効かない”ので大変です。ある意味、合唱曲のような部分もあって、リズムも音程もきちんと合わせていかないといけません。まあ、私の苦手なタイプの曲です。でも、いつまでも苦手を避けていては上達なんてしませんから、今回は苦手な曲にあえての挑戦です。

 ちなみに、私には苦手なタイプの曲ですが、妻は合唱人なので、こういう曲は得意です。得意なために、練習が常に不足していましたが、なんとか本番に帳尻を合わせてきました。歌詞の暗譜にしても、本番直前まで暗譜ができず、歌詞カードの使用を提案してきたのは妻ですが、彼女は本番当日にはしっかり暗譜ができていて、むしろ歌詞カードに頼ってしまったのは、私の方だったりします。なんかなー、ダメじゃん、私。

 ただ、いつも感じていますが、声のボリュームの差はいかんともし難いです。特に今回は声をまとめるために、私と妻が近寄って歌いましたが、この曲は二人の歌手に同じだけの声量が求められる曲なのですが、私は彼女のような小さな声では歌えないし、彼女はこれ以上大きな声では歌えないし、ほんと、ハーモニー的には難しいです。声のまとまりはよかったでしょうが、演奏の完成度としては、どうだったでしょうか?

 とにかく、二重唱を無事(?)に歌い終えた我々は、ピアニストさんと一緒に(ピアニストさんは3曲連続だったのです)舞台袖に引っ込みました。これで我々の第一部の出演は終了です。第一部の残りを客席で聞いて、休憩時間に楽屋に戻って、一息つきました。

 楽屋に戻れば、門下の皆さんと楽屋トークです。今回の発表会は、我々二人と、バリトンのKさんの3人だけが、第一部と第二部の両方に出演で、他の方々はいずれか一方に固めて歌います。まあ、私はまとめて3曲歌うよりも(アリアが大変なので)2つに分けてもらえてうれしかったのですが、Kさんは二度も舞台にあがるのが、ちょっと億劫だったみたいで、1回にまとめてもらいたかった…ってなことを散々楽屋でこぼしていました。私なんかは、複数回舞台に出られてうれしいのですが、そのあたりの感覚って人それぞれで面白いなあって思いました。

 やがて休憩時間も終わり、第二部が始まりました。皆さんは、そのまま楽屋で寛いでいるようですが、私は他の人の舞台を見たいので、さっそく客席に向いました。

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2018年11月23日 (金)

クラコン2018 その4 反省はまだしない

 で、二重唱が終わり、妻が退場しました。舞台には私が残って、最後のアリアを歌います。私の次に出演予定になっているギターアンサンブルの方々は、妻が帰ってきたタイミングで舞台に出ようとしたそうですが、私が歌い始めたので、慌てて引っ込んだんだそうです。プログラムには3曲歌うと書いてあるのに、何を勘違いしたんでしょうね?

 で、ヴェルディです。

 このアリアは、音域的には歌えるはずの曲なのですが、今まで何度もブログに書いてきたとおり、やっぱりちゃんとは歌えませんでした。高音にビビる癖は、改善されませんでした。そういう危険ゾーンを数箇所残したまま本番を迎えたわけです。

 クラコンでは、最初の危険ゾーンはヘマってしまいましたが、その他は…ぎりぎり通過できた…かな?と思います。やはり響きの良いホールで歌うと、よく歌えるのではないかなって思いました。レッスンを含めて、これまでで一番良い出来に歌えたと思います。ただし“一番良い出来”と言っても、あくまでも“当社比”であって、冷静に聞いてみると、まだまだアレコレ不足があります。ああ、残念。

 自分の本番、妻の本番と、ミスをしてしまったピアニストさんも、最後になる私の本番では、なんとかメンタルの切り替えが出来て、目立つミスなく(ミスなんて、分からなければしてもしなくても一緒です)弾いてくれました。やったね。

 で、歌い終えて、舞台袖に戻って、妻と一緒に会場ロビーに行きました。見に来てくれた方々にご挨拶です。今回は…ダメ出しはなく、褒めていただくばかりでした。うむ、会場に大いに助けられ、ミスの目立たない歌唱になったようです。妻が「実は本番が今までで一番良かったんですよ」などと、いらない情報を開示してくれました(へへへ)。

 ご挨拶が終わって、ホールに戻って、録音機を回収して、楽屋に戻って、着替えです。すでにバリトン氏は帰っていました。その代わりに、ギター・アンサンブルの方々のギターケースがたくさん置いてありました。彼らは、舞台へはケースでは楽器を持ち込まないんですね。たぶん、フルートの人なら、ケースごと舞台に持ち込んで、舞台袖で楽器を組み立てそうな気がします(それはH門下だけの話かな?)。

 と言う流れで分かるとおり、実は本番で使った二重奏の歌詞カードや舞台袖に持ち込んだ楽譜の回収を忘れてしまいました。いやあ、失敗失敗。以前のクラコンで録音機を会場に忘れてしまった事があったので、録音機の回収は気をつけていたのですが、楽譜を忘れてしまったのは、今回が始めてです。次からは、楽譜の回収にも気をつけないといけませんね。

