ひとこと

  •  小室哲哉氏が引退なんだそうです…が、なんか違和感があるなあ。“引退”って、表舞台にいた現役の人が、その仕事を辞める事で、大抵の場合は現役から裏方に回って、次の人たちを支えるポジションに移行することで、歌謡界で言うなら、人気アイドル歌手が引退して、作曲家になったり、プロデューサーになったりする事じゃない。で、小室氏は、顔出ししていたけれど、そもそもが作曲家&プロデューサーであって、裏方仕事の人でしょ? 裏方仕事の人の引退って…それはその業界から去ることを言うのだろうから、それは引退ではなく、廃業って言うんじゃないの?
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2018年1月19日 (金)

ヤマハのヴェノーヴァに触ってきました

 先日、たまたまですが、一部で話題のヤマハのヴェノーヴァに触ってきました。

 ヴェノーヴァとは何か? ヤマハは“カジュアル管楽器”という位置づけにしていますが、私が見た感じでは“サックスの音が出るリコーダー”ってところでしょうか? 公式HPはこちらです。

 本当は試奏をしてみたかったのですが、試奏するにはマウスピース等が必要なんですよね。もちろん、購入すれば、ヴェノーヴァ自身にマウスピースは付属していますが、サックス等の楽器と同じ扱いですから、試奏したけりゃ自分のマウスピースを持っておいで…って感じになるので、実際に吹いてみる事はできませんでした。

 もっとも音が聞いてみたければ、YouTubeを漁ると、いくらでも出てきますから、そちらをどうぞ。

 それに、仮に展示品にマウスピースが付いていて、吹ける状態だったとしても、リード楽器未経験な私にヴェノーヴァが吹けるかどうか分からないし、ましてや音の良し悪しやらなんやら言えるはずもないので、試奏できてもできなくても大勢に影響はありませんね。

 どうやら、ヴェノーヴァは、プラ製ソプラノサックスって感じの楽器になると思います。ただし、ソプラノサックスがB♭管なのに対して、ヴェノーヴァはC管になります。移調楽器ではなく実音楽器になるわけで、そういう点では、サックスと言うよりもリコーダーなんだろうなあって思います。メカも無く、運指もほぼリコーダー準拠で、大きさもソプラノリコーダー並ですから、ほんと、サックスの音が出るリコーダーなんだと思います。(追記:大きさ的にはソプラノリコーダー程度なヴェノーヴァですが、音域的にはソプラノよりも、むしろテナーに近いんだそうです。意外!)

 軽い気分で…と書くと言葉が悪いですが、遊び心で手軽に音楽を演奏するには、良い楽器かもしれません。プラ製ですから、扱いが乱暴でも全然平気だし、特別なメンテも不要ですし、カバンに入れて、いつでもどこでもって感じなんだと思います。

 管楽器、とりわけ木管楽器ってのは、どの楽器も、繊細で、取扱いが厄介で、そんなにカジュアルな楽器じゃないから、こういう気軽な楽器があってもいいよなあと思いました。

 でもね、でもね。そうなると、ザフーンとの棲み分けとかどうなるんだろ?とも思ったわけです。

 ザフーンは…俗称はポケットサックスとも言われる楽器で、こちらも小型でラフに扱っても平気なプラ製(本来は竹製らしいのですが)の楽器です。ヴェノーヴァは見た目が玩具っぽいのに対し、こちらは見た目もしっかり楽器なので、人前で吹くなら…私ならザフーンだなあ。ただし、半音階の扱いや運指などは、たぶん、ヴェノーヴァの方が楽だと思うよ。だって、ザフーンは半音は少々複雑な運指が要求されるけれど、ヴェノーヴァの運指は、ほぼリコーダーだからね。そりゃあ楽だよ。だけど、そんなに難しい調の音楽なんて吹かなきゃいいんだから、ザフーンで足りそうな気がします。

 でもね、でもね、私のような笛吹き野郎は、ヴェノーヴァとかザフーンではなく、カジュアルに吹きたかったら、まずはファイフだよね。

 ファイフは、まさに横笛。音色は、ほぼリコーダーなんだけれど、運指はフルートと同じでOK。音域は、フルートと言うよりもピッコロ。メカは無いけれど、笛吹きさんなら、低音のドから高音のソぐらいは、普通に吹けます。もちろん、公称音域はリコーダー程度の10度程度だし、笛吹き野郎じゃなきゃ、その程度の音域しか扱えないだろうけれど、普通にフルートを吹く人なら、腹圧も強いので、軽々と2オクターブ半の音域が吹けます。2オクターブ半も音域があれば、大抵の曲はどうにかなります。むしろ、ヴェノーヴァやザフーンよりも音域広いかも…。

 もっとも、ヴェノーヴァやザフーンも、サックス演奏者が吹けば、もっと広い音域で吹けるかもしれませんが…。

 ファイフだけでなく、ヴェノーヴァにしてもザフーンにしても、楽器が小さいんだよね。子どもとか女性なら、この大きさでも良いし、携帯性を考えれば、この程度の大きさがベストなんだけれど、私のような手の大きな成人男性だと、楽器が小さくて扱いに困る時もあります。まあ、慣れてしまえば、どうって事はないのだろうけれど、慣れるほど真剣に練習したくないしなあ…という人は、いっそ、プラ管フルートはいかが? これなら、普通にフルートを吹く感覚で、カジュアルに音楽の演奏が出来ます。

 ヴェノーヴァに心が揺れるサックス奏者の方なら、いっそ、プラ製のサックスだっていいんじゃないの?

 管楽器って、プラスチックで作られているというだけで、だいぶ取扱いが楽になります。フルートやサックスなどは、空気が管内で振動増幅されて音が作られるので、楽器が銀やブラスで作られていようと、プラスチックで作られていようと、音色的には大きな違いはありません。問題があるとすると、操作性かな? プラスチックは、金属よりも柔らかくて遊びがありますから、その分、操作性がゆるくなるかなって気はします。

 だから、カジュアル楽器なのかな?

