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  •  今まで御大層な御託を並べていた方が、ブログを削除して消えちゃった…って事は、今まで大声でおっしゃっていた事が間違いだったという事を認めたって理解していいんだよね。単に忙しくなっただけなら、ブログの過去の発言を削除するって事は…ないからね。あれこれヤバイ発言があるから削除しちゃったんだよね。別に私は彼と対峙していたわけではなく、むしろ愛読者として、時折、生暖かく見守っていたわけだけれど、痛くて面白いブログが一つ無くなって、ちょっぴり残念です。復活しないかな?
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2018年6月22日 (金)

プラ管フルートと総銀フルートの違いについて

 私はフルートを3本持っていますが、そのうちの1本(中国製の不明な金属で作られて、不明なメッキが施されている、あれこれ不明で激安なフルート)はほとんど吹いていませんが、残りの2本は、まあまあ吹いています。その2本が、プラ管フルートであり、総銀フルートであるわけです。

 私が吹いているプラ管フルートは、こちらのヌーボ社の Student Flute という、数あるプラ管フルートの中でも比較的廉価なやつです。

 一方、総銀フルートは、アルタス社の1307なのですが、こちらはアマゾンでは扱っていないので、山野楽器のオンライン販売のページを貼っておきます。

 この両者、プラ管は約2万円、総銀は60万円なので、そのお値段差は、約30倍も違います。ほんと、すごく違いますね。しかし本当に、この両者には、30倍の違いがあるのでしょうか?って話です。

 まず外見ですが、全然違います。プラ管フルートは、実に安っぽい外見をしています。一見して玩具ではないかと思われるほどのチープな姿です。なので、人前でのお披露目演奏には不向きであると言えますが、しかし楽器としては、十分すぎる能力を持っていますし、普通に練習用として使う分には、何の問題もないと思われます。実際私は、自宅練習では、専らこちらのプラ管フルートを使用しているくらいですから。

 吹き心地に関して言えば、どちらも大変です。他社メーカーの頭部管銀のフルートと比べると、かなりの難易度であるとは言えます。どちらも初心者向きの楽器であるとは言い難いです。

 まあ、総銀フルートが初心者の手に負えないのは当然として、プラ管フルートは、価格帯を考えると、初心者向けであって然るべきなのに、その実態は、中級~上級者向きであるのは、なんかちぐはぐな感じを受けます。

 プラ管フルートは、かなりブレスコントロールに長けていないと、その演奏は難しいと思います。ネットで、このフルートの悪口をよく見かけますが、そのほとんどは自分の演奏力の不足を棚に上げての文句だと思われます。実際、この楽器は、息をかなり多く飲んでしまうタイプの楽器です。それゆえ、ブレスコントロールがしっかりしていないと、あっという間に息切れをしてしまい、まともに吹くことができません。その息の飲み具合は、総銀フルート以上だと思われます。

 それゆえ、ブレスコントロールの鬼コーチであるとも言えますし、ほんと、このプラ管フルートを吹いていると、いやでもブレスコントロールが上達する事、間違いなしです。

 プラ管フルートは、カバードキーのオフセットモデルですが、総銀フルートの方は、リングキーのインラインモデルです。操作性がかなり違いそうな気がしますが、私は、そのあたり、全然気になりません。どちらも何も考えずに演奏できます。初心者はともかく、中級者以上なら、あまり大きな問題ではないだろうと思われます。

 プラ管フルートの良いところは、総銀フルートほど重くない事です。とは言え、決して軽い楽器の印象はありません。体感的には、木製フルートに近い感じがします。

 また、プラ製ですし、キーバッドもシリコン樹脂ですから、ほぼメンテナンスフリーです。実際私は、普段、書斎のフルートスタンドに挿しっぱなしにしています。必要な時にそこから取り出して演奏し、終わったら、すぐにスタンドに戻すだけです。磨きませんし、クロスで拭くことすらしません。楽器についた水分なんて、自然乾燥にまかせています。それで十分なのがうれしいです。

 で、30倍の価格差ですが、道具としての実用面から言えば、そこまでの差はないと思います。だいたい、どちらも普通にフルートとして使用できます。

 しかし、外見から受ける印象は全く違います。プラ管フルートの安っぽい外見は、かなりのマイナスイメージになると思いますが、それで30倍の差はあるかと言うと…そこまでは無いような気がします。なにしろ、外見だけでいえば、総銀フルートも洋銀フルートも外見はほぼ同じですから、総銀フルートはそこまで高価な楽器であるとは、外見からだけでは分かりません。これは、プラ管フルートと総銀フルートの差と言うよりも、洋銀フルートと総銀フルートの差に起因する問題だろうと思います。

 あとは所有欲などのマインドの問題があります。総銀フルートは、所持をしているだけで、それなりの満足が得られますが、プラ管フルートには、所有欲を刺激するような要素は、かなり少なめだろうと思います。

 この所有欲の満足まで考慮に入れた時に、ようやく30倍の価格差が納得できるかどうか…って話になってくるのだろうと思うのであります。

 道具としての完成度を考えると、プラ管フルートが約2万円であるというのは、破格に安いのだと思います。コストパフォーマンス良すぎます。ただ、安いのは良いのだけれど、この楽器のツンデレ具合を考慮すると、初心者には勧めがたいかなって思います。なにしろ、初心者には手強すぎる楽器だと思います。

 なので、プラ管フルートを“安価な初心者向けフルート”と考えてしまうのは間違いだと思います。これは“安価な木製フルートの代用品”と考えるのか適当かなと思います。そう考えると、初心者さんがこのフルートに手を出して痛い思いをする事が避けられるかなって思うわけなんですよ。

 初心者さんは、この廉価なプラ管フルートではなく、ヤマハなどのちゃんとしたフルートメーカーさんの、廉価なスチューデントモデル(洋銀フルートや頭部管銀のフルートあたり)で練習された方が良いと思います。

 老婆心ながら、お爺さんの忠告です(爆)。

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