ひとこと

  •  私が愛用していた龍角散の細粒が、どうやら随分前に販売中止になっていたようです。今飲んでいるヤツが無くなったら、もうお終いです。ああ、残念。次は、粉末の龍角散にしようか、それも龍角散ダイレクトにするか悩み中…。自宅では粉末を飲んでますが、細粒は主に職場で飲んでいます。職場だと、お手軽に飲めるのが大切だからなあ…。どっちにしようかな…。
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カテゴリー「フルートのエッセイ」の記事

フルートに関する様々な事柄について書いてみました

2018年6月22日 (金)

プラ管フルートと総銀フルートの違いについて

 私はフルートを3本持っていますが、そのうちの1本(中国製の不明な金属で作られて、不明なメッキが施されている、あれこれ不明で激安なフルート)はほとんど吹いていませんが、残りの2本は、まあまあ吹いています。その2本が、プラ管フルートであり、総銀フルートであるわけです。

 私が吹いているプラ管フルートは、こちらのヌーボ社の Student Flute という、数あるプラ管フルートの中でも比較的廉価なやつです。

 一方、総銀フルートは、アルタス社の1307なのですが、こちらはアマゾンでは扱っていないので、山野楽器のオンライン販売のページを貼っておきます。

 この両者、プラ管は約2万円、総銀は60万円なので、そのお値段差は、約30倍も違います。ほんと、すごく違いますね。しかし本当に、この両者には、30倍の違いがあるのでしょうか?って話です。

 まず外見ですが、全然違います。プラ管フルートは、実に安っぽい外見をしています。一見して玩具ではないかと思われるほどのチープな姿です。なので、人前でのお披露目演奏には不向きであると言えますが、しかし楽器としては、十分すぎる能力を持っていますし、普通に練習用として使う分には、何の問題もないと思われます。実際私は、自宅練習では、専らこちらのプラ管フルートを使用しているくらいですから。

 吹き心地に関して言えば、どちらも大変です。他社メーカーの頭部管銀のフルートと比べると、かなりの難易度であるとは言えます。どちらも初心者向きの楽器であるとは言い難いです。

 まあ、総銀フルートが初心者の手に負えないのは当然として、プラ管フルートは、価格帯を考えると、初心者向けであって然るべきなのに、その実態は、中級~上級者向きであるのは、なんかちぐはぐな感じを受けます。

 プラ管フルートは、かなりブレスコントロールに長けていないと、その演奏は難しいと思います。ネットで、このフルートの悪口をよく見かけますが、そのほとんどは自分の演奏力の不足を棚に上げての文句だと思われます。実際、この楽器は、息をかなり多く飲んでしまうタイプの楽器です。それゆえ、ブレスコントロールがしっかりしていないと、あっという間に息切れをしてしまい、まともに吹くことができません。その息の飲み具合は、総銀フルート以上だと思われます。

 それゆえ、ブレスコントロールの鬼コーチであるとも言えますし、ほんと、このプラ管フルートを吹いていると、いやでもブレスコントロールが上達する事、間違いなしです。

 プラ管フルートは、カバードキーのオフセットモデルですが、総銀フルートの方は、リングキーのインラインモデルです。操作性がかなり違いそうな気がしますが、私は、そのあたり、全然気になりません。どちらも何も考えずに演奏できます。初心者はともかく、中級者以上なら、あまり大きな問題ではないだろうと思われます。

 プラ管フルートの良いところは、総銀フルートほど重くない事です。とは言え、決して軽い楽器の印象はありません。体感的には、木製フルートに近い感じがします。

 また、プラ製ですし、キーバッドもシリコン樹脂ですから、ほぼメンテナンスフリーです。実際私は、普段、書斎のフルートスタンドに挿しっぱなしにしています。必要な時にそこから取り出して演奏し、終わったら、すぐにスタンドに戻すだけです。磨きませんし、クロスで拭くことすらしません。楽器についた水分なんて、自然乾燥にまかせています。それで十分なのがうれしいです。

 で、30倍の価格差ですが、道具としての実用面から言えば、そこまでの差はないと思います。だいたい、どちらも普通にフルートとして使用できます。

 しかし、外見から受ける印象は全く違います。プラ管フルートの安っぽい外見は、かなりのマイナスイメージになると思いますが、それで30倍の差はあるかと言うと…そこまでは無いような気がします。なにしろ、外見だけでいえば、総銀フルートも洋銀フルートも外見はほぼ同じですから、総銀フルートはそこまで高価な楽器であるとは、外見からだけでは分かりません。これは、プラ管フルートと総銀フルートの差と言うよりも、洋銀フルートと総銀フルートの差に起因する問題だろうと思います。

 あとは所有欲などのマインドの問題があります。総銀フルートは、所持をしているだけで、それなりの満足が得られますが、プラ管フルートには、所有欲を刺激するような要素は、かなり少なめだろうと思います。

