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  •  暑い…暑すぎる。なのにまだ仕事服は春秋モノを着ています。だって、衣替え前だもの。通勤時は上着着用、汗だくです。もっとも、オフィスに入ってしまえば、冷房が効いていて、むしろ上着がないと寒いくらいなのですが…。世の中、ままなりません。
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カテゴリー「フルートのエッセイ」の記事

フルートに関する様々な事柄について書いてみました

2019年4月24日 (水)

フルートを学ぶのは難しい(涙)

 昨日「歌を学ぶのは難しい」という話をしましたので、今回はそれのフルート版の話をします。

 まあ、基本的に歌は誰でも歌えます。歌など特別に学ばなくても、プロ歌手が裸足で逃げ出すほどに見事に歌ってしまえる人もいます。ある意味、人は皆歌手なのです。ですから「歌を学ぶのは難しい」と言っても、お前何を言っているんだと思われがちです。

 でも実際の話、習わずとも見事な歌を歌いこなしてしまう“天然歌手”なんて、ごくごく一部の恵まれた人たちであって、多くの人は、しっかり歌を学ばないと、なかなか一定レベル以上の歌唱は難しいです…というふうに私は考えています。だからと言って、歌は学ばないと歌えないというわけではありません。実際、カラオケボックスで絶唱している人たちのうち、どれだけの人が歌を習っているでしょうか? おそらく、それはごく少数であり、別に歌など学ばなくても、カラオケで楽しめる程度の歌は、誰でも歌えるのです。それくらい、身近な音楽活動が“歌うこと”なんだと思います。

 それに比べると、フルートを学ぶというのは、明らかに“特別なイベント”であり、世間一般の人には縁のない、別世界の話になります。それゆえに「フルートを学ぶのは難しい」と言えば「そうでしょうね…」と納得顔をされてしまいます。

 歌とフルートでは、それくらい状況が違いますが、違うは違うなりに、なぜフルートを学ぶのは難しいのかと考えてみたいと思います。

1)楽器を入手しないと始められない。

 これは別にフルートに限らず、器楽は楽器がないと始まりません。でも、普通の家庭にフルートが転がっている事など、まずありません。なので、まずはフルートの入手から始めないといけません。

 もちろん、最初はレンタルでも良いし、何なら最初っからフルートを購入してしまうという選択肢もありますが、それにしてもタダというわけには行きません。それなりの金額が掛かってしまいます。

 普通の人の感覚で言えば、フルートって楽器は、高いです、高価です。続けられるかどうか分からない段階では、とても購入できる金額ではありません。だからと言って、レンタルだって、決して安いとは言えません。

 楽器を入手する…まずはここが第一ハードルだったりします。主に経済的な問題ですが、ここをクリアしてフルートを学び始めるのは…かなりの強い気持ちと大きなお財布が必要で、ほんと、フルートを学ぶのは難しいと思います。

2)音を出すのが難しい

 ピアノは鍵盤を叩けば音が出ます。ギターは弦をつま弾けば音が鳴ります。ヴァイオリンですら、たとえシズカちゃんレベルであっても、弓で弦をこすれば音が出ます。

 でも、フルートは、ごく一部の人を除いて、いくら楽器に息を吹き込んでも、音は出ません。たまに音が出ても、それを安定的に鳴らし続けるのは難しいです。

 横笛を鳴らすのは、難しいです。ここは才能と努力が必要とされます。

 実はフルートを学ぶ人の何割かは、ここで挫折してしまうのです。私の知り合いの音大生も、フルートを学び初めて、音が出るまで三ヶ月かかったという人がいます。その人は、副科だったので、いくら音が出なくても止めるわけにはいかなかったようですが、普通の人なら、三ヶ月も真面目に取り組んで、うんともすんとも言わない楽器なんて、やってられないですね。なので、せっかくフルートを入手できても、音が出せずに止めてしまうというパターンがあるんですね。ああ、難しい。

3)それ以外の難しさは…あれ?

 フルートの運指は、基本的にリコーダーとほぼ一緒です。楽譜もト音記号です。歌の楽譜を持ってくれば、それでたいていの曲は吹けます。楽しめます。

 そう考えると、フルートの場合、1)と2)の難しさはあるにせよ、そこを越えてしまうと、後はひたすら努力あるのみで、特に難しくはないと思います。

 もちろん、自分がどのレベルまで演奏できるようになりたいのかという、ゴールの設定次第で、いわゆる修行期間は変わってきますが、だからと言って、特にこれは難しいとかあれが難しいとかは無いような気がします。真面目に練習を積み重ねていけば、たいていの問題はクリアできるはずです(初心者が悩む高いミも、必ず出せるようになります)。

 そう考えると、フルートの難しさは、楽器の入手と音出しという、入門期に極めて困難な点があり、それゆえに学ぶのが難しいとは言えますが、そこを乗り越えてしまうと、後は、それなりの苦労しかなく、むしろ、学ぶのに簡単な楽器…と言えるのかもしれません。

 なんか、拍子抜けな記事でごめんなさい。

 

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2019年3月29日 (金)

フルートって、実は音域が広い?

