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2015年8月20日 (木)

私の好きな歌曲 その9 ロマンチストの豚

 私、日本の歌曲も好きだよ(笑)。ただ、日本語は歌うのが難しいので、聴くだけならともかく、歌いたいと思える歌曲となると、どうしても数が限られてしまいます。

 そんな中、チャンスがあったら、ぜひ歌ってみたいと、かねてから温めているのが、この曲です。木下牧子氏作曲の「ロマンチストの豚」です。

 歌詞はこんな感じです。歌っているのは、メゾソプラノの薬谷佳苗氏です。

ロマンチストの豚がいた
こころはやさしくおしりはまるく
ほそいひとみをまばたいて
いつもはなをならしていた
  ロマンチストの豚 ロマンチストの豚
  夢みる夜のあこがれに
  みもだえしながらせつなくねむる

ロマンチストの豚がいた
暮らしはひどくて希望もないが
しかしほほえみわすれずに
いつも歌をうたっていた
  ロマンチストの豚 ロマンチストの豚
  夢みる夜のあこがれに
  みもだえしながらせつなくねむる

ロマンチストの豚がいた
ある晩背中に翼がはえた
白い翼をはばたいて
豚は空へとんでいった
  ロマンチストの豚 ロマンチストの豚
  ロマンチストの豚からは
  それっきりなんのたよりもない

 ちなみに、作詞はアンパンマンで有名な、やなせたかし氏です。アンパンマンの世界にも通じるようなファンタジーの世界が歌われていますが…主人公の豚は、最後は天使になって飛んでいってしまった…って、食肉加工されたんだよね! まあ、ブラックとも言えない程度の薄味ブラックな詩だったりします。

 私のような肥満体歌手がコミカルに歌うのに、うってつけの曲なんです。

 実はこの「ロマンチストの豚」は、歌曲集「愛する歌」の中の一曲なんですが、この“歌曲集「愛する歌」”自体が、二部合唱曲集「愛する歌」から作られた歌曲集なんですね。つまり、最初は二部合唱曲として作られた曲(「ロマンチストの豚」含む)を、後に歌曲に作りなおした…と言うか、転用したというわけなんです。

 というわけで、こちらが合唱バージョンの「ロマンチストの豚」です。

 こちらの動画ではアカペラで歌ってますが、元々アカペラ歌唱がオリジナルなのかどうかまでは、私存じ上げません。でもググるとこの曲、結構アカペラ合唱のものが多いんです。それにしても、アカペラの合唱っていいですよね。歌っているのは“慶應義塾大学理工学部・国立音楽大学混声合唱団コールマイヤー”さんです。

 ほんと、この曲の歌曲バージョン、歌ってみたいです、レパートリーにぜひ加えたい曲です。それくらい、愛してます。でも、私には、ちょびっと音域が低いんだよね。合唱ソプラノの音域で作曲されているのが悩みです。五線下のCのロングトーンは、ちょっと私には無理かも…。それくらい低い音になると、短い音符ならビヤっと出せますが、ロングトーンは難しいんだよね。どうしても胸に落ちちゃって、偽バリトンヴォイスになっちゃうんですよ。テノールの声で歌うには、三度ほど上げたい気分です。ソリストが歌うには、やはり動画のように、メゾやバリトンさん向けなのかな?

 そこが残念。でも、歌いたい。

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コメント

わーい!私も同じ動画見てましたー!笑
ロマンチストの豚からはあれきりなーんの便りもなーい!って、歌詞だよねー、豚さん、どうしたのかな??
木下牧子はいいよねー!私は、寂しいカシの木がすきだにゃー!

アデーレさん

 木下牧子氏は、本当にいいね。特に「愛する歌」という歌曲集は本当に良いと思います。色々なジャンルの曲をたくさん書いている人だけれど、やはりイメージ的には“合唱の作曲家”なんだよね。まあ、日本の現代作曲家さんのお仕事の中では、一番お金になるのは、何と言ってもテレビや映画の劇伴のようですが、そういうポピュラー系のお仕事をせず、純粋にクラシック畑で生きていこうとするなら(偶然かもしれませんが、木下氏は、ほとんど商業曲を書いてないですね)合唱曲が一番お金になるようなんです。再演率高いし、楽譜もたくさん売れるしね。

 個人的には、これだけ才能溢れる人なら、世界に誇れるような、日本語のオペラを書いて欲しいなあって思いますが…日本語のオペラなんて、全然お金にならない、大赤字覚悟の仕事だよな(笑)。

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