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2018年9月21日 (金)

男声の高音ってのは、結局、ファルセットなんだな その2

 昨日の記事の続きです。

 でも、ある時、ふと思い出したのです。何を思い出したのかと言えば、ある日のキング先生のつぶやきです。この先生、先生としての教える能力に関しては、私、疑問に思っていますし、少なくとも私と妻に関しては良い教師ではなかったと思うけれど、歌手としては、良い歌手であったと思います。そもそも美声だしね。声はイケメンなんですよ。

 彼は良い歌手なんだけれど、トレーナーとしては?なタイプの人だったというのが、今の私の見解です。「名選手、必ずしも名伯楽ならず」というタイプなんだと、今は思います。なにしろ、彼は自分でも自分の事を“天才”と言ってしまうほど、他人からあれこれ学ぶという事をせずに、あそこまで歌えるようになったんだそうです。つまり、いわゆる“自然歌手”なんだと思うのです。

 で、このキング先生が、世界的に有名な歌手さんのマスターコースであれこれ勉強してきて、それからまもなくのある日、ぽつりとつぶやいたのは「高音なんて、ファルセットからノドを開けていけば良いだけじゃん」だったのです。

 その言葉を聞いた時は、何を言っているのか、当時の私は分かりませんでしたが、今なら分かります。ファルセットの状態って、声帯の半分が閉じているように、声帯以外のカラダのあっちこっちも閉じていたり閉まっていたりしています。もちろん、クチの中も狭まり、息が鼻腔に行く道も閉じているんです。鼻腔が閉じているし、口腔も狭いし、カラダも閉じているから、声は弱々しいし、コントロールも難しいのです。それがファルセットなんです。

 だったら、閉じているところを開けばいいのです。ファルセットのまま、カラダ中の閉じているあっちこっちを開けばいいのです。そうすると…声量も増すし、響きも加わるし、コントロールも効くようになる。キング先生が言っていたのは、こういう事だったのでした。

 ありがとうございます、キング先生。先生の教え(つぶやき?)もたまには役立ちます。

 で、カラダのあっちこっちを開いていく…というと、これってハミングでしょ?

 ハミングって、別に鼻声で歌う事が目的ではなく、カラダを開いて、息の通り道を確保していくのがハミング練習の目的だと思うのです。ハミングはクチを閉じているからこそ、カラダのあっちこっちが開いていないといけないわけです。だからこそ、歌う人はハミングの練習を一生懸命やるわけです。

 ファルセットで高音を作り、ハミングの要領でそれを増幅して響きを加えてコントロールできるようにする。つまり、テノールの高音ってのは、ファルセット+ハミングの声なわけだと、私は考えます。

 ただ、ファルセットとハミングは、先程から述べているように、カラダの動き的には、ある意味、逆ベクトルです。だから、この2つを同時に行うのは、難しいのです。簡単にはできません。なにしろ、声帯は閉じようとし、カラダは開こうとするわけですからね。相反する2つの動きを同時に封鎖し、同時に実行しないといけないのです。

 私も実験的に声を出すだけなら、両立も不可能ではありませんが、曲の中はもちろん、発声練習中でも、これら2つを両立させながら出すのは、実に困難です。

 だってまだまだ未熟だもの。

 私の未熟さは横に置いて…ハミングのフォームを維持して、息の通り道を確保したまま、ファルセットの声帯で歌う…と、男性は高音が出せるし、コントロールできるし、響きも加わるし、音量もマシマシになるというわけです。

 こういう声をアクートと呼ぶかどうかまでは、私、分かりません。と言うのも、男声の高音と言っても、それは一種類しかないわけではなく、バッハやヘンデルの曲で使う高音と、モーツァルトで使う高音と、ロッシーニで使う高音と、ヴェルディやプッチーニで使う高音と、ワーグナーで使う高音って、それぞれ高音なんだけれど、発声方法が違うと思うのです。なんでもかんでもアクートと呼んで、ひとくくりにするのは乱暴だなって思ってます。

 ちなみに私がここで書いている、ファルセット+ハミング的な声って、おそらくヴェルディやプッチーニあたりの高音なんじゃないかなって思います。少なくとも、私の体感的には、そんな感じです。じゃあ、モーツァルト的な高音の出し方ってどうなんだよ…とは今は聞かないでくださいね。まだ私、分からないんですよ。

 モーツァルト~ロッシーニぐらいまでの、当時のテノールの高音って“ヤギ声”という呼ばれ方(悪口?)をされているのですよ。悪口かもしれないので、理想形を表現しているわけではないかもしれませんが、どこかヤギの鳴き声のような音色を感じさせるような高音って事になりますが、一体どうやって出すのでしょうね?

 まあ、現代でも“モーツァルト歌い”“ロッシーニ歌い”という呼び方があるように、それぞれの音楽に適した音色と発声法があるみたいで、現代でも、これらをメインに歌う専業歌手さんがいるわけです。確かに、ヴェルディやプッチーニをメインに歌う歌手さんとは、多少の違いは感じます。もちろん、兼業する人もいないわけじゃないですが。

 それはさておき、私的には『男声の高音ってのは、結局、ファルセットなんだな』という結論に達しましたって話です。

蛇足 女声の高音ってのは、ほぼファルセットでしょ? ただのファルセットを鍛え上げて、コントロール可能にした声が女声の高音なわけです。だったら、男声の高音がファルセットをベースにしていても、なんの問題もないわけでしょ。

蛇足2 アベルトな声とか怒鳴り声とか以外に、健康的に無理なく実声で高音を出す方法があれば、知りたい私です。それがアクートだよと言うのなら、じゃあアクートの出し方を教えて欲しいです。

蛇足3 私がたどり着いた答えなんて、たぶん、プロのヴォイストレーナーな方々には常識なんだろうなあって思います。少なくとも、キング先生は(教えてくれなかったけれど)気づいていたわけだしね。プロの人々から見れば「こいつ、何を今さら言ってるんだ」って感じかもしれないけれど、趣味の素人オジサン的には大発見なわけですよ。

蛇足4 私の出した結論が間違ってても勘弁してね。所詮は素人の戯言ですからね。

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