 で、妻は帰宅後すぐに歌詞カードや楽譜が無い事に気づいて、会場まで戻って、これらを受け取ってきましたが、私が楽譜が無い事に気づいたのは、翌日の自宅練習の時です。で、歌詞カードや楽譜がない事に気づいた私が、妻に尋ねたところ、妻が私の分も合わせて持ち替えてくれていたので、事なきを得たわけです。しっかり者の妻を持った私は幸せモノです。

 今回の演奏は、私達歌い手もピアニストさんも、色々と思う事がありました。このリベンジは、翌週の門下の発表会でする事を誓いました。でも、今、反省をすると凹むので、反省は門下の発表会が終わってからしましょうとも約束しました。

 さあ、次は門下の発表会だ。頑張るぞ。

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2018年9月18日 (火)

フルート合宿2018 その9 さて、本番です

 三日目は、夜にソロ曲の発表会があります

 レッスンは午前中にありましたが、H先生抜きで、ピアニストさんと二人で音楽作りをするって感じでした。とにかく、テンポ設定は、前回のレッスンで決めた、早めのテンポを基準に緩急の差をなるべくつけていく方向で演奏するという方針にしました。ゆっくりめのテンポでたっぷり歌っていく…は、今回は無しです。おそらく、この時に仕上げた曲がベストテイクだろうと思います。この日の晩に本番を迎えたわけですが、そちらは緊張もあって、かなり残念な感じになっちゃいましたからね。

 アンサンブルの練習もしました。ピアニストさんを加えて、O先生のご指導のもとにやりました。だいたい良いけれど、ユニゾンの箇所はピタッと合わせなさいと言われたけれど、我々はパート譜しかもっていないので、どこで誰と誰がユニゾンだか分からないのが困りモノです。

 で、残りの時間は個人練習と昼寝(笑)。さすがに色々と余裕も出来てきたので、ここでプチエチュードの20番の譜読みから簡単な練習をしました。

 20番は♭が4つの曲。ヴォカリーズにせよ、エンターティナーにせよ、♭2つの曲なので、20番とそれらの曲を交互に演奏すると、どの音に♭を付けたら良いのか、迷いが生じます。器用じゃないのだから、違う調性の曲を同時に練習しちゃダメだな。混乱が生じます。

 そうやって、たっぷり練習した後は、夕飯を食べ、発表会を迎えました。

 午前のレッスンでもいい感じだったし、その後の個人練習でも120%の出来だった私です。「今年は良い演奏が出来る!」と自信に満ちて本番に臨んだ私でしたが…ステージには魔物が棲んでいるわけで、あれこれやらかし、結果、みっともない演奏になっちゃいました。

 で、そのみっともない演奏がこれです。

 ううむ、あれこれダメですね。演奏をミスるのはプロでもあることだけれど、皆さん、上手にごまかして、決して観客に気取られるような事はしないのですが…私の場合、失敗をごまかしきれていないですね。緊張して、我を見失っています。

 まあ、失敗はまあいいです。ご愛嬌です。ミスするのも仕方ないです。しかし、演奏中にクチビルが痙攣したり、腹筋が釣ってしまったりとかは…困りモノです。ああ、ついてない。でも、そんな感じで、ワチャワチャした演奏した私ですが、ピアニストさんにはたくさん助けていただきました。感謝です。

 演奏後は、皆さん、拍手をしてはくれました。優しいね。皆さんの感想は「去年と比べると上達しましたね(ほんと?)」「本当に音はキレイですね(そうですか?)」「いい曲ですね、私も吹いてみたいです(そりゃどうも)」「選曲はご自分ですか?(体力勝負な部分があるので、先生は勧めませんよ)」とかです。

 改めて録音を自分で聞いてみると、周囲の人が言うほど、私の音ってキレイなの?って思っちゃいました。この演奏だって、音が良い、音がきれいだ…と褒められたくらいですからね。でも、録音だと、そんなにキレイには聞こえないんだよね。録音と実演は違うのは常識だけれど、本当に私って、音色がいい奏者なのかしら…って思いました。

 まあ、終わった事をくよくよ言っても仕方ないです。また、来年、頑張ろう!

 ってわけで、続きはまた明日ね。

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2017年10月18日 (水)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その5 歌いました

 さて本番です。まずは私の歌からです。上手側から舞台に上がって…って、上手から舞台に上がると、歌手はまあ良いとして、ピアニストさんは舞台上手から舞台中央を横切って舞台下手に行ってからピアノに座るわけで、やっぱりなんか変です。少なくとも、ピアノという楽器は、ピアニストが舞台下手から登場して演奏するという前提がありそうです。

 まずは、トスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」です。すでに音源を聞いていただけたように、まああんなもんです。舞台から見ると、客席の一番うしろ、舞台から真正面の位置に映写室があります。この映写室と客席の境のガラスが、舞台から見ると、まるで鏡のようになっていて、歌っている自分の姿がよく見えました。まあ、無様な姿ですが、私は練習の時に、よく姿見を使って自分の姿を見ながら練習するので、歌っている時に自分の姿を見られると、なんか自宅練習をしているような気分になって、却って落ち着いたりします。

