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2019年7月24日 (水)

どこからでも行けます!

 別にフルートに限った話ではないですが、私個人的にはフルートの話になります。

 練習が不足している…とよく言いますし、実際、私もブログで書きます。

 この“練習が不足している”状態とは、別に完璧に演奏できるようになっている事を指しているわけではありません。完璧に演奏できるようになったなら、練習が足りているどころか、違う練習をするべきであって、量の問題ではなく質の問題になるからです。

 “練習が不足している”とは、あくまでも練習の量の問題であって「もっとたくさん練習していれば、当然クリアしているはずの問題がクリアしていないのは、単純に練習の量が不足しているからだ…」と自覚しているって話なんだろうと思います。

 練習不足の解決方法は、練習をするだけの話です。量の話ですから、量を満たせば良いだけの話です。

 とは言え、練習量ってのは目で見えるものではありませんから、何を以て、不足しているのか、十分なのか、余っているのか、分かりません。困ったものです。

 H先生がおっしゃるには「練習をきちんとやっていれば自然と暗譜できる」んだそうです。つまり、暗譜するほど練習しないと、練習した事にはならないし、練習不足だ…という事なのでしょう。頭が上がりません。だって私、今までフルート曲で、一曲たりとも、きちんと暗譜できた事、ないんですもの。今のエルステユーブンゲンなんて、完璧に暗譜課題なのに、ちっとも暗譜できないので、前に進まないくらいだもの。そのラインで言えば、私の練習不足は明々白々なのでした。

 別の方がおっしゃるには、暗譜まではともかく…楽譜を見ながらなら、任意の場所からいつでも演奏ができる…くらいまで練習しないと、練習不足なのだそうです。具体的に言えば、フレーズの切れ目はもちろん、たとえフレーズの途中からであっても、指定された箇所から、すぐに演奏が始められるほどに吹き込んで、始めて練習十分と言えるって話です。この感覚なら、分からないでもないです。でも、フレーズの途中から演奏を始めるのって、楽譜がきちんと読めなかった頃は出来なかったなあ。今は、それなりに楽譜も読めるようになったので、まあなんとか対応しちゃうけど…。って考えると、これは練習量の多寡ではなく、読譜力の問題かなって気もしないではないです。

 もっと近視眼的な感覚で言えば、その日の目的が達成されれば、その日の練習は十分だ…と言えなくないです。例えば、今日は、曲の出だしの4小節をばっちり吹けるようになればいいや…と考えて練習始めて、その練習の終わりには、その4小節がばっちり吹けていれば…もちろん合格です。これは悪い感覚ではないと思います。ただ(私だけでしょうか?)練習開始時に、本日の目標みたいなモノを決めないよね。ただ、漫然と練習を始めて、ある程度時間が過ぎたから、本日の練習終了みたいな感じになっている…から、全然進歩しないわけだ。ああ、そうだったのか。

 何をどう言ってみたところで、私の練習不足は逃げることのできない現実です。いや、自分の気持ち的には、決して練習をしていないわけではないのですが、結果として、私程度の練習量では、全然成果につながらないわけで、それをもって“練習量が足りない”と言い訳してしまうのでした。

 ああ、色々残念だなあ。

蛇足  じゃあ声楽は練習十分なのかと言えば、やっぱり練習不足です。ただ、声楽は楽器を持たなくても練習できるので、フルートほど極端な練習不足にはなりません。例えば、道を歩きながら、鼻歌交じりに歌ってみたって、風呂に入りながらの鼻歌だって、目的さえ履き違えなければ、これはこれで立派な練習になるけれど、フルートではそんなにお手軽にはいかないものね。

 

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2019年7月11日 (木)

曜日時間固定制とワンレッスン制

 レッスンの形式(?)の話です。

 曜日時間固定制と言うのは、例えばレッスンを、毎月の第1と第3の月曜日の午後3時から…とか決めて、その日のその時間に定期的にレッスンに通うやり方です。子どものピアノ教室なんかは、たいていこのパターンです。謝礼もたいてい定額制で、大抵は月謝ですね。

 一方、ワンレッスン制と言うのは、一回ごとにレッスンの日時を決めていくやり方です。レッスンの終わりに次のレッスンの日時を決めたり、電話を入れて予約してレッスンに行ったり…というやり方です。

