ひとこと

  •  最近、読みたいなあと思ったビジネス書とか実用書は、たいてい紙だけでしか出版されていない(涙)。なので、買えないし、読めない。それにあれだけ読んでみたいと切望していたのに、一週間もすれば、私の興味が次に移っているので、その本の事など、どーでもいい気分になっていたりします。以前は、週末ごとに書店に行って、ごっそり本を買っていたのに、昨今はそんな感じで読みたい本が電子書籍化されていないので、読めず、買えずで、読書量が落ちている私です。紙の本を買えばいいじゃんと思われるかもしれないけれど、一度電子書籍に親しんでしまうと、もう紙の本には戻れないんだよ。紙の本を販売しちゃいけないとは言わない。ただ、電子書籍版も同時に発売してくれよ~と声を大にして言いたいだけなのです。
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2018年9月の記事

2018年9月25日 (火)

iPhoneを買い替えた

 先日…とは言っても、今や一ヶ月以上も前の、お盆の少し前の話です。なので、もちろん、昨今話題の新機種 iPhone XS とか XR とかの話ではありません。今となっては旧機種の話です。

 とにかく、私、やっとiPhoneの機種変更をしました。つまり、スマホの買い替えね。

 以前使用していたiPhoneはiPhoneSEって奴で、たぶん2年ぐらい前に新しくしました。あの頃の私は、iPhoneは電話とデザリングさえできればいいと思っていました。パソコン的な使い方は、デザリングさせてiPad Air2(こちらは回線の契約をしていない、純粋なWi-Fiモデルです)ですればいいし、音楽はiPodで聞けばいいし、ゲームはしないし…って思ってました。なので、小さなiPhoneSEで十分、ハードディスクだって16GBしか無くても、平気平気。

 パソコン的な使い方に関しては、現在でも“iPad Air2 & デザリング”でしのいでいるのは変わりありませんが、iPhoneSEに変えて間もなく、ポケモンGOをするようになり、その画面の小ささに辟易としていました。ゲームの表示が老眼の私には全く見えないのです。

 また音楽に関しては、長年使っていたiPodが、つい先日、壊れてしまいました。私が使っていたのが、2009年の最新型で、これが最後のiPodなのです。モデルチェンジは無くなったとは言え、そのモデルは長年発売され続けていました。ですから、何度か(たぶん3回ぐらいかな)同じモデルの新品を買い替えていましたが、それが2014年に販売中止となり、今となっては、新品での入手は不可能となりました。必然的に音楽プレイヤーも新しいものにしないといけなくなってしまい、やむなく、以前のiPhoneSEに音楽を入れて聞くようになりました。

 当初は電話さえできればいいと思って購入したiPhoneSEでしたが、ポケモンGOをするには、画面が小さくて、画面表示の文字が読めない事で困っていました(なにしろ4インチディスプレーだったんです)し、音楽プレイヤーとして使うには、内臓HDがたった16GBしかなく(iPodは160GBを使っていました)全然聞きたい音楽が聞けない状態で不自由だったので、2年縛りの2年も過ぎた事だし、ついに機種変更をしちゃったわけです。

 まあ、新機種が出る出るという噂もあったので、新機種が出る前に枯れ始めた旧機種を入手しよう…という算段だったわけです。

 で、私が購入したiPhoneはiPhone 8plusです。当時の最新鋭のiPhone X にはしませんでした。理由ですか? やっぱりホームボタンが無いのは、不安でしょ? 顔認証って奴も、まだちょっと信用しきれないです。X系のiPhoneは、いずれ使うにせよ、もう少しこなれてから使いたいかな? まだまだ指紋認証の方が信頼できるし、それに X よりも 8plusの方が安いし(これ大切)ね。

 で、実際に使ってみたiPhone 8plus のホームボタンですが、iPhoneSE のモノとは全く違っていました。違和感バリバリです(でもすぐに慣れました)。

 iPhoneSE のホームボタンは、昔ながらのスイッチですが、iPhone 8plus のホームボタンはスイッチではありません。ただの感圧センサーです。押しても凹みませんし、ただ、センサーの裏から磁石っぽいモノがコツっと当たる感覚はあります。これでクリック感を出しているのでしょう。センサーだけで無反応よりはマシですが、最初こそ違和感バリバリでしたが、人間なんて不思議なもので、すぐに慣れてしまいました。

 ちなみに指紋センサーとしてのホームボタンは、だいぶ感度が良くなっているようで、以前の機種やiPad Air2よりも、すばやく指紋認識をしてくれます。いいですよ、これ。

 そもそもSE使いで画面の小ささに困っていた私にとって、次のiPhoneは画面が大きい事が必須だったわけで、その点ではiPhone X にしても良かったのだけれど、同じ程度に大画面の8plusにしたわけです。画面が大きいと、ハードも全体的に大きくなりますが、私がiPhone 8plus を持つと、あまり大きく見えないのはなぜ!

 内臓HDは、当然、256GBモデルにしました。私が使っていたiPodが160GBだから、それよりも大容量だし、まあまあ良いです。文句がないわけじゃないけれど、まあこんなところでしょう。

 昨今、音楽は配信ソフトで聞くのが当たり前になってしまったようだけれど、私はオジサンだから、やっぱりCDから落とした音楽を聞きたいし、だいたい、私が聞いているような音楽はマイナーなモノが多いから、配信ソフトでちゃんと聞ける自信もないし…ね。それに、今どきの流行り音楽には興味ないし、雰囲気とか流れとかで音楽を聞く感覚もありません。いつでも目的を持って、特定の音楽を集中して聞く人(昔の人はたいていそうでしょ?)なので、配信ソフトから垂れ流される音楽を聞くのって、なんか嫌なんだよ。

 ちなみに、ラジオもちょっと苦手。無目的に音楽とかおしゃべりとか垂れ流されるのって、本当に嫌なんです。しゃべるなら、しっかり目的をもってテキパキ短めに話してほしいし、音楽も誰の何という曲で誰が演奏しているのかなどのデータ部分もしっかり把握した上で聞きたいのですよ。

 閑話休題。それにしても、iPhone標準の音楽ソフトって、使い勝手悪いよね。ほんと困ってます、悩んでます。かと言って、サードパーティー製のアプリも色々試してみたけれど、これと言った決定的なアプリって無いんだよね。そう考えると、iPodって、音楽再生専用機だけあって、よく出来ていたと思います。ああいう音楽再生ソフトって無いのかしら? 今ですか? やむなく標準音楽ソフトを使い続けていますが、こちらは未だに慣れません。やっぱり使いづらいよね…。Please come back, iPod !

 そうそう、iPhone 8plus にはヘッドフォン端子がありません(無論 iPhone X も同様な)ので、今まで使っていた愛用のヘッドフォンがそのままでは使えません。ヘッドフォンは、Bluetoothの無線ヘッドフォンを使用するか、Lightning端子になった純正ヘッドフォン(標準添付品です)を使うか、Lightning端子をヘッドフォン端子に変換するプラグ(標準添付品です)をかまして使うしかありません。

 なので、ひとまずは添付されていたアップル純正のヘッドフォンを使ってみましたが…こりゃダメだ、音質が私の好みじゃありません。そう言えば、昔っからアップルの純正ヘッドフォンって苦手な私だった事を思い出しました。なので、やむなく、変換プラグを噛まして愛用のヘッドフォン(国内メーカーのJVC製品だよ)で使用しました。使い勝手は悪くないのですが、いつも変換プラグをプラプラさせて使うわけですから、長期の使用ではiPhoneを壊しそう…。

 で、結局、Bluetoothのワイヤレスヘッドホンにしました。ワイヤードのヘッドフォンと比べると、端子に接続すれば使えるワイヤードと比べると、まあ多少の手間暇はかかるし、常に充電状態に気を配らなきゃいけないとか、わずらわしい部分はあるのだけれど、本体とケーブルでつながっていないというのは、予想していたよりも楽。これなら、もっと早くワイヤレスヘッドホンにすれば良かったと思うくらい。ただし、ワイヤレスならではの欠点もあるわけだけれど、それはまた別の機会に…。とにかく、新しいiPhoneにはワイヤレスが似合うって話です。

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2018年9月24日 (月)

そう言えば、以前はよく「音がぶら下がっている」と注意されました

 今日の記事は、恨み言です。いや、愚痴かな? とにかく、そういう種類の話です。

 以前、キング先生に歌を習っていた時、私はよく「音がぶら下がっている」と注意されました。結局、それはキング先生から離れるまでは治らなかったのですが、当時の私はとても苦しんで悩んだものです。

 キング先生は「音がぶら下がっている」と指摘はしますが、その解決方法と言うか、指導に関して言えば、ほんと、今思えば、的外れな指摘でした。

 例えば「伴奏をよく聞け」…伴奏なら、嫌になるくらいガッツリ聞いた上で声がフラットしているんだよぉ。

 「音叉を聞いて、その音を覚えなさい」…一時期、結構真剣にやりましたし、実際、音叉の音は覚えちゃったよ。でも、声がぶら下がる件に関しては、全然解決しませんでした。

 「音程は上から取りなさい」…じゃあ、音程を上から取るやり方を教えてください。やり方も教えずにやれやれと言われたって出来るモノではないですよ。

 結局、キング先生に指導されているうちは、音程がフラットする癖は治りませんでした。

 今は割といい感じで歌えるようになりました(うっかりしてると、まだフラットしちゃいますが…)。それはY先生のご指導のおかげなんだけれど、Y先生のご指導のどこが良かったのかを考えてみました。

 「音がぶら下がる」ってのは、あくまでも結果なんですよね。だから、その原因を直さないと、いつまでたっても、音はぶら下がったまんまなんです。その原因を指摘せずに、音がぶら下がっている結果ばかりを指摘しても、そりゃあ治るわけないわな。

 「音がぶら下がる」原因には色々ありますが、私の場合は、様々な原因が複合的に関連していたようです。Y先生は、それをひとつひとつ解決してくださろうとしたわけです。

 まず“声を鳴らしたら、音程は下がるものなのです” これ、真理ね。

 声を鳴らすためには、かなりノドに力を入れる必要があります。ノドに力を入れると、声帯の動きが(若干)悪くなり、それに伴って、音程が下がるのです。私はついついノドを鳴らしてしまうわけで、ノドを鳴らして歌っている時は、本人は気持ち良いのですが、そんな時は、たいていピッチが低くなっているわけです。

 “声を押すと、音程は下がります” これも真理ね。

 声を押しても、やはり声帯に力が入ってしまいます。ほら、押した声って、力んだ声…とほぼ同じでしょ? なので、声を押してしまうと、ピッチが下がるんですよ。

 “腹圧が弱く、息の勢いが弱いと、音程は下がります” 残念な事に真実なのです。

 この場合は、正確に言えば「音程がぶら下がる」のではなく「音程が届かない」のです。ま、結果は同じだけれどね。解決策としては、単純に腹筋を鍛えて、腹圧を強くして、息をきちんと吐いて、声を支えられるようにすればいいのです。腹筋が弱いから、音程が届かないんだからね。

 これに関連して、キング先生がよく言っていた「音程は上から取れ」なんだけれど、キング先生はそのやり方をついに私に教えてくれませんでしたが、これも音程の問題と言うよりも、実は腹筋の問題なんだよね。。

 Y先生から教えていただいた、音程を上から取る方法では、腹圧をうんと高めて…特に腹筋の動きは後ろと上の二段階に動かして、高く吹き出す息に声を乗せて、それで一旦高めに取った音程を狙い所にはめていくやり方です。やり方そのものは簡単(できるかどうかは別)なので、なんでこんな簡単な事をキング先生は教えてくれなかったのかと、今となっては、正直恨んでいます。レッスン料返せよって言いたい気分です。

 なので、音程が下がり気味でお悩みの皆さん。音程が下がっているからと言って、音程を上げようとしても、それでは問題は解決しません。

 なぜなら、下がった音程で歌っている本人は、実は正しい音程で歌っているつもりなのだからです。正しく歌っているつもりでも、ただ、ちょっとばかり、ノド周辺に力が入りすぎていたり、お腹周りがユルユルのままだったりしていて、それで本人の意図とは違って、つい、音程がちょっぴり下がってしまうからです。

 「自分で歌っていて、音程がぶら下がっている事に、なぜ気づかないの?」

 そういうもんですよ。歌っている時の自分は楽器になっているわけですからね、自分の声が体中に鳴り響いているわけで、大きく音がズレていれば、さすがに気づくだろうけれど、少々フラットしている程度だと、気づかないものです。

 でもね、ノドは脱力、しっかり腹筋で声を支える…これを心がけるだけで、あら不思議、今まで低かったあなたの声のピッチも、ジャストミートするようになります。それに、微妙な音程は気づきづらくても、ノドの力みとか、腹筋の緩みは、割と簡単に自覚できるものです。だから、音程うんぬんで考えるよりも、脱力系の話として考えた方が現実的なのです。

 ただ、ノドを脱力させる事。腹筋を強くする事。言葉で言うのは簡単ですが、実際に実行するのは、結構難儀だし、時間も掛かりますよ。だから、それに気づいた指導者は、いの一番に、この問題に着手するべきだと思うし、それを見て見ぬふりして放置するのは、指導者として、どうだろうと私は思います。

 未必の故意…だよね。隠れた悪意とも言えるよ。そういう指導者にあたった人は、ほんとう、不幸だと思うよ。

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2018年9月23日 (日)

もう少しで“詐欺サイト”に引っかかるところでした(汗)

 厳密には、詐欺サイトであると証拠をつかんだわけではないので、詐欺サイトらしきサイトにひっかかるところでした…って書くべきなんだけれどね。まあ、推定“詐欺サイト”って事で話を進めます。

 いや、ほんと、詐欺サイトって、巧みなんだよね。

 実は今、私のステージ衣装を新調しようかなって、夫婦で話し合っています。今のタキシードは、もう10年くらい着ているし、その間の体型変化(笑)で、一度サイズ直しをしているものの、やっぱりちょっと無理があります。着れないわけじゃないけれど、ちょっとシルエットがおかしくなっているわけです。特に上着の前が閉まらないのですよん。まあ、タキシードは絶対に前を閉めない服装なので、それで問題があるってわけじゃないけれど、閉められるけれど閉めないのと、閉められないから閉めないのでは、ファッション的に全然違うわけで、人前で着る衣装だからこそ、そこのところは大問題だったりします。

