ひとこと

  •  本日、都会を歩いていたら、向こうから来た人とすれ違う時に、すごく汚らしいモノを見るようなガンを飛ばされた。で、その悪意を感じたので、相手を確認したら、タレントさんのような若くて美人さんだっただけに、なんかショック。ま、私は確かに美しい生物ではないけれど、そういう悪意を不躾にぶつけてくるのは、いくらなんでもヒドイと思いました。心が折れた、なんか立ち直れない(涙)。
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2015年6月 1日 (月)

メトのライブビューイングで『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』を見てきました

 本来なら、もっと早くアップすべきでしたが、発表会の記事を優先してしまったために…すでに映画館での上映は終了してしまいましたね、残念。まあ、今回見逃しても、お盆を終えた頃、アンコール上映が始まりますし、必ずそこで上映されるでしょうから、そちらで見てくださいって感じで、レビューを書きます。

 とにかく、今年のライブビューイングのトリの作品である『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』の二本立てを見てきました

 まずはデータ的な事を書きます。

 指揮は、ファビオ・ルイージ。演出は、デイヴィッド・マクヴィカー。この二人は、両作品に共通です。歌手の方は、主役テノールがマルセロ・アルヴァレスで、バリトンがジョージ・ギャグニッザで、この二人も共通です。あ、あと、合唱も共通ですね。

 まず最初に、マスカーニ作曲の『カヴァレリア・ルスティカーナ』のレビューから。

 主な配役は次の通りです。

 マルセロ・アルヴァレス(テノール:トゥリッドゥ)
 エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ソプラノ:サントゥッツァ)
 ジョージ・ギャグニッザ(バリトン:アルフィオ)

 まず、聞いて驚いたのが、主役のアルヴァレスの声も歌い方も、若い時のプラシド・ドミンゴを彷彿させるモノだった事。ビックリしちゃいました。最初は「コピーをしているのか…」と勘ぐった私ですが、もちろん、ドミンゴの歌を参考にはしているのでしょうが、しっかり自分の役にして歌っているので、単純にコピーをしているわけではなさそうです。それに、後日、冷静になって、ネットにアップされた今回のアルヴァレスの歌唱を聞いても、ドミンゴのコピーと言えないくらいにアルヴァレスの個性が発揮されていました。

 でも、劇場で見ていた時は、本当に「ドミンゴそっくりだなあ」って思ったものです。なぜなんでしょう? とにかく、私にとって、最高のテナーはプラシド・ドミンゴですから、彼を彷彿させる歌唱というのは、私にとって、最高の歌唱ってわけです。うむ、マルセロ・アルヴァレス、良いテノールなんでしょうね。好きになってしまうかもしれません。

 私は、アルヴァレスのデビュー当時のCDを持っていますし、愛聴していますが、この頃の彼の歌声は、それほど素晴らしいとは思わなかったものですが…人って、成長するんですね。

 演出は、舞台が暗くって、舞台装置も衣装もみな黒づくめです。悲劇ですから、これはこれでアリだと思いますが、シチリアの輝く太陽が、個人的には恋しくなりました。

 このオペラの最近よくある演出では、主役のメゾさん(この公演ではソプラノが歌っています)が、劇の最初から最後まで“出ずっぱり”というパターンが多いのですが、今回の演出も同じように、出ずっぱりでした。見ている側は、常にヒロインの視線で物語を見ることができますが、演ずる歌手さんは、結構しんどいでしょうね。まあ、全般的に演出そのものの癖は強いですが、分かりやすい演出だと思います。

 ソプラノのヴェストブルックの演技は、私好みでよかったです。よくDVDなどで見るサントゥッツァって、どれもこれもおどろおどろしくて(笑い)。サントゥッツァって若い娘のはずなのに、まるで鬼ばばあのようなキャラにされてしまう事のが多いのですが、それはやり過ぎって、いつも私は思っていたので、ヴェストブルクの演技は、その点、中庸的で良かったです。捨てられた女の恨みと、若い娘の持つ儚さが両立していたと思います。サントゥッツァという役はメゾソプラノで歌われる事が多いのですが、役柄の設定年齢を考えても、今回のようにソプラノ歌手に歌わせた方がいいんじゃないかって思いました。

