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2019年7月15日 (月)

そう言えば、ドイツ唱法って、なんじゃらほい?

 最近、声楽のレッスンでドイツリートを学び始めた私です。まあ、昨今は発表会準備で、ちょっとばかりお休みしていますが、それが終われば、またまた着手予定です。

 まだ合格した曲も1曲きりという、ほんと初学で、稚拙で、ヨロヨロやっておりますが(笑)。

 で、ふと思った事があります。そう言えば、ドイツ唱法ってのがあったなあ…ってね。ドイツリートを歌っているんだから、ドイツ唱法で歌わないといけないのでは?…ってね。でも、ドイツ唱法って何ですか? 美味しいんですか?

 というわけで、ググって見ました(笑)。

 まあ、身も蓋もない事が書かれているサイトですが、まあ、真実はこんなところにあるのかもしれません。

>歌唱時に腹壁を外側へ張る方法(ベリーアウト)と腹壁を内側へ凹ませる方法(ベリーイン)の両者が存在し

 で、そのベリーアウトがドイツ唱法ってヤツで、ベリーインがベルカント唱法ってヤツになります。すごく納得です。

 確かに、昔々、合唱団でボイトレと称して散々やらされたのが、腹式呼吸で息を深く吸い込んで、息をお腹に溜め込んだら、なるべくそれをキープしたまま歌うってやり方で、それってドイツ唱法だったんだなあ…。あと、笛先生にフルートを習っていた時、息を吸い込んだら、腹筋の前面を固めて息をキープしていくんだよ…とも教えてもらいましたが、あれもドイツ唱法の流れだったんだなあ…って思います。

 なあんだ、ドイツ唱法って、私が昔習ったやり方じゃん。

 とすると、今、Y先生から習っている発声法とは、相いれないなあ。だって、今習っているのは、ベリーインのやり方、つまりベルカント唱法ってヤツだもの。

 この両者、カラダの使い方が、ほぼ真逆なんだよね。いや、結果はほぼ同じ(伸展した声帯に、よく支えられた息で歌う)なんだけれど、そこに至るやり方が全然違うのです。私が器用ならともかく、残念な事に不器用なんだよね。なので、真逆のやり方を2つマスターして使いこなすなんて、無理だな。となると、私の場合、歌うのがイタリアオペラであっても、ドイツリートであっても、今学んでいるベリーインのやり方を貫いて歌った方が良いって事になります。

 それにまあ、昨今の流行りはベリーインのようなので、私はそれで行きます。

 ちなみに、どちらが正しいとか間違っているとかは、ないんじゃないかと思います。

 大昔の名テノールであるカルーソーは、発声練習(のデモンストレーション?)の時にグランドピアノを腹につけて、息を吸って腹筋だけでピアノを動かしたという伝説が残っています。もしもそれが事実なら、カルーソーはベリーアウトだったと言えます。また、ちょっと前の名テノールであるパヴァロッティは、高音を出す際の感覚として「クチの中から心臓が飛び出てしまうような感覚」と言ってますので、これは明らかにベリーインです。カルーソーもパヴァロッティも、どちらも歴史的な名テノールですから、ベリーアウトであれ、ベリーインであれ、極めれば世界を取れるわけで、そうなると、どちらが正しくて、どちらが間違っているとは言えないでしょう。ただ、昨今の流行りはベリーインなので、私はそっちに行きますよって話です。

 

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コメント

こんばんは。

>ドイツ唱法ってのがあったなあ…ってね。ドイツリートを歌っているんだから

以前も似たようなこと書きえましたが、ドイツリート業界では直接聴く機会なかったディートリヒ・フィッシャー=ディースカウがほぼ全てです、って違うのかな。
NHK趣味講座(これが趣味講座?!)で机に座って足をブラブラさせながらメッチャ楽に歌っていました。
最近のドイツリートリサイタルではマティアス・ゲルネが大好きです。アングロサクソン系は発音ではなくて表現が苦手です。(年のせい?)

フルートの腹式呼吸で元師匠に「お腹を固くしろって教わった?」と言われて、こちらは固くしろと言われた世代ですが、理想は「日向の縁側で寝ている子猫のお腹」らしいです。ベリーアウトは否定された感じですが、ベリーインを教わったわけでもなく当時はごく自然な呼吸と受け止めました。別件で上半身のストレッチも教わりましたがこちらは音は変わりました。
教える方はテキトーに吹けてる生徒に対して呼吸とかアンブシュアとか全否定になるかもしれないのでどこまで言うか難しいのでしょう。
今はppが真っ直ぐ吹ければ某アマオケでヤメロともいわれずなんとか続いています。
どこでどう体を使っているか、管楽器系はピアノとか弦楽器みたいに外からは見えなくて、受け止めるのも相手に伝えるのもなかなか難しいです。
終わりよければ全てよし(All's Well That Ends Well)?

失礼しました。

tetsuさん

 フィッシャー=ディースカウの趣味講座、見たかったなあ…。

>教える方はテキトーに吹けてる生徒に対して呼吸とかアンブシュアとか全否定になるかもしれないのでどこまで言うか難しいのでしょう。

 それはあるでしょうね。音楽は、結果オーライの部分があるし、下手なこと言って、全部壊しちゃう事もありますからね。要は、パフォーマンが良ければいいし、部分的には違っているように見えても、全体でバランスが取れていれば、それでいいのかもしれません。

 とは言え、私は堅苦しい人間なので、いろいろな方法があるなら、なるべく標準的なやり方を知って、それをマスターしたいと思う人です。あんまり、尖っていたくないんだな。そういうところは、すでにジジイなのかもしれません。


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