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2017年12月21日 (木)

口呼吸と鼻呼吸

 フルートにせよ、声楽にせよ、息を使って演奏します。音楽演奏時は、息はもちろんクチから吐きますが、息を吸うのは…クチから吸いますか? 鼻から吸いますか? と問いかけるのは、よく初心者の方が悩むポイントだし、また指導者によってはこだわりのあるポイントだったりするからです。

 つまり、口呼吸と鼻呼吸のどちらが音楽演奏上、望ましい呼吸法なのか…って事です。

 まあ、確かに、口呼吸にせよ鼻呼吸にせよ、メリット・デメリットが無いわけじゃありません。と言うわけで、口呼吸と鼻呼吸を比較して、それぞれ秀でている点、劣っている点を考えてみましょう。

口呼吸の方が秀でている点

1)短時間で多量の息を一気に吸い込む事ができる

 鼻呼吸では、鼻の穴はクチよりも遥かに小さな穴なので、そこを通して息を吸うならば、どうしても時間がかかってしまうし、あまり多くの息を吸い込む事は難しいです。しかしクチからの呼吸ならば、一気に多量の息を吸い込む事ができます。

2)鼻の病気を持っていても演奏できる

 これは利点と言えないかもしれませんが、鼻に疾患を持っている人って、少なからずいるでしょ? 慢性的な病気の方もいれば、風邪をひいたり、アレルギーだったりと、一時的に鼻が不調になってしまう事もあります。そんな時でも、口呼吸をメインにすれば、演奏できます。

3)声のポジションを下げずに済む

 これは声楽のみの利点ですが、口呼吸をするならば、クチをずっと開けっ放しにする事もできますので、呼吸のたびにポジションを仕切り直す事もせず、ポジションを高めに維持したまま歌えますから、口呼吸の方が楽に歌える…という人もいます。鼻呼吸の人は、どうしても鼻から息を吸う時にクチを閉じてしまいがちですからね。一度クチを閉じてしまうと、声のポジションもリセットされ、再びクチを開けた時に、改めてポジションを高めに設定し直さないといけません。これを回避するために、クチを開けたまま鼻呼吸をすると…不可能ではありませんが、クチで吐いていた息を鼻で吸い込む時の切り替えに一瞬の時間のロスが生じるんです。その一瞬が案外音楽では致命的な時間だったりします。声の事を考えると、口呼吸の方に一理あったりします。

4)鼻を鳴らさずに息ができる

 鼻呼吸では大量の息を一度に吸うことができません。でも、音楽の演奏では、しばしば短い時間にたくさんの息を吸わないといけない事があります。そんな時、鼻呼吸を強行すると…たまに鼻が鳴ったりします。恥ずかしいですね。少なくとも、私は結構な高頻度で鼻が鳴ります。グギグギグギ…と言うか、ズグズグズグ…と言うか。クチで息をすれば無音になるか…と言えば、風切音はせざるをえないので、必ずしも無音というわけにはいかないけれど、クチからの呼吸音は、たとえうるさくても、鼻を鳴らすよりはずっとマシですよね。

鼻呼吸の方が秀でている点

1)クチが乾かない

 口呼吸をしていると、どうしてもクチが乾きます。ノドが乾きます。クチが動きづらくなったり、場合によってむせてしまう事だってあります。鼻はそもそも息を吸い込むための器官ですから、鼻呼吸ならば、そういう不都合は特にありません。

2)ゴミをホコリを吸い込みにくい

 口呼吸は、大きなクチを開けて、一度に息を吸い込むわけで、息以外のモノもついつい吸い込みがちです。ゴミやホコリを吸い込みやすく、そんなモノを吸い込めば、当然演奏にも支障が生じます。NHKの紅白などでは、雪に見立てた紙をザザーと降らせて、それを吸い込みながら歌う演歌歌手が毎年のようにしますが、あれは口呼吸だからであって、鼻呼吸なら、よほどのことが無い限り、紙を吸い込む事はない…と思いますよ。

3)呼吸音が静か

 鼻呼吸は口呼吸ほど、一度に多くの息は吸えません。吸えない代わりに、呼吸音も(よほどの事がないかぎり)小さいです。観客で、演者の呼吸音が気になるという人は少なからずいますので、呼吸音は静かな方が良いに決まってます。特にフルートの場合、口呼吸で息を吸うと…結構響きますよね。

4)循環呼吸は鼻呼吸

 これはフルートのみの利点ですが、フルートで使われるテクニックの一つに、循環呼吸がありますが、この循環呼吸は、鼻呼吸の人じゃないと使えません。

 まあ、こんな感じでしょうか? 口呼吸と鼻呼吸、どちらが良いのかと言えば「そんなのは、個人の好みで好きにすればいいじゃん」って私は思ってます。それぞれのメリット・デメリットを熟知した上で、自分のやりやすい呼吸をしていけばいいと思います。まあ、多くの人は、口呼吸も鼻呼吸も両方やっていると思いますが…。

 呼吸で大切な事は、実はクチから吸うのか、鼻から吸うのかではなく、きちんと腹筋を使って腹式呼吸ができているか否かなんだと思います。腹式呼吸ができていれば、息をクチから吸っても、鼻から吸っても、大きな違いではないと、私は思うわけです。それは、フルートであっても、声楽であっても…です。

 でしょ?

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2017年12月20日 (水)

下手くそな音源でもアップする理由

 世の中には、完璧な演奏の音源しかアップしてはいけないという、頑なな考え方の人がいます。そういう人に言わせれば、不出来な演奏や、下手くそな演奏の音源など、アップしてはいけないし、アップすること自体が恥であり、わざわざ恥をかくためにアップする人の気が知れないんだそうです。

 つまり子どものピアノ発表会の音源とか、アマチュア音楽家の演奏とか、まだまだ修行中のプロの卵の演奏などは、決してアップしちゃいけないのです。ネットに演奏をアップしてよいのは、完璧な演奏のみ。まあ、プロ中のプロの方の感動的な録音で、ミスした箇所を切り貼りしたり、編集したりして、そうやってミスを取り除いた完璧な音源だけがアップされるべきって事なんでしょう。

 つまり、CDなどで販売される音源と同レベルのモノだけしかアップが許されない…って考えているから、先の暴言を平気で言えちゃうんだと思います。

 ふーん、世の中には色々な考え方の人もいるし、そういう人が暴言を吐けるのが、自由主義社会だし、言論の自由ってヤツだから、その発言自体は良くも悪くもないのだけれど、世の中には、そういう考えなしの大声によって、無意味に萎縮しちゃうメンタル弱々の人もいるんだから、その手の暴言は、あまり感心できません。