 この所有欲の満足まで考慮に入れた時に、ようやく30倍の価格差が納得できるかどうか…って話になってくるのだろうと思うのであります。

 道具としての完成度を考えると、プラ管フルートが約2万円であるというのは、破格に安いのだと思います。コストパフォーマンス良すぎます。ただ、安いのは良いのだけれど、この楽器のツンデレ具合を考慮すると、初心者には勧めがたいかなって思います。なにしろ、初心者には手強すぎる楽器だと思います。

 なので、プラ管フルートを“安価な初心者向けフルート”と考えてしまうのは間違いだと思います。これは“安価な木製フルートの代用品”と考えるのか適当かなと思います。そう考えると、初心者さんがこのフルートに手を出して痛い思いをする事が避けられるかなって思うわけなんですよ。

 初心者さんは、この廉価なプラ管フルートではなく、ヤマハなどのちゃんとしたフルートメーカーさんの、廉価なスチューデントモデル(洋銀フルートや頭部管銀のフルートあたり)で練習された方が良いと思います。

 老婆心ながら、お爺さんの忠告です(爆)。

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2018年4月27日 (金)

オーケストラの楽器の中で一番簡単な楽器は…フルート?

 先日、音楽友達との会話の中で「オーケストラで使われる楽器の中で一番簡単な楽器はなんだろう?」という話題になり、結論として、フルートが一番簡単じゃないのかとなりました。

 「叩けば音が出るパーカッション系の楽器の方が簡単だろ?」

 まあ、確かにね…。でも、音が出るだけじゃ寂しいので、一応、メロディが演奏できる、音階が演奏できる楽器に限って考えてみたので、多くのパーカッション系の楽器は横に置いて考えてみたのです。

 音階が演奏できるパーカッション系の楽器と言えば、真っ先にピアノが思い浮かびますが、ピアノは…鬼のように難しい楽器だと思います(別に異論はありませんよね)。マリンバとかビブラホンとかも、やってみると、これが案外難しいです。ティンパニー? ティンパニーだけでメロディを演奏しようと思ったら(まず思わないでしょうが)、すごくすごく大変だと思いますよ。

 というわけで、残ったのは弦楽器と吹奏楽器になりました。

 弦楽器と吹奏楽器では、やっぱり弦楽器は、ちょームズイという事でみんなの意見が一致しました。ヴァイオリンとかチェロとかハープとか…やっぱり難しいよね。

 吹奏楽器と言っても、あれこれあるわけで、大きく分けて、木管楽器と金管楽器があるんだけれど、どっちが難しい…というか、どちらが親しみやすいかで考えると、やっぱり木管楽器の方が簡単じゃないのかな…となりました。なにしろ、木管楽器ってのは、所詮、笛ですからね。笛なら、多くの人が小学生の頃から吹いているわけで、どうにかなると思ったわけです。金管楽器はラッパですから、大抵の人はやった事ないし、あのマウスピースから音が出るとは思えない…という結論になったわけです。

 で、数ある木管楽器の中で…となった時に、リードを使う楽器は音を出すのが難しくない?って話になり、移調楽器は頭が混乱するよねとか、あんまり大きすぎたり小さすぎたりしても吹きづらいよね…となり、最終的に残ったのが、フルートだったわけです。

 確かにフルートって、お手頃な大きさで操作しやすいものね。おまけにC調の楽器で移調はなしだし、運指はほぼリコーダーと一緒だし…。問題があるとしたら、最初の音出しで苦労するかもしれない…って事くらいです。

 確かに人によっては、安定して音が出るようになるまで、数ヶ月かかる事もあるけれど、でもまあ、普通はそんなに時間は掛からないので、その最初の音出しの難しさは、あまり考えなくてもいいんじゃないかって事になりました。実際、私は、最初っから音出たし…。

 と言う訳で、オーケストラで使う楽器の中で、一番簡単な楽器は、フルートという結論となりました。異論反論は大いに歓迎します。

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2018年4月13日 (金)

結局、フルートにとって材質の違いとは何なのか?

 フルートにとって、材質の違いは、音質の違いとは、ほぼ無関係であるという記事を以前書きました。

 自分で書いておきながら、心情的には材質の違いと音質の違いには、結構関係があるんじゃないかと、今でも感じている私です。実際、吹き較べると違いを感じるし…ね。でも、その違いを第三者的には感じられない事も理解しています。

 奏者には感じられても、観客には決して伝わらない違い…。

 おそらく、そこには、骨伝導が大きく影響していると、私はにらんでいます。自分で自分のフルートの音を聞く時は、空気の振動とともに骨伝導された音も同時にミックスして聞きますが、観客は空気の振動となった音しか聞くことができません。おそらく、材質の違いは骨伝導に影響を与えるのだと思います。別の言い方をすれば、フルートの材質が違うと、アゴの骨へ与える振動が変わってくる…って事なのかもしれません。

 まあ、今回はこの問題に深入りするつもりはありませんので、話題を変えます。

 結局、フルートにとって、材質の違いとは何なのでしょうか?