 それで今回、私のタキシードを新調しましょうかって話が出ているのです。

 ちなみに、妻のドレスは、だいたい毎年新調しています。まあ、女性の衣装は男性と違って、常に目新しくないといけないからね。そこへいくと、男性は着たきり雀でも全然オーケーだから、そんなに頻繁には新調しないわけだ。ね。

 で、私の場合は、サイズの問題(縦も横も奥行きもビッグなのよ)もあって、普通の量販店では取り扱っていないし、貸衣装もないし、どうしてもオーダーにしないといけないのだけれど、そのオーダーだって、リーズナブルなお値段のお店だとお断りされちゃう事が多かったり、作れても、むやみに割増料金をふっかけられたりするわけで、そこは事前の調査というのが必要だったりするわけです。

 で、情報収集と言えば、今の時代はインターネットですよ。で、インターネットを駆使して、デブな私のタキシードを良心価格で作ってくれるお店を探していたと思ってください。

 検索すれば、まあ、あれこれ良さげなサイトが見つかります。

 その中の一軒の店を、妻が気に入り、そこの店と相談してタキシードを作ってもらおうという事になったわけです。

 そこはネットで注文を受けてタキシードを仕上げるというサイト(よくあるタイプのサイトです)だったのです。ネットのお店の場合、採寸は自分たちで行うわけですが、それが結構面倒くさいし、難しいのです。

 で、ウチでも頑張って採寸したんだけれど、どうにもうまくいかない。そこで、実店舗に行って、採寸してもらって、その場で注文しちゃおうという話になりました。

 で、そのお店の住所がサイトに載っていたので、それをググってみたら…洋品店ではなく、金属加工の会社がヒットしました。金属加工の会社が副業で洋品店をやっているのかとも思ったけれど、だいたい、その店、工業地帯の中にあるわけだし、どう考えても、そんなところで実店舗を営業しているとは思えないのです。

 実店舗のない洋品店? なんか良く分かりません。

 で、妻はずっとそのサイトにスマホでアクセスしていたわけです。ま、世間の一般的な若者や女性たちは、今やインターネットはスマホで扱うもので、パソコンなんて使わないのが普通のようですし、妻もその例に漏れません。で、普段はスマホでネットにアクセスしていたわけですが、ある日、たまたま偶然、パソコンからそのサイトにアクセスしたと思ってください。パソコンには当然ですが、セキュリティーソフトがインストールされているわけですが、そのセキュリティーソフトが「そのサイトって、詐欺サイトじゃね?」って言ってきて、そこにアクセスできなかったのだそうです。

 で、困った妻はあれこれ検索しているうちに、次のような情報を入手したわけです。

 それは、今回の洋品店のアドレスは、かなりいわく付きのアドレスで、一部の方々には、詐欺サイトで使われるアドレスとして有名なようです。で、同じアドレスで、定期的に商売替えをしながら、詐欺活動をしているようなのです。

 危ない危ない。今回は、まだ入金も注文もしていないし、クレジット情報も渡していませんので、さっさと撤収して逃げ出すことにしました。

 なので、今回のサイトは、詐欺であると断定できない…ってか、被害前に逃げ出したので、詐欺かどうかの確定ができないので、アドレスはさらしませんが、たぶん詐欺サイトです。少なくともセキュリティソフトは、詐欺サイトであると断定して、そのサイトへの接続を遮断してくれました。それがあって気づいたわけなのですが、それがなければ、そのまま、うっかりその詐欺に引っかかってしまうところ…だったのかもしれません。

 セキュリティソフトって、偉いなあ…。スマホにもセキュリティソフトが必要なんじゃね? ってか、今回は思ってしまいました。

 私達はスマホと言っても、iPhoneを使っています。iPhoneは原則的にウィルスに感染しないので、そういうセキュリティソフトって、普通は導入しないし、私達夫婦は普通の人なので、導入していないのだけれど、この手の詐欺サイトなんかと遭遇しちゃうと、このままではいけないかもって、ちょっぴり思わないでもないのです。

 とにかく、皆様も詐欺にはお気をつけあそばせ。

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2018年9月22日 (土)

シズカに白いカビが生えてます

 別に今に始まったわけではなく、だいぶ前から、シズカの赤い魚体に白いカビが生えております。

 最初は“白雲病”かと思ったのですが、どうもそれとは違うみたいだし、本魚は元気なので、放置しておりました。

 で、このカビ状のもの。シズカの背面に主に生えています。で、徐々に増えるのですが、ある一定のところまで増えると、他の子たちが食べてしまって、だいたいキレイになります。でも、彼女たちは別に、シズカを治療しようという気持ちはなく、単純に美味しそうなモノがあるから食べているだけで、全部をキレイに食べるわけではなく、いつもある程度の食べ残しがあるので、やがてその食べ残しからカビが増えて、かなりたくさんになると、また他の子たちがそのカビを食べる…という繰り返しで今日まで来ています。

 シズカ的には、たとえカビとは言え、自分が食べられてしまうわけなので、食べられるという行為そのものは苦手のようで逃げ回るのですが、結局は食べられてしまいます。

 で、カビを食べられるついでにシズカが怪我をするとかはないので、飼い主としては放置して見ているわけです。つい先日もシズカは他の子たちに追いかけられて、カビを食べられてしまったので、今は割と濃い赤めのボディでいい感じです。

 体にカビが生えるなんて、お前は全身水虫か!とシズカに突っ込んでみました(笑)。

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2018年9月21日 (金)

男声の高音ってのは、結局、ファルセットなんだな その2

 昨日の記事の続きです。

 でも、ある時、ふと思い出したのです。何を思い出したのかと言えば、ある日のキング先生のつぶやきです。この先生、先生としての教える能力に関しては、私、疑問に思っていますし、少なくとも私と妻に関しては良い教師ではなかったと思うけれど、歌手としては、良い歌手であったと思います。そもそも美声だしね。声はイケメンなんですよ。

 彼は良い歌手なんだけれど、トレーナーとしては?なタイプの人だったというのが、今の私の見解です。「名選手、必ずしも名伯楽ならず」というタイプなんだと、今は思います。なにしろ、彼は自分でも自分の事を“天才”と言ってしまうほど、他人からあれこれ学ぶという事をせずに、あそこまで歌えるようになったんだそうです。つまり、いわゆる“自然歌手”なんだと思うのです。

 で、このキング先生が、世界的に有名な歌手さんのマスターコースであれこれ勉強してきて、それからまもなくのある日、ぽつりとつぶやいたのは「高音なんて、ファルセットからノドを開けていけば良いだけじゃん」だったのです。

 その言葉を聞いた時は、何を言っているのか、当時の私は分かりませんでしたが、今なら分かります。ファルセットの状態って、声帯の半分が閉じているように、声帯以外のカラダのあっちこっちも閉じていたり閉まっていたりしています。もちろん、クチの中も狭まり、息が鼻腔に行く道も閉じているんです。鼻腔が閉じているし、口腔も狭いし、カラダも閉じているから、声は弱々しいし、コントロールも難しいのです。それがファルセットなんです。

 だったら、閉じているところを開けばいいのです。ファルセットのまま、カラダ中の閉じているあっちこっちを開けばいいのです。そうすると…声量も増すし、響きも加わるし、コントロールも効くようになる。キング先生が言っていたのは、こういう事だったのでした。

 ありがとうございます、キング先生。先生の教え(つぶやき?)もたまには役立ちます。

 で、カラダのあっちこっちを開いていく…というと、これってハミングでしょ?

 ハミングって、別に鼻声で歌う事が目的ではなく、カラダを開いて、息の通り道を確保していくのがハミング練習の目的だと思うのです。ハミングはクチを閉じているからこそ、カラダのあっちこっちが開いていないといけないわけです。だからこそ、歌う人はハミングの練習を一生懸命やるわけです。

 ファルセットで高音を作り、ハミングの要領でそれを増幅して響きを加えてコントロールできるようにする。つまり、テノールの高音ってのは、ファルセット+ハミングの声なわけだと、私は考えます。

 ただ、ファルセットとハミングは、先程から述べているように、カラダの動き的には、ある意味、逆ベクトルです。だから、この2つを同時に行うのは、難しいのです。簡単にはできません。なにしろ、声帯は閉じようとし、カラダは開こうとするわけですからね。相反する2つの動きを同時に封鎖し、同時に実行しないといけないのです。

 私も実験的に声を出すだけなら、両立も不可能ではありませんが、曲の中はもちろん、発声練習中でも、これら2つを両立させながら出すのは、実に困難です。

 だってまだまだ未熟だもの。

 私の未熟さは横に置いて…ハミングのフォームを維持して、息の通り道を確保したまま、ファルセットの声帯で歌う…と、男性は高音が出せるし、コントロールできるし、響きも加わるし、音量もマシマシになるというわけです。

 こういう声をアクートと呼ぶかどうかまでは、私、分かりません。と言うのも、男声の高音と言っても、それは一種類しかないわけではなく、バッハやヘンデルの曲で使う高音と、モーツァルトで使う高音と、ロッシーニで使う高音と、ヴェルディやプッチーニで使う高音と、ワーグナーで使う高音って、それぞれ高音なんだけれど、発声方法が違うと思うのです。なんでもかんでもアクートと呼んで、ひとくくりにするのは乱暴だなって思ってます。

 ちなみに私がここで書いている、ファルセット+ハミング的な声って、おそらくヴェルディやプッチーニあたりの高音なんじゃないかなって思います。少なくとも、私の体感的には、そんな感じです。じゃあ、モーツァルト的な高音の出し方ってどうなんだよ…とは今は聞かないでくださいね。まだ私、分からないんですよ。

 モーツァルト~ロッシーニぐらいまでの、当時のテノールの高音って“ヤギ声”という呼ばれ方(悪口?)をされているのですよ。悪口かもしれないので、理想形を表現しているわけではないかもしれませんが、どこかヤギの鳴き声のような音色を感じさせるような高音って事になりますが、一体どうやって出すのでしょうね?

 まあ、現代でも“モーツァルト歌い”“ロッシーニ歌い”という呼び方があるように、それぞれの音楽に適した音色と発声法があるみたいで、現代でも、これらをメインに歌う専業歌手さんがいるわけです。確かに、ヴェルディやプッチーニをメインに歌う歌手さんとは、多少の違いは感じます。もちろん、兼業する人もいないわけじゃないですが。

 それはさておき、私的には『男声の高音ってのは、結局、ファルセットなんだな』という結論に達しましたって話です。

蛇足 女声の高音ってのは、ほぼファルセットでしょ? ただのファルセットを鍛え上げて、コントロール可能にした声が女声の高音なわけです。だったら、男声の高音がファルセットをベースにしていても、なんの問題もないわけでしょ。

蛇足2 アベルトな声とか怒鳴り声とか以外に、健康的に無理なく実声で高音を出す方法があれば、知りたい私です。それがアクートだよと言うのなら、じゃあアクートの出し方を教えて欲しいです。

蛇足3 私がたどり着いた答えなんて、たぶん、プロのヴォイストレーナーな方々には常識なんだろうなあって思います。少なくとも、キング先生は(教えてくれなかったけれど)気づいていたわけだしね。プロの人々から見れば「こいつ、何を今さら言ってるんだ」って感じかもしれないけれど、趣味の素人オジサン的には大発見なわけですよ。

蛇足4 私の出した結論が間違ってても勘弁してね。所詮は素人の戯言ですからね。

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2018年9月20日 (木)

男声の高音ってのは、結局、ファルセットなんだな その1

 ここ数日、ずっとずっと、男声の高音…まあ、それをアクートと呼びたければ呼んでもいいと思いますが、こいつの正体を考えていました。

 理屈はともあれ、声は声帯からしか出ません。声帯から出てくるのは、声帯をフルに使って鳴らす“実声”か、声帯の半分を閉じて鳴らす“ファルセット”か、その2つしかない…と言うのが、私なりの結論です。

 胸声とか頭声とかは、実声のバリエーションだと考えてます。

 で、声帯の全長を使って豊かな声のまま高音に行く…と言うのは、弦楽器で言えば、弦の張力を高めて高音を出す事に等しく、物理的な限界が当然あります。弦なら切れちゃうし、声帯は…切れないまでも痛めてしまい、やがて声をつぶしてしまうでしょう。それに、声帯の全長を使って高音を出すには息の力も必要だし、限界近くまで伸びた声帯にむりやり息を通そうとすれば、ノドに力も入るし、結果的には怒鳴り声になりかねません。つまり、声帯の全長を使って高音を出そうとすると、それは喉声にしかならないのですよ。それをどんなに美的に磨いたとしても、ポピュラー音楽用語で言うところの“シャウト”にしかなりません。

 こんな声はダメね。ポピュラー音楽なら十分魅力的な声として使えますが、クラシック系声楽では、ダメダメです。持ち声が素晴らしければ、怒鳴り声ではなく、アペルトな声になるかもしれないけれど、まあ普通の人なら、ただの耳障りな怒鳴り声にしかなりません。

 男性なら分かると思いますが、ノドを脱力したまま、楽に高音にいくと、声って簡単にひっくり返ってしまいます。これは、高い声は声をひっくり返して発声するのが自然だし、カラダに楽だよって事なんだと思います。このひっくり返るという現象は、声帯的に言うならば、声帯の半分を閉じて振動しなくしてしまい、残った半分の声帯を振動させて出す声なんだそうです。

 つまり弦楽器で言うなら、張力はそのままで、弦の真ん中を左人指し指で押さえて、1オクターブ高い音を出す…に似たような事をやっているわけです。弦の全長ではなく半分の長さしか使わないわけですから、当然音色は変わりますが、楽に高音は出るわけです。

 で、このひっくり返った声ってのが、ざっくり言っちゃえば、ファルセットなんです。つまり、高音はファルセットで歌うのが、自然と言っちゃえば自然なんです。

 でもね、怒鳴り声がダメなように、ただのファルセットもダメなんです。だって、ただのファルセットだけでは、実声との音色の違いは明らかだし、限りなく声は弱々しくて使い物にならないからです。

 で、しばらく私の思考はここで止まったままでした。

 さて、長くなってきそうなので、続きはまた明日にします。

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2018年9月19日 (水)

