ひとこと

  •  ああ、ゴールデンウィークに突入いたしました。今年のGWは、レッスンと温泉とラ・フォルジュルネとオペラで過ごそうかと思ってます。あ、溜まったDVDも見ないとなあ。ああ、とりあえず忙しいGWになりそうだなっとね。それはそれと、今年のラフォルジュルネは、パソナが不参加なんすよ。ああ、残念残念残念。私はパソナのコンサートが大好きだったのに…、もう生きる希望が無くなったよ(ちょっと大げさ)。とにかく、パソナが不参加で悲しい私でした。
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2015年12月10日 (木)

皆さん、音大に期待しすぎ(笑)

 音楽大学(以下、音大と略)も大学。一般大学と変わらない、私はそう考えます。

 では、一般大学は何のためにあるのでしょうか? 大学というところは、高等教育機関であって、そこで学ぶ学生には、それにふさわしいだけの学力と教養が与えられ、知的専門家としての基礎技能を学ぶ場であります。あくまでも、専門家としての最初の基礎トレーニングをする場であって、大学と言えども学校である以上、そこを卒業したとて、まだまだ半人前なわけです。その後の教育は、職場に出て、現場で(多くの職業の場合は、十年ほど)働きながら学び続けて、経験を積んで、ようやく一人前になる…わけです。

 それは医者を育てる医学部であっても、法曹家を育てる法学部であって、教師を育てる教育学部においても同じで、その他の学問や専門家においても、やはり同じです。

 では音大は何を育てているのかと言うと、まず第一義的には、中学校や高等学校の音楽科の教師です。そして、その中から、一部の人が大学院に進学したり、海外に留学して、プロの演奏家となります。これは、一般の教育大学で学ぶ人の大半は、普通に学校の先生になるわけだけれど、ごく一部の人間が大学院に進学したり、海外に留学したりして、教育学等の専門家(つまり、学者)になるのと同じ構造です。

 いや、一般大学を例に出すよりも、体育大学で考えた方がもっと分かりやすいかも。一流アスリートと呼ばれる人々の多くは体育大学を卒業している事が多いけれど、体育大学の卒業生の大半は、学校の体育の先生になる…でしょ?

 ですから、教育大学に進学したからと言って、その人が学者さんになるとは限らないし、体育大学に進学したからと言って、誰もがオリンピックに出場できるわけではないのと同じように、音大に進学したからと言って、プロの演奏家になると思うのは、ちょっと違うわけです。

 そんなわけで、音大入学、即、将来はプロの演奏家…と考えてしまうのは、音大に期待しすぎだと思いますよ。

 それにだいたい、音大の目的が、プロの演奏家を養成する事なら、こんなにたくさんの音大は不要でしょ? そんな事は、同じ音楽であっても、音楽科の教師にはならない、プロの演奏家養成だけを行っている、邦楽や雅楽を学ぶ施設を見ても分かります。音楽大学は、日本各地に存在する中学校や高校に音楽の先生を供給するために、学生を養成しているわけだし、実際、日本の学校、とりわけ地方では、まだまだ音楽科の教師が不足しているので、その点に於いては、まだまだ必要な存在です。

 別の話をします。音大は音楽科の教員養成をする学校であって、街のピアノ教師はもちろん、楽器店講師を始めとする一般企業のOLさんを積極的に育てているわけではないでしょう。これは、教育学部が、街の塾講師を積極的に育てているわけでもなければ、一般サラリーマンを積極的に育てているわけでもないのと同じです。でも、現在は(特に都市部では)学校の先生になるのも大変だから、いくら教育大学や音楽大学を卒業しても、なかなか教育現場で働くのは難しく、やむをえず、学校現場とは別の職業に従事する学生が出るわけです。これは本来の大学教育が目指していたモノとは違うわけです。

 違うと言われても、これが現実。人間、稼がないきゃ死んじゃうし、同じ稼ぐなら、自分の専門に近い分野で働きたいと願うのは自然な思いだしね。だから私は、教育大学や音楽大学を卒業して、街のピアノ教師になったり、一般企業に就職する人を否定しませんよ。ただ、できれば地方に出向いて、音楽の先生になってほしいかな…なんて思ったりします。それくらい、地方における音楽の先生不足って深刻なんですよ。