 もっとも姿見なら、私の声を気持ちよく反射してくれますが、映写室のガラスだと、声が突き抜けて吸われてしまうみたいですね(残念)。

 声の調子は…まあ、悪くはないみたいです。声が減っている感じがしません。これなら次のレオンカヴァッロ作曲の「Mattinata/マッティナータ」もいけそうな気がしていました。

 ピアニストさんに合図して曲に入ると…ピアニストさんが打ち合わせよりもだいぶ速いテンポでピアノを弾き始めました。まあ、私も打ち合わせと違うテンポで歌うことは、ままある事ですから、お互い様ですが、ピアニストさんが打ち合わせのテンポと大きく違うというのは珍しい事です。後で聞いたところ(私自身は気がついていませんでしたが)私の声が減ってきている事に気づいたピアニストさんが、声に負担がかからないように、わざとテンポアップしてくれたそうです。ううむ、ピアニストさんの心遣い、感謝です。

 確かにテンポが遅いと、それだけでノドに負担がかかります。でも、私の場合、速いテンポで歌うと、歌いクチが雑になり、声がノドに落ちてしまうという悪いクセがあります。今回は、なんとしても声をノドに落としてはいけません。そうは言っても、この曲を歌っていくと、ガンガン声が減っていくのが自分でも分かりました。そもそも声が減りやすい曲ですからね。最後は、ご存知のとおり、怒鳴ってますね。すでにこの段階で、本日の声は終了って感じでした。

 ここまで歌って、一度舞台から降りました。次は妻の出番です。妻が「ヴィリアの歌」を歌っている間に、ふたたび声の調整してポジションを高くし直さないといけません。とにかく、ノドをリラックスさせて、一度絞めてしまったノドを緩め、上がってしまった喉仏を下げました。

 ノドのリセット完了! いよいよ二重唱です。

 歌そのものは、一ヶ月前の発表会とほぼ同じです。今回は(私が怪我をしているので)演技をせずに、歌に集中して歌いましたが、声がすでに無くなった状態からの歌唱は、いくらノドをリセットしたとは言え、やはりツライですね。おかげさまで、私、途中で一回、落ちています(分かる?)。後、前回はすっぽぬけた高いBですが、今回スっぽぬけではなく、本当に裏変えっちゃいました。ああ、みっともない。まだまだ高いBは難しいですね。博打にすらなりません(汗)。

 とりあえず、これで私達のクラシックコンサートは終了です。舞台から降りて、最後の方の歌を聞いて、応援に来てくださった方々に感想を聞いてみました。

 去年と較べて上達していると言われました。一年ごとにしっかり歌が上達しているのが感じられると言われ、本当にうれしかったです。自分が上達している事は、自分でも自覚していますが、他人にそれを指摘されると、本当にうれしいものです。

 今年の歌声は、例年と較べて、目立って細い声だったそうです。いつものオスっぽい太めの声で歌うんだろうと思って聞き始めたら、声が細くて中性的な声だったので、びっくりしてしまったんだそうです。声が細かったと言っても、実際には細い声では歌っていません(それは録音を聞いても分かるでしょう)。実際には、歌声の中から、声の成分を減らして、響きの成分を増やして、ノドへの負担を減らして歌っていただけです。

 録音では分かりづらいでしょう(響きの部分は録音されませんから)が、私が意図的に高いボジションで歌っていた事もありますが、私の意図通りに、響き多めに歌えていたようです。録音を聞くと、声そのものは、例年のような私の声ですが、生で聞いた人たちは、だいぶ印象が違っていたようで…録音って(私の場合、録音機材もそんなに良くない事もあって)あんまり信用しちゃダメですね。

 まあ、私はテノールです。それも軽めのリリコなテノールですからね。軽めのキラキラした声が本来の目指すべき声なのですから、オスっぽい声で歌うよりも、中性的で細い感じの声で歌えた方が良いのかもしれません。ゲネプロで声を使い切っちゃった事は、結果的に発声に気を使わざるを得なくて、怪我の功名となったのかもしれません。

 褒められるばかりではありませんでした。ダメ出しもいただきました。声が前にばかり出ていて、ちっとも上に出ていないと言われました。声は一度、上から出て、それかキュッて感じで、頭の上で方向転換をして前に向かっていくのが良いのだけれど、私の場合、直線的に真っ直ぐな感じで前に出ちゃっているそうです。つまり、声に深みが足りないってわけです。

 課題は満載です。頑張っていきましょう。

 クラシックコンサートが終了し、行きはタクシーで会場までやってきましたが、帰りは気持ちがハイになっている事もあって、頑張って、歩いて帰ろうとしました。少し歩いたところで、妻が疲労でダウンしてしまったので、結局タクシーを呼んでしまいました。行きも帰りも車を呼びつけるなんて、ほんとセレブだな(笑)。

 それにしても、とても、楽しかったですよ、クラシックコンサート。どんな会場であれ、歌ってしまえば、私のステージだからね。また来年のコンサートに向けて、さらに上達めざして頑張っていきましょう。

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2017年10月17日 (火)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その4 ポジション調整をしました

 私は他のアマチュア歌手の歌を聞くのが大好きです。上手な人には感心し敬意と憧れを持ち、私と同じようなレベルの方には心からのエールを送り、まだまだ未熟な人の歌を聞いては、どこがダメで、どうすれば良くなるのか考える事で、自分自身を見つめることにもなります。誰を聞いても、どんな曲を聞いても、自分の勉強になるのが、他のアマチュア歌手さんたちの歌唱なのです。