 このカヴァレリア・ルスティカーナというオペラ、一般的には、一番有名な曲(いわゆる、キラーソング)が、演奏曲である間奏曲なんですよね。まあ、実際、良い曲だし、一般的に“カヴァレリア・ルスティカーナ”と言うと、この間奏曲の事を指すわけだし、この間奏曲のメロディーに歌詞をつけて「アヴェ・マリア」として歌われている事も、よく知っていますが…キラーソングは、他にもあるでしょ。

 …と言うか、この曲、名曲ぞろいの良いオペラだと思いますよ。メゾ(やソプラノ)の歌う「ママも知るとおり」や、テノールの歌う「おお、ローラ」や「お母さん、この酒は強いね」や「乾杯の歌」や、合唱団の歌う「オレンジの花は香り」なんて、どれもこれも最高でしょ? なのに、なぜ演奏曲が一番有名なの? いつもいつも疑問と不満を感じる私です。

 次は、レオンカヴァッロ作曲の『道化師』について。主な配役は以下のとおりです。

 マルセロ・アルヴァレス(テノール:カニオ)
 パトリシア・ラセット(ソプラノ:ネッダ)
 ジョージ・ギャグニッザ(バリオン:トニオ)
 ルーカス・ミーチャム (バリトン:シルヴィオ)

 こちらのアルヴァレスを見ても、やはりドミンゴを感じた私でした(笑)。冷静になって聞くと、やっぱり違うんですが、一体私の感性はどうなってしまったんでしょうね(笑)。

 こちらの演出は、カヴァレリアと同じ演出家による演出でしたが、カヴァレリアと比べるまでもなく、かなり具象性の高い演出で、とてもとても分かりやすい演出でした。黙役にコメディー系の俳優さんを起用しているし、ソプラノのラセットが芸達者という事もあって、第二幕の劇中劇は、なかなかの見応えがありました。ただ、彼女の体型はあまりにオペラ歌手で(笑)、劇中劇のコスチュームは、かなり見ていて厳しかったです。最近はオペラ歌手にも美貌が求められる時代ですからね。

 結論。オペラ歌手には男女問わず、ボディーラインを露わにするような衣装を身につけさせてはいけない。それだけで、作品の魅力が壊滅してしまいます(涙)。

 実際、このオペラ、ラセット以外にもボディーラインに難のある人が多くて、それが大きな傷になっていましたが、それを除けば、実に素晴らしい公演だったと思います。それだけに、衣装が残念なんだよなあ…。

 それにしても『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』の二本立てって、最強の組み合わせだよなあ。どちらも捨て曲のないオペラだし、テーマも(裏切った人間に男女の違いはあれ)不倫で共通しているし、オペラの雰囲気も割りと似ているし…。ほんと、双子のような作品だよね、これって。今シーズンの最後の最後が、これらの作品というのは、納得です。

 さて、来年のラインナップがすでに発表されていますので、転載しておきますね。

ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》
  指揮:マルコ・アルミリアート
  演出:デイヴィッド・マクヴィカー
  出演:アンナ・ネトレプコ(レオノーラ)
     ディミトリ・ホヴォロストフスキー(ルーナ伯爵)
     ヨンフン・リー(マンリーコ)
     ドローラ・ザジック(アズチェーナ)
     ステファン・コツァン(フェルランド)

ヴェルディ《オテロ》新演出
  指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
  演出:バートレット・シャー                              
  出演:アレクサンドルス・アントネンコ(オテロ)
     ジェリコ・ルチッチ(イアーゴ)
     ソニア・ヨンチェーヴァ(デスデーモナ)
     ディミトリー・ピタス(カッシオ)
     ギュンター・グロイスベック(ロドヴィーコ)

ワーグナー《タンホイザー》
  指揮:ジェイムズ・レヴァイン
  演出:オットー・シェンク
  出演:ヨハン・ボータ(タンホイザー)
     ペーター・マッテイ(ヴォルフラム)
     エヴァ=マリア・ヴェストブルック(エリーザベト)
     ミシェル・デ・ヤング(ヴェーヌス)
     ギュンター・グロイスベック(ヘルマン)