 さて、我々一般人は、音大を卒業した人…と聞くと、あたかも“すでにプロの音楽家”のような錯覚をしがちで、ピアノもバンバン弾けて、歌もうっとりした声で歌えると勘違いしがちですが、冷静に考えるならば、そんな事、あるわけないんです。ピアノ科卒業の先生は、歌が苦手だったりするし、声楽科卒業の先生はピアノが苦手だったりする人が、多いです。ましてや、器楽科専攻だった先生は、ピアノも歌も苦手だったりするわけです。

 実際、私は今まで、音楽大学を卒業した経歴を持ちながら、ピアノ一つ、満足に弾けない人を複数知っています。当然、歌えば音痴丸出しです。よくその程度で音大に入学できたものだと感心しますが、音大と言ってもピンきりですから、いくら専門教育を受けたとは言え、学校を卒業しただけなら、まだまだそんなレベルの方も掃いて捨てるほどいるわけです。でも、その程度では、音楽科の教員になれないのも無理はありません。プロの音楽家を輩出させられないのはもちろん、音楽科の教員養成すらまともにできないような音大なんて、必要なのかな?って思ったりします。

 大学教育って、習い事の延長じゃないんだよ。

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コメント

なるほどね。そう言われてみれば納得です。
音大卒業生のほとんどが音楽家になれる理屈ならば、文学部卒は小説家になれそうだし、経営学部卒は社長になれますなあ。

私は日本の大学在学中には、何も勉強らしい勉強はしませんでした。バイク乗ったり、バイトしたり、そういうレベルの低い学生生活を送っていました。でも二流大学はそういう感じの学生が多かったのは事実です。

そういう経歴の人間が、他人のことを「音大卒のくせにピアノ下手じゃん」とは言えませんね。反省しました。

在日日本人さん

>他人のことを「音大卒のくせにピアノ下手じゃん」とは言えませんね

 言えませんし、言っては可哀想です。本当に、ピアノが下手どころかロクに弾けない音大卒業生だって、今はいるんですよ。そういう人は、自分がピアノが弾けないことをコンプレックスに思ってますので、禁句ですよ、タブーです。

 音大側からすれば、学年に一人、看板となってくれる学生がいれば、後は集金要員なわけだし、学生側からすれば、勉強が苦手でも子供の頃から習っていた趣味(なので大して弾けない)で大学に行けるなら、それはそれでいいわけだし、親御さんにしてみても、地方の低偏差値大学に行かれるよりも、音大に行ってくれた方が外聞がいいしね。みんなが幸せになる選択をした結果が“音大卒業してもロクにピアノが弾けない卒業生”を生み出しているわけです。

 ま、他人がつべこべ文句をいう筋合いではないのは、確かですね。

>そういう人は、自分がピアノが弾けないことをコンプレックスに思ってますので、禁句ですよ、タブーです。

アメリカの大学でコンピューター関係の学部に留学しているのだけど、ほとんど知識が身についていないタイ人女性がいました。
彼女はバンコクに戻るのを怖がっていました。「アメリカでコンピューターを学んできた」という肩書を持つわけですから、タイの友人に「パソコンがわからないから教えて」と言われるかもしれないからです。

その女性は彼女のパソコンのデスクトップに、自分や友人の写真をアレンジして飾っていました。デスクトップを綺麗に飾る技術に関してはおそらく全米一のテクニックがあるだろうから、それに特化して教えたらどうか、とアドバイスしてやりました。

下手な肩書を持つことはプレッシャーになるってことですね。

↑ 追伸です。

パソコンに疎い人は上記のギャグがわからないかもしれませんね。(笑)を付けておけば良かったかな。

アメリカの大学でコンピューターを学びながらも、デスクトップの壁紙ぐらいしかいじれない人もいるってことです。アイコンをこちらに移動しないと顔にかかっちゃうとかね。その程度のゴージャスな技術です。

在日日本人さん

>「アメリカでコンピューターを学んできた」という肩書を持つわけですから、タイの友人に「パソコンがわからないから教えて」と言われるかもしれないからです

 日本人なら「アメリカでコンピューターを学んできた」事実を隠蔽する事案ですね(笑)。実際、自分から自慢したりバラしたりしなければバレない…んじゃないの? タイじゃ隠し事できないのかな?

 タイと言うと、私には“性転換手術をしたい人たちが渡航する国”というイメージがあります、おそらく偏見です(笑)。

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