 どちらのやり方にも一長一短があると思います。ちなみに、私の場合、フルートは曜日時間固定制で、声楽はワンレッスン制です。

 フルートは曜日時間固定制で、決められた曜日の決められた時間にレッスンに通っています。日時が固定されているので、通いやすいと言えば通いやすいのですが、その時間に不都合が生じると(ま、仕事が入ってしまう事が一番多いのだけれど)レッスンを休まざるを得ません。振替とか補講とかをやる先生もいらっしゃるようですが、ウチの場合、生徒の都合で休んだレッスンの振替はありません。先生の都合で休んだレッスンの場合は…レッスンは年40回という契約で、先生は年47~48回くらいレッスンしてくれるので、たまにお休みしても振替無しです(ま、当然だな)。

 曜日時間固定制なので、私がレッスンに行こうが休もうが、先生は毎回必ずお教室にやって来られます。月謝も固定制なので、私がレッスンに行こうが休もうが、先生には謝礼が支払われますので、レッスンをお休みすることへの罪悪感は、少なくとも金銭的な面ではありません。

 習いはじめの頃は、仕事もそれほど忙しくなかったので、毎回毎回レッスンに通えて楽しかったのですが、最近は仕事が忙しくなり、レッスンには行ける日よりも行けない日の方が増えてきました。だったら、もっと別の都合の都合の良い曜日にレッスンを移せばいい…とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、私のレッスンは出張レッスンで、先生は週に一度しか当地に来られないので、別の曜日に変更するわけにはいかないのです。先生のご自宅に行ければいいのかもしれませんが、先生のご自宅…これがまた遠いんだ。それも結構半端なく(笑)。遠い場所でのレッスンって、以前習っていたヴァイオリンで懲りていますので、今の自宅に近い教室で、可能な限りレッスンに行く…というやり方にしています。

 声楽はワンレッスン制です。私と先生の両者の都合の良い日を選んでレッスンをしていますので、レッスンをお休みするという事が(急病とかを除けば)まずありません。そういう意味では、確実にレッスンができるのですが、レッスン日がどうしても変則的になりやすいですし、間隔だって空いてしまう事が多々あります。今は月2回をベースにしていますが、それでもレッスン日を決めるのに、両者のスケジュールが合わず、毎回苦労がありますし、どうしてもスケジュールが合わない時は、まる一ヶ月レッスンが無い時だってあります。

 レッスンがなければ、先生へ謝礼を支払う事はありません。なので、たまにレッスンの間隔が空いてしまうと、なんか申し訳ない気分になります。

 あと、私も先生も積極的に次のレッスンを決めたがりますので、ウチは大丈夫ですが、ワンレッスン制で、次回のレッスンを決めないまま、時間が経過し、やがて音信不通になってしまうと、そのまま縁が切れてしまい、学びが自然消滅してしまう事もあるようです。そういう点では、レッスンの継続性が、曜日時間固定制よりも難しいのかもしれません。

 とは言え、忙しい人には、ワンレッスン制って魅力ですよね。あと、レッスンがなければ謝礼が発生しませんから、お金にシビアな人にも良いかもしれません。

 曜日時間固定制にせよ、ワンレッスン制にせよ、それぞれ一長一短あるわけで、自分のライフスタイルに合わせた形式で無理なく学び続けられるのが一番良いと私は思います。

 

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2019年7月 4日 (木)

どんなふうに演奏/歌唱したいのか?

 実は音楽を演奏/歌唱する上で、とても大切なことが“どんなふうに演奏/歌唱したいのか?”という、演者の気持ちではないのかと思ってます。

 これは“楽譜通りに”“ミスなく”“ソルフェージュ的に完璧を目指して”演奏するだげでは足りないって事でもあります。ミスなく楽譜通りに演奏するのは、まず最初にクリアすべき課題であって、もちろんこれは目指さなければいけないのだけれど、それで良しと思ったら、その音楽は、とてもつまらないモノになってしまいます。

 コンクール等を見に行くと“とにかくミスさえしなければ良い”と言った姿勢がミエミエの演奏にぶち当たる事があります。まあ、コンクールは減点主義だったりするわけで、そこでミスがあるのは致命的だから気を使う…というのは分かります。でも、そういった演奏は、しばしば聞いていてつまらないのです。そういう人は、上位入賞をするかもしれませんが、決して聴衆賞的なモノは取れません。コンクールで上位入賞をするのが人生の目的ならば、それも良しでしょうが、その後、プロの演奏家としての活躍を目指しているのだとしたら、観客に気に入られない演奏を平気でしちゃう人って、どうなんでしょうねって思うわけです。

