ひとこと

  •  梅雨があけました! いよいよ夏です! 毎日…暑くなるんだろうなあ…、カラダ、もつかな(涙)。
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2016年10月25日 (火)

カラダのサイズに合わせた楽器を使いたい?

 楽器と言うものは、特にオーケストラで使われているような西欧の楽器は、基本的に西欧人、とりわけ西欧男性のカラダのサイズに合わせて作られていると思います。

 例えばフルート。インライン&リングキーのフルートの操作で苦労している方がよくいらっしゃいますが、それはたいてい日本の場合、女性の方で、男性がリングキーで苦労しているって話は(実際はいるのかもしれませんが)ネットではあまり見かけません。私も別に何の苦労もなく、最初っからリングキーのフルートをごく普通に吹いてました。

 女性がリングキーの操作で苦労するのは、単純に指が細くてホールを塞ぎきらない事と、指が短くて無頓着に操作したら、指の腹でキーを押さえられないからです。だから、かなりの訓練とか慣れとかが必要だし、それだけ頑張っても、結局押さえられない人がいたりするのですが、男性の場合、特に私のようにガタイだけなら西欧人並の人間ならば、無頓着に操作しても、指は適度に長いため、きちんとホールに届くし、指の太さもホールを塞ぐのに十分なほどありますので、普通に演奏できるのです。つまり、手の大きさとフルートの大きさがマッチしているわけで、ほんと、操作しやすいのです。

 ヴァイオリンなども、無頓着にフルサイズの楽器のネックを握っても、楽にした指の間隔が自然と全音の間隔になっていますので、音程を取るのが割と楽です。そういう意味では、カラダの大きさがヴァイオリンに合っているわけです。他の楽器も大半は、楽器の大きさとカラダの大きさの釣り合いが取れている事が多いので、操作の巧拙はともかく、操作は本当にし易いものです。

 そもそも、セレナーデの例に出すまでもなく、いわゆるクラシック音楽の演奏は、あちらでは男性が中心になって行われてきました。男性が女性のために心を込めて(あるいは、モテたいがために一心に)演奏するってのが基本にあるわけです。演奏は男性のやるべき事だったわけですから、名門オーケストラのメンバーになるのだって、つい最近までは男性しかなれなかった…なんてところもゴロゴロあるわけです。つまり、音楽の演奏は紳士の嗜み…だったわけです。

 ですから、音楽ホール等の舞台上は、男性だらけ…というのは、そんなに珍しい光景でもありませんでした。まあ、最近では、音大の卒業生のほとんどは女性となっていますから、将来は大きく変わるのかもしれませんが、ともかく、それでも現状ではまだまだオーケストラプレイヤーの多くは男性だったりするわけです。

 だから、そういう歴史的経過を見るならば、オーケストラで使う楽器が、男性サイズしかないのは、道理といえば道理なわけです。

 じゃあ、女性は音楽を嗜まないのか、あるいは楽器を演奏しないのか…と言えば、そんな事はありません。日本ではお琴が、西欧ではピアノが、女性が嗜む楽器という位置づけでした。

 お琴やピアノが女性に嗜まれた理由は…完全楽器だったからじゃないかな? つまり一人で音楽を演奏できるので、家にいる事が多かった女性に好まれたのだと思います。だって、管楽器にせよ弦楽器にせよ、それらの楽器単体だけで音楽を楽しむのは…難しいよね。大抵の楽器は、アンサンブルをするのが前提なわけで、そうなるとアンサンブルのために、ちょくちょく外出できることが必須になってくるわけで、昔から洋の東西を問わず、男性は気軽に外出をするのだけれど、女性はなかなか外出しづらかったので、どうしても女性は家庭で一人で音楽を楽しむ方向にならざるをえなかったわけです。

 ならば、オーケストラの楽器が男性サイズであるように、ピアノなどの鍵盤楽器は女性サイズになっているのかと言えば…それは全然違うわけで、ピアノもやはり、手の大きな男性サイズになっているような気がします。

