ひとこと

  •  もうすぐ選挙ですね。選挙は、それぞれがご自分の思想信条に従って投票すれば良いことですが、その際に、枝葉の小さな問題に捕らわれて、大切な事を見失わないようにしないといけません。選挙は人気投票でもなければ、誰かを懲らしめるための手段でもありません。我々の子どもたちに、日本という国を安心安全に譲り渡すために、今何をしなければいけないのか、そしてそれを目指しているのは誰なのか、そこらへんを見極めていくことが大切なのです。問題は今ではなく、未来なのです。
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2017年8月 3日 (木)

『ミス・サイゴン:25周年記念公演 in ロンドン』を見てきました

 やっと、やっと見てこられました。舞台中継版(つまり“ライブビューイング”って呼ばれる舞台中継を映画化したヤツね)の『ミス・サイゴン』! 見たかったんだよ、これ。でも、なかなかスケジュールが合わなくて(だって、どこの劇場でも1週間程度しか上映してくれないんだもの)、DVDになってから見るか…と半ばあきらめていたところ、東劇で上映してくれるという情報を得たので見てきました。

 とは言え、この上映は、明日(2017年8月4日)で終了予定です。だって、8月5日からは、メトのアンコール上映が始まるからね。だから、見たい人は急いでね。

 公式ホームページを貼っておきます。東劇以外では、まだやっている映画館もごく少数ですがありますので、チェックよろしく、です。

 まあ、そもそも、この『ミス・サイゴン』、東宝配給なんですよ。だから、今年の春に、全国の東宝系の映画館で上映されていました。その時には、忙しくて、うっかり見逃した私です。ああ、残念。

 こんなに時期をズラして上映する東劇は…実は松竹系ですから、いわば2番館扱いでの上映だったのかもしれません。ほら、東宝の映画を松竹で上映するってわけだしね。でも、どこであれ、大きなスクリーンで見ることができて感謝だし、今は昔と違って、映画もフィルムではなくデータでしょ? 昔の映画だと、フィルムって上演する度に劣化するから、きれいな絵で見たかったら、なるべく早く、ロードショーのうちに見に行くのが吉で、二番館上映ってなると、さんざん劣化したフィルムで上映するわけで、ちょっぴり残念になるわけです。私は地方在住者ですから、子どもから青年期にかけて、映画は常に、二番館、三番館で見てました。地元で映画を見るって、そういう事でしたから、そういう事には慣れていたのだけれど…ね。それにしても、映画がデータ化されて、地方と都会の格差が無くなった時は、ちょっぴり嬉しかったものです。

 ちなみ『ミス・サイゴン』、DVD等は10月に発売予定になってます。

 『ミス・サイゴン』ってミュージカル、名前ばかり有名だけれど、これまでは日本では、実はなかなか見ることが難しいミュージカルでした。と言うのも、舞台での上演は、東宝製作で、帝劇を中心に、全国興行もしているとは言え、そんなに頻繁に舞台が上演されるわけでもなく、なかなか実際の舞台を見に行くチャンスと言うのは多くなく、実際に見るのは、お好きな方でないと難しかったのです。

 ま、それはその他のミュージカルでも同じ事です。

 多くの日本人にとって、ミュージカルってのは、やっぱり映画なんですよ。ミュージカルって、映画化されて、始めて日本中で気軽に映画館で見ることができるし、テレビ等でも放送してもらえる…って感じでしょ?

 まあ、海外の有名ミュージカルは、たいていハリウッドあたりが映画化してくれるので、それでも問題はないのですが、実はこの作品、有名なだけれど、これまで映画化されていませんでした。まあ、作品のテーマ(ベトナム戦と現地妻とブイドイだもの)的に、アメリカでの映画化は難しいのかもしれませんね。だってこのミュージカル、見る人が見れば、人種差別だとか女性差別だとか、なにしろアメリカ人が嫌う事柄が、てんこ盛りの作品だから、そういう事にシビアなハリウッドでは、恐ろしくて手が出せなかったというのもあるでしょう。