 別にこの話は、プロに限ったわけではありません。アマチュアだって同じです。

 あなたが演奏する音楽に、あなたの意思は加わってますか? って話です。あなたはその音楽を演奏する事で、何を表現したいのですか? って話でもあります。

 子どものピアノ発表会は、微笑ましいのですが、概ねつまらないです。自分の子や、知り合いの子が出演しているならばともかく、そうでなければ、あまりに退屈で、とても聞いていられないのが常です。と言うのも、子どものピアノって、正確に演奏することだけでアップアップで、そこに演奏者の意思や感情なんて入っていないのですから、聞いていてつまらないのですよ。ま、これは仕方がない。

 オトナの声楽発表会やフルート発表会でも、ただただ演奏/歌唱するのに精一杯な人もいますが、そういう人の演奏/歌唱は、たいていつまらないです。ま、これも仕方がない。発表会は発表会であって、演奏会ではないのですから、つまらない演奏であってもアリと言えばアリです。

 オトナの発表会でもたまに、プロの演奏会なら必ずあるのが、そういった意思が感じられる演奏/歌唱です。

 そういった意思が感じられる演奏/歌唱は、聞いていて引き込まれます。耳が奪われるし、魂が抜かれます。楽譜通りにミスなく演奏した上で、そこに演奏者としての自分の意思や感情を込めていく…簡単ではないけれど、そこまでやって初めて、音楽を演奏/歌唱していると言えるのではないかと、最近の私はそう思うのです。厳しい感想ですが、観客サイドに立って考えるならば、まさにこの通りなのです。

蛇足  まあ、アマチュアの場合は、意思と言うか、思いが溢れて、しばしばやりすぎて臭くなっている演奏/歌唱もありますが、それもまた、愛すべき演奏/歌唱です。

 

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2019年7月 1日 (月)

なぜ音程が安定しないのか?(フルート編)

 アマチュアの発表会は、声楽の発表会に行く事が多い私ですが、それは情報が入手しやすいからであって、別にフルートの発表会に行かないわけではありませんってか、機会があればフルートの発表会にも顔を出したい私です。

 フルートの発表会の情報が入手しずらいのは、おそらく声楽人口よりもフルート人口の方が少なく、発表会の数そのものが少ないからという事と、声楽の発表会は音楽ホールでやるのがデフォルトですが、フルートの発表会って、別に音楽ホールばかりで行われるわけではなく、会議室とか飲食店とか音楽教室のレッスン室とかでも行われるので、本当に情報を得るのが難しいからです。

 そうであっても、フルートの発表会に行かないわけではありません、結果的にごくたまには見に行くんですよ(汗)。

 アマチュアのフルート発表会に行って感じる事は、アマチュアと言えども、指がすごくよく動く人が大勢いらっしゃる事。真っ黒な楽譜を難なく吹いちゃう人が相当数いる事です。これ、単純にすごいなあって思うわけです。

 一方、おそらく初学者さんたちだろうけれど、音程が不安定な人も少なからず見受けました。ビブラート?ならいいのですが、そういうわけでもなく、なんとも音程が定まらず、せっかく吹いているのに音痴な演奏に聞こえてしまうというパターンであったり、高音になると、音がひっくり返ったり、1オクターブ低い音になってしまったりというパターンもあります。

 これらは単に呼吸筋の筋力不足が原因なんです。筋力がまだ弱くて、一定の強さで息を吐き続ける事がまだ困難で、その結果、音程が不安定になってしまうのです。ほら、フルートの音程って、歌口に吹き込む息の速さでも変化するでしょう? 

 だから、呼吸筋が鍛えられていくと、自然に音程も安定し、ある程度練習時間を積み上げていくと解決する問題なのです。

 よく息を鍛える系のギミックが楽器屋さんで売っていますし、それらを愛用している方もいらしゃるようですし、それらのギミックの効果を否定するつもりは、私には全くありませんが、それらのギミックを使うよりも、単純にたくさん練習すれば筋肉は鍛えられると思います。それに、それらのギミックを使ってトレーニングする時間があったら、楽器を吹いていた方が楽しいし、よっぽど練習にもなると思うのですが…そうでもないのかな?

