ひとこと

  •  やっとネット社会に復帰します。今後は日帰りで遊びに行く事はありますが、家を空ける事はないので、ネットでの反応も普通どおりに行けるんじゃないかと思ってます。とりあえず、外泊で使ってしまった体力の復活を目標に、しばらく大人しくしているつもりです。
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カテゴリー「フルートのエッセイ」の記事

フルートに関する様々な事柄について書いてみました

2018年8月18日 (土)

フルートのあれこれについて語ってみよう その5 C管とH管

 この“C管”とか“H管”とかいう用語は、フルート業界の特殊用語であって、一般的な音楽用語との使い方とは違います。

 一般的な音楽用語には“C管”とか“E♭管”とか“B♭管”などがあります。これらは管のすべてのトーンホールを塞いだ時に出る実音が管名になります。C管ならCが、E♭管ならE♭が、B♭管ならB♭になり、その音を楽譜上ではCとして表記して演奏するわけですね。つまり“~管”という表記はC管以外は移調楽器って扱いになり、管名になっている音を“ド”と呼ぶわけです。

 しかしフルートの場合は、ちょっと違います。C管は問題ないのですが、H管は、実際にはC管のようなものです。違うのは、最低音が半音拡張されているというだけの話です。そういった意味で言えば,すべてのフルートはC管であって、低い方に半音拡張されているのがH管なのです。ちょっと変だし、特殊な言葉の使い方ですが、慣れてしまいましょう。

 と言うわけで、フルートはC管もH管も、本質的には同じで、単純にオプションとして半音拡張されているのがH管、拡張なしの標準スタイルなのがC管って事になります。

 フルートを買い替える際に、C管にするべきなのかH管にするべきなのかは…これも好みだと思いますよ。フルートで低いHまで必要とする曲は多くはありません。ドップラーの作品とか、オーケストラ作品のいくつかにHまで必要とされる曲があるそうですから、そういう曲を積極的に吹きたいなら、是非H管を、そうでもなければ、好みで選べばいいと思います。

 あと、C管とH管の違いと言うと…H管の方が高音域の発音が安定するとか、C管の方は華やかな音色であるとか、H管の方が右小指の操作が面倒くさいとか…あるみたいですが、それらはそんなに大きな問題ではないと思います。

 まあ『大は小を兼ねる』という事もあるので、少しでも悩むようならH管にしておくのが無難だと思います。

 ただ、H管はC管と比べると重いので、そこは検討材料になるかな…って思います。実際、C管のフルートだって、長時間吹いていると疲れちゃいますからね。体力のない人やカラダの小さな人は、よくよく考えたほうがいいです。

 ちなみに、私が使っているフルートはC管です。特に不足はありません。別に重さに負けたわけではなく、買い替える時にH管にするという選択もなかったわけではありませんが、H管の楽器って少しばかり高価なので、H管の楽器を購入する予算で、ワンランク上のC管を買った…のですね。そういう買い物の仕方もあります。

 最終的には、やっぱり好き好きになるのかなって思います。

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2018年8月17日 (金)

フルートのあれこれについて語ってみよう その4 カバードとリング

 フルート関係のサイトを見ていると「フルートを買おうと思っているのだけれど、カバード式とリング式、どちらのフルートの方がいいですか?」みたいな質問が結構あります。たしかに、カバード式とリング式、見た目も大きく違うし、フルートは高い買い物だから、一度購入したら、そうそう買い替えるわけにいかないし、どちらを選択するべきか、そこは慎重になるのは分かります。で、悩みます。で、ネットで相談するわけだ。

 私なりの結論を言えば…正直、どっちでもいいです。指が細かったり短かったりして、リング式に不安を感じる方やフェミニンな手の持ち主は、無理せずカバード式でいいと思います。それ以外の人はリング式でいいと思います。

 ざっくり言えば“女性やカラダの小さめな男性はカバード式で、カラダが西欧人並のサイズの男性はリング式で”が理想かな…って思ってます。と言うのも、フルートって、そもそも、西欧の白人男性のサイズに合わせて作られているわけなので、そこまでカラダが大きくない人は、無理する必要はないと思います。

 ところが楽器屋さんに行くと、初心者向けの安価な楽器はカバード式で、中級者以上を対象にしている楽器はリング式が大半だから「上手くなったらリング式なんだ…」と思われる方もいらっしゃるでしょう、それはあながち間違いではないのですが、実はプロでもカバード式のフルートを吹いている人は大勢いらっしゃいますので、あまり気にしない方が良いです。

 あくまでも、中級者~上級者はリング式フルートと言うのは、一つのイメージでしかありません。

 例えば、プロ奏者である高木綾子氏は、へルムートハンミッヒ社のC管カバード式の楽器を使用されています。カバード式のフルートだからと言って、高木氏の演奏に問題があるか…と言えば、あるわけないので、楽器の選択は、自分の趣味とかカラダとかに合った楽器を使った方がいいです。

 カバード式のフルートを選ぶ時の、現実的な問題としては、楽器屋さんに並んでいる楽器のうち、中級者~上級者向けの良い楽器のほとんどはリング式であるという事です。カバード式は初心者モデル用のものしか用意されていないという事です。

 もちろん、注文してカバード式の良い楽器を仕入れてもらえば問題ないのですが、やはり店頭にある楽器の中から選択するのが、一般的だし現実的だったりします。そうなると、店頭在庫から良い楽器を選ぶと、必然的にリング式になってしまうので、カバード式の楽器を欲しい人は、カバード式の楽器を探す放浪の旅に出ざるを得ない事でしょうか?

