ひとこと

  •  最近、読みたいなあと思ったビジネス書とか実用書は、たいてい紙だけでしか出版されていない(涙)。なので、買えないし、読めない。それにあれだけ読んでみたいと切望していたのに、一週間もすれば、私の興味が次に移っているので、その本の事など、どーでもいい気分になっていたりします。以前は、週末ごとに書店に行って、ごっそり本を買っていたのに、昨今はそんな感じで読みたい本が電子書籍化されていないので、読めず、買えずで、読書量が落ちている私です。紙の本を買えばいいじゃんと思われるかもしれないけれど、一度電子書籍に親しんでしまうと、もう紙の本には戻れないんだよ。紙の本を販売しちゃいけないとは言わない。ただ、電子書籍版も同時に発売してくれよ~と声を大にして言いたいだけなのです。
2018年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

コメントについて

  • コメントは、どの記事に対して付けてくださっても結構です。歓迎します。ただし、以前書いた記事については、現在では多少考え方が変わってしまったものもあります。また、コメントをくださる場合は必ず“名前”の欄にハンドルネームをご記入ください。ココログ的には、コメントの際の名前の記入は任意となっていますが、このブログでは必須としますので、ご了解ください。また、その時に使用されるハンドルネームは、お一人様一つで統一してくださいますようにお願いします。複数ハンドルの同時使用、及び別人への成りすまし発言、捨てハンドルのご使用等は固くご遠慮願います。迷惑コメントやアラシ発言に関しては放置でお願いします。記事とは無関係のものや、プライバシーに触れたコメント、スパムコメント、エロ系コメント、商用コメント及びにネットマナーを無視したコメントに関しては、予告なしに削除する事もあることを御承知置きください。また、度重なる迷惑コメントに関しては、ニフティに「迷惑コメント」として通知し処理してもらうことにしました。

カテゴリー

メールについて

  • 記事の訂正および削除の依頼と、部外者に見られることなく、私(すとん)と連絡を取りたい方は、メールリンク(この下にある「メール送信」)をクリックしてメールでご連絡ください。その際、どの記事でもかまいませんから、コメントに「メールを送りました」と一報いただけると幸いです。私、メールを見る習慣がないので、黙っているといつまでもメールを放置してしまいますので、よろしくお願いします。メールを送ったことをお知らせいただいたコメントは、メール確認後、すみやかに削除させていただきますので、ご安心ください。

« なぜキング先生の元では上達できなかったのか? あるいは、なぜ以前は撃沈ばかりしていたか? その2 | トップページ | レコ勉のすすめ »

2015年10月21日 (水)

大学院オペラ公演で『コジ・ファン・トゥッテ』を見てきたよ

 先日、国立音楽大学で行われた『大学院オペラ公演』ってヤツで、モーツァルト作曲の『コジ・ファン・トゥッテ』を見てきました。『大学院オペラ公演』というのは、大学主催で、大学院生を中心メンバーにしてオペラ公演を行うという企画です。指導者は大学のセンセたち、スタッフはすべて大学関係者、オーケストラや合唱は学生たち、場所は校内のホールだし、出演者は大学院生(&OB・OG)たちという、大学関係者たちだけで行っているオペラ公演です。今回、私は国立音大のモノを見てきました。たぶん、どこの音大でも学生主体の大学関係者によるオペラ公演って、やっているんじゃないかしら?

 さて、国立音楽大学って、最寄り駅的には玉川上水駅にあります。西武の拝島線の駅が東京都立川市にあって、多摩モノレールの駅が東大和市にあります。つまり市境に作られている駅ね(珍しい)。で、多摩モノレール駅側の通路から出ると、ほぼ一本道で、国立音楽大学に行けます。

 この多摩モノレールというのが、すぐれものだね。こんなモノレール、以前は無かったはず…と思ってググってみたら、1998年開業らしいから、私の青春時代には無かったわけで、そりゃあ知らないわ。多摩センターから、帝京大学や中央大学、明星大学、多摩動物園、高幡不動、立川駅、自治大学校、国立音大、玉川上水駅、上北台駅をつないでいる『あると便利なのに、なぜ無い!』と昔は思ったところをつないでいるモノレールなんだな。ほんと、当時、コレがあれば、あんな苦労はしなかったのに…(涙)。ちなみに、多摩センターから八王子とか町田への延長も計画されているそうで、そうなったら、もっと便利になるから(私的には)うれしいなあ。

 で、そんな便利な多摩モノレールに乗って、国立音楽大学の講堂大ホールに行きました。

 この講堂大ホールってのは、申し訳ないけれど、ダメダメな音楽ホールで、私はマジで死ぬかと思いました。何がダメなのかと言うと…座席が狭いんだよ(怒)。今時、こんなに狭い座席のホールなんて、まあ無いな。それくらい、圧倒的に狭い座席でした。

 私程度の、そこらに普通にいる成人男性には狭いです。とりあえず尻は問題なく入るので、デブかどうかは問題ではありません。問題は肩です。座席の幅が狭いので、尻は入っても、肩がはみ出ます。座席の幅が肩幅より狭いので、当然、正面向いては座れません。だって隣の人だって、肩がはみ出してますから(笑)。で、その隣の人だって肩がはみ出ていて、結局、成人男性が座ると、みんな肩がはみ出ちゃうわけ。

 成人男性の肩幅よりも狭い幅の座席って、ありうる? ありえないでしょ!

