ひとこと

  •  急に寒くなりましたね。気候の変化に体調が追いつかず、風邪をひいてしまいました。ああ、ノドが痛い(涙)。
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2018年10月10日 (水)

声をフックする?

 声楽のレッスンの続きです。ピアニストさんも到着したので、さっそく曲の練習に入りました。

 まずはヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。歌うのに大変な曲から歌いたいのです。

 発声練習の時に受けた注意を再度受けました。曰く「声が重くなりがち」、曰く「息が前から出がち」、さらに「口先ばかりで歌っている」とか「もっと良い声で歌いなさい」とか…、まあ大変なんです。

 今回、特に注意されたのは、フレーズの歌い出しです。最初から声を開かずに、フレーズの出だしは(むしろ声は閉じ気味にして鼻で声を)フックしてから、ブアーと開いて歌うというスタイルで行きましょうって事です。最近の私は、最初から最後まで全開の声で歌いがちだけれど、それは駄目って事です。閉じた声でも開いた声でも色々な声で歌えることが大切なのです。

 特に声を開いていくタイミングが大切で、あまり早めに全開にしてはいけません。特に高音があるフレーズの場合は、高音の直前で開くくらいで、ちょうど良いのです。

 その時の開く方向だけれど、もちろん上下に開いていくわけだけれど、両方一度に開ければ、それが理想だけれど、それが難しければ、まず最初に下に開いていくのが良いとの事。今は、高音を意識しすぎて、上にばかり開こうしているのだけれど、上ばかりに開こうと意識していても、ノドって開けるものじゃないんですよ。下が十分に開いていないと、上の開きに釣られて下が狭くなってしまうものです。だから、まず下を開いてから、上を開くと、比較的に楽に開けるわけです。

 でも、それはなかなか本能が許さないのです。だって、下に開くと、声は太くなるし、響きが落ちるし、音程もフラットしてしまうので、あまりに高音発声のベクトルとは逆でしょ? で、そこでそれを恐れて、上ばかり開いてしまおうとして不十分な開きになるのです。声が落ちる事を恐れずに、まずは下を開き、それから上を開き、十分に息の音程が目的の音程に届いてから、声を出していく…これが正しいテクニックなのです。この手順をしっかり身に着けないといけないのです。

 ただ、声をフックし続けていくと、当然、疲れてしまうので、フックせずに流して歌う事も大切です、つまり“休む”わけですね。そうやって、メリハリをつけると同時に、長時間の歌唱に備えるわけです…まあ、我々アマは長時間歌い続ける事はないのですが、オペラアリアって、長時間歌い続けるオペラ歌手向けに作られているわけで、そうであるなら、我々も休ませてもらえばいいじゃって事です。

 ちなみに、声は休ませても、腹筋は休ませちゃいけない…との事です。ううむ、私的には、声は全開でもいいけれど、腹筋を休ませてもらえる方が助かるのだけれど…。

 次は、レスピーギの「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。楽に歌える歌ほど、良い声で歌うこと。先の椿姫と比べると、だいぶポジションを低くして歌わざるをえないので、なんか変な感じです。でも、その分、楽と言えば、だいぶ楽です。

 ここでも声をフックする事を強調して習いました。楽に歌える歌でも、やるべき事はきちんとやりましょうって事です。特に音域が低めの曲なので、声をなるべく軽くして歌うのが吉です。低い音程の音は、決して鳴らさずに楽に歌うこと。キング先生がよく言っていた「低い音は捨てる」というのが正しい感覚なのかもしれません。Y先生的には「バリトンのような声では歌わない事」でもあります。すべての音域をしっかり鳴らそうとせずに、鳴らすべき音域と鳴らさない音域をしっかり分けて歌うべき…なのかなって、ぼやっと考える次第です。

 お次は二重唱の「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」です。とにかく軽く歌う事。音程は高めに取る事、できれば音程の上っ面を舐めるように歌えると良いです。あとは、しっかりと支えのある声で歌えば、ハモるのも難しくはない…って話です。

 まあ、やるべき事をただただしっかりやるだけです。

 それにしても、クラシックコンサートにしても、発表会にしても、もう一ヶ月先だと言うのに、まだ細かい部分が発表になりません。なので、これらの本番について、詳細が分かり次第、お知らせしますので、ひとつよろしくお願いします。

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コメント

こんばんは。

> 桐朋の大学院生で、おまけに特待生という人をアマチュア歌手と呼んではいけないと思う

仰る通りです。
飲んで帰った後に録画でみました。
習い始めて15年(?)のアマチュア歌手ってどこの誰です。酔っぱらって聴いたせいかBはピッチの正確さよりは金属っぽい響きに違和感を感じました。Summer Timeを正調クラシックで歌うかというのもあり柔らかいAのほうが好みでした。
シラフでホールで聴いたら全く違うとおもいます。
この番組いつも見ていますがCDはよく聴くのに、電気を通したTVの音の違いにメチャ違和感を感じてしまいます。

失礼しました。

tetsuさん

 音楽は好みだし好き好きだから、別にAが好みでも、Bが好みでもいいんです。実際、Aも素晴らしかったと思います。ただ、あれは「プロVSアマ」ではなく「ベテランVS若手」だと思います。

>この番組いつも見ていますがCDはよく聴くのに、電気を通したTVの音の違いにメチャ違和感を感じてしまいます。

 私も感じますが、それはミキシングの違いです。音楽のミキシングとTV番組のミキシングってのは(音響のプロの方々に尋ねると)全く違うんだそうです。これはTV番組が歌番組になっても同様です。なので、テレビで音楽を聞く時は、そこは割り引いて考えるようにしています。

 ところで、フルートの違いは分かりましたか? 私は全然分かりませんでした(笑)。

ハハハ。

フルートはアカン楽器ではありませんでしが安い方の楽器でした。
一番最初のヴァイオリンはなんとかストラドはわかりましたが、ピッコロも安い方の楽器でした。ホールで聴く音と違いすぎです。

tetsuさん

 弦楽器は管楽器と比べると、かなり分かりやすいです。私は安物ヴァイオリンを弾きますので、安物の音は熟知していますので、この格付のヴァイオリン問題は外した事がありません。でも、フルートはいけません、全然分かりません。あえて言えば、水道管フルートは音程が悪いはずなので、それで分かるはずなのですが、演奏者が上手すぎて、そのあたりを調整しながら吹いているので、ほんと、全然分かりませんでした。管楽器は、楽器が鳴るわけではなく、管の中の空気が鳴るので、本当に難しいと思います。

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