フルート合宿2018 その10 最後はアンサンブルの本番でした

 発表会の後は、そのままのノリで花火大会に突入! 花火の煙はノドに悪くて、ゲホゲホしっぱなしでした(涙)。で、その後は、例によって、宴会です。

 三日目の宴会は…ピアニストさんと徹底的に話しました。どんな内容を話したのかと言えば…「グルヴェローヴァは人間じゃない。あれはきっとアンドロイドだ」とか「ドミンゴは素晴らしすぎて、ほぼ神の領域に達している」とか「最近のポリーニは、ようやく人間に戻ってきた」とか「パヴァロッティの声は素晴らしい」とか「最近のメトの演出はなんじゃこれ?」とか、まあそんな話題。とにかく外国生活が長い上に、今でもひょいひょいヨーロッパに行っちゃうピアニストさんは、実に多くの演奏家の生演奏をたっぷり見ているのです。特にオペラは、大抵の歌手を生で聞いているから、すごい。それも最近の歌手はもちろん、今や伝説になってしまったような歌手の実演も聞いているんだよ。ほんと、その話を聞いているだけで、もう十分楽しいのよ。

 H先生とは、プロオケ内にはびこる、トラに対するイジメの実例とか、昨今の指揮者ランキングとか、ここには書けないような濃い話題で話しました。いやあ、最終日の話題は面白すぎます。でも、ほぼ、オフレコだな。ここには書けません。

 で、寝て起きて、最終日です。最終日の午前中にアンサンブルの本番があります。

 朝食後に、急に間奏で踊る事になりました…って、別に我々が決めたのではなく、他の先輩門下生からの無茶振りです。なにしろ、我々のグループは、みんな生徒歴の若い人たちの集団なので、先輩からの無茶振りには逆らえません。食後の練習では、曲ではなく、踊りの練習をするはめになりました。

 で、そんなこんなで迎えた本番がこれです。

 ま、録音ですからダンスは見えません(残念)。本番はあれこれあったわけだけれど、楽しかったです。まあ、ソロだと自分に全責任がかぶってきますが、アンサンブルはみんなの責任…って事は、自分的には無責任な気分で演奏できるので、ほんと気楽です。ちなみに私は一番下のパートを吹いているので、ほとんど聞こえないしね。お客さんも、若いお姉さんたちばかり見ているので、シケた親父な私なんて誰も見ないしね。ほんと、気楽。

 で、アンサンブルの本番を終え、写真撮影をしてお昼を食べたら、解散。

 私は帰りも長野でちょっと遊びました。長野の楽器店めぐりをしました。某楽器店に入ったら、ちょうど中学生ぐらいの子が、母親と先生(?)を連れて、ヴァイオリンの選定をしていました。あれこれズラッと楽器を並べて弾いてましたが、どの楽器も音量はともかく、音色はいい感じでしたね。でも、もっと鳴りの良い楽器を試奏させてあげればいいのに…と傍で見ていて思いました。まあ、鳴りの良い楽器は高いからね…お財布の都合なのかもしれないなあ…と思ったけれど、安くても鳴りの良い楽器はあるから、これは楽器店の都合か、教えている先生の趣味なのかもしれません。

 それにしても、中学生ぐらいの男子だったけれど、すっごい音痴でした。たまにヴァイオリンをやっていて、音程が全然ダメな子がいますが、今回の子もそういうタイプみたいです。中学生ぐらいで、この程度の音感の子だと、たぶん、これ以上は伸びないと思うんだよね。先の見えちゃった子に新しい楽器を買い与えるのって、どうなんだろって思いました。新しい楽器よりも、サッカーボールでも買い与えた方がこの子のためになるんじゃないかしらって思いました。

 今年の長野のお土産は、お土産屋さんじゃなく、地元のスーパーとかそういう感じのお店で買いました。だって、同じような品なら、地元のスーパーの方が安いんだもの。

 ちなみに、長野で一番最後に食べたのは…天ぷらうどんでした。そこで蕎麦ではなく、うどんを食べて帰るってのが、なんともへそ曲がりでしょ? 長野には蕎麦屋しかないわけじゃなく、ちゃんとらーめん屋もうどん屋もあるんですよ。

 今年のフルート合宿の話は、これでお終いです。ご苦労さまでした。

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2018年9月18日 (火)

フルート合宿2018 その9 さて、本番です

 三日目は、夜にソロ曲の発表会があります

 レッスンは午前中にありましたが、H先生抜きで、ピアニストさんと二人で音楽作りをするって感じでした。とにかく、テンポ設定は、前回のレッスンで決めた、早めのテンポを基準に緩急の差をなるべくつけていく方向で演奏するという方針にしました。ゆっくりめのテンポでたっぷり歌っていく…は、今回は無しです。おそらく、この時に仕上げた曲がベストテイクだろうと思います。この日の晩に本番を迎えたわけですが、そちらは緊張もあって、かなり残念な感じになっちゃいましたからね。

 アンサンブルの練習もしました。ピアニストさんを加えて、O先生のご指導のもとにやりました。だいたい良いけれど、ユニゾンの箇所はピタッと合わせなさいと言われたけれど、我々はパート譜しかもっていないので、どこで誰と誰がユニゾンだか分からないのが困りモノです。

 で、残りの時間は個人練習と昼寝(笑)。さすがに色々と余裕も出来てきたので、ここでプチエチュードの20番の譜読みから簡単な練習をしました。

 20番は♭が4つの曲。ヴォカリーズにせよ、エンターティナーにせよ、♭2つの曲なので、20番とそれらの曲を交互に演奏すると、どの音に♭を付けたら良いのか、迷いが生じます。器用じゃないのだから、違う調性の曲を同時に練習しちゃダメだな。混乱が生じます。

 そうやって、たっぷり練習した後は、夕飯を食べ、発表会を迎えました。

 午前のレッスンでもいい感じだったし、その後の個人練習でも120%の出来だった私です。「今年は良い演奏が出来る!」と自信に満ちて本番に臨んだ私でしたが…ステージには魔物が棲んでいるわけで、あれこれやらかし、結果、みっともない演奏になっちゃいました。

 で、そのみっともない演奏がこれです。

 ううむ、あれこれダメですね。演奏をミスるのはプロでもあることだけれど、皆さん、上手にごまかして、決して観客に気取られるような事はしないのですが…私の場合、失敗をごまかしきれていないですね。緊張して、我を見失っています。

 まあ、失敗はまあいいです。ご愛嬌です。ミスするのも仕方ないです。しかし、演奏中にクチビルが痙攣したり、腹筋が釣ってしまったりとかは…困りモノです。ああ、ついてない。でも、そんな感じで、ワチャワチャした演奏した私ですが、ピアニストさんにはたくさん助けていただきました。感謝です。

 演奏後は、皆さん、拍手をしてはくれました。優しいね。皆さんの感想は「去年と比べると上達しましたね(ほんと?)」「本当に音はキレイですね(そうですか?)」「いい曲ですね、私も吹いてみたいです(そりゃどうも)」「選曲はご自分ですか?(体力勝負な部分があるので、先生は勧めませんよ)」とかです。

 改めて録音を自分で聞いてみると、周囲の人が言うほど、私の音ってキレイなの?って思っちゃいました。この演奏だって、音が良い、音がきれいだ…と褒められたくらいですからね。でも、録音だと、そんなにキレイには聞こえないんだよね。録音と実演は違うのは常識だけれど、本当に私って、音色がいい奏者なのかしら…って思いました。

 まあ、終わった事をくよくよ言っても仕方ないです。また、来年、頑張ろう!

 ってわけで、続きはまた明日ね。

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2018年9月17日 (月)

フルート合宿2018 その8 音だけは褒められています

 さて、フルート合宿も三日目になりました。

 この日の朝は…全く空腹を感じませんでした。いやあ、だって、毎食毎食たらふくに食べるし、夜は夜で、宴会中はお菓子バカ食いだし、日中はほとんど動かず、やっている事はフルート吹いているか、昼寝しているか、気絶しているか(個人練習中によく気絶していました:汗)で、全然エネルギーを使わないわけで、そりゃあ腹も減らないよね。

 たぶん、この三日間で、通常の2週間程度のカロリーを摂取したんじゃないかなって思うくらいです。いやあ、食った食った…。

 歌では常に「声がデカイ」と非難される私ですが、フルートでも似たような事を門下の方々に口々に言われるようになりました。曰く「どこにいても、すとんさんのフルートが聞こえる」 少し大げさな気もしますが…。

 個人練習は、各部屋で行います。部屋は廊下を挟んで2列あります(湖側と山側ね)。一部屋は八畳程度で、そんな部屋が一列につき、5部屋並んでいます。なので、そのフロアには部屋が10部屋あるわけです。私の部屋は湖側で、廊下の入り口から2番めの部屋なのです。まあ、フルートの演奏音が聞こえる…と言われても、両隣の部屋とか廊下ぐらいなら、何とか理解も出来ますが、山側の部屋の人たちからも言われるし、廊下の奥の方の部屋の人たちにも言われます。

 私自身は、自分が吹いているわけだから、確かめる事が出来ません。

 逆に他の人の演奏は…確かに聞こえないわけじゃないです。とは言え、やはり聞こえるのは、特定の誰かの演奏だけですね。と言うのは、聞こえるのは、たいてい決まった曲だからです。つまり、他の部屋には聞こえない演奏をしている人が大半で、幾人かは部屋を越えて聞こえる音で演奏しているわけで、どうも私もそんな感じで、部屋越しに、下手っぴな演奏をご披露しちゃっているようなのです。

 だからと言って、私も含めて、爆音でフルートを吹いているわけではありません。ってか、そもそもフルートって爆音出ませんから。なので、音量の大小の問題ではなく、目立つ音と言うか、耳にキャッチーな音、あるいは遠鳴り云々の話になるのかなって思います。

 なので、自分の曲を演奏している時はもちろん、ちょっと遊び吹きをしていると、その後に「すとんさん、○○を吹いてたでしょ?」って言われます。はい、そのとおりです。さらに「しばらく音がしなかったけれど、寝てたの?」とかも言われます。はい、気絶していました。

 小姑と暮らすと、こういう毎日が待っているのかもしれない…って、ちょっぴり思いました。いやあ、プライベートないじゃん、私の練習状況って、みんなにバレバレじゃん。

 まあ、私のフルートの音色に関しては、自分ではよく分からないし、録音もいずれアップしますが、そんなに大したモノではないと思ってますが、生で聞く人たちからの評判はいいです。特に、今年の音は、去年の音よりも、数段良くなっているね、お姉さま方から口々に言われるので、たぶん上達しているんでしょうね。

 ま、H先生からも、音色だけはお墨付きをいただいているわけだしね。

 で、音色はお墨付きをいただいている私ですが、褒めてもらえるのは音色だけで、H先生の私への評価は「指は動かない」「リズム音痴」「だけど音色はピカイチ」なんだそうです…ってか、それを衆人皆目の中で言われちゃう私って、ある種、いじめ? まあ、いいですが…。

 指が動かないのは練習不足です。それこそ、毎日タファゴベでもやっていれば、門下の皆さんのように指が動くようになるだろうし…門下の皆さんは、マダムな方でも、目にも止まらない速度で真っ黒な楽譜を吹いちゃうくらいだから、確かに私の指の動かなさと不安定さは、とっても目立つわけです。それでも「去年より、上達しているじゃん」ってお姉様方に言われるのは、ちょっぴりうれしいです。

 リズム音痴…って、基本が声楽な私から見れば、器楽の人たちって、音程にせよ、リズムにせよ、精度がむっちゃ高くないですか? 例えて言えば、私は自然数の世界にいるのに、お姉さま方は、小数第2位で丸めた世界にいる感じ? 私の百倍ぐらい細かな世界で音楽やっているって感じがするんだよね。例えば、アンサンブルの練習していると、私が「まあ、合っているじゃん」って思っていても、他の人たちは納得していないって、よくあるわけです。「音の頭が揃っていない」とか「3拍がちょっと速い」とか「2拍目の8分音符がちょっと短い」とか、うへえ細かいじゃん…って感じです。その程度の時間の長短は、ノリじゃないですか?

 私とはだいぶ感覚が違うんだよね。あと、皆さん、メトロノーム大好きです。それも規定のテンボ(4分音符基本)で鳴らすんじゃなくて、8分音符とか16分音符で鳴らすんだよね…。それが日常の人たちに囲まれていると、リズム音痴って言われても「はい、音痴でございます」って言わざるを得ないよね。

 そんな感じですから、うっかりすると「ああ、私ってダメだよね」と心が折れてしまいそうですが、その一方で皆様から「音は良いね」と言われるので、なんとか心を折らずに済んでいます。いや、むしろ、天狗になっているかも(爆)。

 同室のFさんが言うには「去年は風のような音で吹いていたけれど、今年はやけに艶っぽい音で吹いていて、この人、こんな音色が出せるんだ…って思ったよ」との事です。いやあ、それは褒めすぎでしょ。でも実際、録音を聞くと、全然そうじゃないんだけれどね。

 続きはまた明日。

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2018年9月16日 (日)

フルート合宿2018 その7 音楽演奏は、目的ではなく手段なんです

 二日目の宴会も、結局、最後は私とH先生のサシになってしまいました(笑)。この日も色々と語り合いましたが、ネットには一つの話題だけ書いておきます。

 それは“音楽的な演奏って何?”って話から始まりました。

 H先生は、若い時は、近代フランスの笛曲をバリバリ吹く人だったそうです。すっごいテクニシャンだったそうで、当時は自分が世界で一番フルートが上手いと思っていたそうです。まあ、若手のミュージシャンなら、それくらい強気じゃなきゃ、プロはやれないわな。

 で、そんな腕自慢だった若い先生がヨーロッパに渡ったわけです。出稼ぎ半分、勉強半分って感じだったそうです。つまり、現地でのフルート仕事をたくさんしたそうですが、その仕事の合間を縫って、しっかり勉強もしてきました…って感じだったんだそうです。

 ちなみに、あちらではクラシック系音楽家と言うのは、日本とは違って、自由営業ではなく、許認可制なんだそうです。で、先生はあちら基準の“プロのクラシック系フルーティスト”の基準をクリアしていたので、現地で働けたってわけで、普通は日本からの留学生には許認可はおりないので、音楽家として働くことはできないのだそうです。

 まあ、それはともかくです(笑)。

 ある日、シュテファン大聖堂(ウィーンにある教会。付属のオーケストラと合唱団を持っている…ってくらいに、大規模な教会なのです)に行き、そこでバッハを聞いてしまったんだそうです。

 演奏テクニック自体は、プロとして平凡クラスだったそうですが、とにかく若き日のH先生は感動してしまったんだそうです。その時に感じたのが「音楽って素晴らしい」ではなく「神様っているのかもしれない(H先生は平均的日本人で非宗教的な人です)」って思ったんだそうです。つまり、音楽に感動するのではなく、音楽を媒介として、作曲家が伝えたかったもの(バッハの場合は、当然、神への信仰)をダイレクトに感じてしまったんだそうです。

