ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2015年8月24日 (月)

先日、草津に遊びに行ってきました

 さて、本日より通常運転に戻りますが…再開一回目ですが、今回は、音楽とは関係ないネタだけれど、私の備忘録として、旅行の話を書きます。

 先日、お盆休みの終端あたりで、妻と二人で群馬県の草津温泉に行ってきました。夫婦で温泉旅行とは、まさに老夫婦の楽しみだね(笑)。で、今回の旅行の目的は、もちろん目的地である『草津温泉を楽しむ』もあったのだけれど、それ以上に私の興味を引きつけたのは『長引くデフレ時代における激安旅行って、どんな感じなの?』って事もありました。

 そう、今回の旅行は、驚くべき激安旅行を敢行したわけです。で、どんな激安旅行なのかと言うと…まず、現地までの足は…ホテルの送迎バス。そうなんですよ、鉄道とか路線バスとかの一般公共交通機関は使用せずに、ホテルの送迎バスで行きました。

 普通、ホテルの送迎バスって、ホテルの最寄り駅からホテルまで…と言うのが一般的なんだけれど、今回利用したホテルの送迎バスは、ホテルそのものは群馬県の草津温泉にあるにも関わらず、送迎バスは…なんと、神奈川県の横浜から出ているんです。なので、今回は、そのバスに乗って草津に行きました…いやあ、そんな長距離を運行してくれる送迎バスがあるんですね(驚)。

 とにかく、朝8時半発のバスに乗り、途中で二度の休憩をはさんで、草津に到着したのが午後3時頃。時間的には…ちょっと長いけれど、草津自体が遠方なんだから、これは仕方ありません。道中を愉しめばいいわけですからね…と言っても、乗っているのは、ホテルの送迎バスです。観光バスじゃないんです。だから道中は、全く旅行気分ではなくて、単なる移動でございました。なにしろ本当の本当に送迎バスなので、『禁酒禁煙・ガイドさんも不在』だったんですよ。私はやらないけれど、バス旅行の楽しみの一つに『車中の酒盛り』ってのがあるわけだけれど、これはNG。旅行気分を盛り上げてくれるガイドさんの軽快なトークも無し。単なる“送迎バス”だから、送迎オンリーで、実に気分は盛り上がらないわけだ。

 その代わり、交通費は激安(笑:さすがに遠距離なのでタダではなかった)でございました。

 で、そんな送迎バスに揺られて、ホテルに着けば、いかにも“昔の観光ホテル”って感じのホテルでした。あっちこっち、うらぶれているし、いかにも“人件費ケチっているなあ”といった感じで、全体的に薄暗くて、古めかしくて、掃除もあれこれ行き届いてません。宿に期待していると、絶対に失望するなあ(笑)。

 食事は…って言うと、なかなか面白かったよ。海のない草津なのに頑張ったんだろうねえ…夕食には刺し身の盛り合わせが出たんだけれど、これがどうにも不味くってねえ(涙)。私はちょっとだけ食べて止めました。いやあ、食材になってくれたお魚さんには申し訳なかったのだけれど、ほんと、不味いんだよ。こんなに不味いお刺身なんて、久しぶりに食べました。ちなみに、朝食の焼き魚も不味くて、食べる手が途中で止まっちゃったくらいさ。

 湘南の人間は、海の幸には、舌が肥えているからねえ(薄笑)。

 魚以外の料理も、ホテルの食事なのに、もやし料理とか、豆腐の煮た奴とか、ウインナーの炒めた奴とか、まあ家庭の節約料理の延長みたいなメニューばかり。それらがバイキング形式で提供されています。料理の質は全く期待できません、しかし量に関して言えば、バイキング形式ですから、いくらでも食する事ができるわけで「料理の味にはこだわらないけれど、料理の量は気になるなあ」という人向きの食事です。ま、体育会系の男子学生には喜ばれるかもしれないけれど、一般の方だと厳しいかもしれません。と言うわけで、食事に期待していると、絶対に怒り心頭になるだろうなあ(笑)。