 とにかく、映画化されなきゃ、日本の一般市民が気軽に『ミス・サイゴン』を見るってわけには行きませんよね。

 で、今回(アメリカのハリウッドではなく、イギリス製作だけれど)舞台中継版だけれど映画化され、日本の歌芝居ファンの方々にも、気軽に見ることができるようになったわけで、ほんと、めでたい事です。この舞台中継版が世界に受け入れられたら、いよいよ本格的な映画化がされるんじゃないでしょうか?(単なる私の憶測です)

 今回の映像化は、ここのところ、キャメロン・マッキントッシュ(イギリスの有名プロデューサー)が手がけている、有名ミュージカル25周年記念公演の流れの一環として製作されています。

 最初に映像化されたのが『レ・ミゼラブル』の25周年記念公演で、次は『オペラ座の怪人』の25周年記念公演でした。今作はそれらの次の“25周年記念公演”になるわけです。…とは言え、日本では、レミゼやファントムとは異なり、実は『ミス・サイゴン』の映画は、当初、お蔵に入っていたんだそうな。海外で製作されて、間もなく日本で封切られたのではなく、製作当時は上映を見送られたそうです。まあ、ミュージカル作品としては『ミス・サイゴン』ってのは、トップクラスの人気作品ってわけじゃないからね。とは言え、人気ミュージカルである事には間違いないので、日本での上演25周年の今年に合わせて、蔵出し上映が決まったのだそうです。良かった、良かった。

 25周年ライブとしては、第三作目にあたるので、『ミス・サイゴン』では、それなりの製作ノウハウが溜まってきたようで、前2作と比べると、映像作品の完成度としては、なかなかのモノがあります。そこが単なるライブビューイング作品とは違うわけです。

 もちろん、劇場での舞台中継がメインですが、そこに後日、別撮りした映像を加えて編集したため、ミュージカル全体がスピーディーに進行するし、客席からでは見られないアングルにカメラが置かれたり、実になかなか良い感じです。

 今回の『ミス・サイゴン』は、なんと言っても良いのが、それぞれの役柄が、きちんと正しい人種の役者にキャスティングされているって事です。

 『ミス・サイゴン』は、オペラ『蝶々夫人』のミュージカル・リブートなわけで、現地妻の悲劇がテーマの一つなわけです。そうなると、そこにはどうしても人種問題が絡んできます。ましてや『ミス・サイゴン』は、そこにベトナム戦争まで絡んできますから、役者の人種って大切なんですね。

 東宝製作の日本版だと…当たり前だけれど、すべての役を日本人俳優が演じてしまうため、人種対立が分かりづらいのですが、この映画では、ベトナム人やタイ人などのアジア系の役は、ちゃんとアジア系の役者が演じているし、アメリカ人は、いかにもアメリカ人的な白人や黒人たちが演じているわけです。これ、とっても大切です。これができているから、物語の悲劇性がより深まるわけだし、これをやっちゃうと…アメリカ人的には、実に居心地悪い感じになるんだろうなあ…って思います(ファンタジー性が薄れ、リアルっぽくなってしまうからね。だからハリウッドでの映画化が避けられてきたんだろうと思います)。

 という訳で、今回のこの映画は、なかなかよろしいですし、歌芝居がお好きな方は、ぜひ一度はご覧になると良いと思います。ほんと、歌も芝居も良いです。もちろん、上演の質は、25周年だから悪いはずはありません。

蛇足 で、思ったのは、人種の違いがうまく表現できていない日本版の『ミス・サイゴン』(当然、帝劇版を前提に考えてます)は、その点に関しては残念なんだけれど、それ以外は、結構頑張っていたんだなあ…って、改めて思いました。翻訳ミュージカルって、どうしてもオリジナルと日本版を見比べちゃうと、日本版ってあれこれ残念だったりする事が多いのだけれど、ミス・サイゴンに関しては、東宝も頑張っていたなあと思うし、このミュージカルって、日本人俳優には演じやすい演目なのかなとも思いました。なにしろ、物語の舞台はベトナム&タイだからね、モロにアジアが舞台だし、登場人物の大半もアジア人だからかもしれないし、主人公のキムが、蝶々さんに重なるからかもしれないけれど、日本版も良いので、チャンスがあったら、ぜひ帝劇版もご覧になると良いと思いました。

 私個人的には、DVDが発売されたら、即購入で永久保存盤になると思ってます。

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