 

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2019年6月28日 (金)

フルートの支持について

 フルートの支持…つまり、フルートをどう持つかという話。むろん、演奏中の話ですが、基本は三点支持だと思います。

 三点支持…右親指、左人差し指付け根、下アゴ、の三ヶ所でフルートを支持する

 「なあんだ、当たり前じゃん」とおっしゃるけれど、皆さん、きちんとやってますか?

 私が初学者だった頃、盛んだった話題の一つに、フルートは三点支持と四点支持のどちらが良いかというのがありました。四点支持? はい、当時はそんな支持があったみたいですよ。で、話題的には、四点支持を押していた人の熱量もあって、四点支持が優勢だったような気がします。

 ちなみに四点支持とは、三点支持+右小指です。具体的には、右手の親指と小指でフルートをつまむように持って、それを左腕でくちびるに押し当てる…と言った支持方法です。

 おそらく、初学者や初心者の中には、知らず知らずのうちに四点支持をやっている人がいるような気がします。フルートを吹いていて、右の小指が痛くなる人、いませんか? そういう人は、おそらく四点支持をやっていると思いますよ。

 老婆心ながら、四点支持は止めたほうがいいと思います。理由ですか?

 1)カラダが痛くなるような持ち方は、そもそも間違っています。
 2)右小指を楽器の支持に使ってしまったら、低音ド~ド♯がうまく吹けないし、低音レを吹くと、楽器が落ちます(笑)。

 中音ド♯(つまりほとんど押さえない)時でも安定して楽器が支持できなきゃダメなんですよ。

 さて、では三点支持なら何でも良いのかというと、違います。左の人差し指はほとんど使いません。そもそも左人差し指は運指で使っていますので、この指が気持ちよく動くためにも、左人差し指には力は入れないし、楽器の支持でも脇役でないといけないのです。

 三点支持の主役は、右の親指です。この指が楽器を支持する上での主役なのです。右親指は、適度に軽い力で、楽器を自分から離す方向に押していきます。

 左人差し指は、テコで言うところの支点になります。つまり、右親指の力を反対方向に変換するだけです。ですから、この指はあまり力を入れてはいけないし、動かしてもいけません。支点が動いちゃうテコなんて使い物になりませんからね。

 で、下アゴが作用点になるわけです。

 よく下アゴでなく下唇で楽器を受け止める人がいますが、それってどうなんでしょうね? 下唇で楽器を受け止めてしまったら、楽器で下唇を思いっきり潰してしまうことになりませんか? あと、下唇のある場所って、下の歯のある場所になるわけで、そこで楽器を受け止めていたら、歯や歯茎を痛めるし、骨格的にも凸な部分だから、楽器の安定も悪くなりませんか?

 私は、下唇のすぐ下の、下アゴにある、ちょうどフルートの太さにぴったりのくぼみでフルートを受け止めます。ここは下アゴですから、歯には負担がかからないし、凹な部分なので、楽器も安定するし、ここで楽器を支持すると、唇を潰すことなく、自由にフルートを吹けるでしょ? フルートに吹き込む息の距離や角度も、アゴを動かす事で簡単にコントロールできますし、唇を潰さずにフルートを吹くので、無意識にフルートをヒョイとアゴに当てれば、もうフルートが吹けるといった利点もあります。

 フルートは、下唇ではなく、下アゴで受けとめた方が、何かと便利だと思います。

 とは言え、フルートをどこで受け止めるかは、色々なやり方があるので、下アゴにこだわる必要はないと思います。

 例えば、人によっては(ランパルがそうだったので)頬で楽器を受け止める人もいますし、それもアリと言えばアリなんでしょうね。頬でフルートを受け止めるなんて、吹きづらくないでしょうかね? 特に頬を押さえてしまったら、循環呼吸がやりづらくて仕方ないんじゃないかしら? でも、その人がそのやり方でベストパフォーマンスを発揮できるなら、それが正解って事になるわけです。

 というわけで、フルートの支持方法としては、三点支持が標準的だし、特段の理由がなければ、三点支持でフルートを支持するのが良いと思います。

 

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2019年6月26日 (水)

あと何回演奏できるだろうか?

