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2016年2月10日 (水)

頭の中は、日本、イタリア、ドイツ、アメリカ?

 何の話かと言うと、音名の話です。ほんと、音の名前って呼び方がたくさんあって面倒くさいです。

 まずは我々日本人が日常的に普通に使っているのは、たぶんイタリア語の音名ですね。いわゆる“ドレミ”ってヤツです。

 「ああ、ドレミね。なるほど」と思った人は、まだまだ甘いです。と言うのも、いわゆる“ドレミ”には“固定ド”と“移動ド”があって、我々が普段使っているのは“固定ド”の方です。

 じゃあ“移動ド”って何かと言うと、学校の音楽の時間では“階名”として習ったアレですよ。まあ、ハ長調やイ短調の時は、音名=階名となるので、特に問題はありません。

 しかし、いつも音名と階名が一致しているわけではありません。階名は調性によって変化し、移動するんです。だから“移動ド”なのです。

 例えばヘ長調の場合で考えてみましょう。ヘ長調って“固定ド”のファをドとみなして、ファの音から「ドレミファ~」と読んでいきます。いわゆる階名読みって奴ですね。

 この“移動ド”は学校の音楽の時間だけでなく、クラシック音楽でも、合唱ではよく使われているし、ポピュラーの世界でもよく使われています。と言うのも、相対音感の持ち主にとっては、この“移動ド”と言うのは、感覚的にとてもピッタリと来るらしいのです。ちなみに、絶対音感を持っている人にとっては、固定ドじゃないと混乱するそうですが…。

 今、ヘ長調と何気に書きましたが、このヘ長調の“へ”は日本語です。音名をイロハで表しているわけです。“ドレミファソラシド”は、日本語では“ハニホヘトイロハ”になりますので、ハがドで、へはファに当たります。昔々は、結構よく使われたそうですが、現代では調性を表す時に使われるくらいです。

 現在、日本のクラシック音楽業界で一番多く使われているのは、ドイツ語でしょう。C(ツェー)がドになります。ですから、ドイツ語でドレミを順に書けば、C(ツェー)、D(デー)、E(エー)、F(エフ)、G(ゲー)、A(アー)、H(ハー)となります。ちなみにB(ベー)はシ♭になります。

 一方、ポピュラー音楽業界でよく使われているのが英語です。英語でドレミを順に書けば、C(シー)、D(ディー)、E(イー)、F(エフ)、G(ジー)、A(エー)、B(ビー)となります。パッと見で、英語はドイツ語とほとんど同じに見えますが、英語とドイツ語ではBの指す音程が違っています。また表記は同じでも「エー」は英語ではAですが、ドイツ語ではEにあります。案外、ややこしいのです。また、英語では、音名表記とコード表記が基本一緒ですから、Cと書いた時に、ドという音程を表しているか、それともドレミという和音を表しているかは、文脈で判断しないといけません。

 なんか、あれこれあって、面倒くさいです。私的には、すべてを固定ドで表現したいのですが、臨時記号(♯や♭)が付いた時の呼び方が、固定ドでは、もたもたしているので、クラシックの方々がドイツ語を使ってしまうのも理解します。

 じゃあ、ドイツ語で統一すれば…と思っても、ドイツ語の日本語におけるシェアって、そんなに多くないんですよね。おそらく、ドレミのイタリア語に追いつかないのはもちろん、英語にも負けちゃうんじゃないかな? やっぱ英語は強い言語だからね。

 そんなわけで、我がブログでの音名表記は、これらの言語による表記がゴッチャゴッチャになっているのは、そんなわけだからです。

 失礼しました。

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