ひとこと

  •  FOXテレビの某インタビュー番組において、トランプ大統領がインタビュアーからこんな質問を受けたのだそうです。「モンテネグロを攻撃から守るため、なぜ私の息子が(米兵として)行かなければいけないのか」それに対して大統領は「おっしゃることは理解できる。私も同じ質問をしたことがある」と答えたそうです。モンテネグロは旧ユーゴスラビアの一国で、2017年6月にNATOに加盟したばかりの国です。NATOに加盟したという事は、とりもなおさずアメリカの同盟国になったということです。「加盟国への攻撃は全体への攻撃にみなす」というのがNATOの基本的な考え方です。この“モンテネグロ”を“日本”に置き換えて考えた時、果たして憲法は現状のままで良いのか? 日本は自前の軍隊を持たなくて良いのか? と考えてしまう私です。憲法9条じゃあ国はもちろん、日本の子どもたちも、私の家族も守れないよ。
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2015年9月 3日 (木)

イル・デーヴの鎌倉場所に行ってきました

 皆さんは“イル・デーヴ”をご存知でしょうか? 4名のオペラ歌手と1名のピアニストで結成された重量級ヴォーカルグループです。何が重量級なのかと言えば、メンバーの総重量が500Kg超であるというほどの重量級な事です。ですから、舞台の出入りは、メンバーの誰であっても、常にドスドス言ってました。

 メンバーは、テノールの望月哲也氏(NHKのニューイヤーオペラに出演されていましたね)、テノールの大槻孝志氏、バリトンの青山貴氏、バスバリトンの山下浩司氏に、ピアノの河原忠之氏の5名です。

 一人ひとりでもすごい実力の歌手なのに、その人達がユニットを結成して活動しているんだから、そりゃあすごくないわけがないです。

 男性ヴォーカルユニットで「イル・デーヴ」という名称から分かるとおり、このグループは、世界的に活躍しているクラシック系男性ヴォーカルグループの“イル・ディーヴォ”のパクリです(笑)。いやあ、これくらいまっすぐにパクっていると、気持ちいいです。名称のみならず、その歌唱スタイルとかも、結構近いものがあります。全然違うのは、本家はイケメン揃いでスラっとした体格の方々ですが、こちらはお相撲さんかと見間違うような方々ばかりで、ルックスは似ても似つかないといった点でしょうか(笑)。あと、本家はマイク歌唱ですが、こちらは(オペラ歌手ですから)生歌歌唱って違いでしょうか。

 とにかく彼らに関する詳しい情報は、こちらの公式ブログでどうぞ。今回のコンサート関係の写真満載です。

 それと、彼らはどんな感じのグループなのか、興味がある方もいらっしゃるでしょうから、YouTubeの画像(2011年のコンサートの宣伝動画)を貼っておきますので、よろしく。

 とにかく、今回のコンサートは、おもしろかった。いやあ、満足。

 コンサート前半は、各々日本歌曲を一曲ずつ歌い、その後はドニゼッティの歌劇『愛の妙薬』のアリアと重唱を歌いまくるという趣向でした。コンサート後半は、イル・デーヴとして出した2枚のアルバムの収録曲の中から歌ってくれました。実に満足。もちろん、マイクは無しで、生歌オンリーです。マイク無しなのに、音量は爆裂で、なんかこの人たち、間違っているんじゃないかって思いました(大笑)。

 一応、当日のセットリストを書いておきます。

第1部
 [ピアノ曲:曲名忘れた(汗)](河原氏)
 からたちの花(望月氏)
 かきつばた(大槻氏)
 松島音頭(青山氏)
 かやの木山の(山下氏)
 歌劇『愛の妙薬』より
  ~序曲(河原氏)
  ~なんとかわいい人だ(大槻氏)
  ~昔パリスがしたように(青山氏)
  ~さあ皆の衆、聞いた、聞いた(山下氏)
  ~人知れぬ涙(望月氏)
  ~これだ、世にも珍しい薬とは(大槻氏&山下氏)
  ~20スクードで(望月氏&青山氏)

第2部
 シルヴィアに
 アマリッリ、私の美しい人
 ニグラ・スム
 Lilly and Rose
 朧月夜
 ダニー・ボーイ
 ロマンチストの豚
 さびしいカシの木
 涙そうそう
 ピエ・イエズ

アンコール
 いのちの歌

 面白かったのは、イル・デーヴは、テノール2,バリトン、バスバリトンという構成なんだけれど、ある曲(確か、アマリッリだったかな?)は、原曲が混声四部のソプラノ、アルト、テノール、バスという構成だったので、イル・デーヴも普段とは構成を変えて、テノールの大槻氏がソプラノへ、バリトンの青山氏がアルトへ、テノールの望月氏はそのままテノールで、バスバリトンの山下氏がバスへと、パートを変えて歌ってくれました。別にソプラノやアルトにパートを変えたからと言って、実音で歌ったわけではなく、1オクターブ下げて、声に無理なく歌ったわけだけれど、これが案外良いんです。このやり方が、すべての混声四部曲でうまく行くとは思わないのだけれど、少なくともこの曲に関しては、面白かったです。

 普段、オペラで主役をやっている4人によるユニットですから、4人で声を合わせて歌ったからと言って合唱にはならず、あくまでも声楽アンサンブルなんですが、それでもさすがはプロで、主張する所はそれぞれしっかり主張しながら、ハモるところはきちんとハモるんです。当たり前なんだけれど、すごいなあって思いました。

 しかし、生歌オンリーってしんどそうです。2時間超のコンサートでしたが、皆さん、コンサートの終了時は、明らかに消耗していましたから。いやあ、特に後半のイル・デーヴの部分は、皆さん、歌いっぱなしですからね。そりゃあ、疲れるよ。ご苦労様でした。また、聞きに行きたいですし、次のアルバム、絶対に買います(笑)。

 で、次のアルバムはこれです。9月16日発売だそうですから、もう少し待たないといけませんね。でも、楽しみ、楽しみ。

蛇足 それにしても携帯電話の着信音が、必ずと言っていいほどに、良い所で鳴るんだよね。望月氏が「人知れぬ涙」の最後のカデンツァに差し掛かる少し前から、着信音が鳴り出して(それも切らずにずっと鳴らしっぱなし)、気が気でなかったのですが、いよいよ聴かせどころに行く!ってところで、別の場所から別の着信音が鳴り出し「え!?」と思っているうちに歌が終わってしまいました。他の歌でも、結構遠慮なく携帯電話が鳴っていました。コンサート中に、こんなに携帯電話が鳴るという経験は初めて(涙)。「歌い直して欲しい…」と思ったし、それ以上に(ハイソな方々が多く住んでいる鎌倉なのに)客層が悪い…ってか、音楽のコンサートに不慣れな人が多くて、お怒りモードに突入しちゃった私でした。

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コメント

イル・デーヴはイル・デーブ(=でーぶ)でもあるんですね(笑)
すとんさんも近いうちに仲間入りできるかも。
すみません、冗談です。お気を悪くしないでくださいね。

Yokusiaさん

 体重とか、背格好とか、シルエットなら、すでに仲間入りできますが、歌では…一生かかっても無理ですね。テクニックとかうんぬん以前に、彼らとは持っている楽器が違いますもの。テクニックは鍛えられるし上達もしますが、楽器の違いはどうにもなりませんって(笑)。

 ほんと、4人とも、常人離れした声で、まさに“声の超人”“声の超能力”な人たちなんです。

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