 「鍵盤楽器なんて、別に手の大きさは関係ないじゃん」 一応、オクターブ奏法が出来るか…つまり、1オクターブの広さを片手で楽に叩けるかって、私は考えます。ちなみに私は、ピアノはロクに弾けませんが、何気にピヤっと左手を広げて、鍵盤をガツン!と叩くと、親指と小指の関係が、たいてい1オクターブになっています。無理すれば、もう少し開くかもしれませんが、無理する状況になった事がないので分かりません(笑)。まあ、ピアノも私のカラダのサイズに合っているのだと思いますので、ピアノの鍵盤も男性サイズなんだと思います。

 なぜなのかな? 1つには、ピアノを楽しむ層に女性が多いとは言え、やはり昔からピアノのトッププロは男性だったし(日本はともかく西欧では)教会のオルガン奏者も男性が多かったわけだし…。

 男女では、カラダの大きさが違うのは当然なわけで、こればかりは、いかんともしがたいでしょう。そこで女性用の小型楽器というのがあっても良いかもしれません。個人持ちが前提となる楽器なら、男性は男性サイズを、女性は女性サイズの楽器を使用すればいいわけで、実際、ヴァイオリンやギターなどの弦楽器では、通常の標準サイズよりも小さなサイズの楽器が用意されていますし、トッププロであっても、女性の奏者の中には、それらの小型楽器で演奏される方がいます。管楽器の場合は、楽器の大きさと調性に関係があるので、女性だからと言って小型楽器を使うわけにはいきませんが、フルートならばカバード式があるように、あれこれ工夫をして、手の小さな人でも演奏しやすくなっているものもあるわけです。

 問題はピアノを始めとする鍵盤楽器です。

 実は鍵盤のサイズには、標準的なモノの他に、トイピアノや一部の電子キーボードで用いられているミニサイズのものがあります。標準サイズのキーボードで演奏困難を感じていても、これらのミニサイズの鍵盤ならOKという人も大勢いらっしゃいますが、ではミニサイズのピアノやオルガンが普及しているかと言えば、答えはNOですね。おそらく、今後も普及しないでしょう。

 答えは簡単。ピアノは個人持ちの楽器ではないからです。ホールなりステージなりの、設備として備え付けが前提となる楽器だからです。施設備え付けが前提の楽器ですから、ホールごとに鍵盤サイズが異なっていてはいけないのです。鍵盤のサイズは世界共通でないと、あそこのホールでは演奏できるけれど、こっちのホールでは演奏できない…などという困った事になりかねないからです。

 つまり「私は手が小さいから、普段、家ではミニサイズの鍵盤のピアノで練習しているの」なんて人がいたとしたら、その人は自宅でしかピアノが弾けないわけで、他所の家やホールの標準サイズのピアノの前では、何も出来なくなってしまう事になります。また、ホールのピアノがミニサイズの鍵盤ならば、普段は標準サイズのピアノで練習している人たちが、そのミニサイズの鍵盤のピアノを嫌って、そのホールを使わなくなるだけです。それも困った話です。

 しかし、昔は昔、今は今だし、将来は将来なのです。ピアニストは洋の東西を問わず、女性が多いです。トッププロにも女性が増えてきました。教会のオルガニストだって、今はおそらく女性の方が多いかもしれません。音大なんて、ほぼ女子大化しています。そろそろピアノを始めとする鍵盤楽器も、何らかの方法で平均的な体格の女性でも普通に楽に弾ける工夫が必要じゃないかなって思います。一つの可能性は電子ピアノの普及かな? 電子ピアノなら、奏者ごとに“マイ鍵盤”を用意し、それを目的の楽器につなげればいいわけだしね。

 とは言え、クラシック音楽を電子ピアノで演奏するようになるには、まだまだ時間と科学の進歩って奴が必要だろうけれどね。

 でもね、手が小さいからと言って、手を大きくする手術(みずかきの部分を外科手術で切って、指を大きく開けるようにする手術が有名)をするよりも、ミニ鍵盤で演奏する方が、健康に良いし、健全だと思うわけです。でも、生のグランドピアノにミニ鍵盤は…普及しないだろうなあ。何か良い方法はないものかしらね?

