ひとこと

  •  政府から民間プロバイダーに対して、著作権侵害を行っている悪質なサイト(“漫☆村”とかね)への接続遮断が要請される事になったんだそうな。今のところは“要請”であって、法的根拠はありませんが、来年の通常国会で関連法の成立を目指して、法律で接続遮断を決めるようです。本来は接続遮断ではなくサイト削除が適当だと思うけれど、管理しているサーバーが国外にあるため、日本の法律ではどうにもできなくて、やむなく“接続遮断”なんだろうと思います。痛し痒しだね。まあ、接続遮断をすれば、日本国内からは閲覧できなくなるけれど、海外のプロバイダーからは相変わらず閲覧可能なわけで、手段はここには書かないけれど、ごくごく簡単な方法で、今までどおり日本国内からでも悪質サイトへアクセスは可能なわけだから、要請の効果の程はどーなんだろーね? まあ、これらのサイトの利用者が情弱であれば、今回のやり方でも効果があるだろうけれど…、普通の知識を持っていれば、状況は全然変わらないんだよなあ。
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カテゴリー「フルートのエッセイ」の記事

フルートに関する様々な事柄について書いてみました

2018年4月13日 (金)

結局、フルートにとって材質の違いとは何なのか?

 フルートにとって、材質の違いは、音質の違いとは、ほぼ無関係であるという記事を以前書きました。

 自分で書いておきながら、心情的には材質の違いと音質の違いには、結構関係があるんじゃないかと、今でも感じている私です。実際、吹き較べると違いを感じるし…ね。でも、その違いを第三者的には感じられない事も理解しています。

 奏者には感じられても、観客には決して伝わらない違い…。

 おそらく、そこには、骨伝導が大きく影響していると、私はにらんでいます。自分で自分のフルートの音を聞く時は、空気の振動とともに骨伝導された音も同時にミックスして聞きますが、観客は空気の振動となった音しか聞くことができません。おそらく、材質の違いは骨伝導に影響を与えるのだと思います。別の言い方をすれば、フルートの材質が違うと、アゴの骨へ与える振動が変わってくる…って事なのかもしれません。

 まあ、今回はこの問題に深入りするつもりはありませんので、話題を変えます。

 結局、フルートにとって、材質の違いとは何なのでしょうか?

 一つには、材質が変われば、材料費が変わり、材料費が変われば、販売価格も変わるわけで、より高価な材質を使用すれば、結果としてより高価なフルートとなり、高価なフルートには高価なりの付加価値というか、楽器としての上質さが求められるわけで、そのために、高い材質を使ったフルートは、楽器として、より高級なモノに仕上がっていくというカラクリがあります。

 風が吹けば桶屋が儲かる…の理屈です。高級な材質を使ったフルートは、高級な楽器になり、より良い音を鳴らすことができる…ってわです。

 二つ目には、材質が変われば、使用される材質の比重が変わります。まあ、フルートとしてのカタチは決まっていますので、比重と言うよりも、重さが違うと言った方が分かりやすいかもしれません。

 振動体ユニットの重さというのは、オーディオ的には大きな違いがあります。振動体ユニットが重ければ重いほど、そこで発生する振動がロス少なく音声に変換されていきます。つまり、フルート的に言えば、重い楽器ほど、大きな音が出ます…って事ですね。

 実際、プロ奏者がゴールドフルートにこだわる理由に、もちろん見栄えの問題もありますが、実は大きな会場で演奏することが多いプロ奏者にとって、大きな音で鳴ってくれる楽器(遠鳴りしてくれる楽器)というのは必需品であって、そのために比重の大きなゴールドフルートや、プラチナメッキのフルートを使用したがるわけです。

 その他に考えられる理由は…特に思い浮かびません。でも、大きな音が鳴るというのは、楽器としては、大きな特徴であり、アドヴァンテージであるので、そのために高価な楽器を使用するというのはアリだと思います。

蛇足  ヴァイオリンの値段の違いも、最大音量の違いなんだそうです。特別な骨董品のような楽器は別として、一般的なヴァイオリンは、大きな音が鳴るものほど高価で、逆に大きな音が出せない楽器は廉価で販売されているんだそうです。音量、大切なんだな。

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2018年3月30日 (金)

モイーズで勉強していたりします

 今回は…レッスンに行きませんでした…ってか、レッスンがありませんでした。そ、春休みってヤツですね(笑)。

 という訳で、今回のフルート記事は、私が吹いている“40リトルピーセズ”の作者…というか、編曲家について、ちょっとだけ書いてみようと思います。

 この楽譜集のフルート編曲をした人は、ルイ・モイーズという人です。そう、あの有名なマルセル・モイーズの息子さんです。もちろん、フルート奏者さんです。

 しかし、お父さんがあまりに偉大だったせいか、フルート奏者だったにも関わらず、その音楽活動の大半はピアニストとして…だったんだそうです。なにしろ、お父さんや奥さん(はヴァイオリニストね)のコンサートの時の専属ピアニストとして活躍されたんだそうです。

 また、父親の七光のせいもあって、業界ではかなり有名だったそうで、そのネームバリューを使って、数多くの音楽コンクールを立ち上げたり、客寄せパンダとして音楽教育の片棒を担いだりしていたそうです。

 親が有名ってのも、実力のうちだよね。

 音楽教育に熱心だったせいもあって、フルート教則本もたくさん書いているんだそうです。今、私が使っているのは、そんなフルート教則本の中の一冊なんだそうです。編曲者が、フルーティストでありピアニストであるために、そのアレンジはとても簡単だけれど、実に効果的なんだそうです。まあ、良い編曲の一つなんだそうな。

 というわけで、私はモイーズの教則本でフルートの勉強をしているわけです。ただし、オヤジの方ではなく息子の方のモイーズだけれどね(笑)。

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2018年3月 2日 (金)

フルートの場合、材質の差が音質の差となるのでしょうか?

