ひとこと

  •  京アニ放火事件、ただただご冥福を祈るばかりです。優秀な日本の職人さんたちが、一人のキチガイによって殺されたのだと思うと、なんとも無念で言葉がありません。世の中は理不尽で不条理なのだなと、改めて思い知らされるばかりです。
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2019年6月18日 (火)

ロイヤル・オペラ・ライブで「ファウスト」を見てきた

 グノー作曲の「ファウスト」を映画で見てきました。演奏していたのは、ロイヤル・オペラ(コヴェントガーデン)です。映画のオペラと言えば、今まではメト中心な私でしたが、今年は案外、ロイヤル・オペラを見る回数が多くて、自分でもビックリしています。

 さて、今回の上演のスタッフは、以下のような感じでした。

指揮 ダン・エッティンガー
演出 デイビット・マクヴィカー

ファウスト:マイケル・ファビアーノ(テノール)
メフィストフェレス:アーウィン・シュロット(バリトン)
マルグリート:イリーナ・ルング(ソプラノ)
ヴァランティン:ステファン・デグー(バリトン)

 ちなみに、マルグリートは、本来はディアナ・ダムラウが歌う予定でした。キャンセルされちゃって代役の歌手さんが歌ったわけですが…ダムラウを見たくないわけではありませんが、別にルングさんでも十分でした。そもそも、マルグリートって役は、そんなに主張の強い存在感のある役じゃないし、スターが演じなくても十分と言えるし…ねえ。

 で、ファウストというオペラそのもののの感想ですが、なんでしょう…まるで高級旅館の夕食のようなオペラでした。とにかく、ご馳走感あふれるオペラです。さすが、フランスグランドオペラですね。すべてのソリストにキラーソングのアリアはあるし、合唱も重唱も豊富にあるし、バレエもたくさんたくさんあるわけです。五幕にある「ワルプスギスの夜」なんて、独立したバレエ演目としてやれるレベルのバレエ曲だよね。

 で、どの曲も水準以上なので、オペラを見終わると、もう満腹です。19世紀に大流行した理由も分かります。

 このオペラの欠点は…あえて言えば…長い事かな? なにしろ五幕ものだからね、休憩抜きの演奏時間だけで3時間越え! 休憩時間を入れれば…なかなかの演奏時間になっちゃうでしょ? 普通に30分の休憩を4回入れれば、それだけで+2時間だもの。ほぼワーグナーオペラ並の時間になるわけで、忙しい現代人向けではないのかもしれません。その上演時間の長さ以外には目立って大きな欠点のない名作オペラなのでした。

 作曲家はグノーだし、ストーリーはゲーテだもん、悪いわけないよね。後は演出家次第だけれど、今回の上演のデイビット・マクヴィカーの演出って、ゴージャスで分かりやすくて私は好きです。彼の演出って、どことなくゼフィレッリの演出に通じる部分もあって、いいよね。

 歌手はみんな水準以上で良かったですが、特筆すべきは、ネトレプコの元旦那のシュロットですね。ヨーロッパで悪魔役をやるというのは、我々日本人には分からない“何か”があると思うのですが、なんとも肝の座った悪魔を演じていました。すげえよ。

 それにしても、ストーリーには救いがないねえ。メフィストフェレスは悪魔だからクズなのは当然として、主人公のファウストも陰キャの上にクズなんだよね。クズ二人組に食い物にされちゃうのが、世間知らずな小娘であるマルグリートなわけで、マルグリート可愛そう過ぎます。妊娠させられて、心を病んで、子どもを殺して、監獄入り…だよ。悪魔と関わると、ロクなことがないわけです。ま、そもそもカタルシスの開放なんて無いストーリーだからこそ、最後の最後に神様が登場してマルグリートを救っちゃうんだけれど、これって19世紀的にはアリなんだろうけれど、21世紀の日本人にとっては「???」なわけで、まあ無いよね。

 まあ、オペラのストーリーって、救いのないバッドエンドが多いんだけれど(それが悲劇ってヤツなんだろうね)その中でも、なかなかに後味の悪いのが、ファウストかもしれませんね。

 ちなみに、今年の9月に、ロイヤル・オペラが日本にやってきます。その時の上演演目が「オテロ」と「ファウスト」です。来日公演に持ってくるほどの自信演目ってわけですね。ちなみに、来日公演ではファウストを歌うのはグリゴーロです。グリゴーロが陰キャのクズを演じるのはどうかと思うけれど、声的には適役ですね。ま、私は行きませんが(笑)。だって、高いんだもの。S席が約6万円だよ。二人で行けば12万円。12万円支払うなら、オペラ鑑賞ではなく、女房と二人で温泉旅行に行きたいですって。

 

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