 普段フルートを吹いているので、あまり音域の事は考えないのですが、先日、リコーダーを吹いた時、その音域の狭さに辟易してしまいました。

 ネットで調べると、リコーダーの音域って2オクターブと1音(低音のドから中音のドを超えて高音のドの一つ上のレまで出る…って感覚です)なんだそうだけれど、実際に吹いてみると、その音域は…せいぜい10度ですね。つまり“ドレミファソラシドレミ”です。実際、リコーダー用の一般的な楽譜って、この音域に収まるように曲がアレンジされています。

 もちろん、リコーダーだって頑張れば、ミの上のファやソも出ないわけじゃないけれど、それよりも上は…少なくとも私には無理です。リコーダー専科で日々練習している人だと、ネットで言われるように“2オクターブと1音”まで出せるんでしょうね。でもそれは一般的な音域とは違うと思います。

 さて、リコーダーの10度の音域って、その広さとしては、訓練されていない歌声の広さとほぼ同じです。そういう点では、リコーダーの音域は狭いわけではなく、歌声と同じって事で、むしろ取り扱いやすい広さと言えるのかもしれません。

 一方、フルートの音域は約3オクターブ。低音のドから始まって、その1オクターブ上はもちろん、その上のドを超えて、その上のドの手前のシまでが通常音域となります。つまり“ドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシ”です。もちろん、低いドよりも半音低い音が出る楽器もあるし、最高音シよりも高いドやレを出す方もいますが、私が楽々出せるのは、この約3オクターブの音です。

 リコーダー(それもリコーダー専科の方)の約2倍の音域だし、具体的に言えば、テナーリコーダーとアルトリコーダーとソプラノリコーダーを合わせたのと、ほぼ同じだけの音域が一つの楽器で出せます。

 なので、フルートが3本あれば、テナーリコーダーとアルトリコーダーとソプラノリコーダーの合奏と、ほぼ同じ事ができます。なんかすごいな。

 さらに言うと、上記の3本+グレートバスリコーダーを加えたリコーダーアンサンブルをたまに見ますが、それってフルート3本+テナーフルートと、ほぼ同じ感じになります。

 さらに、フルートはリコーダーの音域を超えるだけでなく、pとfの差も大きい、つまりデュナーミクも広いです。つまり、笛の中では、フルートって、なかなかに優秀な笛って言えるような気がします。

 そして、フルート合奏を「同じ楽器が3本じゃん、合奏としては面白みがないなあ」なんて、あまり甘く見ない方がよいかもなあ…と改めて思ったわけです。

 

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2019年3月22日 (金)

笛って何?

 「笛ってなんだろう?」となんとなく考えてみました。

 まずフルートは笛で間違いないと思います。ピッコロも同様でしょう。リコーダーも縦笛と呼ぶくらいだから笛です。オカリナは…笛だよね。鳩笛だもん。

 日本の楽器でも考えてみました。尺八は笛ですよね。雅楽の笛(龍笛)も笛でしょう。祭囃子の笛(篠笛)も笛ですよね。能で使われる笛(能管)も笛ですね。でも、雅楽でよく使う笙は笛か言われると…なんか違うような気がします。篳篥(ひちりき)やチャルメラもなんか違うような気がします。

 オーケストラ系の楽器で言えば、同じ木管楽器でも、クラリネットやオーボエは笛とは違うような気がします。ジャズ等では、フルートとサックスはよく持ち替えをして演奏しますが、フルートは笛だけれど、サックスは…笛なのかな? なんか違うような気がします。

 くどくど考えているよりも辞書に尋ねてみようと、手元の電子辞典(広辞苑)にたずねてみたら、笛とは吹奏楽器の総称で、笙や篳篥も含めるとありました。なんか意外。

 笛という言葉が吹奏楽器の総称ならば、トランペットも笛って事になります。広辞苑の定義は、かなり大雑把なようです。おそらく、邦楽の世界では、笙や篳篥を含めた吹奏楽器全般を笛と呼ぶのかもしれません。邦楽の世界にはラッパはありませんからね。

 笙や篳篥はリードを発信体として使う楽器で、その構造は、笙はハーモニカに、篳篥はオーボエに似ているそうです。ハーモニカやオーボエは笛なのかと言われると、なんか違うような気がします。なので、邦楽的には笙や篳篥は笛なんでしょうが、私の個人的な感覚では違うんです。