 個人的には「なる!」と答えたいし、実際、洋銀フルートと総銀フルート、また総銀フルートとゴールドフルートには(好き嫌いは別として)音質の違いを感じます。

 でも、それは材質の差が音質の差に直接影響を与えているのかってなると、冷静に考えれば、音質の差は材質の差だけによるわけではない事は明々白々です。

 と言うのも、これら材質が違うフルートは、材質の違い以前に、その販売価格帯が全然違います。洋銀フルートは“やや高い楽器”になるでしょうし、総銀フルートは“めっちゃ高い楽器”になるでしょうし、ゴールドフルートは“信じられないほど高価な楽器”になると思います。そもそも、販売価格帯が異なるのですから、音質が全く同じであったならば、それは詐欺ってもので、やはり価格なりの良さが無いと、誰も高価な楽器を購入してくれません。

 高価な楽器を高価たらしめているものの要素の1つに材質がありますが、材質だけが音質の差を生んでいるわけではありません。

 ってか、そもそもの話として、フルートはエアリードの楽器であって、音の源である振動は、空気自身が振動することによって生まれます。で、その振動が管体の内部で共鳴共振増幅されて、我々が耳にするフルートの音になります。つまり、フルートの音を作っているのは空気自身であり、それを増幅しているのは管体の内部空間って事になり、頭部管や管体の材質やリッププレートの材質は、特に関係ないと考えるのが、知的な判断であると思います。

 まあ、100歩譲って、頭部管の歌口のカットは、音の振動を直接作る場所であるわけだから、歌口の加工は音質に関係すると言えば関係しているでしょう。

 一般的に、歌口は円に近いカタチほど深い音が出て、歌口が楕円や四角に近づくほどパワフルな音になると言いますし、歌口の、奏者とは反対側のエッジの加工などは、この部分で空気の振動を作るわけだから、ちょっとの違いで振動の作りやすさとか、振動の癖のようなモノが生まれてくるだろうと推測させられます。

 でもこれは、歌口の加工の話であって、材質の話ではありません。

 また、音の遠鳴り…つまり、減衰しづらい音波を発振するためには、音源を作り出す発振体の重量が関係します。オーディオでは常識ですが、良い音を得るためには、音源であるスピーカーを重くしたり、固定する事で、スピーカー自身の振動を抑え、振動エネルギーを効率的に音波に変換していきます。つまり、フルート的に言えば(フルートは固定できないので)重い楽器ほど音が遠くまで飛ぶわけです。フルートは楽器であって、その大きさは基本的に決まっていますので、重量を増すためには、比重の重い材質で作れば良いのです。

 確かに、洋銀よりも銀の方が、銀よりも金の方が、金よりも白金の方が、比重が大きくて重い材質です。なので、材質の差として、洋銀<銀<金<白金の順で、音が遠鳴りするはずです。ま、遠鳴りに関しては、材質の差は大きいでしょうが、遠鳴りは音質の問題とは、やっぱり違います。

 色々考えても、フルートの場合、材質の差が音質の差につながるとは思えないのです。今では、すっかりスクールモデルとなってしまった洋銀フルートですが、昔は一流のプロでも洋銀フルートを使用していたわけだから、洋銀で作られたフルートであっても、立派にプロユースに耐えた訳です。

 結論。フルートの材質の違いは、それが音質の違いには直接はつながらない。しかし、材質が違うフルートは、材質以外の違いの影響もあって、現実的には音質の違いがあると言える。

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2018年2月16日 (金)

メカは偉大だ

 メカとは、フルートなどに載っている、あのメカの事を指しています。

 あのメカのおかげで、フルートは、本来複雑な運指を必要とするモノでも、割と簡便な運指に置き換えて吹くことができます。あのメカのおかげで、複雑な調性の曲でも(比較的)楽に演奏できるわけです。

 さらに言えば、人間の通常の手の大きさでは演奏しづらい、小型楽器や大型楽器の演奏をラクにしてくれます。

 私は先日、ファイフを吹いていました。ファイフは、ほぼピッコロと、楽器の大きさや音域が一致しています。まあ、簡易版ピッコロと言っても良い感じの教育楽器なのですが、ファイフには当然、メカは搭載されていません。指で直接トーンホールを塞ぐわけですが、これが結構大変なのです。なにしろ、私の手はファイフよりもだいぶ大きいので、上手くホールを塞ぐのに難航しちゃうわけです。ファイフにもピッコロ同様に、メカが搭載されていてたら、指の置き場はメカでしっかり確保されるわけで、それだけでだいぶ吹きやすくなるんだろうなあと思いました。また、面倒な運指も、メカの使用で簡略化できれば、複雑の調性の曲もファイフで吹けるようになるでしょう。とにかくファイフは変化音が苦手ですから、そんなに複雑な調性の曲は吹けません。吹けるのは、C管という事もあって、ハ長調にヘ長調にト長調ぐらいかな? ニ長調や変ロ長調は頑張ればどうにかなるかもしれないけれど、イ長調とか変ホ長調はあまり頑張りたくないし、それ以上はちょっと無理でしょう。でも、メカがあれば、それも楽になるはずです。

