ひとこと

  •  昨今話題のフェイクニュースですが、日本語で言うところの“虚偽報道”であり、簡単に言っちゃえば“デマ”とか“嘘”です。でも、こんなフェイクニュースですが、コロッと騙されちゃう人も大勢います。イギリスがEU離脱を決めた国民投票だって、多くの人がフェイクニュースに騙されて、うっかり離脱を決めちゃったわけだし、アメリカ大統領のトランプ氏が選ばれたのだって、フェイクニュースのおかげとかじゃないとか…? 諸外国ではネットを中心にフェイクニュースが流れますが、日本では新聞テレビなどを通じて、堂々とフェイクニュースが、さも真実っぽい顔して流れてしまうから手におえません。朝日新聞の従軍慰安婦報道なんてフェイクニュースもいいところだね。あと、マスコミの伝家の宝刀“報道しない自由”を駆使する事によって、真実を隠蔽し、世論を自分たちの都合の良い方向に誘導するのは、フェイクニュースとは違うけれど、フェイクニュースよりもたちが悪いと言えば、たちが悪いのです。マスコミには、両論併記のカタチで真実をのみを報道してもらいたいものです…が、無理っぽいですね。
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2017年7月 3日 (月)

私の好きなアマチュア歌手、Aさんの声について

 先日、例によって、私の趣味である“見知らぬ人たちの声楽発表会”を聞きに行きました。いや、正確に言えば「向こうは私の事を知らないけれど、私の方は、ここ数年、その上達具合を見守り続け、今やファンになりつつあるほど大好きな人たちが出演する発表会」ってヤツを聞きに行ったわけです。ほんと、この日を楽しみにし、指折り数えて待っていたわけです。

 その出演者の中に、私がここ数年、とても気にしている歌手さんがいます。その人を仮に“Aさん”と呼ぶことにしましょう。

 Aさんの歌唱スタイルは、とても心が暖かくなるスタイルで、全身全霊で“私は歌が好き、音楽が好き”というのを全開にしてくるスタイルなのです。そう、私好みの歌唱スタイルなんです。以前は、ハートは熱くても、技術が追いつかない、典型的なアマチュアスタイルだったのですが、それでも毎年毎年、目に見えるカタチで上達していきました。

 今までは、ポピュラー寄りの歌曲…と言いますか、オペラ歌手がよく歌うポップス曲やミュージカルソングを歌っていましたが、ついに今年、オペラアリアを歌ってくれたのでした。いやあ、うれしかったです。

 ほんと、1ファンとしては、感慨深いものがあったし、ついにここまで上達したんだなあと(ちょっと上からで申し訳ないのだけれど)感動もしたわけです。いやあ、良いものを見させていただきました。

 で、なまじ、オペラアリアを歌ってくれたので、つい、1ファンとして、あれこれ考えてしまった私なのです。…って言うか、それまで気にしなかった事が気になるようになってしまったのです。

 ポピュラー系の曲とかミュージカルの曲って、声域とか声質とかをあまり気にしない曲が多いです。ポピュラー系の曲は、歌手に合わせて転調するのが普通だし、ミュージカルの曲なんて、舞台ではテノールの人でもバリトンの人でも両方共に歌っちゃう役もたくさんあるし、オペラほど、発声に関してはシビアでなくても歌えるものなので、気にならなかっただけ…なのかなって思いました。

 そのAさんは、男性で、実は私は今まで彼を高音歌手だと思っていたし、実は今でもテノールなんじゃないかと思っているのですが、実際に彼が歌ったのは、バリトンのアリアだったのです。

 歌ったアリアの仕上がりは…アマチュア歌手としては、十分なほどで、私が歌うテノールアリアよりも、よっぽど整っているしカタチどおりに歌われていました。だから、私よりも上手な人…って言えるわけで、そんな上手な人に、私ごときが意見を言うなんて、痴がましいのは百も承知で書くと…Aさん、あなたの声はバリトンじゃないよ…と私は、心の底からそう思うわけです。

 その一方で、なぜ彼がバリトンのアリアを歌ったのか…その理由も分からないでもありません。と言うのも、今までは気にならなかったのですが、実は彼の声って、かなり嗄声(させい)なのです。嗄声とは、音声障害の一種で、いわゆる“ハスキーヴォイス”を指します。まあ、生活する分には、さほどの支障はないので、見逃されがちですが、声帯が健康な状態ではないのは事実です。実際、間違った発声や無理な発声の末に、ノドを壊してしまい嗄声になるケースが多いようです。

 まあ、ポピュラー系歌手には(無理な発声をする人がたくさんいて)嗄声の人が多いので、そういう歌を歌っている時は気にならなかったけれど、クラシック系歌手には嗄声の人はいません…ってか、嗄声の人では、普通は、クラシック系の歌は歌えません。嗄声では音量が得られませんから、マイクを使用するポピュラー系音楽ならともかく、マイクを使用しないクラシック系では歌えないのが普通なのです。

