ひとこと

  •  昨今話題のフェイクニュースですが、日本語で言うところの“虚偽報道”であり、簡単に言っちゃえば“デマ”とか“嘘”です。でも、こんなフェイクニュースですが、コロッと騙されちゃう人も大勢います。イギリスがEU離脱を決めた国民投票だって、多くの人がフェイクニュースに騙されて、うっかり離脱を決めちゃったわけだし、アメリカ大統領のトランプ氏が選ばれたのだって、フェイクニュースのおかげとかじゃないとか…? 諸外国ではネットを中心にフェイクニュースが流れますが、日本では新聞テレビなどを通じて、堂々とフェイクニュースが、さも真実っぽい顔して流れてしまうから手におえません。朝日新聞の従軍慰安婦報道なんてフェイクニュースもいいところだね。あと、マスコミの伝家の宝刀“報道しない自由”を駆使する事によって、真実を隠蔽し、世論を自分たちの都合の良い方向に誘導するのは、フェイクニュースとは違うけれど、フェイクニュースよりもたちが悪いと言えば、たちが悪いのです。マスコミには、両論併記のカタチで真実をのみを報道してもらいたいものです…が、無理っぽいですね。
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2016年5月31日 (火)

出ない時は出ないのだから、無理をしない

 さて、声楽のレッスンの続きです。

 曲の練習に入りました。ボエームは何とかなりそうだ…というわけで、ソロ曲の「E'la solita storia/ありふれた話(フェデリコの嘆き)」のレッスンからです。

 今回は私のノドの調子の悪さもあって、全曲を通す事はなく、最初から部分部分で歌いました。こういう調子が悪い時こそ、テクニカルに歌わないと歌えない…のだそうです。

 まず、普段の私の脳天気で開けっぴろげな声は封印です。だって、そんな声は曲想と合いませんからね。この曲は、細くて深い声で、全曲をpp~pぐらいの音量で歌う曲なのです。ですから、最初の一声からダメが出ました。「そんなアペルトな声(開いた声)で歌ってはいけません。ノドに負担が掛かりすぎます。ここはもっと閉じた声(キウーゾ?)で歌いなさい」と言われて、さっそく苦手にチャレンジです。

 声を閉じていくと、ついついノドに声が落ちてしまいます。声を落とさずに閉じるのは…ちょっと難しいです。で、その難しさと戦ってしまうと、声はカラダから離れて行きません。理想は、細くて深い声がすうーっと私のカラダから自然と離れていくように発声していくのです。ああ、難しい。

 先生に何度もダメを出されながらも、少しずつ少しずつ歌っていきました。

 この曲の最高音は高いAです。普段自宅練習をしている時は、ヒャラっと出る音(最近の実用音域は高いAまでなんですよ、今年、音域が全音ほど拡大したようです、エヘン)なのですが、ノドが腫れているせいか、今回は見事なほどに出ません。カスリもしません。

 高音が出ない時は、無理矢理に出すのではなく、高音発声の手順を一つ一つ確認していくのが吉です。ですから、私も手順を一つ一つ確認しましたが…今日は出ません。で、高音というものは、出ない日は出ないので、そういう日は無理をせずに、高音を諦める事が肝心なんだそうです。ですから、高いAのある箇所は、音を下げて練習しました。最初は1オクターブ下で、その次が5度下、3度下、最後が原調に戻して…って感じです。まあ、こういう感じで調子が悪い時は、調子の悪さに対応した練習の仕方を教えていただけるのが、個人レッスンの良さですね。

 さて、ボエームの第1幕の練習です。注意される事は、ソロ曲と同じで「なるべくアペルトな声では歌わない事」と「(調子が悪くても)無理せず、楽に歌い続ける事」です。ですから、メロディが2つ書いてある箇所は、当然、低いメロディで歌います。前回、注意されて、自宅でさらっておいたのが役に立ちました。

 それにしても調子が悪いと、思わずノドに力が入るようで、音程が低めになりがちです。気づき次第、高く音を取るように、支えや軟口蓋の位置を修正しながら歌いました…が、こんな基本的な心構えを、なんでキング先生は教えてくれなかったのか、それでいて、いつもいつも「音程が悪い」と注意されていたのか…そんな事が、ふと脳裏をよぎりました。いかんですね、レッスン中に余計な事を考えるようでは、集中が足りません。

 で、ボエームの第4幕は、例によって妻メインでレッスンが進みましたが、第4幕には、高いBがあるんです。そこは逃げるわけにもいかなかったので、気合一発でむりやり発声しましたが…先生から「そんな無理をすると、その後が歌えなくなりますよ。高音はパワーで出すのではなく、テクニックで出します」って、さっそくのダメが入りました。結果オーライじゃあないんですね。キング先生なら、無理無理でもちゃんと高音を発声すれば、きっと誉めてくれたろうなあ…。あ、それ以前に、キング先生のところにいたら、高いBなんて、一生出せなかったろうけれど…。

 第4幕は…やっぱりセリフが難しいです。分量的には多くないとは言え、オペラの終盤の良いところでしゃべるわけで、歌とは別の才能が必要だよなあ…。

 そう言えば、生前バーンスタインが「ウエストサイドストーリー」はオペラではなくミュージカルである理由として、フィナーレを音楽ではなく、セリフにしてしまった事をあげていました。あの部分を音楽で書けたなら、あの作品はオペラになったのに…というような事を言ってましたが、「ラ・ボエーム」はフィナーレがセリフだぞ。ボエームがオペラなら、ウエストサイドストーリーもオペラでいいんじゃないの? なんて思ってしまいました。

 そうそう、近いうちにレッスン室にグランドピアノが(また)入るそうです。今のレッスンはアップライトピアノでやっているのですが、アップライトだと、先生の後ろに我々が立つことになるので、レッスンやりづらそうなんですよね。グランドだと先生の前に我々が立てますので、レッスンがやりやすいんじゃないかな…なんて思いました。それにしても、先生、一体ピアノを何台所有されていらっしゃるのだろう。ほんと、家々部屋々々に生ピアノがあるんじゃないの…って思っちゃいました。

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コメント

どうもプロは調子の悪い日はテクニックを駆使して、私らには気付かれないように美声で歌えるらしいです。やっぱ凄いなプロは。そこが、プロとアマの違いかしらね、、。アマチュアは調子が良い時はプロ並みに歌えても、調子悪くときとはね、はたからばれる。。。調子いまいちで、そんな事とは気づかれないように歌えるテクニックってどんなだろ??

アデーレさん

>調子いまいちで、そんな事とは気づかれないように歌えるテクニックってどんなだろ??

 どんなのでしょうね?

 数名のプロに尋ねたことがありますが、だいたいは、息をしっかり支える事と、カラダが閉じてしまわないように開け続けることを挙げる人が多かったかな?

 私が思うに、特別な必殺技のようなモノは、たぶん、無いんだと思います。一つ一つは平凡だけれど、大切なテクニックを手順よく確実に活用しているんだろうなあって思ってます。

 それとも、アマチュアには決して教えない、門外不出の“プロ専用のテク”があったりして(笑)。

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