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2016年6月 9日 (木)

高音発声のコツが分かってきたような気がします その2

 話の本題にいきなり入ります。

 高音発声の手順は、大雑把に言ってしまえば

1)背中の筋肉を下に引っ張る。
2)腹部の筋肉を背中側に引っ張る。
3)アゴを落とし、口腔を下側に広げる
4)舌根を上にあげる感じ(実際には下げる)で口腔を上側に広げる。
5)腹部の筋肉を少しずつ上に押し込めて息を圧縮していく(つもり)。
6)軽い力で(強い力だとノドが腫れて出血します)ノドを閉じます
7)ノドは閉じても気道は閉じない。むしろ積極的に気道を開いていきます。
8)気道を開いたまま、さらに軽い力で慎重にノドを上に引っ張って待機。
9)速くて少ない息を細く出し、その息に声(ってか響き)を載せて発声。
10)ノドの引っ張り加減で音程を合わせる。

 私の場合は、こんな感じです。この1)から8)までの手順を、音符と音符の間で素早く確実に順序良くやっていきます。間に合わない時は、目的の音の数音符前から歌いながら準備していきます。で、目的の音の直前に9)を行って発声し、10)で音程調整をして、高音発声に至るわけです。ちなみに6)の段階で思わず力んでしまうと、息が止まって発声そのものができなくなります。またうまく脱力できないと音程がフラットしてしまいます。7)の手順で気道が閉じたり、狭まってしまうと、いわゆるファルセットになってしまいます。声の支えがしっかりしていないと9)はできません。

 上に書いた手順には、特別な事は一つもないです。よくよく読めば、普通の発声でもやらなきゃいけない事ばかりです。でも、楽な音域だと、それらの手順を多少飛ばしたり省略しても声は出ます。高音発声のような、厳しい状況の時は、普段は飛ばしたり省略したりしている事も、一つ一つきちんと行わないと、声すら出ないってだけの話です。

 この手順通りに完璧に行って発声した高音は、今のところ、か細くて音色的にはあまり良くないです。一瞬ならともかく、ロングトーンでは使えないかもしれません。とてもプロの歌手の皆さんのような立派な朗々としたハイトーンとは比較にすらなりません。弱々しくて、かすれていたり、時には割れたりもします。それは私のカラダがまだ高音仕様になっていないからだろうと思われます。

 結局、高音発声に必要なのは、筋力…なんだろうと思います。それもいわゆるインナーマッスルという奴だと思いますし、まとめて言えば呼吸筋なんだと思います。手順正しく行い、鍛えた呼吸筋で発声していくと、立派な高音で歌えるようになるのだと思います。
 昔、よくキング先生が「テノールは50歳過ぎたらお終い」と言ってましたが、これは加齢による筋力低下で高音発声ができなくなる…と言いたかったんだろうなあって、今は思いますが、その高音発声に50歳を軽く超えた私が今更挑んでいるわけで、無茶なことにチャレンジしているのかもしれません。

 結論。 つまり、高音発声を目指す事で、呼吸筋が鍛えられるわけで、それで高音発声ができるようになれば良し。そうでなくても、呼吸筋が鍛えられる事で、日々の呼吸が力強く行う事ができるようになり、生きる力が増していく…って事なんじゃないかな…って、最近思うようになりました。

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