 だいたい、完璧なモノしか発表するべきでないなんて、発想が昭和的なんだよね。今時の発想じゃないよね。

 そもそも、YouTubeが開発された動機は、友人たちにパーティーで撮ったホームビデオを配布するために考えられたシステムなんだよね。最初っから、ユルユルの画像を、仲間内で和気あいあいと楽しむために作られたシステムなわけです。

 素人レベルの画像をみんなで共有して楽しむために作られたもので、完璧で商業レベルのモノをアップするためのシステムではなかったわけです。

 そういう意味で考えれば、そもそもアップされる画像や音源なんて、玉石混交が大前提であり、完璧な演奏もあれば、微笑ましい演奏もある…そういう混沌とした状況を受け入れて楽しむのが、21世紀の発想なんだよね。

 みんな違って、みんな良い。誰もに輝く瞬間があり、誰もが自分の人生の主役! つまりそういう事。発想が昭和な人は、そういう事が分からなくて『世間に発表する』って事が『限られたエリートの方々だけに許された特権的な行為』になっちゃっているわけよ。だから「お前ら、シロートのくせして、生意気なんだよ!」って、勝手に義憤を感じちゃっているわけです。厄介だね。

 ちなみに私は昭和生まれだけれど、そんなにガチガチのジジイじゃないので、声楽であれ、フルートであれ、チャンスがあれば、自分の演奏音源をアップしちゃう人です。

 でも頑固で昭和なジイさんたちは、次のような事を言ってきます。

 「下手くそな演奏なんてアップして恥ずかしくないのか!」

 うーん、別に恥ずかしくはないです。だって、やるだけやって、これが精一杯の今の私の実力なんだから、未熟だな、下手だなとは思うけれど、恥ずかしくはないですよ。“自分は完璧な演奏ができるはずだ”などという傲慢な気持ちがあったら、恥ずかしいかもしれないけれど、これでも結構、謙虚な人柄だし、分を知っていますので「まあ、こんなもんだよね」って思っているわけです。

 「下手な演奏をアップするなんて、失礼にも程がある」

 誰に対して、どんな失礼があるのかな? もちろん、期せずして偶然私の下手くそな演奏を聞いてしまった不幸な人はいらっしゃるかもしれないけれど、それはあくまでも不幸であり不運ではあるけれど、失礼とは違うでしょう? それにだいたい、音源ファイルをクリックした段階で、自己責任ってヤツが生じると私は思うんだよね。今から聞く演奏は、天下の名演奏かもしれないけれど、ジャイアンの遠吠えかもしれないわけで、そのあたりの覚悟を決めてクリックをしているわけだから、たとえ聞こえてきたのがシズカちゃんのヴァイオリンだったとしても、それは不幸な出来事であって、失礼なんかじゃないです。

 「下手な演奏をアップするなんて、失うものが多すぎるでしょ?」

 別に私、何も失わないです。少なくとも、アマチュア音楽家の方で、自分の演奏をアップする事で、多くのモノを手にする人はいても、何かを失う人なんて、いないんじゃないかな? 下手な演奏をアップして何かを失う可能性があるのは、プロの人だけでしょ?

 だから、プロの人は、滅多なことじゃ音源なんてアップしないし、アップする時は、自信のある演奏か、ミスを修正した演奏に限っているよね。だいたい、そのレベルの演奏だったら、ネットに無料であげるよりも、きちんと販売した方が良いしね。

 実際、ネットにあがっているプロの演奏なんて、本人とかマネージャーとかが宣伝のためにアップしたモノなんて、ほんの少数であって、大半は権利関係がうやむやのまま黙ってアップされちゃったモノばかり。限りなく盗品に近いモノと私は認識しています。下手くそな音源がアップされる事よりも、むしろ、そっちの方が問題あるんじゃないのって、私は思いますよ。

 でもまあ、思いもかけずに下手くそな演奏に当たった時は、まさに事故にあったようなものだよね。その驚きとか、不運さとか、不快感は、理解できないわけじゃありません。誰だって、素晴らしい演奏と出会いたいものね。

 だから、音源をアップする側にも、ある程度の気遣いは必要かなって…時々考えます。少なくとも、音源を聞く前にタイトルは誰でも見るわけだから、そのタイトルに「アマチュアによる演奏」である事を推測される文言とか入れるのは良いかもしれません。

 ちなみに私の場合は『限定公開』にしているので、YouTube内でも、グーグルでも、私の音源を直接検索できないようにして、事故は未然に防いでいるつもりです。で、基本的には演奏ファイルはブログの記事に貼り付けちゃうので、私のブログからでないと聞けないようにしています。これで少なくとも私の演奏を聞く人は、演奏者が私である事が前提になるわけだし、ある程度の覚悟を持って聞いていただく事にしています。

 それでも(だいぶ最近は減ったけれど)私の演奏が下手だ糞だ耳が腐るだ恥ずかしくはないのかだとか親の顔が見たいだとか早く音楽やめちまえだとかの罵詈雑言をいただく事があったりなかったりするわけですが、それは文句を言う方が間違っていると私は思いますよ。

 あなたは私の音楽レベルを承知した上で音源をクリックしたわけでしょ? それで文句を言うなんて、ちょっとずるいよなあ…って思います。それとも私の事を、一流のプロの名音楽家であると、誤解されているのかしらね。

 私が自分の音源をアップするのは、自分の演奏力向上のためです。つまり、勉強のためにアップしています。だって、自分の拙い演奏をアップするという前提があるから、音源の収録の時は、キリキリの本気の全力の演奏をするわけだし、それをアップして、皆さんからコメントをいただく事で、多くの事を学びます。それは本当に有り難くって、日常生活だけでは得難い事です。

 なので私は、アマチュアの音楽家の皆さんは、ガンガン自分の演奏をアップしていって、互いに励まし合い学び合ってゆけばいいと思います。

 昭和なジイさんたちの暴言なんかに負けないぞーぉと(笑)。

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2017年12月19日 (火)

音楽演奏力にも段位認定があってもいいよね

 これはある意味、アマチュア向けの発想なのかもしれません。

 私は学生時代に柔道などを嗜み、黒帯を取得しております。学生向けの柔道には、初心者向けには級位があり、そこを越えると段位という格付けがあり、これらは帯の色で分けられます。