 ちなみにファイフは、かなり音痴な楽器なので、標準的な運指はありますが、より正しい音程で演奏するためには、自分で試行錯誤して運指を工夫した方が良いです。

 さて、指の置き場と言えば、逆のパターンもあって、知り合いの女性でリコーダーが得意な方がいるのですが、彼女は、ソプラノ、ソプラニーノ、アルト、バスのリコーダーを吹きます。テノールだけは吹きません。なぜかと尋ねたら「テナーだけ、指が届かない」んだそうです。

 リコーダーはフルート同様に笛なのですが、基本的にメカが搭載されていません。例外的に、バスリコーダーとコントラバスリコーダーにはメカが搭載されています。実はテナーリコーダーにも部分的にメカが搭載されていますが、メカが搭載されていない部分もあって、その部分のホールとホールの間隔が広すぎて、指が届かないのだそうです。

 ね、メカは偉大でしょ。

 ちなみに私はテナーリコーダーはジャストサイズなので、とても吹きやすいです(笑)。

 もしもフルートにメカが搭載されていなかったら…とは、想像せずとも経験できます。フラウト・トラベルソを吹いてみれば、メカのありがたさを実感できるでしょう。フルート・トラベルソは、古楽器版のフルートと言って良い楽器で、色々と素朴に作られています。メカが使われていない事も特徴の一つです。プラスチック製のモノが、リコーダーメーカーのアウロスから比較的安価で販売されています。私は所有していませんが、色々なイベントで、このプラ製フラウト・トラベルソを吹いた事がありますが、面白い楽器です。私は、この楽器を吹いた時に、ああメカって有り難いなあって思いました。

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2018年2月 9日 (金)

人はなぜフルートを買ってしまうのでしょうか?

 フルート吹きには、誰でも身に覚えがあるでしょうが、フルートって、買い替えたくなりますよね。あるいは、買い足したくなりますよね。とにかく、動機は何であれ、人はフルートを買い替える、あるいは買い足していく生き物なのです…で、合っているよね(笑)。

 例によって、その動機を整理して羅列していきましょう(今週はこのパターンが多くてゴメンなさい)

 1)マイ楽器が欲しいから。これは最初の購入ですから、買い替えや買い足しとは厳密に違いますが、フルートの買い物には違いないので、ここに入れておきます。これからフルートを始めようと決意したので、まずは楽器を買ってしまおうとか、部活動で部の楽器を使っていたけれど、そろそろ自分の楽器にしたいなあとか、フルートを習いだしたばかりで、ずっとレンタル楽器を使っていたけど、そろそろ自分の楽器が…という人が、覚悟を決めて、本格的にフルートに取り組もうと決意した時に、これからの笛人生をともに歩むマイ楽器を購入するわけです。良い楽器と巡り会えることを祈っています。

 2)楽器をグレードアップするため。先生に買い替えを薦められる時は、たいてい、このパターンです。初心者用の楽器は、容易に音が出る代わりに、さほど鳴りません。ある程度、笛吹きとして上達してきて、楽器を鳴らせるようになってきたら、その人にパワーに合わせた楽器に持ち替えた方が良いわけです。そこで、初心者用楽器から、総銀フルートやゴールドフルートに買い換えるわけです。

 3)教室や先生の都合のため。教室や先生から楽器の買い替えを薦められる事があります。大抵の場合は、2)のケースでしょうが、時には、そう見せかけておいて、実は教室や先生の都合のため…正直に書いてしまうと、大人の事情のために、楽器の買い替えを薦められる事があります。単純に店の売上に貢献するために楽器の買い替えを薦められるわけです。その際は、オトナの対応をするのが良いでしょう。もちろん、それがきっかけで、良い楽器との出会いもあるでしょうから、買い替えるのも、もちろんアリだし、それはそれで良しだと思います。

 4)今使っている楽器はあまりにヒドいため。初心者が何も知らずに楽器を購入して、その楽器をもって先生に習いに行くと、早晩、先生から楽器の買い替えを薦められる事があります。素人ゆえの悲しさで、楽器としては、ちょっとヒドいモノを知らずに入手してしまったため、その楽器を使っていては、きちんと学ぶことができなくなってしまうのです。先生としては、そんな状況を見かねて、ちゃんとした楽器を購入するように言われるわけです。多くは、安いだけの中国製のフルートを買ってしまった場合に言われるようです。いくら安くても、国産大手楽器メーカーの品なら、そんな心配も不要ですが、中国製の楽器は…安いだけで、ヒドいモノもありますからね。

 5)今の楽器に行き詰まりを感じた時。あるいは飽きた時と言い換えてもいいかもしれません。とにかく、その楽器をを吹いていて、楽しさを感じなくなった時、人は思わず「買い替えちゃおうかな…」と思うものです。そんな時は…お財布さえ許すなら、ドンドン買い替えてしまいましょう。楽器を複数所有するのも、音楽愛好家の楽しみの1つです。欲しくなった時が買い時です。じゃんじゃん買い足してしまいましょう。フルートを丸々買い替えるほどの財力が無ければ、頭部管だけ買い替えるのもアリですよ。

 6)今の楽器に不満があるわけじゃないけれど、新しい楽器が欲しくなった時。例えば、セカンド楽器が欲しいとか、野外で吹きたいからプラ管フルートが欲しいとか、あるいは次の発表会に向けて、カッコいいフルートが欲しいとか…。そんな時もあります。いいじゃないですか、じゃんじゃん買い足して行きましょう。買い物は正義です。

 私も、何回かフルートを購入しています。まず最初は当然、1)のパターンです。で、その時に買ったのが、安物の中国製フルートだったので、4)のパターンで今のアゲハ(総銀フルート)に買い換えています。で、その後、セカンドフルートとしてプラ管フルートのプラ子を購入していますから、6)のパターンもやっています。

 それにしても、なんでフルートって、定期的に買いたくなるんでしょうね? 全く、不思議です。

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2018年1月26日 (金)

フルートって、楽器の中では高い方? それとも安い方?

