ひとこと

  •  なんかねー、最近、あれこれツイてないんです。あまりに小ネタ過ぎてブログに書くほどでもないのだけれど、なんかプチ不幸な日々が続いてます。なんかなー。

お知らせ

  • ●クラシックコンサートのお知らせをします。●10月8日(日)、茅ヶ崎市青少年会館ホールで行われます。今年のコンサートは、第1部ジュニア、第2部器楽、第3部声楽と、3部に分けて行われます。第3部の開演は15時20分となっています。●私は、第3部の10番として、トスティ作曲「Tristezza/悲しみ」とレオンカヴァッロ作曲「Mattinata/マッティナータ(朝の歌)」を歌い、次の11番目で、妻と一緒にレハール作曲「メリー・ウィドウ」より「A Dutiful Wife/従順な妻」の二重唱を歌います。私の登場時刻は、およそ16時30分前後になる予定ですが、あくまでも予定であって、これより早くなることもあるし、遅くなることもあります。●入場料は無料の千客万来系のコンサートです。ただし、例年までは市民文化会館で行われていましたが、今年は工事中となって、古い公民館系のホールで行われます。●会場的には、古くて小さい上に設備的にも??がつくような会場で「ここで歌うのはヤだな」という理由で、多くの方々が参加を取りやめたというほどの会場です。私も、練習で使用するならともかく、ここに人を招待して…となると、躊躇せざるをえません。なので、会場までお越しいただく事は望んでいませんが、もしよかったと、どこか遠くの空から、無事に歌えることを祈っていただくと感謝です。
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2016年8月16日 (火)

素人の発表会でよく耳にするオペラアリア その6「今の歌声は」

 次に紹介する、ロッシーニの『セヴィリアの理髪師』のロジーナのアリア「今の歌声は/Una voce poco fa」ですが、このアリアはかなり難しいアリアのはずですが…よく素人さんがチャレンジするので、私もよく耳にするわけです。

 こんな曲です。

 白黒映像ですが…マリア・カラスが歌っています。このアリア、元々はメゾソプラノ用のアリアですから、当然、メゾさんが歌っているものが多いのですが、私はやはり、ソプラノさんが歌っているモノが好きだし、素人の発表会でもソプラノさんが歌う事が多いので、今回はマリア・カラスの音源でアップしてみたわけです。

 歌詞と訳詞は、こちらのモノを転載しました。感謝です。

Una voce poco fà
今の歌声は

qui nel cor mi risuonò
心の中に響きわたり

Il mio cor ferito è già
私の心は

e Lindor fu che il piagò.
リンドーロに射抜かれた

Si, Lindoro mio sarà,
そうよ リンドーロはわたしのもの

Lo giurai,la vincerò.
必ず手に入れてみせる

Il tutto ricuserà,io l'ingegno aguzzerò
バルトロが許さないけど

Alla fin s'accheterà e contenta io resterò...
知恵を絞ってうまくやってみせる

Si, Lindoro mio sarà
そうよ リンドーロはわたしのもの

lo giurai, la vincerò
必ず手に入れてみせる

Io sono docile, son rispettosa.
私は素直で礼儀正しい

sono ubbediente, dolce, amorosa,
従順で優しい 愛情も深い

mi lascio reggere, mi fo guidar.
言われるがままに尽くしてみせる

Ma se mi toccano dov'è il mio debole,
けどもし弱みに付け込まれたら

Sarò una vipera,
私は毒蛇になって 敵が降参するまで

e cento trappole prima di cedere farò giocar
たくさんの罠で懲らしめてやるわ

 このアリアを歌っているロジーナというのは、後の伯爵夫人で、リンドーロとは若き日の伯爵が名乗っていた偽名です。え? 伯爵夫人とか伯爵とか…何? 実はこのロッシーニのオペラは、モーツァルトの『フィガロの結婚』の前日譚にあたるお話をロッシーニがオペラ化したものなのです。つまり『フィガロの結婚』では冷め切った夫婦である、伯爵と伯爵夫人の若き日の大恋愛物語をオペラ化したものなのです。ですから、作曲家は違いますし、もちろん台本作者も違うわけですが、原作者は同じなので、キャラも共通しているわけだし、世界観も共通しているわけです。

 『セヴィリアの理髪師』って、なかなか面白いですよ。我々はロッシーニ作曲のもので見る事が多いのですが、海外ではパイジェッロ作曲の『セヴィリアの理髪師』もなかなか有名で、そちらが上演されることもよくあるそうです。

 まあ『セヴィリアの理髪師』なんて、所詮『フィガロの結婚』のスピンアウトなわけですが、そのスピンアウト作品が大人気という事は…元の『フィガロの結婚』がどれだけの大人気オペラなのかって事ですね。

 ちなみに『フィガロの結婚』のスピンアウトとしては、後日談となる、ミヨーの『罪ある母』と、メルカダンテの『二人のフィガロ』、マスネの『ケルビーノ』があります。その中でも、ミヨーのモノは、原作が『フィガロ』や『セヴィリア』と同じボールマシェですから、ある意味正当な続編と言えるでしょうね。かつて『罪ある母』はDVDが、『二人のフィガロ』と『ケルビーノ』はCDが発売されていましたが…今でも入手可能かしら?

 それはともかく「今の歌声は」というアリアは、かなり技巧的なアリアなのですが、元々がソプラノ用のアリアという事もあり、音域が高くないので、初学者の皆さんも歌いやすいのでしょうね。

 ちなみに、ロッシーニは奥さんがメゾソプラノだったので、メゾのアリアをたくさん書いているんですよね、これ、豆知識です。

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