 バリバリのテクニックで音楽を聞かせて「どうだ、すごいだろ!」ってわけではなく、いや、そういう演奏って、本来のあるべき音楽の演奏とは、少し違うんじゃないかって思ったんだそうです。音楽はあくまでも手段であり、媒介であって、音楽を演奏する事で伝えたい思いが作曲家にはあるわけで、だから音楽を作曲しているわけで、演奏家は、それをより分かりやすく伝えていくのが、本来の仕事ではないのか…って思ったんだそうです。

 つまり、テクニックでバリバリ演奏していく事に違和感を感じたそうなのです。

 H先生は、それ以降、楽譜を単なる演奏の指示書ではなく、楽譜に書かれた奥にあるものを考えて、真面目な気持ちで演奏していくようになったのだそうです。若い時は「俺、すげえだろ!」だったそうですが、そんな経験をした後は、作曲家に奉仕していく演奏家になろうと勉強を始めたんだそうです。

 若い時は近代フランスの笛曲をバリバリ吹いていた先生ですが、それ以降、何となく避けていたバッハを正面から取り上げて演奏するようにしたんだそうです。で、バッハって、学べば学ぶほど音楽が深くて、演奏そのものは、そんなに難しくはないのだそうだけれど、音楽で伝える事がとても難しくて、またそれがとても楽しく感じるようになったんだそうです。

 深い話だなあ…って思いました。こういう話を直に聞けるのも、合宿の良さです。

 続きはまた明日。

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2018年9月15日 (土)

フルート合宿2018 その6 ピアニストさんとのレッスンでした

 さて、フルート合宿も二日目です。二日目のレッスンはH先生抜きで、ピアニストさんと二人きりで行いました。

 今回のピアニストさんは、例年とは違って、かなりの腕の方で、今は某G大の教授様なのです。もちろん、長くウィーンで 演奏家として働いていたので、日本に帰ってくるなり、某G大の教授ってのも、まあアリなんだろうなあって思いました。ちなみに、私達の合宿には、ほぼ趣味の感覚ってか、H先生に誘われて、おもしろそうだから引き受けた…って話です。コンクールの審査の合間の息抜きで引き受けたそうです。

 で、そんなピアニストさんとマンツーマンのピアノ合わせ…ってか、ほぼピアニストさんによるレッスンが始まりました。もちろん、私とのレッスンの前に、H先生とピアニストさんの事前打ち合わせがあって、そこで決めた方針で私へのレッスンがなされるようです。ちなみに、H先生は、私のレッスンをピアニストさんに任せ、その時間、別の場所で、別の生徒さん(孫弟子さんたち)のレッスンをする…って寸法でした。

 最初に直されたのは、テンポ設定です。私の腕を考えた時に、もう少し早めのテンポの方が音楽的に演奏できるんじゃないかって話で、実際にやってみたら、確かにピアニストさんに提案されたテンポの方が緩急がつけやすくて、より音楽的に吹けそうでした。

 H先生からは、強弱の差はなるべく付けずに淡々と吹きなさいと言われていますので、音楽的な色合いは、強弱の差ではなく、緩急の差で付けなきゃいけないわけで、それを考えると、今までよりも速いテンポの方が良いわけです。

 ブレスの位置も考え直しました。理想的な位置でブレスが取れれば、それが一番だけれど、現実的な位置でブレスを取らないと、全体の演奏が崩れてしまうわけで、その理想と現実をどう折り合いをつけていくか、そこらをピアニストさんと相談して決めました。もちろん、理想的ではない位置でのブレスは、ピアノで音楽的にカバーしてもらわないといけないわけだしね。

 ところどころのフレージングもピアニストさんの提案を受け入れてみました。教えてもらうというよりも、二人で音楽を作っていく…って感じのレッスンでした。

 後は、ここで相談して決めた事を、ちゃんと実行できるように、さらに個人レッスンに励むわけです。

 お昼をはさんで、午後の休憩時間は、また昼寝です。とにかく休憩時間は寝る事に専念している私です。

 昼寝から目覚めたら、二日目のアンサンブルの練習です。やっぱりピアニストさん抜きで練習です(ピアニストさんは忙しいのです)。まずはフルートだけで音楽を成立させないといけないってわけです。

 どうやっても、規定のテンポでは演奏できません。無理して規定のテンポで演奏するよりも、多少ゆっくりでも、確実に吹けるテンポで行くしかありません。なんとか、このテンポで演奏してもらえるように、ピアニストさんにはお願いしましょうと、満場一致で決めました(汗)。

 とにかく、ゆっくり演奏し、和音的におかしなところは、すぐに修正していきましょう…って方針で演奏したところ、個人的なミスをして、変な音さえ出さなければ、特に問題はなさそうです。…ってわけで、個人練習を励まないといけないわけです。

 ちなみに、我々が文字通り、汗まみれに練習をしていた時に、H先生が廊下を通りかかり、演奏を聞いて、一言「全然、リズミカルじゃない」と言って去っていきました。ああ、ミスの有無以前のレベルの注意を受けてしまいました。

 そこで我々は、スタッカートを全員で揃え、もっと尖ったリズムで演奏しようと心に決めたわけです。

 で、残りの時間はひたすら個人練習に励んだわけです。

 この続きはまた明日。

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2018年9月14日 (金)

二重唱の時の声で、ソロ曲も歌ってください

 さて、声楽のレッスンの続きです。実は今回から発表会が終わるまでの間のレッスンには、本番ピアニストさんをお呼びして、毎回ピアニストさんと一緒にY先生のレッスンを受ける事にしました。

 ここで言う“本番ピアニストさん”とは、門下の発表会等で伴奏してくださるプロの先生ではなく、ここのところ毎年、クラシックコンサートで私達夫婦と共演してくださるピアニストさんの事です。実は今回、クラシックコンサートと門下の発表会の日程が近いため、両方とも同じセットリストで歌いますし、ならば両方とも同じピアニストさん(クラシックコンサートで伴奏してくださるピアニストさん)にお願いしちゃえって事になったわけです。

 で、ピアニストさんと相談した結果、ならば、割と早い段階からレッスンにも同行して、歌とピアノを合わせましょうって事になり、今回のレッスンからピアニストさん帯同レッスンとなったわけです。

 まずはレスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」からです。ひとまず通して歌ってみました。

 で…合いません(涙)。とにかく歌とピアノが合わない(涙)。私はテンポよく歌いたいのに、ピアノはゆったりとメロディアスに弾きたい…という、性格の不一致(笑)。で合わないわけだから、どちらともなくテンポを合わせに行くと…音楽がつまらなくなるわけです。そりゃあね、歌とピアノのテンポが合っているだけの音楽なんて、確かにつまらないよね。

 こういう時は、どちらかが音楽をリードするべきであり、歌とピアノなら、当然、歌がリードしなきゃいけないのです。例えピアノとテンポが違っていても、歌手は頑固に自分のテンボで歌い続けて、その演奏での“あるべき音楽の姿”を提示し、それにピアノを合わせてもらうというのが、本来のやり方なんだそうです。要は、指揮者の役割も歌手がしましょうって話なのです。

 しかし、合わないピアノに抗いながら、歌っていくのって、エネルギーいるんだよね…。

 さて、ピアノと合わないのは合わせるものとして、歌としては、ただ歌うのではなく、色気を出しながら歌っていかないといけません。で、歌手が色気を出したならば、ピアノはその色気に合わせて情熱的に歌い、歌は情熱的なピアノに合わせて、さらに熱情的に歌うのです。そうやって、音楽を作っていきます。

 で、なんとかテンポを合わせて行っても、今度はリズムがうまく合いません。ワルツのリズムって単純な三拍子じゃないからね。

 強拍は一拍目だけれど、ダンサーは二拍目でカラダを伸ばすので、ちょっとリズムを溜めるんですが、その溜め方を合わせるのが難しいのです。

 私は、ワルツはワルツでも、社交ダンス等でよく踊られるブリティッシュなワルツは踊れるけれど、ウィーンなワルツは難しくて踊れません。同じワルツでも、ブリテッシュなワルツとウィーンなワルツはダンスそのものが違うんですね。先生からは、この曲のワルツはウィーンのワルツではない…と言われているので、安心してブリティッシュなワルツの溜めで歌っているわけだけれど、ピアニストさんは踊らない人だから、そこのところで今ひとつ私とは合わないわけです。

 舞曲って、結局、演奏者が踊れないとリズムが分からないんだよね。楽譜通りに弾いても、舞曲って成立しないんだよなあ…。だから、踊れないダンスの舞曲を演奏するなら、きちんとそのダンスのリズムをカラダに入れておかないとダメだし、パートナー(この場合は歌手とピアニスト)とのリズム感のすり合わせって奴も、ダンス同様に必要なんだと思います。

 もっとも、この曲のワルツは、ブリティッシュではなく、イタリア~ンなんだけれどね(笑)。

 次は、ヴェルディ作曲「椿姫」のテノールアリア「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。

 今回は指揮者無しで歌う(当然)なので、歌手が指揮者の役割を果たしながら歌わないといけません。そこはレスピーギと同じなのだけれど、こちらは指揮者がいるという前提で曲が書かれているので、それを指揮者無しで演奏するのは、歌曲であるレスピーギ以上に困難さが伴います。

 具体的に言えば、歌いながら、各種のきっかけ(あっちこっちにたくさんあります)をピアノに教えていかないといけません。それは、ブレスで教えたり、身振りで教えたり、ある部分のフレーズをカチっと歌う事で教えたりと…常に歌に迷いなく、場をリードしながら歌わないといけません。

 …しかし、この曲は歌うこと自体が難しいのよ。で、あっちこっちでミスったりするんだけれど、そのたびに動揺しちゃいます。でもそんな事ばかりして、ピアノにきっかけを送りそこなって、ピアノも迷って、二人でドボンって感じになってしまいます。

 それにしても、難しい…。譜面上はインテンポで書かれていても、実際は全然インテンポじゃないわけで、あっちで緩んで、こっちで溜めて、向こうでは煽りながら歌い、テッペンでは時間すら止めて歌う(オペラアリアだもの、そりゃそうだよね)のだけれど、それを上手にこなしてこその音楽なわけです。そういう意味では、歌手は自由気ままに歌って音楽を作っていくのだけれど、こう見えて控えめな性格の私には、それが案外難しいのです。で、私が控えめだと、ピアノも控えめになってしまうわけで、控えめな歌に控えめなピアノを載せても、そりゃあつまらないわな。

 あと、私の歌は、少し前のめり過ぎ…だそうです。もっと、あっちこっちで休みながら歌わないと疲れちゃうよって話です。で、歌が休み休み歌っていくのは当然として、ピアノもあまり前のめりに弾かずに、あっちで歌を休ませて、こっちで歌に一息入れさせて…と工夫しながら伴奏していくわけです。なにしろ、歌はピアノほどタフじゃないからね。

 あと、このアリア、全体的には歌えているし、曲の暗譜もほぼほぼ出来ているので、後は上手く歌えない数箇所を重点的に練習する必要があります。とにかく、本番に向けて、帳尻を合わせていかないといけないのです。でも、それが一番の難問だったりします(汗)。

 最後はドナウディ作曲の二重唱「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」です。

 まあ良し…だそうです。ひとまずカタチになっているようです。もちろん、細かいところはまだまだだけれど、歌のカタチになっているのですよ。先生からは「いっぱい練習したでしょ?」と尋ねられましたが、そりゃあもちろんですって。

 私の歌の、フレーズの末尾の声の処理が残念なんだそうです。フレーズの最後の音程が必ず下がってしまうのだそうです。フレーズの最後で息の支えがなくなってしまうとか、フレーズの最後でクチを閉じてしまうとか、まあそんな事のようです。一人で歌っているならば、それもまあ個性の一つというか、許容範囲のうちとして勘弁してもらえますが、二重唱…それも全編ハモリまくっているわけで、そういう曲で片方が音程がぶら下がっちゃあ…指導者としては許せないのだそうです(そりゃそうだよね)。

 とにかく、フレーズの最後までクチを開いたままで歌うように調整してきます。支えは…頑張ります。

 この曲に関しての私の発声は良いのだそうです。それどころか「どうして、他の曲でもこの声で歌えないんですか!」と叱られてしまいました。いやあ、一人きりで歌う時の声と、妻と合わせて歌う時の声だと、そりゃあ無意識にあれこれ調整して、別モノになってしまうのは仕方ないじゃないですか? でしょ?