 気になりますよね。特に「音楽を始めたーい!」なんて声を上げているお子さんのいらっしゃる家庭だと、楽器ってむやみに高いんじゃないかって思うわけじゃないですか? まあ、確かに安いモノではありませんし、高級楽器は車や別荘ぐらいの値段のするモノもありますが、初心者が手にするような楽器だと、そんなにバカ高くはないんです。

 だって、そんなにバカ高かったら、誰も楽器を買わないし、それじゃあ楽器メーカーも商売できないわけだしね。庶民でも頑張れば手が届く範囲の価格に設定していないと、商売が成り立たないわけです。

 と言うわけで、主な楽器の初心者クラス(安いけれど十分使える楽器)の値段を列記して、フルートが高い楽器なのかどうかを考えてみたいと思います。

 まず、基準と言うべきか…フルートの初心者用楽器としては、激安なモノも当然あるのだけれど、ヤマハの洋銀フルートの価格、8万円というのをフルートの値段として考えて良いと思います。

 さて、フルートが8万円という事で、その他の楽器の値段を見てみましょう。

 まずは“楽器”と思うと、一般人の方々は学校で使う楽器たちを思い浮かべると思います。

 ソプラノリコーダー 1千円
 アルトリコーダー 2千円
 鍵盤ハーモニカ 4千円
 ミニキーボード 5千円

 学校で使うという事は、毎年毎年、何万台もの楽器が売れていくわけで、大量生産大量消費が可能ですから、こんなお値段になるんですね。さすがにこれらと較べると、フルートの8万円と言うのは、激高かもしれません。

 でもね、でもね。フルートと同じ、他の木管楽器と較べると、話は変わります。

 オーボエ 40万円
 クラリネット 8万円
 アルトサックス 13万円

 実はフルートって、木管楽器の中では、初心者用楽器が安い楽器であると言えるかもしれません。リコーダーや鍵盤ハーモニカが安すぎるだけで、フルートって決して高い楽器ではないという事が分かります。それにしても、オーボエって…高っ!

 さらに金管楽器と較べると、次のとおりです。

 トランペット 8万円
 トロンボーン 10万円
 ユーフォニアム 20万円
 ホルン 45万円

 トランペットとフルートが、実は同じお値段なんです。トランペットは金管楽器の中では、人気楽器で演奏人口も多い楽器です。ユーフォニアムなどの演奏人口が少ない低音楽器ほど高くなるのかもしれません。ホルンが高価なのは…ホルンって難しい事で有名ですから、実は初心者が手を出しづらい楽器なので、安くないのかもしれません。

 一般的に高価であるいうイメージの強い弦楽器の相場と言うと、次のとおりです。

 ヴァイオリン 6万円
 チェロ 15万円

 実はヴァイオリンの初心者モデルって、安いんですよ。フルートよりも安い。もちろん、高価な楽器は、ゴールドフルートが束になってもかなわないほどのお値段になりますが、初心者用は、実はそんなに高くないんですね。演奏人口が多いと、楽器って安くなるんですよ。

 同じ弦楽器でも、ポピュラー系になると以下のとおりです。

 アコースティックギター 3万円
 エレキギター 4万円
 エレキベース 4万円
 ドラムス 6万円

 ポピュラー系の楽器は、演奏者が多いこともあって、安いですね。リコーダーよりもお高いけれど、フルートと比べれば、かなりお安いです。

 で、楽器の王者ピアノを見てみると…

 電子ピアノ 6万円
 アップライトピアノ 60万円
 グランドピアノ 120万円

 ピアノって高いですね。考えてみると、ピアノには初心者用の楽器って無いものね。素人もプロも同じピアノという楽器を演奏するわけだから、そんなに安くはならないのかも。でも、どの家庭でも、子どものために高価なピアノを買ってあげたりするわけだから、フルートを買ってあげるなんて、造作もない事のはずだけれど、ピアノに何十万も支払えても、フルートに10万円出すのは…勇気がいるんだよなあ。

 結論。フルートは楽器の中では、比較的安い楽器であると言えます。ただし、楽器というモノ自体が、我々の生活感覚の中では、決して安いモノではないとも言えます。

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2017年12月22日 (金)

フルートは…落としてはいけない!

