ひとこと

  •  理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?
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2017年2月16日 (木)

生演奏と録音

 本来、生演奏と録音された演奏では、その音も雰囲気も感動も段違いですが、その事を現代で暮らす我々は忘れてしまったフシが見受けられます。

 まあ、現代人である我々にとって“音楽を聞く”という行為は、その大半が録音された演奏を聞く…と言っても過言じゃないですからね。CDで音楽を聞く、iPodやiPhoneで音楽を聞く、配信された音楽を携帯で聞く、YouTubeにアップされた音楽を聞く、テレビで放送された音楽を聞く、車の中でラジオから音楽を聞く、商店街でBGMとして流されている音楽を聞く…ほら、我々の日常生活で耳にする音楽って、ほぼ録音された演奏を聞いているわけです。

 むしろ、現代人にとって、音楽を生演奏で聞く…というチャンスは、どれぐらいあるものでしょうか? 積極的にコンサートやリサイタルに行く人は別として、普通に暮らす人々が生演奏に接する機会と言えば、子どものピアノの発表会? 中学校の文化祭で演奏する吹奏楽部? 街角で歌うストリートミュージシャンたちの演奏? こんなものだよね。

 さらにこの生演奏を『生楽器による生演奏』に限ってしまうと、ポップス系のコンサートやストリートミュージシャンの生演奏すら除外されてしまいます。おそらく、普通に暮らす現代人が『生楽器による生演奏』を聞く機会なんて、ほとんど無いのかもしれません。

 録音が今ほど普及する前の人たちは、当然、音楽を生演奏で聞いていたわけです。当時はポピュラー音楽ですら、ジャズやラテン音楽の時代ですから、当然、生楽器による生演奏だったわけです。だって電気がさほど普及していなかったから、電子楽器やP.A.がまだまだだったからです。それゆえに『生楽器による生演奏』ばかりを聞いていました。

 人々が耳にする音楽が“生楽器による生演奏”から“録音された演奏”へと変わっていったのは、つい先日の話であり、それは唐突にガラっと切り替わったようです。

 その切り替わりの時代の代表的な音楽家である、指揮者のフルトヴェングラーは録音された音楽を「音楽の缶詰」と言って嫌っていたのは有名ですが、録音された音楽を「音楽の缶詰」と評したのは、蓋し名言だと私は思います。

 生演奏も録音された音楽も、その両方を聞いていた世代の人たちは、その違いが分かるが故でしょうか? 録音された音楽の再生音を、いかに生演奏に近づけられるものかと苦心したものです。これをオーディオ趣味と呼び、その人たちをオーディオ・マニアと呼んだわけです。

 そもそも録音された音楽には、あれこれ“欠け”があります。マイクロフォンはすべての音情報を拾えるわけではありません。レコーディング機材…大昔はSP盤、そこからアナログテープ、デジタルテープ、現代のハードディスクへと変わりましたが、それでもすべての音情報が記録できるわけではありません。またそれを再生するスピーカーも、すべての情報を音として再現できるわけではありません。そうやって、生演奏と録音された演奏がかけ離れていってしまうのです。

 昔の人は、その違いを知っていたからこそ、オーディオ趣味に走る人々がいたのですが、今の時代、どれくらいの人がオーディオ趣味に走るのでしょうか? 以前は電気店でも大きな面積を占めていたオーディオコーナーは、いまや規模縮小が当たり前、オーディオコーナーそのものが無くなってしまった店すらあります。

 生まれた時から録音された演奏ばかりを聞いて育った人たちは、生楽器による生演奏が、録音された演奏とは、かなり違うモノであることを知らないままでオトナになってしまったのではないでしょうか? それゆえ、録音された演奏を生演奏に近づけて聞きたい…という欲求が薄いのかもしれません。

 音楽が録音され、人々がそれを楽しめるようになった事は、大変良いことだと思います。自宅にいながら、世界中の音楽を楽しめるわけだし、同時代の演奏はもとより、昔の名演奏すら聞けるわけですからね。その代償として、生演奏から見れば劣化した音楽で我慢せざるをえないわけです。

 私はこれって、音楽をラーメンに例えて考えると分かりやすいのかなって思っています。

 ラーメンって、本来は中華料理の一つのメニューであり、本物を食するには、本場中国に行って食するとか、あるいは日本各地にある中華街などで中国人シェフたちが調理したものを食するとかしないと、本来はダメなわけです。