 一つには、材質が変われば、材料費が変わり、材料費が変われば、販売価格も変わるわけで、より高価な材質を使用すれば、結果としてより高価なフルートとなり、高価なフルートには高価なりの付加価値というか、楽器としての上質さが求められるわけで、そのために、高い材質を使ったフルートは、楽器として、より高級なモノに仕上がっていくというカラクリがあります。

 風が吹けば桶屋が儲かる…の理屈です。高級な材質を使ったフルートは、高級な楽器になり、より良い音を鳴らすことができる…ってわです。

 二つ目には、材質が変われば、使用される材質の比重が変わります。まあ、フルートとしてのカタチは決まっていますので、比重と言うよりも、重さが違うと言った方が分かりやすいかもしれません。

 振動体ユニットの重さというのは、オーディオ的には大きな違いがあります。振動体ユニットが重ければ重いほど、そこで発生する振動がロス少なく音声に変換されていきます。つまり、フルート的に言えば、重い楽器ほど、大きな音が出ます…って事ですね。

 実際、プロ奏者がゴールドフルートにこだわる理由に、もちろん見栄えの問題もありますが、実は大きな会場で演奏することが多いプロ奏者にとって、大きな音で鳴ってくれる楽器(遠鳴りしてくれる楽器)というのは必需品であって、そのために比重の大きなゴールドフルートや、プラチナメッキのフルートを使用したがるわけです。

 その他に考えられる理由は…特に思い浮かびません。でも、大きな音が鳴るというのは、楽器としては、大きな特徴であり、アドヴァンテージであるので、そのために高価な楽器を使用するというのはアリだと思います。

蛇足  ヴァイオリンの値段の違いも、最大音量の違いなんだそうです。特別な骨董品のような楽器は別として、一般的なヴァイオリンは、大きな音が鳴るものほど高価で、逆に大きな音が出せない楽器は廉価で販売されているんだそうです。音量、大切なんだな。

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2018年3月30日 (金)

モイーズで勉強していたりします

 今回は…レッスンに行きませんでした…ってか、レッスンがありませんでした。そ、春休みってヤツですね(笑)。

 という訳で、今回のフルート記事は、私が吹いている“40リトルピーセズ”の作者…というか、編曲家について、ちょっとだけ書いてみようと思います。

 この楽譜集のフルート編曲をした人は、ルイ・モイーズという人です。そう、あの有名なマルセル・モイーズの息子さんです。もちろん、フルート奏者さんです。

 しかし、お父さんがあまりに偉大だったせいか、フルート奏者だったにも関わらず、その音楽活動の大半はピアニストとして…だったんだそうです。なにしろ、お父さんや奥さん(はヴァイオリニストね)のコンサートの時の専属ピアニストとして活躍されたんだそうです。

 また、父親の七光のせいもあって、業界ではかなり有名だったそうで、そのネームバリューを使って、数多くの音楽コンクールを立ち上げたり、客寄せパンダとして音楽教育の片棒を担いだりしていたそうです。

 親が有名ってのも、実力のうちだよね。

 音楽教育に熱心だったせいもあって、フルート教則本もたくさん書いているんだそうです。今、私が使っているのは、そんなフルート教則本の中の一冊なんだそうです。編曲者が、フルーティストでありピアニストであるために、そのアレンジはとても簡単だけれど、実に効果的なんだそうです。まあ、良い編曲の一つなんだそうな。

 というわけで、私はモイーズの教則本でフルートの勉強をしているわけです。ただし、オヤジの方ではなく息子の方のモイーズだけれどね(笑)。

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2018年3月 2日 (金)

フルートの場合、材質の差が音質の差となるのでしょうか?

 個人的には「なる!」と答えたいし、実際、洋銀フルートと総銀フルート、また総銀フルートとゴールドフルートには(好き嫌いは別として)音質の違いを感じます。

 でも、それは材質の差が音質の差に直接影響を与えているのかってなると、冷静に考えれば、音質の差は材質の差だけによるわけではない事は明々白々です。

 と言うのも、これら材質が違うフルートは、材質の違い以前に、その販売価格帯が全然違います。洋銀フルートは“やや高い楽器”になるでしょうし、総銀フルートは“めっちゃ高い楽器”になるでしょうし、ゴールドフルートは“信じられないほど高価な楽器”になると思います。そもそも、販売価格帯が異なるのですから、音質が全く同じであったならば、それは詐欺ってもので、やはり価格なりの良さが無いと、誰も高価な楽器を購入してくれません。