 分かりきった話だけれど、フルートは落としてはいけません。フルートを落とすと…たいてい壊れます(涙)。

 以前、自宅練習を終えて、フルートを片付けていた時、うっかり置いた机から頭部管を床に落としてしまった事があります。はい、頭部管は見事に凹みました。高さ的には1mあるかないかぐらいの高さだし、床は自宅の書斎の木の床で、そんなに堅いわけでもないけれど、フルートは銀製で柔らかい(特に私のフルートは柔らかい銀を使ってます)ので、落としただけで、凹みました(涙)。そりゃあ見事なモンです。もちろん、オーバーホールの時に修理をしてもらったけれど、一箇所に付き、万単位の修理費がかかりました。

 それ以降、総銀フルートの扱いには慎重の上にも慎重を重ねて取り扱うようになりました。

 で、先日は、プラスチック製のフルートを、思わずゴロンと落としてしまいました。これは持っていた手から、なぜか落ちてしまったのです。どうも最近、手元が不案内で…。

 プラスチック製のフルートだしね。銀とは違って、そんなに柔い材料じゃないし、フルートが落ちている最中は、軽い気持ちでいました。プラスチックだもの、別に落ちたからと言って、どうにかなるわけないじゃん…って感じです。

 でもね、そのプラフルートが床に落ちたショックで、バラけてしまって、メカがバラバラになってしまった時は、血の気が引きました。いやあ、見事に分解バラバラになりました。

 幸い、部品が外れて飛び散っただけで、部品そのものが破損したわけではなかったので、すべての部品を拾い集めて、組み立て直したので、大事には至らなかったのです。

 外れた部品を組み立てている時は、フルートを修理しているというよりも、プラモデルかなにかを組み立てているような気分になりました。私は子どもの頃、プラモデルが大好きで、プラモデルを散々組み立てていたので、たとえ相手がフルートであっても、プラ部品を手にすると、まざまざと昔々のプラモの記憶が蘇るわけです。

 おそらく、そんな経験がなかったら、分解バラバラになったプラフルートを抱えて、途方にくれてしまった事でしょう。人生、役に立たない経験は無いって事です。

 今の子たちはプラモを組み立てるのかしら? 少なくとも、ウチの息子は…プラモなんて、一つも組み立てた事ないと思うんだよね。

 私が小さな子どもだった時は、ゴジラとかガメラの怪獣のプラモを、小学生ぐらいになんてませてくると、タミヤの1/35ミリタリーシリーズで、ドイツ戦車とかをたくさん組み立てて、ジオラマして遊んだものです。中学生になると、1/700のウォーターラインシリーズで日本帝国艦隊を作り、文化祭等に出品したものです。高校生になると、楽器とかバイクとかの緻密な部品をたくさん使うプラモを作ったものです。

 今は昔と違って、いわゆる模型屋が激減してしまったし、玩具屋でもプラモ売り場は縮小してしまったし、売ってるプラモもガンダムを始めとするアニメ系のロボットモノばかりだし…私の子ども時代とは、何もかもが違います。

 ガンプラを組み立てたことないけれど、一時期、エヴァンゲリオンのプラモをたくさん作った事がありますが…ああいうファンタジーのモノって(当たり前だけれど)リアル感がなくて、作っていても、何かしっくり来ないんだよね。模型って言うよりも、人形って感じがして…人形は別に好きじゃないしね。

 やっぱ、模型がいいよね、模型が…さあ。

 閑話休題。銀製フルートを床に落としてはいけないのは当然として、プラ製フルートだって床に落ちたら大惨事になるんです。

 フルートは絶対に床に落としてはいけません。絶対に…ダメです。

蛇足 先日、キーメカの調子が悪いと書いたプラ製フルートのプラ子ですが、あれから数日たって、空気が乾燥してきたせいでしょうか? 全然、調子が良くなってしまいました。今では、普通に使えるようになってしまいました。ううむ、プラ製楽器ってタフなのかもしれません。

蛇足2 ここ数年、一番たくさん吹いているのは、プラ製フルートのプラ子かもしれない。総銀フルートのアゲハは、レッスンの時しか吹かない…なんて状況になってきました。つまり、私にはプラ管フルートがお似合いって事なのかな?

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2017年12月21日 (木)

口呼吸と鼻呼吸

 フルートにせよ、声楽にせよ、息を使って演奏します。音楽演奏時は、息はもちろんクチから吐きますが、息を吸うのは…クチから吸いますか? 鼻から吸いますか? と問いかけるのは、よく初心者の方が悩むポイントだし、また指導者によってはこだわりのあるポイントだったりするからです。

 つまり、口呼吸と鼻呼吸のどちらが音楽演奏上、望ましい呼吸法なのか…って事です。

 まあ、確かに、口呼吸にせよ鼻呼吸にせよ、メリット・デメリットが無いわけじゃありません。と言うわけで、口呼吸と鼻呼吸を比較して、それぞれ秀でている点、劣っている点を考えてみましょう。

口呼吸の方が秀でている点

1)短時間で多量の息を一気に吸い込む事ができる

 鼻呼吸では、鼻の穴はクチよりも遥かに小さな穴なので、そこを通して息を吸うならば、どうしても時間がかかってしまうし、あまり多くの息を吸い込む事は難しいです。しかしクチからの呼吸ならば、一気に多量の息を吸い込む事ができます。

2)鼻の病気を持っていても演奏できる

 これは利点と言えないかもしれませんが、鼻に疾患を持っている人って、少なからずいるでしょ? 慢性的な病気の方もいれば、風邪をひいたり、アレルギーだったりと、一時的に鼻が不調になってしまう事もあります。そんな時でも、口呼吸をメインにすれば、演奏できます。

