ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2016年3月30日 (水)

ここ数日、頑張ってます

 何を頑張っているのかと言うと、ボエームの譜読みです。とにかく、今まで歌ってきた歌曲やオペラアリア、二重唱などとは、かなり勝手が違うのです。

 まず、楽譜が難しい(笑)。なにしろ、プッチーニはワーグナー以降の作曲家で、クラシック音楽の最終形態のような音楽を書く作曲家ですから、音楽が理屈っぽくて、難しい難しい。

 「ラ・ボエーム」が作曲された時代、すでに世間の関心は、オペラからオペレッタに変わっている時代です。時代は、いわゆる“クラシック音楽”から“ポピュラー音楽”へ、その主役を変わろうとしていた時代です。

 時代の主役であるオペレッタが庶民的な音楽を志向していたのですから、対抗馬であるオペラは自然と庶民的ではない方向(ってのは、インテリとか金持ちとかが好む方向)へ行かざるを得なかったわけで、そりゃあ難しくて当然です。そしてプッチーニは事実上、最後のクラシック音楽作曲家だったわけで、彼の次の世代の音楽家たちは、ポピュラー音楽家(時代の主役はこっち)と現代音楽家(クラシック音楽の残滓だね)に分かれていったわけで、次に生まれたミュージカルは、ポピュラー音楽の流行とともに、前時代のオペラとオペレッタをあっという間に駆逐して、今に至るわけです。

 だからまあ「ラ・ボエーム」が音楽的に難しいのは、ある意味当然です。

 でもね、楽譜のピアノ伴奏を見てみると、右手が6/8拍子で、左手が2/4拍子の箇所なんて、どうやって弾くんだろうね?

 閑話休題。「ラ・ボエーム」の譜読みをしています。このオペラは、びっくりする事に、たった4曲の歌で、オペラ全体が成り立っています。つまり、このオペラは全四幕なので、一幕一曲で出来ているってわけです。つまり、ワーグナーのような“楽劇スタイル”で作曲されているわけです。我々がよく知っているアリア(例えば「冷たい手」とか「私の名前はミミ」)なども、独立した単独のアリアではなく、音楽の一部を切り取ってアリアとして歌えるように切り出されたり、編曲されたりしたモノなのです。驚きだね。

 さらに言うと、ボエームには、レチタティーヴォなどありませんから、物語は、いわゆるアリアと重唱だけで進められていきます。いわゆる(ワーグナー以前の)オペラの場合、物語はレチタティーヴォで進められ、アリアや重唱の時は、物語の時間が止まり、歌い手も聞き手もアリアや重唱に集中できましたが、ワーグナー以降は、アリアでも時間は動いていますので、舞台の上はアリアが歌われていようが、二重唱が歌われていようが、歌手は芝居をし続け、演技をし続けないといけません。ですから、楽譜には演技を指示するト書きがやたらと書き込まれています。このト書きの部分を、歌いながらこなさないといけないわけで…ああ、難しい。

 それぞれの幕は約30分ずつですから、常に30分一曲の扱いでは、練習もリハーサルもできません。楽譜を見ると、リハーサル番号が適当に振ってありますので、実際の練習では、そのリハーサル番号に従って練習を進めていけば良いのだと思います。

 また、作曲上は一幕一曲ですが、慣習的には、それらを適当に切り分けて一曲として扱う事が普通なので、私もその慣習に載っかって話を進める事にすると…私が歌う第一幕の冒頭部は5曲から、第四幕の終幕部では3曲から成り立っていると考えられます。

 第一幕の冒頭部はこんな感じです。

1)「Questo mar rosso mi ammollisce/この紅海の奴は俺の気力をくじいて」
 オペラの前奏曲とそれに続くマルチェッロのぼやき。ここではロドルフォは歌わないので、厳密に言えば、今回私が歌う範疇には入らないけれど、この曲が呼び水となって、次のロドルフォのアリエッタにつながっていくので、ロドルフォ的には“イントロ”的存在の箇所です。