 ここは小人の国の音楽ホールかい? 結局、身を斜めによじらないと座れないわけで、これって何気にキツイのよ。おまけに前の座席との距離も短くて、膝は前の座席にぶつかったままで、ほんと、あんな狭い空間なので、身をよじ入れないと座れません。もしかすると、飛行機のエコノミー席よりも狭くないかい? 私はオペラを見ている最中に、エコノミー症候群になってしまうんじゃないかと、マジで心配しました。いや実際、身動き一つ取れず、狭くて、暑くて、苦しくて、冷や汗をドロドロかきながら、オペラを見ていたので、オペラには集中できませんでした。

 まあ、音大なんて、ほぼ女子大だし、音楽をやっている男子学生って、基本的に、運動苦手な細身で身長低めの子ばかりだから、こんなに狭い座席でも問題ないんだろうけれど、たまに声楽科あたりにいる巨漢な学生は、こんなホールだと、どうするんだろうね。お客さんだって、柔道とかラグビーとかをやっていた巨漢系の人だっているでしょ? 父兄にだって巨漢はいるでしょ? 「太っている人、背の高い人、手足の長い人はやってくるな!」ってことですか? まさかね。オペラ公演そのものが良かっただけに、ホールの狭さには辟易しました。ホールがダメなので、減点60点です。

 さて、演奏の方はと言うと…良かったです。良い意味でアマチュア感が満載で心打たれました。歌手も合唱もオーケストラも熱くて、その真剣さに感動しました。リハーサルと言うか、準備もよくされている事を感じたし、舞台上の動きの一つ一つがよく訓練されていると思いました。実に、丁寧に作られたオペラだったなあと思います。プロだと、むしろ、ここまで丁寧な作り込みって…コストパフォーマンス的にも無理だものね。そういう意味では、とても貴重で、とても見応えのある舞台でした。

 『コジ・ファン・トゥッテ』は2回公演…と言うか、2日間公演で、主な配役(6役あります)はダブルキャストでした。つまり、6人×2日で12人の歌手さんが出演したわけです。ちなみに男女の内訳は、男女とも3人ずつ×2日で、女性は全員ソプラノ、男性はそれぞれ、テノール、バリトン、バスが各1人ずつ×2日でした。

 ただし、それら12人のうち、在校生(大学院生)は、男1人女5人の合わせて6人きりで、残りの配役はすべてOB&OG…つまり助っ人さんが助演してくれていました。

 大学院公演なんだから、本来は主要キャストは全員在校生(大学院生)で行うべきなんでしょう。毎年公演をしているとは言っても、大学院の最高学年なんて人生に1回しかないんだから、主要キャストは院生、それも最高学年の学生に振るべきだと思います。それにだいたい、合唱に大勢の学生が振り分けられているのだから、学生自体がいないわけではないのだろうけれど、キャストの半分…というか、男性歌手のほとんどをOBに頼っているとは…これは国立音楽大学に限らないのかもしれないけれど、若手男性歌手の払底というか、男子音大生の水準の低さの現れなのかもしれないと思いました。

 はっきり言っちゃえば、学内には、合唱ならOKだけれど、主要キャストを任せられるような(バリトンの1名を除いた)男子学生がいない…って事なんだと思う。残酷な話だけれど…。

 一方、女子学生たちの頑張りは見事だったと思います。1名を除いて、学生たちが演じていたわけだからね。それもただ演じていただけでなく、少なくとも私が見た日の出演者たちは、歌の上手さはもちろん、美貌もスタイルも芝居も高水準で、実に見事でした。実力的には、いますぐにでもプロとしてデビューして活躍できそうなくらいでした。