3)声のポジションを下げずに済む

 これは声楽のみの利点ですが、口呼吸をするならば、クチをずっと開けっ放しにする事もできますので、呼吸のたびにポジションを仕切り直す事もせず、ポジションを高めに維持したまま歌えますから、口呼吸の方が楽に歌える…という人もいます。鼻呼吸の人は、どうしても鼻から息を吸う時にクチを閉じてしまいがちですからね。一度クチを閉じてしまうと、声のポジションもリセットされ、再びクチを開けた時に、改めてポジションを高めに設定し直さないといけません。これを回避するために、クチを開けたまま鼻呼吸をすると…不可能ではありませんが、クチで吐いていた息を鼻で吸い込む時の切り替えに一瞬の時間のロスが生じるんです。その一瞬が案外音楽では致命的な時間だったりします。声の事を考えると、口呼吸の方に一理あったりします。

4)鼻を鳴らさずに息ができる

 鼻呼吸では大量の息を一度に吸うことができません。でも、音楽の演奏では、しばしば短い時間にたくさんの息を吸わないといけない事があります。そんな時、鼻呼吸を強行すると…たまに鼻が鳴ったりします。恥ずかしいですね。少なくとも、私は結構な高頻度で鼻が鳴ります。グギグギグギ…と言うか、ズグズグズグ…と言うか。クチで息をすれば無音になるか…と言えば、風切音はせざるをえないので、必ずしも無音というわけにはいかないけれど、クチからの呼吸音は、たとえうるさくても、鼻を鳴らすよりはずっとマシですよね。

鼻呼吸の方が秀でている点

1)クチが乾かない

 口呼吸をしていると、どうしてもクチが乾きます。ノドが乾きます。クチが動きづらくなったり、場合によってむせてしまう事だってあります。鼻はそもそも息を吸い込むための器官ですから、鼻呼吸ならば、そういう不都合は特にありません。

2)ゴミをホコリを吸い込みにくい

 口呼吸は、大きなクチを開けて、一度に息を吸い込むわけで、息以外のモノもついつい吸い込みがちです。ゴミやホコリを吸い込みやすく、そんなモノを吸い込めば、当然演奏にも支障が生じます。NHKの紅白などでは、雪に見立てた紙をザザーと降らせて、それを吸い込みながら歌う演歌歌手が毎年のようにしますが、あれは口呼吸だからであって、鼻呼吸なら、よほどのことが無い限り、紙を吸い込む事はない…と思いますよ。

3)呼吸音が静か

 鼻呼吸は口呼吸ほど、一度に多くの息は吸えません。吸えない代わりに、呼吸音も(よほどの事がないかぎり)小さいです。観客で、演者の呼吸音が気になるという人は少なからずいますので、呼吸音は静かな方が良いに決まってます。特にフルートの場合、口呼吸で息を吸うと…結構響きますよね。

4)循環呼吸は鼻呼吸

 これはフルートのみの利点ですが、フルートで使われるテクニックの一つに、循環呼吸がありますが、この循環呼吸は、鼻呼吸の人じゃないと使えません。

 まあ、こんな感じでしょうか? 口呼吸と鼻呼吸、どちらが良いのかと言えば「そんなのは、個人の好みで好きにすればいいじゃん」って私は思ってます。それぞれのメリット・デメリットを熟知した上で、自分のやりやすい呼吸をしていけばいいと思います。まあ、多くの人は、口呼吸も鼻呼吸も両方やっていると思いますが…。

 呼吸で大切な事は、実はクチから吸うのか、鼻から吸うのかではなく、きちんと腹筋を使って腹式呼吸ができているか否かなんだと思います。腹式呼吸ができていれば、息をクチから吸っても、鼻から吸っても、大きな違いではないと、私は思うわけです。それは、フルートであっても、声楽であっても…です。

 でしょ?

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2017年12月20日 (水)

下手くそな音源でもアップする理由

 世の中には、完璧な演奏の音源しかアップしてはいけないという、頑なな考え方の人がいます。そういう人に言わせれば、不出来な演奏や、下手くそな演奏の音源など、アップしてはいけないし、アップすること自体が恥であり、わざわざ恥をかくためにアップする人の気が知れないんだそうです。

 つまり子どものピアノ発表会の音源とか、アマチュア音楽家の演奏とか、まだまだ修行中のプロの卵の演奏などは、決してアップしちゃいけないのです。ネットに演奏をアップしてよいのは、完璧な演奏のみ。まあ、プロ中のプロの方の感動的な録音で、ミスした箇所を切り貼りしたり、編集したりして、そうやってミスを取り除いた完璧な音源だけがアップされるべきって事なんでしょう。

 つまり、CDなどで販売される音源と同レベルのモノだけしかアップが許されない…って考えているから、先の暴言を平気で言えちゃうんだと思います。

 ふーん、世の中には色々な考え方の人もいるし、そういう人が暴言を吐けるのが、自由主義社会だし、言論の自由ってヤツだから、その発言自体は良くも悪くもないのだけれど、世の中には、そういう考えなしの大声によって、無意味に萎縮しちゃうメンタル弱々の人もいるんだから、その手の暴言は、あまり感心できません。

 だいたい、完璧なモノしか発表するべきでないなんて、発想が昭和的なんだよね。今時の発想じゃないよね。

 そもそも、YouTubeが開発された動機は、友人たちにパーティーで撮ったホームビデオを配布するために考えられたシステムなんだよね。最初っから、ユルユルの画像を、仲間内で和気あいあいと楽しむために作られたシステムなわけです。

