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  •  ああ、腰が痛い…。またまた、ぎっくり腰をやっちまいました。今回の原因は不明。先日、何となく腰が痛いなあ…と思って、整体に行ったら「ぎっくりですね」と言われちゃいました。ぎっくりと言われる前は何となく痛かった程度だったのに、ぎっくりと言われた途端にめっちゃ腰が痛くなりました。…言霊って、すごいなあ。
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2017年7月26日 (水)

吹奏楽だと当たり前の事なんだけれど…

 私が常々違和感を持っている事の一つに、H先生からいただく譜面が必ずパート譜な事があげられます。パート譜…そう、フルートのパート譜なのです。たとえ、ソロ曲(ピアノ伴奏)であっても、合奏曲であっても、自分が担当するパートだけが載っているパート譜が手渡されます。

 これって吹奏楽だと当たり前ですよね。オーケストラなども同様でしょう。おそらく、器楽の人には「こいつ、何を言ってんだ?」的な話だろうと思います。

 だって、自分が担当するパートだけがコンパクトにまとめられたパートの譜の方が実際の演奏の時に便利です。ページをめくる回数が減りますし、うっかり他所のパートを演奏してしまう事もありません。仮に演奏者一人ひとりに総譜を渡したとしたら、演奏の時に、えらく邪魔くさいし、面倒くさすぎて、実際の演奏の足を引っ張りかねません。だから、パート譜が渡されるのは、理屈で分かるんです。

 でもね、そこに若干の不安を感じている私がいることは否定できません。

 歌関係は、ソロ曲であれ、デュエット曲であれ、合唱曲であれ、ヴォーカル譜というのを使用します。このヴォーカル譜は、歌のパートは自分のパートを含めて、すべて掲載され、伴奏はピアノ伴奏ならば、そのままで、オーケストラ伴奏の曲ならば、オーケストラ部分がピアノ伴奏に編曲されて掲載されています。

 つまり、歌関係の人は、総譜あるいはそれに準じた楽譜で常に勉強して歌っているのです。だから、自分のパートはもちろん、他の人たちの動きも熟知し計算しながら歌っているわけです。

 そのため「ピアノがこういうフレーズを弾いたら、歌い出す」とか「ここはソプラノを追っかけて歌う」とか「ここはバスの1オクターブ上をなぞるように歌う」とか「ここからはアルトの三度下をハモりながら歌う」とか「次のフレーズの出だしの音は、直前のソプラノから取ればいいや」とか、あれこれ考えながら歌うのです。

 だから、自分のパートしか載っていないパート譜を見ると、そういうヒントの一切が無いわけですから、途端に不安になるんですよ。

 歌の場合は、両手が空いてますから、どれだけ楽譜が分厚くなっても関係ないし、実際の舞台では、暗譜で歌うことが大半ですから、楽譜をめくる回数なんて関係ありません。ならば楽譜は情報量が多いに越したことはありません。

 一方、器楽の場合は、楽器を操るので両手は塞がっていますし、本番でも楽譜をガン見して演奏することが多いので、楽譜はなるべく見やすいカタチでコンパクトにまとまっているに越したことはありません。

 そういう違いから、器楽ではパート譜が、声楽ではヴォーカル譜が使われるのでしょうが、普段からヴォーカル譜に慣れている私にとって、パート譜は、あまりに情報不足で、ほんと不安の塊なのです。

 ああ、パート譜、怖い。

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フルートのエッセイ」カテゴリの記事

コメント

某団で"コーラス譜が間に合わなかったから"と、パート譜を渡されたことがあります。
オケ譜と同じように、何拍休んでと略号があり、歌う部分のみ(パート単独)が記譜されていました。
その日は歌う雰囲気だけを掴む練習になり、次回に渡されたコーラス譜を待つことになったのですが、
先生の「プロはこれで本番も歌うんだよね」の呟きに"どうやったらカウント間違えないんだろう"と驚きました。
合唱は、特別なのかもしれません。

ただ単に、合唱の方がパート数が少ないだけですね。小中学校の初級バンドは別として、吹奏楽部の気の利いたバンドはパートの他にスコアも持っています。少なくともパートリーダーは。

私が学生オケにいた頃は、パート譜は団から渡されますが、スコアは自分で買って両方持っておくというのがあたりまえでした。

学生オケの指揮者(プロの指揮者を招いていました)いわく、「各パートは他のパートとの掛け合いで音楽というドラマを進行していくのだ。舞台演劇の台本を見ればわかるように、他の演者のせりふがあってそこに自分のせりふが繋がっていくわけで、自分のせりふしか載っていない台本を渡されても困るだろ?」