 明日はフルート合宿の記事に戻ります。

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2018年9月13日 (木)

プランクを始めることにしました

 フルート合宿の連載中ですが、今回は声楽レッスンの記事を差し込みます。

 声楽のレッスンに行ってきました。まずはハミング練習からです。ハミングはただの鼻声ではなく、目の上で回してハミングをします。つまり、高いポジションでハミングをするわけで、それを癖にしていく事が大切です。

 引き続き発声練習では、高いポジションで声を回していく練習をしました。首の後ろで回すのではなく、いわゆる後頭部で回します。具体的には、チョンマゲの位置と言うか、一つ縛りの位置と言うか…まああのあたりです。

 上行音型と下降音型の組み合わせのフレーズならば、前半の上行音型では、声は後ろに引っ張って回して出しますが、後半の下降音型では、むしろ声を前に向けて出すようにします。音型によって、声の出し方が変わってくるわけです。

 “m”の発音の時は、なるべくクチビルを薄く使うように心がけます。上下のクチビルをたっぷり付けるのでなく、軽くふわっと合わせる程度にします。

 声は(いつもの事だけれど)鳴らさない。声の鳴りに頼らない。声が鳴ってしまうのは、息の弱さを補うためにノドが頑張ってしまうから。だから、もっともっと息を吐いて歌えば、ノドの鳴りを押さえることができるわけです。

 と言う訳で、息の強くするために、プランクをするように言われました。

 プランク…体幹強化のための基礎トレーニングの一つであって、詳細についてはググってみてください。とにかく、このプランクをやりなさいと言われました。

 最初は、一番単純な“腕立て”っぽい姿勢(腕の肘は床に付けるので、腕立てよりも姿勢的には低いです)で、30秒プランクをするというだけの指令です。試しに、言われたその場でやってみましたが、10秒やって…参りました。いやあ、キツイ。まだ腕立ての方が楽かもしれない(汗)。

 これを毎晩寝る前に、一日一回ずつから始めるように言われました。

 ポイントはやりすぎない事。一度にやる時間を延ばしたり、回数を増やすのは、慎重に…と言われました。なんでもプランクは、やっている時はそうでもなくても(いや、結構キツイです)、終わってしばらくしてからクるものなんだそうです。いい気になってハッスルすると、あっという間に腰を壊してしまうので、慎重にやりましょうって事です。はい、最近の私は、腰に自信がないので、慎重にやらせてもらいます。

 最終的には、一回5分ぐらいでやれるようになればいいそうです。

 と言う訳で、体幹強化に励まないといけない事になりました。頑張るぞ。

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2018年9月12日 (水)

フルート合宿2018 その5 楽器選びの話

 一日の最後は宴会です。最初は全員で、やがて一人抜け二人抜け、男だけの宴会になり、そこからも段々抜けていって、最後は私とH先生のサシになりました。

 色々と楽しい話をしました。その時にした話のうち、ネットに上げても面白そうな話を一つだけ書きます。

 それは楽器選びの話です。

 H門下では、楽器選びには必ずH先生がからみます。H先生が、その人のキャラクターを考えて、最善のモノを薦めるというやり方です。もちろん、お店も紹介するけれど、先生はマージンをいっさい取らない代わりに、その分を割引にしてもらう事にしているので、生徒さんも大きな割引価格でフルートを購入できるので、生徒さん本人も、H先生も、お店も、それぞれwin-winになるわけです。

 また、フルートを買い替えて、吹かなくなったフルートも、お店に中古で下ろすのではなく、先生が次の吹き手を、門下生の中から、探してくれるそうです。そうする事で、旧オーナーはお店に下ろすよりも高い値段で楽器を売る事が出来るし、次のオーナーさんはお店で買うよりも安い値段で楽器を手に入れられるわけです。もちろん、先生は生徒さん同士を引き合わせるだけで、別に仲介はしないそうです。だから、先生への謝礼は不要なのです。ただ、先生が間に入る事で、間違いのないフルート選びができるわけです。

 なぜ、こんな話を始めたのかと言うと、一昨年、同部屋だったNさんのフルートの音が、今年、すごく良くなったので、それを話題にしたところ、実は彼のフルートをH先生が選んで、購入したという話になったわけです。もっとも、Nさん自身に「何買ったの?」と尋ねても「先生に任せたから、よく分からない」という感じだったんですけれどね。(ちなみに、予算と相談して、ムラマツの頭部管銀のフルートになったんだそうです)

 H先生はご自身がムラマツユーザーでもあり、ムラマツとは強力なコネクションがあるわけなんだけれど、誰もがムラマツに向くわけではないので、生徒さんにはムラマツ以外のフルートも結構薦めるんだそうです。逆に言えば、特に問題なければ、ムラマツを薦めるって事です。

 「ちなみに、ムラマツ以外だと、どのメーカーを薦めますか?」 大体は、ハンミッヒか、パウエル。国産ならアルタスになるそうです(ほぼ、先生の趣味です)。

 ちなみに、門下の中にはH先生に相談せずにフルートを買っちゃう人もいるそうですが、そういう人は、自分の憧れを優先して、自分に合う合わないとか考えずに買っちゃうんだそうです。先生がおっしゃるには「バリバリ吹きたい人は、私に相談しないんだよねえ…」との事です。まあ、それは分かるような気がします。先生は、フルートに機能性よりも音色を求めていく人なんだよね。だから、その人のキャラクター…つまり奏者の音色を活かす方向のフルートを薦めるわけだけれど、バリバリ吹きたい人は、自身の音色を活かす方向ではなく、スポーティーな音色になる楽器を求めるわけで、そうなるとH先生とは意見が異なるわけだ。なので、腕っこきのお弟子さんたちは、先生に相談せずにフルートを購入しちゃうようです。

 ちなみに私は当然H先生に相談せずにフルートを購入した人(もちろん、前の笛先生には相談しましたよ)だけれど、それを先生に言ったところ「あなたにはアルタスが合っているね。アルタスの巻き管はゴールの一つだよ。あなたはもう楽器を買い換える必要はありません」…って言われちゃいました。私のフルートは別に巻き管じゃ無いんだけれど…先生、アルコールが入っているせいか、ちょっと誤解しているみたいだけれど、まあ、私には今の楽器がすごく合っているって事だけは確かみたいです。ちなみに、私のフルートは、頭部管のカットが絶妙で、とても良いそうです。なかなかあれだけの頭部管は滅多にないそうです。大切にしなさいとも言われちゃいました。

 確かに私のアゲハ(フルートの名前です)は、お店で吹き比べた同じアルタスの同じモデルのフルートたちとは、ちょっと違う音色がするものね。そこは個体差って奴だろうけれど、私は当たりを引いたみたいです。

 閑話休題。先生は基本的に、14K以上のゴールドフルートは、プロを含め、門下生たちには薦めないそうです。なぜなら、14K以上のゴールドフルートは体力勝負の部分があるし、オーケストラプレイヤーでも無い限り、まず14K以上の楽器は不要だからなんだそうです。逆に言えば、オーケストラで働いているプロのお弟子さんには14Kのゴールドを薦める事もあるそうです。

 ちなみに、ゴールドを薦める時は、一般的に販売されているゴールドフルート(薄管です)ではなく、必ず注文で厚管にさせるんだそうです。いくらゴールドでも薄管なら、まだシルバーの方があれこれ勝っているというのが先生の持論なわけです。オーケストラの中で仕事をこなすには、ゴールドの厚管が必要になってくるわけだけれど、それを吹きこなせるだけの体力が無いなら、ゴールドの薄管よりもシルバーの方が良いって考えるようです。

 また、ゴールドには14Kと18Kがあって、音色の差もあるけれど、門下生にゴールドを薦める時は必ず14Kを薦めるそうです。これは主に経済的な理由からだそうです。まあ確かに、18Kの厚管なんて、いくらするか想像するだけで怖いしね。

 ちなみに、H先生ご自身は、バリバリ稼いでいる事もあって、14K厚管と18K厚管を持っていて、普段遣いは14Kの方で、18Kは仕事で使うんだそうです。

 セレブで体力的にキビシイ人たち(具体的に言えば、マダムな方々)には9Kのゴールドフルートを薦めるんだそうです。と言うのは、9Kはシルバーよりも吹きやすくて、体力の無い人にはお薦めなんだそうです。体力は無いけれど、お財布も軽めな方には、総銀フルートは薦めずに、頭部管銀のフルートを薦めるそうです。つまり、先生の中では、9Kフルートと頭部管銀フルートは、同じ位置にある楽器のようです。

 つまり、大抵の生徒さんには、ムラマツの総銀フルートを薦めるわけです。

 ムラマツの総銀フルートと言うと、ドゥローンのDSとソルダードのSRの2種類あるわけだけれど、先生が薦めるのはDSの方です。曰く「SRを吹きこなすのは大変だよ。とてもアマチュアの手には負えませんよ」との事です。SRを買うお金があっても、DSの方が幸せになれるそうです。

 ハンミッヒなら銀の薄管だそうだけれど、この楽器は人を選ぶそうで、滅多に人に薦める事はないそうです。パウエルならハンドメイド。アルタスは総銀の巻管が良いそうです。

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2018年9月11日 (火)

メトのライブビューイングで『オリー伯爵』を見てきました

 今回もメトのアンコール上映を見てきました。これで今年のアンコール鑑賞はお終いです。で、今回見てきたのは、ロッシーニ作曲の『オリー伯爵』でした。

 指揮:マウリツィオ・ベニーニ
 演出:バートレット・シャー

 オリー伯爵:ファン・ディエゴ・フローレス(テノール)
 女伯爵アデル:ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
 イゾリエ:ジョイス・ディドナート(メゾソプラノ)
 ランボー:ステファン・デグー(バリトン)
 養育係:ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
 ラゴンド夫人:スサネ・レーズマーク(メゾソプラノ)

 なかなか上演機会に恵まれない珍品オペラです。今回のものは2011年の上演ですが、この時がメトでの初上演だったそうです。まあ、ロッシーニには他にたくさん有名作品があるから、この作品が初上演でも無理はないよなあ…。

 このオペラは、イタリア人ロッシーニの作品ですが、フランス語で書かれています。ロッシーニって、晩年(って若くして引退しているので、めっちゃ若い年齢ですが)にイタリアからフランスに移住して、それ以降はフランス語で作品を書いているわけで、ただでさえ上演機会の少ないロッシーニ作品の中でも、フランス語作品の上演は色々とハードルが厳しいわけで、それもあって、上演の機会に恵まれないでしょうね。

 もっとも、上演の機会が少ないのは、フランス語歌唱以前に、歌唱そのものがメッチャ難しいってのもあるかもしれません。とにかく、どの役も、やたらと高音やら細かいパッセージやらが連発され、これを歌いこなせる人を揃えるのって、大変だろうなあって思うわけです。現実問題として、稀代の名テノール、フローレスがいるから上演できる作品とも言えます。フローレスはテノールと呼ばれてますが、実際は、普通のテノールよりも高い声を持っている歌手だからね。そういう特殊な歌手がいないと上演できない作品なのです。なにしろフローレスは一般的なテノールよりも、声域がだいぶ高くて、仮に、彼が標準的なテノールだとしたら、世間一般のテノールはみんなバリトンになっちゃうくらい、飛び抜けて声が高いのです(って意味分かりますか?)。

 というわけで、このオペラは出てくる歌手たちの見事な歌唱を味わうオペラであって、それ以上でもそれ以下でもありません。後の要素はすべてオマケ扱いでいいでしょう。それくらいに歌唱が高度で派手だし、この上演はその部分を大いに満たしてくれています。ほんと、すごいよ、皆さん。歌好きなら、見逃す手は無いと思います。

 さて、歌以外の話をすると、演出は面白かったですよ。このオペラ、ストーリーがメッチャメチャで、じっくり見ていると、あっちこっちで破綻しているのですが、それを演出で分かりやすく表現し、破綻しているところをうまくやり過ごしています。一番良かったのは、このオペラを作曲当時のオペラ劇場で上演しています…という設定で演出しちゃった事かな? だから、メトの舞台の上に、もう一つ小さな舞台を作って、そこが今回の舞台になってます。で、その小さな舞台の周辺に当時の舞台裏とか舞台袖とかが作ってあって、我々はメタ的な視点で当時のオペラ上演を見ている…という事になるわけです。

 つまり、オペラ全体を別の芝居でくるんじゃう…という演出なんです。

 そうすると、分かりづらいストーリーも、歌手たちの通常ではできないくらいにオーバーアクションな演技によって分かりやすくなるんです。なにしろ、このオペラ、真面目に演出しちゃうと、実にバカバカしくて見るに耐えないお話だから、こういうやり方を見つけた演出家さんは、凄腕だなって思うわけです。

 歌好きな方にはお薦めですよ。

 ちなみに、この日のフローレスは、オペラの開演が午後1時だったそうだけれど、12時20分まで自宅にいて、ギリギリに会場入りして舞台に立ったのだそうです。何をグズグズしていたのかと言うと、奥方の自宅出産に立ち会っていたんだそうです。だから、ライブビューイングの中継が始まった時点では、まだ主役のフローレスは楽屋入りしていない…という状況だったのです。いやあ、なんか色々とすごいね。なので、これは演出なのかどうか分からないのだけれど、フローレスが演じるオリー伯爵の登場シーンでは、オリー伯爵を演じる歌手が舞台裏からなかなか出てこなくて、周囲があたふたして歌手を探しに行く…という演技(?)をしていましたが、あれ、本当に演技だったのかな? 実はフローレスの準備がギリギリになってしまって、本当に周囲があたふたしていたのか…なんて邪推をしちゃったりします。

 さて、おまけ。実は私、今まで東劇には銀座方面から行って、その活動範囲も銀座~東劇までの範囲で動いてたのですが、今回始めて、東劇の奥の方…つまり築地方面に行ってみました。いやあ、東劇と築地の場外って、ほんとすぐ近くなんですね。なので、場外でちょっぴり遊んじゃいました。楽しい楽しい。外人さんがたくさんいて、それもおもしろかったです。すしざんまいの店内を覗いた時に、満席だったんだけれど、その客がみんなヨーロッパ系の外国人だけだったのには、びっくりしました。いやあ、築地場外はワンダーランド、世界の観光地なんだなって思いました。

 東劇のオペラ鑑賞とは別に、今度はゆっくり築地観光をしてみたくなりました。

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2018年9月10日 (月)

フルート合宿2018 その4 合宿開始です

 長野から第三セクターの電車に乗って、合宿所の最寄りの駅まで行き、そこからは迎えのバスに乗って合宿所に到着しました。

 合宿所は、いつものお宿です。ホテルと名乗っていますが、実質的には民宿に毛の生えた程度の施設ですが、まあ文句は言いません。

 関東地方も暑いけれど、こちらも暑い…。避暑ってわけには参りません(涙)。

 さっそく各部屋に分かれて個人練習開始です。今年も昨年同様、Fさんと同部屋です、よろしく。とにかく、日頃の練習不足もあるので、やっためたらにフルートを吹きまくりました。吹く曲は、発表会で吹く『ヴォカリーズ』と『エンターティナー』が中心です。とにかく、指の回らないところを重点的に何度も何度も繰り返して練習します。

 やがてH先生に呼ばれてレッスンです。とは言え、すでに何度もH先生からはレッスンを受けている(当たり前か)ので、専らピアニストさんとのピアノ合わせがメインのレッスンです。

 まずは私が決めたテンポで2回通しました。苦しいです。そもそもフレーズが長くてつらい上に、私は気管支炎であっちこっちが腫れていて、ブレスが長持ちしません。その上、吹き過ぎを先生から注意されているため、息を抑え気味にしていると、今度は息が余るわけです。息が余っても、それは酸欠の空気だから、いくら肺の中に空気が入っていても、苦しいのです。とにかく息を吐かないといけないのだけれど、曲中には溜まった息を吐き出せるようなチャンスはなかなか無いため、結果的に、肺に悪い空気がたっぷり溜まったまま、新鮮な空気が吸えず、徐々に酸欠になってしまいます。苦しいけれど息が吸えない…やがて演奏中に発汗しはじめ、意識が飛びそうになります。やばいです。

 とにかく、次のレッスンまでに対策を考えておかないといけません。

 咳のしすぎで腹筋が痛いです。フルート練習では長時間立っているので、やがて腹痛がし始めます。やむをえず、途中からイスに座って練習をするようにしました。なんか、負けたような気がしますが、これで腹痛を起こさずにフルート練習が出来るようになりました。演奏中は、イスに軽く腰掛けるに留めますが、フルートを吹いていない時は、じっくり深く腰掛け、背もたれにカラダを任せて、休息に励むようにしました。

