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2018年7月19日 (木)

シアターオーブで『エヴィータ』を見てきた

 東京渋谷にできた、ミュージカル専用劇場である東急系のシアターオーブに行ってきました。場所的には、ヒカリエのビルの上の方。渋谷は現在、再開発中で、あっちこっち工事中で、ヒカリエはいち早く完成した新しい渋谷の一部って感じです。ビルのデザインもなんかカッコいいです。

 で、そのヒカリエにあるシアターオーブでやっている『エヴィータ』を見てきたわけです。

 まずはシアターオーブの感想から。一言で言うと、立派な劇場でした。広々とした空間を贅沢に使っています。同じミュージカル劇場と言っても、帝国劇場の伝統的な立派さとは全く別ベクトルの今っぽい贅沢さだし、劇団四季の各劇場とかシアタークリエなどの機能的な劇場の作りとも違います。機能的に作られている部分は機能的なんだろうけれど、とにかく空間を贅沢に使っているんです。東京で、空間を贅沢に使うってのは、一番の贅沢なんだと思います。とにかく、高級感を感じてしまう劇場なんです。

 ホワイエがめっちゃ広いのよ。ちなみに、飲食は劇場内はもちろん、ロビーやホワイエでもアウトです。飲み食いしたければ、劇場内のバーとかレストランとかを利用しないといけない決まりです。つまり、持ち込み不可なんです。実際(レストランは行かなかったけれど)バーは大盛況でしたよ。

 肝心の劇場内は、すごく天井が高くて、バルコニー席も桟敷席もあって、一瞬、オペラ劇場かな?と錯覚してしまったくらいです。実際、規模的にもオペラ劇場サイズなんですが…たぶん、吸音等はちゃんとしているだろうから、生歌唱生演奏のオペラには向いていないだろうなあ…。座席もゆったりしていて、デブな私でもラクラクでしたよ。

 演目の『エヴィータ』ですが、なかなか感動モノでした。

 カンパニーはロンドンの団体のようです。作詞家のティム・ライス、作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバー、演出家のハロルド・プリンス(この人は『エヴィータ』のオリジナル演出家でもあります)の3人が歌手たちのオーディションから関わったカンパニーのようで、とてもきちんとしたカンパニーによる上演でした。

 原語上演(英語)で、字幕サービスが付いてました。原語上演は良いですね。言葉と音楽がピタっと合っていて、聞いていて気持ちいいです。日本語上演だと、言葉がいつもあまり気味で、内容的に言葉が足りないと思う事もあるのですが、原語上演の場合、歌詞が最初にあって、それに音楽を付けていくのだから、聞いていて気持ちいいです。

 あと、シアターオーブのオケピは広く、オケは生でした。もっとも、オケと言ってもミュージカル用のオーケストラですから、オペラのオケとは全然違います。シンセサイザーとギターとパーカッションがほとんどで、後はほんの少しの管弦楽器があるくらいです。

 で、今回の上演は、何と言っても、チェ役のラミン・カリムルーが絶品でした。さすがは、ミュージカルテノールの当代トップの一人です。彼を聞くための公演であると言っても過言ではないくらいに素晴らしかったです。エヴィータ役のエマ・キングストンも度肝を抜かれるくらいに素晴らしかったです。

 とにかく、主役の二人の声と歌が凄すぎて…改めてミュージカルの素晴らしさを感じてしまいました。

 ミュージカルって、現代エンタメという事もあって、基本的にはローカライズされて上演されるものです。具体的に言えば、台本を日本語に訳して、日本人俳優が日本語で上演するのです。実際『エヴィータ』も日本では劇団四季がレパートリーとして定期的に上演しています。私、劇団四季の『エヴィータ』はまだ見ていませんが、劇団四季の他のミュージカルは何度か見ていますし、ここは日本のトップクラスのミュージカル劇団だと思っているし、ここが上演している『エヴィータ』ならき素晴らしいだろう事は容易に想像できますが、でも、たぶん、私は劇団四季の『エヴィータ』を当分の間は見に行かないと思います。理由ですか? それは劇団四季にがっかりしたくないからです。

 いやあ、ラミン・カリムルーとエマ・キングストンの歌を聞いたら…申し訳ないけれど「日本のミュージカル俳優さんたちとは次元が違う」と思っちゃいました。上手いとか下手とかではなく、全くの別物なんですよ。それくらい、声と歌が違いました。劇団四季を始めとする日本のカンパニーだと、曲の素晴らしさとかダンスの素晴らしさとか舞台の華やかさとかで感動する事はあっても、俳優たちの声で感動するとか、歌で感動するとかは…正直、無いもの。日本のミュージカルって、やっぱり“歌える俳優”たちの仕事なんです。でも、ラミン・カリムルーとエマ・キングストンは“演じられる歌手”なんですよ、それも一級品の歌手なんです。そりゃあ、同じような事をやっても、全然印象は変わるよね。

