ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2016年5月25日 (水)

メトのライブビューイングで「ロベルト・デヴェリュー」を見てきました

 私にしては珍しく、メトのライブビューイングで、ほとんど無名なマニア向けのオペラ作品を見てきました。いつもは、有名な作品ばかりをチョイスして見に行っている私なんですが(笑)。

 だって、せっかくオペラ見るのなら、楽しめる作品がいいじゃない? よく分からない新作オペラとか、滅多に上演されない無名なマニア向けオペラとかに、私の大切な時間とお金を使うなんて、もったいないじゃない? そう思って、新作オペラとかマニア向けオペラは避けてきた私です。

 では、なぜ今回、「ロベルト・デヴェリュー」などと言う、実にマニア向けなオペラを見ることにしたのか…それは、メトのライブビューイングで「マノン・レスコー」の時の予告映像で、この「ロベルト・デヴェリュー」の稽古シーン(第2幕のロベルトとサラの二重唱)が上映されて、それをを見たところ「このオペラは、半端無く面白いんじゃないの?」と思って、心にひっかかったので、試しに見たのでした。

 いやあ、実際、面白かったし、楽しかったですよ。オペラとしての素晴らしさなら、今まで見たオペラたちの中でも、かなりの上位に入ります。それくらい、面白かったオペラでした。

 どこが面白かったのかと言うと、全編、歌にあふれています。歌、歌、歌、なんですよ。これは実に凄いです。さらに、それらを歌っている歌手たちがすごいんです。「ロベルト・デヴェリュー」の曲って、おそらくすべてケタ外れの難曲たちばかりだと思います。それを歌い飛ばしている歌手たちの歌唱技術に酔いしれます。

 さらに、ストーリーも、結構ちゃんとしています。男女4人の愛憎のもつれというオペラ的には゛よくある話なんですが、それらがきちんとしています。オペラとしては、なかなか凄いことです。

 そして、演出も良かった。いわゆる、コスチュームプレイで、変な読み替えはありませんし、現代的な演出でもありませんでした。このオペラ、メト初演だそうですが、奇をてらわずに、ちゃんとした演出でした。(もっとも、演出上のカラクリはありましたよ。このオペラは、劇中劇という設定にし、舞台にいる合唱が貴族に扮し、彼らが「ロベルト・デヴェリュー」というオペラを見ているという設定になっていましたが…そんな設定、忘れても全然大丈夫なくらいに普通に劇が進行していました)。

 このオペラ、ドニゼッティの“スチューダー朝三部作”と言われ、メトでは、すでに先行する二作は上演済みで、これが最後のシメの作品だったんだそうです…が、ああ、先行していた二作(「アンナ・ボレーナ」と「マリア・ストゥアルダ」)を、今更ながら見てみたい私でした。夏のアンコール上映で、やってくれないかな?

 とにかく、無名なマニア向けオペラですが、実に良かったんですよ。

 基本データを書いておきます。

マウリツィオ・ベニーニ(指揮)
デイヴィッド・マクヴィカー(演出)
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(エリザベス1世/エリザベッタ:ソプラノ)
エリーナ・ガランチャ(ノッティンガム公爵夫人/サラ:メゾソプラノ)
マシュー・ポレンザーニ(ロベルト・デヴェリュー:テノール)
マリウシュ・クヴィエチェン(ノッティンガム公爵:バリトン)

 歌手は皆、スゴイです。音域広いです。エリザベッタを歌ったラドヴァノフスキーなんて、人間技とは思えないような歌をバンバン歌ってました。テノールのポレンザーニは、明らかに普通のテノールでは出さないような高音をバンバン出していましたし、サラを歌ったガランチャなんて、メゾのはずですが、そこらのソプラノでも歌えないような高音をバンバン歌ってました。

 全般的に、皆さん、ありえないような高音を炸裂させていました…が、それがいわゆる、ベルカントオペラって奴なんですね。歌うのに難しいオペラなんだなあって思いました。なんでも、この手のオペラは、作曲された当時は歌われていたものの、その歌唱の難易度から段々と歌われなくなり、マリア・カラスがリバイバルさせるまでは、ほぼお蔵に入っていたそうです。で、マリア・カラスによるリバイバルが鏑矢となり、現在の歌手たちはみな歌が上手いですから、今では、少しずつ、この手のベルカントオペラも普通に歌われるようになってきたんだそうです。

 まさに、マニア向けのオペラ…なのかもしれません。

 ですから、このオペラ。有名なオペラを一通り見てしまった方に、強くお薦めします。「ロベルト・デヴェリュー」なかなか面白いですよ。

 ちなみに、今年のメトのライブビューイングもそろそろ終わりという事で、次年度のラインナップが発表になりましたので、書きます。

次年度演目
「ワーグナー作曲:トリスタンとイゾルデ(新演出)」
「モーツァルト作曲:ドン・ジョヴァンニ」
「サーリアホ作曲:遙かなる愛(MET初演)」
「ヴェルディ作曲:ナブッコ」
「グノー作曲:ロメオとジュリエット(新演出)」
「ドヴォルザーク作曲:ルサルカ(新演出)」
「ヴェルディ作曲:椿姫」
「モーツァルト作曲:イドメネオ」
「チャイコフスキー作曲:エフゲニー・オネーギン」
「R・シュトラウス作曲:ばらの騎士(新演出)」

 来年もなかなかおもしろそうなラインナップですね。詳しい事は公式ホームページでご確認ください。

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コメント

ロベルト・デヴェリュー、私もパスかなと思っていましたが、昨日見てきました。次々に押し寄せる歌のうねりの中にいるようで本当に見た甲斐がありました。実力ある4人の緊張感が感じられ、特にラドヴァノフスキーの神業的な歌と表現力で怒りと老いの孤独が見事に描かれていました。すとんさんの歌情報にとても感謝しています。

下手な(?)カナリアさん、いらっしゃいませ。

 ロベルト・デヴェリュー、よかったでしょ? 最初から最後まで、歌、歌、歌で、本当に歌三昧で、歌に溺れて楽しいんです。

 たいていの映画館では、本日で終了なのですが、築地の東劇だけは、6/3までやっているので、見逃している人は、まだチャンスがありますよ。

>すとんさんの歌情報にとても感謝しています。

 情報を出しているつもりはなく、単に、自分の日記としてアップしているだけです。私感だらけですから、時には大いに偏向している事もあるんですよ(笑)。

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