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2019年2月 6日 (水)

子どもの声域が狭くなっている

 この話は、随分前から児童研究者の間では言われていた事ですが、ここ10~20年という長期間に渡って、子どもたち…具体的には小学生あたりを念頭に置いていいと思います…の声域が狭くなっている傾向が見られるのだそうです。

 なので、学校現場では、昔の子たちが楽々と歌っていた歌を歌うのに苦労するようになり、教科書改定のたびに、少しずつ音域の狭い曲へと曲を入れ替えてきたのだそうです。

 かつては、低いドから高いミまでの10度音程の中で、子ども向けの歌は作られてきたそうですが、今の子たちは、高いミを出すことがなかなか困難だそうです。高いミどころか、その下のレとかも苦しいようで、昨今ではドからドの1オクターブの中で歌うのがせいぜいだとか…。

 もちろん、個人差もあるので、昔の子のように、高いミをラクラクと歌える子もいる一方、ソぐらいが限界で、ドからソの五度音程ぐらいしか歌えない子もいるそうです。

 なぜでしょうね?

 高い声が出なくなっても、低い音が出るようになれば、声域が全般的に下にズレてきた…つまり、子どもの声域が低くなってきたと言えますし、一時期は音楽教育界でも、そう認識されていたようですが、よくよく調べてみると、低い音の限界は変わらず、高い音の限界が、どんどん低くなっているのだそうです。

 確かに、今の子って、歌声もそうだろうけれど、話し声も低くなってませんか? かつては大勢いた、キンキン声で話す声って、めっきり減ったでしょ? 子どもなのに、ソフトで落ち着いた声で話す子が増えた…と私なんかは感じています。

 なぜ、そんな事になったのかは、研究者たちがアレコレ調べているわけで、まだ決定的な説は無いようです。環境ホルモンがどうのとか、食品添加物がどうのとか言う人もいるし、栄養事情が良くなって体格が大きくなったからだろうという人もいます。ほんと、分かりません。

 私はその中では、住宅事情が子どもの音域を狭くしたのではないかと疑っています。つまり、多くの人が人口密集地帯に住み、集合住宅に住み、隣近所に遠慮しつつ、物音をなるべく立てずに、物静かに暮らすようになり、その中で、子どもたちもいつしか物静かに暮らすようになってきて…発声器官が十分に訓練されずに、大きな声や高い声を出すのが苦手になってきた…のではないかと、にらんでいます。

 ま、私は研究者ではないので、それを確認する手立てがなく、言いっぱなしになってしまうのですが、そう思ってます。

 歌うのは筋肉運動です。普段からボールを投げていない子が、上手にボールを投げられないように、普段から大きな声を出さずに、歌うこともしないで育った子たちは、広い音域で歌うことがいつしか苦手になってきた…のではないかって思ってます。

 ま、原因はともかく、ほんと、子どもたちの声域が狭くなったのは事実で、教育現場では、それなりに苦労しているようです。

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