ひとこと

  •  結局、選手は使い捨てなのか…と言われても仕方ないのが、先日福岡県で行われた「プリンセス駅伝 in 宗像・福津」でのスタッフの対応です。岩谷産業の選手が、足を骨折して、途中から四つ這いになって、膝を血だらけにしながらたすきをつないだ…って奴で、一部では美談になってますし、あれで感動した人も大勢いるようですが、私はあれはとんでもない話だと思ってます。選手は右脛骨を骨折して立てなくなって、それで四つ這いだそうですが、脛骨ってスネの骨で太い骨です。これが折れた段階でレースは棄権でしょ? 実際、レースの様子を見ていた監督は、すぐに棄権を申し出たそうだけれど、それが途中でうやむやになってしまって現場の審判に届かず、結局、レースは続行されたそうです。おかしくねえ? 監督の申し出がうやむやになってしまう運営って、絶対におかしいよね。それって監督がいる理由がないよね。だいたい、選手が自分から棄権することはないし、たとえ監督の意思が確認できなくても、足の骨折って四つ這いでしか前進できない選手がいた段階で、その場でドクターストップでいいじゃないの? それとも駅伝のレースって、ドクター無しで運営しているわけ? 駅伝じゃあ、そんなに選手の安全って軽いんだなって思いました。才能ある選手は、駅伝には近寄っちゃダメだよ。潰されてお終いになりかねないわな。
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2017年5月16日 (火)

やっぱり休憩は欲しい…です

 今回は、LFJの連載はお休みし、別の話題をぶっ込みます。

 これも一種のライブビューイングだろうと思うのだけれど、先日、蜷川幸雄シアターの『ジュリアス・シーザー』を見てきました。これは、2014年に埼玉県の“彩の国さいたま芸術劇場”で上演したものをビデオ収録し、それを映画館で上映するってヤツです。蜷川幸雄氏の没後1周年を記念しての上演です。

 詳しくはこちらをご覧になって下さい。

 キャストはこんな感じでした。

 阿部寛(ブルータス)
 藤原竜也(アントニー)
 横田栄司(シーザー)
 吉田鋼太郎(キャシアス)

 タイトルは『ジュリアス・シーザー』だけれど、主役は、阿部寛演じるブルータスでした。

 私はストレート・プレイをあまり見ないし、蜷川幸雄氏の演劇は見たことがなかったので、楽しみにしていました。演劇に関しては全くのド素人なので、良いも悪いも分からず、ただただ楽しませてもらったわけです。

 映画で見ても、これだけの迫力なんだから、生で見たら、すごく感激しただろうなあって思いましたし、ストレート・プレイも捨てたものじゃないなあって思いました。

 演劇そのものは面白かったし、役者さんたちの演技にも引き込まれました。セリフは…いかにも古典の翻訳ものっぽく、時代がかったセリフは雰囲気があって良かったし、ストーリーもスピーディーに進んで良かったです。

 ただ、参ったのは、タイトルに書いたとおり、休憩が欲しかったなあ…って事です。

 実際の舞台では、第1幕が90分で、20分休憩し、第2幕を90分やる…という構成だったそうですが、映画館では、20分の休憩を飛ばして、連続3時間の上映だったんですよ。これは観客にとって、かなりキツイです。メトのライブビューイングだってなんだって、最近の舞台中継ものだったら、舞台の休憩に合わせて、映画上演であっても休憩を入れてくれるものです。でも、この『ジュリアス・シーザー』は休憩無しのぶっ通し上映でした。

 DVDなら、休憩が無くても、ディスクを止めて勝手に休憩できるからいいのです。でも映画館での上映なら、休憩は必要だよ。私も途中でトイレに行ったし、他のお客さんたちも、結構上映中に出入りしていました。やっぱり3時間休憩無しはキツイって。

 それと、音声が割れ気味で聞き取りづらかったなあ…。役者のセリフがよく聞こえなかったのは、困りモノです。やがて割れ気味の音質にも慣れて、後半はなんとか分かるようになったけれど、最初の1時間ぐらいは何を言っているのか、半分も分かりませんでした。音声に関する技術的な問題が解決されていない感じです。メトはもちろん、NHKの舞台中継などでも、もっと音声クリアだよ。

 中身が良かっただけに、休憩無しと音声が割れ気味だったのには、困りました。一週間交代で4作品連続上映なので、当初は次週も見に行こうと思ってましたが、今はちょっと考えています。だって、休憩が無いんだよ。3時間休憩無しは、年寄りには厳しいな…。

 こういう舞台中継モノは、見る人の事も考えて、上映の計画を立てて欲しいものです。せっかく良い舞台なのに、本当に残念だなあって思いました。映画だって、上映時間の長い大作モノは、昔からインターミッションがあったでしょ? そういう客への配慮が欲しかった…と思う次第なのでした。

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