 まず始めは、誰でも白帯です。で、稽古を重ねて昇級試験を受けます。ここをクリアすると級位がもらえます。級位と言うのは、三級、二級、一級ってヤツで、いわゆる“茶帯”ってヤツです。小学生なんかだと、もっと下の級があり、色々な色の帯があるようですが、私は高校生から柔道を始めたので、そのあたりは不案内です。

 茶帯と言うのは、普通は通過点ですから、実際に茶帯を購入する事って、あまりないと思いますが、まれに柔道に適性がないのに頑張っている人(つまり、これ以上の昇級昇段が難しい人)は、諦めちゃったのか、茶帯を購入して使用しちゃいますね。私がいた柔道部の先輩にも数人いました(そういう先輩は、結局、段位は取得できませんでした)。

 私は茶帯を購入しませんでした。一級になっても白帯を締めてました。ま、これが普通です。

 で、昇段試験です。私は初段は簡単に取得できました。柔道始めて一年もせずに初段を取りましたが、そこから先は挑戦しませんでした。と言うのも、その当時の私は、試合で他の選手と対戦すると、初段の選手相手には勝ったり負けたりできましたが、二段相手には全く歯が立たなかったんですよ。二段相手に対等に戦えないと二段になれません。だから、自分は二段になれる器じゃないって、当時思っていたんだと思います。

 だから、私は柔道初段止まりなんですわ。でもまあ、一応、黒帯なので、満足はしています。

 で、音楽の話。それもクラシック音楽の話。

 柔道の黒帯に相当する資格と言うのは、クラシック音楽の場合は、音楽大学卒業という資格なのだろうと思います。地方の音楽家協会などの団体に入会する際の条件の一つに「音楽大学卒業」ってのがありますからね。音大卒業は、音楽をやる上でプロとアマを分けるための資格…という扱いなんだろうと思います。

 逆に言うと、演奏家としての実績がなくても、音楽大学を卒業しているというだけで、プロの音楽家扱いを受けるというわけで、音楽大学の卒業証書を持っているか持っていないかって、クラシック音楽の世界では、大きな違いなわけです。

 と言う訳で、アマチュアの世界の話です。ですから、我々アマチュア音楽家の多くは、音楽大学の卒業証書なんて持っていません。実はアマチュアの中には、音大の卒業証書を持っていて、でも黙っている人もいますが…そういう人は例外扱いにします。と言うのも、逆差別…じゃないけれど、特に合唱団だとか吹奏楽団だとかの団体競技系のグループにいる人などは、自分が音大卒だと知れると、アレコレあるようで、居心地の悪さを感じるようなので、自分が音大卒である事を黙っていたりするわけです。まあ、黙ってたらバレない程度の実力ってのも、アレかなって思いますが…。

 ともかく、アマチュア音楽家の世界では、原則的に、みんな無資格で音楽をやっているわけです。

 私、クラシック音楽の演奏を普及させたいのなら、武道の段位認定のようなシステムがあったら、少しは違うかなって思うのですよ。つまり、アマチュア音楽の世界を無資格の世界ではなく、民間認定資格の世界にしたらいいと思うのです。

 と言うのも、日本人って、資格大好きでしょ? 資格が取れると思うと、急に張り切る人っているじゃない? アマチュア音楽にああいったものを導入すると、客層が広がると思うんだよね。

 「今、合唱8級だから、来年の試験では7級目指すぞ」とかね。「ウチの団では、初段以上の資格がないとパートリーダーになれないので、まずは初段取得を目指して頑張るぞー」とかね。

 ま、私は、たとえあったとしても、音楽の昇段試験なんて受けないけれどね(笑)。と言うのも、私は資格認定とか検定試験とかが嫌いだし、ああ言った面倒なモノは苦手なんです。試験なんて受けるよりも受けさせる方が好きだし(笑)。なので、個人的には魅力を感じない、音楽の昇段試験ですが、アマチュア音楽業界に導入できたら面白いなあって思います。

 と、ここまで書いて思い出したのは、ヤマハカワイで行っているグレードってヤツです。

 カワイはピアノと電子オルガンだけのグレードみたいですが、ヤマハはピアノと電子オルガンの他に、管楽器(フルート・サックス・トランペット・クラリネット)、クラシックギター、ドラムス、指導(ソルフェや楽典、聴音のグレード)など、各種のグレード試験があります。これってまさに、音楽の昇段試験ですね。

 フルートのグレード試験ってやっていたんだ! 知らなかったなあ…。今度、フルートのグレード試験…受けてみようかな(笑:冗談です、たぶん受けません)。

 まあ、オトナの音楽演奏と言うと、一番多いのがピアノですが、その次に多いのが、たぶん、ギターやドラムスやキーボードだと思います。つまり、バンドをやりたい人が学ぶ楽器ですね。この手の人たちは、たぶん試験というモノ自体が嫌いな人たちだと思うので、グレード試験があっても、たぶん受けない(笑)でしょう。

 となると、その次は管楽器って事になるわけで、だからヤマハは管楽器のグレード試験があるんだろうと思います。

 そこで、歌関係のグレード試験って無いのかしらね? 歌は声楽でも、合唱でもいいけれど、これらの音楽をやる人の中には、検定試験が好きって人もいるだろうから、それはそれで面白いと思うんですよ。あと、カラオケ好きな人も検定試験好きかも。ただ、いわゆるポピュラーヴォーカルをガチにやっている人は、バンドの人たち同様に、試験嫌いかも(笑)。

 歌、特に合唱の人は、真面目な人も多く、検定試験が好きなタイプの人が多いから、合唱検定なんてあったら面白いかもね。そう思いませんか?

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2017年12月 6日 (水)

演奏する前に食べていいもの、悪いもの

 気にしない人は全く気にしませんが、気にする人は気にするのは、演奏前の食事です。食べる人、食べない人。食べる人でも、食べて良いものといけないものを気にする人、全く気にしない人。実に様々です。

 気にしない人の話は横に置いて、気にする人や、多少なりとも気にする人たちの話をします。

 まずは、笛吹きさんたちの話。

 演奏前に食事をした方がいいのか、しない方がいいのか…ですが、だいたい男性は「演奏前は基本的に食べない」という印象かな? 食べると眠くなるし、お腹も動きづらくなるので、演奏前は基本的に食べないようにし、その代わり、演奏が終わったら、目一杯、食べて飲んで楽しむ…という人が多いかな?