2)「Nei Cieli Bigi/灰色の空に」
 ロドルフォが窓からパリの町並みを見ながら歌うアリエッタと、ストーブに自作の戯曲の原稿を燃やしながらマルチェッロと会話を交わすシーン(二重唱です)が続いてきます。

3)「Già Dell'Apocalisse Appariscono I Segni/すでに最後の審判のしるしが現れているぞ」
 3人目の男、コルリーネが登場。

4)「Pensier Profondo!/深遠な思想だ!」
 3人がストーブを取り囲みながら会話(三重唱)。ついにストーブに入れる原稿も無くなり、再びストーブからは火の気がなくなりました。

5)「Legna! Sigari! Bordò!/薪だ!葉巻だ!ぶどう酒だ!」
 そこに4人目の男、ショナールが大量の薪と食料と酒を持込み、一同、狂喜乱舞。さっそく、晩餐を始めようとする仲間たちを静止し、ショナールは「軍資金はたんまりとある。さあ、街に繰り出して、外でメシを食おう!」と仲間に呼びかけて、一同外出の準備を始めます。

 ここまで約10分です。今回はここまで歌います。実はこの後に、家主が家賃の取り立てにやってきて、男声五重唱となるシーンが続きますが、五人目がうまく揃わなかったので、今回は四重唱まででお終いです。ちょっぴり残念な気もしますが、仕方ないです。

 YouTubeにはちょうどよい動画無かったので、私の好きなステファン・セッコ(チビでハゲなテノールです)がロドルフォをやっているボエームが、各幕ずつ分割でアップされていたので、その中から第一幕の動画をここに貼っておきます。私が歌うのは、冒頭部から10分20秒ぐらいまでの部分で、登場人物が5人になる前までの部分です。

 ちなみに、第四幕の部分(前回動画を貼りました)は三曲に分かれます。

6)「Sono andat?/みんな出かけてしまったの?」
 いわゆる「ミミの別れ」と呼ばれる、ミミのアリアです。仲間たちが気をきかせて、死にゆくミミとロドルフォを二人きりにしたところで、ロドルフォに別れを告げるミミ。やがてアリアはロドルフォとの二重唱につながっていきます。

7)「Che avven?/どうしたんだ?」
 発作を起こすミミ。やがて仲間たちも戻ってきて、ミミは順番に仲間たちに別れを告げていきます。

8)「Che Ha Detto Il Medico?/医者はどう言ったんだ」
 意識を失うミミ。仲間たちはびっくりするが、寝ているだけだと思い、平静さを保とうとする。やがてミミの死にショナールが気づき、ロドルフォに気遣い、小声で仲間に知らせる。異様な雰囲気に気づいたロドルフォが、ミミのベッドにかけより、抱きしめながらミミの躯を胸に慟哭する。

 まあ、こんな感じですね。

 両方ともロドルフォ的には、そんなに美味しい場面ではありません。やはりロドルフォ的に美味しいのは、ミミとの愛の二重唱がある第一幕の後半部であるとか、マルチェッロ、ムゼッタ、ミミとの四重唱がある第三幕ですが、そこは私は歌いません。もちろん、その部分も今回の発表会では歌われますが、ロドルフォ役は私ではなく、プロの方にお願いする事になってます。正直、私が歌いたいのですが、やはりそういう美味しい部分は、技巧的に難しい事と、相手役のソプラノさんにとって、プロと歌うのと、私と歌うのとではモチベーションが違うでしょうから、それはまあ、仕方のない事と割り切ることにしました。ちなみに、第四幕のミミは、妻が担当しますので、相方のロドルフォが私でも問題ない…って事になってます。

 門下のソプラノさんたちと歌うためには、もっと私の歌がうまくならないとダメだよね(残念)。

 でもまあ、それはそれで良いという事にしました。もちろん、第三幕もそうだけれど、第一幕の後半のミミとの愛の二重唱は、いつか必ず歌いたいと思ってますので、そのうち、いずれ、私が技巧的に上達したら、ぜひ歌うつもりでいますので、将来の楽しみとして取っておくことにしました。