 午後の休憩時間は、みんなフルート練習を止め、それぞれに自由時間を過ごすわけで、湖でボートに乗ったり、かき氷やアイスを食べに出かけたりする人たちがいますし、私も昨年まではこの時間にポケモンGOをしていたわけですが、今年は体調不良もあって、ひたすら寝ていました。いや、実は練習中も、時々意識を失って、うたた寝をしていたくらいなのですから、休憩時間は寝るしかないのです。とにかく、いくらでも寝られます。体内が腫れていると、それだけでやたらと体力を消耗するようです。

 午後の休憩時間が終わり、また練習時間が再開です。ひたすらフルートを吹きます。やがて夕食になります。

 夕食には、同宿の人たちと一緒になります。初日の同宿者たちは、一昨年度と同じ、某有名プロ合唱団の皆様でした。彼らはツアーの最中らしく、この日はこの近辺での演奏会の最終回だったようで、この日の夕食は打ち上げを兼ねていました。酒がガンガン出てきます。それを見たH先生も飲みたくなったようですが、周囲のお弟子さん達が無理やりに止めます。なんかH先生、可哀想。H先生の本日の仕事(ってのはレッスンの事ね)はすべて終わったのだから、飲ませてあげてもいいと、私なんかは思うのだけれど、我々の宴会はまだ先だからと言って、先生にお預けをしてもらったわけです。

 夕食後は、アンサンブルのメンバーに呼ばれて、初顔合わせ&軽く練習をしました。我々のグループはフルート3本+ピアノなんだけれど、ピアニストさんはまだピアノ合わせをしているようなので、ひとまずフルート組だけで練習をしてみました。

 まず分かった事は、規定のテンポでは誰も演奏できない事です。いやあ、だって速いんだもの。そこで、テンポを7割り程度に抑えて、合わせてみました。私はそれでも、あっちこっちで指がからまり、からまってしまったところは落ちてしまうので、むしろ変な音を出さずに済んで、和音的には問題ないのだけれど、演奏的にはどうだろうって感じです。

 まあ、落ちるのは私だけじゃないし、フルートの音が薄くても、ピアノは鳴っているから、細かいところは気にせずに、ゆっくり仕上げていきましょうという事で、初回の練習は終わりになりました。

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2018年9月 9日 (日)

時代は変わるもの

 フルート合宿の連載を中断して、時事ネタを一つ放り込みます。元記事はこちらです。

 ついにマンガの単行本では、紙の本と電子書籍の売上が逆転したんだそうな。

 …時代だね。ちなみに、昨年の販売金額で言うと、電子書籍版が1711億円、紙の本が1666億円だったそうな。

 「なんだ、めっちゃ売れているじゃん」と思いがちだし、実際、マンガはまだまだ売れているわけだけれど、これでも業界的にはかなりヤバイのだそうです。

 業界全体で見れば、単行本以外のマンガの売上も含めて、今年のマンガ総売上は4330億円で前年比で2.8%減、ピーク時(平成7年:5864億円)から見ると、販売金額は3/4になってしまったそうな。業界的には危機も危機、大ピンチのようです。なにしろ、マンガの単行本が出版業界で一番売れている品目だし、マンガ単行本がこけたら、業界全体がコケかねないからね。ほんとピンチなんです。

 なので、この話は、電子書籍が紙の本の売上を上回ったという単純な話ではなく、電子書籍に上回られてしまうほど、紙の本の売上が落ちて、業界は大ピンチって話なんです。

 そもそも、マンガって、雑誌で読めば(コアなファン以外は)単行本なんて買わないし、その単行本だって、昨年は漫画村が大騒ぎしたけれど、今や(探せば違法だけれど)タダで読めたりするわけです。なので、若い人中心に「マンガなんてタダで読めるのに、お金出して買う奴なんてバカじゃん!」という風潮すらあるようです。

 マンガをタダ読みしていたら、漫画家がみんな失業しちゃうだろうが! 漫画家が失業しまくったら、新作なんて読めなくなるんだよ…と言っても、みんな目先の事しか考えないから、こういう言葉は届かないんだよね。

 それに「昔だって、立ち読みがあったじゃないか。店の店頭でタダ読みするのと、ネットでタダ読みするのと、どう違うんだよ」と言われると…私には返す言葉もないや、確かにそうだよな。

 となると、マンガの単行本の売上が減ったのは、結局、みんな、マンガを読まなくなったんだ…とするのが一番適切なのかもね。今の人たちは、昔ならマンガを読んでいた時間を使って、スマホで遊んでいたり、ネットをウロウロするようになっただけで、もしかしたら、マンガのタダ読みとマンガの売上凋落は大きな関係性は無いのかもしれない。

 だからと言って、違法サイトでマンガのタダ読みをするのは、奨励されるべき行為では無いけれどね。

 閑話休題。私自身も、マンガに限らず、紙の書籍を購入しなくなって数年経ちました。最近は電子書籍しか買いません。電子書籍で出ていない本は(楽譜以外は)買いません。それくらい徹底してます。いや、これ以上、ウチの中を本であふれさせたくないんだよ。だから、ブツとしての書籍を購入しない事にしたのです。たぶん、そういう人って増えたと思うよ。

 大きな書斎を作って、壁いっぱいに蔵書を陳列して悦に入るなんて、前時代のインテリさんなんだろうと思います。今どきの人は、そんな事はしないです。

 その証拠に…雑誌に関しては、まだまだ紙の方が強くて、電子書籍版は紙の本と比べると、わずか1/25程度しか売れていないそうです。だって、雑誌は読んだら捨てればいいんだもの。捨てるなら、今までどおりの紙のままでも特に不自由はないでしょ? 一方、単行本は(一応)保存するものね。捨てるものは紙でもなんでもいいのだけれど、保存するものは場所を塞ぐから紙は敬遠されているんだと思います。

 どんどん時代は変わっていくのです。

 明日はまたフルート合宿の連載に戻ります。

蛇足 こちらの記事によれば、今年になって、ニュースを新聞で読む人の数を、ニュースをネットで読む人の数の方が上回ったそうです。つまり、ニュースは新聞ではなく、ネットで読む人の方が多いって事です。こちらもまた、時代が変わっていくのでありました。まあ、新聞紙もかさばるものだし、回収業者はいるとは言え、回収サービスを利用するのも面倒なことには違いないので、最初っから新聞紙なんて入手しないに越したことは無いよね。ウチはもう20年以上前から、紙の新聞は購入していないです。でも、別に時事ネタは人並みの情報を持っているつもりですから、紙の新聞を読まなくても、別に困ってません。

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2018年9月 8日 (土)

フルート合宿2018 その3 日本画と錦鯉

 長野駅に着いた私は、水野美術館(公式サイトはこちら)に向かいました。予定していた東山魁夷美術館に行けなかった代わりに行った美術館ですが、こちらの美術館もなかなか味のある美術館で、行けてよかったです。

 善光寺や東山魁夷美術館とは反対方向にある美術館で、駅から徒歩で向かうにはちょっと遠い場所にあります(土地の人なら車で移動するから問題ない距離でしょうね)。バスでの移動となりますが、バスの乗り口は善光寺と同じ“善光寺口(西口)”から乗ります。1番線が善光寺行なので、2番線の日赤病院方面行に乗ります。バスは結構頻繁に出ていますし、乗ってしまえば、あっという間(まあ15分ぐらいかな)だし、東口からタクシーで行けば5分程度でしょうが、30分の時間の猶予があるなら、バスでもいいんじゃないって感じです。実際、私は時間に猶予がありありだったので、バスで行きました。

 水野美術館は、比較的小さな美術館で、日本画専門の美術館なのですが、常設展というものがありません。常に展示物を入れ替えていく美術館です。やり方としては、皇居にある三の丸尚蔵館みたいな感じ。もっとも、三の丸尚蔵館の20倍ぐらいは広いのだけれど(笑)。

 私が行った時は、安野光雄の企画展をやっていました。そこが残念。水野美術館所蔵の日本画は(500点もあるのに)わずか16点しか展示していませんでした。残りのスペースはすべて安野光雄展になってました。ああ、残念。

 でも、たった16点だけだったけれど、展示されていた日本画は、どれもこれも素晴らしくて、私はしばし足を留めて、じっくり見ちゃいました。いや、ほんと、美しい作品ばかりでした。土産に、こちらの美術館の作品目録を購入しましたが、そこに収められている日本画の素晴らしい事…。ああ、印刷ではなく、現物をぜひ見たいものです。

 それにしても、作者によって、色使いも、線の使い方も、面の表現方法も違うんですね。共通点は…墨と日本画専用の絵の具(岩絵具)を使っている事かな? でも画材の違いによる画風の違いってのは、明確で、やはり日本画は洋画とはひと味もふた味も違うし、日本の浮世絵も漫画もアニメ絵も、日本画の延長線上にあるものなのだなあと思いました。

 ここにある作品は、我々に連なるモノ…そう肌で感じました。

 今度は、企画展ではなく、こちらの収蔵物だけを展示している時に、また来たいと思いました。さっそくのリベンジ希望です。やっぱ、絵画は現物を見て、ナンボだよね。

 企画展をやっていた安野光雄ですが、こちらは絵画ではなく、イラストです。絵本の挿絵です。美しさではなく諧謔さを求めて描かれた作品です。印刷される事を前提とされた原画が展示されていましたが、私が見た感じ、日本の印刷術の凄さに感服したくらいで、これほどの再現性があるなら、別に原画にこだわる必要もないなあと思いました。実際、作者も印刷される事を前提として書いているわけだしね。なら、別に印刷された絵本でいいじゃんって思いました。浮世絵の時代のような、稚拙な印刷術しかない時代なら、原画の価値も分かりますが、戦後の昭和からこっちの時代の印刷術って、むしろ原画の傷やくすみなども修正されて、原画よりもより美しく印刷されちゃうわけだし、言っちゃなんでけれど、商業イラストなんだから、原画は完成品ではなく、あくまでも素材の一つであって、印刷されたコピー品の方が完成品じゃなかろうかって、私は思うわけだしね。

 まあ、今年の企画展は、私にとっては残念でした。来年もまた水野美術館に行って、今度こそは、日本画を満腹するまで拝見したいものです。

 あと、水野美術館は…お庭が素晴らしかったですよ。個人的には、お庭にあった大きな池の鯉たちが素晴らしかったです。錦鯉…って、本当に錦なんだなあって思いました。立派なお庭にある大きな池でないと、錦鯉って、その美しさが発揮できないのだなあって思いました。ありゃあ、水槽で見てもダメだよ。立派なお庭が似合う観賞魚なんだよ。そう強く思いました。実際、私、庭の鯉を見ているだけで30分以上は時間を使っちゃったものなあ…それほど鯉たちを見惚れていました。いやあ、美しい鯉たちでした。

 金魚って、鯉を飼えない貧乏人たちのための、劣化版錦鯉なのかもしれないなあ…って、思いました…し、そう言われても私は言い返せないなあ。それほどに、錦鯉って、美しくて立派なんだよ。

 まあ、あそこの鯉たちに会いに行きたいなあ。

 美術館を出て、一度長野駅に戻って、戸隠系の田舎そばを出す店で蕎麦を食べたけれど、ああ、美味しかった。蕎麦汁で食べても美味しかったけれど、何もつけずにそのまま食べても美味しかったし、実際、私は最後の方は、蕎麦汁につけずに食べてしまいました。で、残った汁に蕎麦湯を入れて飲んだわけだけれど、こちらも美味しかったです。たかが蕎麦だし、我が家の近所にも蕎麦屋はあるんだけれど、旅行先で食べるせいか、なんかとても美味しく感じてしまった私です。

 で、蕎麦を食べて、さらにローカル線に乗って、そこからバスでようやく今回の合宿所にたどり着きました。

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2018年9月 7日 (金)

フルート合宿2018 その2 電車移動をする私の話

 さて、フルート合宿当日です。例年のように、早朝出発な私です。通常のスケジュールよりも3時間も早く行動するためです。3時間も早く行動って、何をするのかと言えば、乗り換え地点の長野で遊ぶためです。

 昨年、一昨年は、善光寺にお参りに行った私です。今年は、善光寺側にある東山魁夷の美術館に行く予定なのでした…が、なんと、今年は昨年に引き続いて美術館はお休みで閉館なんだそうです。残念。そこで、早めに長野に行って、水野美術館を見ることにしました。

 水野美術館というのは、民営の美術館で、きのこ生産で有名なホクトの創業者の水野正幸氏が長年コレクションした日本画を公開している美術館なのです。その収蔵数は約500点で、それは実に見事なコレクションを誇る美術館なのです。

 早朝に家を出て、始発のバスに乗って、JRの駅に行って、グリーン券を買って車内に乗り込みました。で、そのグリーン券購入の時に、例によって私の操作ミス(?)なのか、目的地の大宮までのグリーン券を買えずに、なんと上野までのグリーン券しか購入できなかったのです。…ってか、不慣れな機械だったので、いちいち指差し確認していたら、その確認していた指に反応して、上野駅までのグリーン券を購入しちゃったわけです。

 対面で人間から買っていたら、絶対に間違えなかったのになあ…(涙)。

 まあ、たとえ機械相手でも、心を落ち着けて、ゆっくり操作すれば買えたのかもしれませんが、もう電車が到着する寸前にホームの販売機で買っていたため、そういうユトリもなく、そんな体たらくになってしまったわけです。

 ううむ、プレッシャーに弱い私です。これも一種の老化現象なんだろうなあ…若い時なら、絶対にしないタイプの失敗だよな(しくしく)。

 というわけで、グリーン車内の座席は、車掌さんが頻繁に来るだろう、グリーン車2台の連結部に近いあたりに陣取り、グリーン券の乗車区間の足りない分は、車掌さんと交渉するつもりでいました。もちろん、まもなく車掌さんはやってきました。事情を説明したところ、追加料金は無く、私のグリーン券を上野までではなく大宮駅までに変更してくれました。有り難い事です。

 グリーン車内は、落ち着いた静かな空間で、居心地良かったです。普段はグリーン車なんて使わない私ですが、一人旅なので指定席の方が都合が良い(自由席だと、ちょっと席を離れた途端に私の座席は無くなっちゃうからね)事と、荷物が多かったのと、90分というやや長時間乗る事も考えてグリーン車にしました。