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コメント

やっぱり低音楽器、金管楽器は男性がやる、というイメージが強いですね。
最近は、チューバやファゴットをやる女性も増えてきたと聞きますが。
私は、ドレスを着た優雅な女性が大きな楽器を抱えているギャップがカッコいいなと、チェロに憧れていました。

逆に女性のための楽器といえば、ハープを連想します。なぜか美人がやっているというイメージが強いです。
でも、ギターは男性が多いですね。外へ行って聞かせることを目的にしているからかな。

これも持歩き可能かどうか、というのと関係があるからかしら?

ドロシーさん

 ギターは、そもそも恋人の窓辺でセレナーデを歌う時の伴奏楽器として発達してきた楽器ですから、ほぼ男性専科と言っても良いでしょう。

>これも持歩き可能かどうか、というのと関係があるからかしら?

 これは関係あると思いますよ。

 確かにハープは女性というイメージがあります。でも同じハープでも、いわゆる竪琴と言われる持ち運びのできる小型のハープは、男性の楽器というイメージがあります。それこそ、ギターと同じで、恋人のそばで愛の歌を歌う時の伴奏楽器ですよね。

>ギターと同じで、恋人のそばで愛の歌を歌う時の伴奏楽器ですよね。

こういうときはギターがうらやましいですね。
ギターの弾き語りはあっても、サックスの吹き語りは無いですから(笑)。

Hiro.MTBさん

 サックスに限らず、吹奏楽器はクチを使っちゃうから、演奏と歌唱の両立は…やっぱり無理でしょう。でも、逆に言うなら、寡黙な人なら、むしろしゃべらずに済むので、吹奏楽器で愛を伝えるって…できるかも。いや、やっぱり無理か(笑)。

こんばんは。

> インライン&リングキーのフルートの操作で苦労している方がよくいらっしゃいますが、それはたいてい日本の場合、女性の方で、男性がリングキーで苦労しているって話は(実際はいるのかもしれませんが)

一応男性です。最初にフルート買ってもらった当時、こちらはカバードとリングの違いも知らず、店頭に何本楽器があったかさえ記憶になく、比べることもなくオフセットカバードを入手した、という程度の記憶しかありません。
オフセットカバードからインラインリングに替えた頃は、特に右手の中指と薬指の間をつり革につかまっているときとかお風呂でゆっくり広げていました。
フルートはカバード、リングのどちらでも、押さえるときも放すときもいつもキーに触っていて十分、それ以上指が動くのは無駄、とある師匠に言われ、指のことをレッスンで言われることは珍しいのですが、今でも付け加えることはありません。
時々フルートを吹かれている方で、特に体格が小さい方の場合、指の位置がキーの上で安定していない方を見かけることもありますが、どうなんでしょう。こちらは何も言えません。

理想は以前も書いたかもしれませんが、youtubeにあるJulius Bakerの動画です。指どころの話ではありませんが。
Doppler Baker & Rampal on Cavett
https://www.youtube.com/watch?v=ijLx7k-y6fs

理屈ではよくわかるのですが、こちらは未だに特に第3オクターブのB,H,Cあたりになると無茶苦茶です。

tetsuさん

 動画見ました。素晴らしいですね。音楽が素晴らしいのは当然として、丁々発止の演奏が素晴らしい。

 脱線しますが、この画像、元は白黒画像で、それにコンピューター処理をしてカラー映像化したものみたいですね。それもだいぶ初期の処理のようです(今なら、もっと自然に濃い色になります)。一時期アメリカで、白黒映画のカラー化が盛んに行われた時期があったので、その頃に作られた画像なんでしょうね。それにしても、ランパルのフルートがちゃんと金色になっている点は、仕事が丁寧だなあと思いました。おそらく元の白黒画像では、フルートの管体が金でも銀でも同じような色合いになっているはずですからね。

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