 高価な楽器を高価たらしめているものの要素の1つに材質がありますが、材質だけが音質の差を生んでいるわけではありません。

 ってか、そもそもの話として、フルートはエアリードの楽器であって、音の源である振動は、空気自身が振動することによって生まれます。で、その振動が管体の内部で共鳴共振増幅されて、我々が耳にするフルートの音になります。つまり、フルートの音を作っているのは空気自身であり、それを増幅しているのは管体の内部空間って事になり、頭部管や管体の材質やリッププレートの材質は、特に関係ないと考えるのが、知的な判断であると思います。

 まあ、100歩譲って、頭部管の歌口のカットは、音の振動を直接作る場所であるわけだから、歌口の加工は音質に関係すると言えば関係しているでしょう。

 一般的に、歌口は円に近いカタチほど深い音が出て、歌口が楕円や四角に近づくほどパワフルな音になると言いますし、歌口の、奏者とは反対側のエッジの加工などは、この部分で空気の振動を作るわけだから、ちょっとの違いで振動の作りやすさとか、振動の癖のようなモノが生まれてくるだろうと推測させられます。

 でもこれは、歌口の加工の話であって、材質の話ではありません。

 また、音の遠鳴り…つまり、減衰しづらい音波を発振するためには、音源を作り出す発振体の重量が関係します。オーディオでは常識ですが、良い音を得るためには、音源であるスピーカーを重くしたり、固定する事で、スピーカー自身の振動を抑え、振動エネルギーを効率的に音波に変換していきます。つまり、フルート的に言えば(フルートは固定できないので)重い楽器ほど音が遠くまで飛ぶわけです。フルートは楽器であって、その大きさは基本的に決まっていますので、重量を増すためには、比重の重い材質で作れば良いのです。

 確かに、洋銀よりも銀の方が、銀よりも金の方が、金よりも白金の方が、比重が大きくて重い材質です。なので、材質の差として、洋銀<銀<金<白金の順で、音が遠鳴りするはずです。ま、遠鳴りに関しては、材質の差は大きいでしょうが、遠鳴りは音質の問題とは、やっぱり違います。

 色々考えても、フルートの場合、材質の差が音質の差につながるとは思えないのです。今では、すっかりスクールモデルとなってしまった洋銀フルートですが、昔は一流のプロでも洋銀フルートを使用していたわけだから、洋銀で作られたフルートであっても、立派にプロユースに耐えた訳です。

 結論。フルートの材質の違いは、それが音質の違いには直接はつながらない。しかし、材質が違うフルートは、材質以外の違いの影響もあって、現実的には音質の違いがあると言える。

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2018年2月16日 (金)

メカは偉大だ

 メカとは、フルートなどに載っている、あのメカの事を指しています。

 あのメカのおかげで、フルートは、本来複雑な運指を必要とするモノでも、割と簡便な運指に置き換えて吹くことができます。あのメカのおかげで、複雑な調性の曲でも(比較的)楽に演奏できるわけです。

 さらに言えば、人間の通常の手の大きさでは演奏しづらい、小型楽器や大型楽器の演奏をラクにしてくれます。

 私は先日、ファイフを吹いていました。ファイフは、ほぼピッコロと、楽器の大きさや音域が一致しています。まあ、簡易版ピッコロと言っても良い感じの教育楽器なのですが、ファイフには当然、メカは搭載されていません。指で直接トーンホールを塞ぐわけですが、これが結構大変なのです。なにしろ、私の手はファイフよりもだいぶ大きいので、上手くホールを塞ぐのに難航しちゃうわけです。ファイフにもピッコロ同様に、メカが搭載されていてたら、指の置き場はメカでしっかり確保されるわけで、それだけでだいぶ吹きやすくなるんだろうなあと思いました。また、面倒な運指も、メカの使用で簡略化できれば、複雑の調性の曲もファイフで吹けるようになるでしょう。とにかくファイフは変化音が苦手ですから、そんなに複雑な調性の曲は吹けません。吹けるのは、C管という事もあって、ハ長調にヘ長調にト長調ぐらいかな? ニ長調や変ロ長調は頑張ればどうにかなるかもしれないけれど、イ長調とか変ホ長調はあまり頑張りたくないし、それ以上はちょっと無理でしょう。でも、メカがあれば、それも楽になるはずです。

 ちなみにファイフは、かなり音痴な楽器なので、標準的な運指はありますが、より正しい音程で演奏するためには、自分で試行錯誤して運指を工夫した方が良いです。

 さて、指の置き場と言えば、逆のパターンもあって、知り合いの女性でリコーダーが得意な方がいるのですが、彼女は、ソプラノ、ソプラニーノ、アルト、バスのリコーダーを吹きます。テノールだけは吹きません。なぜかと尋ねたら「テナーだけ、指が届かない」んだそうです。

