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  •  誤って殺害…が通用するんだ、サウジアラビアって国は(嘆)。
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2018年10月11日 (木)

自分で上げたハードルに苦しむ

 私のような趣味の音楽人は…とりわけ年をとってから演奏を始めたような人は、演奏を始める前歴史に、音楽愛好者を長くやっていた…という人がいらっしゃいます。もちろん、この場合の“音楽愛好者”とは“聞くだけオジサン”の事です。CDなどで発売されている一流のプロの演奏を繰り返して愛聴しているだけで、リアルな音楽演奏体験の無い人の事を言います。この“聞くだけオジサン”の特徴として、耳が肥えている…事があげられます。ま、一言で言えば、評論家タイプのオジサマなんですよ。

 この“聞くだけオジサン”の前史を持った人間が趣味で演奏を始めると、あれこれ大変です。何が大変かと言うと…まずは『自分の演奏がとても不満足』なんです。いつでも、いつまでも…です。

 そりゃあそうだよね。ピアノが好きで大好きで、世界の超一流のピアニストの録音ばかり聞いてきた人が、年をとってからピアノを始めたとしても、絶対に世界の超一流ばりの演奏なんて、一瞬たりともできやしないもの。おまけに、ピアノ始めたばかりのオッサンと世界の超一流を、比較しなきゃいいのに、ついつい比較しちゃって、凹むわけです。

 馬鹿だね。

 我々、アマチュア音楽家は音楽演奏の楽しさを味わうために演奏しているわけで、本来、他者との比較なんて意味のない事です。まあ、それでも技術的な上達も楽しみの一つですから、過去の自分と今の自分を比較するのは、悪いことではないと思いますが、他人と自分を比較しても、何もなりません。ましてや、世界の超一流と比べるなんて…バカも休み休み言って欲しいものです。

 でも困った事に“聞くだけオジサン”って、世界の超一流の演奏が“ごくごく普通の演奏”だと思っているんです。

 そうなると、自分の拙い演奏なんて(実際にはキラリと光る良いところが多々ある演奏であっても)ゴミ同然にしか感じられないのです。いくら頑張って練習してもゴミしか生産できない自分と、うまく折り合いがつけば、自己評価が低いまま、音楽演奏を続けていくのでしょうが、折り合いがつけられなければ、やがて嫌気がさして音楽演奏から離れてしまうわけです。

 なので、音楽演奏を趣味とする人の中に、元“聞くだけオジサン”って、案外いそうでいないんですよ。その多くは脱落しちゃうんですよ。

 その結果、音楽演奏を趣味とする人って、演奏するのは大好きだけれど、聞くことに興味のない人たちが意外なほど多かったりするのは、そんなわけだったりします。実際、練習に練習を重ね、趣味の時間の大半を練習にささげていたら、音楽を聞いている時間が無い…って事にもなります。それほど、音楽を聞く趣味と、音楽を演奏する趣味の両立は、色々と大変なようなのです。

 で、私の話ですが…声楽に関しては、私は『折り合いをつけた“聞くだけオジサン”』になると思います。まあ“聞くだけ~”と言っても、本格的なクラヲタのオジサマたちと比べると、全然聞けていない部類なんですけれどね。持っているCDだって、たかがしれているしね。それでも聞くことに興味のない人たちからすれば、音楽鑑賞に費やしてきた時間は膨大なものだし、持っているCDだって、それなりです。

 つまり、私は、実に中途半端なクラヲタなので、なんとか演奏も楽しめるのかもしれません。

 でもやっぱり“聞くだけオジサン”なので、なかなかにハードルは高いんです。

 例えば、オペラアリアを歌う場合、カデンツァも込みで歌いたいと思う人です。もちろん、カデンツァは難しくて簡単には歌えません。だけど歌いたいんですよ。

 別にカデンツァなんてオプションですから、本来は歌わなくていいし、多くのカデンツァは作曲家の手によるものではありませんから、カデンツァを歌うのは、作曲家の意図を無視した行為だし、ある意味、自己顕示欲を満たすだけの行為とも言えます。そうであっても“聞くだけオジサン”にとっては、カデンツァはオペラアリアにば標準装備であって、無くてはならないモノなのです。だから自分で歌うなら、必ずカデンツァ込みで歌いたいのです。

 でも、それは無理だよね。でも、歌いたい。でも、やっぱり無理。で、強行すると、当然、撃沈。そりゃあそうだよね。そもそも歌えないモノを歌おうとしたって、そりゃあ歌えないわな。

 ほんと、元“聞くだけオジサン”は厄介なんです。

 ちなみに、フルート音楽に関しては、私、ほとんど知りません。おまけに聞くことにも、それほど興味もありませんし、執着もありません。CDはそこそこ持ってますが、ほぼ聞きません。フルート音楽を聞く事に喜びを見出せずに、フルートを演奏することを楽しんでいるのです。

 なので、フルートで演奏する曲に関しては…実はこだわりも抵抗もありません…ってか、理想が無いのかもしれません。他人にとやかく言われたとしても、自分が楽しく吹ければいいんです。

 ダブルスタンダード…まさにそうです。声楽ではあれほどこだわりがあるのに、フルート音楽には、全くと言っていいほどいい加減なのです。だからと言って、声楽と比べてフルートはあまり好きではないのか問われれば、それは決してそうではなく、声楽もフルートも好きだし、両者を比べる事はできません。時期とかタイミングとか色々あって、声楽に集中している時期もあれば、フルートに専念している時もありますが、どちらが好きで、どちらが二の次とか、そういう感覚はありません。

 とは言え、私、自分の事をアマチュア歌手だとは認識していますが、アマチュアフルーティストであるとは…ちょっと認識できてません。だって、フルート、下手すぎるもの。これは興味と言うよりも、演奏力の違いね。“アマチュアフルーティスト”ではなく“アマチュアフルーティストを目指す者”なんですね。通常の運指をど忘れしちゃう程度の人は、フルーティストじゃないよね。

 つまり何が言いたいのかと言えば、演奏活動って事で言えば、フルートに関しては、只々楽しいだけの私ですが、声楽に関しては、元“聞くだけオジサン”だった事もあって、自分で自分の首を絞め、素直に楽しめなくなっている、ちょっとかわいそうな存在だったりするわけです。

 ほんと、厄介。ほんと、面倒くさいです。

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