 人生の後半戦を生きる私としては、常に頭のどこかで人生の残り時間を意識して行動している事に、しばしば気付かされます。

 残り時間って、案外、長くないんだよね。

 あと何回、ご飯を食べられるだろうか? あと何回旅行に行けるだろうか? あと何回桜を見ることができるだろうか? …あと何回本番で歌を歌ったり、笛を吹いたりできるだろうか?

 あと何回…って意識した時から、なるべく歌いたい歌から歌っておきたい、吹いてみたい曲から吹いておきたいと思うようになりました。もちろん、技量不足で演奏できないものは断念せざるを得ませんが、背伸びすれば手に届きそうな曲ならば、多少背伸びしても、今のうちに、元気なうちにやっておきたいと思うようになりました。なにしろ、生きていたって元気じゃなけりゃ、音楽なんてできないものね。元気なうちに出来る事はやっておきたいのですよ。

 フルートに関しては、発表会が合宿の最中で、その日程が仕事とよくぶつかるんですよ。今年もダメだし…、ほんと後何回できるのか、ジリジリしちゃいます。

 歌に関しては、今の声楽の先生であるY先生は、発表会等の本番では、なるべく生徒さんが歌いたい歌を優先して歌えるようにしてくれる先生なので、その点では助かっています。

 先生によって、発表会で歌う曲は、生徒本人が決めるのではなく、先生が与える…ところもあります。「今年の発表会のテーマは○○です」なんて言っているところは、たいていそうです。

 先生が、生徒さん一人一人の力量を見定めて選曲するのは、ある意味正しい事かもしれませんが、あと何回歌えるか不安な人間にとっては、とても迷惑だったりするわけです。

 残された数少ない本番のチャンスに、なぜ歌いたいとは到底思えない曲を歌わないといけないのか? それよりもこっちの曲の方が歌いたいのに…。もしかして、今、自分は、先生からいじめられているではないか…と思ってしまう事があるんだそうです。

 あ、これ、私の話じゃないですよ。私がグチとして聞いた話です。でも、かなり思いつめたグチでした。重い話です。

 アマチュアなのに、楽しさを横に置かされて、苦行を強いられるなんて、あってはならない話だと、今なら強く思いますが、当時はその人をなぐさめる事しかできませんでした。だって、私も不満足な曲を与えられて、いやいや歌っていた、いわば同類だったからです。まあ、私は歌いたくない曲でも、気持ちを切り替えて歌っちゃいますが、世の中、そんな人間ばかりじゃないのです。

 なるべく元気なうちに、歌っておきたい歌を歌ってしまいたいものです。で、人生の終わり近くでは、あの歌もこの歌も歌えてよかった…と言える人生であれば良いと思っています。

 問題は、人間って欲深いし、特に私は強欲であるって事かな? 1曲歌いたい歌を歌ってしまうと、さらに2曲歌いたい歌が増えてしまうので、歌いたい歌が全然減らないという事実が、私の目の前にあるんです、ああ困った困った。

蛇足  フルートは、本当によく仕事と発表会がぶつかるので、全然レパートリーが増えませんし、本番経験も増えません。なので、とても発表会以外のアウェーの舞台での演奏なんて無理無理無理状態なので、他所の舞台でも吹けません。なんか、悪循環に陥っているのかもなあ…。毎週のようにジャズ喫茶で吹いていた頃が懐かしいです(涙)。

 

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2019年6月21日 (金)

NUVOのプラスチック製フルート、良い点悪い点

 私はプラスチック製のフルートが大好きです。私が愛用しているのは、NUVO(ヌーボ)のフルートです。

 ほぼ毎日吹いています(笑)。そこで気づいた良い点悪い点を列挙していきたいと思います。まずは悪い点から。

【悪い点】

 1)安っぽい  実際、安っぽい外見をしています。プラ製だし、実際安物なので、どうしても安っぽいんですよね。正直、所有している喜びってのはあまりないし、他人に自慢もできません。

 2)演奏に息を多量に使う  私はこいつを“うわばみフルート”と呼んでいます。いやあ、本当に息をたくさん使うんですよ。総銀フルートなら一息でラクラク吹けるフレーズも、こいつだと絶対に息が不足します。逆に言うなら、こいつで息が足りるなら、総銀フルートでも余裕で演奏できます。ブレスコントールに厳しいコーチが付いているようなフルートです。勉強になります。そういった意味では、決して初心者向き楽器ではないと断言しましょう。