 ほんと、カバード式の良い楽器って、店頭在庫にないんですよ。それ以前に、メーカーも多く作っていないんですね。

 これは楽器店および楽器メーカーのイメージ戦略なんだと思いますよ。わざと初心者向けはカバード式にして、その上のクラスの楽器をリング式にする事で、買い替えを暗に勧めているわけです。「上手くなったら、リング式の楽器を吹かないと、かっこ悪いよ…」ってね。

 でも、それは誤ったメッセージであって、実際、カバードの楽器でプロをやっている人もいるわけですから、そこは気の持ちようだと思います。

 カバード式の楽器からリング式の楽器に持ち帰るのは大変…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな問題ではありません。

 リング式でもカバード式でも、フルート演奏上の基礎基本は変わりません。あえて言えば、リング式は、カバード式よりも、より正確にキーの中心を押さえないといけない(でないとキーに空いている穴が塞がらない)ので、そこらへんをいい加減にしていた人には大変なだけです。キーの中心を正確に押さえないといけないのは、フルートの基礎基本ですから、そこができていないからリング式が難しいと言うのは、本末転倒な話であって、それならば、まずはきちんとキーを押さえるように努力していくべき話です。と言うのも、それができないと、フルートの演奏そのものが上達しないからです。

 なので、指や手の問題がなければ、フルート買い替えの際は、現実的に考えるならば、素直にリング式にしておくのが無難と言えば無難なのです。その方が、楽器選択の幅が広がりますからね。

 実は私、普段の練習ではカバードのフルートで練習しています。それもプラ管フルートです。この楽器で日々の練習をして、レッスンの時だけ、総銀のリング式のフルートを吹いています。混乱しないか? 全然しません。問題ありません。慣れてしまえば、カバード式もリング式も、そんなに違わないんですよ。

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2018年8月15日 (水)

フルートのあれこれについて語ってみよう その3 高いミと高いファ♯

 フルート初心者が最初の頃にぶつかる壁には色々ありますが、高いミとかファ♯も壁ですね。とにかく出ないんです。

 なにしろ、Eメカなんてギミックを搭載しているフルートがあるくらいですからね。たまたまEメカが無いフルートを吹かなきゃいけない時など、なんかもう軽く絶望しちゃうくらい、最初の頃は高いミとかファ♯を出すのは難しいです。

 でも、難しいのは初心者のうちだけで、やがて高いミとファ♯なんて、大抵の人が、全然気にも留めなくなってきます。別に普通の音になっちゃいます。むしろ、私などは、高いミとかファ♯よりも、高いシとかドなどの、めったに使わない音の方がきれいな音が出しづらいくらいです。

 つまり高いミとかファ♯というのは、初心者限定の壁なんです。

 ではなぜ、みんな吹けるようになるのかと言えば、実はカラダの問題なんです。筋肉の問題なんです。腹圧の問題なんです。

 フルートって優雅なイメージのある楽器ですが、実は結構、体力勝負な部分がある楽器です。だいたい、楽器を横向きに長時間地面に水平に持ち続ける事自体、無理ゲーでしょ?

 フルートって、息を大量に消費する楽器なんです。吐き出した息の半分以上を捨てないとうまく鳴らない楽器なんです。つまり、思っている以上に、たくさんの息を吐き出さないと吹けないのがフルートってわけです。

 ある人曰く「フルートは、構造上、高いミとファ♯は出づらい」のだそうです

 まあ、そうなのかもしれません。実際、初心者の頃って、この2つの音には苦労するものね。その出づらい音を出すために必要なのが、息の強さ…なんだと思います。

 息の強さ、であって、息の多さとか息の速さではありません。あくまでも息の強さです。強い息が楽に吐けるようになると、構造上無理がある高いミとファ♯が比較的楽に出せるようになるのです。もちろん、高い音ですから、他の音よりも速い息も必要ですし、息を出しすぎないようにセーブしながら息を吐かないといけません。それらに必要なのが、呼吸筋の強さです。

 つまり、なぜ初心者は、ほぼ例外なく高いミとファ♯に苦労し、それがやがて気にならなくなるのかと言えば、フルートの構造にそもそも無理があるのは前提として、その無理を乗り越えるためには、筋力が必要で、その筋力を身につけるためには、ある程度の時間、フルートを吹く経験をしてカラダを作っていくしかないのです。

