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2018年3月29日 (木)

力んじゃいけない

 今回の記事は、ある意味、前回の記事の続きになるかもしれません。

 力んだ発声はいけません。力んだ声はノド声です。ノド声の正体は“怒鳴り声”です。怒鳴った声で歌ってはいけないのです。

 別に歌う時に怒鳴るつもりなんて、誰にも無いでしょう。でも、ついついノドに力を入れて歌ってしまえば、ノド声になり、怒鳴り声になってしまうわけです。

 では、なぜついついノドに力を入れて発声してしまうのでしょうか?

 大きな声を出す時に、我々はノドに力を入れて叫びます。ヨーロッパのような石造りの建物の中で暮らしていれば、大きな声を出す時は、建物の反響を利用すればいいのですから、響き豊かな声を出せば、それで大きな声になります。でも我々は石造りの建物には暮らしていません。基本的には、紙と木材で作られた家で暮らしています。また石造りに近いコンクリードづくりの建物に暮らしていても、わざわざ建物の内部に内装を施して、紙と木材の家にしてしまいます。紙と木材では、声は反響しません。そんな環境で大きな声が必要となれば…ついつい怒鳴ってしまうのでしょう。

 ノドに力が入るのは、住環境だけが問題ではありません。例えば、ハスキーヴォイスなんてのは、恒常的な力んだ発声の結果、ノドに病変が起きて起こる音声障害の一種です。ハスキーヴォイスは、別に日本人だけの問題ではなく、外国人にも多く見られる障害です。ハスキーヴォイスは黒人に多いイメージがありますが、本当に黒人に多いのか? 黒人にハスキーヴォイスが多いとして、なぜそうなるのかは私には分かりません。

 日本も黒人の事を言えません。日本の純邦楽と呼ばれるジャンルの歌は、ハスキーヴォイスとは異なっていますが、力んだ声で歌うのが特徴です。例えば、詩吟とか、義太夫とかね。あれは、あえてノドに力を入れて、声の音色を特徴的に変えることで、声の通りを良くしているわけです。ああいった声で歌うから、騒がしい中でも歌声が目立って聞こえるわけです。同様なメカニズムで発声しているのが、市場で競りをしている人たちの“あの声”ですし、昔は街の商店街の店主たちが(喧騒の中で商売をしているため)あんな感じの声で商売をしていました。

 人間という種族は、本来、力んだ声を好む種族なのかもしれません。

 なので…もしかしたら、我々が力んで歌ってしまうのは、人間であるが故の事なのかもしれません。

 人間以外の動物たちって、あまり力まないそうです。一番良い例が…排便です(ごめんね)。人間はだいたいにおいて、力んで排便します。生まれたばかりの赤ん坊ですから、力んで排便しているじゃないですか? でも、人間以外の動物の多くは、力まずに、その場でポタポタと排便するわけです。たぶん、人間以外で力んで排便するのは、ペット化されたイヌとネコぐらいじゃないの? イヌネコはトイレの場所をしつけられて、そこで力んで排便します。人間に飼われていても、家畜たち(ウシウマブタ)はそこらで自由に排便しますので、決して力みません。野生動物たちなんて…ほんと、自由だよね。

 閑話休題。とにかく力んじゃいけません。特に歌う時は力んではいけません。力んだ声はノド声です。怒鳴り声です。歌を怒鳴り声で歌っては…興ざめですよね。

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