ひとこと

  •  現在、テレビ東京系で再放送されている「けものフレンズ」が、とっても楽しい。幼児向けアニメのような体裁を取りながら、何気に考えさせられてしまう事ばかり。毎朝放送しているので、すでに半分以上の放送も終わり、来週の頭にはすべて放送されて終了してしまうわけのが残念だけれどね。アニメの前に放送している「おえかき動物図鑑」から見ているのだけれど、さすがに妻に呆れられています。

お知らせ

  • ●F門下&Y門下合同発表会は、2017年9月9日(土)に行われます。●13時開場、13時30分開演です。●場所は、神奈川県の鶴見区民文化センターサルビアホールの音楽ホールです。JR京浜東北線鶴見駅、あるいは京急鶴見駅のすぐそばのホールです。●私は、後半(第2部)の2番目に二重唱「私は貞淑な人妻」を歌い、9番目で「おお祖国よ(ダニロ登場の歌)」[マキシムの歌です]を歌って、11番目に二重唱「愛のワルツ」[メリー・ウィドウ・ワルツです]を歌う予定です。●私自身は発表会の後半~終盤にかけて歌いますが、今回のホールは小さい(100席程度)のため、入場には整理券が必要となりました…と言うか、今回、会場が小さいのに出演者が多く、その人達が直接誘う家族や友人の数も自然と増えてしまい、すでに用意した整理券の大半がはけてしまいました。そのため、外部の方が見に来られる余裕がなくなってしまいました。私のリアルな知り合いの方は、おっしゃっていただければ、若干残っている入場整理券を差し上げますので、ご連絡ください。●会場に来られない方々も、ぜひぜひ遠くの空から応援よろしくお願いします。
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2015年4月13日 (月)

音痴は指導者の責任です

 音痴とは、歌う際に、音程がうまく取れない人の事を指します。

 音痴の人は現実にいます。

 脳の病気による音痴の人もいますが、それは音痴の中ではごくごく少数で、音痴の大部分は健康で音楽好きな人ばかりです。

 彼らが音痴である原因は、どこにあるのでしょうか? 

 よく言われる「音感の無さ」ではありません。少なくとも、音楽ファンであって、音楽を楽しんでいる人なら、音楽を聞き分ける能力があるわけです。音楽を聞き分ける能力があるのに「音感はありません」なんて、おかしいでしょ? もちろん、音感と呼ばれる感覚には、人によって鋭敏さが異なるわけだけれど、普通に音楽が楽しめる人ならば、少なくともインプット系の音痴ではないわけです。

 それなのに、歌うと音痴であるという人は、少なからず存在します。そういう人は、音楽が楽しめるのに、歌うとダメなのですから、アウトプット系の音痴であると言えるし、現実社会で音痴のレッテルを貼られている人って、このアウトプット系の音痴の人です。つまり「分かっちゃいるけれど、正しい音程で歌えない」ってパターンの人が大多数なんです。

 そもそも、インプットもアウトプットもダメという、ジャイアンのような音痴の人って、音痴の自覚が無いので、自分が音痴だって悩むことすらないものねえ(笑)。

 さて「分かっちゃいるけれど、正しい音程で歌えない」のは、何故でしょうか?

 世の中の多くの人は、音が分かれば正しい音程で歌えるようです。簡単に言っちゃえば、耳コピが出来るのが、普通なんです。流行歌なんて、いちいち楽譜を見て、音を取らないと歌えない…なんて人はいませんよね。たいてい、曲を耳で聞きかじって覚えて、それでカラオケに行って歌う…で全然普通に歌えるわけです。

 でも、何割かの人は、音が分かっていても、その通りには歌えません。曲を耳コピする事ができません。流行歌を楽しむ事はできるのに、それをカラオケで歌う事ができません。
 そういう人って、はっきり言っちゃえば、不器用なんです。それが音痴の正体です。歌に限らず、世の中には不器用な人ってのは、それなりにいるわけですから、そういう意味では、別に音痴って珍しい存在ではないのです。

 音痴の人は、不器用であっても、未熟とは違います。未熟な人ならば、曲を聞きかじれば、声そのものは何とも薄っぺらで、発声そのものは稚拙であっても、正しい音程で歌えます。よく楽器経験はあっても声楽経験の無い人の歌う歌をイメージしてもらえば簡単に想像できます。そして未熟な人ならば、経験を積み重ねて熟していけば、やがてきちんときれいな声で歌えるようになります。

 でも不器用な人は、ただ漠然と経験を積み重ねても、それらが整理されず、単純に不器用さを固定させるだけになってしまう事もあります。つまり、熱心に練習をしても、下手さを強調し、その下手さをしっかりと身につけて、却って余計に下手になってしまう事すらありえます。結果、ますます音痴に拍車がかかってしまうわけです。

 だから独学、あるいは師事する指導者のいない人が音痴なのは、仕方ないのです。

 問題は、指導者の元で学んでいるにも関わらず、音痴な人…いますよね。声楽の発表会などで、声楽を習っているにも関わらず、最初っから最後まで音程外しっぱなしで歌っている人。こういう人って、実にかわいそうだと私は思います。と言うのも、これって本人の責任ではなく、ほぼ100%、指導者の責任だと私は思ってます。

 実は音痴って、簡単に改善できます。それなのに、それが改善されていないと言うのは、その人が学んでいる指導者が、単純に無能であるというだけの話です。その人にとっては、お金をドブに捨てているのと同じような事なんです。

 と言うのも、音痴って、発声方法が間違っているだけなんです。だから、正しい発声方法を身に付ければ、音痴は簡単に治ります。音痴に音感なんて、全然関係ないですし、聴音やソルフェージュを学んだからと言って、音痴が治るわけではないのです。音痴に効くのは、正しい発声法の習得だけです。

 だって、いわゆる音痴って、アウトプット系の音痴が大半なんです。アウトプットに問題があるなら、そのアウトプットの部分を正せばいいだけなんです。つまり、音痴な人は、正しい発声方法を習得すれば済むだけの話なんです。

 その正しい発声方法を生徒に教えるのが指導者の本務なわけです。だから、門下生/生徒/教え子の中に音痴がいたなら、その指導者が単純に無能なだけなんです。あるいは、能力があるけれど、不誠実な指導者だというだけの話なんです。

 歌なんて、最初は誰でも下手なんです。下手だから習いにいくわけです。だから、発表会などで歌の下手な人が歌っているのは、別に問題ありません。ただ、発表会なんて毎年のようにやっているのが普通ですが、何年だっても下手くそで進歩の見られない生徒さんを多く抱えている先生は、おそらく無能です。あるいは不誠実な人です。

 あるいは、数年に渡って歌を習い続けているのに、一向に上達した感覚が得られないなら、やはりその人を指導している先生に問題があると思います。

 人は未熟であっても、正しい発声方法で歌っている限り、その人が持っている音域の範囲内ならば、音痴になりようがありません。だって、音痴ってのは、歌っている本人にとっても不快な状態ですからね。きちんとした発声方法が身についていれば、無意識に快適な音程で歌い直しますから、音痴になりようがないのです。

 なので、音痴で悩んでいる人がいるならば、その人は音感訓練をするのではなく、正しい発声方法をきちんと指導してくれる先生に代えることが急務です。人生は短いのです。無能な先生の元で学んで、人生を無駄にしてはいけないのです。

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