 逆に言えば、ある程度の期間、フルートを吹き続けていたら、いやでも笛吹きのカラダができるわけで、笛吹きのカラダさえできてしまえば、高いミやファ♯は、さほど無理に感じなくなるってわけなのです。

蛇足  だからと言ってEメカが不要だとは思ってません。Eメカがあれば楽だと感じるなら、積極的に使えばいいと思います。あって邪魔になる事って…無いわけではないらしいけれど…無くて不安になるよりも、ずっとマシだと感じるからです。ま、一種のお守りみたいなものです。実際、プロの奏者の方も、その多くがEメカ搭載のフルートを愛用されていますしね。替え指の都合があるので、Eメカをノッチで切り替えるなんてギミックもありますよ。お財布に余裕があれば、そういうギミックも素敵ですよね。

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2018年8月13日 (月)

フルートのあれこれについて語ってみよう その2 アンブシュアについて考える

 アンブシュアとは…簡単に言っちゃうと、フルートを吹く時のクチビルの形の事です。ネット検索をかけると、嫌になるくらい、あっちこっちのサイトで話題にしています。それくらい、初心者の皆さんには大きな関心事なんでしょうね。

 フルートを始めたばかりの初心者で、なかなか音が出ない人は、当然あれこれ悩むわけで、あれこれ悩んだ結果、クチビルの形とか息の出し方とかが悪いんじゃないのかな? つまり、業界用語で言うところのアンブシュアが上手くいってないんだな…って考えに至るわけです。

 まあ、ハズレじゃないです。およそ正解です。

 で、そこで、アンブシュアを良くしようと、あれこれ試行錯誤を始めるわけです。クチビルを尖らせたり、ほっぺを膨らませたり、口角をあげてみたり…そりゃあ涙ぐましい努力をするわけです。で、上手く行く人もいれば、上手く行かない人もいるわけです。

 そりゃあそうだよ、アンブシュアがいくらマズいからと言って、簡単にアンブシュアなんて直せるものじゃないんだから。

 確かに、初心者がいくらフルートを吹いても、フルートの音がうまく鳴らないのは、アンブシュアが上手く行っていないからです。だからと言って、理想的なクチビルの形に仕上げたところで、フルートは鳴らないものなのです。

 だいたい、プロの口元を見れば分かるけれど、皆さん、結構、独特なクチビルの形をしてフルート吹いてますよ。誰もが教科書どおりのアンブシュアってわけじゃないです。いやむしろ、教科書通りじゃない人があまりに多すぎます。アレを見ると分かるけれど、結局、いくつかのポイントさえ押さえちゃえば、後は自由にしちゃってもいいし、個性を発揮してもいいのが、アンブシュアなんですよ。だから、クチビルの形にばかりこだわっても、フルートは鳴らないわけです。

 要は、方向性のある息が、フルートの歌口の斜め上から、歌口の縁に当たるように吹ければ良いわけです。それ以上でもそれ以下でもないわけで、そこさえ守ればいいのです。だからフルートを吹くロボットなんてものが存在しちゃうんですよ。アンブシュアは大切だけれど、二の次三の次なんです。

 まず必要なのは、クチビルを軽く閉じたまま、一箇所から方向性のある息を吐き出せる事です。その箇所は正面だと良いけれど、別にクチビルの側面からでも全然構いません。クチビルの任意の一箇所から方向性のある息さえ出せれば、それでいいのです。

 息を吐き出すには頬とかノドの筋肉を使うとクチビルが固くなるので、息は腹圧で出します。たぶん、フルート初心者さんがうまくフルートを鳴らせない理由の多くは、これができないからです。息を頬とかノドとかの筋肉で出すと、息の方向性は保てないし、息を長く出せませんし、強くも弱くも出せません。うまく行かないのですよ。息は腹圧で出し、それが自然とクチビルから出てくるのが良いのです。

 息の方向性も大切です。息は上から下に出します。初心者の方は、息を前に出すと思っていますが、息を前に出したら、うまくフルートに息が当たりません。息は上から下に出します。そのためには、下アゴを引き気味にして息を出す必要があります。これも初心者には難しいです。と言うのも、最初のうちは誰もがアゴなんて、そんなに自由には動かせないものだからです。でも、やがてアゴを自由に動かせるようになると、音も楽に出るだけでなく、音程も自由に曲げられるようになりますよ。

 と言うわけで、アンブシュアは大切ですが、そればかりにこだわっていては、フルートを良い音では鳴らせません。アンブシュアだけでなく、腹圧とか、息の方向性、息の太さ、息の速さなどにも注意を払いたいものです。

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2018年8月12日 (日)

フルートのあれこれについて語ってみよう その1 管体の素材で音は変わるのか?