 まあ、美味しいモノは、ホテルを出れば(ホテルは草津の中心地、湯畑にあります)、周囲にいくらでもあるので、そっちで食べて下さいってわけね。

 そうそう、食事には、料理の他に“飲み放題”が付いていました。生ビール・日本酒(冷)・ワイン(白&赤)・ハイボール・焼酎…ぐらいが付いていたと思うけれど、私が見ても分かるくらいに、お安い銘柄のお酒が並んでいました。これまた「酒の味にはこだわらないけれど、とりあえず酔っぱらえれば、それで良し」という人向きでした。

 で、普通、観光ホテルなら、高いお酒を嗜むべくバーとかがあるわけで、このホテルにもバーが二箇所ある…ことになってましたが、どちらも営業していませんでした。一軒はオープンスペースにあったので、ちょっと覗いてみたら、物置になってました。つまり、高い酒を楽しみたければ、ヨソに行きなさいってわけだ。

 とにかく、食事に関していえば、こんなものでしょう。何しろ激安旅行だからね。でも、ホテルの人たちは、みんな笑顔で親切だったのは、良い所だと思うよ。建物と食事がダメだったけれど、従業員の皆さんの笑顔と人懐っこい所に救われた気分でした。

 まあ、それにホテルがいくら安っぽくても、そこを一歩出れば、すぐ外は、本物の草津温泉なわけで、世界の観光地“草津”は、やっぱり面白かったよ。湯畑を見て「うひょー」と叫んで、西の河原に行って「うわー」と声を上げてきました。やっぱ、見知らぬ土地に行って、あれこれ見物するのは、面白いね。

 それと、ホテルは建物と食事はダメだったけれど、お湯はなかなか良かったよ。ホテルのお湯が良かったので、巡り湯をする気分にはなれませんでした。これは誉めておきます。とにかく、さすがに草津の湯。泉質がとにかく良いんです。草津温泉は温泉の東の横綱だと言われるけれど、実に納得。ザ・温泉って感じのお湯でございました。

 で、こんな激安な今回の旅行ですが、ここにお世話になりました。とにかく、あれこれあれこれダメな部分はたくさんあるけれど、とにかく、すっごく安いんです。ホテルに一泊(二食付き)で5500円/人、送迎バスが往復1500円/人。夫婦ふたりで1万5千円で一泊旅行が楽しめちゃう。ちなみにこの価格設定って、日帰りバスツアーよりも安価な価格設定なんですよ(大笑)。日帰り旅行よりも安い温泉一泊旅行って、一体なんなの?って感じです。

 あと、温泉は(当然)本物なので、お湯はすごく良いです。なので、旅行に行って、贅沢気分を味わいたい人には全く不向きだけれど「部屋がどんなボロくても、目をつぶってしまえば同じ。食事だって、お腹に収めてしまえば同じ。ただただお湯にこだわりたい」と思っている人には、案外いいかもね。これだけ安いと、気軽に何度もリピートできるので、湯治感覚でお出かけできます。実際、ポイントカードが発行されていて、何度もリピートしている人がいるみたいです。

 まあ、この激安旅行プラン、決して万人向けとは言えませんし、私もここをもう一度利用するかと言うと、今のところは何とも言えない気分だけれど、掛かった費用以上の価値はあったと思う。まあ、安ければ、安さを愉しめばいいわけだし、激安旅行にしては、良い旅だったと思うよ。なにしろ、日帰りバス旅行並の費用で、温泉一泊旅行ができるわけだから、贅沢言ったらバチが当たるというモンです。

 それにいくら激安旅行と言っても、上げ膳据え膳なわけで、日頃家事に追われている方々が、ほっと休憩できる事にはかわりありません。妻も、夕食後、まだ時間が早いにも関わらず、さっさと寝ちゃってましたからね。たっぷり休息が取れたようです。なかなか貴重な体験をしてきました。

 それにしても、湘南から草津は…遠いわあ。

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