 リコーダーはフルート同様に笛なのですが、基本的にメカが搭載されていません。例外的に、バスリコーダーとコントラバスリコーダーにはメカが搭載されています。実はテナーリコーダーにも部分的にメカが搭載されていますが、メカが搭載されていない部分もあって、その部分のホールとホールの間隔が広すぎて、指が届かないのだそうです。

 ね、メカは偉大でしょ。

 ちなみに私はテナーリコーダーはジャストサイズなので、とても吹きやすいです(笑)。

 もしもフルートにメカが搭載されていなかったら…とは、想像せずとも経験できます。フラウト・トラベルソを吹いてみれば、メカのありがたさを実感できるでしょう。フルート・トラベルソは、古楽器版のフルートと言って良い楽器で、色々と素朴に作られています。メカが使われていない事も特徴の一つです。プラスチック製のモノが、リコーダーメーカーのアウロスから比較的安価で販売されています。私は所有していませんが、色々なイベントで、このプラ製フラウト・トラベルソを吹いた事がありますが、面白い楽器です。私は、この楽器を吹いた時に、ああメカって有り難いなあって思いました。

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2018年2月 9日 (金)

人はなぜフルートを買ってしまうのでしょうか?

 フルート吹きには、誰でも身に覚えがあるでしょうが、フルートって、買い替えたくなりますよね。あるいは、買い足したくなりますよね。とにかく、動機は何であれ、人はフルートを買い替える、あるいは買い足していく生き物なのです…で、合っているよね(笑)。

 例によって、その動機を整理して羅列していきましょう(今週はこのパターンが多くてゴメンなさい)

 1)マイ楽器が欲しいから。これは最初の購入ですから、買い替えや買い足しとは厳密に違いますが、フルートの買い物には違いないので、ここに入れておきます。これからフルートを始めようと決意したので、まずは楽器を買ってしまおうとか、部活動で部の楽器を使っていたけれど、そろそろ自分の楽器にしたいなあとか、フルートを習いだしたばかりで、ずっとレンタル楽器を使っていたけど、そろそろ自分の楽器が…という人が、覚悟を決めて、本格的にフルートに取り組もうと決意した時に、これからの笛人生をともに歩むマイ楽器を購入するわけです。良い楽器と巡り会えることを祈っています。

 2)楽器をグレードアップするため。先生に買い替えを薦められる時は、たいてい、このパターンです。初心者用の楽器は、容易に音が出る代わりに、さほど鳴りません。ある程度、笛吹きとして上達してきて、楽器を鳴らせるようになってきたら、その人にパワーに合わせた楽器に持ち替えた方が良いわけです。そこで、初心者用楽器から、総銀フルートやゴールドフルートに買い換えるわけです。

 3)教室や先生の都合のため。教室や先生から楽器の買い替えを薦められる事があります。大抵の場合は、2)のケースでしょうが、時には、そう見せかけておいて、実は教室や先生の都合のため…正直に書いてしまうと、大人の事情のために、楽器の買い替えを薦められる事があります。単純に店の売上に貢献するために楽器の買い替えを薦められるわけです。その際は、オトナの対応をするのが良いでしょう。もちろん、それがきっかけで、良い楽器との出会いもあるでしょうから、買い替えるのも、もちろんアリだし、それはそれで良しだと思います。

 4)今使っている楽器はあまりにヒドいため。初心者が何も知らずに楽器を購入して、その楽器をもって先生に習いに行くと、早晩、先生から楽器の買い替えを薦められる事があります。素人ゆえの悲しさで、楽器としては、ちょっとヒドいモノを知らずに入手してしまったため、その楽器を使っていては、きちんと学ぶことができなくなってしまうのです。先生としては、そんな状況を見かねて、ちゃんとした楽器を購入するように言われるわけです。多くは、安いだけの中国製のフルートを買ってしまった場合に言われるようです。いくら安くても、国産大手楽器メーカーの品なら、そんな心配も不要ですが、中国製の楽器は…安いだけで、ヒドいモノもありますからね。

 5)今の楽器に行き詰まりを感じた時。あるいは飽きた時と言い換えてもいいかもしれません。とにかく、その楽器をを吹いていて、楽しさを感じなくなった時、人は思わず「買い替えちゃおうかな…」と思うものです。そんな時は…お財布さえ許すなら、ドンドン買い替えてしまいましょう。楽器を複数所有するのも、音楽愛好家の楽しみの1つです。欲しくなった時が買い時です。じゃんじゃん買い足してしまいましょう。フルートを丸々買い替えるほどの財力が無ければ、頭部管だけ買い替えるのもアリですよ。

 6)今の楽器に不満があるわけじゃないけれど、新しい楽器が欲しくなった時。例えば、セカンド楽器が欲しいとか、野外で吹きたいからプラ管フルートが欲しいとか、あるいは次の発表会に向けて、カッコいいフルートが欲しいとか…。そんな時もあります。いいじゃないですか、じゃんじゃん買い足して行きましょう。買い物は正義です。

 私も、何回かフルートを購入しています。まず最初は当然、1)のパターンです。で、その時に買ったのが、安物の中国製フルートだったので、4)のパターンで今のアゲハ(総銀フルート)に買い換えています。で、その後、セカンドフルートとしてプラ管フルートのプラ子を購入していますから、6)のパターンもやっています。

 それにしても、なんでフルートって、定期的に買いたくなるんでしょうね? 全く、不思議です。

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2018年1月26日 (金)

フルートって、楽器の中では高い方? それとも安い方?