 まあ、東京まで自由席で行って、そこから新幹線に乗るのと、大宮までグリーン車で行って、そこから新幹線に乗るのと、時間的にも金銭的にほぼ変わらなかったので、普通車の中で快適に過ごせるグリーン車利用を昨年から選択している私なのです。ま、旅行では、こういうちょっとした贅沢も楽しいものです。

 ところで、グリーン車利用の件ですが、上野から乗り込んで、赤羽で降りた老夫婦がいた事にビックリ。上野から赤羽なんて、たったの2駅じゃん。時間にしても20分ぐらい? そんなところでグリーン車? いやあ、私には出来ない芸当だ。

 まあ、そんな感じで大宮まで行って、在来線のグリーン車から新幹線に乗換えて、長野に向かったわけです。大宮-長野間って、新幹線で1時間。たったの一駅なんだよね。いやあ、長野も近いね。

 で、尾籠な話で申し訳ないのですが、今回、色々と体調不良なままで合宿に参加した事もあって、トイレには頻繁に行かせてもらったわけだけれど、電車のトイレってのは、これで結構便利な存在でした。駅とかビルとかのトイレだと、大きな荷物を引きづって入らなければならないわけで、これは一人旅だと、結構な大仕事だけれど、電車(無論指定席)ならば貴重品だけ持ってトイレに行けばいいので、ほんと楽でした。グリーン車のトイレは狭くて大変だけれど、利用者が少ないし清潔でよかったです。新幹線のトレイは、広くて立派。すごいすごい。長野では、駅のコインロッカーに荷物を預けて身軽になったので、トイレには不自由しませんでした。後は…とにかく我慢だな。一人旅ってのは、コレで案外不便なんだよ。

 あと、助かったのは、新幹線にはスマホの充電が出来るコンセントサービスがあって、利用させてもらったって事です。いやあ、ありがたかった。

 そんなこんなで、長野に到着した私でした。

 続きはまた明日。

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2018年9月 6日 (木)

フルート合宿2018 その1 新幹線の切符を買ってみた

 今年もフルート合宿の季節がやってきました。

 今年の記事は新幹線の切符を買うところから始めてみたいと思います、と言うのも、これが私にとって新しい体験だったからです。

 「今まで新幹線の切符を買ったことがないの?」

 いえいえ、昨年も一昨年も自分で新幹線の切符は購入したし、仕事で何度か新幹線になってますから切符そのものは購入しています。でもね…って話です。

 普段の私は、仕事で新幹線…に限らず、飛行機でもなんでも交通機関を使用する時は、出入りの旅行会社に電話をかけて、私を担当者する方がいらっしゃるので、その人に事情を話して、切符を手配してもらっています。だって、あれこれ切符を購入したり宿を予約したりって面倒くさいじゃない? プライベートな旅行の時も宿の予約が必要な時は、たいてい担当の方に頼んじゃってます。その方が楽だし、良いお宿を予約してもらえるし…ね。

 でもフルート合宿は、ほんと、行き帰りの新幹線だけなので、彼の手を煩わせることもないだろうと、自分で購入しているわけです。

 一昨年は、みどりの窓口(スカスカでした)に行って、窓口にいる係員さんにあれこれ教えてもらいながら、新幹線の切符を購入しました。その方が間違い無いしね。でも、言うがままに買ったので、あまり多くのことは学べませんでした。その時に私が学んだことは…新幹線を下りて、合宿所の最寄りの駅までのローカル線は…かつては国鉄の鉄道だったのに、今では第三セクターの鉄道で、いわゆる私鉄扱いだから、みどりの窓口では切符が買えないって事を学びました。ちなみにこの時は私、その旧国鉄の部分は、てっきり全部東北本線だと思って、東北本線の歴史的なあれこれも学びました。私にとって、上野発の列車は全部、東北本線って認識なんだよね(実は東北本線+高崎線+信越本線でした)。

 昨年も一昨年同様に、窓口で係員さんと楽しく会話しながら切符を購入しようと思って、みどりの窓口に行ったら…なんと激混み! 窓口まで長蛇の列ができていました。「こりゃ、大変だな…」と思っていたら、つかつかと会場整理とおぼしき係員さんがやってきて、私に用を尋ねます。新幹線の切符を買いに来たと言ったら、みどりの窓口ではなく、その横にある券売機に案内されました。新幹線の切符って、別に係員さんと対面で販売してもらわなくても、券売機でも買えるんだね(知らなかったよ)。

 で、券売機前で立ち尽くしている(この手の券売機は初体験だったんです)と、さっきの係員さんがやってきて、矢継ぎ早に質問をしてきました。「どちらにおでかけですか?」「新幹線は、どの駅から乗りますか?」「座席は窓際でいいですか?」などなどです。で、問われるままに答えていたら、切符が手に入れられました。私の代わりに係員さんが券売機の操作をしてくれたんですね。親切半分、混雑解消半分で、不慣れな私の代わりに購入手続きをしてくれたわけです。この時に私が学んだのは…新幹線の切符は券売機で買える事、券売機で購入すると面倒な書類を書かなくて済む事でした。

 なので、今年は自分ひとりで券売機を操作して新幹線の切符を購入しようと勇んで出かけたわけです。

 「今どき、みどりの窓口で切符を買うの?」

 最近は、新幹線のチケットぐらい、ネットで予約したり、購入したりできるそうですね。その方が便利だし安価なんだそうだけれど、私は昔気質な人なので、やっぱり窓口で切符を買いたい人なんです。本音で言えば、券売機ではなく、駅員さんから直接買いたいくらいの人なんです。なので、みどりの窓口に行きたいのです。

 で、行ってきました、みどりの窓口。私が行った時は、人がほとんどいなくてスカスカでした。直接窓口に行っても良かったのですが、しかし私は、昨年購入した券売機にチャレンジする事にしました。

 日時はOK。次に乗車予定駅の選択画面で、最初に凍りつきました。だって、いくら見ても、乗り換え予定の大宮駅がないんだもの。

 最初の年は東京から新幹線に乗った私でしたが、昨年は学習して大宮から乗ることにしたのです。だって、その方が安いんだもん。で、浮いた分で、大宮までグリーン車に乗れるじゃん。東京まで普通車に乗って、広い東京駅でウロウロしながら乗り換えるより、大宮までグリーン車に乗って、乗り換えに便利な大宮駅で乗り換える方がいいじゃん。だから大宮駅で乗り換えたいのです。なのに、東京駅はあるのに、大宮駅がないんです。いやあ、フリーズしちゃいました。

 しばらくして、画面が東海道新幹線だった事に気づきました(笑)。うむ、私、長野に行くんだから、東海道新幹線じゃないよな。と言うわけで、東北新幹線を選んで、大宮駅をチョイスします。で、次は到着駅を指定するんだけれど…長野駅が無い! またもパニックになる私。茫然自失としている私の眼の前で、突然券売機がブラックアウトし、やがて初期画面に戻りました。

 あまりに長い時間フリーズしていたので、券売機がリセットされてしまったようです。

 再び同じ事を繰り返して、到着駅を選択する画面で、ふと、上越新幹線のタグに気づき…もしかしたら…という気持ちを込めて、それを選択すると、長野駅がありました。そうなんです、長野駅は上越新幹線の駅だったのです。でも、それを知らず、ついさっきまで長野は東北新幹線だと、なんとなく思っていたわけです。

 長野は東北なわけないよね。長野は中部地方。冷静に考えれば分かるのに、ダメですね。

 新幹線の座席も行きはスキスキなので、自由に選べましたが、帰りはもうほとんど座席が無いそうで、券売機に勝手に決められてしまいました。まあ、乗れるんだからいいか。

 で、新幹線の切符を買ったら、次に乗車券まで売ってくれたのにはビックリ。まあ、新幹線の指定席券だけじゃ電車に乗れないんだよね、へへへ。

 これで安心。新幹線に乗ってフルート合宿に行けます。あとは行き帰りのグリーン券だけだけれど、それは当日、駅のホームで買えば良いので安心しています。

 切符を買った後、いつもの酒屋に行って、ウィスキーを買いました。そうです、私は合宿に手土産としてウィスキーを買って持っていくのですが、毎年買っているウィスキーがありませんでした。なんでも、ウィスキー全体が売れすぎて(朝ドラ『マッサン』の影響だそうです)、各メーカーとも、五千円程度の中価格帯のウィスキーの販売を中止してしまったのだそうです。今あるのは、国内有名ブランドだと、最高級品とハイボール用の安酒ばかりなんだそうです。なんか残念。海外ブランドとか国内無名ブランドはたくさんあるんだけれど、よく分からないモノを買うほどの勇気は私にはありません。仕方ないので、中価格帯のハイボール用のグレーンウィスキーを購入しましたが、みんな喜んで飲んでくれるかな? ちょっと心配。

 続きはまた明日。

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2018年9月 5日 (水)

フルート合宿2018 その0 フルート合宿の前日に、フルートのレッスンに行ってきたわけです

 さて、今回からは、8月の上旬に行われたフルート合宿の記事を連載したいと思います。時間を一ヶ月ほど逆上りますが、ご了解くださいませ。

 で、フルートのレッスンに行ってきました。もちろん、一ヶ月ほど前の話です。なにしろ、今回のレッスンは、フルート合宿の前日に行われたレッスンの記事なんですから(笑)。

 まずはロングトーン練習。音はすっごくバッチリ。しかし、息苦しいです(涙)。この頃の私は気管支炎を患っていて、ノドが腫れているわけだから、症状的には喘息と同じで息苦しいです、つらいです。

 さて、エルステユーブンゲンは全く暗譜してません…どころか練習すらしていませんので、あっちこっちミスブローをしてしまいました。簡単な曲なのに…ダメじゃん。とにかく、これらの曲は合宿が終わったら、本格的に暗譜しましょう。

 プチエチュードは19番です。この曲はばっちり練習してきましたよ。なんとか合宿前に合格してやる~!という強い意志を持ってレッスンに臨みましたが…やっぱりあっちこっちミスブロー。ああ、いかんですたい…。先生は「まあ、これだけ吹けていれば良いでしょう…」と言って、甘々だけれど合格(終了?)をくれました。やったねー。これで合宿では、次の曲である20番に取り組めます。頑張ろ!

 40リトルピーセズは、今回は課題曲がありません。次の15番を合宿中に譜読みしておくんだい!

 で、合宿の課題曲であるヴォカリーズは、まあまあ吹けるんです。でも、ミスブローをしちゃうんです。それは、練習不足からくる不注意と、息苦しさから来る不注意と、楽譜がよく見えないために発生する不注意と…とにかく、不注意でミスっちゃうんです。ああ、怖い。実力的には十分に吹けるのに…本番が強い人なら心配ないのだけれど、どうやらフルートに関しては、さほど本番に強くない…と言うよりも、本番に弱い私なので、とてもとても心配です。

 心配と言えば、合奏曲であるエンターティナーです。これは合奏曲なので、H先生はレッスンでは見てくれません。自分で練習して、合宿に行って、演奏仲間と合わせて仕上げるのですが…私、自分のパートが吹けません。合宿前日なのに吹けません、どうしましょ?

 吹けないと言っても、全く吹けないわけではなく、速さに対応できていないのです。つまり、私が譜面を読める速度よりも、演奏の速度の方がうんと速いんです。これがソロ曲ならば、ゆっくりしたテンポで吹いちゃうのですが、合奏曲だし、ファーストの人に合わせて吹くんだろうけれと、たいていファーストの人って、お上手な方だから、容赦ない速度で行くんだろうし…ああ、どうしましょう。とにかく、合宿に行ったら、暗譜(たぶん無理)と速い速度に指を慣らす(こっちはなんとかなるかも)ので乗り切りたいと思います。

 ああ…。

 今回の雑談は…当然、明日の話。合宿にはどうやって行くの?って尋ねられました。もちろん、私は新幹線で行って、長野で遊んでから、現地に向かうことに毎年しているので、今年もそういう流れで行くんですよって話をしました。先生はそれをうらやましがっていましたね。

 先生は車で行かれるんです。車は移動は楽だけれど、途中で遊ぶわけにも行かないし、なによりもお酒を飲んだり、美味いものを食べながら現地に向かうってわけにはいかないが、とても残念なんだそうです。それに運転って疲れるし…ね。

 でも、重い荷物をもって電車を乗り換えるのは…若い時はよくやられたそうですが、もうやりたくないので、途中がつまらなくても車で行くしかないんだよ…って事です。まあ、そうかも。私も移動だけを考えたら、絶対に車の方が楽だと思うしね。

 ちなみに、今年はとても暑い夏ですが、例年は涼しい高原地帯も、かなり暑いんだそうです。だから、今回の合宿先も…きっと暑いよって話です(実際、メッチャ暑かったです)。ああ、それはつらいね、覚悟を決めないといけません。

 ってな、やりとりをして、いよいよフルート合宿に突入したわけなんですよ。と言うわけで、明日からフルート合宿の話をします。

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2018年9月 4日 (火)

メンタルの弱さを自覚せざるを得ないのです

 声楽のレッスンの続きです。曲の練習に入りました。

 最初の曲は、レスピーギ作曲の「Invito alla danza/舞踏への誘い」です。

 まずは楽譜に書かれた表情記号に注意しながら歌いましょう。息をしっかり吐いて、一音一音を大切にしながら歌いましょう。

 音域的には全く問題の無い曲なので、すでにざっくりとは歌えちゃうわけだけれど、歌はざっくり歌えれば良いわけではなく、丁寧に美しく歌わないといけないので、細かい所にもしっかり神経を配って歌わないといけないのです。

 ワルツの曲なので、イタリア人の曲(レスピーギはイタリア人です)だけれど、少しだけ、ウィーン風味を加えて歌うのが良いですが、やはりイタリア音楽だからやりすぎは禁物だそうです。また、途中でリズムがワルツからガボットに変わるので、そこは明らかにリズムが変わった事を意識して歌うことです。

 また“rit. molto”は、やりすぎなくらいにやって、丁度良い感じだそうです。

 次は椿姫のテノールアリアの「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」です。この曲の最高音はA♭なので、落ち着いて丁寧に楽な気分で歌っていけば、必ず歌えるはずの曲なんだそうです。それをついつい忙しさにかまけて、準備不足のまま当該箇所に突っ込んで、勢いだけで歌おうとするから、失敗してしまうのです。

 力まず焦らずに手順通りに準備ができればいいのですが、そんな余裕は私には無いのです(これが問題です)。力まずに最後まで余裕を持って歌っていけば、必ず歌える歌を、歌の途中で無駄に力んで台無しにしてしまう…あれ、こんな事を今まで何度も繰り返してきたような気がする。

 私って、自分が思うよりもずっとメンタルが弱いのかな? メンタルが弱いから、高音が来るぞと思うだけで、緊張して力が入ってしまい、頭が真っ白になって、結果、練習してきた事もできずに、ただただ勢いだけで乗り切ろうとして、逆にドツボにはまってしまって…後半は、声を使い切って、ガサガサな声で歌うしかないわけです。

 ああ、やだやだ。実力磨く前に、メンタルを鍛えなきゃ。でも、どうやってメンタル鍛えたらいいんだろ?