ベルク《ルル》新演出
  指揮:ジェイムズ・レヴァイン
  演出:ウィリアム・ケントリッジ
  出演:マルリース・ペーターセン(ルル)
     スーザン・グラハム(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
     ヨハン・ロイター(シェーン博士/切り裂きジャック)
     ダニエル・ブレンナ(アルヴァ)
     ポール・グローヴス(画家/黒人)

ビゼー《真珠採り》新演出
  指揮:ジャナンドレア・ノセダ
  演出:ペニー・ウールコック
  出演:ディアナ・ダムラウ(レイラ)
     マシュー・ポレンザーニ(ナディール)
     マリウシュ・クヴィエチェン(ズルガ)
     ニコラ・テステ(ヌーラバット)

プッチーニ《トゥーランドット》
  指揮:パオロ・カリニャーニ
  演出:フランコ・ゼフィレッリ
  出演:ニーナ・ステンメ(トゥーランドット)
     アニータ・ハーティッグ(リュー)
     マルコ・ベルティ(カラフ)
     アレクサンダー・ツィムバリュク(ティムール)

プッチーニ《マノン・レスコー》新演出
  指揮:ファビオ・ルイージ
  演出:リチャード・エア
  出演:クリスティーヌ・オポライス(マノン・レスコー)
     ヨナス・カウフマン(デ・グリュー)
     マッシモ・カヴァレッティ(レスコー)
     ブリンドリー・シェラット(ジェロント)

プッチーニ《蝶々夫人》
  指揮:カレル・マーク・シション
  演出:アンソニー・ミンゲラ
  出演:クリスティーヌ・オポライス(蝶々夫人)
     ロベルト・アラーニャ(ピンカートン)
     ドゥウェイン・クロフト(シャープレス)
     マリア・ジフチャック(スズキ)

ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》MET初演
  指揮:マウリツィオ・ベニーニ
  演出:デイヴィッド・マクヴィカー
  出演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー(エリザベッタ)
     エリーナ・ガランチャ(サラ)
     マシュー・ポレンザーニ(ロベルト)
     マリウシュ・クヴィエチェン(ノッティンガム公爵)

R・シュトラウス《エレクトラ》新演出
  指揮:エサ=ペッカ・サロネン
  演出:パトリス・シェロー
  出演:ニーナ・ステンメ(エレクトラ)
     ヴァルトラウト・マイヤー(クリソテミス)
     エイドリアン・ピエチョンカ(クリテムネストラ)
     ブルクハルト・ウルリヒ(エギスト)
     エリック・オーウェンズ(オレスト)

 メトのライブビューイングの公式ホームページはこちらです。来年も、なかなか楽しみなラインナップですね。私は…あれとあれとあれを見る予定です(笑)。

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コメント

>オペラ歌手には男女問わず、ボディーラインを露わにするような衣装を身につけさせてはいけない。それだけで、作品の魅力が壊滅してしまいます(涙)。

ホンマに最近のモダンな演出は困りものですよね。同感です。

おぷーさん

 最近の一部の演出における衣装は、全く歌手の事を考えず、結果として彼らを貶め、観客からオペラの感動を奪い取るものだと、私は思ってます。

 時代背景を現代に移すのはよくある演出方法ですが、これによって感動が深まる事はあまりありません。でも、衣装をすべて街なかで売っている既製服にできるために、経費が安くなる事は理解できます。

 オペラ演出をほとんどやらない、他分野の演出家を起用するのも、新たな顧客の開拓を目指しているからというのも分かりますが、オペラの約束事を知らないために、オペラのクオリティーを下げてしまうような演出すら、多々あります。

 そして、衣装です。本来、衣装というのは、出演者の体型的な欠点を覆い隠し、それで観客の注目を歌とか演技とかに集中させる役割を持っているはずなんですが…往々にして最近では、出演者の体系的な欠点を強調し、歌や演技から目をそらさせる結果となってしまう衣装もあります。

 全く、プロの仕事とは思えません。

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