ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2016年3月22日 (火)

ここ数日、音を出していない(涙)

 実は、タイトル通り、ここんとこ数日間、自宅での音楽の練習で、全く音を出していません。声楽も、フルートもね。

 正確に言うと、声楽の練習にかまけっぱなしで、フルートの練習が出来ないので、フルートの場合は「音を出していません」ではなくて「練習していません」が正確なんだけれど、そのフルートの練習をサボっているにも関わらず、声楽の練習でも音を出していないのです。声楽はスポーツの側面があるので、あんまり声を出さないでいるのは良くないと分かっているのだけれど…。

 では、音も出さずに何をやっているのかと言うと…譜読み。もう、これに尽きます。ずっと、ボエームの譜読みばかりをやっています。

 今回の発表会でボエームを歌うのですが、私が歌うのは、オペラの冒頭部の男声二重唱~男声三重唱~男声四重唱となる部分です。実はこの四重唱から五重唱までが最初の予定に入っていたのだけれど、歌い手が足りなくて、男声四重唱の部分まででカットとなったわけです。で、この四重唱の部分までの楽譜のページ数が、なんと33ページ! なんともすごいね。さらに私はもう一箇所歌います。それがオペラのフィナーレの部分で、こっちは17ページもあります。つまり、合わせて50ページ程あるわけで、その50ページの楽譜の譜読みに追われているわけです、はい。

 とりあえず、練習をする段階で楽譜にあれこれ書き込むので、書き込みOKなコピー譜の作成から譜読みは始まります。

 元の楽譜から当該部分をコピーして、そのコピーを医療用のサージカルテープで貼り継いで簡易製本をして、その中から自分が歌う部分に蛍光ペンで印をつけて、音楽用語すべてに注を書き、歌詞やらト書きやら、とにかくイタリア語で書かれている部分に、対訳本を参考にしながら日本語訳を書き込んでいます、現在は、まだ、この段階です。ここまで十時間以上も費やしています(ふう)。

 これが終わったら、次はイタリア語の音読練習をし、イタリア語のクチを作り、メロディの音取りをしていきます。自分のパートの音取りをしながら、他の人のパートの音も同時に取っていきます。他人のパートなど、自分は歌わないのだから、音を取るどころか見る必要もないだろうと思うでしょうが、実はそれが違います。重唱の場合は、自分のパートだけでなく、他人のパートもしっかり頭に入っていないと歌えないのです。だから他の人のパートもしっかり音を取り、自分が歌えないまでも、きちんとメロディやらサウンドやらを想起できる状態で頭に入れないといけません。

 当然ですが、合わせて、レコ勉もしていきます。レコ勉も一つの録音だけでは丸コピーしてしまうので、当然複数の録音を使って勉強していきます。今回は、若手テノールのカルボの録音をメインに、名歌手たち(パヴァロッティ、カレーラス、ドミンゴ、アラーニャ)の録音も参考にして、その違いと個性の出し方を学んでいます。

 で、そこまでやってから、実際に声を出して練習をするわけで、当然最初はからっきし歌えません。なんどか自宅で歌ってみて、ある程度のカタチになってきたところで、ようやくレッスンに持っていけるわけです。

 先生からは、次回のレッスンからボエームを始めてもいいと言われています。それってつまり「次回からは(可能なら)ボエームだよ」って意味でしょ? もちろん、まだ次回のレッスンには間に合わせられないかもしれないけれど、なるべく頑張って、できるだけ早い機会でレッスンに持っていけるようにしないと…マズイでしょ。それで頑張っているわけです。

 とにかく、この合わせて50ページという分量がすごいんですよ。

 普通の歌曲だと、短ければ1ページ、せいぜい長くても1曲が4~5ページって感じでしょ。オペラアリアでも、普通はそれくらいで、長くてもせいぜいが7~8ページ。二重唱はアリアよりも長いけれど、それでも普通は10ページにはならないでしょう。今までの発表会では、アリア1~2曲と二重唱1曲の組み合わせで歌っていましたので、楽譜もせいぜい15ページ前後でした。それでも長くて多くて「歌うのが大変だー!」「暗譜が大変だー!」と、ヒーヒー言ってたわけです。それが今回は50ページですよ。二倍どころか三倍超ですよ。こりゃあ、気合を入れざるをえないわけです。頑張るしかないのです。しっかりやらないといけないのです。

 そんなわけで、気合をいれて楽譜読んでいる真っ最中なので、音も出せなきゃ声も無し。フルートも吹きたいのはやまやまだけれど、今はそんな場合ではない…と言う感じ。まあ、譜読みが一段落ついたら、フルートもガンガン吹いていきたいと思ってますが、今は譜読みに集中したいのです。

 ちなみに、ボエームのフィナーレって、こんな感じです。この歌手でのメインはミミなので、私が歌うロドルフォの分量は割合的には大した事はないのですが、割合的には少なくとも、量的には今まで歌ってきた二重唱並にあったりします。結構大変です。

 これで楽譜にすると17ページです。演奏時間的には11分です。長いねえ…。

 この音源でロドルフォを歌っているのはアラーニャです。ミミは、当時の奥様であるゲオルギューです。夫婦でボエームというのは、なかなか良いですね。この画像では、最後の最後に、ロドルフォは親友のマルチェッロの腕の中で泣いてますが、私はミミを抱きしめながら泣いてみたいなあ…なんて思ってます。そう、このシーンのロドルフォには“泣きの芝居”が要求されていますので、思いっきり泣いてやろうと思ってます。

 ちなみに、このオペラの冒頭部(まだ適当なYouTube音源が見つからないので、今回はパスね)では、メインとなるのはロドルフォなので、私が歌う分量たるや「ほんと、大丈夫?」と声をかけたくなるほどに大変です。まあ、それでもプロでもないのに、ボエームの一場面を歌うなんて、めったにないチャンスなので、大変だけれど頑張りたい思ってます。

 さあ、さっさと譜読みを終わらせないと…。

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コメント

凄い曲に挑戦されますねー!難曲は時間もかかるし、練習や譜読みに時間もかかると思いますが、しかし、しかし挑戦することは大事!難曲に挑戦し、本番を終えた後、凄いスキルアップしていくように思いますよ!頑張ってね(^^)

アデーレさん

 そうですね、確かに“凄い曲”ですね。私、人生に、二度と無いビッグチャンスだと思ってます。次があるとは思えませんので、とにかく全力投球です。

 今よりも、もっともっと年を取ってから「ああ、あの時、ボエームを歌ったんだよね」という良い思い出にするために、私は頑張りますよ。

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