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2019年2月24日 (日)

野球と空手は落選しました

 2020年は東京オリンピックですが、その次の2024年はフランスのパリでオリンピックが開かれます。で、先日、パリ五輪での開催種目に関する会議が開かれたそうですが、そこで、東京五輪で3大会ぶりに開催される野球(&ソフトボール)と、新規に加わった空手に関して、その開催は東京五輪限りであって、次回開催のパリ五輪では開催されない事に決まりました。

 野球と空手が東京五輪限りの種目になって、結局、オリンピックには根付かなかった事は、日本人として残念に思ってます。

 残念に思う一方、客観的に考えると、野球と空手がオリンピックに定着しなかったのは、仕方ない事だなとも思いました。

 野球は単純に、世界的に見ると、ただのマイナースポーツであって、特にヨーロッパでの不人気ぶりには目を覆うばかりだからです。で、オリンピックってのは、そもそも基本的にヨーロッパの貴族の趣味に合わせたスポーツ大会なわけで、ヨーロッパ貴族の皆さんが好まないスポーツはなかなか定着しないのです。おまけに野球は、野球場という、野球以外には使えない巨大施設が必要であり、そんな施設を野球をやらない国で新設するのは、無理なのです。なので、野球がオリンピックに定着しないのは「さもありなん」と思うわけです。

 おまけに野球によく似たスポーツにクリケットがあります。で、このクリケットは、実はヨーロッパでは割と有名なスポーツであり、世界的に見ると、野球よりもクリケットの方が競技人口が多いくらいです。ヨーロッパ人的な発想でいけば「野球の前にクリケットをオリンピックに入れるべきだろう」と考えるわけだし、そんなクリケットですら、実施する国が少ないからという理由で、オリンピックには入っていないし、今後も入る予定はありません。

 でもクリケットは、コモンウェルスゲームズの花形競技となっています。コモンウェルスゲームズというのは、英連邦(昔の大英帝国)で行われているオリンピックみたいな国際スポーツ大会であり、それを考えると、野球も日米が中心になって行っているワールドカップで開催されるレベルの競技であって、オリンピックには似つかわしくない競技であるとも言えます。

 とにかく、野球をオリンピック競技に定着させたければ、ヨーロッパでの野球人気を日米並にする必要があるし、そのためには、野球以上の人気を誇るクリケットをぶっつぶして、取って代わるくらいの勢いが必要になるわけです。まあ、現実的じゃあないよね。

 空手に関しては、もっと話が単純です。空手は、テコンドーがオリンピック競技であり続ける限り、オリンピックに定着することは難しいです。

 テコンドーは空手から生まれた格闘技であって、日本人的には明らかに違う競技なのですが、ヨーロッパ人から見れば、両者はほぼ同じなんです。似たような格闘技を二つも行う理由はないわけですし、おまけに競技人口的には、オリンピック競技であるテコンドーの方が世界的には多いわけで、もはや空手がオリンピック種目になる事はありえないのです。

 将来的にテコンドーがオリンピック種目からハズレた時が、空手がオリンピック種目に入り込むチャンスだろうと思いますが、そういうチャンスは、たぶん無いと思ってます。

 ちなみに、東京で新規に加わり、パリでも開催が継続される種目は3つあって、スケートボードとスポーツクライミング(ボルダリング)とサーフィンです。これは3つは、ヨーロッパでも大人気な種目ですから、そりゃあオリンピックで開催され続けるよね。サーフィンなんて、海が無い国では開催不可能なのに、それでもやるんだよね。

 ちなみに、パリ五輪から新設される種目は、ブレイクダンスだけのようですが…確かにブレイクダンスは世界中で行われているし、世界的には競技人口(?)も多いし、今までオリンピック競技に入らなかったのが不思議なくらいだから、これはまあ、当然とも言えるわけです。

 ちなみに日本は、世界的に見ると、ブレイクダンスに関しては強豪国であって、多くの国際大会で優秀な成績を上げているそうなので、パリ五輪でも十分にメダルが狙える競技なんだそうですよ。

 野球がダメなら、ブレイクダンスで頑張ろう!って感じなんでしょうね、パリでは。

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