 で、主役の二人も素晴らしかったのですが、脇役の方々も当然素晴らしかったです。アンサンブルの人たち(つまりコーラス担当のモブ役の方々)も歌は絶品でした。歌は…とわざわざ書いたのは、歌は良いのにダンスはかなり残念だったからです。特に男声のダンスは…本当に残念でした。群舞なのにバラバラだし、ソロで踊ればポーズが全然決まらないし…女声のダンスは、まあ水準程度はできていたと思うけれど、ほんと男声のダンス(これが結構たくさんあるんだな)は残念過ぎます。ダンスに関して言うと、日本のカンパニーの方が数段上です。日本のミュージカルのアンサンブルの人たちって、すごいんだなあって改めて思いました。

 あと、残念だなって思ったのは…演出です。これ、とても分かりづらいです。

 そもそも『エヴィータ』って、ロンドンのウエストエンドで上演されるために作られたミュージカルで、それが大ヒットして世界的規模で上演されるようになったわけです。だから、オリジナル演出(今回の演出はオリジナル演出です)は、当時(1970年代)のロンドンっ子を念頭に置いて演出されているわけで、おそらく初演当時のロンドンっ子にとって、エヴァ・ペロンという人物は旧知の人物(だって、ほんの20年くらい前に、国賓としてイギリスを訪れた人気者ですよ)だったから、こういう演出でも良かったのかもしれないけれど、日本とアルゼンチンは遠すぎますって。当時の日本人にとっても、エヴァ・ペロンって誰?って話でしょうが、21世紀の現代日本人にとっては、エヴァ・ペロンなんて、全然馴染みのない人ですって。この演出では、ストーリー、分かんないよ。

 私は事前に、マドンナ主演の映画版『エヴィータ』を見ておいて、ストーリーとかを頭に入れておいたのでよかったけれど、ほんと、この演出は日本人には不親切だと思いました。日本人が見るなら、予習が必要だね。

 で、話はずれるけれど、マドンナの映画版の『エヴィータ』って良いですよ。意外なくらいに、マドンナがはまり役です。ただ、映画の『エヴィータ』はマドンナを見る映画であって、他の役は、あれこれカットされたり改変されたりしているし、もうひとり主役であるチェ役は、舞台版ではチェ・ゲバラなんだけれど、映画版では完全に名も無き大衆の一人ぐらいの扱いになっているし、あと音楽も…と言うか、オーケストレーションがかなり違うような気がします。もしかするとオーケストレーションそのものは同じだけれどミキシングが違うのかもしれませんが、聞いた感じはかなり違います…まあそんなわけで、舞台版と映画版は別作品だと考えたほうが良いと思います。それくらい違うのですが、日本人には映画版の方があれこれ親切で良いかも…。ただ、マドンナの映画版のDVDって、今、日本語盤は廃盤中で入手困難みたいなんですよ。残念です。お高い中古品しかないみたいです。

 それにしても、シアターオーブ、気に入りました。また行きたいなあ。ちなみに『エヴィータ』は7月29日までだそうです。あと少しで終わっちゃいます。チケットはまだまだラクラク入手可能っぽいですよ。それもいい席がある感じです。大丈夫かな? 最終的に黒字になるのかしら?

 『エヴィータ』が終わると、次が8月1日~12日でオリジナル演出版の『レント』を、8月15日~26日で『コーラス・ライン』をやるそうです。ああ、どれも海外カンパニーの上演で面白そう(でも私、夏はメトのアンコールに行くので我慢我慢)。シアターオーブは、海外カンパニーの上演だけでなく、日本のカンパニーの上演も行うので、お好きな方はそちらも楽しめます。実際、私は、神田沙也加主演の『マイ・フェア・レディー』は見たいかもしれません。

 しかし、東京ではミュージカルがあっちこっちでひっきりなしに上演されていますね。私は首都圏に住んでいるとは言え、首都圏の端っこの方なので、東京で観劇できるのは、休日だけなのです。東京の人がほんと羨ましいです…が、私が東京に住んでいたら、あっちこっちのコンサートに出向いて、確実に破産しちゃうだろうから、東京に住んでいなくてよかった…とも言えます。

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コメント

沙也加さんは有名人のお嬢さんですが、地道にやって真面目な感じで印象良いです。ミュージカルは苦手だけど彼女は応援したくなりますね。。お顔も可愛いらしいし。それにしても色々良い施設があり東京は良いなぁ。

