ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2017年7月10日 (月)

オペラ魔女の生歌を聞いてきた

 先日、某A市で行われた『エンターテイメント クラシック Ⅲ』というコンサートに行ってきました。お目当ては、テノール歌手の上原正敏氏だったわけだけれど、このコンサートには“オペラ魔女”こと、翠千賀(みどり・ちか)氏も出演していましたので、ブログ的には、こちらの翠氏の事をメインに書いてみたいと思います。

 まず、翠氏の事を知らない人のために、簡単に説明します。翠氏は、私も大好きなテレ東系の「カラオケ★バトル」という番組の準レギュラーです。番組自体に関しては、以前「私は『カラオケ★バトル』が大好き!」という記事を書きましたので、そちらをご参照ください。

 翠氏は、この番組の中では“高音オペラ魔女”という二つ名を持っている準レギュラー(つまり、常連さんって事ね)で、カラオケマシン相手に、満点をも出してしまうほどのカラオケ名人で、2016年度の年間チャンピオンの一人です。番組内のキャラとしてはヒール(憎まれ役)的存在で“強くて嫌なヤツ”というキャラになってます。まあ、ビッグマウスをかましている事が多いのだけれど、結果が伴っちゃうので、誰も何も言えない…ってキャラ付けなんでしょうね。テレビ出演時のメイクも(魔女っぽさを出すためでしょうか?)キツめで、いい感じで不気味さをアピールしています。

 高音オペラ魔女…という二つ名ですが、番組では歌謡曲を歌っている事もあって(オペラ歌手的な高音を全然出さないので)妻などは「どこが“高音”なの!」と憤っています。まあ、歌謡曲的な高音と、オペラ的な高音は全然違うので、さほど高くない音程の音でも、歌謡曲的には“すっごい高音”って感じなんでしょうね。

 で、彼女のステージを見てきた感想ですが…ステージ上の翠氏と、テレビのオペラ魔女は、かなりキャラが違いますね。まあ、当然と言えば当然で、笑点の木久扇師匠がテレビでは与太郎キャラ(つまりバカ)を演じてますが、素の木久扇師匠はかなりのインテリさんであるのと同様なわけです。プロの方で、素のままテレビに出演している人なんて、いるわけないし…ね。

 オペラ歌手としての翠氏は、正統派のスピント系のソプラノでした。それもプロ歌手としては正統的でマトモな歌い方の人でした。日本のクラシック系演奏家は、かなりの腕を持っていても、なかなかプロとして目が出ない人も多いのですから、たとえカラオケ番組であって、それで名前を全国的に売ることが出来て、ラッキーだったと思います。

 舞台では、ごく普通のオペラ歌手的な発声で歌われていて、カラオケ番組での歌い方とはだいぶ違いました。ご本人がおっしゃるには、テレビではクラシック系の発声ではなく、ミュージカル系の発声に寄せて歌っているんだそうです。と言うのも、クラシック系の発声で歌うと(機械がちゃんと声を拾えず)低い点しか出ないからだそうです。まあ、分かるような気がします。テレビではカラオケマシンでの高得点を狙うために、棒歌いが多いのですが、舞台での歌唱では、かなり濃い目の表現で歌っていました。つまり、テレビタレントのオペラ魔女と、オペラ歌手の翠氏は、歌手としては、別人格と考えた方が良いかもしれません。

 なので、オペラ魔女的なモノを期待して彼女のコンサートに行くと、ちょっとガッカリしちゃうかもしれません。舞台では、あんなにどぎついキャラではありませんから。

 メイクも舞台はテレビとは違って、かわいい系のメイクをしてましたよ。素はかなりの美人とお見受けしました。

 テレビタレントのオペラ魔女も良いけれど、オペラ歌手の翠千賀氏も、なかなか良いなあと思った私でした。

P.S. コンサート終了後の物販コーナーでは、私は翠氏のCDではなく、上原氏のCDを購入して、サインまでいただきました。いやあ、ソプラノよりもテノールの方が好きなんだな、私。

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