 気になりますよね。特に「音楽を始めたーい!」なんて声を上げているお子さんのいらっしゃる家庭だと、楽器ってむやみに高いんじゃないかって思うわけじゃないですか? まあ、確かに安いモノではありませんし、高級楽器は車や別荘ぐらいの値段のするモノもありますが、初心者が手にするような楽器だと、そんなにバカ高くはないんです。

 だって、そんなにバカ高かったら、誰も楽器を買わないし、それじゃあ楽器メーカーも商売できないわけだしね。庶民でも頑張れば手が届く範囲の価格に設定していないと、商売が成り立たないわけです。

 と言うわけで、主な楽器の初心者クラス(安いけれど十分使える楽器)の値段を列記して、フルートが高い楽器なのかどうかを考えてみたいと思います。

 まず、基準と言うべきか…フルートの初心者用楽器としては、激安なモノも当然あるのだけれど、ヤマハの洋銀フルートの価格、8万円というのをフルートの値段として考えて良いと思います。

 さて、フルートが8万円という事で、その他の楽器の値段を見てみましょう。

 まずは“楽器”と思うと、一般人の方々は学校で使う楽器たちを思い浮かべると思います。

 ソプラノリコーダー 1千円
 アルトリコーダー 2千円
 鍵盤ハーモニカ 4千円
 ミニキーボード 5千円

 学校で使うという事は、毎年毎年、何万台もの楽器が売れていくわけで、大量生産大量消費が可能ですから、こんなお値段になるんですね。さすがにこれらと較べると、フルートの8万円と言うのは、激高かもしれません。

 でもね、でもね。フルートと同じ、他の木管楽器と較べると、話は変わります。

 オーボエ 40万円
 クラリネット 8万円
 アルトサックス 13万円

 実はフルートって、木管楽器の中では、初心者用楽器が安い楽器であると言えるかもしれません。リコーダーや鍵盤ハーモニカが安すぎるだけで、フルートって決して高い楽器ではないという事が分かります。それにしても、オーボエって…高っ!

 さらに金管楽器と較べると、次のとおりです。

 トランペット 8万円
 トロンボーン 10万円
 ユーフォニアム 20万円
 ホルン 45万円

 トランペットとフルートが、実は同じお値段なんです。トランペットは金管楽器の中では、人気楽器で演奏人口も多い楽器です。ユーフォニアムなどの演奏人口が少ない低音楽器ほど高くなるのかもしれません。ホルンが高価なのは…ホルンって難しい事で有名ですから、実は初心者が手を出しづらい楽器なので、安くないのかもしれません。

 一般的に高価であるいうイメージの強い弦楽器の相場と言うと、次のとおりです。

 ヴァイオリン 6万円
 チェロ 15万円

 実はヴァイオリンの初心者モデルって、安いんですよ。フルートよりも安い。もちろん、高価な楽器は、ゴールドフルートが束になってもかなわないほどのお値段になりますが、初心者用は、実はそんなに高くないんですね。演奏人口が多いと、楽器って安くなるんですよ。

 同じ弦楽器でも、ポピュラー系になると以下のとおりです。

 アコースティックギター 3万円
 エレキギター 4万円
 エレキベース 4万円
 ドラムス 6万円

 ポピュラー系の楽器は、演奏者が多いこともあって、安いですね。リコーダーよりもお高いけれど、フルートと比べれば、かなりお安いです。

 で、楽器の王者ピアノを見てみると…

 電子ピアノ 6万円
 アップライトピアノ 60万円
 グランドピアノ 120万円

 ピアノって高いですね。考えてみると、ピアノには初心者用の楽器って無いものね。素人もプロも同じピアノという楽器を演奏するわけだから、そんなに安くはならないのかも。でも、どの家庭でも、子どものために高価なピアノを買ってあげたりするわけだから、フルートを買ってあげるなんて、造作もない事のはずだけれど、ピアノに何十万も支払えても、フルートに10万円出すのは…勇気がいるんだよなあ。

 結論。フルートは楽器の中では、比較的安い楽器であると言えます。ただし、楽器というモノ自体が、我々の生活感覚の中では、決して安いモノではないとも言えます。

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2017年12月22日 (金)

フルートは…落としてはいけない!

