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2018年6月17日 (日)

大学経営も楽ではないそうです

 大学経営と言うのは、昔(20世紀の話です)は左うちわだったそうで、まあ経営が大変って事はなく、むしろ大学経営は儲かる商売だったようです。

 それが昨今、子ども人口の減少、つまり受験生の減少に伴って、まず短大経営が危なくなりました。今では多くの短大が廃校か、四年制大学の1学部として存続しています。そして短大の衰退に伴って、4年制の女子大も徐々に経営が厳しくなってきたそうです。

 じゃあ共学の大学は大丈夫かは言えば、決してそうではなく、特に地方の大学とか、偏差値がリーズナブルな大学は生徒がうまく集まらずに経営難に陥っているのだそうです。

 ある調査では、昨今の受験生は、都会の有名ブランド大学にたくさんの受験生が殺到し、その結果、非ブランド大学や地方の大学は受験生不足が起こっているのだそうです。

 今や、4年制の大学のうち4割の大学が定員割れを起こしているんだそうです。つまり、大学は(都会のブランド大学を除けば)誰でも入れる時代になったわけです。大学全入時代の到来なのです。

 受験生の数よりも、大学定員の方が多いため、各大学では、足りない定員を補うため、それぞれ特色のある教育を打ち出し、目新しい学部学科を新設して、懸命に学生募集に頑張っているわけです。

 バブルの頃は、地方に分散させていたキャンバスを徐々に都会に集約する動きが多くの大学であるけれど、それもキャンパスが地方にあったままでは学生が集まらないからであって、キャンパスを都会に集約した方が(あれこれ不便はあっても)学生募集に有利だからそうするわけで、そんなこんなであらゆる手を大学も打っているのだけれど、それでも学生の数が足りなきゃ、海外(ってか中国)から留学生を大量に迎え入れる学校すらあります。

 とにかく、学生がいなきゃ、授業料はもちろん、国からの補助金ももらえないからね。各大学とも、それこそ死に物狂いで学生募集をするわけです。

 ほんと、大変なんだよ。

 もちろん、そんな現状を、国や文科省もただ手をこまねいて見ているわけではなく、黙っていても学生が集まる、都会にある一部(有名ブランド)大学での定員増を認めずに、新入生の数に規制をかけたり、学生個人が履修できる授業数に制限を掛けたりして、学生数を抑え込んでいます。そして、都会のブランド大学から溢れてしまった学生を、地方の定員割れをしてしまった大学に振り分けようとしているわけです。

 先日などは、経団連が私立大学救済のために、国立大学の学校数や学生定員数を減らして、なるべく多くの学生を私立大学に振り分けてもらえるように提案していました。

 それくらいの荒療治をしないとダメなくらい、今や大学経営は(一部のブランド大学を除いて)大変なのです。

 「学生が集まらないのは、その大学が、世間から必要とされていないのだから、そんな大学は潰れてしまえばいいじゃないか!」という意見もあります(まっとうな意見だと個人的には思います)が、そんな感じで大学がドンドン潰れてしまうと、大学教員はもちろん、大学事務員やその関連会社の社員の皆さん方も職を失い、露頭に迷うことになります。大学って、学生も多いけれど、教職員もたくさんいます。そんな多くの(おそらくは)優秀な人材を露頭に迷わせてしまっていいのか…という事もあり、大学って、そんなに簡単には潰せないのです。

 それに、事務職員はともかく、大学教員って、研究ぐらいしかできないから、ほんと、ツブシが効かないんだよねえ(汗)。おまけに、学歴の逆差別もあるから、高学歴者の一般業種への転職も難しいしね…。そんなこんなで、多くの大学の延命(?)をせざるを得ないんだろうと思うのです。

 移民法を整備して、合法的に移民を受けいれるなどの積極的な政策を取らない限り、日本は人口が増えていかないし、人口が増えないと、教育産業はどんどんダメになってしまうと思うんだよね。杞憂かもしれないけれど…。

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