 これは、クラシック音楽ならばヨーロッパで、ジャズならアメリカで聞く、本場の本物の演奏に相当します。また彼らが来日して演奏するのは、中華街で中国人シェフのラーメンを食べるようなものかもしれません。

 やがて、日本人シェフが本場に渡って料理修行をしたり、それらの本場で修行してきた人に次の世代の人たちが弟子入りをして、日本の街のあちこちにラーメン屋が開店しはじめました。これら街のラーメン屋さんのラーメンは、本場の味を踏まえながらも、日本人の好みに合わせて、ラーメンの味を調整し、より美味しいものに仕上げてきます。

 留学帰りの演奏家や、留学帰りの演奏家に弟子入りをした演奏家さんたちは、街のラーメン屋みたいなもので、本物のテイストを残しながらも、我々日本人の好みに応じた演目をチョイスし、我々に分かりやすく、解説をしたり説明をしたり工夫をしながら演奏してくれるわけです。

 一方、袋入のインスタントラーメンやカップラーメン、スーパーで売っている生ラーメン等は、録音された音楽に相当するのかな?って思います。

 名店の店主が監修したカップラーメンって、あるでしょ? あれって実に美味しいけれど、やっぱり実際にお店で提供されるラーメンとは、どこか違うわけで、その違いが、店屋物とインスタントの違いかなって思うわけです。

 生演奏と録音の演奏の違いは、ざっと聞いた分はほぼ同じなんだけれど、細かな魅力や輝きや響きって部分が違うわけで、そのちょっとの違い(しかし大きな魅力の差)は、ラーメンにおける店屋物とインスタントとの違いみたいなものかなって思うわけです。

 で、ラーメンと言えば、現代では、お店だけでなく、家庭でも普通に食べる料理であり、家庭で食べるラーメンは、当然、スーパーなどで入手できるモノであるので、インスタントが主流となるわけです。子どもの時代に食べるラーメンなんて、それこそ、カップ麺だったり、母親が作る袋入りのインスタントラーメンか、スーパーの生ラーメンを母親が調理してくれるものであって、子どもたちは、それがラーメンだと思い込むわけです。

 実は私がそうでした。だから、オトナになって、お店でラーメンを食べた時は「これはラーメンみたいだけれど、ラーメンじゃない!」って思ったものです(笑)。

 まあ、録音が普及したことで、我々の音楽鑑賞ライフは充実したわけだけれど、やはり録音は生演奏とは違うわけで、ある意味、生演奏にはかなわないわけで、生を聴かずに、その音楽なり、演奏家なりを判断しては、かわいそうだなって思う私なのでありました。

 それって、一度もその名店に足を運んだこともないのに、その店が監修したカップラーメンを食べて、それでその店の味を批評したら…おかしいでしょ? それと同じ事ね。

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音楽一般」カテゴリの記事

コメント

大昔、ニューヨークに、
「スイートベイジル」というジャズクラブがありまして、

そこでビールを飲みながら、生で聴くジャズが、
本物のジャズでした。

曲がスタンダードなジャズでも、
スタンダードじゃないジャズでも、
ポップスでも、クラシックでも、
(ありえないけど)演歌でも、
「スイートベイジル」で生演奏されれば、
それは本物のジャズなのです。

と大昔、思ったものです。

おしまい

こんにちは。

最近、生の第九を聴いて来ました。
初めての第九でした。
感動で涙ちょちょ切れた演奏でした。

ただし、エンディングの締めの部分で迫力がいまいちでした。

なぜか?
多分、家でいつも聴いている
カラヤンの第九と比べていたからだと思います。

しかも自分に気持ちいのいい音質に
ステレオのイコライザーやラウドネスを
調整した上で聴いていたし。

そう考えると家で聴いている心地よい音質が
生の様な本物とかけ離れていると
その音楽に対して良くも悪くも取れるんだなと感じた次第です。

これはクラッシックでもポピュラー音楽でも
一緒でしょうね。

生演奏はいいですね。
私の住む地方にもコンサートホールがあって
オペラとかオーケストラとかの催しがありまして、
時々、行っております。

前、フルート奏者のデニス。ブリアコフさんが来られて
バッハ無伴奏BWVシャコンヌなど演奏されました。
小さなホールだったのですが、近くで聴いて
すっごく感激しました。