 しかし…ソプラノ歌手って供給過剰なんだよね。これだけの実力を持っていても、今のままの彼女たちでは、職業歌手としてやっていけるかどうかは…素人目にも難しいんだろうと思いました。だって、この世界には、美女で歌が上手くてお芝居の上手なオペラ歌手なんて、掃いて捨てるほどいるもの。たくさんいるだけでなく、皆、大変な思いをしながら仕事をしているわけだもの。ほんと、ソプラノさんって競争率高いし、過剰供給なんだよね。つまり、美女で歌が上手くてお芝居が上手なだけじゃあ、スタートラインにも立てない…のが、現実だもの。それ以外の+αの魅力がないとデビューできないでしょう。いや、+αの魅力があって、無事にデビューできても、それだけじゃあ鳴かず飛ばずで終わっちゃうわけで、+αの魅力を複数持っていないと、実際には成功できないわけで…ほんと、ソプラノって大変なんだと思います。

 オーケストラは、なかなか見事でした。時折…ってか、結構、歌とズレていた場面があったけれど、あれはオーケストラの責任ではないので、仕方ないです。あえて言えば、指揮者が歌手に合わせられなかっただけの話だし、もっと言えば、指揮者が合わせられないような歌を歌っている歌手の責任だものね。興奮していても、歌は走っちゃダメだよね。オーケストラって、リハーサル時のピアノと違って、そんなに身軽じゃないんだからね。

 合唱は…とても上手で感心したけれど、正直、ボリューム的には物足りなかったかな。あれだけの人数が舞台に上がっているんだから、もっとガツンとした合唱でもいいのに、はっきり言っちゃえば、あの人数なのに、ソリストたちと変わらない音量しか出せないのなら、合唱の人数をさらに倍増、いや三倍増にしないと、ダメかなって思いました。あれでは、市民オペラの合唱団レベルだよ。市民オペラは趣味の老人たちの合唱だから、ボリュームが足りなくても仕方ないけれど、専門教育を受けている若い歌手たちの集団なんだから、歌が上手なのは分かったけれど、もっとガツンと歌えないとね、寂しいよ。でも、可愛かったから、良いか(笑)。

 合唱は女子学生ばかりで、やっぱり男子学生って少ないんだなあって思いました。実際の舞台では、合唱の子たちが道具の搬入とかやっていたわけだけれど、大きな道具も女子学生たちが動かしているのを見ると「なんかなあ…」と思いました。声楽科に男手が足りないのなら、他学科の男子学生を駆り集めて、黒子にする事はできなかったのかしら?とか、オジサンは思いました。

 まあ、大学自体が湘南からは遠くて行くのが大変だったし、ホールの客席が狭くて、死ぬかと思ったけれど、オペラ公演自体については、その熱演ぶりが気に入りました。来年もまた見に行きたいですね。それまでにホールの座席が広くなっているといいのだけれど…まあ、たぶんそれはないだろうなあ。

 世の中には、ままならぬ事もたくさんある、って事だな(笑)。でもほんと、オペラ自体はとても良かったんですよ。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村

« なぜキング先生の元では上達できなかったのか? あるいは、なぜ以前は撃沈ばかりしていたか? その2 | トップページ | レコ勉のすすめ »

歌劇」カテゴリの記事

コメント

あらあら、そんな座席が狭かったらオペラは長丁場なのだし辛いですね!でも、院生のオペラならそれなりに上手でしょうから、あちこちの音大を観て回ると楽しそうですね!!オペラを見慣れない方もこうした大学のオペラなどでオペラ慣れしてくるとソリストは勿論だけど、演出も合唱や楽しみが色々、広がり、また奮発して時にはお引越し公演なども本当に楽しめますよね!DVDで予習をするのもよいですが、実際の舞台はいいですね!

アデーレさん

 いや、ほんと、ホールの座席以外は良かったんですよ。唯一にして最大のダメダメが、ホールの座席なんですわ。

 これ、おそらく学生の経験値を上げるためにやっているんだろうけれど、これだけの仕上がりなら、募集活動の一環にもなるわけよ、なにせ私学だから学生募集は大切な事よん。でも、こんなホールだと、募集活動の妨げになるよなあ。少なくとも、ちゃんとした体格の男子生徒なら、このホールの座席で敬遠しちゃうからな。

 ウチの息子くんも、ホールの座席の狭さには文句を言っていたので、たぶん、ここは受験しない(笑)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« なぜキング先生の元では上達できなかったのか? あるいは、なぜ以前は撃沈ばかりしていたか? その2 | トップページ | レコ勉のすすめ »

フォト

↓参加しています

  • 人気blogランキングへ にほんブログ村 クラシックブログへ

アマゾンでどうぞ

アマゾンで検索

トラックバックについて

  • 2011年12月1日以降の記事において、トラックバックの受付を止める事にしました。それ以前の記事に関しましては、トラックバックの受付自体は継続いたしますが、承認公開制にさせていただく事にしました。また今までトップページに表示していました「最近のトラックバック」という項目の表示も止めました。よろしくお願いいたします。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

このブログは2007年8月14日から始めました

  • Copyright(C) 2007-2017 すとん