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2018年1月17日 (水)

やたらと歌うのが、テクニック的に難しい曲(涙)

 声楽のレッスンの続きです。

 武満の「小さな部屋で」です。なんと申し上げましょうか…とにかく、難しい曲です。何が難しいのかと言うと、まずリズムが難しいのです。

 基本的には4ビートの音楽なのですが、1ビートを2分割していくリズムと3分割していくリズムが混在している上に、3分割の方は、いわゆる三連符で表記されているわけだけれど、じゃあ本当に三連符なのかと言うと、ガチガチの三連符ではなく、むしろ2分割されるはずのモノが、単にスウィングしているだけなんじゃないかって、私は思いました。さらに、アウフタクトは多用されていて、まるでジャズのメロディーみたいなんです。そのジャズっぽいメロディーの中に、時折、ガチガチのクラシックっぽいフレーズが入ってくるわけで、そこが難しいと言うか、実に楽譜どおりだと歌いづらいって感じがします。

 おまけにテンポチェンジも細かく指定してあって、その指定通りにバカ正直に歌おうとすると…何かドツボにはまってしまって、抜けられなくなってしまいます。

 実際、プロの方々の音源を聞いても、楽譜通りのリズムやテンポで歌っている人は…少ないよなあ。

 難しいのはリズムやテンポだけでなく、メロディに臨時記号が多用されています。これは細かく細かく何度も何度もメロディーが転調しているわけで、調性感がややもすると不安定で、気を抜くと、和音が分からなくなって、歌っているメロディーがすっ飛んでしまいます。

 メロディーが現代音楽の上に、リズム&和音的に難しく、簡単に手に負えないのに、先生は「この曲は、声の色の変化が大切なので、歌詞に合わせて、声の色を意識的に変えて歌いましょう」などど注文してくるわけです。

 ううむ、テクニック的にかなり難しい曲です。正直、今の私には、難しくて、手に余っています。まあ、それだけ学ぶモノが多い曲であるとも言えます。いやあ、ほんとに大変なんですって。

 で「声の色を変えるには、軟口蓋をうまく操作すると効果的だよ…」なんて言われると、ああ、ここでも軟口蓋か…って思うわけだったりします。色々、難しいなあ。

 さて、次はドナウディ作曲「Amorosi miei giorni/私の愛の日々」です。

 とにかく、スーパーレガートに歌わないといけません。この曲には、何箇所かフェルマーターがあって、その都度、そのフェルマーターの箇所をどう歌うかを決めてきたわけですが、その中の数カ所のフェルマーターの箇所の歌い方を(今更だけれど)変えることにしました。なので、この曲は、今回で終わりになる予定でしたが、修正した歌い方を練習してきて、次回もう一回って話になりました。ま、より良く歌えるなら、それに越したことはないです。

 「小さな部屋で」は声の色を使い分けるために、軟口蓋は上げたり下げたり忙しいのですが、「私の愛の日々」は、原則的に軟口蓋は上げっぱなしで歌います。考える事は、ずっと上げっぱなしだと疲れてしまうので、どこで軟口蓋を下げて休めるか…って事を考えて歌うことです。だから軟口蓋を上げる事を意識するのではなく、どこなら軟口蓋を休める事ができるかを考えて歌う歌なのです。

 さて「私の愛の日々」はまだ次回も歌いますが、次の歌を決めてしまおうという事になりました。私的には、もう少しドナウディを歌いたい気分だし、有名な曲は学んでおきたいという気持ちもあったので「Vaghissima sembiata/かぎりなく美しい絵姿」はどうですか?と提案したら、それはいいですね、あっさり承認されてしまいました。

 なんでも、ドナウディは発声に良いのだそうです。じゃあ、決まりだね。

 例によって、この曲を知らない人のために音源を貼っておきます。

 良い歌でしょ? 歌っているのは…ヴァレリー・ミラノフというテノールさんなんだけれど…よく知らないや。歌っている人が誰であれ、良い歌は良い歌なんだけれど、この歌をYouTubeでググると、プロ・アマ問わず、韓国人歌手ばっかり出てきて、ビックリ! 韓国じゃ、この曲、大流行なの? それとも彼らの心の琴線に触れる曲なの? なぜなぜなーぜ? 画面がハングルだらけになって、なんか居心地悪いです…。

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