 自分の声出しの前に、会場で数人の歌を聞きましたし、声出しの後、自分の出番の前の人たちの歌も聞きましたが、当地のアマチュア歌手さんたちの特徴は、本業(?)は合唱をやっている人が多いんだろうなあという事です。普段は市民合唱をやっていて、こういうクラシックコンサートの時に、ソロを歌いに来るという人々の姿が目立ちました。

 と言うのも、当地の合唱団の中には、ソロ歌唱を推奨する指導者が何人かいて、そういう指導者が指導する団は、団内発表会があったり、こういうアウェーの場に出演させたりするからです。もちろん、普段は合唱をやっている人だから、私のように独唱ばかりをやっている人とは、アレコレ違うわけで、本番のピアニストさんが、普段は合唱の指導をしてくださる先生だったり、歌も、音程とアーティキュレーションを第一とし、声の美しさとか響きとかは二の次だし、歌の表現もさほど重視していないようです。また息の使い方もレガート寄りもマルカート寄りの使い方をなされます。まあどちらにせよ、あれこれ歌へのアプローチが私とは違っていて、それはそれでいい勉強になります。

 一方で、地元の音楽教室の先生や音大受験生なども出演して、それは見事な歌唱を聞かせたりしてくれます(さすがに専門教育を受けている方は一味違います)。おそらく、私のような、純粋アマチュア声楽家(専門教育を受けず、合唱もせず、ただソロで歌っているだけ…って程度の意味です)と言うのは、案外、少ないのかもしれないなあ…なって思ったりしました。

 さて、自分たちの時間になったので、音出しに行きました。音出しは、ホールのすぐ前にある音楽室です。ここは以前、アマチュア歌劇団を主催していた時に、よく練習会場として使っていた場所で、勝手知ったるなんとかだったりします。

 この音楽室は…今回の本番会場と違って、とても歌いやすい部屋なんです。決して響きが多いとは言えないけれど、それでも目で見た広さと、音響的な広さが一致していて、割と歌いやすいのです。

 さて、部屋に入って最初にしたのは、声の調整です。響声破笛丸を飲み、たっぷり休憩したと言っても、声が疲れてしまった事は事実です。このままでは、舞台で歌っても、声が1曲持つかどうかって感じです。大切な事は、ノドに負担をかけないように歌うことです。声を意図的に響きの領域に入れて、響きが過剰と思われるくらいのポジションで歌えるように調整してみました。

 ノドの健康のためには、いつもそれくらいの事をやらないといけないのですが、ついつい低めのノドを酷使するポジションで歌いがち(それゆえにいつまで経ってもノド声なんですわ)な私です。ほんと、これは悪いクセだよね。

 声を高いポジションに設定して…それでも声の消耗を防ぐために、声出しは本当に声出し程度にして、軽く調整する事にしました。

 ゲネプロで歌った曲はやらない事にして、まずは「Mattinata/マッティナータ」を合わせてみました。この曲は、声が消耗するので、私的にはあまり歌いたくない曲なのですが、テンポの揺れが激しい上に、私の気分でガンガン曲調が変わってしまう曲でもあるので、ピアニストさん的には何度も合わせておきたい曲のようでした。ですから、私が真面目に一回だけ歌って、後は、鼻歌やファルセットで歌いながら、ピアノと合わせる…と言うのをやりました。妻は妻で「ヴィリアの歌」を一度だけ歌いました。結局、声出しだったにも関わらず、時間の大半はピアニストさんのピアノ練習の時間となりました。

 指は声と違って減らないからね。何度も何度も、直前であっても、練習したいものみたいです。

 で、時間になったので、再び会場に戻って、自分たちの出番を待つ我々でありました。
 では今回も音源を貼ります。今回は本番2曲目の、レオンカヴァッロ作曲の「Mattinata/マッティナータ」です。

 足りない声で必死に歌っているのですが、それは音源を聞いても…たぶんバレバレですよね。最後の高いAなんて、ほとんど怒鳴り声だもの。自分でも「やっちまったなー」って思ったくらいです。ダメだよね、歌では叫ぶのはアリでも、怒鳴るのはナシだよね。結果として、実力相応な仕上がりとなりました(ああ、穴に入りたい…)。

 それにしても、キング先生のところにいた頃は、本番の出来は、たいてい練習を上回っていたものだけれど、今は、本番は練習通りに歌えれば上出来で、大抵の場合、練習ほどには歌えなくなりました。奇跡が起こらなくなったと言うか、博打に負けるようになったと言うか、つまり本番に弱くなった…と言えるのかもしれません。

 ちょっと残念だな。

 続きはまた明日。

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2017年10月16日 (月)

2017年クラシックコンサートで歌ってみた その3 お昼は牛丼でした

 ゲネプロを終え、ひとまず解散して昼食を食べに出かけた私でした。

 いやあ、ノドが痛い。声が無くなりました感がマックスです。そもそも、前日に1時間ほど歌っていて、声に余力が無かったところへ、あの会場で不安にかられて力任せに歌ってしまった事もあって、ほんと、声なんて無くなってしまいました。

 どうしたら良いか…と善後策を考えながら、昼食を食べにいきました。勝負メシは…牛丼です。いやあ、会場の一番近くにある食べ物屋が牛丼屋だったからね。今の私、長距離なんて歩けない人だから(へへ)。

 牛丼は、肉増量+生タマゴ+しじみ汁で、タンパク質マシマシにしました。とにかく、減ってしまった声の回復には、まずはタンパク質補充でしょ?

