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2016年7月28日 (木)

声は楽器と違って消耗する

 最近つくづく、そう思うのです。

 まあこれは、私の発声方法が間違っているからかもしれないし、テノールという声種独特の事かもしれないので、安易に一般化とか普遍化とかはできないのですが、でもでも私はつくづく「声って消耗するんだなあ…」と感じています。そして、声が消耗する速度に較べて、回復していく速度の遅い事(涙)。ほんと、なんか悲しくなっちゃいます。

 私の場合、元気な状態から「うむ、声が減ってきた」と自覚するまで、休みなく歌い続けている状態なら、せいぜい30分程度で自覚し始めます。まあ、休み休み歌っているなら、案外、その日は気づかないものですが、翌日になると「ああ、声が減っているなあ…」と思うわけです。

 ですから、毎日毎日、声楽の自宅練習をすると、初日よりも二日目が、二日目よりも三日目が、三日目よりも四日目が、四日目より…さすがに五日間連続で声楽の自宅練習はしたこと無いのですが、おそらく無理やり五日目の練習を敢行すると、ほとんど歌えない状態になっているのではないかと思います。

 声が減ってきた…という症状は、具体的には、1)高音低音が徐々に出なくなる 2)声が割れ始める 3)声に輝きがなくなってくる 4)声を出すのに疲労感を強く感じるようになってくる …などです。

 一度声が減ってしまうと、特別な回復方法と言うのはなく、休養だけしか声を回復させることはできません。逆に言えば、色々あって、声楽の練習をすっかりサボってしまった時などは、実に声の調子が良かったりします(笑)。それを自覚しているので、ここ数年は、本番前の数日は歌の練習を極力しないようにしていますし、レッスン前日なども本格的な歌い込みは避けるようにしています。

 ついつい「本番が近いから」とか「明日はレッスンだから」という理由で、熱心に直前練習をしてしまいがちですが、それをやってしまうと、本当に声が減ってしまい、全然歌えなくなってしまうのです。

 声が簡単に減ってしまうのは、なぜなんだろう? やっぱり、発声が悪いからかな?

 そう言えば、キング先生の門下にいた頃は、声なんて5分も保たなかったです。キング先生時代は、レッスン中にも頻繁に休憩を取っていましたし、休憩中に水もガブガブ飲んでいました(むしろ先生から奨励されていました)。よく先生に「声のスタミナが無さ過ぎる」と指摘されていましたから、その頃と比べれば、今なんて立派なモノです。でもやはりそれは程度の差であって、それなりの時間歌っていれば、声が減ってしまいます。

 理想で言えば、声楽は一日おきの練習にして、その練習も休み休みの短時間レッスンにしたら、健康的に声を扱っていけると思いますが、それじゃあ、練習の絶対量が少なすぎるわけで、でもたくさん練習しようと思うと、声が減ってしまう…難しいね。

 そこへいくと楽器って、いくら音を出しても減らないし、壊れないのがうらやましいです。まあ、ピアノを弾きすぎると手が壊れますが、それは日々何十時間もピアノを弾くというスタイルを何年も行った結果であって、一日や二日で無くなってしまう声とは根本的に違うと思います。フルートにしても、ピアノにしても、一日8時間の練習をやりつづけることだって(飽きるかもしれないけれど、身体的には)可能でしょ?

 もっとも同じ声を使うモノであっても、合唱などは、独唱と違って、声があまり減らないみたいで、結構長時間の練習をしますよね。一回の練習時間は(休み休みとは言え)2~3時間なんてザラだもの。独唱でそんな事をやったら、結構たいへんだよね。ヘトヘトになっちゃうよ。

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コメント

すとん様、こんにちは。

木管楽器のリードも、消耗しますよ。

ただし、消耗の速度は毎日練習して2週間くらいの頻度ですし、消耗したら新しいリードに交換してしまえばよいので、声楽ほど深刻ではないですけど。

声帯は交換が利かないから大変ですね。ひたすら回復を待つしかないという…

もっとも、リードも1個ずつ出来がばらばらなので、良いリードに巡り合えるかどうか、ギャンブルなところもあります。

そう、声は確実に目減りします(笑)と思う(笑)とくにいっぱいに響かせるつもりで歌うとなぜだか?無駄に?息を使うし余計にね。。声の消耗って、息の勢いにも比例するかもね、って思うの。もしかしたら細く鋭い息で歌うといいのかもね。ピアニッシモって逆に難しいし、腹筋使うけどね。メッサデボーチェとかの練習がよいかもね、って思います。しかし、発声は一生?難題だし、声の消耗もおなじね。プロでも目減りするらしいよ〜。消耗品ならば大切にしなきゃね(笑)

Hiro.MTBさん

 消耗しても交換できるなら、万々歳ですよ。私も声帯、交換出来たらいいのになあ。そしたら、オヤジの財力をフルに使って、美声テノールの声帯に交換しちゃうよ(笑)。いや、いっそ、歌う時だけ、美声ソプラノの声帯に交換してもいいか。なにしろ、ソプラノのために書かれた名曲は、掃いて捨てるほどあるからなあ…。テノール向けの曲の数倍もあるわけで、ほんと、ソプラノになれれば、世界の名曲を歌い放題だからなあ。

 テノールだと、トスティとイタリア民謡とオペラアリアが少々…で終わりだもんな。

アデーレさん

 声は消耗するけれど、消耗をおそれて出し惜しみをしてもいけないのですよ。と言うのも、声の出し惜しみをしていると、発声に関する筋肉が鍛えられないからです。結局、声は筋力で出す部分があるわけで、そこを鍛えないと、ロクな声にはならないわけです。だから、消耗をおそれて、おそるおそる声を出していると、いつまでも美しい声では歌えないわけで、美しい声を目指してガンガン歌い込んでいくと、声が減っていくわけで…難しいね。

>プロでも目減りするらしいよ〜。消耗品ならば大切にしなきゃね(笑)

 …らしいですよ。だからプロは本番が近づくと、練習というか、声を出し控えるんだそうです。この目減りの速度も、声種によってだいぶ異なるそうです。たぶん、テノールはあっという間に無くなってしまうんですよ(涙)。

 プロでも、声を使いきって困っているのは、たいてい、テノールだしね。

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