 じゃあ、私の感覚で言うところの笛とは何か? どうやら、エアリードの吹奏楽器をそう呼んでいるんじゃないかと思い当たりました。

 だから、フルートやピッコロはもちろん、龍笛・能管・篠笛も笛だし、口笛もホイッスルも笛です。どうも私の感覚と広辞苑の定義にはだいぶ距離があるみたいです。

 ちなみに、笛と言うけれど、草笛は草をリードとして鳴らすのだから、笛じゃないと言えるけれど、なんとなく草笛は笛に分類しちゃうんだよね。これは、言葉に思考が引きづられているのかもしれません。

 辞書的には、笛とは吹奏楽器全般の事を言うようだけれど、私的にはエアリードの楽器を笛と呼びたいのです。

 ここまで書いて、Wikipediaを見たら、笛とはエアリードの木管楽器の事だとありました。そうかそうか、私の感覚は、広辞苑よりもWikipedia寄りの感覚なんだなと、妙に納得した次第です。

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2019年3月 8日 (金)

カタチから入りたがる人が多いが…

 私なんかも、案外、そんなタイプの人間かもしれません。まずはカタチを揃えてから、それに臨む…よく言えば、準備万端で事に当たるタイプの人間とも言えるでしょう。

 音楽の入門時も、やはりカタチから入りたがる人が多いような気がします。私がそうでしたが、フルートを習い始める前に、まずはフルートを購入するって感じです。

 「楽器がなければ、お話にならないじゃん」 まあ、そりゃあそうなんだけれど…さあ。

 まあ、私の場合は、最初はフルートを習うつもりもなく、ただ単純にフルートを“衝動買い”をしちゃっただけなので、厳密には「カタチから入った」というよりも「考えなしに始めた」と言うべきなのかもしれません(笑)。それはさておき…、

 とにかく、カタチから入りたがる人は、楽器を習うにしても、まずは楽器を購入するところから始めて、先生を探すのは二の次三の次にする傾向があります。

 あるいは、学校の部活等で楽器を始める時に、まだ自分の担当楽器が決まらないのに、先に楽器を買っちゃう人もいます(自前の楽器を持っている方が、その楽器に決まりやすい…という理由もあるようですが)。

 どちらにせよ、まだ右も左も分からない状態で、楽器を買うのは危険だな…とオジサンは思ってます。実際、私の場合だって、フルートを衝動買いしたのはよいものの、半年と経たないうちに、楽器の買い替えを余儀なくさせられているわけだし…ね。

 楽器って高いでしょ? 普通の金銭感覚で考えれば、安物の楽器と言えども、滅法高いわけです。通常は、簡単に楽器の買い替えなんてできませんし、しません。

 楽器ってね、良し悪しの他に、当たり外れがあります。良し悪しに関しては、だいたい価格と比例しますので、高い楽器を買っておけば、たいてい良い楽器に当たるし、安物はやっぱり安物なので良くない楽器(ごめん)である確率が極めて高くなります。

 でもね、楽器は高いし、いつまで続けられるか分からないから、最初っから高い楽器は買えないので、値段と妥協すると…良くない楽器にせざるを得ないんだよね。で、良くない楽器は…奏者側の力量がある程度あるならば、なんとか御していけるかもしれないけれど、初心者さんには扱いきれないのがほとんど。良い楽器であるならば、順調に上達できたはずの人でも、良くない楽器を持ってしまったがために、上達が阻害されて、楽器や音楽が嫌いになってしまうなんて事にもなりかねません。

 じゃあ、頑張って高い楽器を購入すれば解決かと言えば、案外、そうでもないんですよ。楽器の当たり外れとか、奏者との相性問題とかがあるからです。

 同じ高級楽器でも、かなり良い楽器と、あんまり良くない楽器があります。同じお金を支払うなら、良い楽器を入手したいのが人情です。それと相性問題もあって、自分に合う楽器合わない楽器ってのもあって、なるべく自分に合った楽器にしたいものです。

 これは初心者では全く分かりません。都会の大きな楽器店に行けば、一流のプロ奏者の選定品というのがありますから、まあこれは確実に“かなり良い楽器”なので、そういう楽器を選べば間違いはありませんが、これが自分に合うかどうかは、また別の話です。いくら良い高級楽器でも、自分の手に余るようなら、良い楽器とは言えないのです。

 結論から言ってしまえば、楽器の購入…と言うか、選定/選択は、初心者には無理です。「楽器店の人に相談して…」と言っても、楽器店も商売ですから、可能な限り高価な楽器を売りつけようとしてくるし、あれこれマシマシで売りつけてくるものです。商売だものね。実際、私は、中学新入学生と思しき親子に、セルマーのサックスを売りつけている現場を見たことがあります。「中学の吹部でセルマーかよ!」と思いましたが、別に商売のジャマをするのもアレなので静観しておりましたが、まんまとセルマーを買ってましたね。

