ひとこと

  •  中国共産党の理論誌『求是』で「中国こそが世界最大の民主国家だ」というタイトルの文章が掲載されているそうです。中国って民主国家だったんだ…。そう言えば北朝鮮も“朝鮮民主主義人民共和国”と名乗っている民主主義の国だったんだよなあ。うっかり忘れていました。たぶん、彼らの言う“民主国家”や“民主主義”って、我々が知っているモノとは違うんだろうね。でなきゃ、辻褄合わないし…ね。ちなみに我が国日本は、議院内閣制の立憲君主国であり天皇陛下を擁している事から、国の種類(?)としては『帝国』または『皇国』というべきなんだけど、そうは名乗っていないって事、知ってた?
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2017年11月13日 (月)

高価なフルートは何のためにあるのか?

 学生や子どもは自分では楽器を買いません。親なり学校なりが与えた楽器をただひたすら吹くだけです。ですから、大抵の場合、高価なフルートとは無縁です。

 オトナの初学者の場合、最初こそは廉価なスチューデントモデルの楽器を吹いていますが、そこから始めて、フルートにはまり、ドンドン楽器を買い替えていく人もいます。また、複数の楽器を所持する人もいます。なにしろ、オトナには財力がありますからね。大人買いだってしちゃいます。

 本来、高価なフルートは、プロ奏者のためにあります。つまり、これらの楽器は、プロ仕様の楽器ってわけです。

 だからと言って、アマチュアが入手してはいけない理由はないし、アマチュアが購入してくれなければ、高価なフルートはさらに高価にならざるをえなくなるでしょうから、アマチュア奏者が高価なフルートを入手する事は、購入者本人のためのみならず、多くのプロ奏者の助けにもなるし、フルートメーカーにとっても良い事なので、決して間違いではありません。

 しかし…「なんか、低音が鳴ったり鳴らなかったりするので、フルートを買い替えてみるか」とか「高音ミが出ないから、フルート買い替えてみるか」とかの理由で高価なフルートに買い換えても、たぶん満足いかないと思います。

 と言うのも、低音が鳴ったり鳴らなかったりするのも、高音ミが出ないのも、楽器のせいではなく、奏者の力量不足が原因だからです。だから、楽器の買い替えでなく、練習時間倍増が幸せになる道だったりします。

 あ、もっとも、高音ミに関しては、Eメカの無い楽器を使っている人がEメカ搭載楽器に変えれば、多少の効果は認められます…が、高音EはEメカ無くても出せるようになりますから、それだけの理由で楽器の買い替えは、ちょっとばかりコストパフォーマンスがよろしくないかもしれません。

 「先生が買い替えを薦めたから…」と言うのなら、買い換える理由が(たぶん)あるんだと思うし、買い換えることで幸せになれるかもしれません。ただし、楽器店に雇われている先生の場合は、その楽器店の方針で(本当は必要ないのに)楽器の買い替えを薦められるかもしれません。まあ、その時は、先生への恩義もあるでしょうから、自分のお財布と相談して決めてください。

 高価な楽器に買い換えることで得られるもの…それは音量です。フルートの場合は、必ずしも物理的な音量とは限らないかもしれません。ただ一般的に高価な楽器ほど“遠鳴り”するものと考えても大きく間違っていません。

 高価になれば、フルートの材質が変わったり、管厚が変わったりしますが、これらもすべて音量を増大する方向に作用します。

 遠鳴りがする楽器って大切だよね。特にプロの場合は、大きな会場で演奏する機会もあるでしょうから、ぜひ必要なんだと思います。

 「高価なフルートは良い音色がするのでは?」

 フルートの音色は、確かに楽器によって多少の違いはあるし、高価な楽器の方が一般的には良い音がしますが、フルートの場合、その音色は楽器が左右する要素よりも、奏者による違いの方が、影響大きそうです。つまり、音色に不満があるならば、楽器を買い換えるよりも、音色作りに励んだ方が効果大なのです。

 「高価なフルートの方が操作性が良いのでは?」

 これは調整の問題の方が大きいと思います。思いっきり廉価な楽器はともかくとして、スチューデントモデル以上ならば、フルートの値段よりも、どれだけきちんと調整されているかの方が、操作性に大きな影響を与えると思います。最近、フルートが吹きづらくなったなあ…と思ったら、フルートを買い換える前に、今のフルートを調整に出すのが良いですよ。第一、高価なフルートは重量級の楽器であることも多いので、操作性だけを考えたら、楽器は軽い方が絶対に操作性は良いって(笑)。