 で、牛丼を食べながら思い出したのは…ゲネプロの様子を録音していたのに、その録音機を録音状態のまま、回収し忘れてしまった事です。あらら、やっちまったぜ!って感じで妻に話したのだけれど、妻はニコニコしながら牛丼を食べ続けるので、仕方なしに、脚の不自由な私が食事を中断して録音機の回収に向かいました。ううむ。

 会場は第一部の子どもたちのピアノ発表会が始まるところで、舞台の上には、本日出演予定のお子様たちがズラリと並んで挨拶をしているところでした。会場は…なんと満席。立ち見の人もチラホラいる状態でした。このクラシックコンサートって、3部構成で、第1部は、某ピアノ教室の発表会で、第2部がオトナの器楽演奏、第3部がオトナの声楽発表会となっていました。

 満席なのは…やっぱり子どもたちの集客力ってすごいな。で、私の録音機ですが…無事にありました。よかった。それにしても、立ち見の人もいるのに、録音機だけで一人分の座席を占拠していたわけで、申し訳ない気分になりました(ごめんなさい)

 すぐに録音機を回収して、牛丼屋に戻りました。妻は相変わらず、美味しそうに牛丼を食べていました。全く…。

 食事を終えて、声の回復のために響声破笛丸を飲んで、楽屋に戻りました。声出しの時間までは、おとなしく休憩です。和室である事を良い事に、畳にゴロ寝でリラックスです。楽屋が和室…と聞いて、最初は戸惑った私でしたが、ゴロ寝でリラックスできるのは、和室の特権です。洋室だと、ここまでのリラックスはできません。ただ、リラックスは良いのだけれど、決して寝ないように心がけました。寝てしまうと、声まで一緒に寝てしまいますからね(くわばらくわばら…)。

 楽屋は基本的に私一人です。時折、ギターアンサンブルの人やバリトンさんが出入りしましたが、彼らは彼らで忙しそうです。

 バリトンさんから「本番まで時間が余って、手もちぶさですね」と言われましたが「本番までやる事がたくさんあるから、そんなに暇じゃないですよ」と答えました。確かに私的にはやる事がたくさんあるわけだし、今だって積極的に休憩を取っているのだけれど、端から見れば、暇持て余してゴロ寝しているわけだし、バリトンさんとしては、おしゃべりのきっかけが欲しかったのかもしれない…と今は思うけれど、その時は、私は私なりに余裕がなくて、ちょっとぶっきらぼうになっていました。いかんね…。

 でも、おしゃべりしちゃうと減ってしまった声が回復しないからね。楽屋じゃあ無言が一番…同じアマチュア歌手なら、そこんとこ分かって欲しいなあ…と思いました。

 とにかく、1時間ほど横になって休憩をしてから、起き上がって、iPodを取り出して、本日歌う曲のカラオケを聞きました。カラオケを聞きながら(楽屋で声を出すわけにはいかないので)頭の中で歌って歌詞の確認しました。

 それからタキシードに着替えると、ちょうど第3部の開始時刻となりましたので、会場に入って、他の出演者方の歌を聞きながら、自分たちの声出しの時間を待つことにしました。

 さて、ここで音源を貼っておきます。本番で私がトスティ作曲の「Tristezza/悲しみ」を歌っている音源です。これが本番の1曲目だったわけです。色々あっての歌唱なのですし、あれこれ欠点もアラもありますし、何より声のコントロールにばかりかまけて音程が甘々なのが、自分でもイヤになりますが、それでもまあいい感じに歌えていると思います。今の私の歌唱力は、まあこんな感じです。

 私の歌はこんな感じですが、ピアニストさんがいい感じでしょ? このピアニストさん、アマチュアさんなんですよ。アマチュアでもこれくらい弾ける人で、下手なプロよりもずっと上手だし、歌いやすいピアノを弾いてくれるんですよ。私がクラシックコンサートに出演し続けられるのも、このピアニストさんがいるからです。ほんと、ピアニストさんには感謝してもし尽くせません。

 続きはまた明日。

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2017年9月 2日 (土)

2017年フルート合宿 その5 本日も音源あります

 ソロの発表会は三日目の夜で、その日の宴会は(まだ四日目を残しているものの)最後の宴会&反省会ということで、それぞれ今までの合宿の思い出と反省を語り、先生からのプレゼントをいただきました。

 自分の反省を言った順に、用意されたプレゼントを選んで持っていくというやり方でした。私は、自分の反省(ステージには魔物が棲んでいるって話)をして、クリーニングクロスをいただきました。ムラマツ製の高級クリーニングクロスです。今まではアルタスからいただいたメガネクリーナーを使っていたのだけれど、これもだいぶ汚れてきたので、ちょうど良いので、交換する事にしました。