 一方、女性奏者は「軽く食べておく」という人が多いですね。演奏前に何か食べておかないと力が入らない…とか、空腹のままで演奏すると気持ち悪くなる…とか、空腹だと集中できない…とかで、何か少し食べるんだそうです。ここでポイントは、やはり満腹にはしないって事です。演奏前に満腹にするのは良くないようです。まあ、食事をするという感じよりも、おやつをつまむって感じなのかもしれません。

 あと、食べるにしても、ニオイがキツイようなモノは、楽器が臭くなる(ような気がする)ので極力パスするそうですし、食後は丁寧に歯磨きするんだそうです(当たり前か)。

 一方、歌手の皆さんは、もう少し細かいです。

 基本的な方向性は笛吹きの皆さんと同じですが、歌手の皆さんは笛吹きさんよりもあれこれ細かいようです。

 例えば…ステージの前に軽く一杯引っ掛ける…なんて人がいるそうです。緊張をほぐすという意味があったり、より良い声を出すためであったりするそうです。まあ、だいたい、バリトンとかバスなどの男性低音歌手の皆さん方のようです。でもほんとに一杯引っ掛けると、声って良くなるのかな?

 演奏前は肉料理ではなくパスタ料理を食べ、休憩時間にはバナナを始めとするフルーツを食べるという人たちもいます(主にオペラ歌手)。休憩時間に昼寝をするって人もいるそうです(寝たら、声出なくなるんじゃないの!)。オペラはコンサートと違って、長丁場ですから、あれこれ工夫をされるようです。

 演奏会が近づくと、熱を通した食事しかしないという人もいます。生物生水厳禁ってわけです。

 アマチュア歌手ですと、のど飴を携帯していて、暇さえあれば飴を舐めているって人も見かけますね。薬用のど飴を愛用している人もいます。飴だけでなく、プロポリス系のスプレーを携帯しているという人の話も聞きます。また、食べ物ではありませんが、常時マスクを身に着けて乾燥を防いでいる人もいます。

 飲み物にこだわる人もいます。一般的にはちみつや生姜汁は好まれるようです。オリジナルドリンクを作って用意する人もいます。常温のコーラが良いと言う人(テノールに多いようです)もいます。一方で、お茶はダメという人もいます。お茶を飲むなら麦茶のみOKとか、水しか飲まないとかいう人もいます。何を飲んでもいいけれど、冷たいものは、ノドを冷やすからダメという人もいます。

 人それぞれだね。

 ちなみに、私は全然気にしません。本番前でも食事の時間になれば食事をするし、そうでなければ食べないし、食べるものもその日の気分だから、サンドイッチ食べたり、カツ丼食べたり、カレーライス食べたりと、やりたい放題です。飲み物は、冷たくした濃いお茶が好きです。妻から「カフェインの取りすぎ」と言われますが、好きなんだから仕方ないです。舞台袖で、冷たいお茶をガブガブ飲んで、舞台に出ちゃう時もあります。

 だから、私は下手くそなのかもしれません(大笑)。でも、たかが食べ物で結果が変わるような、ヤワなカラダじゃないからね。へへっ。

蛇足 でもさすがに冬の乾燥の時期は、ノドの乾燥に悩まされます。クチビルにリップクリームを塗る要領で、ノドに油を塗る感覚で「油、飲みたいー!」って、時々思います(でもやった事はありません)。

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2017年12月 4日 (月)

声楽と器楽の違いとは?

 もちろん、声楽と器楽の一番の違いは、演奏の際に、自分の声を使うか、楽器を使うかの違いが一番大きいでしょう。

 器楽であれば、どんな楽器にするか、自由に選べますし、一度選んで「なんか違うなあ…」と思えば、楽器を変える事も可能ですし、余裕があれば、二つ三つの楽器を同時に学んでも良しです。ガチにヴァイオリンを学んでいる人は、まずピアノを器楽の基本として学びながら、並行してヴァイオリンを学ぶ人は多いです。またオトナだと、フルートを学びながらサックスも嗜む人は多いです。いやいや、それどころか、管楽器プレイヤーにはマルチプレイヤーと言って、フルートとサックスのみならず、クラリネットもオーボエもリコーダーも嗜む人も少なからずいます。すごいよね。

 しかし、自分の声を使うとなると、持って生まれた声で歌うしかなく、これは選択の余地がありません。自分の声が好きであろうと嫌いであろうと、自分の声でしか歌えないのです。声は取り替える事ができないのです。男性が女声では歌えませんし、女性が男声では歌えません。また同じ男声女声であっても、それぞれに声色があって、高い音域が得意な声を持っている人、低い音域が得意な人、声が強くて張りのある人、ソフトな声で包み込むように歌うのが得意な人…声には様々な種類があり、鍛錬していく事で、声の幅や強さをある程度は広げていくことは可能であっても、別物になる事はまず無理です。

 声楽と器楽の違いと言えば、ソロ前提か、アンサンブル前提かという違いもあります。

 歌の場合、独唱と合唱の両立はもちろん可能だけれど(特に日本の趣味の音楽の世界では)普通はあまりしません。独唱の人は独唱を専らとし、合唱の人は合唱を専らとします。器楽の場合は、ピアノ以外は、アンサンブルが大前提にあります。まずはアンサンブルありきが器楽の世界です。器楽を、アンサンブル無しで、ずっとソロでやっている人って…いないわけではないけれど、多くはやむをえなくソロをやっているという人が大半で、そういう人だって、チャンスさえあれば、アンサンブル団体に加わりたいと願うものです。

 声楽と器楽の違いと言えば…言葉を介在させるか、させないかと言った違いもあります。歌には歌詞があります。歌詞はさまざまな言語で書かれています。日本語の歌しか歌わないと心に決めた人は別として、普通の人は声楽を学ぶと、必然的に外国語も学ぶ必要があります。少なくとも、イタリア語とラテン語とドイツ語ぐらいは、読めて、簡単な意味ぐらいは分からないと、とても声楽はやれません。

 そこへ行くと、器楽には言葉が伴いませんから、言葉の壁を簡単に超え、言葉の違いをものともせずに、音楽を共有できます。しかし器楽では音楽でしか表現ができないので、人の持つ様々な感情を象徴的にしか表現できません。