 しかし、Aさんは嗄声にも関わらず、マイク無しでも普通に(やや声は小さめですが、それでもアマチュア歌手としては十分なほどに)歌えるわけで、おそらくは、長年、間違えた発声のまま歌い続けた結果、ノドは壊してしまったけれど、同時にノドが強くなってしまい、嗄声であるにも関わらず、大声量を獲得した…んではないかと想像しました。

 うーん、音楽が好きで、クラシック系音楽が好きな事も、痛いほどに伝わるんだけれど、あの声質で、クラシック系音楽を歌うのは、やはりかなり違和感があるなあ。まあ、アマチュアなのだから、違和感バリバリでも歌っちゃった方が勝ちなんだけれど、おそらくAさんの本来の声質はテノールなんだと思います。ただ、声が潰れちゃったせいで、高音発声がかなり難しくなっているんだろうなあって思います。それでバリトンの曲を歌ったのだろうけれど、バリトンを歌うには、やっぱり声が軽いんだよなあ。おまけに低音はほとんど鳴っていないし、音にもなっていない。そもそも低音を歌えるほど声帯が長くないんだと思います。でも、高音では勝負できないのだから、バリトンの曲を歌ってみたんだろうと思います。

 Aさんに限らず、アマチュア歌手の中には、若い時から音楽が好きで、歌が好きで、自己流に歌い続けて、声を壊してしまった人って…結構いるんだろうなあ…って思います。私は、たまたまノドが強いタイプの人だったので、自己流で歌っていても、ノドを壊さずに済みましたが、普通の人が自己流の間違った発声法で長年無理して歌い続けていけば、そりゃあノドの一つや二つ、壊しても不思議はないです。

 おそらくAさんのノドが壊れたのは、今の先生に師事する前の話だろうと思います。そんな声質のAさんをここまで引っ張り上げた、彼の声楽の先生は、実に素晴らしい手腕の持ち主だと思います。なにしろ、嗄声の人をオペラアリアが歌えるほどに導いたのですから、ほんとスゴイですよ。

 でもね、なんかなあ、他人事なんだけれど、とっても残念で悲しくなりました。彼には今後も頑張って欲しいし、私はこれからも彼を見守り続けていきたいと思ってます。それにしても、学校あたりで、正しい(ってかノドに無理のない健康的な)発声方法を教える事ができたら、歌が好きなのにノドを潰してしまう悲劇が少なくなるのになあ…って思いました。

 いやあ、ほんと、私はたまたまAさんのようにはならなかったけれど、一歩間違えていれば、彼のようになっていたかもしれないし、実際、キング先生に習っていた最後の時期は、レッスンのたびにノドに大きなダメージを受けていたし、あのままキング先生の元で学び続けていたら、きっと私も声を壊して、Aさんのようになってしまっていただろうと思うと、身の毛がよだつ私でした。

 声の健康は、とてもとても大切だと思います。

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コメント

嗄声とは、、非常に残念ですが、他人事とは思えず、、声は消耗品ですから(笑)だからこそ、大事に歌い、またそれほど歌の師匠の指導力は大事になってきますね。第一線で活躍しているからといって、よい師匠とは限らず、、。また、もしかして、生徒本人の声も勿論だが、師匠が重い声が好きだったりすればバリトンよりに、はたまた逆ならテノールにしてしまう事も、もしかしてあるかもね。となると、なかなか責任重大ですわ(笑)その結果、無理な発声から嗄声でしたら声楽人生変わってしまいますね。。生徒が気づく才能があれば師匠を変える勇気と決断力により回避できますがね。ふむ、罪深いのだ(笑)

アデーレさん

 そう、本当に他人事じゃないですよ。下手すると『明日は我が身』ですし、実際、私はそういう目にあった事があるので、気が気じゃないです。

>第一線で活躍しているからといって、よい師匠とは限らず、、。

 良い歌手だからと言って良い教師になれるわけじゃないですからね。演奏力と教授力は別物です。とは言え、残念な歌手は、まず良い教師にはなれません。そういう意味では、まず、良い教師は、良い歌手である必要があります。その上で、良い教師になれるように研鑽を積む必要があるわけです。

 歌えるから教えられるってわけじゃないです…って、別にこれは歌手に限った話じゃないですが。

>師匠が重い声が好きだったりすればバリトンよりに、はたまた逆ならテノールにしてしまう事も、もしかしてあるかもね。

 これ、ゼロじゃないです(涙)。実際、未訓練の声って、どっちにだって転がるっちゃあ転がるわけだしね。

 まあ、ある意味誠実なんだろうけれど、自分の得意分野(つまり自分が理解できる方)に無意識に引っ張っていくってのはありますね。だって、得意分野の方が伸ばしてあげられますからね。かくして、バリトンの先生の元にはバリトンの生徒が集まり、テノールの先生の元にはテノールが集まる…って事になるわけです。

 そうそう、声は消耗品である事を、生徒である我々自身が知り、自らの声を守っていかないといけないし、先生はそのように指導してくれるのが望ましいです。

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