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2018年11月11日 (日)

年金問題は悩ましいね

 ちょっと前の報道だけれど、こんなニュースがありました。

 ざっくり言っちゃえば、年金ってのは、60歳まで働いて、65歳からもらい始める(これが標準モデル)よりも、70歳まで働いて70歳からもらい始めると、月額にして約10万円ほど多く年金もらえるよ…という報道です。つまり「なるべく高齢まで働いてね、で、年金はなるべく遅くもらってね」という国からのメッセージだろうと私は思うわけです。

 この報道が正しいという前提に立って考えるならば、65歳の年金支給額が月額で約22万円、70歳からの支給だと月額約32万円で、そりゃあ確かに数字だけ見れば、70歳からもらった方がお得っぽいですね。

 ちなみに、このニュースにはありませんが、60歳まで働いて、60歳から年金を支給してもらうと、年金支給額は月額で約15万円ほどになってしまいます。だいぶ減ってしまいますね。少ない感じがしますが、それでも生活保護よりは高額に設定されています。

 年金と言うのは、死ぬまでいただけるものだから、長生きすればするほどたくさんもらえるわけだし、すぐに死んじゃえば、たいしてもらえないものです。いくら70歳から年金をいただけば、32万円もらえると言われても、70歳前に死んじゃえば、いくらももらえないわけです。

 年金は生きて生活するためにいただくものですから、死んでしまえばもらえないのは当然だし、生きていても生活するのに不足を感じるようでは、ちょっと実力不足なわけです。まずはいつまでも元気に働いて、年金の支給額よりも多めの給料をもらい続ければ、年金は不要なんですが、年を取ると、なかなかたくさん働けないし、そうなると収入も少なくなるわけで、なかなか難しいです。体力的な問題とか健康上の理由とかで働けなくなる事もあります。人それぞれ事情もあるわけだし、どのみち、人はいずれ働けなくなるものだしね。年金は必要です。

 仮に、平均余命まで生きられたとして、どのパターンが一番お得かという話だけれど、それはやっぱり“70歳まで働いて70歳から年金受給”ってパターンです。

 ちなみに、平均余命は、60歳の人は82歳、65歳の人は84歳、70歳の人は85歳なんですね。だから、その年まで生きているという前提が考えるのが妥当でしょうね。ならば、70歳でもらうのが一番お得って話になるのです。

 年金受給は、たとえ金額が少なくとも、早くからいただいていれば、それなりの額にはなります。もっとも、後からいただいた方が多くもらえるので、やがて先にもらっていた人の年金受給総額を越してしまいます。

 平均的な65歳受給からの視点で考えると、70歳32万円の人に年金受給総額が越されるのは81歳の時です。平均余命(84歳)まで生きる人なら、70歳からもらった方がお得になります。でもそんなに長生きする自信がなければ、65歳からの受給の方が良いかもしれません。

 また、65歳22万円受給の人が、60歳15万円を越すのは76歳頃です。平均余命よりもだいぶ手前で追い越しちゃうので、60歳15万円よりも65歳22万円の方がお得と言えますが、これも76歳まで生きていたらという前提付きです。

 76歳まで生きる自信のない人は、60歳から受給した方が良さそうだけれど、76歳よりも長生きするつもりの人は65歳まで、バイトでもなんでもして食いつないで、65歳から年金をいただいた方がいいです。まあ、これは60歳になった時の自分の様々な状況を考慮して考えればいい事だと思いますし、平均余命平均余命と言っても、あくまでも“平均”であって、約半数の人はそこまで生きられないという意味でもあるので、自分の健康と体調によく相談するべきでしょう。

 問題は、70歳受給の方です。国の出したモデルでは、70歳まで普通にお給料をもらっているという前提があります。60歳で引退して、後はバイトで食いつなぐ…というパターンではなく、70歳まで現役でバリバリ働くというケースなんです。月額32万円は魅力だけれど、たぶんおそらくほとんどの人は70歳までバリバリ働くわけにはいかないでしょうから、こんな月額にはならないんじゃないかな? そもそも、70歳まで現役で働けるサラリーマンなんて、天下り天下りで渡っていく公務員でもなければ、難しいでしょう。

 国のモデルって、最初っから無理めな話なんです。

 そもそも、現役引退が60歳なのに、年金支給開始の標準モデルが65歳というのが、ひどいと思います。その5年間「バイトしろ」「貯金を切り崩せ」って話でしょ? 国は年金の支給開始年齢を65歳から70歳に、ゆくゆくは引き上げたいのだろうけれど、70歳までの10年間バイト生活をして、年金は70歳からもらってね…って、滅私奉公して身も心もボロボロになった、普通のサラリーマンの最後の10年間の生き方としては…かなり酷な話です。

 ですから、年金に関しては、本来的には、そこをきちんと見直すべきだと思うのです。年金支給開始年齢は遅くするのではなく、むしろ早めるべきです。早めた中で、どうやって年金を維持していくか、その方法を考えるべきでしょう。世の中には、まだまだ60歳退職って職場は多いんですからね。

 現実の庶民の生活をよく見た上で、年金制度をよりよく運用してもらいたいものです。

 まあ、現実問題としては、年金を何歳からもらったら得か?…なんて考えるのではなく、いつまで元気に働けるのか?…って話なんだろうと思います。

 で、今の年金モデルでは、定職であれバイトであれ、65歳まで働く前提なんですよ。なので、現在のシステムの中では、まずは健康第一。で、65歳まではちゃんと働いて収入を得る。その後は自分の健康と体力と職場の事情を鑑みて、引退する時期を考えればいいんじゃないかなって思います。

 ちなみに私の職場は60歳で退職なので、残り5年間はバイトで食いつないでいくしかないんだよね。デブで、体力不足で、健康にも不安があって、手に職なんて特にない、パっとしない60歳の爺さんを雇ってくれるバイトって、どんなんだろ? 今から、ちょっぴり不安です。

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