 分かりきった話だけれど、フルートは落としてはいけません。フルートを落とすと…たいてい壊れます(涙)。

 以前、自宅練習を終えて、フルートを片付けていた時、うっかり置いた机から頭部管を床に落としてしまった事があります。はい、頭部管は見事に凹みました。高さ的には1mあるかないかぐらいの高さだし、床は自宅の書斎の木の床で、そんなに堅いわけでもないけれど、フルートは銀製で柔らかい(特に私のフルートは柔らかい銀を使ってます)ので、落としただけで、凹みました(涙)。そりゃあ見事なモンです。もちろん、オーバーホールの時に修理をしてもらったけれど、一箇所に付き、万単位の修理費がかかりました。

 それ以降、総銀フルートの扱いには慎重の上にも慎重を重ねて取り扱うようになりました。

 で、先日は、プラスチック製のフルートを、思わずゴロンと落としてしまいました。これは持っていた手から、なぜか落ちてしまったのです。どうも最近、手元が不案内で…。

 プラスチック製のフルートだしね。銀とは違って、そんなに柔い材料じゃないし、フルートが落ちている最中は、軽い気持ちでいました。プラスチックだもの、別に落ちたからと言って、どうにかなるわけないじゃん…って感じです。

 でもね、そのプラフルートが床に落ちたショックで、バラけてしまって、メカがバラバラになってしまった時は、血の気が引きました。いやあ、見事に分解バラバラになりました。

 幸い、部品が外れて飛び散っただけで、部品そのものが破損したわけではなかったので、すべての部品を拾い集めて、組み立て直したので、大事には至らなかったのです。

 外れた部品を組み立てている時は、フルートを修理しているというよりも、プラモデルかなにかを組み立てているような気分になりました。私は子どもの頃、プラモデルが大好きで、プラモデルを散々組み立てていたので、たとえ相手がフルートであっても、プラ部品を手にすると、まざまざと昔々のプラモの記憶が蘇るわけです。

 おそらく、そんな経験がなかったら、分解バラバラになったプラフルートを抱えて、途方にくれてしまった事でしょう。人生、役に立たない経験は無いって事です。

 今の子たちはプラモを組み立てるのかしら? 少なくとも、ウチの息子は…プラモなんて、一つも組み立てた事ないと思うんだよね。

 私が小さな子どもだった時は、ゴジラとかガメラの怪獣のプラモを、小学生ぐらいになんてませてくると、タミヤの1/35ミリタリーシリーズで、ドイツ戦車とかをたくさん組み立てて、ジオラマして遊んだものです。中学生になると、1/700のウォーターラインシリーズで日本帝国艦隊を作り、文化祭等に出品したものです。高校生になると、楽器とかバイクとかの緻密な部品をたくさん使うプラモを作ったものです。

 今は昔と違って、いわゆる模型屋が激減してしまったし、玩具屋でもプラモ売り場は縮小してしまったし、売ってるプラモもガンダムを始めとするアニメ系のロボットモノばかりだし…私の子ども時代とは、何もかもが違います。

 ガンプラを組み立てたことないけれど、一時期、エヴァンゲリオンのプラモをたくさん作った事がありますが…ああいうファンタジーのモノって(当たり前だけれど)リアル感がなくて、作っていても、何かしっくり来ないんだよね。模型って言うよりも、人形って感じがして…人形は別に好きじゃないしね。

 やっぱ、模型がいいよね、模型が…さあ。

 閑話休題。銀製フルートを床に落としてはいけないのは当然として、プラ製フルートだって床に落ちたら大惨事になるんです。

 フルートは絶対に床に落としてはいけません。絶対に…ダメです。

蛇足 先日、キーメカの調子が悪いと書いたプラ製フルートのプラ子ですが、あれから数日たって、空気が乾燥してきたせいでしょうか? 全然、調子が良くなってしまいました。今では、普通に使えるようになってしまいました。ううむ、プラ製楽器ってタフなのかもしれません。

蛇足2 ここ数年、一番たくさん吹いているのは、プラ製フルートのプラ子かもしれない。総銀フルートのアゲハは、レッスンの時しか吹かない…なんて状況になってきました。つまり、私にはプラ管フルートがお似合いって事なのかな?