 そのうち、フルートスワブもグレードアップしたようだから、交換しようっと。

 さて、今回はフルートアンサンブルの話をします。

 フルートアンサンブル。実は誰がメンバーなのかは、合宿当日までは知らされませんでした。それも合宿初日はまだ知らされず、合宿二日目の昼食の時にメンバーの発表がありました。つまり、アンサンブルの練習は、二日目の午後から始まり、四日目の午前中の発表会に備えなきゃいけなかったのでした。

 事前に与えられたのは、自分のパート譜だけ。ですから、腹をくくって、合宿に行ってから練習をするか、楽譜はアリアリのものだろうから、どこかで音源を見つけて、それで練習をするか…の二つに一つぐらいしかないだろうと思ったのです。

 で、私の取った道は…音源を探して、それで練習をするって方法です。もちろん、全く同じ楽譜を使ったものがあるとは期待していませんので、細かなアレンジの違いは無視して、せめて調性と小節数が同じモノがあれば、それで我慢しようと思いました。

 で、あれこれYouTubeの音源を漁って見つけたのが、この演奏でした。

 この演奏、実はフルート8重奏で、おそらく我々と同じ譜面を使いながらも、1パートを二人で吹いて、パートごとの音を補強しているのではないかと思いました。なので、この演奏をMP3にダウンロードして、iPodに入れました。で、ひたすら、この音源に合わせて、自己練習に励みました。

 だって、ほら。アンサンブルって、まず自分のパートを完璧に吹けなきゃダメでしょ? で、自分のパートだけが完璧に吹けても、他の人たちと合わせられなきゃダメでしょ? それには自分のペースだけで演奏できてもダメで、他の人達と合わせられなきゃダメでしょ?

 ってなわけで、散々、この音源に合わせて練習をしました。もちろん、合宿が始まってからも、iPodを持ち込んで、この音源に合わせて練習をしました。

 そうやって、自分のパートは、ほぼ完璧。音源に合わせてもOK。後は、生きている人間と合わせれば、なんとかなる…ってところまで仕上げておきました。

 で、ようやく、アンサンブルメンバーの発表です。

 1stを演奏するのはFJさん。マダムな方で、9Kのフルートの方です。ソロの演奏を聞く限りでは、なかなかフルート上手の方のようですが、どうやらアンサンブルの方は練習不足のようでした。おそらく、事前に音源等に合わせて練習するか、合宿に行ってから練習するかの選択で、後者を選んでしまったようでした。まあ、私も適当な音源が見つけられなかったら、そうなっていたかもしれないので、FJさんの事は責められません。

 とは言え、指揮者のいない状況で、担当しているのが1stなんだし、はっきり言っちゃえばメロディ担当なんだから、他人の様子などうかがわずに、我が道を真っ直ぐに進んでくれれば、後は我々がそこについていくだけなんだよね。でも、どこか遠慮があるのか、すぐに我々の様子を見てしまうし、演奏も割と止めがち…。つまりは自信がないってわけです。練習不足で自信がなければ弱気になるのは当たり前っちゃあ、当たり前なんだけれど…。ああ、カラ元気でもハッタリでも良いので、一発カマしてくれればいいのになあ…と何度も思ってしまいました(でもクチには出さなかったよ)。

 ま、私だって同じ立場に置かれたら同じような事をしでかしていただろうから、FJさんの事ばかりを責めるわけにはいきません(汗)。

 2ndを吹いたのはSWさん。この方もマダムで9Kの人です。この人は、とっても良い人です。周りにちゃんと気を配ってあげられる人で、それゆえに2ndを任されたのかなって思いました。フルートに関しては、とても熱心な方で、黙々と練習をしていくタイプの人です。ただし、指は私と同じで、あまり回らないタイプです。あと、ちょっとやっかいな持病を持っているので、その対策をしながらの合宿参加で、そういう面で大変な思いをされていました。私と一番気の合った方です。

 4thのIAさんはハイアマチュアの人で、このグループのリーダ兼コーチって感じの人です。とにかく、どのパートも初見でほぼ完璧に吹ける人です。この人がいるから、このグループがなんとかまとまっている…って感じです。実際、H先生がトラとして、あっちこっちの団体に派遣しているくらいの腕前の持ち主なのです。そりゃあ頼りになるわな。で、先生から総譜を預かっていた人で、アンサンブル全体の音楽作りの責を負ってました。

 この3人に私を加えた4人でアンサンブルをしました。

 実際の練習は、なかなか大変でした。しかし、最初の顔合わせの時に、たまたまH先生がいてくださったので、指導をお願いしました。アンサンブルの最初の最初の部分をH先生の指導で積み上げる事が出来たのはラッキーでした。最初が我々だけだと、案外、空中分裂していたかも…。とにかく、指揮者がいて、その元でのアンサンブルって、ほんと、楽なんです。

 だから、2回目以降の練習では、当然指揮者不在で、互いの音を聞きながら合わせていくのだけれど、これが結構ムズカシイ。と言うのも、誰かの音を聞きながら演奏していても、その誰かが落ちちゃえば合わせられないでしょ? こんなエラそうに書いている私も、案外、ボロボロ落ちてました。低音のドなんて、簡単に出ないよ(笑)。で、誰かが落ちると、それを頼りにしていた別の人が落ちて、その連鎖反応で音楽が止まりそうなってしまうわけです。でも、音楽は止めちゃいけないわけだから、何とかみんなして繋いでいっても…肝心のメロディが止まっちゃうと…音楽は止まらざるをえないわけで、それの繰り返しが何度もありました。