録音機で自分の発表会を録音し、聞くとき、どのくらい信じてよいのか?生の声を自分は絶対に聞けないわけだから録音に頼るしかありませんが、時として自惚れたりがっかりしたり。全て録音をきいての自分の反応ですが、。どのくらいの精密さで音を拾うのでしょうかね。録音より録画の方が響きとか確認できるかな?周波数の関係で上と重低音は拾わない気がしますが、、どうでしょうね。。目下、1番の興味は自分の声を確認する手段ですかね(笑)

operazanokaijinnokaijinさん

 私はスイートベイジルには、もちろん行った事はありませんが、言わんとする事は分かるような気がします。時間と場所がホンモノを作るんですよね。だから、ある意味、こちらが行くしかないのであって、あちらを運ぶわけにはいかないのです。その運べないものを無理やり運ぼうとすると録音になるんだろうと思います。

名無さん

 私は生演奏家大好きですが、録音は録音で好きです。録音は生とは違って、ミスは無いし、安定しているし、色々と音に味付けもしてあります。編集作業というヒトの手が加わる事で、生演奏よりも聞きやすくなっていたりもするしね。

 生演奏は録音は、別物だけれど、それぞれに良さがあると…今の私は、そう思ってます。

knさん

 おお、ブリアコフですか! 私、まだ彼の生演奏、聞いたことないと思います。CDやDVDでは散々聞いてますが、ナマはないのですよ。いいなあ、いいなあ、本当にうらやましいなあ。

アデーレさん

 私は練習する時に大きな姿見の前で歌っているのですが、自分の声は、その姿見からの跳ね返りで聞いてます。自分の中から聞こえる声は無視して、外から跳ね返って聞こえてくる声を聞くのですが、慣れないうちは大変ですが、慣れてしまえば、これはこれでいい感じですよ。

 リアルタイムで調整できるのが、録音よりも便利かな。

「録音は音の缶詰」。明言ですね。

生の桃と、桃の缶詰。

生の桃はあたりを見つけるとおいしいけど、たまにハズレもあって傷があったり甘くなかったり果汁が少なかったり。

その一方で、桃の缶詰は本物の桃の味とは違うけど、均質化され傷のない外観、食べやすく均等な大きさにカットされた形状、人工的に調整された甘さで、ばらつき無くいつも同じ楽しみが味わえる。

録音も、生演奏のいろんな情報が欠落するというマイナス面だけでなく、編集によって演奏の瑕疵を消し、イコライザでパート間の分離を良くしたり音質を改善したり、それをいつでも同じ条件で何度でも楽しめるというプラス面もあります。

でも、本物を知っておかないと「桃の絵をかいてごらん」といわれて缶詰の絵をかいてしまいかねません(そういえば、「魚の絵をかいて」と言われた子供が刺身が泳いでいる絵を書いたという話もありましたね)。

基本的に音楽はCDで楽しんで、時々生演奏を聴ければいいや、と思う私でした。
(吹奏楽なら毎週の練習で生音を聴けるし(笑))

こんばんは。

> 生演奏と録音

こちらは、リサイタルを聴けなかった場合、生演奏の録音を追っかけた時期がありました。スタジオ録音とは全然違いますが、でも直接聴きたかったです。
今となってはライヴの海賊盤が宝物です。
youtubeではメチャスゴイ怪しげなライヴはいくらでもあります。
とんでもない時代です。

Hiro.MTBさん

 桃缶の例え、とっても分かりやすいです。そうそう、そうなんだよね。

>基本的に音楽はCDで楽しんで、時々生演奏を聴ければいいや、と思う私でした。

 私もそんな感じかな。特に録音音源は、演奏の質がある一定以上ですから、安心して聞けます。生演奏は、演奏の出来不出来が激しいですから、ハズレに当たる事だってあるわけで、それを考えると、安心安全な録音って、普段使いには良いですよね。

 あと、生演奏をたくさん聞いてカラダに染み込んでいると、録音を聞いても、脳みそが勝手に音を補完して、生っぽく感じさせてくれるので、そういう意味でも、生演奏は定期的に聞いておく必要はあるかな…って思います。

tetsuさん

 ライブ録音と言うのは、スタジオ録音とは違って、一種独特のノリがあって、味わいが別格ですね。私も大好きですし、怪しげな海賊盤をいくつか持っています。

 (海賊盤を所持する事は、著作権者の権利を侵害していますが、現在はひとまずお目こぼしされていて、罪に問われる事はありませんが…これも厳密に言えばアウトだし、色々と難しい所ですね)。

 昨今ではは、DVDが普及したので、音だけのライブ盤はほぼ無くなってしまったようです。有り難い事ですが、音だけってのも、これはこれで良いんですよね。

 YouTube最高…と言っておきます。

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