ひとこと

  •  毎日毎日暑いですね。3年後の今頃は、東京でオリンピックをやっているわけなんだけれど、こんなに暑い中でオリンピックなんてやってい良いのかな? 特に野外でやる種目は、選手はもちろん、観客の健康だって心配です。マラソン…死人は出ないか? マジで心配です。日本の夏の昼間に野外スポーツなんて、そんなクレイジーな事は高校野球だけで十分でしょ? アメリカのテレビ局の都合(番組改編期にオリンピックの中継をやりたいだけなんです)でオリンピックの開催時期が決まるんだけれど、日本の東京でオリンピックをやるなら、本当は5~6月あたりの、花粉症が終わったあたりの春が気候的には良いよね。夏は暑すぎるし、秋は台風とかゲリラ豪雨とかがあるし、冬は寒すぎるからね。まあ、日本の都合とか、選手や観客の健康なんて、アメリカのテレビ局には関係ないから、やっぱり真夏の東京でオリンピックをやるんだろうね。
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2015年5月20日 (水)

休符の歌い方は…歌に感情を入れる事で解決です

 声楽のレッスンの続きです。

 まずは発声練習からでしたが、今回は徹底的に腹筋を使って歌う練習をしました。やり方としては、ノドを開けっ放しにして「ヒヒヒ~」と歌っていきます。ノドは開けっ放しにして腹筋で歌い、最後の最後(の高音)でやっとノドを閉じて歌う…と言うか、ノドを閉じて歌わなければならなくなったら、そこが高音の限界になるので、なるべくノドを閉じずに、できるだけ高音を歌えるようにするという練習をしました。そのためにも、声はなるべく上に持っていくわけです。下に落とすのは厳禁ですし、前に持っていくのも、今の段階ではダメ。とにかく、声は上に上に…です。

 さて、モーツァルト作曲の歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」のアリア、「Un'aura amorosa/恋のそよ風」です。

 だいたい歌える事が分かったので、より楽に美しい声で歌えるようになるためのレッスンをしましょう…って事で、こめかみを開けて、声を回して歌う練習をしました。

 こめかみを開ける? はい、こめかみって開くんですよ。もちろん、日常生活の動作で、こめかみを開けるという動作はしないので、普通の人はできなくて当然なんですが、こめかみって開くんですよ(笑)。驚きました。それこそ“嘔吐”のフォームを取ると、どなたでもこめかみが開くので、それでこめかみが開いた事を確認できます。

 声を回すとは…具体的には、横隔膜付近をグっと上に引っ張りつつ、背筋を外側に膨張させていく動きの事です。つまり「声を回す」とは「体幹をたっぷり使って歌え」とほぼ同義になると思います。

 こめかみを開いて歌うと高音がより楽に歌えるし、声を回して歌うと体力の温存ができる…そうなんですね。だから、この2つを守って歌えば、たかが高音ラくらいなら、サラっと歌えるはず…なんだそうです(そうなの?)。

 少なくとも私の場合は、こめかみを開いて歌った方が、格段に音程が良くなるんだそうです。へえ、そうなんだ。なので、常にこめかみを開く事を意識して歌うと良いのだそうです。

 それと“テノール的な頑張り”はモーツァルトでは決して使わないように言われました。ヴェリズモオペラとモーツァルトでは歌唱スタイルが違うわけで、絶対に絶対に“テノール的な頑張り”は使っちゃダメなんだそうです。“テノール的な頑張り”を使えば、HI-Cの発声ができるようになるかもしれないけれど、決してモーツァルトを歌えるようにはならないので、モーツァルトを歌う時は、逆に“なるべく頑張らないように歌う”事が大切なんだそうです。ううむ、難しいね。

 さて、次はドニゼッティ作曲の二重唱、「Caro Elisir! Sei Mio!/素晴らしい妙薬」のレッスンです。歌劇「愛の妙薬」の中の曲ですね。

 この曲も歌える事が分かったので、どうやって休符を処理していくかの練習をしました。休符は感情表現なんだそうです。だから、どう休符を処理していくかは、どんな感情表現をしていくかと同義であり、どんな感情表現をするのかは、どんな演技をするのかと密接な関係があるわけで…つまり、どんな演技プランを立てているかで、休符の歌い方が変わってくるわけです。

 ひとまず、軽く(演奏会形式程度の)演技をつけて歌ってみました。こんな事だけでも、歌はコロっと変わるわけです。で、私の歌がコロっと変わったそうです。で、先生がビックリして「何があったの?」と聞いてきました。

 私は「先週、K先生の歌を聞いたから…」と答えたら「まさか!」とあっさり否定。いやあ、相手が先生と言えども友人だとバッサリだなあ…。妻が「先日、ロランド・ヴィラゾンの『愛の妙薬』を見まして…」と答えたら「それだ!」と合点です。ちなみに私が見た“ヴィラゾンの『愛の妙薬』”とは、これなんですが…

 これ、とても面白いし、歌唱的にも素晴らしいDVDなんですが、一般的にはあまりお薦めできないDVDですので、注意してくださいね。なにしろ、これ、日本語字幕ありませんから(笑)。おまけに舞台設定が現代の映画スタジオになってますし、愛の妙薬はワインではなくバーボンですから(大笑)。とっても面白い上演だけれど、手だれたペラゴロ向けの上演なんです。ちなみに私はNHKのBSで深夜に放送したのを録画して見ました(さすがに日本語字幕無しはキツイよね)。

 まあ、ヴィラゾンをコピーしたわけではありませんが、二重唱が歌われるシチュエーションなどが、理屈抜きで分かったのが良かったのかもしれません。なにしろ、ヴィラゾンの演技は、コミカルと言うか、ドタバタ喜劇っぽくって、極端で、すごく分かりやすかったんですよ。

 というわけで、休符もそれなりに歌えるようになったので、後はきれいなハモリを作るために、細かな合わせ部分の音程の確認をしました。

 それにしても、モーツァルトで高音Aを連発しているせいか、二重唱で出てくるGのロングトーンなんて、全然難しくないですね(余裕余裕)。

 本番である発表会がドンドン近づいてきました。後は…健康管理かな。なにしろ、昨年は、間際になって、歌えないぐらいにノドを腫らしてしまいましたからね。それでも歌ったわけだけれど、いやあ、やっぱりアレは辛かったです。今年は、昨年の分も含めて、リベンジをしてやるつもりです。

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