 今年も夏の連載を始めます。ここ数年…連載と言えば、声楽ネタが連続していたので、今年はフルートネタで攻めたいと思います。で、今年は、今まであっちこっちで書き散らしたことをベースに、フルートの小ネタ的な話題をやってみたいなと思いました

 で、初回の今回は、最近もあれこれ語った「管体の素材で音は変わるのか?」です。

 管体の素材で音は…変わって欲しいですよね。だって、素材が変わると、お値段、ググっと変わるしね。せっかく高いお金を出して買ったマイ楽器なのに「素材が変わっても音は変わりませんよ」なんて言われたら、ガックリしちゃうしね。

 …と言うわけで、ガックリしてください。フルートは管体の素材が違っても、音は変わりません。理由は簡単。フルートの音色と管体の素材は無関係だからです。

 弦楽器は弦が振動して鳴ります。だから弦を変えると音が変わります。金管楽器はクチビルを振動させて音を出します。クチビルは替えられませんが、クチビルを押さえるマウスピースは替えられます。マウスピースを替えると、クチビルの振動の仕方が若干変わるので楽器の音が変わります。フルート以外の木管楽器はリードを鳴らして音を出します。当然、リードを変えれば音が変わります。

 で、フルートは…って話になるのですが、フルートって、管の中の空気が鳴っているんです。管が鳴っているわけではありません。だから、管の中の空気を替えれば音が変わります…って、空気が変われば、我々の健康に害が出ます。わかりやすく言えば、ヘリウムガスの中で演奏すればフルートの音は変わるでしょうが…演奏している我々が酸欠で倒れちゃいます。

 管体ってのは、ただの空気の入れ物にしか過ぎないのです。例えて言うなら、水槽のガラスの壁面みたいなのが楽器なんですよ。大切なのは、水槽じゃなくて、水槽の中の水や金魚や水草でしょ? 金魚を飼うには水槽は必要だけれど、水槽で金魚の可愛らしさが変わるわけじゃなくて、金魚の可愛らしさは金魚自身の可愛らしさに頼っているわけです。

 なので、フルートの音って、楽器による違いじゃなくて、楽器はただの空気の入れ物にすぎなく、管体の中で振動している空気がフルートの音の正体なのです。

 試しに、友人にたくさんのフルートを試奏してもらってください。たぶん、どのフルートを吹いても、同じような音しか出ないと思います。

 次に古今東西の名フルーティストのCDを聴き比べてみてください。皆さん、同じフルートという楽器を吹いているのにも関わらず、結構音色のバリエーションってあるでしょ?

 これってフルートの場合、楽器の違いよりも、奏者の違いの方が音色に与える影響が大きいって事です。

 結論。フルートの場合、管体の素材の違いでは音は変わりません。あなたのフルートをあなたでは無い人が吹けば、あなたとはガラっと違った音色で鳴っちゃいますよ。

 さて、フルートって管体の素材では音色は変わりませんが、管体の素材が変わると、楽器の重量が変わりますので、音量は変わりますよ。全く同じつくりの楽器なら、重い楽器ほど遠鳴りするものです。これはオーディオの世界で「スピーカーは重いほど良い」というのと同じ原理です。はい。

 それと、フルートって楽器を買い換えなくても、奏者自身が腕を上げていけば、音色もそれにふさわしく美しくなっていく…とも言えます。

 あと、フルートの音は空気の振動なので、空気をどう振動させるかで、若干、音が変わります。具体的に言えば、頭部管の歌口のカットの違いで、若干の音の違いは発生します。ただし、これは振動のしやすさうんぬんには大きく関係しますが、音の違いはかなり微妙です。演奏者自身にはその音の違いが分かりますが、観客には違いが聞き取れないくらいの差異です。なので、頭部管を取り替えたくなったら、音色よりも歩きやすさを重視した方が現実的だと思います。

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2018年8月 3日 (金)

結局、吹けないのは譜面が読めていないから

 フルートの曲がうまく吹けない場合…多くの人は次のように考えます。

 「曲がうまく吹けないのは、指がうまく動かないから吹けないのだ。つまり、指のトレーニングが足りないから吹けないのだ。だから、指のトレーニングさえすれば、吹けるようになるんだ」

 間違ってはいません。堂々と正解です。私も実は、ほんの少し前まで、そう考えていました。

 だから、指のトレーニングって大切なんだろうなあ…、私がちっともフルートが上達しないのは、指のトレーニングをきちんとやっていないからだろうなあ…なんて考えていました。

 たぶん、私がこれからする話は、かなりレベルの低い話だろうと思いますが、現実的に私にとっては、真実な話なのです。

 おそらく、私の場合、いくら指のトレーニングをやっても、フルートは吹けるようにならないと思います。今のレベルから一歩も前に進めないと思います。

 と言うのも、私の場合、指がうまく動かない以前に、譜面が読めていないのです。譜面がちゃんと読めないために、次に吹くべき音が何なのか分からなくて、それで演奏が止まったり、譜面を読み間違えて、それでミスブローをしてしまったり…が、私がフルートを吹けない理由だからです。

