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2015年4月 1日 (水)

高音は、自然体で歌えば、必ず出るもの

 声楽のレッスンに行ってきました。今回のレッスンは、いつも一緒にレッスンに行っている妻が野暮用のため欠席。なので、私一人でみっちりとレッスンを受けたわけです。

 いつものようにタクシーを飛ばしてレッスンに行ったわけですが、今回は途中で妻をピックアップするというミッションが無かったためか、レッスン時刻よりもだいぶ早く先生のお宅に到着してしまいました。まあ、早めに先生のお宅に行っても良かったのですが、あまりにも早すぎたので、ちょっと近所を散歩してみました。まあ、散歩と言っても、周囲は田んぼしかないんですけれどね(笑)。

 で、ぐるりと周囲を一回りしてからお教室に行きました。

 まずレッスンの最初に、色々と連絡事項を受けました。ピアノ合わせの日時の確認とか、発表会当日の動きとか、そんな感じです。ちなみにピアノ合わせは2回行うのですが、それぞれが普段のレッスン時間程度もあるので、単なるピアノ合わせと言うよりも、ピアニストを交えた最終確認レッスンって感じになるんだろうと思います。場所はいつものお宅ではなく、横浜の本宅の方のレッスン室で行います。

 発表会当日は、本番リハーサルがあるのは当然として、今回は声出し部屋も用意されるようなんですが…声出し部屋なんて、どうやって使えばいいんだろ? まあ、本番直前の二重唱の掛け合いのチェックぐらいはできるかな? まあ、少し考えておくことにします。

 連絡事項が済んだら、さっそくレッスンです。今回は、発声練習はそこそこに、すぐにレチタティーヴォの練習に入りました。レチタティーヴォ…そうです、ドニゼッティ作曲の「愛の妙薬」の二重唱「Caro Elisir! Sei Mio!/素晴らしい妙薬」の前半部にたっぷりあるレチタティーヴォの部分です。あそこ、難しいんですよ。

 もちろん、難しいと言って、手をこまねいている私ではありません。歌詞をリズム読みするなどの練習は、それなりにしてあります。まずは読めないと話になりませんからね。

 レッスンの内容は…おかしな所を一つ一つ潰していく…それだけの地味なレッスンでした。イタリア語としておかしな所、音楽的におかしな所、それらを一つ一つ丁寧にチェックして潰していったのです。

 今回、特に力を入れてチェックしたのは、発声のおかしな所。高音に跳躍する時の発声が、私の場合、大抵ダメなので、そこらへんを集中的に手直しされました。

 レチタティーヴォは歌だけれど語りなんです。だから、聞いていて自然な口調で歌われなければいけません。しかし、音楽だから音程があるわけだし、その音程も結構高いところまで使われています。そんな高い音程のところを、音が高いからと言って、苦しげに歌ったり、声を張り上げて歌ってはいけません。そこが高音のソであれ、ラであれ、自然に発声しないとレチタティーヴォにならないわけです。

 じゃあどーするのか? そこで発声テクニックがチェックされるわけです。苦しげでなく、他の中音域の声と同じような感じで高音域を歌わないといけないのです。そのためには、まず高音であっても、高音と意識しちゃいけないのです。歌い手が「ああ、次は高音だ」と意識してしまうと、それが声に現れて、聴き手に悟られます。そうであってはいけないので、高音であっても高音と意識せずに/させずに、サラっと歌わないといけないのです。

 気合とか根性とかとは、真逆ですね。自然体で、平常心で高音を出すわけです。

 とにかく、何も特別な事はしないで、中低音を発声するのと、全く同じ要領で、高音を出すわけです。これって、勇気が入りますよね。

 結局、これができるかどうかは、その人のノドにかかっているわけです。ノドにかかっている…と言っても、性能が良いとか、才能があるとか、そういう意味ではなく、その音域にふさわしいノドを持っているかどうかって事です。つまり、バリトンのノドを持っている人だと、何をどうやろうとできませんが、テノールのノドを持っている人なら、いとも簡単にできる…とか、そういう事なわけです。

 うひゃー。つまり、努力ではなく、持って生まれたノドで勝負ってわけです。

 で、やってみました。できました(笑)。いやむしろ、気合とか根性とかで高音を出そうとするよりも、簡単かもしれません(大笑)。

 結局、高音なんて、出せば出るんです。それがテノールなんです。それなのに、気合とか根性とか、そういうものを介在させると、却って出せなくなるんです。

 気合とか根性とかを使うと、ノドがフタされます。ノドがフタされたら、歌えませんし、しゃべれません。私たち人間は、自然にしていたら、ノドにフタされるような事態にはなりません。だから、歌う時に、気合とか根性とかを使ってはいけないのです。むしろ、自然にのびのびとした状態で歌えばいいんです。そうすると、ノドにフタはされません。

 いや、ノドにフタされない…だけでは足りないのです。きちんとノドが開いたまま、そこに息と声が通らないといけません。それが出来ると、楽に高音が出せるわけです。問題があるとすると、ある一定以上の高音を出そうとすると、ファルセットになりがちだという事です。ファルセットでも良い箇所はファルセットで歌ってもいいのだけれど、そうでないところは、ファルセットにせずに実声のまま高音を発声しないといけません。それはそれでテクニックがいるのだけれど、そのテクニックは少なくとも、気合とか根性とは別次元のテクニックなんです。

 ひとまず、高音であっても、高音と意識せずに、中低音と同じ発声方法を用いる事で、レチタティーヴォで使われる高音の発声を無事にクリアした私でした。

 めでたし、めでたし。

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