ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2016年3月25日 (金)

銀は案外柔らかい

 銀は金属です。金属って、一般的には“硬い”というイメージがあります。実際、多くの金属は硬いです。ですから、銀も硬いものというイメージが我々にあります。

 しかし、金属の中には柔らかいモノだってあります。例えば、釣具としても使う鉛などは、板状のものは簡単に曲げられますし、ちぎることだってできます。かなり柔らかい金属です。あと、あまり一般的ではないもしれませんが、マグネシウムもかなり柔らかい金属なんですね。板状のマグネシウムは、手でちぎることは難しいですが、曲げることは容易ですし、ハサミで切れます。紐状になった銅などは銅線として使われますが、これらもちぎることはできないにしても、曲げることは容易にできます。ハサミで切るのも難しいかもしれませんが、ニッパーを使えば簡単に切れます。他にも柔らかい金属って、探せばまだまだあると思います。

 で、銀ですが、たぶん柔らかい金属の部類に入るのではないかと思います。

 と言うのも、私のフルートは銀で出来ている、いわゆる“総銀フルート”なんですが、こいつが実に柔らかいんですよ。ちょっと何かにぶつかっただけで、簡単に管体が凹みますし、乱暴に扱うと、キーメカが曲がります。そりゃあ、実に簡単な話なんです。

 まあ、私のフルートは、いわゆる総銀フルートの中でも、ブリタニアンシルバー (SV958)を用いたフルートであるので、一般的スターリングシルバー (SV925)を用いた楽器とか、以前はよく見かけたコインシルバー(SV900)を用いた楽器と比べると、銀の純度が高いせいもあって、より柔らかいわけですが、それにしても柔らかすぎると思います。

 だいぶ慣れたとは言え、腫れ物を扱うような気分で、フルートを扱っているのです。

 それにしても、ちょっと乱暴に扱うと、すぐに凹んだり曲がったりするわけだし、その凹みや曲がりを修理するにしても、一箇所につき4万円程度(私実績)はかかるわけで、それを考えると簡単にへこませるわけにもいきません。それに凹みって、見かけも悪いですが、場所によって、楽器を音痴にしますから、気をつけないといけません。

 ちなみに、銀も柔らかいですが、金も柔らかいそうです。つまり、フルートって、柔らか素材で出来ている楽器であって、取り扱い注意な楽器ってわけです。

 本当にシルバーのフルートは柔らかく、手荒に扱うわけにはいかないので、吹奏楽などのフルートが、銀ではなく比較的硬い金属である洋銀(ニッケル系合金)で作られた楽器が多く使われているのは、単に値段の問題だけでな、楽器の丈夫さもあるんだと思います。

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フルートのエッセイ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
うちはコインSVだから多少気が楽です(笑)
そのかわり還元剤で拭いてもなかなか輝かないです_| ̄|○

chakoさん

 本当にピカピカにしたければ、オーバーホールに出して、磨いてもらうのが一番です。でもね、銀って、一度ピカピカにしても、すぐに曇ってしまいます。そういう点では、ピカピカを保つのは難しい金属なのかもしれません。どうしてもピカピカを維持したければ、いっそ、プラチナのフルートにすると良いかもしれません。全部プラチナにしなくても、メッキだけでも効果的だと思います。

 一度ピカピカにして思った事は、私はサビサビのフルートの方が好きなんだなって事です。次のオーバーホールでは、磨きはお願いしない事にするつもりです。

こんばんは。

元素合成
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%B4%A0%E5%90%88%E6%88%90
ヘリウムより重い元素の合成は概ね恒星での核融合や核分裂により生じる。また、鉄より重い元素はほとんどが超新星爆発の圧力によってのみ生成される。

ということで、銀とか金は超新星爆発の塵の結果です。
こちらの使っている楽器はたぶんコインシルバーですが、軽くてお気に入りです。浮気する余地もありません。

tetsuさん

 へえー、鉄より重い元素は、超新星爆発の圧力で生成されるのですか? それらの元素がなぜ現在の地球にあるのか、なんかロマンチックな感じがしますね(って、単なる無知の妄想かな?)

>浮気する余地もありません。

 いやあ、私もそうです。ゴールドフルートが欲しくないわけじゃないけれど、でも今の楽器がとてもラブで、ほんと他所を見ている余裕がないんですよ。自分の今の楽器が、愛しくて愛しくて…。

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