 速さに対応できないのは、指ではなく(ってか、指以前に)目であり、脳であるのです。

 なので、譜面が楽に読める箇所は楽に吹けます。譜面を読むのが大変なところは演奏するのも大変です。譜面を暗譜していれば、まず間違えることはありません。これが私です。

 ですから、フルートがロクに吹けない現状を打破するために必要なのは、私の場合、指のトレーニングではなく、ソルフェの勉強であり、読譜力向上&暗譜力向上なのです。

 なんて事を書いても、同意してくださる人って、どれくらいいるんだろうなあ…。

 おそらく指のトレーニングが必要な人って、演奏する速度よりも速く楽譜を読める人であって、読譜のスピードに指が追いつかないから、指のトレーニングが必要なんだろうなあって思います。私の場合、演奏の速度に読譜が追いつかなくて演奏が止まるので、まずは譜面を正しく素早く読むことが必要なのでした。

 ちなみに声楽は、基本的に暗譜なので、フルートのように「譜面が読めないから歌えません」という事はまず起こりません。フルートも声楽のように暗譜できれば問題ないのだろうけれど…どうも“指を動かす”ために脳みそを使ってしまうために、なかなか暗譜ができないのですよん(悲しい現実です)。

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2018年7月 9日 (月)

ヴィブラートとは何か?

 ヴィブラートとは、ヴァイブレーションの事。略せば“バイブ”って事で『振動』を指します。

 音楽用語としては、そもそもは“声の振動”を意味し、声に輝きと潤いを与えるものだと言われています。で、声のヴィブラートがあまりに美しかったので、各楽器もそれをマネて音に振動を与えるようになったわけです。

 ちなみに、楽器はそもそもがノン・ヴィブラートの音が基本ですから、ヴィブラートを“付ける”訓練をしますが、声の場合、そもそも声が自然に振動するものですから、特にヴィブラートの練習というのはしません。音楽ジャンル(女性歌手が少年歌手のパートを歌う必要があるジャンルなど)によっては、ノン・ヴィブラートで歌う必要あるので、そのためにヴィブラートを付けずに歌う訓練をするほどです。

 横道にそれますが、少年の声(ボーイソプラノなど)には、基本的にヴィブラートはかからないんですね。でも、成人女性の声にはヴィブラートがかかってしまうので、同じ音域(ほぼ)同じ声色であっても、少年と成人女性の声には違いがあります。

 閑話休題。ヴィブラートとよく混同されるものに“こぶし”があります。ヴィブラートが無意識に付加されるモノであるならば、こぶしは意識的に付加していくモノです。そういう意味では、楽器のヴィブラートは意識的に付加していくモノですから、歌の世界(日本の歌謡曲とか演歌の世界です)の“こぶし”に近いモノなのかもしれません。

 声のヴィブラートは、音程の振動を指します。ですから、低い声はゆったりとヴィブラートがかかり、高い声は小刻みにヴィブラートがかかっていきます。音程とヴィブラートの振動感覚というのは関連があるので、これを無視して作為的にヴィブラートを掛けると、違和感が生じ、汚く聞こえます。

 作為的…とは違いますが、結果的に不自然な振動を与えてしまい不快感を与えてしまうのが、いわゆる“縮緬ヴィブラート”と呼ばれるものです。これは声の老化の一種で、声帯周りの筋力低下に伴い、発声動作に痙攣が伴うようになり、そのために不自然な振動が声にかかってしまう事が原因だと考える人がいます。作為ではないので、本人には自覚はないのですが、ヴィブラートの振動が音程とは関係なくつけられているので、聞き心地が良くないのです。こうならないためには、歌う人は、ある一定の歌うための筋力維持というのが必要になるのだろうと思います。

 で、楽器のヴィブラートですが、ヴァイオリン等の弦楽器のヴィブラートは、声と同じ音程に振動を与えるヴィブラートですが、フルート等の管楽器のヴィブラートは、声とは違って、音量の変化によるヴィブラートで、厳密に言うと(管楽器のヴィブラートは)ヴィブラートと呼ぶべきではないのですが、他に呼び名がないし(声の)ヴィブラートの効果を目指してかけているので(管楽器のヴィブラートも)ヴィブラートと呼んでいいのだろうと思います。

 ま、そもそもヴィブラートは、声に輝きと潤いを与えるための技法であり、たまたま元祖である声は音程を揺らして効果を得ていたわけですが、音量を揺らして同じ効果を得られるなら、同じものと扱ってもいいんじゃないかって考えるわけですね。

 ヴィブラートは、いわば美しい楽音を作り出すための技法の一つであって、歌の場合は、正しい発声方法が身につけば、自然と身につくものであり、特に意識するものではないと思います。

