ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2015年8月12日 (水)

私の好きな歌曲 その3 Amorosi miei giorni/私の愛の日々

 今回の「Amorosi miei giorni/私の愛の日々」とは、イタリアのドナウディという作曲家が書いた「古典様式による36のアリア」という歌曲集の中の一曲です。日本で発売されている「ドナウディ歌曲集」とは、この「古典様式による36のアリア」のことだったりします。ドナウディは、他にも多くの歌曲やオペラ、ピアノ曲などを書いたはずなんですが、私は全く見聞きしません。それくらい「古典様式による36のアリア」オンリーの作曲家なんですね。

 「古典様式~」とはナンジャラホイ?って感じですが、当時の声楽界では、パリゾッティによる「古典アリア集」が大ヒットしていたそうな。これは何かと尋ねたら、音楽学者であるイタリアのパリゾッティが、17~18世紀のイタリア・オペラや宗教曲のアリアをアンソロジー形式でまとめた楽譜集で、本当に当時の大ヒットだったそうです。どれくらいヒットしたのか言うと…今、日本で普通に買える「イタリア(古典)歌曲集」の楽譜ってのが、このパリゾッティの「古典アリア集」からの抜粋だったりするんですよ。そう、私たちが何気に歌っている「イタリア古典歌曲」ってのが、パリゾッティの「古典アリア集」らの曲だったりするわけです。昨日までご紹介してきた曲もすべて、パリゾッティの「古典アリア集」に入っている曲だったりするんですよ。

 まあ、それくらいパリゾッティの制作したアンソロジーは大ヒットしたわけです。

 大ヒット作品ですから、それなりの毀誉褒貶はあって、例えば「17~18世紀の作品と言いながら、19世紀的なアレンジがしてある」とか「作者の調査がいい加減」とか「パリゾッティの作品がまぎれている」とか言われていますが、やっぱり大ヒットするだけあって、良い歌曲集だと思います。

 蛇足ですが、ここに紛れ込ませたパリゾッティ自身の作品ってのが「Se tu m'ami/もし貴方が私を愛してくれて」です。なかなか良い曲ですよん(笑)。

 とにかく、今の日本でも元気いっぱいに歌われている曲がたくさん入った歌曲集ですから、当時の作曲家たちも、なんとかして「二匹目のドジョウ」を狙って頑張ったわけです。劇場型のAKB48の台頭以来、同じ劇場型のアイドルたちがたくさん生まれてきて…成功せずに大半が地下アイドルになっちゃったわけですが…そんなのと状況は同じかもしれません。とにかく、パリゾッティの後に続け! と当時の作曲家たちが頑張った中で、なんとか二匹目のドジョウになれたのが、ドナウディだったわけです。

 パリゾッティの「古典アリア集」が昔のアリアの発掘(&現代化)だったのに対して、ドナウディは「古典アリア風の新曲を作曲」する事で対抗したわけです。丸パクリではなく、自分なりの切り口で攻めていったわけです。成功者の勝ち馬に乗ろうとする後続者には必要な着眼点ですね。

 ドナウディは、まず最初に、いかにも17~18世紀風で、でも19世紀の新曲である、それっぽい曲を、12曲書いて出版したところ…これがヒットして、第二弾、第三弾と12曲ずつ書いて、それを「古典様式による36のアリア」としてまとめたのが、いわゆる「ドナウディ歌曲集」なんですね。

 で、今回私が紹介する「Amorosi miei giorni/私の愛の日々」ですが、たぶん、ドナウディの歌曲集の中では、あまり人気のない曲…かもしれません。多くの人は「O del mio amato ben/ああ愛する人の」とか「Vaghissima sembianza/かぎりなく優雅な絵姿」の方をご存知かもしれませんが、「Amorosi miei giorni/私の愛の日々」も実に良い曲なんですよ。聞いてみましょうね。

 今回の曲も歌曲ですから、誰が歌ってもいいのですが、歌詞の内容を考えて、男性歌手の歌唱にしてみました。今回は日本の井原義則さん(テノール)の歌唱です。中京地区でご活躍されている方で、大学の先生もなされているような方です。

 今回は、歌詞も和訳も動画の中で表示されますので、そちらをご覧ください。

 それにしても、ロマンチックな曲ですよね。ちっとも古典アリアっぽくないです(笑)。でも、当時はこんな曲でも古典っぽく感じられたんでしょうね。時代は変わるものです。本当の古典は、もっとサバサバしたドライで技巧的な曲が多いんですけれどね。

 ドナウディって素晴らしい曲を書きますよね。でも、この歌曲集以外は残っていないところを見ると、素のドナウディの作風って、たぶんつまらないんだと思います。この歌曲集の曲は、古典のスタイルを借りて書いたわけで、つまり彼個人の本来のスタイルとは別のスタイルで書いたわけですからね。

 お題をいただいて書けば良い物を書くけれど、自分の書きたいものを書きたいように書くと、全然ヒットしない…って、佐村河内守氏のゴーストライターを長年やっていた新垣隆さんのようなモノかね?

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