舞台本番ではパート譜を見て演奏しますが、そこに至る過程ではスコアを穴が開くほど見なさい、とのことでした。

では、吹奏楽の現場でスコアに言及しないのはなぜかというと、クラシックの名曲のポケットスコアと違って、入手が困難だからではないでしょうか・・・

ともさん

>先生の「プロはこれで本番も歌うんだよね」の呟きに

 やっぱりプロの方々はすごいと思います。だてに専門教育を受けたエリートではありませんね。指揮者への絶対的な信頼と、それに従える自信がなければ、できません。

>合唱は、特別なのかもしれません。

 いやいや、普通に声楽曲もオペラもヴォーカル譜(ともさんのおっしゃる“コーラス譜”)を使いますよ。プロでもアマでも。

 どう考えても、パート譜は情報が足りてないと思います。でも、最低限の情報はあるわけで、そんな最低限の情報しかないパート譜で、普段から演奏できている、器楽の人たちの音楽的な能力の高さにほれぼれとします。

わぉさん、いらっしゃいませ。

>吹奏楽部の気の利いたバンドはパートの他にスコアも持っています。少なくともパートリーダーは。

 残酷な話ですね(溜息)。本当にそのバンドのメンバーが可哀想でなりません。

 吹奏楽の演奏そのものはパート譜で十分。スコアは指揮者が勉強して、それを練習の時にしっかりメンバーに伝えればOKです。それなのに、たとえパートリーダーだけであったとしても、スコアを持たなきゃいけないとしたら…すごい散財ですよね。吹奏楽で演奏する曲の大半は、現代の曲で、著作権も生きていて、スコアもとても高いですし、都会に行かないとなかなか購入できません。値段にせよ、交通費にせよ、オトナでもちょっと厳しいし、それが学生なら、お小遣いでどうにかなるモノじゃないです。

 声楽や合唱、オペラの人たちだって、スコアなんて持ってませんよ。プロの方でも、スコアを持っているかどうかなんて…怪しいです。だって、スコアは指揮者以外は基本的に不要ですからね。まあ、それでもクラシックの曲は著作権が切れているモノが多くて、ポケット版が廉価で手に入りますから、勉強のために購入するのもやぶさかではありません。まあそれは、は吹奏楽よりもずいぶん財布に優しいから可能なのです。

 いくら廉価と言っても、オトナはともかく、学生には厳しいですよ。だから、吹奏楽でメンバーにスコアを購入させるのは、他人事ながら、ちょっとやり過ぎじゃないかなって思います。

P.S. もしも購入でなく、コピーでメンバーに配布しているのだとしたら、著作権上、大いに問題ありだと思います。少なくとも、そのバンドの指導者の、音楽家としての姿勢に疑念を持たざるを得ません。音楽家にとって、著作権とその周辺の権利は、持ちつ持たれつのはずであって、誰よりも権利を尊重しないといけないはずですから。

Hiro.MTBさん

>スコアは自分で買って両方持っておくというのがあたりまえでした。

 オケなら分かります。オケで演奏する曲は、著作権が切れていて、ポケット版が廉価で入手できますからね。私はオケとかやってませんでしたが、それでもポケット版を何冊か持ってますよ。学生の時に購入したのですが、好きな交響曲(その頃は交響曲を勉強のために聞いていたんです)は、耳で聞くだけでなく、スコアでも丹念に音の動きを確認したくなりますものね。

>吹奏楽の現場でスコアに言及しないのはなぜかというと、クラシックの名曲のポケットスコアと違って、入手が困難だからではないでしょうか・・・

 困難だし、高価なんです。本当に高価なんですよ。曲によっては、スコアだけで販売してくれなくて、パート譜とのセット販売のモノもあります。それって、当然、個人が買うものじゃありません。

 私が吹奏楽団の責任者をやっていた時(そんな時代もあるんですよ:笑)、メンバーにスコアを買わせようなんて考えは、ちらっとも思いつきませんでした。必要があれば、その時に指揮者用のスコアで確認させればいいわけだしね。購入させるなんて、可哀想ですよ。

クラシックギターの重奏だと、そこまで楽器の数が多くないので、一冊にパート譜とスコアが入っていることが多いようです。デュオ程度だとスコアで弾きたいですよねー。ただ、譜めくりができないので、どこまで楽譜を広げられるか? という問題との戦いです😅
歌の人からすると、パート譜って面食らいますよね、確かに。

椎茸さん

 やはり器楽の場合、両手を楽器演奏に使うため、いかに譜めくりを、少なく、かつ、合理的にできるかという命題が常にあるのだと思います。そのためのパート譜でしょうし、そのためのプルトなんだと思います。

 その点、歌は、声楽であれ、合唱であれ、手はあいてますから、楽譜が分厚くなろうが、頻繁に譜めくりしなければならなかろうが、大きな問題ではないんだと思います。

>歌の人からすると、パート譜って面食らいますよね、確かに。

 そうなんですよ、面食らうし、不安に思うし、慣れないし…。まあ、メンタル鍛えて、最初からこんなもんだと思えるようになれば、平気なんでしょうね。

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