 楽器の場合は、意識的に習得しないと身につかないものなので、ヴィブラート奏法ができるようになるためには、そのための特別な努力と修練が必要になります。弦楽器の場合は、ヴィブラート奏法は、かなり古い時代に一般的になってしまったため、ヴィブラートのない弦楽器の演奏音というのは今では考えられないので、たとえアマチュア奏者であっても、頑張って習得していかないといけないと思います。

 そこへいくと管楽器のヴィブラートは、これが奏法の中に組み込まれてきたのは、割と最近(フルートなら20世紀前半のモイーズから一般的になってきた…と私は聞いています)なのだそうで、近年の流行りと言えば、言えます。なので、管楽器のヴィブラートは、歌や弦楽器のヴィブラートとは異なり“マスト”なものとはまだまだ言えないと思います。ネットでは、初心者に毛の生えたくらいの人(ごめんなさい)がヴィブラートの習得に励む様子がよくアップされていますが、私が個人的に思うに、ヴィブラートに励む時間があったら、もっと基礎的な訓練に時間をかけて、まずはきちんとフルートが吹けるようになるのが先決だと思います。ヴィブラートはあくまでも、音に輝きと潤いを与えるための技法であり、いわばオプションですから、オプションを習得する前に“きちんと普通に吹けるようになる事”が前提になってくると思います。

 オプションよりもメインを先に身につけろよ…って話です。オプションはメインを終えてからで十分だろうって…事です。

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2018年6月26日 (火)

フルートは独学で吹けるようになるのか?

 よくネットでは「◯◯(楽器名)は独学できるだろうか?」という命題が定期的にアップされます。その結果は、その楽器の特性や、その記事を書いた方の信条で、まああれこれあるわけですが、私も今回はそういう風潮に乗っかって記事を書いてみようと思いました。

 さて、表題の「フルートは独学で吹けるようになるのか?」の回答ですが、私的には 「全然OK、問題無し」となります。

 もちろん“吹ける”の想定をどのレベルに置くかによって答えが変わったり、奏者の年齢とか教育レベルをどこに置くかでも答えは変わると思いますが、ひとまず私はそれを…

 吹ける…は、ジブリ映画の主題歌のメロディーを無伴奏で吹ける程度。
 奏者に関しては…子育てを終えたばかりの、音楽の専門教育を受けたことのない主婦たち。

 …と想定しています。

 まあ、ジブリ映画うんぬんは、誰でも知っているメロディーを吹けるって事で、誰でも知っているという事は、楽譜がちゃんと読めなくても、楽譜を見て音が拾える程度の読譜力があるって事だし、無伴奏で吹けるというのは、自分の好きなテンポやタイミングで吹けるって事で、つまりアンサンブル能力に関しては問うていません。だから、そんなに高度な“吹ける”レベルを想定しているわけではないし、いわゆるアルテで言えば、一巻の中ぐらいの力量を想定しています。

 つまり、趣味で好きな曲のメロディーを吹いて楽しめる程度の演奏力を想定しているわけです。

 奏者に関しても“子育てを終えたばかり…主婦”と言うのは、若者ではなく、音大卒ではなく、普通教育を普通に受けた、比較的練習時間に恵まれた人を想定しています。もちろん、フルート大好きで熱心である事は大前提ね。

 こういう想定の元ならば、楽器と初心者向けの教則本があれば、おそらく独学で吹けるようになると思います。

 心配な点としては、音が出せるかどうか…かな? 音出しって、フルート学習の、入門期における最難関な課題ですからね。ここをクリアできるかはさすがに心配ですが、ここさえクリアできれば、おそらくフルートは独学で吹けるようになると思います。

 逆に言えば、誰であれフルートの音出しに関しては、苦労する人は苦労するわけで、先生に付いていたってダメな人は全然ダメなのが、フルートの音出しなわけです。もちろん、先生についていれば、苦労している時に多少のアドヴァイスはいただけるでしょうが、先生がいてもいなくても結局やるのは自分なのだから、独学で先生がいないと言っても、音出しの習得に関しては、極端に不利であるとも言えないだろうと思ってます。フルートの音がスムーズに出せるかどうかは、才能の有無とトライ&エラーの繰り返し…で、自分にベストなやり方を見つけられるかどうかって話なのですから。

 フルートは独学可能だという良い証拠としては…若い人の話になるけれど…中学校の吹奏楽部に未経験の新入部員が入部してフルートを初めて学んでも、きちんとした指導者もいなくて、実質的に独学状態でほぼ4ヶ月ほど学んで、それでコンクールに出ちゃったりする人もいるわけです。まあ、若さがあってこそという部分はもちろんありますが、これって独学でも全然OKって事の証拠じゃないかなって思います。

 まあ実際問題、いくら若いと言えども、コンクール出場と言ったところで、演奏中はあっちこっち落ちまくりであまり上手な演奏とは言えないかもしれないけれど、それでもその子のレベルで立派に演奏しているわけだしね。まあ、吹ける…って感じなんだろうと思います。