アデーレさん

 沙也加さんは、まなじお母様が有名人だから、ついつい引き合いに出されてあれこれ言われてしまいますが、彼女自身は普通に上手な売れっ子ミュージカル女優です。ま、あれこれ言われるのも有名税なんでしょうが…ちょっとかわいそうな気もします。

 東京は…ほんと何でもあります。自由の女神もあるし、エッフェル塔っぽい東京タワーもあるし…無いのは万里の長城ぐらいかなって思ってます。何でもあるので、すべてに付き合っていたら、カラダも財布も持ちません。だから、東京に住んでいなくてよかったなあと思ってます。

こんばんは。

先日、二期会の ペーター・コンヴィチュニー(指揮者フランツ・コンヴィチュニーの息子)演出の「魔弾の射手」を聴いてきました。
平日午後のオペラなんて有閑階級のマダムと悠々たる年金生活のご老人方が多くて別世界でビックリです。
アフタートークでコンヴィチュニー曰く
・アーペル原作ではアガーテは死に、マックスは投獄される救いようのない話
・キーントがDeus ex Machina(機械仕掛けの神)である賢者を追加してハッピーエンドにした。
・今までのように長い髭の聖者のような賢者が森の中から突然でてくるのは不自然なので、賢者はオペラを成功させるためのスポンサーと設定した。

とのことです。
実際、会場最前列でスポットを浴びながら、ところどころで演技をしているおじ様がいらしたのですが、アガーテが撃たれていったん幕が閉じた後、賢者(この演出ではスポンサー)として歌い出してステージに上がる、というのはメチャおもろかったです。歌も賢者役が一番良かったかも。
アリアとかレシタティーヴォのなくてセリフだけのザミエル(悪魔)役は元宝塚の大和悠河でした。ドイツでの演奏では男性が演じていたようですが、日本では宝塚の男役という方がいる、悪魔・男性・女性の3焼くを同時に演じることができる、ということで彼女に決めたとのことでした。少し歩くだけで男役らしいキレキレの動きで、これもすごかったです。

二期会のオペラは次に「後宮からの逃走」の太守セリムに大和田伸也が出るようで、歌わない役にそれなりの方を割り当てる演出は面白いです・

失礼しました。

tetsuさん

 そう言えば、私、最近の二期会オペラには行ってないなあ…。一時期二期会には通っていた時期もあったのに。

 最近の二期会オペラは、とても評判いいですよ。二期会自体も黒字経営(日本のオペラカンパニーとしては稀有な状態なんです)のようですし。

 tetsuさんが見た時のマックス(若い狩人:主役ね)は、おそらく片寄純也氏がやっていたと思います。彼はどうでしたか? 私は最近、片寄氏に注目しているんですよん。片寄氏の生歌を久しぶりに聞きたかったなあ…。

>二期会のオペラは次に「後宮からの逃走」の太守セリムに大和田伸也が出るようで、

 そうそう、太守セリムは黙役(歌わない人)だけれど、大切な役なんですね。普通のオペラ公演では、歌わないのにセリムに歌手(たいていバス歌手)を当てますが、そんな事をするくらいなら、俳優さんを使えばいいのに…といつも思っていました。セリムに大和田伸也さんですか…それはとても楽しみ(行かないけれど)。

こんばんは。

聴いたのは19日で、コンヴィチュニーのアフタートークがあった日です。
司会の二期会関係者(?)はまたこのオペラを見るともっと細かい演出に気付くと仰っていましたがマニアックすぎかも。
http://www.nikikai.net/lineup/freischutz2018/index.html

こちらはフルート・ピッコロも吹いているので高い音は好きです。
でもシュヴァルツコップフ、マリア・カラスはずっと流していて聴いても飽きませんが、男声ではなぜかディスカウみたいなバリトンになってしまいます。
この日は賢者が締めで決まっていたし、アガーテとカスパールも良かったです。

失礼しました。

tetsuさん

 二期会のその演出は、話題になった演出で、かなり凝っているし、作り込んでいると聞いています。まあ、いわゆる現代的演出という奴なので、好き嫌いがあると思います。まあ、マニアックな演出だろうとは思います。オペラに不慣れな人は、伝統的な演出から見始めた方が良いのですが、最近はなかなか伝統的な演出の上演が減ってしまいましたからね。仕方ないです。

 女声はソプラノが、男声はバリトンが好き…というのは、ごく普通の好みだと思います。特に男声は美しい声を求めるとバリトンになりますからね。私が聞いても、やっぱり美しいのはバリトンです。

 テノールは、美しいと言うよりも、アクロバティックと言うか、スポーツ的と言うか、なんか聞いていて興奮してテンションが上がってしまう声なんですよ。だから、英雄役を歌うことが多いんですね。

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