 音楽趣味を始めるにあたり、当初は楽器を購入しなくても、どうにかなるものです。先生について習うのなら、先生が貸出用の楽器を持っている事が大半ですから、まずは先生に相談するのがいいでしょうし、学校の部活等なら、学校の楽器というのがありますから、ボロであっても、最初はそれを使えばいいのです。

 初心者がよく知らないうちに楽器を買ってしまうと、たいてい失敗します。私のように(笑)。

 なので、音楽趣味として、楽器を学ぶ事を始めるなら、カタチから入るのは止めにして、まずはレンタル楽器で吹いてみる、それで少し学んでみる。で、自分が続けられるかどうかを見定めてから、続けていくと決めた時に、先生とか諸先輩の意見なども取り入れながら、自分の楽器を購入していけばいいんじゃないかしらって思うわけです。

 お金って大切だから、ちゃんと考えて使わないと。

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2019年2月27日 (水)

フルートは上達するが、歌はなぜ上達しない?

 私はよくアマチュアの発表会/演奏会を聞きに行きます。声楽が中心ですが、他のジャンルの音楽も聞きますし、同じ団体の演奏を何年にも渡って聞き続けていたりします。そうすると、同じ人の演奏を何年にも渡って聞くわけで、一種の定点観測のような事をしていたりするわけです。

 そこで思うことは、フルートを初めとする器楽の方々と言うのは、毎年毎年、確実に進歩/上達しますね。みんながみんな、前年よりも今年の方が上達している…のですよ。もちろん人によって、その上達度や進歩の具合は違うのだけれど、ほぼ全員、上手くなっているのです。

 一方、歌(いわゆる独唱を中心とした声楽、合唱は含みません)はどうかと言うと、あまり上達しません。同じ人の歌唱を数年に渡って聞いていても、いつもいつも変わり映えしません。進歩も上達も見られず、ほとんど成長しないのです。たまに少しずつ下手になっている人もいるくらいです。

 器楽の人は確実に上達していくのに、なぜ声楽の人は上達しないのだろう…という疑問が沸々と私の中で湧いてきました。

 一つには年齢層の違いがあるかもしれません。器楽の人って、割と若いんですよ。子どもや青年はもちろん、いわゆる大人も現役世代の人がかなりの割合を占めています。老人がいないわけではないけれど、歌ほどじゃないです。

 で、歌は…老人が多いですね。もちろん、若い人や現役世代もいるのですが、やはりアタマが白かったり肌色だったりする人が大半でしょ? 器楽の人たちとは、平均年齢が明らかに違います。この違いは大きいと思います。なにしろ老人は新しい事を学ぶのが苦手だし、老化現象もあるし、あれこれ若者とは違うわけです。

 でも、原因はそれだけじゃないです。いわゆる現役世代の方であっても、器楽は上達していくのに、歌ではあまり上達しません。

 そこにはメソッドの違いがあるかな? って思います。器楽は、どの楽器であっても、標準的な教則本というのがあって、それを順番に学んでいくと、システマチックに上達していけます。一方、歌の方には決まりきった教則本と言うのはありません。学ぶ人の好みに合わせたり、教える先生の趣味に合わせたりして、色々な楽曲を色々な順番で学ぶわけで、どう考えてもシステマチックとは縁遠いわけです。

 器楽ならば、教える人の技量にかかわらず、教則本を順番に学ぶ事で、学ぶ人は一定水準の演奏技術に達しますが、声楽の場合、教える人の意欲や技量や経験に大きく左右されるのではないかと思われます。いくら学ぶ人が熱心であっても、教える方がヘボであったり、意欲が低ければ、全然上達なんてしないわけです。

 歌を教えるには、公的な資格なんて要りませんからね。それに歌える事と教える事は全然別ですから、自らが優秀な歌手であったとしても、教える方は素人なら全然ダメだしね。

 もちろん、優秀な教授能力を持った人であっても、その人が「素人相手なら、これくらいでいいだろう」と言った低いハードルで教えていたとしたら、やはりその人に学んでいる人は、上達するはずありません。つまり、声楽の場合は、良い教師と向学心あふれる生徒の組み合わせでないと上達は難しいと言えます。

 逆に言えば、器楽の場合、教則本がしっかりしている分、ある程度までなら独習も可能だと言えるでしょう。でも、あくまでもある程度までで、先生の指導の元で学んでいる人と、そうでない人では、学習の速度と深度に大きな違いが出るのは、言うまでもありません。いくら独学が可能であると言っても、やはり良い先生について学ぶ事は、器楽においても必要な事です。