 しかし声楽は言葉を伴うが故に、人々の感情を具体的にダイレクトに音楽に載せて表現する事ができます。感情表現という点について見れば、器楽よりも声楽の方が様々な点で有利であると言えるでしょう。

 器楽の場合、アンサンブルをする事が多く、音楽のイニシアチブを握るのは指揮者である場合が多く、指揮者がいなくても、コンサートマスター等、自分ではない誰かが音楽のイニシアチブを握る事は少なくありません。

 声楽は、基本的に歌手が絶対君主です。歌手が音楽のイニシアチブを握っています。難しいのは、オペラ等で歌手と指揮者が並び立っている時ですが、オペラ全盛期の19世紀はともかく、現代では指揮者が歌手をリードするカタチが多いようですが…それでも両者の力関係によっては、歌手が絶対君主として君臨することもあるようです。

 あと、つまらない事ですが、器楽演奏は基本的に楽譜を見ながら演奏する事が多いですが、声楽は暗譜が大前提です。と言うのも、椅子に座って楽器演奏に専念できる器楽と違って、声楽の場合、多くは歌唱に演技が伴うことが多いからです。演技をしながら歌うなら、楽譜なんて持っていられませんからね、自然と暗譜になるわけです。

 ざっと思いついただけでも、これぐらい、器楽と声楽では違いがありました…という話です。 

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2017年11月23日 (木)

あなたの好きなクリスマスソングは何ですか?

 日増しに寒さが増し、ふと気がつくと、暦の上ではすでに冬になっていました。アドベントにはまだ早いのですが、街を歩くと、クリスマスソングが聞こえてくるような季節になりました。

 あなたの好きなクリスマスソングは何ですか?

 ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」や、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」、ワムの「ラスト・クリスマス」などの洋楽系のポップなクリスマスソングですか? ユーミンの「恋人がサンタクロース」や山下達郎の「クリスマス・イブ」のJ-POP系のクリスマスソングでしょうか? それとも「ホワイト・クリスマス」とか「ジングルベル」などの定番のクリスマスソングでしょうか?

 私が好きなクリスマスソングは、讃美歌231番(旧讃美歌では94番)の「久しく待ちにし」です。オリジナルタイトルはラテン語で「Veni, veni Emmanuel」です。英語歌詞でもよく聞きますが、英語のタイトルだと「Oh, come, oh, come, Emmanuel」ですね。世界中で愛される、クリスマスソングです。

 元々のラテン語の歌詞は9世紀に書かれ、メロディは15世紀に付けられたんだそうです。いわゆる“ルネサンス音楽”ってヤツです。いやあ、時の風化に耐え忍んだ名曲中の名曲と言えるでしょう。

 知らない人はいないと思いますが、一応、念のために音源貼っておきます。本当は日本語歌唱の音源を貼りたかったのですが…なかなか私好みの音源が無くてねえ…。仕方がないので、英語歌唱の音源を貼っておきますが、この曲は讃美歌なので、音楽だけでなく歌詞も大切なので、日本語でもぜひ聞いてもらいたいなあと思いました。

 なかなか、いいでしょ? 今時のポップなクリスマスソングも悪くないですが、こういう厳かなクリスマスソングは、ほんと、心にしみます。男声でも女声でも構わないのだけれど、素朴な歌いクチで祈るように歌われているのがいいですね。こういう曲って、アチラだとちゃんとした歌手の方々が気合入れて録音してくれるけれど、日本だと、あまり上手な方々は歌ってくれないんだよね(溜息)。

 本当は、このレベルの歌唱力の日本語歌唱で聞きたいものです。きっと心にしみるよなあ…。

 私、普段はクリスマスソングを聞かない人ですが、この時期になると、色々な歌手の色々なクリスマスソングを集中して聞きます。だって、クリスマスソングって季節モノだからね。クリスマスソングはたくさんありますが、やはりこの曲を凌ぐクリスマスソングは、なかなか無い…と個人的には思ってます。

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2017年11月14日 (火)

すべての音楽は騒音である

 音楽を学んでいると、騒音問題とは縁が切れません。特に私は、昭和の時代に起こった、『ピアノ騒音殺人事件』の地域に住んでいるので、騒音問題は決して他人事ではありません。

 なにしろ、アップライトピアノの音がうるさくて我慢ならずに殺しちゃうわけだからね。ピアノ程度の音で殺人事件が起こるわけです。ピアノよりも大きな音の楽器は、ほんと、気をつけないと危ないです。金管楽器はほぼアウトでしょう。実は声楽も、正しい発声で歌うと金管並の音量になりますから、これもアウトです。

 人間が「うるさい!」と感じる要素は、もちろん音量は大切な要素ですが、なにも音量だけに限ったわけではありません。音量がそこそこでも、不快に感じる音は、やっぱり騒音です。特に甲高い音は一般的に不快です。(下手くそな)ヴァイオリンの音が不快に感じられるのは、音が高いからであって、フルートも音量そのものは可愛いものですが、音が高いので、結構、癇に障るわけです。

 打楽器は、音量に関わらず、耳についた段階でまずアウトです。打撃音というのは、人の神経を逆なでするモノですからね。

 問題は楽器の音だけではありません。音楽の再生装置の音量も問題になります。いわゆるステレオの音が大きいのは、やはり騒音扱いになります。今や音楽の再生装置はステレオだけでなく、パソコンやテレビなども問題になります。最近のパソコンやテレビは、かつてのオーディオ機器にも劣らぬほどの高音質で鳴りますからね。低音も高音もよく響きます。

 私のパソコンの場合、付属のスピーカーではなく、音楽再生用のスピーカーを接続しているので、パソコンでもなかなか良い音で音楽が楽しめますが、そのために騒音度はかなり高いようです。特にウーハーを一緒に鳴らすと、一発でアウトのようです。

 家の中だけでなく、外出先でも、最近はスマホ+ヘッドフォンで音楽を聞く人が増えましたが、これもヘッドフォンから漏れ聞こえる音が結構問題になります。音量的には大したものではないのですが、一度耳につくと、なかなか離れないもので、気になると言ったら、気になるものです。人によっては殺意を覚えるほどだそうです(怖いですね)。