 3)メカキーの反応がやや鈍いかな  なにしろ材質がプラスチックで柔らかいのです。材質的にメカがたわむのかもしれません。金属製のメカと比べると、明らかに反応が遅いです。なので、速いフレーズの演奏には向かないかも…。

 4)レッスンに持っていくと…たぶん叱られます  おもちゃだと思われます。実はおもちゃではなく立派な楽器ですが、安っぽい外見なので、楽器だとは思われないようです。

 5)壊れても修理してくれる楽器店はたぶん無い  もしも壊れた場合は…使い捨てを覚悟しなければなりません。

 6)基本的に中級者以上が対象  値段が安いので、初心者の入門楽器に良いかも…と思われるかもしれませんが、楽器としては、だいぶ難しい部類になりますので、初心者には向きません。中級者以上の方のセカンドフルートが、この楽器にはふさわしい取扱だろうと思われます。

 では次に良い点を列挙していきましょう。


【良い点】

 1)安価  とにかく安いです。値段は時期によって違います(たぶん為替レートの影響だろうと思いますが)が、今はだいたい2万円前後です。安さは正義です。中国製の洋銀フルートとほぼ同じ値段ですが、中国製の洋銀フルートは、楽器の姿をしたオモチャである事が多いのに対し、こちらのフルートは、プラスチック製とは言え、きちんとした楽器です。きちんとした楽器がこの値段で買えるのは素晴らしい事です。

 2)音色は決して高価なフルートに劣らない  見かけは安っぽいですが、音は立派です。目をつぶって聞けば、プラスチックだとは分かりませんし、そんなに安いフルートだとも思われません。音色の傾向は、金属管よりもむしろ木管に近いかもしれません。

 3)扱いがザツでも全然オーケー  かなり丈夫な楽器です。扱いがかなりザツでも全然平気です。基本的にメンテナンスフリーで、お手入れは不要です。もしも壊れても、安価なので、修理せず、新品購入をした方が良いでしょう。また、壊れても惜しくない値段なので、野外演奏もオーケーだし、旅のお供に良いかもしれません。

 4)軽い  実に軽いです。また、楽器本体に滑り止めのゴムが貼ってあるので、とても持ちやすいです。

 良い点悪い点を数えてみると、悪い点の方が多くて残念ですが、良い点に価値を見いだせる方には、プラスチックフルートはオススメです。私は練習用フルートとして使ってます。組み立てたまま、フルートスタンドに挿していますので、吹きたい時にすぐに吹けて、止めたいときにすぐ止められるのがいいです。メンテナンスフリー、バンザイって感じです。

 

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2019年4月24日 (水)

フルートを学ぶのは難しい(涙)

 昨日「歌を学ぶのは難しい」という話をしましたので、今回はそれのフルート版の話をします。

 まあ、基本的に歌は誰でも歌えます。歌など特別に学ばなくても、プロ歌手が裸足で逃げ出すほどに見事に歌ってしまえる人もいます。ある意味、人は皆歌手なのです。ですから「歌を学ぶのは難しい」と言っても、お前何を言っているんだと思われがちです。

 でも実際の話、習わずとも見事な歌を歌いこなしてしまう“天然歌手”なんて、ごくごく一部の恵まれた人たちであって、多くの人は、しっかり歌を学ばないと、なかなか一定レベル以上の歌唱は難しいです…というふうに私は考えています。だからと言って、歌は学ばないと歌えないというわけではありません。実際、カラオケボックスで絶唱している人たちのうち、どれだけの人が歌を習っているでしょうか? おそらく、それはごく少数であり、別に歌など学ばなくても、カラオケで楽しめる程度の歌は、誰でも歌えるのです。それくらい、身近な音楽活動が“歌うこと”なんだと思います。

 それに比べると、フルートを学ぶというのは、明らかに“特別なイベント”であり、世間一般の人には縁のない、別世界の話になります。それゆえに「フルートを学ぶのは難しい」と言えば「そうでしょうね…」と納得顔をされてしまいます。