 「金ピカのフルートの方がカッコイイじゃん!」

 これは否定しません。実際、プラチナの楽器(メッキじゃないよ)と金メッキの楽器、お値段的には、プラチナの楽器の方が比較にならないくらいに高価ですが、ぱっと見は、金メッキの楽器の方がお高く見えます。ですから、高価そうに見える…という理由で楽器を買い換えることは…アリですね。だいたい、自由経済社会においては、高価な買い物をし市場経済をうるおす事は、むしろ正しい事なので「金ピカはかっこいい!」という理由でフルートを買い替えても良しです。

 と言うわけで『高価なフルートは何のためにあるのか?』と問われれば、それはプロが使用するために存在するわけで、高価なフルートを入手する事で、より大きな会場で演奏することが可能になり、見た目にもゴージャスな感じにもなります…って事が言えると思います。

 アマチュアの場合は…社会に経済的な活気を与えると言う意味で、フルート買い替えは、音量優先でも見た目重視でも構いませんが、アリです。ただし、フルートを買い換えれば、今の不満はすべて解決する…という夢は見ない方がよいですね。フルートを買い替えたからと言って、解決しない事はたくさんありますからね。

 まあ、楽器に不平不満があっても、フルートを買い換える前に、自分の技量を確認し、練習積み上げた方が幸せになれる可能性は高いですよ…とだけは老婆心ながら申し上げておきます。

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コメント

お久しぶりです。「フルートを買い換えれば、今の不満はすべて解決する…という夢は見ない方がよいですね。」って・・・。そうですよね。でも、タンポとか消耗しちゃうと、修理も高いから、今と同じクラスよりちょっと背伸びして、高いフルートを夢見ちゃいます。ピカピカの新しいフルートは、美しくしなやかな音がでるのじゃないかってね。
しかし、すべては力量しだい。現実はなかなか厳しいですね。

うさぎさん

 確かに、オーバーホールって、ちょっとお値段張りますよね。全部をきちんやると、スチューデントモデルの良い奴が買えちゃうくらいのお値段します。私のフルートは総銀だから、それくらいかかっても仕方ないか…と諦めちゃいますが、スチューデントモデルを使っている人だと、オーバーホールに出すお金に、ちょっとプラスして、もうワンランクのフルートを購入しちゃえ…という気持ち、分からないでもないです。…ってか、それはアリですよね。

>ピカピカの新しいフルートは、美しくしなやかな音がでるのじゃないかってね。

 そう思いがちですが、実は違うそうです。ピカピカの美しいフルートよりも、黒サビで真っ黒になった煤けたフルートの方が、美しくてしなやかな音が出る…といいます。まあ、音の良し悪しは趣味の問題もからむので一概には言えませんが、少なくとも私はそう思います。

個人的な印象ですが、スチューデントモデルの方が安定した音が出やすい気がします。プロモデルの方が不安定。しかしそれは、コントロールさえできれば表現の幅が広がることの裏返し。速いパッセージの一音一音ニュアンスを変えながら吹くためには、安定してたら困るわけです…。そんな気がします。
わたしは1207Rと1407Rと持っているんですが、朗々と鳴らすには1207Rの方が便利。でも、細かいニュアンスば1407Rの方がずっとつけやすいんですよね…。

Natさん

 フルート製作には正負の法則があるようで、常に何かの特性を付加すると別の特性を諦めざるを得ない…と聞きます。例えば、音程の正確さを求めると、音色の幅が失われ、音量の増大を求めると、豊かな倍音が失われる…とか? まあ、そうは言っても、フルート職人さんたちは、常に二兎を追うものであって、そして今日も二兎とも得ようと、そこを目指して技術革新ってヤツが行われているわけです。

 まあ、奏者の側にも腕前の差と言うのがあるので、それぞれに応じて、使いやすい楽器をセレクトしていくのが正しい道具の使い方なんだろうと思います。

 ただ、逆も真なりで、腕前的に未熟であっても、難しい道具にあえて挑む事で、奏者としての腕前が上がる…というのはありそうです。

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