 道を歩いていても、カーステレオの音量をガンガンにして走っている車などが、信号待ちなんかをしていると、たまったもんではありません。私の友人で、走っている車の中で発声練習をしたり歌の練習をしたりしている人がいます(器用ですね)が、その人なんかも、信号待ちの時は、周囲に多大な迷惑をかけているんじゃないかと心配します。

 騒音に関しては趣味の問題も関係します。ランパルの神ががった演奏であっても、アンチクラシックの人(世界中の人々の大半がそうですね:汗)には、耳障りの騒音にしか感じられません。逆も真なりで、例えば、ロックの名曲「紫の炎」だって、クラオタが聞けば、ただの騒音だからね。いい曲なんだけれどね…「紫の炎」って。

 ちなみに「紫の炎」って曲はこんな曲です。ボリュームをアゲアゲで聞くのが、正しい楽しみ方ですよん(笑)。

 結局、どんな音楽であれ、音楽という音楽はすべて、聞く人によって音楽であったり、騒音であったりするわけで、興味のない人間にとっては、どんなに素晴らしい音楽であっても騒音でしかない…ってわけです。それゆえに我々音楽学習者は、自分たちが出す音に細心の注意を払っていかないといけないわけです。だって、ご近所から「うるさい!」ってクレームつけられたら、音楽を趣味には出来ませんからね。

 我が家の場合、家を建てる段階で、防音の事を考えて作っていますので、多少の音は問題にはなりませんが、それでも練習する時間を決めて、深夜(笑)は音を出さないようにしています。フルートやヴァイオリンはともかく、声楽は本当に大音量になりがちですからね、気をつけないと。

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2017年11月 2日 (木)

伴奏者は、どうやって見つけますか?

 今回の記事は、ある方からメールをいただいたのがきっかけです。まあ、この方は、実にあっちこっちの方々に同様なメールを送っているようですが…(苦笑)。

 それさておき、アマチュア音楽家が人前で演奏を披露するという状況を想像してみてください。

 フルートならば、無伴奏での演奏ってのがありますので、必ずしも伴奏者が必要というわけではないでしょう。でも、無伴奏で演奏するのって、聞いていて寂しいし、1曲2曲ならともかく、それなりの曲数を一度に演奏するとなると、すべてを無伴奏曲ってわけにはいきません。そんな事をすれば、どうしてもプログラムの単調さからは免れませんし、音楽的な広がりもありません。そうなると、やはり、伴奏者をお願いすることに越したことはありません。

 合唱も同様です。無伴奏での合唱も良いですが、やはり伴奏ピアノがあった方が音楽の幅が広がります。

 声楽となると…伴奏無しはありえません。必ずピアニストを帯同しての演奏とならざるを得ません。

 つまり、いくらアマチュア音楽家とは言え、人前での演奏を前提とするならば、伴奏者を必要とするでしょう…ってわけです。

 となると、どうやって伴奏者を探して依頼するかが問題となります。

 おそらく、合唱の人たちは、普段の練習時から伴奏ピアノは必要ですから、普段伴奏をしてくださるピアニストさんにお願いするだろうし、それがダメでも、ピアニストさん経由で、別のピアニストさんを紹介してもらうという事できますし、合唱団の場合なら、指導をしてくださる先生がいらっしゃるだろうから、その先生経由でピアニストさんを紹介してもらえばいいのです。

 どちらにせよ、合唱は人が集まって音楽をやっているわけですから、誰かしらピアニストのアテがあったりするわけで、それほどピアニスト探しに苦労はしないと思います。

 問題は、個人で活動しているアマチュア音楽家の場合ですね。

 クラシック系のフルートや、声楽を学んでいる人は、基本、普段は一人で活動していると思います。門下の発表会等なら、伴奏者は先生が用意してくれるでしょうから、特に問題ないでしょう。問題となるのは、個人で何かの演奏会(例えば私なら、クラシックコンサート)に参加したり、慰問活動をしたり…って場合です。つまり“私”が個人的に伴奏してくれるピアニストさんを用意しないといけないって場合です。

 そんな場合に、あなたならどうしますか?

 私は…別に慌てません。一応、お願いできるピアニストさんは二人確保していますので、まずはそのお二人のどちらかに声をかけさせていただきます。もしもそのお二人がダメでも、まだ他にもプロアマ問わずピアニストさんの知り合いはいるので、そういう方々に声を掛けてみることも出来ます。

 でも、皆が皆、私のようにピアニストさんの知り合いがいるわけじゃないですね。

 ピアニストさんに知り合いはいないけれど、ピアニストさん急募!って方は、どうすればよいのでしょうか?

 どこかにピアニストさんを斡旋してくださる方はいないのでしょうか? まあ、私なら、ダメ元で近所の音楽教室やピアノ教室に問い合わせてみると思います。ほとんどの方は、どこの馬の骨とも分からないようなオッサンからの仕事の依頼なんて断ってくるでしょうが、中には物好きな方もいらっしゃるかもしれませんからね。それでピアニストさんを見つけられればラッキーです。

 でも、そんな片っ端から問い合わせしてみるような勇気を持ち合わせない人もいるかもしれません。まあ、その程度のハートの強さが無い人が人前で演奏を披露するとは考えづらいのですが、仮にいたとします。知らない人に、いきなり問い合わせするなんて無理!って思ってしまうわけですね。

 そういう人はどうするのでしょうか? 今はインターネットの時代ですから、ネットを利用して探すかもしれません。

 そこで記事の冒頭に書きました、ある方からのメールです。普段の私は、その手のメールをいただいても無視をするのが普通なのですが、今回は、ちょっと興味が沸いた事と、こうやってブログネタにもできたので、例外的に、そのサイトをご紹介したいと思います。

 “伴奏者募集広場”というインターネットのサイトがあります。

 ここは、その名のとおり、伴奏者を見つけるためのサイトです。伴奏したい人と伴奏してもらいたい人を取り持つサイトです。ま、健全な出会い系サイトと言えるかもしれません。

 用途としては、一応、音楽コンクール等の、マジだったりガチだったりするような時にピアノ伴奏を依頼できる、本物のピアニストさんを紹介してくれるサイトです。仕事の依頼の方法は、サイト経由でピアニストさんに直接メールで依頼するカタチです。こんなやり方で、サイト運営者は儲かるのかしら?