 素人レベルの画像をみんなで共有して楽しむために作られたもので、完璧で商業レベルのモノをアップするためのシステムではなかったわけです。

 そういう意味で考えれば、そもそもアップされる画像や音源なんて、玉石混交が大前提であり、完璧な演奏もあれば、微笑ましい演奏もある…そういう混沌とした状況を受け入れて楽しむのが、21世紀の発想なんだよね。

 みんな違って、みんな良い。誰もに輝く瞬間があり、誰もが自分の人生の主役! つまりそういう事。発想が昭和な人は、そういう事が分からなくて『世間に発表する』って事が『限られたエリートの方々だけに許された特権的な行為』になっちゃっているわけよ。だから「お前ら、シロートのくせして、生意気なんだよ!」って、勝手に義憤を感じちゃっているわけです。厄介だね。

 ちなみに私は昭和生まれだけれど、そんなにガチガチのジジイじゃないので、声楽であれ、フルートであれ、チャンスがあれば、自分の演奏音源をアップしちゃう人です。

 でも頑固で昭和なジイさんたちは、次のような事を言ってきます。

 「下手くそな演奏なんてアップして恥ずかしくないのか!」

 うーん、別に恥ずかしくはないです。だって、やるだけやって、これが精一杯の今の私の実力なんだから、未熟だな、下手だなとは思うけれど、恥ずかしくはないですよ。“自分は完璧な演奏ができるはずだ”などという傲慢な気持ちがあったら、恥ずかしいかもしれないけれど、これでも結構、謙虚な人柄だし、分を知っていますので「まあ、こんなもんだよね」って思っているわけです。

 「下手な演奏をアップするなんて、失礼にも程がある」

 誰に対して、どんな失礼があるのかな? もちろん、期せずして偶然私の下手くそな演奏を聞いてしまった不幸な人はいらっしゃるかもしれないけれど、それはあくまでも不幸であり不運ではあるけれど、失礼とは違うでしょう? それにだいたい、音源ファイルをクリックした段階で、自己責任ってヤツが生じると私は思うんだよね。今から聞く演奏は、天下の名演奏かもしれないけれど、ジャイアンの遠吠えかもしれないわけで、そのあたりの覚悟を決めてクリックをしているわけだから、たとえ聞こえてきたのがシズカちゃんのヴァイオリンだったとしても、それは不幸な出来事であって、失礼なんかじゃないです。

 「下手な演奏をアップするなんて、失うものが多すぎるでしょ?」

 別に私、何も失わないです。少なくとも、アマチュア音楽家の方で、自分の演奏をアップする事で、多くのモノを手にする人はいても、何かを失う人なんて、いないんじゃないかな? 下手な演奏をアップして何かを失う可能性があるのは、プロの人だけでしょ?

 だから、プロの人は、滅多なことじゃ音源なんてアップしないし、アップする時は、自信のある演奏か、ミスを修正した演奏に限っているよね。だいたい、そのレベルの演奏だったら、ネットに無料であげるよりも、きちんと販売した方が良いしね。

 実際、ネットにあがっているプロの演奏なんて、本人とかマネージャーとかが宣伝のためにアップしたモノなんて、ほんの少数であって、大半は権利関係がうやむやのまま黙ってアップされちゃったモノばかり。限りなく盗品に近いモノと私は認識しています。下手くそな音源がアップされる事よりも、むしろ、そっちの方が問題あるんじゃないのって、私は思いますよ。

 でもまあ、思いもかけずに下手くそな演奏に当たった時は、まさに事故にあったようなものだよね。その驚きとか、不運さとか、不快感は、理解できないわけじゃありません。誰だって、素晴らしい演奏と出会いたいものね。

 だから、音源をアップする側にも、ある程度の気遣いは必要かなって…時々考えます。少なくとも、音源を聞く前にタイトルは誰でも見るわけだから、そのタイトルに「アマチュアによる演奏」である事を推測される文言とか入れるのは良いかもしれません。

 ちなみに私の場合は『限定公開』にしているので、YouTube内でも、グーグルでも、私の音源を直接検索できないようにして、事故は未然に防いでいるつもりです。で、基本的には演奏ファイルはブログの記事に貼り付けちゃうので、私のブログからでないと聞けないようにしています。これで少なくとも私の演奏を聞く人は、演奏者が私である事が前提になるわけだし、ある程度の覚悟を持って聞いていただく事にしています。

 それでも(だいぶ最近は減ったけれど)私の演奏が下手だ糞だ耳が腐るだ恥ずかしくはないのかだとか親の顔が見たいだとか早く音楽やめちまえだとかの罵詈雑言をいただく事があったりなかったりするわけですが、それは文句を言う方が間違っていると私は思いますよ。

 あなたは私の音楽レベルを承知した上で音源をクリックしたわけでしょ? それで文句を言うなんて、ちょっとずるいよなあ…って思います。それとも私の事を、一流のプロの名音楽家であると、誤解されているのかしらね。

 私が自分の音源をアップするのは、自分の演奏力向上のためです。つまり、勉強のためにアップしています。だって、自分の拙い演奏をアップするという前提があるから、音源の収録の時は、キリキリの本気の全力の演奏をするわけだし、それをアップして、皆さんからコメントをいただく事で、多くの事を学びます。それは本当に有り難くって、日常生活だけでは得難い事です。

 なので私は、アマチュアの音楽家の皆さんは、ガンガン自分の演奏をアップしていって、互いに励まし合い学び合ってゆけばいいと思います。

 昭和なジイさんたちの暴言なんかに負けないぞーぉと(笑)。

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2017年12月 8日 (金)

