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2018年8月15日 (水)

フルートのあれこれについて語ってみよう その3 高いミと高いファ♯

 フルート初心者が最初の頃にぶつかる壁には色々ありますが、高いミとかファ♯も壁ですね。とにかく出ないんです。

 なにしろ、Eメカなんてギミックを搭載しているフルートがあるくらいですからね。たまたまEメカが無いフルートを吹かなきゃいけない時など、なんかもう軽く絶望しちゃうくらい、最初の頃は高いミとかファ♯を出すのは難しいです。

 でも、難しいのは初心者のうちだけで、やがて高いミとファ♯なんて、大抵の人が、全然気にも留めなくなってきます。別に普通の音になっちゃいます。むしろ、私などは、高いミとかファ♯よりも、高いシとかドなどの、めったに使わない音の方がきれいな音が出しづらいくらいです。

 つまり高いミとかファ♯というのは、初心者限定の壁なんです。

 ではなぜ、みんな吹けるようになるのかと言えば、実はカラダの問題なんです。筋肉の問題なんです。腹圧の問題なんです。

 フルートって優雅なイメージのある楽器ですが、実は結構、体力勝負な部分がある楽器です。だいたい、楽器を横向きに長時間地面に水平に持ち続ける事自体、無理ゲーでしょ?

 フルートって、息を大量に消費する楽器なんです。吐き出した息の半分以上を捨てないとうまく鳴らない楽器なんです。つまり、思っている以上に、たくさんの息を吐き出さないと吹けないのがフルートってわけです。

 ある人曰く「フルートは、構造上、高いミとファ♯は出づらい」のだそうです

 まあ、そうなのかもしれません。実際、初心者の頃って、この2つの音には苦労するものね。その出づらい音を出すために必要なのが、息の強さ…なんだと思います。

 息の強さ、であって、息の多さとか息の速さではありません。あくまでも息の強さです。強い息が楽に吐けるようになると、構造上無理がある高いミとファ♯が比較的楽に出せるようになるのです。もちろん、高い音ですから、他の音よりも速い息も必要ですし、息を出しすぎないようにセーブしながら息を吐かないといけません。それらに必要なのが、呼吸筋の強さです。

 つまり、なぜ初心者は、ほぼ例外なく高いミとファ♯に苦労し、それがやがて気にならなくなるのかと言えば、フルートの構造にそもそも無理があるのは前提として、その無理を乗り越えるためには、筋力が必要で、その筋力を身につけるためには、ある程度の時間、フルートを吹く経験をしてカラダを作っていくしかないのです。

 逆に言えば、ある程度の期間、フルートを吹き続けていたら、いやでも笛吹きのカラダができるわけで、笛吹きのカラダさえできてしまえば、高いミやファ♯は、さほど無理に感じなくなるってわけなのです。

蛇足  だからと言ってEメカが不要だとは思ってません。Eメカがあれば楽だと感じるなら、積極的に使えばいいと思います。あって邪魔になる事って…無いわけではないらしいけれど…無くて不安になるよりも、ずっとマシだと感じるからです。ま、一種のお守りみたいなものです。実際、プロの奏者の方も、その多くがEメカ搭載のフルートを愛用されていますしね。替え指の都合があるので、Eメカをノッチで切り替えるなんてギミックもありますよ。お財布に余裕があれば、そういうギミックも素敵ですよね。

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