 他人の事など無視して、自分さえきちんとテンポをキープして演奏しつづければいいじゃん…と思っても、実際は他の人とのフレーズのやり取りとかあるわけで、そのフレーズを受け取らないと次に進めなかったりもするし、曲中、何度もテンポが揺れたり、小さなブレイクがあったりするのだけれど、その時のきっかけを吹く人が止まっちゃうと、やっぱり音楽は止まっちゃうわけで…、いやあ、アンサンブルって、ある意味、ソロよりもムズカシイんだわ。

 それでもやがて練習を重ねていくと、ここは○さんは落ちやすいけれど、△さんは確実だから、△さんの演奏に合わせ、ここのテンポが緩むところは、◇さんのテンポに合わせて…とコツと言うか、このグループの癖のようなモノが分かってきて、だんだん音楽が止まらなくなっていきました。

 で、どうやら止まらずに最後まで通せるようになったあたりで…発表会がやってくるわけです。実に図ったように良いタイミングでやってくるわけです。

 アンサンブルの発表会は、最終日の午前中です。全部で7グループのうち、我々の出番は5番目でした。で、演奏はこんな感じとなりました。アンダーソン作曲の「ワルツィング・キャット」です。

 ほらほらそこの人! 最初にアップした音源と比べちゃダメですよ~。

 ちなみに私は3rdなので、音源を聞いても、どこを私が吹いているかなんて、きっと分からないと思います。それくらい地味なパートを地味に演奏しております。で、そんな地味なパートを、地味に落ちたりミスったりしています。ああ、本当に本番に弱いなあ…。練習では割りと完璧に近い形で演奏できたのになあ…。ああ、残念。

 という訳で、2017年度のフルート合宿は終了です。今回が40回目の記念の合宿で、先生はこれを機会に、フルートの指導から引退して、合宿も辞めちゃおうって話をしていましたが、どうやら引退撤回、来年も野尻湖で合宿をする…みたいです。いやあ、ひとまず良かった良かった。まあ、私自身、来年参加できるかは、全然未定なんだけれどね。

 それにしても、先生が引退すると聞いた時、私は「じゃあ私もフルートを引退します!」って引退宣言をしました。だってね、H先生の後、別の先生に付いたとしても、どうしたってH先生と比べちゃうじゃないですか? それは新しい先生に失礼だし、自分自身も残念だし…。そうなると、H先生の後は、自学自習に励むしかなくなるけれど、そんな事をしても続くわけないし…そうなると、自然とフルート引退って事になるわけです。

 ひとまず、今年のフルート引退は(私も先生も)ないようなので、安心しました。

 ってなわけで、明日からは通常運転に戻りますよ。よろしくね。

蛇足 今回はスーツケースを宅配便で送るのを止めて、エッチラオッチラ自分で転がして行ったのですが…それのせいもあるのかな? 結局、スーツケースを壊してしまいました。車輪が一つ破損、さらにハンドルがグラグラになってしまいました。なんだかんだ言って、10年くらい使っていたものなあ…。で、このスーツケース、少し小型で使い勝手が良いので、廃棄せずに修理をすることになりました。修理代金は…新規購入ぐらいかかります(何やってんだか!)。でも、修理完了まで時間がかかり、とても発表会までに間に合わないし、少々容量的な不安もあるので、もうひと回り大きいスーツケースも買うことにしました。今度は簡単に壊れないように…って事で、ブランド物を購入したので、結構かかってしまいました。ううむ、お金のことだけを考えるなら、自分でスーツケースを転がしていくよりも、やっぱり宅配便をお願いしたほうが安価だったな。

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2017年9月 1日 (金)

2017年フルート合宿 その4 音源あります

 フルート合宿の話が続いていますが、合宿中、皆さんがクチを揃えて「困ったなあ…」と言っていたのが、実はトイレでした。ホテルのトイレ、どこにもウォシュレットが付いてないんですよ。いやあ、参りました。ほんと、参りました。と言うよりも、自分がいかにウォシュレットに馴染み、ウォシュレットを頼って生きてきたのかを実感しました。

 こんな私、海外旅行には、絶対に行けないなあ…。

 一方、クチを揃えて「いいねえ」と言っていたのが、お風呂です。お湯が良いんですよ。

 風呂は温泉ではなく、鉱泉でした。つまり、冷たい温泉ね。地下水を沸かしたお風呂なんだけれど、このお湯が実に良いのですよ。24時間いつでも入れるというサービスも良いのですが、やっぱりお湯がいいと、旅はそれだけでもツーランクアップです。お湯の良い宿は良い宿なのです。

 しかし、若い時はお湯の良し悪しも分からなかったくせに、ある時を境にお湯の良し悪しにこだわるようになるとは…年を取ると、あれこれ趣味がかわるものですね。

 それにしても、野尻湖は暑かったですよ。昨年のH先生は熱中症で倒れる一歩手前でしたからね。今年の私、クチすっぱく何度も先生に「水分補給!」と言い続けたおかげで、H先生は合宿中、ずっと元気でしたよ。