 いずれにせよ、学ぶ人には真面目さと向上心が求められます。いくら優秀な教授能力と高い志を持った人を師と仰いでいても、師の教えを守らず従わずに、自分の好き勝手に歌っていたら、そりゃあ全然上達するわけないよね。器楽なら、そんな勝手な事をしていたら、全然教則本が進まないけれど、声楽には教則本がないから、自分が上達しているのかどうかもよく分からなかったりするわけで、それで好き勝手をしちゃうんだろうと思います。

 他にも原因はあるかもしれないけれど、ほんと、声楽を学んでいる人は、なかなか上達しないのですよ。

 そういう点で、私は実に恵まれていると思ってます。私は毎年毎年着実にフルートも歌も上達しています。フルートは器楽だから上達は当然としても、歌が上達している事は、実に稀有なことなのだなあと、最近は思ってます。

 キング先生時代は(今なら分かりますが)私も上達していませんでした。いやむしろ、最後の頃は入門時よりも確実に下手になっていました。笑っちゃうね。以前、妻と「あの時、あのままキング先生に習い続けていたら、今頃どうなっているだろうね」と話したことがありますが、その結論は「今頃は声を壊して歌を辞めているはず」となりました。うん、さもありなん。

 今の私の歌は、あの頃と比べると、かなり上達しましたし、今でも上達し続けています。元の門下の人が今の私の歌を聞いたら、きっとビックリしちゃいますよ。それくらいに上達しちゃっていますからね。

 でもそんな私は恵まれているわけですよ。私のようなアマチュア歌手は、何年歌を学んでも、たいして上達しないのが、ごく当たり前。それが、世間の普通。

 そんな恵まれた状況の私は、今日も音楽の神様に感謝しつづけちゃうわけなのでした。

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2019年2月22日 (金)

ポピュラー音楽は、歪みが好き?

 ポピュラーと言っても、主にロックとかジャズとかブルースとかの話です。

 あの手の音楽って、音がデフォルトで歪んでいませんか? 例えば、ギターはディストーションがかかっているのがデフォルトだし、ヴォーカルだってハスキーな声が尊ばれる感じじゃない?

 歪んでいるよね。

 そもそもフルートが、これらの音楽で多用されない理由は、フルートのデフォルトの音が、あまりに歪みから遠い音色だからじゃないかしらって思います。さらに言えば、ジャズフルートって、音色的に若干歪んでいるよね。どの程度歪ませるかは演奏者次第だけれど、いわゆる美しい音ではなく、わざと歪んだ音で演奏していると思うのですよ。

 歪んだ音ってのは、ノイズを多く含んだ音…だよね。

 不協和音なんてモノは、美しい和音にあえてノイズを加えて、和音の響きを歪ませているという言い方ができるんじゃないかなって思います。ジャズとブルースなんて、セブンスが基本的な和音だったりするわけじゃない。歪んでいるよね。

 じゃあなんで、ポピュラー音楽って、音が歪んでいるのかと言うと…それらの音楽が打楽器メインで作られているから…じゃないかしらって、個人的に考えています。つまり、リズムありきの音楽でしょ? で、打楽器ってのは、ノイジーな楽器であって、ノイズの塊と言ってもいいわけで、そんなノイジーな音をベースにした音楽だから、やはり常にどこか歪んでいて、その歪みと言うか、濁りが、演奏者や観客を安心させるんじゃないかしら?

 一方、古典的なクラシック音楽ってのは、美しい音を求める音楽で、歪みんだ音とかってのは、無いわけじゃないけれど、ポピュラー音楽的なノイジーな音じゃないのは、ベースにあるのが“天国の音楽”だからなんだろうと思います。教会に鳴り響く神の調べ…が音楽の理想なんだと思います。そこには、歪みも雑音もないわけだ。ただただ美しく調和された音の響きがあるだけです。

 神様の美しさを求めた音楽と、人々がそこらへんのモノをポコポコ叩いて作り出した音楽じゃあ、あまりに共通点がないわな…なんて思いました。

 だからフルートも、クラシックの時はなるべく美しい音色で吹きたいと思うけれど、ジャズなんかの時は、汚ないけれど個性的な音で吹きたいって思ったりするわけです。

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2019年2月15日 (金)

