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2019年1月15日 (火)

なぜ現役世代にクラシック音楽は普及しなかったのか?

 クラシック系のコンサートに行くと、お客はたいていジジババばかりです。いわゆるシニア世代とかシルバー世代とかプラチナ世代とか言われる方々がブイブイ言わせているわけです。

 昔からこうだったのかと言えば、違います。私が若かった頃のコンサートは、現役世代の方々がひしめいていました。ジジババなんて、ほんのちょっとしかいなかったんですよ。ましてや、私のような若者世代なんて、ほとんどいませんでした。

 あれから30±α年。あの頃ブイブイ言わせていた現役世代がジジババになり、コンサートホールでブイブイ言わせています。当時ジジババだった人たちは、おそらく天国に召されていなくなり、若者世代だった私のような現役世代の終わりかけの半分シニアに足を突っ込んでいるような人は、相変わらずちょっとしかいません。

 で、我々よりも若い、いわゆる現役世代の人たちは、コンサート会場では、ほぼほぼ皆無と言って良い状態となっています。

 結局、今も昔もクラシック音楽を支えてきたのは、今のジジババ、つまりシニア世代の方々であって、その下の世代には、クラシック音楽は普及しなかった…と言えるんじゃないかなって思ってます。

 このままでは、ジジババのシニア世代の方々が死に絶えたら(ごめんなさい)、クラシック音楽を支える人がいなくて、日本のクラシック音楽も死に絶えてしまいます。

 冗談ではなく、かなりマジな話です。クラシック業界は、若い世代をファンとして取り込むのに失敗し続けた結果、現役世代をファンとして取り込むのに失敗してしまったと言えるのです。

 では、なぜ現役世代にクラシック音楽ファンは少ないのか?

 「現役世代は忙しくて音楽なんて聞いている暇ないから?」

 ならば、なぜ、昔の現役世代の方々はクラシック音楽を聞いたのでしょうか? 今の現役世代も忙しいけれど、昔の猛烈社員時代を経験した今のジジババたちの現役世代の忙しさは、我々の忙しさどころではないはずです。それでも彼らは音楽を嗜んだ。忙しいから音楽を聞かない…と言うのは、言い訳に過ぎません。

 昔の人はハングリーだった…と言うのは、言えると思います。彼らは、何事にもハングリーで、音楽だって、自分から食らいついて楽しんでいったわけです。当然、クラシック音楽だって、なんだかよく分からなくてもガツガツと貪っているうちに、楽しくなってしまったんだろうと思います。

 一方、今の現役世代は、ゆとり世代とかさとり世代とか言われる人たちが大半です。まあ、有り体に言えば“欲が無い”わけで、全くガツガツなんてしていなくて、ハングリーとは方向性が真逆な人たちです。よく知らないものには興味を示しませんし、欲しがりません。クラシック音楽のような、自分たちの生活の中には無いものには、特段の興味を示さないだろうし、欲しがりませんし、楽しもうとはしません。

 クラシック音楽は、学校の音楽の時間に勉強して、卒業したら、それでお終い…って感覚なんだろうと思います。終わったもの、つまり、クラシック音楽は彼らにとって“オワコン”なんだろうと思います。

 それじゃあ、聞くわけないよな。コンサートにも行かなきゃ、CDも買わないよね。

 別に私はクラシック業界の人ではないので、この業界が先細ってダメになっても、まあいいやと思ってます。この世の楽しみはクラシック音楽だけじゃないので、これがダメになったら、別の楽しみを見つければいいだけと思ってます。なので、現状をどうにかしようとかいう思いも特にありません。

 ただ、少しでも長く楽しめたらいいなあとは思ってます。そういう意味では、多少なりとも、若い世代にクラシック音楽が浸透してくれたらいいなあって思います。

 では、どうすれば、若い世代にクラシック音楽が浸透できるのか? それはまず、オワコンで無くなる事です。学校の音楽の授業で学ぶモノではなく、日常生活の中に普通にある音楽になればいいのです、今のポピュラー音楽のように…って、無理か?