 それにしても、今回の発表会で、演奏会形式の抜粋とは言え、ボエームを歌う事は、私にとって、とても意味深い事であります。なにしろ、かつてキング門下ではバリトンに転向しなさいと命じられた私です(ちなみに、妻は「アルトですね」と決めつけられていました)。それが2人して、テノールとソプラノの代表的な役を歌わせてもらえるわけですから、とてもとてもうれしいわけです。

 それに単なるオペラアリアとか、二重唱ぐらいなら、今後も歌うチャンスがあるでしょうが、多重唱となると、なかなかチャンスはありません。ましてや、ピアノ伴奏とは言え、オペラの場面を歌うとなると、プロならともかく、アマチュアの私には、ほんとチャンスなんて無いものです。そんな千載一遇のチャンスが今回巡り回ってきたわけですから、これを逃す手はありえないのです。

 私が以前、アマチュア歌劇団を作ったのも、自分たちでオペラの主役を歌いたかったからであって、その時の夢の一部を、今回、思いがけず実現できる喜びに打ち震えているわけです。

 しかし、嬉しい嬉しいとばかりは言ってられません。歌うからには、きちんと歌いきらないといけません。準備期間も短いですが、がんばって暗譜もしないといけません。ほんと、頑張らないといけません。

 まずは気張らずに高音をきちんと発声できるようにしないとね。第一幕も第四幕も、最高音はB♭です(以前、第一幕の最高音はAだと書きましたが、それは楽譜上の話で、慣習的にはB♭なので、今回の私もB♭で歌います)。私の現在の実用音域の最高音(A♭)よりも全音高い音を出さないといけませんが…頑張るしかないです。

 とにかく、頑張っていきたいと思います。

 ちなみに、今回のパフォーマンスは、おそらく、ネットにはアップできないでしょう(全員から、ネットへのアップの許諾を貰えるとは、到底考えられない)。それでも私の勇姿を見たい方は、ぜひ会場までお越しくださいませ。2016年7月18日(祝)の横浜の関内ホールでやる事になっています(ってか、今はそのくらいまでしか決まってません)。

 私は、ボエームの他に(持ち時間的に)短い歌を一曲歌っても良い事になっています。そっちの選曲はまだまだ当分先の話ですが、そっちの方は、ネットにアップできると思います。

 歌の練習もさておき、当面の私の課題として、台本書きがあります。

 当日の舞台は、オペラを抜粋で演奏しますので、抜けた部分も含め、オペラ自体がイタリア語で歌うこともあり、オペラのストーリーはナレーションで進行する事になっています。で、そのナレーション原稿を私が書くことになっているからです。

 実はまだ着手していませんが、四月上旬には仕上げないといけないかな…って思ってますので、かなり切迫した状況に置かれている私です。

 なぜ書かないのかと言うと、実はまだ勉強中だからです。オペラ全体の台本を読み込む事もそうですし、楽譜だって一通り目を通さないといけません。また、周辺知識を仕入れるために、各種参考書やネット情報を集めている最中です。

 そうやって、色々な事をインプットした上で、どれを実際の文章に盛り込み、どの部分をバッサリとカットして、コンパクトな原稿するべきかを、ボケーっと考えているわけです。

 ある意味、今回の私は、ロドルフォを歌う以上に、原稿書きにエネルギーを使っているのかもしれません。まあ、それも良しです。

 とにかく、内容の推敲&洗練はもちろんの事、音楽の邪魔をしない簡潔な原稿を書きたいなあと思ってます。

 私の歌をアップするのは難しいと書きましたが、こっちの原稿の方は、元の台本の著作権も切れていることですか、アップする事も可能ですが…私の書いたボエームのナレーション原稿なんて、アップしても使いみちないでしょうね。

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