久しぶりのプラ管フルートの話を書きます

 私は総銀のフルートを所持していますが、普段、自宅で吹いているのはプラ製のフルートです。

 なぜ、プラ製のフルートを吹いているのかと言うと、別にこれで不便を感じていないからです。

 リンクしたのは最新型ですが、私が吹いているのは旧型で、おそらく一番古いタイプのものです。

 プラ管フルートとは言え、音色は…総銀フルートとほぼ同じ。吹き心地も同じ。銀よりも軽いので、気楽に吹けるし、メンテナンスフリーなので、何の手入れもいりません。

 問題は…実に安っぽい外見である事と、まともな楽器として見られない事…かな? まあ、服装で言えば、ジャージの部屋着って感じかな? 人前に出る時は、外出着である総銀フルートを吹きます。

 しかし、プラ管フルート、ネットでの評判は、あまり良くないみたいです。

 おそらく、プラ管フルートをきちんと吹くのは、洋銀フルートを吹くよりも、もしかすると難しいのかもしれません…ってか、洋銀フルートって、初心者が吹くことを前提としてチューンされているけれど、どうもプラ管フルートって、そういう配慮が無いような気がします。

 しかし、ある程度吹ける人(具体的には私)なら、このプラ管でも、普通に3オクターブの音域は軽々出るし、音量的にも総銀フルートとほぼ変わりません。音色の幅…ってか、総銀フルート、音色がほぼ同じなんだよね。まあ、奏者が同じなんだから、当たり前と言えば当たり前。

 私が感じる特徴(ある意味、欠点)は、総銀よりも多くの息を呑む事かな? なので、ブレストレーナーとしては最適です。少なくとも、このプラ管フルートでなんとか吹けるようになった曲は、総銀フルートではラクラク吹ける事間違いなしです。

 見かけが安っぽいので、クラシックでは使いづらいかもしれませんが、ポピュラー音楽では、むしろ使いやすいかもしれないです。メンテナンスフリーですから、ゾンザイに扱えるのは、頼もしいですよ。

 ある意味、奏者を選ぶ楽器と言えます。お値段から受ける印象とかネーミングとは違って、普通の初心者の手には負えません。割と難しめの楽器だと思います。初心者の方は、素直にヤマハのスクールモデルを購入した方が幸せになれます。

 なのでこの楽器、万人に向かってお薦めはしませんが、ある程度吹ける人なら、お気楽な(おもちゃでなくて)楽器として十分使えると思いますよ。

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2019年2月 8日 (金)

フルートと聞くと、どんな音楽ジャンルを思い浮かべますか?

 すごく偏りのある集団ですが、私の身近な人々に上記の質問をぶつけてみました。

 結果は、圧倒的に“吹奏楽”で、残りはすべて“クラシック”でした。ちなみに、トランペットも吹奏楽でした。ギターはロックで、ヴァイオリンはクラシックで、ピアノは…「???」とか「ピアノはピアノじゃん」とかって感じでした。たぶん“ピアノ”という音楽ジャンルがあるみたいです。

 他の楽器はともかく、フルートって吹奏楽の楽器なんですね。私個人は、フルートってクラシック音楽の楽器だと思っていたので、実に意外でビックリしました。

 フルートは吹奏楽…まあ、そう言われてみれば、世間一般の人がフルートを見かけるのって、吹奏楽の演奏の時だろうし、身近でフルートを吹いている人を思い浮かべれば、吹奏楽をやっている人だろうし、楽器店でも吹奏楽の楽器の代表格であるサックスの隣に置いてあったりして、まあフルートって吹奏楽の楽器なんでしょうね。

 で、フルートが吹奏楽の楽器として見られるのは仕方がない…と言うか、そういう事実を私は受け入れないといけないなあと思いました。

 おそらく、普通の人にとって、オーケストラと比べると、吹奏楽って、ずっと身近な音楽で、だからフルートは“オーケストラの楽器”というイメージではなく“吹奏楽の楽器”というイメージなんでしょうね。

 でねでね、吹奏楽やらオーケストラやらはともかく、フルートと聞いて「ジャズの楽器だよね」と答えた人が皆無だったのが、私は無性に悲しいです。自分でも、フルートと聞けば、ジャズよりもクラシックの方がイメージが強くても、それでもジャズという答えがなかったのは、ほんとにほんと悲しいです。

 まあ、ジャズの世界じゃ、フルートって、原則的にサックス奏者の持ち替え楽器だからなあ…影薄いんだよね。かつて、私にフルートを教えてくださった笛先生も、今ではフルートよりもサックスの仕事の方が多いって言ってたしなあ…ジャズだと、やっぱりサックスであって、フルートじゃないんだよね。フルートの音って、ジャジーじゃないんだよなあ。

 さらにさらに悲しいのは「フルートってロックだよね」と答えた人も皆無だった事。おそらく、これは調査範囲を私の知り合いという枠を外して、日本国民全員に問うても「フルートはロック」という答えは得られないだろうなあって思います。まあ、私自身も「フルートと言えばクラシック」という人だし(ポリポリ)。