 仮面ライダーもウルトラマンもガンダムも昔のコンテンツだし、スーパーマンやバットマンだって、昔のコンテンツです。でも今でも新作が作られ続けています。日本のヒーローたちは(並行世界が前提なんだろうね。前作までが全くなかったかのように)新作が作られ続けている(おそらく輪廻転生だ)し、ハリウッドのヒーローたちは、リブートというやり方(こちらはある意味、時間の巻き戻しです)で、何度も何度も再生産されつづけています。クラシック音楽も、新作が作られたり、リブートされて再生産されるならば良いのでしょうが、なぜ、特撮ヒーローには可能な事が、音楽だと無理なのか?

 鍵は、プロデューサーの不在…なのかもしれない。と私は考えます。

 それでもクラシック音楽は、ヨーロッパでは自分たちの文化だから細々と残るだろうけれど、少なくとも日本では壊滅状態になるんじゃないかしら? 当然、国内のクラシック音楽家のうち、相当数は廃業せざるをえないだろうし、私立の音大はバッタバッタ倒産するんだろうねえ…。まあ、そんな未来もありうるって話です。

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コメント

こんばんは。

> クラシック系のコンサートに行くと、お客はたいていジジババばかりです。

仰る通りです。杖は珍しくありません。

> 鍵は、プロデューサーの不在…なのかもしれない。

クラシック音楽の業界でプロデューサーというと作曲の依頼から舞台衣装・演出その他いろいろ取りまとめたディアギレフしかおもいつきません。

先日初めて行った新国立劇場で、レ・シルフィード、火の鳥、ペトルーシュカを見てきました。いいですね。フォーキン演出でも録画とかではなく直接みるとなかなか面白いです。

tetsuさん

 なるほど、ディアギレフですか。確かにそんな感じの人が必要でしょうね。

 私が思ったのは、もっと下世話で、モー娘。におけるつんく♂とか、48グループの秋元康とかです。あるいは、Il Divoにおけるサイモン・コーウェルとか、あるいは『レミゼ』や『キャッツ』におけるキャメロン・マッキントッシュとか…、ああいった凄腕プロデューサーが日本のクラシック界にいたら、今のような惨状には陥っていなかったろうなあと思う次第なのです。

お邪魔いたします。
随分前にコメントさせていただいたものです。

30±@年前と言いますと、バブルの頃でしょうか…
私も少女の頃親に連れられてコンサートにリサイタルに行きましたが、
バブル崩壊共にそれも徐々に減ったような…
コンサートに限らず、音楽など芸術鑑賞にお金をかける人は減ったと思います。経済状況も影響していると思います。
ですが例外もあり、私の知っている東京都某市の市民会館主催のクラシックコンサートは予約初日に電話が繋がらず、瞬く間に完売、もちろん満席です。
売り方がとても良いんですよ。まだあまり知られてないけれども、確かな実力を持つアーティストを引っ張ってくるんです。チラシはモノクロですが、欲しい情報が分かりやすく、とても興味を引く。
市民会館の職員の腕が良いのだと思います。
こうした売る側の能力もすごく大事ですね。音楽事務所やコンサートホールには頑張って欲しいものです。

後はまぁ日本人のアーティストに多いのですが、衣装とか、出で立ちがダサい…
それこそ30±@年前と変わってない…むしろ劣化してる…?
中堅クラスの演奏家は衣装の選び方とかもっと考えないといけないですね。

クラシック音楽を生業にする者としては、ジジババ…いやご高齢の世代と共にクラシック音楽が絶滅してしまっては困るので、草の根レベルですがより良い状況にしていけるよう励んでいこうと思います。

今後もブログ楽しみにしています

国内音大卒さん、いらっしゃませ。

 クラシック音楽がオワコンになってしまった理由は、おそらくたくさんあるだろうと思います。私は、それらは主に、プロデュース、つまり“売り方”の問題だろうと思ってますが、確かに国内の音楽家さんたちの、演奏力はともかく(国内音楽家さんたちの演奏力は、決して海外のそれと比べて見劣りしないと思ってます)、見た目とかインパクトとか話題性には大いに欠けるのかもしれません。

 現役世代やそれよりも若い世代に訴える話題性とかインパクトとかも、今の演奏家には必要なのかもしれません。ほんと、音楽事務所や呼び屋さん、企画屋さんには、頑張ってほしいです。あと、演奏家自身も、ガシガシ自分を売り込んでいかないと(って、それはもうやっているか…)。

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