 まあ、一応、マジガチ系の仕事を前提としているようですから、アマチュア音楽家には無縁なサイトに思えますが、相手のピアニストさんはプロですから、依頼のやり方と謝礼の取り決めさえ、ちゃんとしておけば、もう少し緩い感じのお仕事であっても、依頼できるんじゃないかな…なんて思います。アマチュア音楽家であっても、そこんとこさえきちんとしていれば、それほどマジガチ系の仕事でなくても、依頼するのは可能だと思うよ。

 それはさておき、このサイトの良いところは、明朗会計な事かな? 音楽関係の仕事って、口約束も多く、多くは信頼関係で成り立っていたりするので、金銭的にアバウトだったりする事もあり、その業界の人間ならともかく、門外漢から見れば、寿司屋で時価の寿司を頼むような怖い感じはしますでしょ? でも最初っから明朗会計ならば、安心してお願いできるし、こちらの予算に応じて伴奏者さんを依頼する事もできます。

 ダメなところは…別にこのサイトの責任じゃないけれど、伴奏者さんが都会に集中しているって事かな? 都会の人なら、このサイトも便利に使えるかもしれないけれど、地方の人には…あまり役にたたないよなあ。だって、地方のピアニストさんがあまり登録していないからね。

 おそらく、本当に需要があるのは、地方の方なんじゃないかな? 都会の人って、周囲にたくさんピアニストさんがいらっしゃるから、この手のサイトを利用しなくて、すぐにピアニストさんは見つかるでしょ? でも地方って、音楽ネットワークが都会ほど広くないし、ピアニストさんがそもそも地方には少ないから、伴奏してくれるピアニストさんの情報って貴重だと思います。

 プロの音楽家さんって、ほんと、地方だと数少ないんだよね。学校の音楽の先生ですから、地方では人手不足だからね。都会は音楽家がたくさんいすぎて、仕事が足りなくて、音楽の仕事にありつけないプロの方も大勢いらっしゃるのに、地方だと音楽家そのものが少ないんだよね。

 音楽家さんって、何故か、地方に住みたがらないんだよ。たとえ仕事にあぶれていても、地方には行きたがりません。でもね、地方にいけば、それなりに仕事があるのにね。

 私が以前フルートを習っていた笛先生は、今、某地方にいるのだけれど、そこでもフルートをバリバリ教えているんだけれど、今ではフルートを教えるだけでなく、演奏活動も充実しているみたいだし(なにしろ、その土地では唯一のプロフルーティストでから、地域独占で活動しているようです)地元のテレビ局にも出入りできるようになり、ローカル番組等で使う音楽を演奏したり、作曲したりと、結構忙しいみたいです。こちらにいた時はなかなか難しかった、自分のための海外でのフルートの勉強も、今では定期的に行っているみたいで、羽振りがよくなったんだなあって、端からは見えます。

 私の見えない部分でのご苦労も当然あるでしょうが、押しなべて言えば、地方移住大成功ってパターンのようです。

 閑話休題。おそらく他にも似たような伴奏者紹介サービスはあるかもしれないけれど、これも何かの縁なので、こちらの“伴奏者募集サイト”をご紹介させていただきましたが、私自身はここを利用する予定はないし、何かトラブル等が発生しても、サイトのご利用は自己責任って事で、よろしくお願いしますよ。

蛇足 本当にガチマジ系の仕事を依頼するなら、こういうサイトではなく、ちゃんとした音楽事務所と話をして、そちらからピアニストさんを派遣してもらう方がいいような気がします。何か不測の事態が起こった時、個人的な依頼だとどうにもならない事があっても、事務所経由なら、事務所が何とかしてくれるでしょ。ガチマジ系なら、その辺のリスクもちゃんと計算に入れて、仕事の依頼をするべきだと…私は思います。

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2017年11月 1日 (水)

知ってましたか? 日本の音楽大学って、全部私立学校なんですよ

 実は私、知りませんでした。先日、日本中の音大のホームページをチェックしたれ…と思ってサーフィンをしていた時に気づいたんですよ。日本には、国公立の音楽大学って存在しないんです。私立学校しかないんです。

 ほら、だって…、桐朋学園、国立音大、武蔵野音大、東京音大、洗足学園、昭和音大等々、みんな私立学校じゃん。

 道理で、音大って、お金がかかるわけだ。

 「あれ、東京芸術大学って国立大学じゃなかったけ?」

 東京芸術大学って学校は、確かに国立大学だけれど、音楽大学ではありません。その名のとおり、芸術大学なんです。学部としては、美術学部と音楽学部の2学部があり、大学院としては、美術研究科と音楽研究科、映像研究科、国際芸術創造研究科の4つの研究科がある大学なのです。我々、音楽ファンは芸大を音大であると思いがちですが、あの大学は音大ではなく、音楽学部のある芸術大学だったんですね。

 「じゃあ、公立大学に音大って無いの?」

 音楽大学はないんです。でも芸術大学なら、愛知県立芸術大学、京都市立芸術大学、沖縄県立芸術大学の3つもあるんです。いずれの学校も、東京芸術大学同様に、美術学部と音楽学部の2学部があります。また、大分県立芸術文化短期大学は公立の芸術系の短期大学ですが、音楽科があります。

 「国公立大学で、芸術大学以外に音楽の勉強できる学校はないの?」

 実はあります。代表的なのが、各都道府県に一つはある、教員養成系の大学にある音楽教員養成課程がそれです。特に俗に“ゼロ免課程”と呼ばれる、教員免許を取得しない課程で学ぶと、一般の音楽大学や芸術大学の音楽学部並の勉強ができるようです。また、お茶の水女子大学の文教育学部には芸術・表現行動学科があり、その音楽表現コースでは、音楽の専門教育が受けられるようです。

 というわけで、我が国には国公立の音楽大学は存在しませんが、音楽の専門教育を受けられるような音楽系の学部学科は存在するわけです。さすがに国公立大学ですから、これらの大学の学費は私立の音大と較べると、かなり安価となっているようです。

 私立の音楽大学は、経済的に裕福でないと我が子を通わせ切れませんが、これらの国公立系の大学なら庶民の家庭でも、ちょっと頑張ると我が子を通わせることが不可能ではありません。ただし、どこの学校も(音楽的なレベルであったり、学力的なレベルであったり)レベルが高いので、それなりの準備が親にも子にも必要となるようですが…。

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