アンブシュアについて悩む人が多いのだけれど…

 一般的に、フルートは簡単な楽器だと言われています。何を以て簡単だと言ってよいかという部分については、議論の余地はあると思います。しかし、単旋律用の楽器である事。ト音記号の世界の楽器である事。移調楽器ではない事。メカシステムの完成度が高く、奇妙な運指がない事。軽量であり持ち運びに便利である上に、音量も小さいので、どこでも練習できる事、などから考えても、比較的演奏が簡単な楽器と言われても仕方ありません。

 しかし、いくら簡単だと言われても、あくまでも“比較的”簡単なだけで、リコーダーやハーモニカやオカリナのような教育楽器ほどは簡単ではありません。

 フルートの場合、あえてどこが難しいのか言えば“音を出す”と言った、基礎の基礎の部分が難しいです。つまり、一番最初が一番難しかったりします。逆に言っちゃえば、ここを乗り越えちゃうと、後はさほど難しくないとも言えます。また、音出しに苦労しない人だと、どこも難しい事がない楽器だったりするんです。

 さて、フルートの音が出ない理由には、実は様々な要因が絡んできます。呼気圧や腹圧の問題、楽器の構え方の問題、そしてクチビルのカタチの問題…つまり、アンブシュアの問題があります。

 初心者の頃って、音が出ない人は本当に出ません。いくら頑張っても出ません、出ないものは出ません。私の知り合いのピアニストさんは、学生の時、副科でフルートを学んだのだそうですが、親にねだってムラマツを購入してもらったところまでは良かったのだけれど、全然音が出なくて、毎日毎日フルートの練習をするのだけれど、全然出なくて、友人や教授にも散々教わったのだけれど、本当に出なくて、それでようやく「ピヤ~」って鳴り始めたのが夏休みを終えて、すでに授業が後期に入った頃だったそうです。音さえ出てくれるようになれば、後は楽なもので、あっという間にフルートを普通に吹けるようになったのだそうだけれど、音大生ですら、フルートの音が出せない人はいるわけだし、音が出せなきゃ、何もできないわけです。

 だから、趣味のオジサンオバサンがフルートを始めて、最初の音出しの段階で、さんざん苦労するのは、まあ、当たり前と言っちゃあ当たり前なのです。当然と言っちゃあ当然なのです。逆に言えば、たいていの人は、音出しで苦労すると思って、間違いないのです。

 で、そんな音出しに苦労する初心者の皆さんが、その原因として、最初に着手するのが、アンブシュアの問題なのです。クチビルをどんなふうにしてフルートにあてるのか…そんな事に悩むわけです。で、その結果、ネットのフルート情報のページには、アンブシュアに関する記事があちらこちらにあるわけです。

 でもね、そんなにアンブシュアって大切なのかな? プロのフルート奏者の口元を見ると、皆さん、それぞれだし、決まりきったやり方なんて無さそうじゃない? 中には、斜めにフルートを構えていたり、クチを尖らせて吹いていたり、ほんと、色々です。ちなみに、私はインコのクチをしてフルートを吹いてます(笑)。

 でも、ネットに書かれているアンブシュアのページを見てみると、理想的なアンブシュアは…クチビルを閉じて、軽く横に引っ張り、息を吹き出す勢いでクチビルを開ける。その息が通る大きさは細めのストロー程度が良い…なんて書いてあったりなかったりするわけです。

 でも、そんな事、誰がやっている? 案外、みんな、思い思いのスタイルでフルートを吹いているわけで、そんな理想なアンブシュアなんてしてないよ。少なくとも私はやっていないし、H門下の人もやってません。みんな、フルートを手に持って、無造作にクチビルに当てて、息を吹き込んで吹いてます。何か特別な事はしていません。

 それでも吹けちゃうのがフルート…なんだと思います。

 まあ、アンブシュアは大切だけれど、音出しに関しては、一番大切とは言えないのだろうと、私は思います。

 では、音出しに一番大切なのは…おそらく腹圧だろうと思います。

 初心者の頃は、とにかく腹圧が弱いのです。腹圧が弱いので、呼気圧が弱くなり、呼気圧が弱いので、クチビルであれこれしようとしてしまい、結果、アンブシュアにこだわるわけです。

 いわば、腹圧の弱さをクチビルでカバーしようとしているだけで、やっている事は邪道も良いところなのです。

 と言う訳で、音出しで一番大切なのは腹圧です。言葉を変えて言えば、腹筋です。だから、腹筋がある程度強くなり、腹圧が強くなれば、アンブシュアを気にせずとも、自然とフルートの音が楽に出るようになるわけです。

 では、腹圧を強くし、腹筋を鍛えるには、どうしたら良いのか?

 少なくとも、体育会系の人がよくやっている腹筋運動は、あまり効果が無いと思います。と言うのも、腹筋を動かすと言っても、ちょっと動かす方向が違うからです。

 フルートを吹くための筋肉を鍛えるために一番の近道は、フルートを吹くことです。フルートを吹いて吹いて吹きまくって、カラダをフルートを吹く人のカラダに作り変える事です。

 そうすると、簡単にフルートの音出しができるようになります。

 なので、フルートの音が出なくて悩んでいる人は、アンブシュアをあれこれいじるよりも、ひたすらフルートを吹いて、早く自分のカラダをフルーティストのカラダにしてしまう方が現実的だと、私は思うわけです。

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