 歌とフルートでは、それくらい状況が違いますが、違うは違うなりに、なぜフルートを学ぶのは難しいのかと考えてみたいと思います。

1)楽器を入手しないと始められない。

 これは別にフルートに限らず、器楽は楽器がないと始まりません。でも、普通の家庭にフルートが転がっている事など、まずありません。なので、まずはフルートの入手から始めないといけません。

 もちろん、最初はレンタルでも良いし、何なら最初っからフルートを購入してしまうという選択肢もありますが、それにしてもタダというわけには行きません。それなりの金額が掛かってしまいます。

 普通の人の感覚で言えば、フルートって楽器は、高いです、高価です。続けられるかどうか分からない段階では、とても購入できる金額ではありません。だからと言って、レンタルだって、決して安いとは言えません。

 楽器を入手する…まずはここが第一ハードルだったりします。主に経済的な問題ですが、ここをクリアしてフルートを学び始めるのは…かなりの強い気持ちと大きなお財布が必要で、ほんと、フルートを学ぶのは難しいと思います。

2)音を出すのが難しい

 ピアノは鍵盤を叩けば音が出ます。ギターは弦をつま弾けば音が鳴ります。ヴァイオリンですら、たとえシズカちゃんレベルであっても、弓で弦をこすれば音が出ます。

 でも、フルートは、ごく一部の人を除いて、いくら楽器に息を吹き込んでも、音は出ません。たまに音が出ても、それを安定的に鳴らし続けるのは難しいです。

 横笛を鳴らすのは、難しいです。ここは才能と努力が必要とされます。

 実はフルートを学ぶ人の何割かは、ここで挫折してしまうのです。私の知り合いの音大生も、フルートを学び初めて、音が出るまで三ヶ月かかったという人がいます。その人は、副科だったので、いくら音が出なくても止めるわけにはいかなかったようですが、普通の人なら、三ヶ月も真面目に取り組んで、うんともすんとも言わない楽器なんて、やってられないですね。なので、せっかくフルートを入手できても、音が出せずに止めてしまうというパターンがあるんですね。ああ、難しい。

3)それ以外の難しさは…あれ?

 フルートの運指は、基本的にリコーダーとほぼ一緒です。楽譜もト音記号です。歌の楽譜を持ってくれば、それでたいていの曲は吹けます。楽しめます。

 そう考えると、フルートの場合、1)と2)の難しさはあるにせよ、そこを越えてしまうと、後はひたすら努力あるのみで、特に難しくはないと思います。

 もちろん、自分がどのレベルまで演奏できるようになりたいのかという、ゴールの設定次第で、いわゆる修行期間は変わってきますが、だからと言って、特にこれは難しいとかあれが難しいとかは無いような気がします。真面目に練習を積み重ねていけば、たいていの問題はクリアできるはずです(初心者が悩む高いミも、必ず出せるようになります)。

 そう考えると、フルートの難しさは、楽器の入手と音出しという、入門期に極めて困難な点があり、それゆえに学ぶのが難しいとは言えますが、そこを乗り越えてしまうと、後は、それなりの苦労しかなく、むしろ、学ぶのに簡単な楽器…と言えるのかもしれません。

 なんか、拍子抜けな記事でごめんなさい。

 

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2019年3月29日 (金)

フルートって、実は音域が広い?

 普段フルートを吹いているので、あまり音域の事は考えないのですが、先日、リコーダーを吹いた時、その音域の狭さに辟易してしまいました。

 ネットで調べると、リコーダーの音域って2オクターブと1音(低音のドから中音のドを超えて高音のドの一つ上のレまで出る…って感覚です)なんだそうだけれど、実際に吹いてみると、その音域は…せいぜい10度ですね。つまり“ドレミファソラシドレミ”です。実際、リコーダー用の一般的な楽譜って、この音域に収まるように曲がアレンジされています。

 もちろん、リコーダーだって頑張れば、ミの上のファやソも出ないわけじゃないけれど、それよりも上は…少なくとも私には無理です。リコーダー専科で日々練習している人だと、ネットで言われるように“2オクターブと1音”まで出せるんでしょうね。でもそれは一般的な音域とは違うと思います。

 さて、リコーダーの10度の音域って、その広さとしては、訓練されていない歌声の広さとほぼ同じです。そういう点では、リコーダーの音域は狭いわけではなく、歌声と同じって事で、むしろ取り扱いやすい広さと言えるのかもしれません。