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2017年12月21日 (木)

口呼吸と鼻呼吸

 フルートにせよ、声楽にせよ、息を使って演奏します。音楽演奏時は、息はもちろんクチから吐きますが、息を吸うのは…クチから吸いますか? 鼻から吸いますか? と問いかけるのは、よく初心者の方が悩むポイントだし、また指導者によってはこだわりのあるポイントだったりするからです。

 つまり、口呼吸と鼻呼吸のどちらが音楽演奏上、望ましい呼吸法なのか…って事です。

 まあ、確かに、口呼吸にせよ鼻呼吸にせよ、メリット・デメリットが無いわけじゃありません。と言うわけで、口呼吸と鼻呼吸を比較して、それぞれ秀でている点、劣っている点を考えてみましょう。

口呼吸の方が秀でている点

1)短時間で多量の息を一気に吸い込む事ができる

 鼻呼吸では、鼻の穴はクチよりも遥かに小さな穴なので、そこを通して息を吸うならば、どうしても時間がかかってしまうし、あまり多くの息を吸い込む事は難しいです。しかしクチからの呼吸ならば、一気に多量の息を吸い込む事ができます。

2)鼻の病気を持っていても演奏できる

 これは利点と言えないかもしれませんが、鼻に疾患を持っている人って、少なからずいるでしょ? 慢性的な病気の方もいれば、風邪をひいたり、アレルギーだったりと、一時的に鼻が不調になってしまう事もあります。そんな時でも、口呼吸をメインにすれば、演奏できます。

3)声のポジションを下げずに済む

 これは声楽のみの利点ですが、口呼吸をするならば、クチをずっと開けっ放しにする事もできますので、呼吸のたびにポジションを仕切り直す事もせず、ポジションを高めに維持したまま歌えますから、口呼吸の方が楽に歌える…という人もいます。鼻呼吸の人は、どうしても鼻から息を吸う時にクチを閉じてしまいがちですからね。一度クチを閉じてしまうと、声のポジションもリセットされ、再びクチを開けた時に、改めてポジションを高めに設定し直さないといけません。これを回避するために、クチを開けたまま鼻呼吸をすると…不可能ではありませんが、クチで吐いていた息を鼻で吸い込む時の切り替えに一瞬の時間のロスが生じるんです。その一瞬が案外音楽では致命的な時間だったりします。声の事を考えると、口呼吸の方に一理あったりします。

4)鼻を鳴らさずに息ができる

 鼻呼吸では大量の息を一度に吸うことができません。でも、音楽の演奏では、しばしば短い時間にたくさんの息を吸わないといけない事があります。そんな時、鼻呼吸を強行すると…たまに鼻が鳴ったりします。恥ずかしいですね。少なくとも、私は結構な高頻度で鼻が鳴ります。グギグギグギ…と言うか、ズグズグズグ…と言うか。クチで息をすれば無音になるか…と言えば、風切音はせざるをえないので、必ずしも無音というわけにはいかないけれど、クチからの呼吸音は、たとえうるさくても、鼻を鳴らすよりはずっとマシですよね。

鼻呼吸の方が秀でている点

1)クチが乾かない

 口呼吸をしていると、どうしてもクチが乾きます。ノドが乾きます。クチが動きづらくなったり、場合によってむせてしまう事だってあります。鼻はそもそも息を吸い込むための器官ですから、鼻呼吸ならば、そういう不都合は特にありません。

2)ゴミをホコリを吸い込みにくい

 口呼吸は、大きなクチを開けて、一度に息を吸い込むわけで、息以外のモノもついつい吸い込みがちです。ゴミやホコリを吸い込みやすく、そんなモノを吸い込めば、当然演奏にも支障が生じます。NHKの紅白などでは、雪に見立てた紙をザザーと降らせて、それを吸い込みながら歌う演歌歌手が毎年のようにしますが、あれは口呼吸だからであって、鼻呼吸なら、よほどのことが無い限り、紙を吸い込む事はない…と思いますよ。

3)呼吸音が静か

 鼻呼吸は口呼吸ほど、一度に多くの息は吸えません。吸えない代わりに、呼吸音も(よほどの事がないかぎり)小さいです。観客で、演者の呼吸音が気になるという人は少なからずいますので、呼吸音は静かな方が良いに決まってます。特にフルートの場合、口呼吸で息を吸うと…結構響きますよね。

4)循環呼吸は鼻呼吸

 これはフルートのみの利点ですが、フルートで使われるテクニックの一つに、循環呼吸がありますが、この循環呼吸は、鼻呼吸の人じゃないと使えません。

 まあ、こんな感じでしょうか? 口呼吸と鼻呼吸、どちらが良いのかと言えば「そんなのは、個人の好みで好きにすればいいじゃん」って私は思ってます。それぞれのメリット・デメリットを熟知した上で、自分のやりやすい呼吸をしていけばいいと思います。まあ、多くの人は、口呼吸も鼻呼吸も両方やっていると思いますが…。

 呼吸で大切な事は、実はクチから吸うのか、鼻から吸うのかではなく、きちんと腹筋を使って腹式呼吸ができているか否かなんだと思います。腹式呼吸ができていれば、息をクチから吸っても、鼻から吸っても、大きな違いではないと、私は思うわけです。それは、フルートであっても、声楽であっても…です。

 でしょ?

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