 でもね、ロックのフルートもかっこいいんだよ。

 ちなみに、最初の2分は、前の曲とのリンクで、曲が始まるのは、1:55あたりからです。ヴォーカル&フルートが、イアン・アンダーソンという、ロック系のフルーティストです。ちなみに、この曲を作詞作曲しているのは彼自身です。これを聞くと、ロックのフルートもかっこいいよねって、思いませんか? でも、彼のフルートの音って、吹奏楽やクラシックのフルートの音とは全然違います。歪んでいるし濁っているし…無論、いわゆるフルートっぽい音でも演奏するのだけれど、吹奏楽やクラシックよりも、かなり音色の幅が広そうです。実際、彼のフルートの音って、いわゆるフルートの音のイメージよりも、なんかサックスっぽい音なんだよね。

 で、フルートのメインの活動の場が、吹奏楽であったり、クラシックであったりするのは良しとしても、そのままのイメージのままでは、フルートの将来は現状維持がやっとで(吹奏楽はともかく)ファン数が激減しているクラシック音楽と一緒に共倒れになる可能性もないわけじゃないです。フルートがより多くの人々に愛されるためには、フルートを吹奏楽やクラシックだけでなく、ポピュラーやロックでも十分に活躍できる楽器であることを知らしめ、若い音楽プレイヤーたちがフルートを手にとってくれる事が大切なんだろうなあって思ってます。

 日本でも、どこぞのロックバンドでフルートを扱えば、あっという間にロック系フルートが流行ると思うんだけれどなあ…。なかなかいないよね。これだけ吹奏楽が発達し、若いフルート奏者もたくさんいるのに、なぜにロックにフルートが使われないのか…オジサンは勝手に悲しんでいます。

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2019年1月25日 (金)

フルートって、バリエーション有り過ぎ!

 私は別に楽器博士ではないので、他の楽器について、そんなにたくさんの事を知っているわけではありません。それでも感じる事があります。それは…

 フルートって楽器は、バリエーション有り過ぎ!

 一言で“フルート”と言っても、楽器としては、あれこれちょっとずつの違いがあって、ハードウェアとしては、かなりバリエーションが豊富で、個性が豊か過ぎるのではないかと思うのです。

 例えば、フルートは管楽器で、管楽器の素材は、通常木材です。もちろん、フルートには木材で作られた楽器もありますが、基本は金属で作られています。銀が標準ですが、白銅や洋銀も多いし、金や白金を使ったものもあります。特に、金や白金は貴金属です。フルート以外に、貴金属で作られた楽器で…ありましたっけ? さらに昨今では、プラスチックで作られた楽器すらあります。

 普通は金属なら金属で、木材なら木材で楽器が作られるものですが、金属でも木材でもプラスチックでもOKなんて、なんてバリエーション豊かなんでしょ!

 他の楽器にも調性の異なる複数の管楽器はあります。E♭管とかB♭管とか、同じ楽器なのに、管長を変えて、異なる調性に対応しているってパターンです。一方、フルートは基本的にC管です(まあ、G管であるアルトフルートとか、1オクターブ低いバスフルートもありますが…)。フルートにはC管なのに、C管とH管と呼ばれる管があります。この場合のC管はC管なのですが、H管は低い音が半音拡張されているC管の楽器をそう呼びます。なので、フルートには、低音が拡張されている楽器と拡張されていない楽器がある…というわけです。

 あと、気にする人は気にしますが、リングキーとカバードキーの二種類があります。本来、管楽器はトーンホールを指で塞いで音程を作るという事から考えれば、すべてのフルートはリングキーでいいんじゃないかと個人的には思いますが、実際は数多くのカバードキーのフルートが流通しています。たぶん、数で言ったら、リングキーよりもカバードキーの楽器の方が多いかもしれません。なら、全部カバードキーにしちゃえばいいのに…って思うのだけれど、なぜか2種類の楽器が流通しているわけなのです。

 Eメカなんて、そもそもフルートは構造的にEが出しづらいのならば、すべての楽器にEメカを搭載しても良さそうなものなのに、Eメカを搭載している楽器と搭載していない楽器があります。

 あと、搭載頻度はかなり低いようですが、G/AトリルキーやCisトリルキーを搭載している楽器もあります。

 クラシック音楽で使われる楽器…例えば、ヴァイオリンなんて、数万円の楽器も数億円の楽器も、構造は同じだし、素材だって同じだよね。管楽器ならば、調性の異なる複数のタイプの楽器は存在するけれど、それって基本的にはサイズ違いなだけで、後は基本的に同じです。

