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2018年12月11日 (火)

無気力ではいけない

 声楽のレッスンに行ってきました。発表会後、初めてのレッスンです。まずは先生から公式音源と写真をいただきました。写真には“冴えない汗っかきのデブ”が写ってました。ああ、ビジュアル的には難点しかないなあ…(涙)。

 発表会の講評は、Y先生とテノールのA先生に関しては、当日聞きましたが、その日、早く帰宅されたソプラノのF先生の講評を、改めてY先生から聞きました。

 F先生にしっかり歌を聞いていただくのは、昨年の発表会以来であって、1年前と比べると、私の歌唱はだいぶ良い方向に変わってきているとの事です。特に、今までは見られなかった、息を通して響きで歌おうとしている事、声帯の鳴りに頼らない歌い方をしようとしている事、それらの姿勢が見られるようになった事は大きな進歩だけれど、まだまだ不十分だとの事です。今以上に軽い声で、しっかり息を吐いて歌えるようになると、大きな進歩が見られるでしょう…との事です。

 特に高いFisとGの間で、ガラッと発声が変わってしまうのは、すぐに矯正しないといけないとの事です。別にFisとGの間にチェンジがあるわけではないし、仮にそこがチェンジ箇所であったとしても、今の発声の仕方では良くないとの事です。

 今の私の歌い方では、Gになった途端に、息の勢いが弱まり、それで声が曲がってしまうのだそうです。声が曲がってしまうと、発声的に高音はそこでどん詰まりになるわけで、それは避けないといけないのです。もちろん、ノドの器質的な制限(ノドがバリトンならば…って話です)のために、声が曲がってしまい、高音の限界に達するのは仕方のない事だけれど、息が弱まって声が曲がってしまうのは、いわば言語道断なわけで、息を曲げるのは、もっと高い音になってから、自然に曲がるのに任せるべきであって、こんな低い音で音を曲げてしまうのは、我慢が足りないのか、立派な声で歌いたいがためのカッコを付けているだけだろうとの事です。

 はい、我慢は足りないし、カッコつけて立派な声で歌いたいという願望が強くあるのは事実です。F先生は、よく見ています。

 私がやるべき事は、まずはカッコよく歌おうとする気持ちを捨てる事(極めて難しいです:汗)、Gを狙って出すのは止めて、GをFisと同じように歌う事、ただし流す息の量は増やして歌う事。もちろん、力むのは無しです。つまり、高いGを高音とは思わずに、中音として歌うようにする事…なのです。高いGを中音と感じて歌うのは…心理的に難しいなあ。

 1年後の発表会では「さらに上達しましたね」とF先生に言ってもらえるように頑張ってゆきたいと思います。

 ちなみにF先生の、私の妻に対しての講評の大半は…Hi-Fの発声法に関する事でした。Y先生はバリトンなので、ソプラノ歌手がHi-Fを出すやり方について熟知していないのは当然だし、ソプラノ歌手だからといって、みんながみんなHi-Fの出し方を知っているわけではないのですが、F先生自身はスピントなソプラノだけれど…と言うよりも、スピントなソプラノ故に、テクニックでHi-Fを出す方法を知っているわけで、それをY先生経由で妻に教えてくれました。

 で、そのF先生のやり方で妻が歌うと…Hi-Fが高確率で出ますし、妻が言うには、このやり方ならば、以前よりもHi-Fが簡単に出るそうです。テクニックって大切ですね。発表会以前に、妻がこのテクニックを学んでいたら、もっと楽に“夜の女王”を歌えたのでしょうが、まあそれは良しとしましょう。

 ちなみにY先生曰く、このやり方はテノールがHi-Cを出す時に使うテクニックにも応用が効く…との事ですが、今の私は、Hi-C以前に、高いAを安定して出したい人なので、それはいずれおいおいって感じです。

 さて、レッスンです。いつも言われている事ですが、音程があがるごとに送る息を増やしていく事、口腔内を最初っから開かずに、音程があがるごとに少しずつ確実に開いていく事、口腔内を開くとは二次元的に伸びるのではなく、三次元的に口腔内の容量を増やしていく方向で開いていく事、声はストレートに前に出すのではなく、もっと後ろにまわしてから出す事…等々です。いつも言われているのだけれど、いつも出来ない事です。まあ、言われてすぐに出来るのなら、先生について学んでいる理由もないので、仕方ないと言えば仕方ないです。

 リラックスした声で歌うべきであって、無気力な声では決して歌ってはいけません。それはどういう事かと言えば、腹筋は十分に緊張したまま、ノドをリラックスさせて歌うべきであって、ノドも腹筋もお休みして歌ってしまうと、それは無気力な声でしかないのです。

 でもね、ノドを鳴らさないように歌おうとすると、どうしても腹筋もお休みしてしまうし、腹筋にグッと力を入れて歌うと、ついついノドが鳴ってしまうんだよね。つまり、ノドと腹筋が連動している…ってか、腹筋はお留守でもノドだけ力が入っている事も多いから、まずはノドに力を入れてしまうのが私…って事なんだろうと思います。

 ノドの脱力…難しいなあ。さらに腹筋はしっかりと動かしながらノドの脱力…さらに難しいなあ。

 ノドを開いていく…つまり、口腔内の容量を確保しながら歌う件は、先生がおっしゃるには「クチの中に珠を入れて、それがだんだん大きくなっていく感覚」なんだそうですが、私的に思うに、いわゆる“オペラ声”で歌っていくイメージでいいのかもしれないなあ…と薄々思っているところです。オペラ声と言うのは、素人がオペラ歌手の発声を真似て、むやみに深い声で歌うアレです。実はあんな感じで歌っていくと、口腔内の容量を確保しながら歌えるのではないかと、なんとなく思っている私です。でも、これって正解かしら?

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