 オトナだと4ヶ月でコンクール出場レベルにまで上達するのは難しいかもしれませんが、そのレベルに達しなくても、ある程度の期間、真面目に学べば、そこそこのレベルならば、独学でイケちゃうのがフルート…だろうと私は考えています。

 なので「フルートは独学で吹けるようになるのか?」という問いに関しては、そこそこのレベルならば、問題なく独学で吹けるようになりますって言っちゃいます。

 だいたい皆さん、小学校~中学校でリコーダーを勉強しているじゃないですか? フルートを始めようなんて思った人は、たいていリコーダーが吹けるはずでしょ? あのリコーダーって楽器、実はフルートの親戚な楽器なわけで、リコーダーが吹ける人がフルートを吹けないはずはないのです。

 問題は、アンサンブルであったり、あるいは人前で演奏できるほどの腕前を身につけるには、独学だけで十分かと言えば、それは不十分なわけで、先生がいるに越したことはないって事です。

 アンサンブル能力を磨くには、実際にアンサンブル仲間がいて、経験を積んでいかないと上達しないし、人前で演奏できる腕前になるためには、がんがん人前で演奏していく経験を積んでいかないといけないわけで、独学ではなかなかそういう経験を積んでいくのが難しいので、ある程度以上の上達を望むなら、先生について学んだり、音楽仲間を作って活動していかないと…独学だけではきびしいだろうという事を、最後に書いておきたいと思います。

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2018年6月22日 (金)

プラ管フルートと総銀フルートの違いについて

 私はフルートを3本持っていますが、そのうちの1本(中国製の不明な金属で作られて、不明なメッキが施されている、あれこれ不明で激安なフルート)はほとんど吹いていませんが、残りの2本は、まあまあ吹いています。その2本が、プラ管フルートであり、総銀フルートであるわけです。

 私が吹いているプラ管フルートは、こちらのヌーボ社の Student Flute という、数あるプラ管フルートの中でも比較的廉価なやつです。

 一方、総銀フルートは、アルタス社の1307なのですが、こちらはアマゾンでは扱っていないので、山野楽器のオンライン販売のページを貼っておきます。

 この両者、プラ管は約2万円、総銀は60万円なので、そのお値段差は、約30倍も違います。ほんと、すごく違いますね。しかし本当に、この両者には、30倍の違いがあるのでしょうか?って話です。

 まず外見ですが、全然違います。プラ管フルートは、実に安っぽい外見をしています。一見して玩具ではないかと思われるほどのチープな姿です。なので、人前でのお披露目演奏には不向きであると言えますが、しかし楽器としては、十分すぎる能力を持っていますし、普通に練習用として使う分には、何の問題もないと思われます。実際私は、自宅練習では、専らこちらのプラ管フルートを使用しているくらいですから。

 吹き心地に関して言えば、どちらも大変です。他社メーカーの頭部管銀のフルートと比べると、かなりの難易度であるとは言えます。どちらも初心者向きの楽器であるとは言い難いです。

 まあ、総銀フルートが初心者の手に負えないのは当然として、プラ管フルートは、価格帯を考えると、初心者向けであって然るべきなのに、その実態は、中級~上級者向きであるのは、なんかちぐはぐな感じを受けます。

 プラ管フルートは、かなりブレスコントロールに長けていないと、その演奏は難しいと思います。ネットで、このフルートの悪口をよく見かけますが、そのほとんどは自分の演奏力の不足を棚に上げての文句だと思われます。実際、この楽器は、息をかなり多く飲んでしまうタイプの楽器です。それゆえ、ブレスコントロールがしっかりしていないと、あっという間に息切れをしてしまい、まともに吹くことができません。その息の飲み具合は、総銀フルート以上だと思われます。

 それゆえ、ブレスコントロールの鬼コーチであるとも言えますし、ほんと、このプラ管フルートを吹いていると、いやでもブレスコントロールが上達する事、間違いなしです。

 プラ管フルートは、カバードキーのオフセットモデルですが、総銀フルートの方は、リングキーのインラインモデルです。操作性がかなり違いそうな気がしますが、私は、そのあたり、全然気になりません。どちらも何も考えずに演奏できます。初心者はともかく、中級者以上なら、あまり大きな問題ではないだろうと思われます。

 プラ管フルートの良いところは、総銀フルートほど重くない事です。とは言え、決して軽い楽器の印象はありません。体感的には、木製フルートに近い感じがします。

 また、プラ製ですし、キーバッドもシリコン樹脂ですから、ほぼメンテナンスフリーです。実際私は、普段、書斎のフルートスタンドに挿しっぱなしにしています。必要な時にそこから取り出して演奏し、終わったら、すぐにスタンドに戻すだけです。磨きませんし、クロスで拭くことすらしません。楽器についた水分なんて、自然乾燥にまかせています。それで十分なのがうれしいです。