 ポピュラー音楽で使われる楽器は、クラシック音楽で使われる楽器と比べると、バリエーションが豊富です。でも、エレキギターならば、楽器としての基本的な構造は同じで、デザインの違いでバリエーションの違いを出します。キーボードなどは、ピアノとかオルガンとかシンセとか…そもそも楽器が違うわけだし…。

 そこへ行くと、フルートの場合は、クラシック系の楽器であって、同じフルートという楽器であっても、それぞれの楽器ごとに、ちょっとしたギミックが違い、楽器としての機能もちょっと違うというのです。こういうバリエーションの付け方って…フルート独特ではないかと私は思ってます。

 つまり、フルートって楽器は、個性豊かな楽器であると言えますし、そういう楽器を選んだ笛吹きという人種は「自分は他の人とはちょっと違う」を大切にする性格の持ち主が多そうな気がします。

 それって私の思い込み?

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2019年1月18日 (金)

なぜフルートを購入する時に、師事している先生の名前を聞かれるのか?

 なぜでしょう? 私の場合、最初のチャイナなフルートを購入する時は先生の名前なんて聞かれなかったけれど、二本目の総銀フルート(アゲハちゃんです)を購入する時は、ばっちり先生の名前を尋ねられました。

 そんなのは私だけ? 銀座の高級店だから聞かれたのかな? と思っていましたが、どうやらネットを見ていると、銀座のお店だけでなく、地方の楽器店でも総銀クラスのフルートを購入する時には、たいてい尋ねられているようなのです。

 どうやらお店のシャレオツ度(失礼)ではなく、総銀フルート以上の楽器を購入する時に、師事している先生の名前を尋ねられる傾向があるみたいなのです。

 でも、なんでなんだろ? 知り合いに楽器店勤務の方がいれば、直接尋ねちゃうのですが、残念なことに楽器店勤務の知り合いはいないので、自分が楽器店の店員になったつもりで、あれこれ考えてみました。

 まず、私が最初にチャイナなフルートを購入した時には、先生の名前を聞かれませんでした。ここから考えるに、廉価な楽器を購入する人は、初心者や独学者が多いだろうから、先生の名前を聞いても仕方がない…と思われたんだろうなあと推測します。実際、先生に師事されている方は、間違ってもチャイナな楽器は購入されないでしょうしね。

 フルート業界的には安価だけれど、世間一般的には十分高価な、スクールモデルの楽器を購入される方は、吹奏楽関係者だと思われているんじゃないかな? 若い子なら本人だろうし、私のような年配者だと、親御さんだと思われるだろうなあって思いました。吹奏楽愛好者ならば、特定の先生と師事関係が無いのが普通だものね。

 で、フルート業界的には標準的な価格となる総銀フルート(世間的には、プロの道具、または道楽者の楽器)を購入する人は、きちんとした先生に付いて、かなり真剣にフルートを学ばれている…と判断されるんだろうと思います。

 でもなぜそこで、先生の名前を聞くんだろ? ここからはあくまでも推測の話になるけれど、もしかすると、楽器店から先生にキックバックがあるのかもしれない…。H先生が「私は楽器店からの礼金は受け取らないよ」と言ってましたが、中には楽器店からの礼金(つまりキックバック)を受け取る先生がいるので、そのあたりを楽器店的にはチェックしたいのかもしれません。

 ちなみにH先生は楽器屋さんに「私への礼金はいらないから、その分を値引きしてあげてくれ」と言っているそうです。ならば、フルートを買う時に、H先生の名前を出すのは、ちょっぴりオトクな事になりますね(でも、当面フルートを買う予定はないのだけれど)。

 キックバック云々は無くても「あの先生のお弟子さんですか!」って事で、あれこれサービスがあるのかもしれません。だって、プロのフルート奏者って、楽器店から見れば、太い客だものね。私は利用しないけれど、某店ではH門下だと名乗ると、年1回のフルート調整は無料でやってもらえるらしいです。私の場合は、購入店で無料調整サービスを受けていますので、H門下と名乗ってはいませんが…。

 あと、有りそうなのが、先生の名前を言うと、店の奥から特別な楽器が現れるとか…? これはフルートではなく、ヴァイオリンを習っていた時に、当時の先生から言われた事です。「楽器を購入するなら、私(先生)の名前を言わないと、吊るしの楽器を売りつけられちゃうよ…」的なニュアンスでした。まあ、私の場合、楽器は自作(笑)でしたが、弓は先生の名前を出して購入しました。よくある既成品の弓を購入したのだけれど、あれはとっておきの弓だったのかしら?(まさかね)

 とにかく、音楽の世界って狭いですからね。だから、あるレベル以上の楽器を購入しにきたお客の師匠を把握するってのは、楽器店的には、かなり大切な事なのかもしれません。

 以上、トーシロの妄想でした。

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