 一方、フルートの音域は約3オクターブ。低音のドから始まって、その1オクターブ上はもちろん、その上のドを超えて、その上のドの手前のシまでが通常音域となります。つまり“ドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシ”です。もちろん、低いドよりも半音低い音が出る楽器もあるし、最高音シよりも高いドやレを出す方もいますが、私が楽々出せるのは、この約3オクターブの音です。

 リコーダー(それもリコーダー専科の方)の約2倍の音域だし、具体的に言えば、テナーリコーダーとアルトリコーダーとソプラノリコーダーを合わせたのと、ほぼ同じだけの音域が一つの楽器で出せます。

 なので、フルートが3本あれば、テナーリコーダーとアルトリコーダーとソプラノリコーダーの合奏と、ほぼ同じ事ができます。なんかすごいな。

 さらに言うと、上記の3本+グレートバスリコーダーを加えたリコーダーアンサンブルをたまに見ますが、それってフルート3本+テナーフルートと、ほぼ同じ感じになります。

 さらに、フルートはリコーダーの音域を超えるだけでなく、pとfの差も大きい、つまりデュナーミクも広いです。つまり、笛の中では、フルートって、なかなかに優秀な笛って言えるような気がします。

 そして、フルート合奏を「同じ楽器が3本じゃん、合奏としては面白みがないなあ」なんて、あまり甘く見ない方がよいかもなあ…と改めて思ったわけです。

 

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2019年3月22日 (金)

笛って何?

 「笛ってなんだろう?」となんとなく考えてみました。

 まずフルートは笛で間違いないと思います。ピッコロも同様でしょう。リコーダーも縦笛と呼ぶくらいだから笛です。オカリナは…笛だよね。鳩笛だもん。

 日本の楽器でも考えてみました。尺八は笛ですよね。雅楽の笛(龍笛)も笛でしょう。祭囃子の笛(篠笛)も笛ですよね。能で使われる笛(能管)も笛ですね。でも、雅楽でよく使う笙は笛か言われると…なんか違うような気がします。篳篥(ひちりき)やチャルメラもなんか違うような気がします。

 オーケストラ系の楽器で言えば、同じ木管楽器でも、クラリネットやオーボエは笛とは違うような気がします。ジャズ等では、フルートとサックスはよく持ち替えをして演奏しますが、フルートは笛だけれど、サックスは…笛なのかな? なんか違うような気がします。

 くどくど考えているよりも辞書に尋ねてみようと、手元の電子辞典(広辞苑)にたずねてみたら、笛とは吹奏楽器の総称で、笙や篳篥も含めるとありました。なんか意外。

 笛という言葉が吹奏楽器の総称ならば、トランペットも笛って事になります。広辞苑の定義は、かなり大雑把なようです。おそらく、邦楽の世界では、笙や篳篥を含めた吹奏楽器全般を笛と呼ぶのかもしれません。邦楽の世界にはラッパはありませんからね。

 笙や篳篥はリードを発信体として使う楽器で、その構造は、笙はハーモニカに、篳篥はオーボエに似ているそうです。ハーモニカやオーボエは笛なのかと言われると、なんか違うような気がします。なので、邦楽的には笙や篳篥は笛なんでしょうが、私の個人的な感覚では違うんです。

 じゃあ、私の感覚で言うところの笛とは何か? どうやら、エアリードの吹奏楽器をそう呼んでいるんじゃないかと思い当たりました。

 だから、フルートやピッコロはもちろん、龍笛・能管・篠笛も笛だし、口笛もホイッスルも笛です。どうも私の感覚と広辞苑の定義にはだいぶ距離があるみたいです。

 ちなみに、笛と言うけれど、草笛は草をリードとして鳴らすのだから、笛じゃないと言えるけれど、なんとなく草笛は笛に分類しちゃうんだよね。これは、言葉に思考が引きづられているのかもしれません。

 辞書的には、笛とは吹奏楽器全般の事を言うようだけれど、私的にはエアリードの楽器を笛と呼びたいのです。

 ここまで書いて、Wikipediaを見たら、笛とはエアリードの木管楽器の事だとありました。そうかそうか、私の感覚は、広辞苑よりもWikipedia寄りの感覚なんだなと、妙に納得した次第です。

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