ひとこと

  •  なんかねー、最近、あれこれツイてないんです。あまりに小ネタ過ぎてブログに書くほどでもないのだけれど、なんかプチ不幸な日々が続いてます。なんかなー。

お知らせ

  • ●クラシックコンサートのお知らせをします。●10月8日(日)、茅ヶ崎市青少年会館ホールで行われます。今年のコンサートは、第1部ジュニア、第2部器楽、第3部声楽と、3部に分けて行われます。第3部の開演は15時20分となっています。●私は、第3部の10番として、トスティ作曲「Tristezza/悲しみ」とレオンカヴァッロ作曲「Mattinata/マッティナータ(朝の歌)」を歌い、次の11番目で、妻と一緒にレハール作曲「メリー・ウィドウ」より「A Dutiful Wife/従順な妻」の二重唱を歌います。私の登場時刻は、およそ16時30分前後になる予定ですが、あくまでも予定であって、これより早くなることもあるし、遅くなることもあります。●入場料は無料の千客万来系のコンサートです。ただし、例年までは市民文化会館で行われていましたが、今年は工事中となって、古い公民館系のホールで行われます。●会場的には、古くて小さい上に設備的にも??がつくような会場で「ここで歌うのはヤだな」という理由で、多くの方々が参加を取りやめたというほどの会場です。私も、練習で使用するならともかく、ここに人を招待して…となると、躊躇せざるをえません。なので、会場までお越しいただく事は望んでいませんが、もしよかったと、どこか遠くの空から、無事に歌えることを祈っていただくと感謝です。
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2017年7月11日 (火)

録音されたら分からないよね

 オーディオファンの方々には申し訳ないのだけれど、私はオーディオ装置というものを信用していません。別にオーディオ装置を毛嫌いしているわけではないし、私自身、録音された音楽を聞いて楽しんでいますし、音楽はなるべく良い音で楽しみたいと思っているし、高価なオーディオ装置の再生音は素敵だなあと思うものの、でも、オーディオ装置に全幅の信頼は寄せられないのです。

 少なくとも、何か大きな技術的なブレイクスルーがない限り、私が満足するようなオーディオ装置って、存在し得ないだろうなあって思ってます。で、私が満足するようなオーディオ装置ってのは“演奏会場そのものを再現できるオーディオ装置”です。つまり「生音を生音のまま再生できる機器」が欲しいなあと思っています、それも簡便な装置で。

 おそらく、現在の技術で私の希望に近いオーディオは…バイノーラル録音だと思います。バイノーラル録音とは何か…と説明し始めると、それだけで一つの記事になってしまいそうな気がするので、知らない人は、各自でググってください。

 バイノーラル録音では、通常のステレオ録音よりも、音の定位がよりはっきりするだろうし、会場の空気感のようなモノも録音再生できるだろうし、ハイレゾ音源として録音すれば、かなりの音質の向上も期待できるのだけれど、私にはそれでも足りません。

 ハイレゾ音源って、いくつか聞いたことあるし、再生装置が素晴らしければ、本当に素晴らしい音質で再生できるわけだけれど、その素晴らしさは、生音の素晴らしさとは、ちょっぴり違うような気がします。それこそ、生の桃と桃缶の桃の違いぐらい違います。いやいや、養殖うなぎと天然うなぎの違いぐらいまで近接しているかもしれません…が、やっぱり違うものは違うのです。

 何と言っても、ヘッドフォーンを着用しないといけないってのが、バイノーラル録音における大きなマイナスポイントだと思っています。それに代わる再生システムとして、昔は4chステレオであったり、現在なら5.1chサラウンドだったりするんでしょうが、それらもバイノーラルほどではないにせよ、かなりいい感じの再生システムだったりしますが、今度は装置が大げさになってしまうのが欠点かな?

 現在のオーディオ機器は、人間の可聴音域を遥かに超えるスペックで録音再生できるのですから、生音と録音再生には、もはや違いがないはずなのですが、それでも実際に聴き比べてみると、なんか違うんですよね。

 一つには、録音された音源って、程度の差こそあれ、化粧されている音だからです。

 音楽に限らず、何か音を録音する際に、収録された音にフィルタをかけて、ある一定以下の音量/周波数をカットし、ある一定以上の音量/周波数は歪まないように低減して録音するのが通例です。そういう加工をして録音するから、すっきりした再生音になるわけですが、そのすっきりした感じが違和感を生み出しているような気がします。

 いやいや、違和感程度なら問題ないです。もっと積極的にフィルタを使って、音質そのものに手を加えて録音された音源だってあるでしょう。また編集されている音源だってあるわけで、演奏者や演奏場所が異なる音源だって、編集次第では一つの音楽にまとめることはできるし、演奏者のミスなども編集過程で修正したり差し替えたりすることも可能です。そうなると、録音は実演よりもミスのない完璧な演奏と言うことすらできますが…それもなんか違うような気がするわけです。

 人間だもの、失敗したっていいじゃない。素晴らしすぎると、リアルを越えてしまいます。

 “ライブ音源”と銘打たれた音源だって、実際は修正されていたり差し替えられていたりオーバーダビングをされていたりするわけです。いまや“ライブ録音”って『レコード会社のスタジオ以外で録音されたもの』程度の意味しかありません。

 つまり、録音された音源って、生音と較べると、物足りない部分があるかと思えば、生音よりもキレイに仕上がっている部分もあるし、より聞きやすかったりするわけです。さすが、そこは工業製品なわけで、天然物と較べると、エグミやアクと言ったものが無いわけです。

 何が言いたいのかと言えば、録音でも、おおよその音楽の素晴らしさは分かると思うのですが、あくまでも“おおよそ”でしかないって事です。

 さっくり言っちゃえば、ヨナス・カウフマンの録音された歌は素晴らしいけれど、彼の生歌は素晴らしい上に美しいのです…って、先週も同じ事を書いたような気がしますが、そういう事です。

 なので昨今の私は、音楽を聞く時は、外出先で聞く時は、3000円程度のカナル型イヤフォーンで、自宅ではパソコンのスピーカー(それでもちょっと良い奴だしウーハーも用意しています)で聞いてます。居間には、ちゃんとしたステレオ装置もあるし、そこそこ良いスピーカーセットもあるんだけれど、普段はあんまり良い機器では音楽を聞いていなかったりします。

 つまり、オーディオ装置に対して、ある種の割り切りがあるわけで、割り切りがあるからこだわりが無いわけで、こだわりが無いから、そんなに良い装置でなくても平気で音楽を聞いちゃうし楽しめちゃうわけです。

 なぜそんな割り切りがあるのかと言えば…オーディオ装置に全幅の信頼を寄せていないからです。ベストな再生音なんて望んでいないので、ほどほどの再生音で楽しめちゃえるわけです。

 安上がりな体質でしょ(笑)。

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