 さていよいよ、フルートソロの話をしましょう。

 合宿中、H先生のレッスンは、基本的に一日一回でした。人によって、まだまだ仕上がっていないため、午前と午後と一回ずつレッスン受けている人もいましたが、私はまあまな仕上がったいたため、レッスンは一日に一回。それもフルートのレッスンではなく、ピアノ合わせのレッスンをしました。それだって、初回でばっちり合わせられましたので、それほどビッチリとしたレッスンは受けませんでした。

 最初のレッスンこそ、ピアニストさんと互いに様子見で遠慮しながら合わせたのですが、初回でピアノの動きもだいたい分かったので、二回目のレッスンでは、私の方からもピアニストさんに注文を出すなどして、普通のピアノ合わせをしました。ですから、三日目のレッスンの時は、本当にバッチリだったし、フルートはノーミスで吹けたので、バッチリバッチリという感じに仕上がりました。

 今思えば、この時の演奏がベストな演奏だったのだと思います。この時のレッスンの様子を録音しておけば良かったのに…と後悔しても始まりませんね。

 で、発表会は三日目の夜に行われました。

 ステージには魔物が棲んでいるとは、よく言ったものです。本当に私、魔物に食われちゃいました。三日目の昼間の練習では完璧に吹けていたのに…ああ、残念。

 ステージの登場順は5番目でした。昨年は一番初めだったので気が楽だったのですが、今回は初参加の人が4人もいるので、私は5番目なんですね。で、別に楽屋があるわけでもないので、自分の順番まで、客席で他の人の演奏を聞いて、自分の番になったら、客席から舞台に行って、そのまま演奏して、客席に戻る…という手配になっていました。

 別に緊張しているつもりはなかったのですが、自分の演奏を控えて、客席でじっと順番を待っているというのは…あまり心臓には良くないのかもしれません。少なくとも、あまりリラックスはできませんものね。

 最初の4人が終わって、私の順番になりました。少し軽口を叩いて、自分と客席の緊張を取った(つもり)の後、やおら演奏に入りました。この時の演奏が以下のものです。

 曲目は、ヘンデル作曲の「ラルゴ」です。いわゆる「オンブラ・マイ・フ」です。

 大きなミスだけでも2箇所、細かいミスはそれこそ数え切れませんでした。

 今思えば、出だしの音が、ちょっとカスって、すぐ音にならなかったのですが、ここで、ちょっぴりパニクってしまったのかもしれません。出だしに失敗して、うろたえて、後は立ち直る暇もなく、そのまま演奏に流れ込んでしまって、メタメタになってしまった…という感じで…。とにかく、野尻湖にやってきて、一番不出来な演奏がこの本番の演奏でした。

 ああ、本番に弱いなあ…(涙)。おまけに最後の最後は、作曲までしちゃっているし…。とにかく、音楽を止めなかったという事だけだね、褒められる箇所は。

 穴があったら、入りたい。

 でも、そんなに恥ずかしい演奏でもアップしてしまうのが、私なのでした。だって、日頃、ブログでエラそうな事ばかり書いている私ですからね。そんな私の実力はきっちり披露しておかないと、フェアではないですからね。恥をしのんで、全世界に公開です。

 というわけで、本日はメンタルへのダメージが強いので、ここまでです。アンサンブルの話などは…明日アップします。

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2017年4月23日 (日)

久しぶりに音源をアップします

 声楽のレッスンの続きです。

 歌曲のレッスンに移りました。曲目は、カッチーニの「Amarilli/アマリッリ」です。

 この曲は古典歌曲ですから、声を薄く薄く使っていきます。まずは薄い声でフレーズに入り、そこから声に厚みを加えて歌っていくのです。オペラじゃないので、最初からガツンとパワフルに発声していくのではなく、常に息を先行させて繊細に歌っていく感じです。息をケチらずに、常に大量に流しながら歌っていきます。

 この曲は、音域的には男性にとってキツい音をたくさん使う曲で、私も歌いづらいのですが、先生もやはりこの曲は歌いづらいのだそうです。フレーズの作り方が、男性向けではないんでしょうね。かと言って、歌詞の内容はモロ男性歌手向きです。まあ、そもそもがカストラートの歌手に向けて作曲されていますので、フレーズ自体は女声に適した音型になっているんだろうと思います。そういう意味から言えば、この曲は女性には歌いやすい曲なんだろうと思います。

 とにかく、薄い声で歌い始めるのがコツであって、力んでしまったり、ノド声で歌ってしまうと一発で声を使い切ってしまいます。そういう意味では発声の教材としては、よく出来た曲なんだと思います。

 常にノドを開いて、腹筋で息を流して歌っていかないと、とても歌いきれません。とにかく、見た目以上に歌っていてキツイ曲なのです。

 曲そのものは、比較的簡単なのですが、そのキツさは半端ないのです。まあ、それはともかく、この曲は今回で終わりです。試しに通して歌ってみました。

 いかがでしょうか? 聞いてみると、歌っている時のキツさは声には現れていないかな? そもそも、声の調子が良くない所に、こんなにキツイ曲を歌ったので、今回のレッスンはこれで終了です。オペラアリアは…また次の機会に…です。

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