 緊張を回避するために一番良い方法は練習を積み重ねる事だと言います。練習をして良い結果を積み重ねる事で自信を身につけて緊張を回避する、あるいは練習をする事で、行動そのものをカラダに染み込ませルーチン化させ、本番ではパニクったとしても、カラダは自動運動をして、練習の時のように確実に結果を出していく。

 どちらにせよ、練習をいっぱいして、良い結果、成功体験をたくさん積んでいかないとダメだな…と真剣に思いました。

 高い音が近づいた時、失敗しちゃいけないと思って、身構えて、カラダに力が入ってしまうのがいけないのです。先生がおっしゃるには、高い音が近づいた時に失敗しそうな予感がしたら、そこは声をひっくり返しちゃって(つまり失敗しちゃって)次に進んだ方が結果がいい…との事ですが…そこまで私は割り切れないんだよね。だから、失敗しちゃうんだ。

 最後は二重唱。ドナウディ作曲の「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」です。自宅でもずっと一人で練習してきただけなのですが、とりあえず、いきなり妻と合わせてみました。

 結果は…大雑把に良しです。妻の方は完璧だけれど、私の方の音程が甘かったり、音色が硬かったりして、あっちこっち見直さないといけない箇所はたくさんあるんだけれど、とにかく、大雑把に良しです。

 あとは、終始、声のポジションを高くし、上ずった声で歌うくらいに音程を高めにする事と、息を優しく吐いて丸い声で歌っていく事を心がけていく事。それと、要所要所で、妻とキレイにハモっているかを確認しながら歌っていく事。特に長い音符のところのハモリに気をつける事。まあ、こんな感じかな? 初めて合わせたにしては、まあいいんじゃないの? 後は、ここからどれだけ精度の高い歌に仕上げられるか…だけど、それは専ら私の歌にかかっているわけで…頑張れ、私。

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2018年9月 3日 (月)

息の速度をコントロールする練習をしました

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはハミング練習からです。声は上に飛ばすようにする事。どこかを狙って出さないようにする事。

 発声練習は、音程に応じた息で歌うように意識する事を中心に行いました。歌声の息には、音程ごとに適する息の速度があるわけです。なんでもかんでも勢いよく息を吐き出して歌えばいいってわけじゃないよって話です。で、そこのところは、大抵の人は無意識で調整しているので、あまり意識しないわけです。で、息の吐き出す速度や量を意識しないからこそ、普通の方々は、中音域はともかく、低い音や高い音が苦手でうまく出せないわけです。

 低い音には低い音をキレイに出せる息の速度があり、高い音には高い音に適した息の速度があるわけです。一般的には、低い音はゆっくりした速度で息を吐かなければいけないし、高い音は速い速度で息を吐かなければいけません。低い音なのに息の速度が速ければ、声は低くなりませんし、高い音なのにゆっくりした速度の息では、必要な高さまで声が上がっていきません。

 また量に関しても、低い音高い音には、それぞれ必要な息の量があって、低い音にはたっぷりとした息が、高い音にはさほど多くはない息が必要となります。低い音では息の量が足りなければ、声は音になりません。つまり出ません。多すぎると、ノドを痛めます。高い音では、息の量が足りなければ、声はひっくり返ってしまいます。息の量が多すぎると、声が割れてしまいます。

 何事も適度な事がベストなのです。

 まあ、私はテノールですから、低い音は捨ててますので、低音に関しては「無理に出さない」方針です。いや、無理に出しちゃうとノドを痛めるので、積極的に低音は回避です。

 で、問題は高い音ですね。よく、ここのブログでも「腹圧が…」と書いてますが、これは専ら、息の速度を上げるために、腹圧を上げる必要があるからです。腹圧を上げて、吐き出す息の速度を上げていくわけです。

 もちろん、ノドは開けっ放しにして歌わないといけないのですが、だからと言って、ノドを開けっ放しの太い息のままでは歌っていては、高音に限界が生じるわけです。で、その限界を超えるために必要なのは、太い息を細める事です。息を細める事で、息の速度を上げるわけです。

 で、誤解されやすいので、息を細めると言うと、ノドを絞めてしまいがちになるって事です。ノドは絞めてはいけません。常にノドは開放したまま、全開で歌うのですが、しかし、息は細めないと高い声は出ません。じゃあ、どうするのかって話です。

 一つの方法が“引っ張る”っやつです。声帯を前後(あるいは上下)に引っ張る事で、声帯の張力を増すと同時に、息の出口を狭めて、息の速度を上げます。これは王道で、今までずっと、このやり方で高音を目指してきたわけです。

 で、私の現状をお話すると、高いGまでは、今のやり方および今の筋力で安定して歌えるわけです。で、現在は、GとA♭の間に壁があって、ここをひょいと越えられる時もあれば、壁にぶつかって上手く越えられない時もあるわけです。以前のように、A♭やAが全く出せないってわけではなく、ひょいと出ちゃう時もあるわけだけれど、うまく出せない時もあるわけです。まあ、手順を踏んで丁寧に歌えば、Aまではなんとかなっちゃうわけだけれど、それはGまでのように気軽に無頓着に出せるわけではないわけです。A♭やAが無頓着に出せるようになれば“壁を越えた”って言えるのだと思います。

 で、当面の目標としては、Aまでは無頓着に出せるようにしましょうって事です。

 Aより高い音は…どんなテノールだって、無頓着には出さないので、そこから先は、また別のテクニックが必要になってくるわけです。

 閑話休題。GとA♭の間に壁があるのは、もちろん、私の筋力不足が一番の原因ですから、腹筋や呼吸筋を鍛える事で、さらに高音を楽に出せるようにはなるでしょうが、さらにプラスアルファも考えていく必要があるかもしれません。

 というわけで“引っ張る”以外の息の細め方にもチャレンジする必要があるかもしれません。

 別の方法とは“つまむ”です。オカルトな書き方になってしまいますが、ノドは開けたまま、ノドの上の方を、ちょっとだけ“つまむ”のです。つまむ事で、息が速くなるわけです。庭の水撒きで例えるなら、ホースの先をちょっとつまむと水流が細くなって、水の流れる速度も速くなって、より遠くまで水が飛んでいくじゃないですか? あのイメージです。

 で、試行錯誤を繰り返したわけです。難しいですね。高い音になって、決して力んではいけません。ノドを絞めたり、ノドに力を入れて声を鳴らしてはいけません。ただ、つまむだけです。いやあ、難しい。

 で、試行錯誤の最中、声を鳴らしてはいけないと言われて、ノドを緩めて声を出したら、うっかり高い声が出ちゃいましたが、それはクラシック声楽で使う声ではないと注意されちゃいました。たぶん、この高音は、ポピュラー系で使う高音なんでしょうね。息は細いのですが、息の速度はさほど速くありません。声量が不足しているので、その息の速度でもポピュラーならOKなんでしょうが、クラシック声楽では音量が絶対条件ですから、芯があってパンと張った声で歌わないといけないので、そこが難しいわけです。

 どうすれば、ちょっとだけノドがつまめるのか? いやいや、つまむ前にもっとちゃんと引っ張らないといけないだろうし、引っ張る前に、しっかり腹圧をかけて、息のそもそもの速度を速くしないといけません。

 悩みは多いのです。

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2018年9月 2日 (日)

結婚生活って楽しいものです

 春風亭昇太師匠と言えば、笑点のせいもあって、すっかり“独身キャラ”となっています。実際、御本人も独身だし、まあ独身である事がすっかりネタにもなっているわけで、それはそれで客の立場になれば、その独身キャラも見ていて楽しいものです。

 で、時は逆上りますが、今年のお盆も例年のごとく、昇太師匠の高座を聞きに行ったわけです。で、話の枕で独身ネタの話をするわけですが、その中で「なぜ師匠が独身なのか?」の答えとして「結婚している人を見ていると、どうしても幸せには見えない」から、独身でもいいやって言うわけです。

 まあ、高座での話ですから、話半分に聞いておけばいいのでしょうが、でもこの意見、案外、世間一般でもよく言われる話ですよね。

 曰く、「結婚は人生の墓場である」とね。

 なんか、結婚した人間はバカで間抜けみたいな言われ方です。結婚生活には良い事も楽しい事も無さそうな言いっぷりです。

 確かに既婚者の方々に結婚生活について尋ねると、あまり良い返事が返ってこないでしょう。でもそれは結婚生活が墓場のようなものではなく、むしろ照れと謙遜があって、はかばかしくない答えを返す…のだと私は思ってます。特に男性の場合は、それが顕著だろうと思います。

 例えば、夫婦仲が良い人に向かって「オタクはどうよ…?」と尋ねれば、そりゃあ、実際はラブラブでも、照れと謙遜で「ダメ、ウチは全くダメ…」とか言い出して、奥さんの悪口を言い始めちゃったりするわけですよ。それが日本男児なんですよ。基本はシャイだからね。

 そんな人たちの言葉を真に受けちゃダメなんだって。

 まあ、現実問題として、何事にも向き不向きはあるし、成功も失敗もあります。結婚生活に向かない人もいれば、不幸にして結婚相手を間違えてしまったり、結婚生活に失敗してしまった人もいるでしょう。確かにそういう人たちの結婚生活は不幸だろうし、そんな不幸な結婚生活は“人生の墓場”と言われても仕方ないと思います。

 でもね、今の時代、そういう人たちの多くは離婚してますって。そんな墓場のような結婚生活をやむなく継続している人って…そんなに多くないはずです。少なくとも、今現在、結婚生活を継続しているカップルは、継続している理由があるわけで、みんなそれなりに幸せだったりするわけです。

 昇太師匠と同年輩の50代後半の男性だと、既婚者75.0%,未婚者16.7%,死別者1.4%,離別7.0%であって、圧倒的に結婚している人が多いわけです。みんな、それなりに結婚生活に意味を見出して継続しているわけですよ。

 昇太師匠の話はネタだから、真に受けちゃいけないにせよ、でも世の多くの男性たちは、若い世代に向けて、結婚なんてロクじゃねえぜ…的なセリフを吐きがちです。

 私はそれは良くない事だと思ってます。と言うのも、今の若い世代は、そうでなくても結婚しづらい世代です。彼らの多くは経済的に困難を抱え、なかなか結婚できなかったり、結婚への不安を抱えていたりしているわけです。そんな彼らに向かって人生の先輩であるオッサンたちが「結婚なんて人生の墓場だぜ」とか言って、彼らが真に受けたら…若者なんて、素直なものだし、騙されやすいんですよ。こちらに悪気がなくても、その言葉をそのまま受け取りかねません。

 若者相手に、結婚に嫌悪感を抱かせるような事を言うなんて、ダメです。絶対にダメです。

 少なくとも人生の先輩である、オジサンたちは、若い人たちが結婚したくなるような言葉がけを行ったりする必要はあると思います。

 私はそう思いますよ。

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2018年9月 1日 (土)

赤い電灯は面白い

 我が家の水槽の電灯はLED電灯です。LED発光の特徴は、原則的に単色発光であって、一つの発光ダイオードから出てくる光の波長には、チップに含まれる化合物によって偏りがあるって事です。

 我が家の電灯を見ると、半分ぐらいが白色LEDで、残りが半分ずつ、赤色LEDと青色LEDになっています。で、それぞれのスイッチ系統が独立しているので、全部をつけたり、それぞれを消したりなどできます。LED電灯は、熱をほとんど発生させませんので、夏場でも安心して点灯しつづけられます。

 以前使っていた蛍光灯は、たくさん熱を発生させるので、まるでヒーターのようでした。冬は…それこそヒーター代わりに使えましたが、夏場は昼も夜も点けてあげることできませんでした。ただ、部屋にクーラーが入った時だけ点灯でしたが、それでも確実に水温が上昇していました。その点、LEDは全然熱を発生させないのですよ。スグレモノです。

 で、我が家の水槽の場合、昼間は全色点灯させます。夜は白色ともう一色を消して、赤か青のどちらかだけをつけっぱなしにします。理由は…常夜灯点けるのと同じ感覚です。我が家は夜になってもナツメ電灯を点けて、真っ暗にはしない家なんです。なので、水槽も常夜灯として、赤か青のどちらかをつけっぱなしにします。

 暗闇の中に、赤だけ、青だけの光になった金魚を観察するのも面白いですよ。

 青い光の中の金魚は、ほぼ黒い影になります。影の濃さはそれぞれの元の体色でマチマチなんですが、ほぼ黒い影になり、水槽の中がモノトーン的な感じになります。青い光って、そんなに明るくはないので、水槽の中もよく見えなくて、まるで、深い水の底にいるようなイメージです。

 面白いのは赤い光の中の金魚です。赤い光って、結構明るくて、水槽の中がよく見えます。で、肝心の金魚ですが、赤い光って金魚の赤色を白く見せちゃうんですね。

 もちろん、白い色はやっぱり白なので、赤い光の中では、赤と白が同じ白に見えちゃうんですよ。

 そうなると、真っ赤な金魚であるシズカは、真っ白な金魚になるんですよ。真っ白な琉金って、あまり見かけませんから、珍しいですよね。体色のほとんど白くて、頭部の肉瘤部分だけが赤い、丹頂であるベルなどは、全身真っ白なオランダ獅子頭になってしまいます。これも珍しいですね。更紗琉金(紅白の琉金)であるアセビは真っ白な琉金になり、小型のシズカのような感じになってしまいます。黄色いルデンも、やはり真っ白な金魚になってしまいます。

 変化のない子もいます。少し前までウチにいた黒出目金のウルシは、赤い光の中でも真っ黒でした。ちなみに彼女は青い光の中でも真っ黒でした。色の違いで体色の見え方が変わるなんて事はしない、一本スジの通った子だったのです。

 三色琉金(購入時は東錦だったんですよ)であるヤヨイは、赤い色だけが白くなり、その他の色(と言っても、白と黒と青)はそのままなので、ぱっと見、あまり変わりません。よく見ると、なんか物足りなさを感じる程度です。

 こんな感じで、赤い光の中の金魚たちを観察するのも、なかなかおもしろいですよ。

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