 で、30倍の価格差ですが、道具としての実用面から言えば、そこまでの差はないと思います。だいたい、どちらも普通にフルートとして使用できます。

 しかし、外見から受ける印象は全く違います。プラ管フルートの安っぽい外見は、かなりのマイナスイメージになると思いますが、それで30倍の差はあるかと言うと…そこまでは無いような気がします。なにしろ、外見だけでいえば、総銀フルートも洋銀フルートも外見はほぼ同じですから、総銀フルートはそこまで高価な楽器であるとは、外見からだけでは分かりません。これは、プラ管フルートと総銀フルートの差と言うよりも、洋銀フルートと総銀フルートの差に起因する問題だろうと思います。

 あとは所有欲などのマインドの問題があります。総銀フルートは、所持をしているだけで、それなりの満足が得られますが、プラ管フルートには、所有欲を刺激するような要素は、かなり少なめだろうと思います。

 この所有欲の満足まで考慮に入れた時に、ようやく30倍の価格差が納得できるかどうか…って話になってくるのだろうと思うのであります。

 道具としての完成度を考えると、プラ管フルートが約2万円であるというのは、破格に安いのだと思います。コストパフォーマンス良すぎます。ただ、安いのは良いのだけれど、この楽器のツンデレ具合を考慮すると、初心者には勧めがたいかなって思います。なにしろ、初心者には手強すぎる楽器だと思います。

 なので、プラ管フルートを“安価な初心者向けフルート”と考えてしまうのは間違いだと思います。これは“安価な木製フルートの代用品”と考えるのか適当かなと思います。そう考えると、初心者さんがこのフルートに手を出して痛い思いをする事が避けられるかなって思うわけなんですよ。

 初心者さんは、この廉価なプラ管フルートではなく、ヤマハなどのちゃんとしたフルートメーカーさんの、廉価なスチューデントモデル(洋銀フルートや頭部管銀のフルートあたり)で練習された方が良いと思います。

 老婆心ながら、お爺さんの忠告です(爆)。

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2018年4月27日 (金)

オーケストラの楽器の中で一番簡単な楽器は…フルート?

 先日、音楽友達との会話の中で「オーケストラで使われる楽器の中で一番簡単な楽器はなんだろう?」という話題になり、結論として、フルートが一番簡単じゃないのかとなりました。

 「叩けば音が出るパーカッション系の楽器の方が簡単だろ?」

 まあ、確かにね…。でも、音が出るだけじゃ寂しいので、一応、メロディが演奏できる、音階が演奏できる楽器に限って考えてみたので、多くのパーカッション系の楽器は横に置いて考えてみたのです。

 音階が演奏できるパーカッション系の楽器と言えば、真っ先にピアノが思い浮かびますが、ピアノは…鬼のように難しい楽器だと思います(別に異論はありませんよね)。マリンバとかビブラホンとかも、やってみると、これが案外難しいです。ティンパニー? ティンパニーだけでメロディを演奏しようと思ったら(まず思わないでしょうが)、すごくすごく大変だと思いますよ。

 というわけで、残ったのは弦楽器と吹奏楽器になりました。

 弦楽器と吹奏楽器では、やっぱり弦楽器は、ちょームズイという事でみんなの意見が一致しました。ヴァイオリンとかチェロとかハープとか…やっぱり難しいよね。

 吹奏楽器と言っても、あれこれあるわけで、大きく分けて、木管楽器と金管楽器があるんだけれど、どっちが難しい…というか、どちらが親しみやすいかで考えると、やっぱり木管楽器の方が簡単じゃないのかな…となりました。なにしろ、木管楽器ってのは、所詮、笛ですからね。笛なら、多くの人が小学生の頃から吹いているわけで、どうにかなると思ったわけです。金管楽器はラッパですから、大抵の人はやった事ないし、あのマウスピースから音が出るとは思えない…という結論になったわけです。

 で、数ある木管楽器の中で…となった時に、リードを使う楽器は音を出すのが難しくない?って話になり、移調楽器は頭が混乱するよねとか、あんまり大きすぎたり小さすぎたりしても吹きづらいよね…となり、最終的に残ったのが、フルートだったわけです。

 確かにフルートって、お手頃な大きさで操作しやすいものね。おまけにC調の楽器で移調はなしだし、運指はほぼリコーダーと一緒だし…。問題があるとしたら、最初の音出しで苦労するかもしれない…って事くらいです。

 確かに人によっては、安定して音が出るようになるまで、数ヶ月かかる事もあるけれど、でもまあ、普通はそんなに時間は掛からないので、その最初の音出しの難しさは、あまり考えなくてもいいんじゃないかって事になりました。実際、私は、最初っから音出たし…。

 と言う訳で、オーケストラで使う楽器の中で、一番簡単な楽器は、フルートという結論となりました。異論反論は大いに歓迎します。

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